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はじめに 本県における平成 25 年のイチゴ作付面積は 22ha 出荷量 6,33t 産出額 72 億円と 県産野菜の中でも上位で果実類の少ない冬の主力であり 生産振興を図る上で重要品目に位置づけられています 千葉県は 大消費地と隣接しており 春には東京湾アクアライン等を利用して 菜の花 イチゴ を

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Academic year: 2021

シェア "はじめに 本県における平成 25 年のイチゴ作付面積は 22ha 出荷量 6,33t 産出額 72 億円と 県産野菜の中でも上位で果実類の少ない冬の主力であり 生産振興を図る上で重要品目に位置づけられています 千葉県は 大消費地と隣接しており 春には東京湾アクアライン等を利用して 菜の花 イチゴ を"

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イチゴ新品種「千葉S4号」の栽培マニュアル

千葉県農林水産技術会議

農林水産技術会議 技 術 指 導 資 料 平成 28 年 3 月

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は じ め に

本県における平成 25 年のイチゴ作付面積は 220ha、出荷量 6,330t、産出

額 72 億円と、県産野菜の中でも上位で果実類の少ない冬の主力であり、生

産振興を図る上で重要品目に位置づけられています。

千葉県は、大消費地と隣接しており、春には東京湾アクアライン等を利

用して、

「菜の花」

「イチゴ」を求めて訪れる観光客が多いため、市場出荷

に加えて観光直売も盛んとなっています。これまで、県内産地の要望に応

えるため、

「麗光」

「ふさの香」などを育成・発表してまいりましたが、千

葉県オリジナルの大果系品種の育成が望まれていました。このたび、この

要望に応える形で千葉県農林総合研究センター育成の「千葉S4号」を品

種登録いたしました。

「千葉S4号」は、大果で果形・果色に優れ、良食味であり、主要病害で

あるうどんこ病に対して抵抗性を有しています。また、観光直売での需要

が増加している3月以降の収量が多いという利点もあります。

生産者・関係団体が一丸となってこの新品種の普及を図り、

「千葉S4号」

の特性を十分引き出し、大果でおいしいイチゴを生産するために、この栽

培普及資料を発行することといたしました。

本書が、

「千葉S4号」の栽培普及を進める上で、農業関係技術者の指導

のよりどころとして活用いただければ幸いです。

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目次

Ⅰ「千葉S4号」の育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1 育成過程 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 形態特性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3 花芽分化・開花特性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4 収量特性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 5 果実特性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 6 病害特性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 Ⅱ「千葉S4号」の栽培方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 1 作型別栽培歴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 2 栽培技術の要点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 3 栽培技術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (1) ポット育苗 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (2) 高冷地育苗 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 (3) 夜冷短日処理・間欠冷蔵処理 ・・・・・・・・・・・・・・・9 (4) 本圃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

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-Ⅰ 「千葉 S4 号」の 育成

1 育 成 過 程 大 果 、良 食 味 で 主 要 病 害 に 抵 抗 性 を も つ 促 成 栽 培 向 け イ チ ゴ 品 種 を 目 標 に 育 種 を 行 っ た ( 図 1 )。 「 み つ る 」と「 章 姫 」を 交 配 、選 抜 し て 得 ら れ た 大 果 、多 収 系 統「 96- 15」と 、 う ど ん こ 病 抵 抗 性 を も つ 栃 木 県 育 成 品 種 「 栃 の 峰 」 を 平 成 13 年 に 交 配 し た 。 そ こ か ら 得 ら れ た 系 統 を 自 殖 、 選 抜 し 平 成 15 年 に う ど ん こ 病 抵 抗 性 を も つ 「 02- 19」 を 育 成 し た 。 平 成 17 年 に 「 02- 19」 と 良 食 味 で 日 持 ち 性 に 優 れ た 品 種 「 と ち お と め 」を 交 配 し 、1,198 株 の 実 生 株 を 得 た 。こ れ ら の 系 統 に つ い て 、平 成 20 年 か ら 平 成 24 年 に 収 量 や 糖 度 な ど の 果 実 品 質 、 う ど ん こ 病 抵 抗 性 を 調 査 し て 1 系 統 を 選 抜 し た 。場 内 試 験 や 現 地 試 験 の 結 果 か ら 選 抜 系 統 が 育 種 目 標 に か な っ た と 認 め ら れ た た め 育 成 を 完 了 し た 。 平 成 25 年 1 月 に 「 千 葉 S 4 号 」 と し て 品 種 登 録 出 願 し 、 平 成 27 年 8 月 に 品 種 登 録 さ れ た 。( 登 録 番 号 第 24428 号 ) 図 1 「 千 葉 S 4 号 」 の 育 成 図 2 形 態 特 性 草 姿 は 開 帳 性 で 、 分 げ つ の 多 少 は 中 程 度 、 ラ ン ナ ー の 発 生 数 は 中 程 度 で あ る 。 葉 色 は 濃 緑 色 で 光 沢 が あ る 。 頂 小 葉 は 大 き い ( 表 1 )。 草 高 は 「 と ち お と め 」 及 び 「 ふ さ の 香 」 よ り 高 い ( 表 2 )。 葉 柄 長 は 「 と ち お と め 」及 び「 ふ さ の 香 」と 比 較 し て ほ ぼ 同 等 、頂 小 葉 の 縦 横 比 は「 ふ さ の 香 」よ り 小 さ く 縦 長 で あ る 。 休 眠 打 破 に 必 要 な 5 ℃ 以 下 の 低 温 遭 遇 時 間 は 340 時 間 以 上 で あ る 。 表 1 形 態 特 性 みつる 96-15 章姫 01-116 02-19 栃の峰 (うどんこ病抵抗性) 千葉S4号 とちおとめ (良食味、硬果実) 平成8年 平成13年 平成14年 平成15年 平成17年 平成20年~24年 平成27年 交配 交配 自殖 選抜 交配 特性調査、選抜 品種登録 品種 形質 草姿 開帳性 中間 中間 分げつの多少 中 中 中 ランナー発生数 中 中 やや少ない 葉表面の色 濃緑 濃緑 緑 葉表面の凹凸 中 中 中 表面の光沢 中 弱 弱 頂小葉の大きさ 大 大 中 千葉S4号 とちおとめ ふさの香

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2 -表 2 草 高 、 葉 柄 長 お よ び 頂 小 葉 縦 横 注 1 ) 試 験 規 模 : 1 区 1 0 株 3 反 復 2 ) 定 植 日 : 2 01 2 年 9 月 2 0 日 調 査 日 : 2 0 1 3 年 2 月 2 7 日 3 ) 草 高 : 地 表 面 か ら 株 の 最 も 高 い 位 置 ま で の 高 さ 4 ) 葉 柄 長 : 株 元 か ら 最 も 長 い 葉 柄 の 頂 小 葉 の 基 部 ま で の 高 さ 5 )頂 小 葉 縦 横 比 :頂 小 葉 の 縦 、横 の 長 さ を 測 定 し 、 横 / 縦 の 比 率 3 花 芽 分 化 ・ 開 花 特 性 検 鏡 に よ る 花 芽 発 育 ス テ ー ジ の 違 い を 表 3 に 示 し た 。「 千 葉 S 4 号 」は「 と ち お と め 」 と 比 べ て 花 芽 分 化 が 遅 い 傾 向 に あ り 、 全 て の 株 が 分 化 す る の は 9 月 25 日 頃 で あ る ( 表 3 )。 開 花 始 は 11 月 中 旬 、 収 穫 始 は 12 月 下 旬 で 「 と ち お と め 」 及 び 「 ふ さ の 香 」 よ り 開 花 始 、 収 穫 始 と も に や や 遅 い ( 表 4 )。 表 3 花 芽 発 育 ス テ ー ジ 表 4 開 花 始 及 び 収 穫 始 4 収 量 特 性 株 あ た り 収 穫 果 数 は 17.3 果 で「 と ち お と め 」「 ふ さ の 香 」よ り 少 な い( 表 5 )。 平 均 1 果 重 は 21.9g で「 と ち お と め 」、「 ふ さ の 香 」よ り 重 い 大 果 品 種 で あ る( 写 真 1 ,2 )。 株 あ た り 収 量 は 379.5g で 「 と ち お と め 」 と 同 等 で あ る 。 表 5 総 収 量 と 平 均 1 果 重 1 2 3 4 5 6 7 8 9 9月12日 5 1 0 0 0 0 0 0 0 9月19日 1 3 1 0 1 0 0 0 0 9月26日 0 2 3 0 1 0 0 0 0 9月12日 0 0 1 5 0 0 0 0 0 9月19日 0 1 1 2 2 0 0 0 0 9月26日 0 0 0 1 1 1 2 1 0 注1)試験規模:1区6株反復無し  2)採苗日:平成24年7月30日  3)育苗:9cm径ポリポット,窒素成分100mg/ポット   (エコロング424-40)  4)花芽発育ステージ:1 未分化,2 分化初期,3 分   化期,4 花房分化期,5 がく片初生期, 6 がく片   形成期,7 花弁形成期,8 雄ずい形成期,9 雌ずい   形成期 品種 検鏡日 花芽発育ステージ(株) 千葉S4号 とちおとめ 品種・系統 開花始 収穫始 千葉S4号 11月12日 12月19日 とちおとめ 10月27日 11月27日 ふさの香 10月22日 11月22日 注)定 植日:平成23年9月21日   試 験規模:1区 12株3反復 1果重 (果/株) (g/株) (g) 千葉S4号 17.3 379.5 21.9 とちおとめ 28.6 383.4 13.4 ふさの香 32.2 427.9 13.3 注)試験規模:1区16株 3反復   調査期間:平成22年11月25日~平成23年3月28日  週2回 品種・系統 総収量 草高 葉柄長 頂小葉縦横比 (cm) (cm) (横/縦) 千葉S4号 11.0 8.9 0.81 とちおとめ 6.8 7.2 0.85 ふさの香 7.4 9.7 0.90 品種

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3 -5 果 実 特 性 果 実 は 縦 長 で 、果 形 は 円 錐 形( 表 6 )。果 皮 色 は「 と ち お と め 」よ り 濃 い 濃 赤 色 で あ り 、 が く は 「 と ち お と め 」 よ り 大 き く 特 に 頂 果 で 大 き い 。 果 肉 の 色 は 橙 赤 色 で 空 洞 果 は 少 な く 、 多 果 汁 質 の 良 食 味 品 種 で あ る 。 平 成 24 年 度 の 果 実 糖 度 の 推 移 を 図 2 に 示 し た 。「 と ち お と め 」 及 び 「 ふ さ の 香 」 と 同 様 に 1 月 18 日 で Brix が 最 も 高 く 13.8 で あ っ た 。3 月 中 旬 か ら 4 月 中 旬 ま で は 糖 度 が 下 が る 傾 向 に あ っ た が 、 4 月 中 旬 以 降 は 戻 り Brix10 以 上 で あ っ た 。 平 成 24 年 度 の 果 実 酸 度 の 推 移 を 図 3 に 示 し た 。p H は 調 査 期 間 を 通 し て「 と ち お と め 」 及 び 「 ふ さ の 香 」 よ り も 低 く 、 両 品 種 よ り も や や 酸 味 が 強 い 。 そ の た め 、 甘 さ と と も に ほ ど よ い 酸 味 が 感 じ ら れ る 。 平 成 23 年 度 の 果 実 硬 度 の 推 移 を 図 4 に 示 し た 。硬 度 は 1 月 、2 月 は 4.0 ニ ュ ー ト ン 以 上 で あ っ た が 、3 月 以 降 低 下 し 4 月 25 日 で は 2.7 ニ ュ ー ト ン で あ っ た 。こ れ に 対 し て 、 日 持 ち 性 が 良 い と さ れ て い る 市 場 向 け 主 要 品 種 「 と ち お と め 」 の 硬 度 は 2 月 8 日 の 5.9 ニ ュ ー ト ン が 最 も 高 く 、3 月 11 日 ま で は 4.0 ニ ュ ー ト ン 以 上 で あ っ た 。 し か し 、「 と ち お と め 」も 3 月 28 日 に は 4.0 ニ ュ ー ト ン を 下 回 り 、4 月 25 日 は「 千 葉 S 4 号 」 と 同 程 度 の 3.1 ニ ュ ー ト ン に 低 下 し た 。 3 月 下 旬 以 降 は 「 千 葉 S 4 号 」 も 「 と ち お と め 」 と 同 様 に 果 実 硬 度 が 低 下 す る た め 、 収 穫 及 び 出 荷 時 の 取 り 扱 い に 注 意 が 必 要 で あ る 。 とちおとめ 千葉S4号 写真1 果実の形状 写真2 「千葉S4号」果実の断面

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4 -表 6 果 実 特 性 図 2 糖 度 の 推 移 注 ) 定 植 日 : 平 成 2 4 年 9 月 2 0 日 、 調 査 期 間 : 平 成 2 4 年 1 2 月 2 1 日 ~ 平 成 2 5 年 4 月 2 5 日 、 週 2 回 各 品 種 3 果 を 抽 出 し て デ ジ タ ル 屈 折 糖 度 計 で 測 定 図 3 pH の 推 移 注 1 ) 定 植 日 :平 成 2 4 年 9 月 2 0 日 、 調 査 期 間 : 平 成 2 5 年 1 月 1 8 日 ~ 4 月 2 5 日 抽 出 液 を 5 0 倍 に 希 釈 し 、 p H メ ー タ ー で 測 定 注 2 ) p H が 低 い ほ ど 酸 味 は 増 す 品種 形質 果実の大きさ やや極大 大 中 果実の縦横比 縦長 縦長 同等 果実の形 円錐形 円錐形 円錐形 果皮色 濃赤 赤 赤 そう果の落ち込み 落ち込む 落ち込む 落ち込む 果実の硬さ 硬 極硬 中 果肉の色 橙赤 橙赤 橙赤 季性 一季成り 一季成り 一季成り 可溶性固形物含量 やや極高 極高 極高 千葉S4号 とちおとめ ふさの香 6 7 8 9 10 11 12 13 14 12/21 1/18 2/8 2/22 3/8 3/22 4/8 4/18 糖 度 ( Br i x) 調査日 千葉S4号 とちおとめ ふさの香 3.0 3.2 3.4 3.6 3.8 4.0 4.2 4.4 1/18 2/1 2/15 3/8 3/28 4/8 4/18 p H 調査日 千葉S4号 とちおとめ ふさの香

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5 -図 4 硬 度 の 推 移 注 1 ) 定 植 日 :平 成 2 3 年 9 月 2 1 日 調 査 期 間 : 平 成 2 4 年 1 月 1 1 日 ~ 4 月 2 5 日 赤 道 部 分 の 相 対 す る 2 か 所 の 硬 度 を 直 径 5 mm の プ ラ ン ジ ャ ー を 用 い て 硬 度 計 で 測 定 2 ) ニ ュ ー ト ン ( N ): 1 N = 0 . 1 01 9 7 1 6 2 1 29 7 7 9 k g f 数 値 が 大 き い ほ ど 硬 い 6 病 害 特 性 イ チ ゴ の 主 要 病 害 で あ る う ど ん こ 病 に つ い て 、果 実 に よ る 検 定 結 果 を 表 7 に 示 し た 。発 病 果 率 は 抵 抗 性 品 種「 ふ さ の 香 」と 同 程 度 で あ り 、う ど ん こ 病 に 対 し て 抵 抗 性 を 有 し て い る 。 萎 黄 病 の 接 種 試 験 結 果 を 表 8 に 示 し た 。発 病 度 は 感 受 性 品 種「 と ち お と め 」「 宝 交 早 生 」 と 同 程 度 で 、 萎 黄 病 に 対 し て 感 受 性 で あ る 。 表 7 うどんこ病の検定結果 表 8 萎 黄 病 の 検 定 結 果 供試株数 発病株率 (株) 0 1 2 3 4 (%) 千葉S4号 10 0 1 4 4 1 100 63 とちおとめ 10 0 0 1 8 1 100 75 芳玉 10 9 1 0 0 0 10 3 はるのか 10 6 4 0 0 0 40 10 宝交早生 6 0 0 1 5 0 100 71 注1)試験規模: 1区10 株(「宝 交早生」のみ6株)反復 なし  4)発病度=100×Σ(調査株の 発病指数)/(4×調査株数) 品種 被害程度別株数(株)3) 発病度4) 2)接種方法: 接種源(菌濃度 4.0×104/ml) を恒温槽内(縦 90cm,横180cm)の土壌 に混和し,    こ れに9㎝ 径ポリポットで 育苗した苗の根 鉢を崩して汚染土 に定植し(平成 24年10月17日) ,    土 壌恒温槽(地温 設定28℃)で栽 培、平成25年1月8日に調査  3) 被害程度: 0 発病を認めな い,1 小葉の1~2枚に発病が認め られる,2 小葉 の3枚以 上に     発病が認 められる,3 病 徴が著しく枯れ 始めた,4 枯死 うどんこ病 発病果率(%) 千葉S4号 32.5 とちおとめ 57.6 ふさの香 31.3 注1) 試験規模:1区16株3反復     調査期間:平成21年11月19日~平成22年4月2日 週2回   2) うどんこ病発病果率:うどんこ病発病果数/全収穫果数 品種 0 1 2 3 4 5 6 1/11 2/8 2/22 3/11 3/28 4/25 硬 度( ニ ュ ート ン) 調査日 千葉S4号 とちおとめ ふさの香

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6 -親株からのランナー数 22 本/プランター 3葉以上の子株数 80 株/プランター 親株必要数 338 株/10a 注1)平成27年3月6日に3株定植    栽培槽は園芸プランター(長さ64cm、容量12.5L)  2)平成27年7月14日調査

Ⅱ 「千葉S4号」の栽培方法

1 作型別栽培暦 2 栽培技術の要点 「千葉S4号」で大 粒 の 果 実 を 安 定 生 産 す る た め に 重 要 な 点 は 次 の 3 つ で あ る 。 (1) 充 実 し た 苗 を 作 る ( 7 月 中 旬 ま で の 採 苗 、 定 植 時 ク ラ ウ ン 径 9 ㎜ 以 上 ) (2) 必 ず 花 芽 分 化 確 認 後 に 定 植 す る ( 検 鏡 し た 株 が 全 て 花 芽 分 化 し て い る こ と を 確 認 後 に 定 植 す る ) ( ポ ッ ト 育 苗 で の 定 植 日 目 安 は 9 月 25 日 頃 ) (3) チ ッ プ バ ー ン の 発 生 を 抑 え る ( 基 肥 は 窒 素 成 分 で 12kg/ 10a 以 下 と し 、 追 肥 主 体 の 施 肥 と す る ) ( 活 着 後 は pF1.7 を 目 安 に 2 ~ 3 日 間 隔 で か ん 水 す る ) 3 栽 培 技 術 (1) ポ ッ ト 育 苗 ア 親 株 の 準 備 親 株 か ら の 採 苗 株 数 を 25 株 程 度 と 見 込 み 、10a 当 た り 350 株 ~ 400 株 用 意 す る ( 表 9 ) 。 イ 親 株 の 定 植 ラ ン ナ ー 発 生 を 促 す た め 、 3 月 上 旬 ま で に 親 株 を プ ラ ン タ ー に 定 植 す る 。 初 期 の ラ ン ナ ー 発 生 は 「 と ち お と め 」 と 比 べ 緩 や か な の で 、 前 年 度 秋 に 定 植 し て 、 初 期 の ラ ン ナ ー 発 生 を 多 く す る ( 表 10) 。 秋 定 植 の 場 合 は プ ラ ン タ ー に 2 株 植 え 、 3 月 上 旬 の 場 合 は 3 株 植 え と す る 。 表9 親株からの子株発生数(3月定植) 表 10 親株からの子株発生数(10 月定植) 1葉 2葉 3葉 4葉 5葉 6葉 7葉 2~4葉 の合計 千葉S4号 35 20 25 39 34 7 0 0 97 とちおとめ 54 31 30 55 33 13 2 0 117 注)平成24年10月1日に園芸プランターに2株定植、平成25年6月13日調査 品種 親株からの ランナー数 (本/プランター) 展開葉数別の子株数(株/プランター) 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下       ポット育苗 高冷地育苗 夜冷促成 早出し    親株定植、   鉢受け、   採苗、  山上げ期間   、  夜冷短日処理、  定植、    収穫 8月 9月 10月 11月 12月 1~5月 月 旬 3月 4月 5月 6月 7月

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7 ウ 育 苗 日 数 定 植 時 に ク ラ ウ ン 径 9 mm 以 上 の 充 実 し た 苗 を 育 苗 す る た め 、7 月 中 旬 ま で に 鉢 受 け す る ( 写 真 3 、 図 5 ) 。 鉢 受 け か ら 3 週 間 程 度 で 切 り 離 し 、 切 り 離 し か ら 定 植 ま で の 育 苗 日 数 は 50~ 70 日 を 目 安 と す る 。 エ ポ ッ ト サ イ ズ 7 月 上 旬 ま で は 、老 化 苗 を 防 ぐ た め に 9 cm~ 10.5cm ポ ッ ト に 鉢 受 け し 、7 月 中 旬 は 7.5cm~ 9 cm ポ ッ ト に 鉢 受 け す る 。 7 月 中 旬 に 鉢 受 け し た 場 合 、 7.5cm ~ 10.5cm ポ ッ ト で は ポ ッ ト サ イ ズ が 大 き い ほ ど ク ラ ウ ン 径 は 太 い が 、定 植 時 に は 、ポ ッ ト サ イ ズ に か か わ ら ず ク ラ ウ ン 径 は 9 mm 以 上 と な り 、収 量 差 は 見 ら れ な く な る ( 写 真 4 、 図 6 ) 。 オ 育 苗 時 施 肥 量 「 千 葉 S 4 号 」 は 育 苗 後 半 に 肥 料 切 れ が 生 じ て も 心 止 ま り が 発 生 し に く い 特 徴 が あ る が 、 肥 料 が 少 な す ぎ て 苗 の 生 育 が 十 分 に 確 保 で き な い と 、 頂 花 房 開 花 数 が 少 な く な る ( 図 7 、 表 11 ) 。 肥 料 過 多 で は 花 芽 分 化 が 遅 れ る の で 、 9 cm 図5 苗の大きさが収量に及ぼす影響 注)平成 25 年9月 24 日定植 写真3 育苗日数が異なる定植時の苗姿 (左から育苗日数 10 日、30 日、50 日、70 日、 クラウン径は7mm、8mm、9mm、10mm) 図6 ポットサイズが収量に及ぼす影響 注)平成 25 年9月 24 日定植 写真4 育苗時のポットサイズが異なる 定植時の苗姿 (左から 7.5cm、9cm、10.5cm ポット) 0 200 400 600 800 7.5cm 9.0cm 10.5cm 収量 (g/株 ) ポットサイズ 12月 1月 2月 3月 4月 0 200 400 600 800 7mm 8mm 9mm 10mm 収量(g /株) クラウン径 11月 12月 1月 2月 3月 4月

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8 -ポ ッ ト ( 培 土 由 来 の 窒 素 成 分 45mg 程 度 ) を 利 用 す る 場 合 、 育 苗 中 の 施 肥 は 株 当 た り 窒 素 成 分 量 100mg( IB 化 成 S1 号 中 粒 2 粒 程 度 ) を 標 準 と す る 。 カ 病 害 虫 防 除 う ど ん こ 病 に 強 い が 、炭 そ 病 、萎 黄 病 に は 抵 抗 性 が な い の で 、育 苗 期 の 予 防 、 苗 床 の 土 壌 消 毒 を 徹 底 し 、 防 除 に 努 め る 。 (2) 高 冷 地 育 苗 高 冷 地 育 苗 で は 親 株 か ら の 採 苗 本 数 を 20~ 25 株 程 度 と 見 込 ん で 親 株 を 用 意 す る 。 親 株 床 を 土 壌 消 毒 し た 後 、 10a 当 た り 成 分 で 窒 素 6 kg 、 リ ン 酸 6 kg 、 加 里 3 kg 程 度 を 施 用 し 、 3 月 下 旬 ま で に 親 株 を 定 植 す る 。 仮 植 床 は 土 壌 消 毒 し た 後 、 10a 当 た り 成 分 で 窒 素 3 kg、 リ ン 酸 7 kg、 加 里 4 kg 程 度 を 施 用 す る 。 山 上 げ は 7 月 中 旬 を 目 安 に 行 い 、 花 芽 分 化 後 は 直 ち に 掘 り 上 げ て 定 植 す る ( 写 真 5 ) 。 定 植 を 9 月 20 日 頃 に 行 う と 、収 穫 開 始 は 12 月 上 中 旬 か ら と な る ( 図 8 ) 。 定 植 後 の か ん 水 に は 特 に 注 意 し て 活 着 を 促 す 。 図7 育苗中の施肥量が頂花房開花数に及ぼす影響 注)平成 26 年9月 24 日定植、平成 27 年1月 26 日調査 表 11 育苗中の施肥量が収量に及ぼす影響 写真5 高冷地育苗の様子 図8 高冷地育苗による旬別収量 注)平成 25 年9月 21 日定植 0 100 200 300 400 500 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 12月 1月 2月 3月 4月 5月 収 量 ( kg / 10 a) 千葉S4号 とちおとめ 0 10 20 30 40 6~8 9~11 12~14 15~18 頻度 頂花房開花数(花) 50mg 100mg 150mg 200mg 50 12/17 58 b 127 a 111 a 100 12/20 46 ab 145 b 140 a 150 12/23 28 a 150 b 140 a 200 12/24 30 ab 157 b 145 a 注1)同一項目の異なる文字間はTukey5%検定で有意 注2)平成26年9月24日定植 注3)培土由来の窒素成分(45mg相当)を除いた施用量 窒素施用量 (mg/株) 収穫 開始日 月別上物収量(g/株) 12月 1月 2月

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9 -17日 21日 24日 27日 31日 千葉S4号 0.4 0.6 1.3 1.7 2.8 とちおとめ - - 2.7 - 3.8 注1)夜冷短日処理は図9と同様  2)花芽分化程度を0:未分化、1:分化初期、2:分化期    3:がく片分化期、4:雄ずい分化期で評価した  3)「とちおとめ」は処理日数24日、31日のみ調査した 品種 処理日数別の花芽分化指数 (3) 夜 冷 短 日 処 理 ・ 間 欠 冷 蔵 処 理 夜 冷 短 日 処 理 及 び 間 欠 冷 蔵 処 理 に よ り 開 花 が 早 ま り 、 年 内 収 量 が 増 加 す る 。 夜 冷 短 日 処 理 は 8 月 上 旬 処 理 開 始 で 特 に 収 量 増 加 の 効 果 が 高 い ( 図 9 、 表 12) 。 8 月 上 旬 処 理 開 始 の 場 合 、 処 理 期 間 は 30 日 を 標 準 と し 、 「 と ち お と め 」 よ り 1 週 間 程 度 長 く 処 理 す る( 表 13)。ま た 、初 期 収 量 を 確 保 す る た め 、処 理 時 は 本 葉 4 枚 以 上 の 苗 を 用 い る こ と と し 、 処 理 開 始 35 日 前 の 6 月 下 旬 ~ 7 月 上 旬 に 鉢 受 け す る 。 夜 冷 短 日 処 理 は 夜 温 10~ 15℃ 、日 長 8 時 間 を 標 準 と す る 。間 欠 冷 蔵 処 理 は 8 月 25 日 以 降 、15℃ 暗 黒 条 件 を 3 日 与 え た 後 、自 然 日 長 で 3 ~ 4 日 置 く 処 理 を 3 回 行 な う 。 夜 冷 短 日 処 理 、 間 欠 冷 蔵 処 理 と も に 花 芽 分 化 を 確 認 後 に 定 植 す る 。 (4) 本 圃 ア 施 肥 量 基肥は 10a 当たり窒素成分で 12kg 以下を標準とする。追肥は腋花房分化後から液肥 を用いて 10a 当たり月に窒素成分で1~2kg を数回に分けて施用する。基肥の施肥量が 多いとチ ッ プ バ ー ン の 発 生 が 多 く な る の で 多 肥 は 控 え る ( 表 14) 。 表 13 夜冷短日処理日数別の花芽分化指数 図9 夜冷短日処理による「千葉S4号」の収量 注)夜冷短日処理は8月3日から 31 日間、 日長8時間、夜温 10℃で実施、処理後定植 表 12 夜冷短日処理及び間欠冷蔵処理による 「千葉S4号」の促成効果 0 300 600 900 1,200 1,500 夜冷短日 無処理 収 量(g /株) 5月 4月 3月 2月 1月 12月 11月 10月 試験区 処理期間 収穫開始 年内収量 (g/株) 夜冷短日① 8/5~9/5 11月8日 234 夜冷短日② 8/15~9/12 11月19日 188 夜冷短日③ 8/26~9/17 11月30日 129 間欠冷蔵 8/26~9/17 11月27日 144 無処理 - 12月13日 44 注)夜冷短日、間欠冷蔵処理は処理後定植   無処理区は平成25年9月24日定植

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10 -図 10 定植時期が開花に及ぼす影響 表 15 かん水間隔がチップバーン発生に及ぼす影響 有 無 0kg 2 98 6kg 10 90 12kg 13 87 24kg 21 79 注1)平成24年9月24日定植  2)調査部位は頂花房第一花のがく片 発生株率(%) 10a当たり 窒素成分量 イ 定 植 花芽が未分化で定植 すると開花 が遅れるの で 、必ず花芽分化 確認後に定 植する(図 10)。花芽分化期は天候により前後するが、ポット育苗では9月 25 日頃が目安となる。 栽 植 密 度 は 、 畝 幅 110 ㎝ 、 株 間 20 ㎝ 、 2 条 千 鳥 植 え を 標 準 と す る 。 果 房 が 「 と ち お と め 」 と 比 べ 伸 び や す い の で 、 よ り 高 畝 に す る か 、 条 間 を 「 と ち お と め 」 よ り 狭 く す る 。 ウ か ん 水 ・ マ ル チ 定 植 直 後 は 活 着 を 促 す た め 、 ク ラ ウ ン 部 が 乾 か な い よ う 1 日 数 回 か ん 水 を 行 う 。 そ の 後 は チ ッ プ バ ー ン の 発 生 を 抑 え る た め 、 pF1.7 を 目 安 に 2 ~ 3 日 間 隔 で か ん 水 を 行 う( 表 15)。た だ し 、一 度 に 多 量 の か ん 水 を 続 け る と 過 繁 茂 と な る の で 、pF 値 を 参 考 に 少 量 多 回 数 の か ん 水 と す る 。マ ル チ は 頂 果 房 が 出 蕾 す る 11 月 上 旬 を 目 安 に 行 う 。 表 14 窒素成分量がチップバーン発生に及ぼす影響 マルチ前 マルチ後 葉 がく片 pF1.7 2 3 6% 0% pF2.1 6 8 41% 16% 注1)平成25年9月25日定植、11月5日マルチ  2)調査期間は平成25年10月25日から11月29日まで かん水 目安 かん水間隔(日) チップバーン 発生株率 0 25 50 75 100 10/31 11/21 12/12 1/2 開花 株率 (% ) 月/日 未分化苗(9/3定植) 未分化苗(9/11定植) 分化苗(9/19定植)

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11 -表 16 開花始期及び収穫開始 写真6 収穫最盛期の草姿 エ 開 花 ・ 収 穫 「 千 葉 S 4 号 」 の 頂 花 房 の 開 花 は 11 月 中 旬 で 「 と ち お と め 」 よ り 遅 く な る ( 表 16) 。 開 花 に 合 わ せ て ミ ツ バ チ を ハ ウ ス に 導 入 す る 。 頂 花 房 の 開 花 数 は 10 花 程 度 な の で 摘 花 は 特 に 必 要 な い 。収 穫 開 始 は ポ ッ ト 育 苗 の 場 合 12 月 中 旬 、 腋 花 房 の 開 花 は 12 月 下 旬 ~ 1 月 下 旬 と な る ( 表 16) 。 オ 温 度 管 理 ・ 草 勢 維 持 定 植 後 は 第 1 次 腋 花 房 の 分 化 が 遅 れ な い よ う 、 換 気 に 努 め 、 ハ ウ ス 内 の 最 低 温 度 が 10℃ を 下 回 っ た 頃 ( 10 月 下 旬 ) か ら 夜 間 天 窓 や サ イ ド を 閉 め る 。保 温 開 始 後 は 草 勢 が 旺 盛 に な り や す い の で 、 高 温 管 理 に な ら な い よ う 日 中 は 25 ℃ を 目 安 に 換 気 を 行 い 、 収 穫 始 め の 草 高 が 23cm 程 度 に な る よ う 管 理 す る 。 「 千 葉 S 4 号 」は 低 温 期 で も 草 勢 が 低 下 し に く い の で 基 本 的 に は 電 照 は 行 な わ な い 。 収 穫 期 は 日 中 25℃ 、 夜 温 5 ℃ を 標 準 と し て 管 理 す る 。収 穫 期 に 高 温 で 管 理 す る と 、果 実 が 軟 ら か く な る の で 、 日 中 は 25℃ を 目 標 に 管 理 す る 。特 に 気 温 が 上 昇 す る 3 月 以 降 は で き る だ け 換 気 を 行 い 、 果 実 の 温 度 上 昇 を 抑 え る 。 カ 病 害 虫 防 除 う ど ん こ 病 に は 強 い が 開 花 期 ま で の 防 除 は 他 の 品 種 と 同 様 に 適 切 に 行 な う 。 ま た 、 気 温 が 上 昇 す る 2 月 以 降 は 発 病 を 予 防 す る た め 、 月 1 回 程 度 予 防 効 果 の あ る 殺 菌 剤 を 散 布 す る 。 ハ ダ ニ 、 ア ザ ミ ウ マ 、 ア ブ ラ ム シ 等 の 害 虫 防 除 は 他 の 品 種 と 同 様 に 防 除 す る 。 キ 収 穫 低温期の1月に収穫する果実の糖度は、果実の着色程度7~10 割の間では差が少な い。気温が上昇する3月に着色程度7~8割で収穫した果実の糖度は、着色程度9割~ 頂花房 腋花房 千葉S4号 2012 11月15日 1月24日 12月10日 2013 11月17日 - 12月13日 2014 11月19日 12月28日 12月15日 とちおとめ 2012 10月17日 12月31日 11月11日 2013 10月23日 - 11月15日 2014 10月25日 12月5日 11月21日 注)'-'は調査なし 開花始期 収穫開始 年度 品種

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12 -図 11 時期及び着色程度が異なる「千葉S4号」の糖含量及び果皮硬度 注)果皮硬度は直径3mm の円柱状プランジャーで貫入応力値を測定して 果肉硬度を引いた値 10 割で収穫した果実と比べて低くなるので収穫時期に留意する(図 11)。 0 2 4 6 8 10 7割 8割 9割 10割 糖 含量( g/果汁 100ml ) 着色程度 1月 3月 0 30 60 90 120 7割 8割 9割 10割 果皮硬 度(gf ) 着色程度 1月 3月

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執筆者

Ⅰ「千葉S4号」の育成 農林総合研究センター野菜研究室 前 田 ふみ

Ⅱ「千葉S4号」の栽培方法 農林総合研究センター野菜研究室 深 尾 聡

「私的使用のための複製」や「引用」など著作権法上認められた場合を除き、本資料を無 断で複製・転用することはできません。

イチゴ新品種「千葉S4号」の栽培マニュアル

平成28年3月

発行

千葉県・千葉県農林水産技術会議

事務局

千葉県農林水産部担い手支援課技術振興室

〒260-8667 千葉市中央区市場町 1-1

TEL.043-223-2907

FAX.043-201-2615

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参照

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