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基本施策D2 循環型社会の形成を推進します 長崎市│外部評価結果(平成29年度)

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(1)

※「

」は目標値を上回ることが望ましい指標、「

」は目標値を下回ることが望ましい指標

17.0 18.0 20.0

今後の取組方針

●リサイクル率が高い他都市のごみ排出量や資源化量等の調査・分析を行い、リサイクル率が向上するための具 体的な方法を検討する。

●ごみ減量・リサイクル推進のため、長崎市のごみ減量化「4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)」を 基本とし、子どもたちへの環境教育や、イベント・メディア等を活用したごみの減量・分別やリサイクルの啓発活動 を強化するとともに、リサイクル推進員との連携によるごみの分別指導や、生ごみの減量化・資源化に関する事業 等を促進する。

●ごみ処理については、排出された一般廃棄物の適正処理を継続するとともに、更なるごみの収集・運搬作業の 効率化を推進する。

●新西工場の稼働にあたり住民に信頼される安全な施設となるよう、引き続き運営事業者と連携し、適正な維持 管理を行う。

14.8

16.0 19.0

※ リサイクル率=(資源化量+集団回収量)/(排出量+集団回収量) 基準値

(時期) 指  標  名

目標値 15.5%

(26年度)

達成率 区 分

リサイクル率

H29

樋口 一成

関 係 課 名

実績値

92.5%

H28 H30 H31 H32

施策の目的 (対象と意図)

対    象 意      図 市民・事業者・行政等、すべ

ての主体が

ごみ減量・リサイクルに対する意識を高め、循環型社会の形成に取 り組んでいる。

平成 29 年度 基本施策評価シート

作成日

環境政策課,環境整備課

●ごみ及びし尿等の収集・運搬・処分について安定的かつ効率的に実施することにより、安全安心な市民生活に 寄与することができた。

●ごみの総排出量(平成27年度:157,815t→平成28年度:153,475t)及び1人1日あたりのごみ排出量(平成27年 度:1,001g→平成28年度:992g)は減少している。

●リサイクル推進員の配置自治会数、推進員総数とも前年度から減少(平成27年度:802自治会、3,041人→平成 28年度:790自治会、2,979人)している。また、平成28年度のリサイクル率は14.8%で、前年度と比較して0.5ポイン ト減少した。この要因としては、ごみの総排出量は約4,300t減少したが、その内訳として、プラスチック製容器包装 が約580t、古紙が約240t、また、グリーンコンポスト事業の廃止に伴い約490tの資源化されるごみについても減少 したため、リサイクル率も減少したものと考えられる。

●生ごみ堆肥化講習会において、参加者数、開催数ともに減少しているが、市民や事業者のごみ減量・リサイクル に対する意識は徐々にではあるが高まっており、より効果的な啓発活動を行う必要がある。

●新西工場の建設工事が予定どおり完了した。

成 果 指 標

平成29年6月7日

基 本 施 策 D2 循環型社会の形成を推進します

基本施策主管課名 廃棄物対策課 所属長名

基本施策の評価

判断理由

(2)

長崎市総合計画審議会からの政策評価に関する意見

●排出量の削減の視点からの記載が少ないのではないか。最近ではマイバッグ等も普及しており、それらを推進 していくという意味でも記載してはどうか。

長崎市総合計画審議会からの政策に関する提言・提案

●市外出身の学生でごみの分別が不十分な方が多く見受けられる。そういった方への周知として、アパートの大 家や大学へ協力を働きかけることも必要ではないか。

●大学でのごみの分別に関する説明会開催について、市と大学は包括連携協定を締結していることから、担当理 事や学長に依頼することで、大きな行事の際などに説明の時間を確保してもらえるのではないか。

●留学生に対応した多言語対応の資料が少ないと感じる。最近では中国、韓国に加えベトナム人の留学生が多 く、また、日本語が全くわからない留学生も増えているため、多言語化への取組みをお願いする。

●新西工場の稼働開始に伴い、これまで「燃やせないごみ」として分別していた「プラスチック製品」を「燃やせるご み」として焼却したことでCO₂が増加したものの、廃プラスチック製品を含む廃棄物(再生可能エネルギー)による発 電量をCO₂に還元するとトータルではCO₂が減少している。リサイクルよりも焼却することが温室効果ガスの削減 につながるのであれば、これまでの温室効果ガス削減に向けた取組方針の見直しが必要ではないか。

●基本施策の評価「Dc」については、個別施策の成果指標の達成率の過半数が100%以上であり、目標を下回る 成果指標についても達成率99.8%と高い水準にあることから、「Db 目標を達成していないが、目的達成に向けて 概ね順調に進んでいる」とする。

●基本施策「成果指標」『リサイクル率』では把握できない、自治体や団体によるアルミ缶の集団回収やマイバッグ 運動によるレジ袋の削減など、ゴミになる前にリサイクルに取り組んでいる数値についても、今後補助代替指標と しての設定を検討すること。

(3)

評価(成果・効果)

●ごみの減量・分別とリサイクルの推進

 ・ごみの総排出量は減少しており(平成27年度:157,815t→平成28年度:153,475t)、また、ごみの1人1日あたりの 排出量についても減少している(平成27年度:1,001g→平成28年度:992g)。

 ・資源ごみについては、前年度に比べて資源化量が増加しており、リサイクルが一定進んだ。

 ・リサイクル推進員に対する研修会や施設見学会を通じ、資源ごみの分別強化など知識や意識の向上が図られた (平成29年3月末日現在配置数:790自治会、2,979人)。【D1-1へ再掲】

 ・延べ2,093団体への奨励補助金の交付により、資源物回収活動を支援した結果、6,392t(うち古紙6,254t)の資源 物を回収することができた。また、資源物回収保管庫を11台、空き缶用回収ボックスを9台、リヤカーを14台譲与し、 回収活動を支援した。

 ・延べ91の回収業者に対し奨励補助金を交付し、回収業者の協力体制を保つことができた。

 ・小型家電及び古布(古着)の拠点回収により、携帯電話やデジタルカメラ等を回収して引渡し、再資源化を行っ た。

 ・分別変更の周知徹底を図るため、ごみ分別等の説明会を平成28年度に250回開催し、9,159人が参加した。分別 変更を行った結果、燃やせないごみの量が約3,000t減少し(平成27年度:12,603t→平成28年度:9,611t)、分別変更 について概ね理解を得ることができた。また、最終処分量が約2,900t減少し(平成27年度28,929t→平成28年度 26,046t)、最終処分場の延命化を図ることができた。

個別施策主管課名廃棄物対策課 所属長名 樋口 一成

平成28年度の取組概要

●ごみの減量・分別とリサイクルの推進

 ・資源ごみ(缶、びん、金属製鍋等)、古紙、プラスチック製容器包装等の選別を行い、資源化を図った。

 ・生ごみ処理機の購入希望者に対する購入費の半額補助(上限2万円)について、生ごみ堆肥化容器77基、電動 式生ごみ処理機37基で実施した。生ごみ堆肥化のノウハウを持つ市民団体「生ごみシェイパーズ長崎」に委託を行 い、生ごみ堆肥化講習会12回、イベント等での普及啓発4回、その他堆肥化指導や相談業務などを行い、延約850人 の市民や事業者が参加した。

 ・ごみの分別徹底、ごみの減量化及び資源化を推進するため、地域のごみ減量・リサイクルのリーダーであるリサ イクル推進員に対する研修会を27回、施設見学会を5日間開催した。【D1-1へ再掲】

 ・新西工場の稼働にあわせて、唯一の最終処分場である三京クリーランド埋立処分場の延命化を図るため、平成 28年7月から、燃やせないごみの一部(プラスチック製品・ゴム製品・革製品)を燃やせるごみの分別品目へ変更し、 説明会の開催や広報等により、周知活動を行った。【D5-1へ再掲】

 ・自治会や子供会等の団体の自主的な資源物回収活動の継続させていくために、古紙類及び古布を回収した団 体に対し奨励補助金を交付し、集団回収活動を支援した。また、資源物回収の促進のために、集団回収を行う団体 に対し、保管庫やリヤカー等の回収用具の譲渡を行った。

 ・古紙価格の低迷のために、回収業者が集団回収の資源物を引き取らない状況が生じないよう、回収事業者に奨 励補助金を交付した。

 ・資源物拠点回収モデル事業として、支所や行政センターにおいて、小型家電と古布(古着)の拠点回収を実施し た。

●大規模店舗事業者による排出削減

 ・大規模店舗事業者に対して、減量等計画書の提出及びその方法等について説明会を行った。(年1回)  また、一部の事業者に対し、取組みの確認やアドバイスを行った。

平成29年度 個別施策評価シート

個 別 施 策 D2-1 ごみ排出量の削減とリサイクルを推進します

施策の目的 (対象と意図)

対    象 意      図 市民・事業者・行政等、すべて

の主体が

(4)

※「

」は目標値を上回ることが望ましい指標、「

」は目標値を下回ることが望ましい指標

●ごみの減量・分別とリサイクルの推進

・リサイクル率が高い他都市のごみ排出量や資源化量等の調査・分析を行い、リサイクル率が向上するための具体 的な方法を検討する。

 ・ごみの減量・分別やリサイクルの意識高揚のために、イベント等も活用した啓発活動を更に継続するとともに、小 型家電については、拠点回収及びピックアップ回収を行い、古布(古着)については、拠点回収を行う。

 ・生ごみの減量化・資源化を更に促進するため、引き続き、生ごみ堆肥化講習会を実施し、広報等に限らず、イベ ント等においても、生ごみ処理機購入補助制度や講習会の周知を図る。

 ・今後も市民と行政が一体となったごみの分別と減量を推進するために、リサイクル推進員の配置及び連携を強化 し、各地域のごみの減量の指導・啓発を行い、資源物(資源ごみ、古紙、プラスチック製容器包装など)の分別収集 や団体による集団回収活動の促進を更に進める。【D1-1へ再掲】

 ・分別の悪いごみステーションについては、自治会と連携し、個別に周知看板の設置や立ち番指導、ポスティング 等を行い、ごみ分別の啓発や周知徹底を図る。また、大学や専門学校の新入生オリエンテーション等でのごみ分別 の説明を引き続き行う。

●大規模事業所による排出削減

 ・大規模事業所は廃棄物排出量に大きく影響を与えるため、減量計画書提出の徹底と、年間、数事業者に対し個 別指導を行う。

評価(問題点とその要因)

●ごみの減量・分別とリサイクルの推進

 ・平成28年度のリサイクル率は14.8%で、前年度と比較して0.5ポイント減少したが、原因については、ごみの総排 出量は約4,300t減少しているが、資源化されるごみについても減少したためと考えられる。(内訳:プラスチック製容 器包装 約580t、古紙 約240t、グリーンコンポスト事業の廃止に伴う 約490t)

 ・これまで増加傾向であったリサイクル推進員の総数が、平成28年度に初めて減少に転じ、また、配置自治会数も 減少した。理由としては、交代要員の確保が困難であること等であった。

 ・生ごみ堆肥化については、生ごみ処理機購入補助制度や堆肥化講習会等の利用者数が減少している。  ・平成28年度のごみの総排出量及び1人1日あたりの排出量は減少したが、ごみの排出抑制やリサイクルについ ての周知・啓発の取組みが十分でない。【D1-1へ再掲】

 ・未だプラスチック製品・ゴム製品・革製品が燃やせないごみのまま出されていたり、黄色の袋のプラスチック製容 器包装が、燃やせるごみに入れられているなど、分別が徹底できていない所もある。

●大規模事業所による排出削減

 ・一部の大規模事業所において、減量計画書の提出がなされていない。

今後の取組方針

達成率 99.8%

H30 H31 H32

ごみの1人1日当たりの 排出量

1,008g (26年度)

目標値 990 980 970 H29

960 950

実績値 992

成 果 指 標

指  標  名

基準値 (時期)

(5)

成果指標及 び目標値の

説明

 リサイクル活動を推進するため、 推進員配置自治会数を成果指標と した。

 平成22年度における自治会のリ サイクル推進員の配置率は、79% であり、平成27年度までの5年間で 配置率を90%にすることを目標と する。

 リサイクル活動を推進するため、 推進員配置自治会数を成果指標と した。

 平成27年度における自治会のリ サイクル推進員の配置率は、約 81%であり、平成32年度までの5年 間で配置率を86%にすることを目 標とする。

39,069,317

個別施策進行管理事業シート

【個別施策コード:D2-1】

(事業名)  資源ごみ処理費

 【廃棄物対策課】

(事業目的)

 一般廃棄物を適正に処理するとともに、資源 化が可能なものはリサイクルすることで資源の 有効活用を図り、埋立処分場の延命化を図る。

(事業概要)

 資源ごみ(缶、ビン、ペットボトル、金属製の 鍋・釜・やかん・フライパン)、古紙(新聞・雑誌・ 段ボール)、プラスチック製容器包装等の選別 を行い、資源化する。

(取組実績)

 ・リサイクル推進員配置数    平成27年度末 802自治会    3,041人

 ・ブロック別研修会

   25回開催 参加者数:1,741人  ・ごみ処理施設見学会(北西部対 象)

   5回開催 参加者数:172人

(成果・課題等)

  目標を達成できなかったが、リサ イクル推進員の知識や意識向上に 効果があった。

(取組実績)

 ・リサイクル推進員配置数    平成28年度末 790自治会    2,979人

 ・ブロック別研修会

   27回開催 参加者数:1,588人  ・ごみ処理施設見学会(南東部対 象)

   5回開催 参加者数:271人

(成果・課題等)

  目標を達成できなかったが、リサ イクル推進員の知識や意識向上に 寄与した。

(事業名)

 リサイクルコミュニティ推進費

 【廃棄物対策課】

(事業目的)

 リサイクル推進活動を活発にし、ごみを減量 しリサイクル率を高める。

(事業概要)

 地域のごみ減量、資源化活動のリーダーとし てリサイクル推進員を委嘱しており、分別の周 知・徹底を図る。リサイクル推進員を配置する 自治会へ活動謝礼金を交付する。

 ブロック別研修会やごみ処理施設見学会等 を通して市のごみ処理の現状を伝え、地域の ごみ減量を推進する。

成果指標及 び目標値の

説明

事業名・担当課・事業目的・概要

89.9

2

実施年度 継続

取組実績 、成果・課題

取組実績 、成果・課題

 ごみの減量と適正分別の成果を 表すと考えられるため、リサイクル 率(一般廃棄物総排出量に対する 資源化量の割合)を成果指標とし た。

 推計人口及びごみの資源化量予 測に努力目標を加味して、直近値 から平成27年度までに約4ポイント 増を目標とする。

92.5

№ 区分

38,960,522 円 %

達成率

決算(見込)額

自治会

実績値 802 自治会

% 98.1

790

成果指標

目標値 892 自治会 805 推進員配置自治会数

(取組実績)  資源化量

 缶        950t  びん       3,584t  ペットボトル・キャップ   1,389t  金属      286t  古紙       3,927t  プラ容器       6,481t  合計      16,617t

(成果・課題等)

 目標を達成できなかったが、リサ イクルを推進し、埋立処分場の延 命化に寄与した。

(取組実績)  資源化量

 缶       1,041t  びん       3,535t  ペットボトル・キャップ   1,463t  金属      318t  古紙       3,685t  プラ容器       5,898t  合計      15,940t

(成果・課題等)

 目標を達成できなかったことか ら、リサイクル率向上の具体的な 方法を検討する必要がある。

自治会 実績値 15.3 % 14.8 %

16.0 % %

達成率 72.9

成果指標 リサイクル率

平成27年度 平成28年度

目標値 21.0

1

実施年度 継続

決算(見込)額 362,442,347 円 363,016,830 円

 ごみの減量と適正分別の成果を 表すと考えられるため、リサイクル 率(一般廃棄物総排出量に対する 資源化量の割合)を成果指標とし た。

 推計人口及びごみの資源化量予 測に努力目標を加味して、直近値 から平成32年度までに約5ポイント 増を目標とする。

(6)

個別施策進行管理事業シート

【個別施策コード:D2-1】

事業名・担当課・事業目的・概要

№ 区分 平成27年度 平成28年度

円 1,214,296 円

成果指標及 び目標値の

説明

 生ごみの減量・資源化を図るた め、講習会参加者を成果指標とし た。

 平成22年度の講習会参加者数 は1,841人であり、27年度までの5 年間で参加者数を2,500人に増や すことを目標とする。

 生ごみの減量・資源化を図るた め、講習会参加者を成果指標とし た。

 平成27年度の講習会参加者数 1,283人を基準値とし、32年度まで の5年間で参加者数を2,000人に増 やすことを目標とする。

取組実績 、成果・課題

(取組実績)

 ・生ごみ堆肥化容器   111基  ・電動式生ごみ処理機  51基  ・生ごみ堆肥化講習会  12回  ・イベント          3回  ・自治会と学校から依頼 16回  ・公民館講座         1回   合計         1,283人

(成果・課題等)

目標を達成できなかったが、市民 の生ごみ減量に対する意識向上に 効果があった。

(取組実績)

 ・生ごみ堆肥化容器   77基  ・電動式生ごみ処理機  37基  ・生ごみ堆肥化講習会  12回  ・イベント          4回  ・自治会と学校から依頼 15回  ・公民館講座         1回   合計          847人

(成果・課題等)

目標を達成できなかったが、市民 の生ごみ減量に対する意識向上に 寄与した。

3

(事業名)

 生ごみ減量推進費

 【廃棄物対策課】

(事業目的)

市民に家庭で生ごみを減量・資源化してもら う。

(事業概要)

生ごみ堆肥化容器と電動式生ごみ処理機を 購入する市民へ購入金額の2分の1(上限2万 円)を限度に補助を行う。

生ごみ堆肥化容器の普及拡大を図るため、 講習会や指導を行う。

実施年度 継続

成果指標 講習会参加者

目標値 2,500 人 1,300 人

実績値 1,283 人 847 人 達成率 51.3 % 65.2 %

(7)

※「

」は目標値を上回ることが望ましい指標、「

」は目標値を下回ることが望ましい指標 ●新西工場の整備

 ・新西工場整備運営事業において、DBO方式(施設は市の所有とし、建設と運営・維持管理を合わせて民間事業 者に委ねる事業方式=公設民営)による新西工場の建設工事が完了した。

●し尿及び浄化槽汚泥の適正処理推進等

 ・し尿及び浄化槽汚泥の処理については、市内中心部のし尿等において実施している、3箇所の中継施設を使用 した運搬方法を継続し効率的な運搬作業を行った。

●ごみの適正処理

 ・ごみ収集については、直営2センター、委託業者20業者(粗大ごみ単独委託を含む)体制で計画収集を実施し、 引き続き有害ごみ(使用済み乾電池及び廃蛍光管)については、適正処理を行い、水銀その他構成物質の再生利 用を行った。

 ・不法投棄対策として、生活環境保全上、重要なダム上流など不法投棄が懸念される場所において、引き続き監視 カメラによる監視を行った。

 ・一般廃棄物の適正処理のため、引き続き搬入ごみの展開検査を実施した。

 ・水銀製品の量の把握や、効果的な回収方法の調査をするため、環境省のモデル事業として、平成28年12月に、 一般社団法人長崎市薬剤師会会員薬局276箇所及び廃棄物対策課等において、水銀体温計、水銀温度計、水銀血 圧計等の試験回収を行った。

・埋立ごみの減量化と埋立最終処分場の延命化を図るための、マットレス解体モデル事業を2か月間実施した。

平成29年度 個別施策評価シート

個 別 施 策 D2-2 廃棄物の適正処理と処理施設の整備を進めます

施策の目的 (対象と意図)

対    象 意      図

廃棄物が 適正に処理されている。

個別施策主管課名廃棄物対策課 所属長名 樋口一成

平成28年度の取組概要

評価(成果・効果)

●新西工場の整備

 ・新西工場の建設工事を計画どおり完了し、10月1日より稼働を開始した。 ●し尿及び浄化槽汚泥の適正処理推進等

 ・今後のし尿及び浄化槽汚泥の適正処理に向けて、琴海クリーンセンター及びながさき半島クリーンセンターが本 格稼動を開始した。

●ごみの適正処理

 ・監視カメラによる監視を行ったことにより、当該箇所における不法投棄を未然に防止することができた。

 ・搬入ごみ展開検査の実施により、直接不適正ごみに対する搬入指導を行い、適正な搬入について周知を図るこ とができた。

 ・水銀体温計等の拠点回収を行った結果、水銀体温計672個、水銀温度計19個、水銀血圧計110個を回収し、適正 処理を行い、水銀その他構成物質の再生利用を行った。

 ・マットレスは解体により、金属資源と燃やせるごみに分別でき、埋立ごみの減量化により、最終処分場の約7年間 の延命化が可能なことが確認できた。

成 果 指 標

指  標  名

基準値 (時期)

区 分 H28 H29 H30 H31 H32

最終処分場の年間埋立 量

30,275t (26年度)

目標値 28,750 27,988 27,225 26,463 25,700

(8)

評価(問題点とその要因)

●し尿及び浄化槽汚泥の適正処理推進等

 ・琴海クリーンセンター及び長崎半島クリーンセンターへのし尿等の搬入については、一部旧クリーンセンターで中 継を行っているが、地元と協議した結果、中継の期限を平成30年度までとしており、新たな中継施設の整備が必要と なっている。

●ごみの適正処理

 ・市内全域で発生する不法投棄については、常時監視体制をとることが困難である。

 ・不適正なごみの搬入については、多くの廃棄物処理業者等において、依然として見受けられる。

 ・三京クリーンランド埋立処分場に搬入される粗大ごみの中で、マットレス等が嵩張り、今後埋立できる残余期間に 影響を与えている。

 ・水銀体温計等の試験回収の結果、まだ家庭に眠っているものも数多くあると想定される。

今後の取組方針

●新西工場の整備

 ・新西工場は予定どおり平成28年10月に稼働開始させたが、今後は運営事業者と連携し、適正な維持管理を行 う。

●し尿及び浄化槽汚泥の収集、運搬、処理等

 ・し尿及び浄化槽汚泥の収集、運搬方法については、早急に結論を出し、処理についても下水道投入も含めた検 討を行う。

●ごみの適正処理

 ・ごみ処理については、排出された一般廃棄物の適正処理を継続するとともに、ごみの収集・運搬作業の効率化を 推進する。

 ・不法投棄対策の一環として、移動式監視カメラを増設して活用を続け、生活環境保全上重要な拠点を常時監視 することによって不法投棄の未然防止を図る。

 ・廃棄物処理業者等に対し、新西工場においても展開検査を行うなど、指導・監視体制の強化を図りながら、適正 処理に向けた取組みを推進する。

 ・埋立ごみの減量化に向けては、プラスティック製品やゴム製品等の焼却を継続するとともに、嵩張る粗大ごみの マットレスやソファーの解体・再資源化を本格的に実施する。

(9)

1

(事業名)

 【補助】新西工場建設事業費  ごみ焼却施設建設

 【環境整備課】

(事業目的)

 現西工場の老朽化に伴い、DBO方式(公設 民営)により、平成25年度から28年度にかけ て、高効率なごみ発電が可能な新西工場の建 設を行う。

(事業概要)

 【処理能力】日量240トン(120トン×2炉)  【処理方式】全連続燃焼式ストーカ炉  【事業方式】DBO方式(公設民営)  【事業期間】平成25~28年度  【総事業費】8,212,382千円  【事業費累計】 8,212,382千円

実施年度 平成25~28年度

成果指標

個別施策進行管理事業シート

【個別施策コード:D2-2】

№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成27年度 平成28年度

事業進捗率(事業費ベース)

目標値 75.8 % 100.0 %

総事業進捗率 75.8 % 100.0 %

当該年度執行率 100.0 % 100.0 %

決算(見込)額 5,384,199,127 円 1,983,800,000 円 達成率 100.0 % 100.0 %

成果指標及 び目標値の

説明

 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事 業費累計の割合を事業進捗率とし、成果指標とした。

 当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とした。

取組実績 、成果・課題

(取組実績)

 新西工場建設工事において、現 場監理を確実に行った。

(成果・課題等)

 現場監理を確実に行うことで、建 設工事における予定進捗率を達成 できた。

 今後も引き続き、確実な現場監 理を行い、工期どおりに施設を完 成させる。

(取組実績)

 新西工場建設工事において、現 場監理を確実に行い予定どおり完 成させた。

(成果・課題等)

 現場監理を確実に行うことで、建 設工事における予定進捗率を達成 し、工期内に完成させ、予定どおり 10月1日に稼働開始できた。  今後は、運営事業者と連携し適 正な維持管理を行っていく。

2

(事業名)

 【単独】ごみ処理施設等整備事業費  三京クリーンランド埋立処分場

 【環境整備課】

(事業目的)

 三京クリーンランド埋立処分場の適正管理及 び延命化のための各施設の整備を行う。

(事業概要)

 処分場内の道路整備や設備の更新を実施す る。

実施年度 継続

成果指標 当該年度整備件数

目標値 2 件 2 件

総事業進捗率 2 件 2 件

達成率 100.0 % 100.0 %

当該年度執行率 100.0 % 100.0 %

決算(見込)額 20,809,440 円 44,092,080 円

成果指標及 び目標値の

説明

 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、当該年度整備した工 事件数を成果指標とした。

取組実績 、成果・課題

(取組実績)

・土堰堤整備工事(L=110m) ・雨水排水路設備整備工事 (L=110m)

(成果・課題等)

 埋立処分場内の整備により、処 分場の適正管理に寄与した。  今後は、埋立処分場内の延命化 に向けて、状況に応じて整備箇所 の優先順位を見極めていく必要が ある。

(取組実績)

・トラックスケール更新工事 ・緑地帯排水路設備整備工事

(成果・課題等)

参照

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