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恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る 研 究

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(1)616. 981. 71:. 616‑078.. 73. 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る 研 究 第. 一. Aluminium‑Gel処. 編. 理 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. 岡山 大学医 学部 微生物 学敎室 (主任:村 上 福. 田. 栄敎 授). 要. 〔昭和31年9月12日. 受稿〕. よ る,香 川 県 の 東 部 に 発 生 す る恙 虫 病 患 者 の 緒. 言. 摘 発 と病 毒 分 離 の 成 功,加. 之,病. 毒保 有動 物. 進. の 究 明 か ら,香 川 県 の 恙 虫 病 は 主 と し て 春 か. 諸 学 者 に よ る幾 多 の 業 績 が あ り,菌 体 自 体 を. ら 夏 に 亙 つ て 発 生 す る も の で あ り,そ の 好 発. 反 応 原 と し,又,微. 季 節 は8〜9月. 微 生 物 に 関 す る皮 内 反 応 に 関 し て は,先. 生物 体 の抽 出物 乃 至体 内. とみ られ,又. 同 時 季 の 鼠 族,. 毒素 等 が 反 応 原 と し て 供 され て い る.之 を 大. 就 中 ドブ ネ ズ ミが 病 毒 を 保 有 す る と い う重 要. 別 す る と,局 所 に 発 現 され るAllergy現. な 発 見 が な さ れ,次. 象を. い で 同 僚 小 野(昭30)は. 観 察 す る場 合 と,生 体 に 産 出 さ れ た 中 和 抗 体,. 香 川 県 に 於 け る恙 虫 病 発 生 の 時 季に 一 致 して. 又 は抗 毒 素 に よ る 中 和 作 用,並. 特 に 出 現 し,増 え て み ら れ る恙 虫 はTrombi. に 反応 原 の 毒. 作 用 乃 至 病 原 性 を 定 量 的 に 観 察 す る場 合 に 応. cula tosa で あ る とす る 本病 の 疫 学究 明 に 重 要. 用 され る.反 応 原 の 及ぼ す 毒 作 用 を,毒. な 知 見 を 加 え,香. 定 量 的 皮 内 反 応 に 応 用 した もの に, ria toxinに 関 す るRomer. (1909)の. 素の. Diphthe 業 績が. 川 県 に 淫 侵 す る恙 虫 病 病 毒. の 性 格 は 逐 次 鮮 明 に され た が,さ の 抗 原 分 析 上,そ. て 分離 病 毒. の 帰 属 す べ き位 置 の 決 定 に. は な お 多 くの 問 題 が 残 さ れ て い る.こ の 恙 虫. 輝 く. Rickettsia, Virusの. 分野 に 於 て は,微. 生物. 病 病 毒 の 抗 原 分 析 の 方 法 自 体 が 末 だ 解 決 され. を 反 応 原 とす る 皮 内 反応 に つ い て な さ れ た 先. た とは い え ず,一. 人 の業 績 は 極 め て 少 い.然. 中 和 試 験 と交 叉 感 染 試 験 が そ の 目 的 に 供 され. sia, Virusに. しな が らRickett. 起 因 す る 疾 病 の 診 断 な り,免 疫. るが,多. 般 病 毒 の 場 合の 慣 習 に 従 い. くの 学 者 は,之 等 の 実 験 方 法 か ら得. 学 的 分 野 の 研 究 に は 皮 内 反 応 は 不 可決 な 課 題. られ る 結 論 に は な お 懷 疑 的 で あ る とみ る の が,. で あ り,そ の 実 施 方 法 も比 較 的 に 簡 易 で あ る. こ の 病 毒に 関 す る研 究 過 程 の 現 況 で あ る と も. の に拘 らず 注 目す べ き業 績 を 見 な い こ とは,. い え る.こ. 一 つに. ,反 応 原 と し て 如 何 に 処 理 さ れ た 材 料. を供 す るか が 解 決 され な い こ とに も因 る.. の研 究が. 叉感. 染 試 験 の 再 吟 味 に 関 す る広 い 研 究 を 企 図 し, 三 木(昭30)は. 〓 つ て,恙 虫 病 病 毒 の 研 究 分 野 を 眺 め る と, 近 来 特 に,地 方 病 性 のRickettsia症. こに 於 い て,当 教 室 で は,交. 恙 虫病病 毒の弱 毒化 につ い て. 研 究 し,牛 の 全 胆 汁 は よ くこ の 目 的 に 適 合 す る こ とを み,牛. 胆 汁 に よる弱 毒化 生病 毒 免疫. 進 展 し,か つ て の 古 典 的 恙 虫 病 の他 に,異 所. 二 十 日鼠 に 発 現 す る致 死 現 象 の 抑 制 は 交 叉 感. 性 の 恙 虫 病 が 相 次 い で 摘 発 さ れ,殊 (昭9)に. に,崎. 田. 染 試 験 の 実 施 を よ り害 易に し,軒 原(昭30). よ る 富 士 山 麓 に 於 け る発 見,昭. 和. は 交 叉 感 染 試 験 は 本質 的 に 信 頼 す る に た る免. 27年 に 於 け る八 丈 島 に 於 け る七 島 熱 の 発 見 ,. 疫 反 応 で は あ る が,供. 福 住(昭25)に. 数 は,推. よ る鶴 見地 方 に お け る 本 病 の. 発 見,又 同僚 丸 岡(昭27)と. 軒 原(昭28)に. され る 免 疫 二 十 日鼠 の. 計 学 上納 得 し 得 る もの で な け れ ば な. ら ぬ と し,梅 谷(昭30)はNitrogen‑Mustard‑.

(2) 1652. 福. N‑oxideの. 至 適 量 を もつ て,宿. 田. 主 で あ る二 十. 要. 患 二 十 日鼠 の 肝 ・脾 ・脳 の 乳 剤 を2000γ. p.m.. 日鼠 を 処 理 す れ ば,供 試 病 毒 に よ る発 症 致 死. の 条 件 を 以 つ て5分. 現 象 は 抑 制 さ れ るが,供. の10‑1‑10‑8稀. され た 二 十 日鼠 に 成. 釈 材 料 に 等 量 のA‑Gelを. 立 す る 免 疫 性 は 高 度 で あ る こ とか ら,交 叉 感. の 直 前 に 加 え,皮. 染 試 験 の 一 つ の 方 法 と し てNitrogen‑Mustard‑. た.. N‑oxide処. 4.. 理 二 十 日鼠 を 供 す る こ とを 提 唱 し. た.. 接種. 内 反 応 用 の 抗 原 と して供し. 実 験 動物 体 重1kg前. 著 者 は恙 虫病 病 毒に協 力因 子を 附 加 す る こ. 間 遠 心 分 離 沈 澱 した 上澄. 後 の雄 性 家 兎 と,体 重15g前. 後 の 二 十 日鼠 を 供 す る こ とに よ つ て 実 験 が進. とに よ り,皮 内 反 応 原 と し て 優 れ た もの を 求. め ら れ,皮. め る べ く研 究 を 行 つ て 来 た が, Aluminium‑Gel. 毒 の 力 価 の 測 定 に は 二 十 日鼠 が 使 わ れ た.. を 混 和 した 恙 虫 病 病 毒 材 料 が 家 兎 の 皮 内. 5.. に 接 種 さ れ れ ば,特. 内 反 応 の 実 験 に は 家 兎 を,供 試病. 実験方法. 異的 に 皮膚 反 応 を起 す も. 家 兎 の 腹 部 に 脱 毛 剤 を 塗 布 し,脱 毛 された. の で あ る こ とを 知 り,供 試 病 毒 の 二 十 日鼠 に. 皮 膚 を 石 け ん を もつ て 丁 寧 に 洗 い,次 いで常. 対 す る50%致. 水 を もつ て 十 分 に 洗 滌 した.こ. の 脱 毛 の操作. は 常 に 実 験 の 前 日に 為 され,実. 験 の 当 日には,. 死 量 と皮 内 反 応 に よ る最 小 反 応. 量 との 関 係,並. びに皮 膚局 所 に発 来 され る所. 見 を 計 測 的 に 観 察 し,家 兎 の 皮 内 反 応 に よ る. 病 毒 材 料 が 接 種 され る 供 試 家 兎 の腹 部 の皮膚. 中 和 反 応 試 験 と交 叉 感 染 試 験 の 基 礎 的 研 究 を. に,損. 行 つ た もの で あ り,本 病 の 免 疫 学 的 分 野 に 寄. か め られ た.. 与 す べ き重 要 な 知 見 を 得 た の で こ こ に 報 告 し 御 高 批 を 仰 ぐ次 第 で あ る.. 傷 並 び に 皮 膚 疾 患 が な い こ とが 予め確. 供 試 病 毒 材 料 を,. 試 験 管 の 中 で 稀 釈 し,之 に 等 量 のA‑Gelを 加 え,よ. Ⅰ 1.. 実験 方 法 とその 材 料. Aluminium‑Gelの. 10‑1〜10‑8の 割 に,予 め. く混 和 させ,直. 内 に0.1ml宛,縦. 製法. ち に 之 を 供 試 家 兎 の皮. 軸 に そ い 接 種 し,更 に対. 照 実 験 の 為 に, A‑Gelを 含 有 しな い 病 毒 材料,. 塩 化 ア ル ミニ ウ ム の 液 に,炭. 酸 ナ トリウム. 並 にA‑Gelの. み が 単 独 に 接 種 乃 至 注 射 され,. と重 炭 酸 ナ トリ ウ ム を 任 意 量 加 え て 沈 澱 を 作. A‑Gel混. る.一. 特 異 的 で あ るか 否 か を 確 か め る様 に心 が け. 方 塩 化 ア ル ミニ ウ ム 液 に ア ン モ ニ ア 水. を 加 え て 沈 澱 を 作 り,之. を 前 の 沈 澱 と 混 和 し,. た.. こ の 混 合 物 を セ ロ イ ジ ン膜 を 透 し透 析 す る こ と に よ り,過. 剰 の 電 解 質 を 除 き,グ. を 安 定 剤 と し て 加 え, 均 等 懸 濁 液 と し,之. Colloid‑Millに. をMc. Farland. 一 致 せ し め , Aluminium‑Gel る)と 2.. リセ リ ン よつて No.. (A‑Gelと. 2に. 略 記す. し て 実 験 に 供 さ れ た.. な お,皮. され, 50%致. 関 株 ・三 谷. 株 ・谷 沢 株 ・七 島 株 病 毒 で あ り,こ 谷 株 と 谷 沢 株 病 毒 は,軒 病 」 患 者 か ら,夏. 原(昭28)が. の うち 三 「馬 宿. と冬 の 異 る 季 節 に そ れ ぞ れ. 十 日 鼠 を 供 し,肝. 脾 混合 の腹腔 系. A‑Gel混. 合病毒材料. 家 兎 の 皮 内 反 応 に 供 さ れ る 病 毒 材 料 は,罹. 内反 応 に於. れ た. 反応結 果 の 表 示 よ る処 理,並. に 接 種 し た 結 果,発. に 未 処 理 病 毒を 皮内. 現 され る 皮 膚 現 象 は,便. 宜 上次 の 如 くに 分 類 さ れ,表 □ 〓 〓. 伝 達 に よ り 累 代 さ れ た も の で あ る. 3.. 死 量 が 測 定 され,皮. け る最 小 有 効 反 応 量 との 関 係 の吟 味 に資 せら. A‑Gelに. こ の 実 験 に 供 さ れ る 病 毒 は,大. 内 反 応 に 供 され る病 毒 は,病 毒材. 料 が 作 られ る 毎 に,二 十 日鼠 の 腹 腔 内に 接種. 6.. 病毒. 分 離 し,二. 合病 毒 の 接 種 局 所 に 発 来 す る現象が. 発 赤 の み. 発 赤 に 硬 結 を 伴 う. 発 赤 に 硬 結 ・潰 瘍 又 は 痂 皮 形 成 を伴 う.. ●. 示 され た.. 痂 皮 の 残 存.. ○ 硬 結 の み の 発 現..

(3) 恙 虫病 毒 の皮 内 反応 に関 す る研究. Ⅱ A. A‑Gel混 1.. 1653. 家 兎 の 腹 部 の 皮 内 に,三 実 験 成 績. 10‑7稀 釈 材 料 にA‑Gelの. 合 病 毒 に よ る皮 内 接 種 所 見.. 谷 株 病 毒 の10‑1〜. 等 量を 混和 処 理 した. もの と,同 一 の 病 毒 材 料 に 等 量 の 生 理 的 食 塩. 供 試病 毒 に よる皮膚 反 応 発現 の時 間的. 水 を 加 え た 各 稀 釈 材 料 を 接 種 し,皮 膚 に 発 現. 経 過.. す る 所 見 を 逐 時 的 に 観 察,記. 家 兎第1号. の所 見. そ. の 結 果 が 示 さ れ た.. 表1. 皮 内 反 応 と そ の 時 間 的 経 過. 二 十 日鼠 の 腹 腔 内 に0.3ml宛 供 試 病 毒 材 料 の50%致 す る こ とが 確 か め られ,. 接 種 した 時 の,. 死 量 は10‑4.71に 相 当 A‑Gel処. そ れ が 皮 内 に 接 種 され た12時 材 料 の10‑1〜10‑7稀. 録 し,表1に. 理 病 毒 は,. 間 後 に,接. 種. 釈 の範 囲 に 亙 り,接 種 局. 所 に発 赤 が 発 現 した が,硬 結 等 は 触 れ,又. は. を,10‑7稀. 釈材 料 に相 当す る局所 には 発 赤 の. み を 認 め る に 過 ぎ な い. 接 種 後72時 間 目 の 皮 膚 所 見 は, 48時 間 目に 観 察 され た そ れ と 大 差 な く,接 種 後96時 間 目 の 所 見 は,一. 般 に 退 化 す る 如 くに み られ,発. 赤 の 大 き さは 一 般 に 小 さ く, 10‑1〜10‑4稀 釈. 見 られ な い.. 材 料 に 相 当 す る局 所 の 所 見は,前. 接 種 後24時 間 目に は,接 種 病 毒 材 料 の10‑1 〜10‑6稀 釈 に 相 当す る個 所 に 丘 診 状 に 隆 起 す. い 相 違 を み な い.. る硬 結 を認 め,硬. す る局 所 の 発 赤 は 消 失 し,硬 結 の み を 残 し,. く感 知 され た .. 硬 結 の 頂 部 は,暗 赤 褐 色 を 呈 す る痂 皮 を 伴 うもの が 供 試 材 料 の10‑1〜10‑4稀. 釈 の範 囲に. 認 め られ た. 接 種48時 間 目の 所 見 は,概. 接 種 後144時. の 時 と著 し. 間 目に, 10‑6稀 釈 材 料 に 相 当. 10‑7稀 釈 材 料 の 局 所 の 発 赤 は 既 に 接 種 後120 時 間 目に 消 失 した. 接 種 後192時. 間 目 に い た り,発 赤 に 硬 結 を. ね24時 間 目 の 所. 伴 う所 見 は, 10‑1稀 釈 材 料 の 部 位 に の み み ら. 見 に近 似 す る が,硬 結 の 発 現 が 接 種 病 毒 材 料. れ, 10‑2稀 釈 部 位 で は 発 赤 は な く,痂 皮 を 伴. の10‑1〜10‑5の 範 囲 に 認 め られ る 点 が 異 るが,. う硬 結 の み が 残 り, 10‑3〜10‑5稀 釈 に 相 当 す. 10‑6稀 釈 材 料 に 相 当 す る部 位 に は 発 赤 と硬 結. る部 位 で は 僅 か に 硬 結 を 触 れ るが 発 赤 は 全 て.

(4) 1654. 福. 消 失 した.家 Gel処. 兎第1号. 田. に お い て 観 察 し たA‑. 理 三 谷 株 病 毒 材 料 の 皮 内 接 種 で は,接. 種 後48〜72時. 間 に 著 し い 所 見 が み られ,. 爾 後 そ の 程 度 は 漸 次 減 退 す る もの の よ うで あ. 要. 認 め られ,爾 速 に,こ. 後,時. 間 の 経 過 に従 い 著 し く急. の 発 赤 が 消 退 し,接 種 後120時. に は 全 く発 赤 は 見 ら れ な い. 念 の 為 め, A‑Gelに. つ い て,供 試 病 毒 に添. る.三 谷 株 病 毒 の 同 一 材 料 に つ き, A‑Gel処. 加 さ れ る 同 一 量 を,単. 理 を 行 わ な い 材 料 を 接 種 し た 時 の,皮. 注 射 後12〜24時 間 目 迄,軽. 後 に 発 現 さ れ る所 見 は,接. 内接 種. 種 後 の12時 間 目に. る.. 赤 が 発 来 す る に 過 ぎ ず,硬. 家 兎 第2号. ず,接. 種 後24時. 間 目の 所 見 も之 と大 差 な く,. 接 種 後48時 間 目 に は,発. 赤 の程 度 は一 般 に 小. さ く, 10‑1〜10‑4稀 釈 材 料 に 相 当 す る 局 所 に 表2. 皮 内 反 応. 独 に 皮 内 に 注 射 したが, 度 の 発 赤 の み がみ. られ るが, 48時 間 目 に は 既 に そ れ は 消 失 す. 10‑1〜10‑5稀 釈 材 料 に 相 当 す る 接 種 局 所 に 発 結 は 全 く認 め られ. 間後. の所見. 同 一 の 三 谷 株 病 毒 材 料 を もつ て,家 兎第2 号 に 供 す る こ とに よ つ て 皮 内 反 応 が 再 び試 み られ,そ. の 結 果 が 表2に. 示 され た. A‑Gel処. と そ の 時 間 的 経 過. 理 病 毒 材 料 に よ る皮 内 に 接 種 時 の 局 所 所 見. も の に,そ. は,接. 稀 釈 材 料 に 相 当 す る 局 所 に 硬 結 が み ら れ,そ. 種 後12時 間 目の 局 所 に は,接. 種 材料 の. の 発 赤 が 大 き くみ ら れ, 10‑1〜10‑4. 10‑1〜10‑7稀 釈 範 囲 に 相 当 す る局 所 に,発 赤 が. の 大 き さ は4×3〜3×2mmの. 発 来 す るが,そ. 10‑1〜10‑3稀. の 大 き さは14×12〜9×7mm. 程 度 で あ り,. 釈 材 料 に 相 当 す る 局 所 に,暗. 褐. で あ り,病 毒 濃 度 が 高 度 で あ る材 料 に 相 当 し,. 色 調 を 呈 す る 痂 皮 を 被 つ て い る こ とは 注 目に. 発 来 す る発 赤 の 大 き さ も大 きい 傾 向 が み ら れ. 価 す る.. るが,硬. 結 ・潰 瘍 ・痂 皮 形 成 等 の 所 見 は 全 く. み ら れ な い. 接 種 後24時. 接 種 後48時. 間 目 の 皮 膚 所 見 は,. 稀 釈 材 料 に 相 当 し,接 間 目 に 至 り, 10‑1〜10‑7稀. 料 に 相 当 す る 接 種 局 所 に, の 発 赤 が み ら れ,接. 釈材. 14×13〜9×8mm. 種 病 毒材 料 の濃度 が 濃 い. 8mmの. 種 局 所 に14×13〜8×. 発 赤 が み ら れ,且. の 大 き さ は4×4〜3×2mmの 10‑1〜10‑6稀. 10‑1〜10‑7. つ 硬 結 を 伴 うが,そ 程 度 で あ り,. 釈 材 料 に 相 当 す る 局 所 の 硬結は.

(5) 恙 虫病 毒 の 皮内 反応 に関 す る研究. の は,. 痂 皮 を 被 つ て み ら れ る. 接 種 後72時 間 目 の 皮 膚 所 見 は,大 化 の 程 度 共 に,. 48時. 形 成 は10‑1〜10‑6稀. 釈 の も の に,痂. 皮. 釈 材 料 に 相 当 す る範 囲 に. 間 目 の 皮 膚 所 見 は,既. 傾 向 を 示 し,発. 赤 は10‑1〜10‑7稀. 当 し, 10×8〜9×6mm,硬. お 示 し て い る が,形. に 減退 の 釈 材 料 に相. 結 は10‑1〜10‑7稀. 釈 材 料 に 相 当 し3×2〜2×2mmの. 大 きさを な. 成 さ れ た 痂 皮 は10‑1〜10‑4. 稀 釈 の も の に 一 致 し て い る に 過 ぎ ず,局. 所に. 発 現 さ れ る 変 化 は,接. 種 後96時. 時 か ら,そ. 結 は 大 き さ を 縮 少 し,. の 発 赤,硬. 間 目の観 察 の. は,急 ×4mmの. 間 目以 降 に 於 け る局 所 の所 見. 速 に 減 退 し, 発 赤 が,. し て お り,硬. 192時. 間 目 で は6×2〜6. 10‑1〜10‑2稀. 結 は10‑1〜10‑6稀. 釈 材料 に 相 当 釈 材料 に 相 当. す る範 囲 の 局 所 に な お み ら れ る が,そ さ も2×2mm程. 度 で あ り,痂. 表3. 理 を 行 わ な い 供 試 病 毒 の10‑1〜10‑7. 稀 釈 材 料 に 等 量 の 生 理 食 塩 水 を 混 和 し,そ の0.1ml宛. を,処. じ 家 兎 の 皮 下 に 接 種 し た 所 見 は,硬. 結 ・痂 皮 形 成 を 発 来 す る こ と な く,接 時 間 目 に10‑1〜10‑6稀 は10‑1〜10‑5稀 〜10‑3,. 72時. の大 き. 皮 の残 存 す る も. 皮 内 反 応. 種 後12. 24時 間 目 に. 48時 間 目 に は10‑1. 間 目 に は10‑1〜10‑2稀. 釈 材料 の. の 大 き さ は14×13〜8×6. 程 度 で あ る.. A‑Gelを は,軽. 釈 材 料 に,. 釈 材 料 に,. 範 囲 に み ら れ,そ mmの. れ. 理病 毒材 料 の接 種 列に 平行. 単 独 に 皮 内 に 接 種 した 局 所 の 所 見. 度 の 発 赤 が 接 種 後12・24・48時. 観 察 の 時 に み ら れ た に 過 ぎ ず,そ. 痂 皮 も脱 落 す る 傾 向 に あ る. 接 種 後120時. A‑Gel処. し,同. 発 現 し て い る. 接 種 後96時. 釈 材 料 に 相 当 す る局 所 に の み み. ら れ た に す ぎ な い.. き さ.変. 間 目 の 所 見 と 大 差 な く,. 発 赤 と 硬 結 は10‑1〜10‑7稀. 10‑1稀. 1655. 7×6〜4×3mmで. 家 兎 第3号. 家 兎 第3号. の大 きさ も. あ り,接 種 後72時. 全 く消 失 し,勿. 間 目の. 間 目に は. 論 硬 結 ・痂 皮 等 の 発 現 は な い.. の所 見. を 供 し, A‑Gel処. 理 三 谷 株 病 毒,. 並 び に 未 処 理 病 毒 に よ る皮 内 接 種 実 験 が な さ れ,そ. の 結 果 が 表3に. と そ の 時 間 的 経 過. 示 され た. 50%致. 死量.

(6) 1656. 福. が10‑1.71に. 混 和 し,そ. 即 ち,家 の. が 供 試 家 兎 の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 され ,. そ の12時. 間 目 に は,. 当 す る 局 所 に, 現 さ れ,接. 10‑1〜10‑7稀. 釈材料に相. 14×14〜9×7mmの. 発赤が発. 種 後24時 間 目 の 皮 膚 所 見 は,. 13〜9×8mm程. 度 の 発 来 が10‑1〜10‑7稀. 料 に 相 当 す る 局 所 に み ら れ. 大 の 硬 結 が10‑1〜10‑5稀 が,そ. 要. 相 当 す る 三 谷 株 病 毒 の10‑1〜10‑7. 稀 釈 材 料 に 等 量 のA‑Celを 0.1ml宛. 田. を 伴 う発 赤 が み ら れ,. 理三. 谷 株 病 毒 に よ る 皮 内 接 種 部 位 の 所 見 は,. 48時. 間 目 が 最 も 著 し く, 72時 間 目 以 後 に 消 退 の 傾 向 を 示 す が,未 見 は,発. 赤 が 発 現 す る の み で,硬. 釈材. て 著 し く短 か く,接. 4×3〜2×2mm. 釈に 相 当. 理 病 毒 の場合 に較べ. 種 後12時. 家 兎 第4号 50%致. の所 見 死 量 が10‑4.71に. の10‑1〜10‑7稀. 相 当 す る三 谷 株 病 毒. 釈 材 料 に,等. え,混. 接 種 後72時. の 皮 内 に 接 種 し,接. 減 退 す る 傾 向 を 示 し,硬. さ れ た.. ら れ,発. 釈 に 相 当す る局所 に の みみ. 赤 は 各 稀 釈 の も の に 認 め ら れ る が,. そ の 大 き さ は11×10〜7×5mmの 硬 結 は10‑1〜10‑6稀. 程 度 で あ り,. 釈 の もの に 相 当 す る 部 に. な お 残 つ て い る. 接 種 後120時 し,接. 間 目 の 所 見 は,更. に 減 退を 示. 間 目 の 所 見 は,痂. を 認 め ず,硬. 結 は な お10‑1〜10‑1稀. ら れ る が,発. 赤 の 残 留 は10‑1〜10‑3稀. 間 目 に は,. 7mm大. の 結 果 が 表4に. 10‑1〜10‑7の. 示. 何 れの. 15×13〜8×. の 発 赤 が 発 現 さ れ る が,未. だ 硬結 ・. 痂 皮 等 は 発 現 さ れ て い な い. 間 を 経 過 し た 時 の 接 種 局 所 に は,. 発 赤 が10‑1〜10‑7稀. 釈 の 病 毒 材 料 の 接 種 部位. 皮の 残留. に 一 致 し15×15〜8×7mmの. 釈に 迄 み. る が,そ. の 大 き さ も7×6〜4×3mm程. を 家 兎の腹部. 稀 釈 材 料 を 接 種 し た 部 位 に も,. 接 種 後24時. 種 後192時. あ り,そ. 接 種 後12時. 加. 種 局 所 に 発 現 さ れ る皮 膚. 所 見 を 逐 時 的 に 観 察 し,そ. の は10‑1〜10‑4稀. 量 のA‑Gelを. 和 し た も の の0.1ml宛. 差 な く, 96時 間 目 に は 既 に 発 来 さ れ た 所 見 は 結 部 に 痂皮 を 伴 う も. 間 目 の所 見 が最. す.. す る 部 位 の 硬 結 部 に は 痂 皮 の 形 成 が み ら れ る. 間 目 の 所 見 は48時 間 目 の そ れ に 大. 結 等 は な く,. も 著 し く, 24時 間 目 に は 既 に 消 退 の 傾 向 を 示. 稀 釈部 位 共に 硬 結. 10‑1〜10‑6稀. 処 理 病 毒 に よ る接 種 部 位 の所. 且 つ そ の 持 続 時 間 も,処. 釈 迄 発 現 され て い る. 間 目 に は,各. に 於 い て も, A‑Gel処. 14×. の 硬 結 は 何 れ も痂 皮 を 被 つ て い る.. 接 種 後48時. 兎 第3号. 発 赤 が 見 られ. の うち10‑1〜10‑6稀. 釈 病 毒 を接 種 し. 釈迄で. た 局 所 に は 硬 結 が 発 来 し,又,. 度 に小. 釈 に 相 当 す る 接 種 局 所 に は 痂 皮 の 形 成 を もみ. さ い.. 10‑1〜10‑5稀. A‑Gel処. る. 理 が な され ない供 試 病 毒に よ る皮. 内 反 応 の 局 所 所 見 は,何. れ の 稀 釈 に お い て も,. 時 間 の 経 過 に 関 係 な く,硬 は み ら れ ず,発 相 当 し,. 結 乃 至痂 皮の形成. 赤 が10‑1〜10‑5稀. 13×11〜5×4mm程. の に 過 ぎ ず,そ. の 経 過 も,接. 更 に 軽 度 と な り,爾. 後,時. 釈 病 毒 に. が 接 種 さ れ た 局 所 の 所 見 は,更 れ,病. が 発 来 さ れ,そ. れ も が 硬 結 を 伴 い,. 間 目に. 間 と 共 に 減 退 し,. 対 照 実 験 と し て な さ れ たA‑Gelの. 消 退 し て こ れ を 見 な い.. み の注 射. 発 赤 が,接. 種後. 48時 間 目 に は 既 に. 理病毒. に進 展が見ら 釈 に 相 当 し発 赤. の 大 き さ は15×13〜12×9mm. 種 後24時. 10‑1〜10‑6稀. の 発 赤 部 の何 釈 材 料 に相. 当 す る 局 所 に 痂 皮 形 成 を 見 る. 接 種 後72時 見 は,. 24時 間 目 迄 観 察 さ れ た が,. 毒 材 料 の10‑1〜10‑7稀. の 間 に あ る と 計 測 さ れ た が,そ. い.. 9×8〜9×7mmの. 間 を 経 過 し た と き の,処. 度 に 発現 され た. 96時 間 目 に は 全 く之 を み と め る こ と が 出 来 な. 部 位 に は,. 接 種 後48時. 間 を 経 過 し た 時 の接 種 局 所 の所. 48時 間 経 過 し た 時 の そ れ と 大 差 な く,. 全 経 過 を 通 じ,最. も著 明 な 所 見 が 発 現 され,. 病 毒 材 料 の 稀 釈 が10‑1〜10‑7に に 発 赤 と 硬 結 を 発 来 し, 痂 皮 形 成 を 見 る.. 相 当 す る局 所. 10‑1〜10‑6に. 相 当し.

(7) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表4. 皮 内 反 応 と そ の 時 間 的 経 過. 接 種 後96時 間 を 経 過 し た 局 所 所 見 は,既 減 退 の 傾 向 を 示 し,接 過 し た 時 に,殊. 10‑1稀. の み 発 赤 が 見 ら れ, 結 を,. 10‑3〜10‑4稀. A‑Gelを 10‑7稀. 種 後120時. に. 間 以上 を 経. に 減 退 の 傾 向 が 著 し く, 192時. 間 を 経 過 す れ ば,. 釈 に 相 当す る もの に. 10‑2稀. 釈 に 痂 皮 を 伴 う硬. 釈 に 硬 結 の み が な お 残 る.. 混 和 し な い 三 谷 株 病 毒 の,. 10‑1〜. 釈 材 料 に 相 当す る 皮 内 接 種 に よ り発 起. さ れ る 局 所 の 所 見 と し て, 程 度 の 発 赤 を 発 来 し,そ. 1657. 接 種 後12時 10‑1〜10‑7稀. 間 を 経 過 し た 接 種 局 所 に は, 釈 に 一 致 す る, 13×13〜8×5mm. の 発 赤 が 発 現 し て い る が,硬 は 全 く み ら れ な い. 接 種 後24時 〜10‑7稀. 間 を 経 過 し た 接 種 局 所 は,. の 程 度 も接 種 後 に 時. 硬 結 を 伴 つ て 発 現 し,. 10‑1〜10‑6稀. は,更. 間 を経 過 し た 局 所 所 見. に 著 明 で あ り,. 10‑1〜10‑7稀. 接 種 部 位 に 一 致 す る 硬 結 と,結. 24時 間 を 経 過 し た 時 に は 既 に 減 退 の 傾 向 を 示. が 発 来 す る が,発. し, 96時 間 を 経 過 し た 時 の 観 察 で は,全. 8mmの. み を 注 射 した 時 の 局 所 所 見 も,一. 過 性 の 発 赤 が 発 来 さ れ る の み で あ り,注 48時 間 目 を 経 過 し た 時 の 観 察 で は,既. 射後. に 何等. の 異 状 とす べ き 所 見 は 残 さ な い. 家 兎 第5号 50%致. 釈 材料 の. 痂 を 伴 う発 赤. 赤 の 大 き さ は15×14〜9×. 程 度 で あ り,接. 種 後12〜24時. 間を経. 過 し た 時 の そ れ に 大 差 は な い.. 失 す る. A‑Gelの. 釈 材料 の. 部 位 に は 結 痂 が み ら れ る.. 間 を 経 過 し た 時 の 観 察 に 於 い て 最 も 著 し く,. く消. 10‑1. 釈材 料 の接 種部 位に 一 致す る発赤 が,. 接 種 後48〜72時. 14×13〜8×6mm. 結 ・痂 皮 形 成 等. の所 見 死 量 が10‑4.71に. の10‑1〜10‑7稀 等 量 を 加 え,各. 〜10‑7稀. 相 当す る三 谷 株 病 毒. 釈 材 料 の そ れ ぞ れ に. A‑Gelの 稀 釈 の0.1ml宛. を 家 兎 第5号. 察 し た 結 果 が 表5. 間 を 経 過 し た 時 の 観 察 で は,既. は 脱 落 し,軽. 〜10‑2稀. 度 の 硬 結 を 残 す に す ぎ な い. 間 経 過 し た 接 種 局 所 は,. 釈 部 位 は ,硬. 7×5mmの. 結 を,. 10‑1稀. 10‑1. 釈部 位 に. 発 赤 を 止 め る の み で あ る.. A‑Gelを 種 で は, 位 に,. 化 の 傾 向 を 示 し, 10‑6. 釈 材 料 の接 種部 位 に発 来 され た結 痂. 接 種 後192時. の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 し,観 に 示 さ れ た.. 接 種 後96時. に 発 現 さ れ た 所 見 は,退. 混 和 しな い 単 独 病 毒 に よ る 皮 内 接 10‑1〜10‑4稀. 11×10〜8×6mmの. 釈 の病 毒材 料 の 接 種 部 発 赤 が 発 現 す る が,.

(8) 1658. 福. 表5. 田. 要. 皮 内 反 応 と そ の 時 間 的 経 過. 硬 結 ・結 痂 等 の 激 しい 所 見 は 見 ら れ な い. この 皮 膚 反 応 は,接. 種 後12〜24時 間 に 最 も. 著 明 で あ り,爾 後,経. 過 と共 に 弱 く,接 種 後. 料 の 部 位 に は,結. 痂 が 発 来 さ れ て い る.. 接 種 後48〜72時 見 は,硬. 間 を 経 過 した 時 の 皮膚 の所. 結 ・結 痂 を 伴 う発 赤 が10‑1〜10‑7稀. 72時 間 目 に は 全 く発 赤 が 見 ら れ な い 点 は,. 釈 材 料 の 接 種 部 位 に 一 致 し て み ら れ,接. A‑Gel処. 96時 間 を 経 過 し た 時 の 観 察 で は,皮. 理 し た 時 の そ れ と著 し く異 る と す べ. き で あ る.. 病 毒 材 料 に 混 和 され たA‑Gelを,単 内 に 注 射 され た 時 の 所 見 は,一 11×10〜8×7mmの. 発 赤 が,接. 見 られ た に 過 ぎ ず, A‑Gelが れ ば,そ. 独に皮. 般 に 軽 く, 種 後48時 間 迄. 病 毒 に 混 和 され. れ に よ り発 起 され る 皮 内 接 種 時 の 所. 11×10〜8×7mm. の 発 赤 が な お10‑1〜10‑6稀. 釈 材料 の部位にみ. ら れ る が,そ. の 大 き さ は 縮 少 し,殊. 釈 材料 の部 位 で は硬 結 は残 留 している. が,痂. 皮 は 脱 落 し て,既. 接 種 後192時. と共 に,反. る に す ぎ ず,硬. 50%致 の,. A‑Gelを. の所 見 死 量 が10‑4.71に. 10‑1〜10‑7稀. 相 当す る 三 谷 株 病 毒. 釈 材 料 に,. 和 し た 病 毒 材 料 を,家. 兎6号. た 時 の 皮 膚 所 見 は,表6に 時 間 を 経 過 し て, 10‑1〜10‑7稀 現 し,接. A‑Gelを. 等 量に 混. の皮 内に 接種 し 示 さ れ,接. 13×12〜7×8mm発. 8×6mmの. 釈 材 料 の 接 種 部 位 に 残 つ てい 結 も 小 さ く,. 10‑1〜10‑3稀. 〜7×5mmの. 釈. 接 種 部 位 に 発 現 し て い る が,. 赤 が,. さ れ た 所 見 は 消 失 し,全 A‑Gelを. 10‑1〜10‑8稀. 釈材. は,. 単 独 に,皮. 8×7〜7×7mmの. 迄 見 ら れ た が, れ を み な い.. 内 に接. 種 の12時 間 後 に13×12. 発 赤 が , 10‑1〜10‑5稀. 既 に 減 退 に 傾 き,接. 釈 材料 の 接 種 部 位に 一致 す る発 之,. 混 和 し な い 病 毒 材 料 が.皮. 種 さ れ た 局 所 で は,接. 釈 材 料 の 接 種 部 位 に 一 致 して 発. 赤 と 硬 結 が み ら れ,加. 間 を 経 過 す れ ば,. 種 後12. 種 後24時 間 を 経 過 し た 時 の 観 察 で は,. 10‑1〜10‑7稀. 10‑1稀. に み ら れ な い.. 材 料 の 接 種 部 位 に み ら れ る に 過 ぎ な い.. あ る こ と もわ か る. 家 兎 第6号. に10‑6〜. 10‑7稀. 発 赤 が,. 種 後48時 間 目 で. 膚 所 見 は,. 既 に 退 化 の 傾 向 が み ら れ,. 見 は 著 し くな る も の で あ る こ とが 理 解 され る 応 の 最 盛 期 は,接. 種後. 釈材料の. 24時 間 目 に は,. 種 後120時. 間 で は,惹. 起. くみ ら れ な い. 内 に 注 射 され た 局所 に 発 赤 が,接. 種 後24時 間. 48時 間 目 の 観 察 で は,全. くこ.

(9) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表6. こ の 家 兎 第6号 よ る,皮. 皮 内 反 応 と そ の 時 間 的 経 過. に お け るA‑Gel処. 内 反 応 の 所 見 は,接. 目が 最 も著 明 で あ り,爾. 理 病 毒に. 種 後48〜72時. 間. 後 時 間 の 経 過 と 共 に,. 減 退 に 傾 く と 理 解 さ れ る. 家 兎 第7号 50%致. 毒 の,. 10‑1〜10‑7稀. を 混 和 し,こ. れ の0.1mlを,家. 部 の 皮 内 に 接 種 し て 観 察 し,そ. 接 種 後12時 10‑4.71に 相 当 す る 三 谷 株 病. 表7. 釈 材 料 に,等. 量 のA‑Gel 兎 第7号. の腹. の 結 果 が,表. 7に 示 さ れ た.. の所 見 死 量 が,. 1659. 皮 内 反 応. 間 を 経 過 し た と き の, 10‑1〜10‑7. 稀 釈 材 料 を 接 種 し た 局 所 に は,. と そ の 時 間 的 経 過. 15×14〜8×.

(10) 1660. 7mm発. 福. 赤 が 発 現 し て い る が,接. を 経 過 した 時 の 局 所 に は,. 田. 種 後24時. 間. 10‑1〜10‑7稀 釈 材. 料 の 接 種 部 位 に 一 致 し, 14×13〜7×6mmの 発 赤 が 発 現 し,硬 結 を 伴 うが,. れ の 全 経 過 を 通 じて,. 最 も 著 し く,硬 結 を 残 す の み に 過 ぎ な い.. 各 種病 毒 株 と皮内 反応 発来 性 の関係 家 兎 の 腹 部 に 於 け る,. 毒 は,発. A‑Gel処. 赤 ・硬 結 ・結 痂 を 伴 う 皮 膚 反 応 を 呈. す る こ と が 理 解 さ れ た が,更 〓. 理 三 谷 株病. に 大 関 株 ・鼠 系. 株 ・谷 沢 株 ・七 島 株 病 毒 を 供 し た 時 の 皮. 膚 反 応 の 発 現 性 が 究 め ら れ た.. 理 を 行わ ない供 試 病 毒に よ る 皮 内. 接 種 で は,発. の趣 を全. く 異 に す る も の で あ る.. 10‑1〜10‑4稀. 接 種 後48〜72時 間 を 経 過 した 時 の 病 毒材 料. A‑Gel処. 毒 材 料 に よ る 皮 膚 反 応 発 来 性 と,そ. B.. 釈 材 料 に 相 当 す る 皮 膚 の 硬 結 は 痂 皮 を 被 る.. の 接 種 局 所 所 見 は,そ. 要. 現 す る 反 応 の 程 度 は 軽 く,接 種. 1.. 大 関 株 病 毒 に よ る実 験. 二 十 日鼠 の 腹 腔 系 伝 達 に よ り累 代 され た 大. 後, 12時 間 を 経 過 した 時 に13×12〜9×8mm. 関 株 病 毒 に よ る,感. 程 度 の 発 赤 が, 10‑1〜10‑5稀. の 稀 釈 材 料 に,. A‑Gelを. 接 種 部 位 に 発 現 さ れ る が, 24時 間 を 経 過 す れ. 0.1ml宛. を,家. 兎 の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 す る実. ば,既. 験 が な さ れ,同. 時 に 供 試 病 毒 の 二 十 日鼠 に 対. 釈病 毒材 料 の. に 発 来 さ れ る所 見 の 程 度 も軽 く, 96時. 間 を 経 過 し た 時 に は,何. 等発赤 等 を 残 さな. す る50%致. 染 二 十 日 鼠 の 肝 と脾 乳 剤 等 量 混 和 し,そ. 死 量 が し ら べ ら れ,そ. の 最 小 有効. 皮 内 反 応 量 と の 関 係 が 考 察 さ れ た.. い. 供 試 病 毒 材 料 に 混 和 さ れ るA‑Gelに. 等量. の 生 理 的 食 塩 水 を 添 加 し,そ れ の0.1mlを. 家. 家 兎 第34号. の実 験. 大 関 株 病 毒 の10‑1〜10‑8稀 量 のA‑Gelを. 結 果 は, 8×7〜6×4mmの. 兎 の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 さ れ,. 発 赤 が,接. 種 後12. 混 和 し,そ. 釈 材 料 に,等. 兎 の 皮 内 に 注 射 す る こ とに よ り,観 察 され た. れ の0.1ml宛. 接 種 局 所 に 発 来 す る 所 見 が 観 察,計. た 皮 膚 に は 何 等 の 所 見 も 残 さ な い.. そ の 結 果 が 表8に. 即 ち,家 病 毒 は,皮. 兎 第7号. に お い て も, A‑Gel処. 理. 内 接 種 後48〜72時 間 を 経 過 した 時. の 観 察 に,最. も著 明 な 所 見 を 呈 し, 96時 間 を. 経 過 す れ ば,既. に 退 化 の 傾 向 を 示 す こ とが 理. は,. 病 毒 材 料 が 単 独 に 供 され る時 の 反 応 の 発 現 度且 つ 一 過 性 で あ り, A‑Gel単. る 皮 内 注 射 に よつ て も,著 な い こ とか ら, A‑Gel処 来 性 は, A‑Gelの. 独に よ. しい 反 応 は 発 現 し. 理 病 毒 の皮膚 反 応発. 協 力 に よ り強 化 さ れ る もの. で あ る.. 測 さ れ,. 釈病 毒に 相 当す る局所 の発赤. 稀 釈 で は,そ. あ り,. 10‑5〜10‑6. の 大 き さ は11×11〜11×10mm,. 10‑7稀 釈 で は,遙. か に 小 さ く8×7mm程. 結 は11×9〜4×3mmの. も の が,. 10‑1〜10‑7稀. じ三 谷 株 病 毒材 料 に よ る,同. じ実 験 が 反 覆 さ. れ た が 何 れ の 場 合 に お い て も, A‑Gel処. 理病. 毒 に 反 応 発 来 性 が 強 く,接 種 後48時 間 〜72時 間 に 最 も著 し く 注 射 に よ り,発 結 痂 を 伴 わ ず,且. 釈 に 認 め ら れ,結. 痂を. 伴 う 潰 瘍 形 成 と し て み ら れ る. 10‑8稀. 釈 に 相 当 す る 局 所 は,発. 小 さ く発 来 す る に 過 ぎ ず,硬. 赤 の み が,. 結 ・潰 瘍 等 は 全. く発 来 し な い.. 0.3mlを,二. 釈 材料 の. 十 日鼠 の 腹 腔 内 に 接 種す るこ と. に よ り,観. 察 さ れ た 供 試 病 毒 の50%致. 死 量 は,. 10‑4.86と 求 め ら れ た . 即 ち,二. 十 日 鼠 に 対 す る50%致. 単 独 病 毒 乃至A‑Gelの. 単独. 10‑4.86に. 来 され る 皮 膚 反 応 は,硬. 結 ・. こ と に よ り,そ. つ そ の 発 現 も一 過 性 で あ り,. 度で 大 きさの. 供 試 大 関 株 病 毒 の10‑1〜10‑7稀. 兎 第8・ 第9・ 第10号 に つ い て,同. 間 目に. 示 さ れ た.. 14×14〜14×13mmで. あ る が,硬. 解 さ れ る.. 更 に,家. 10‑1〜10‑4稀. が家. 48〜72時. 〜24時 間 の 間 に み られ るが, 48時 間 を 経 過 し. は,軽. れの. れ,. 相 当 す る 病 毒 が,. 10‑7稀. 死 量 が,. A‑Gelを. 混 和す る. の 皮 内 反 応 の 発 来 性 は強 め ら. 釈 限 界 に お い て,な. お4×4mmの. 接 種 後, 12時 間 を 経 過 した 頃 に 著 し く,次 い. 硬 結 を 発 来 す る が,供. 試 病 毒 の 最 小 皮 膚反応. で 減 退 す る もの で あ る こ とは, A‑Gel処. 量 の 絶 対 価 は,. 釈 材 料 の0.05mlに. 理病. 10‑7稀. 相.

(11) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表8. 大 関 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. 当 す る.. 計 測 し,そ. 家 兎 第35号. の実 験. 接 種 後,. 二 十 日鼠 に 対 す る50%致 当 す る 大 関 株 病 毒 の, A‑Gelを 宛 を,家. 等 量 に 加 え,夫 兎 第35の. 死 量 が,. 10‑1〜10‑8稀. 10‑5に. 相. 釈 材 料 に,. 々 の 稀 釈 材 料 の0.1ml. 腹 部 の 皮 内に接 種 した時 に. 発 現 さ れ る 接 種 局 所 の 所 見 に つ い て 観 察,. 表9. 1661. 10‑1〜10‑8稀. (Ⅰ). の 結 果 が 表9に 48・72時. 示 さ れ た.. 間 を 経 過 し た 時 の 所 見 は,. 釈 材 料 の 接 種 局 所 に 一 致 し て,. 14×14〜5×5mmの. 発 赤 が 発 現 し, 10‑1〜10‑7. 稀 釈 材 料 の 接 種 局 所 に は,潰 硬 結 が 発 起 さ れ,そ 11〜3×3mmと. の 硬 結 の 大 き さ は,. 計 測 さ れ た.. 大 関 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. 瘍 の形 成 を伴 う. (Ⅱ). 11×.

(12) 1662. 福. 田. 10‑8稀 釈 材 料 の,接 種 局 所 の 発 赤 は,硬 結 ・. A‑Gel処. 理 大 関株 病 毒 の最 小 皮膚 反 表10. 大 関 株 病 毒 に. 大 関 株 病 毒 の10‑1〜10‑8稀. 釈 材 料 に,等. のA‑Gelを. 混 和 処 理 し,そ. 家 兎 第36の. 腹 部 皮 内 に 接 種 し,そ. 間 後 に,接. 種 局 所 の 所 見 が 観 察,計. そ の 結 果 が 表10に. れ の,. 量. 0.1ml宛. を. の48と72時 測 さ れ,. 釈 材 料 に 相 当 す る 局 所 に は.. 14×14〜12×11mmの. 発 赤 が 発 現 し,そ. の何. れ の 稀 釈 の 部 位 に も, 11×10〜9×9mmの 結 と 潰 瘍 の 形 成 を 伴 い,痂. 硬. 皮 を 被 る が,. 10‑3. 稀 釈 材 料 の 部 位 に は,. 8×7〜7×6mmの. と, 4×3〜3×3mm大. の 硬 結 が 発 現 す る が,. が 発 現 さ れ,硬. 発赤. 10‑4〜10‑5稀. 5×4〜3×2mmの. 釈材料 発 赤 のみ. 結 ・潰 瘍 を 伴 わ な い.. 死 量 が,各. 十 日. 稀 釈 列 に つ き,. 10匹 宛 の 二 十 日 鼠 を 供 す る こ と に よ り し ら べ ら れ た が,そ. の 価 は10‑2.4の0.3mlに. 相 当す. る と 求 め ら れ た. 即 ち,最. 家 兎36号 の 所 見 よ る 皮 内 反 応. 家 兎 第37号. (Ⅲ). の所 見. 大 関 株 病 毒 の10‑1〜10‑8稀. 兎 第37の. 釈 材 料 に, A‑Gel. れ の0.1ml宛. 腹 部 の 皮 内 に 接 種 し,そ. を,家. の48時 間 と. 小 皮 膚 反 応 限 界 を,硬. 結 形成 を 尺. 度 と す る な ら ば,そ. の 最 小 反 応 量 は,. 釈 材 料 の0.05mlに. 相 当 す る.. 察,計. 測 し,そ. の 結 果 が 表11に. 供 試 材 料 の10‑1〜10‑8稀 れ た 局 所 に は, 来 し,. 釈 の もの が 接 種 さ. 13×13〜3×2mmの. 10‑1〜10‑5稀. 〜5×4mmの. 示 さ れ た.. 発 赤 が発. 釈 部 位 の 発 赤 部 は,. 硬 結 と,潰. 9×8. 瘍 の 形 成 が み られ. る. 二 十 日 鼠 に 対 す る,供 致 死 量 は,. 10‑1〜10‑7稀. 試 大 関 株 病 毒 の50% 釈 材 料 に つ き,各. 稀. 釈 列 に10匹 宛 の 二 十 日 鼠 が 供 さ れ る こ とに よ. こ の 実 験 に 供 さ れ た 大 関 株 病 毒 の,二 鼠 に 対 す る50%致. あ る.. 72時 間 後 に 発 来 す る 接 種 局 所 の 皮 膚 所 見 を 観. 10‑1と10‑2稀. の 接 種 部 位 に は,. 結 を 発 現 す る 最 大 稀 釈 を 限 界 とす. を 等 量 に 混 和 処 理 し,そ. 示 さ れ た.. 潰 瘍 の 形 成 は な い,又,. 応 量 は,硬. れ ば, 10‑7稀 釈 供 試 病 毒 の0.05mlで. 潰 瘍 は 発 現 さ れ な い. 即 ち,. 要. 10‑3稀. り検 べ ら れ た が,そ. の 値 は,. 10‑3.16に 相 当 す. る と 求 あ ら れ た. 皮 内 反 応 に 於 け る,最. 小 皮 内 反 応 の 限 度 を,. 硬 結 発 来 を 尺 度 と す れ ば,そ. の 最 小 反 応 量 は,. 10‑5稀. 相 当 す る こ とが. 釈 材 料 の,. 0.05mlに. わ か る. 家 兎 第38号. の所 見. 大 関 株 病 毒 材 料 の,. 10‑1〜10‑8稀. 釈 の もの.

(13) 恙 虫 病毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. に,等 0.1ml宛. の48時 間 と72時 観 察,計. 表11. 大 関 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. (Ⅳ). 表12. 大 関 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. (Ⅴ). 量 のA‑Gelが が,家. 混 和 さ れ,各. 兎 第38の. 稀釈材料の. 皮 内 に 接 種 さ れ,そ. 間 後 に 発 現 され る 所 見 が. 測 さ れ,そ. の 結 果 が 表12に. 示 され. た.. 料 に よ る,. 48〜72時. 間 目 の 所 見 は,何. 結 部 も,潰. 瘍 を 伴 つ て い る.. 供 試 病 毒 の 力 価 の 測 定 が,二 て な さ れ,そ. の50%致. れ の硬. 十 日鼠 を 供 し. 死 量 は10‑3.6と. 求めら. れ た.. 10‑1〜10‑8稀. 釈 材 料 の 接 種 局 所 に 一 致 し,. 12×12〜3×2mmの. 発 赤 が 発 現 さ れ,. 10‑6稀 釈 材 料 に 一 致 す る 局 所 に は, ×2mmの. 1663. 硬 結 が 発 来 し,. 10‑1〜 9×8〜3. 10‑1〜10‑6稀. 釈材. 即 ち, Gel処. 10‑3.6に. 理 材 料 は,家. 相 当 す る 大 関 株 病 毒 の,. A‑. 兎 の 皮 内 に 接 種 し た 時 に,. 発 赤 ・硬 結 ・特 に 潰 瘍 が 発 来 さ れ,そ 反 応 の 最 小 反 応 限 界 は,硬. の皮 内. 結 の発 来 を尺 度 と.

(14) 1664. 福. 表13. さ れ る 時 に は,. 10‑6稀. 田. 要. 大 関 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. 釈 材 料 の0.05mlに. 相. 家 兎 第40号. 当 す る.. の所 見. 験 が な さ れ,A‑Gel処. 大 関 株 病 毒 の10‑1〜10‑8稀 のA‑Gelが 第39の. 来 性 が 果 し て,遇. 混 和 処 理 さ れ た 病 毒 に よ る,家. 兎. 反 応 で あ る か の 判 定 に 資 せ ら れ た.. 種 の48時. 間 と,. の 結 果 が 表13に. 示 さ. れ た. 供 試 病 毒 の10‑1〜10‑8稀. 釈 に一 致す る接種. 13×13〜5×4mmの. 発 赤 が み ら れ,. A‑Gel処. 稀 釈 部 位 に は,硬. 何 れ も,. い,結. 釈 材 料 の 接 種 部 位 の 硬 結 に は,亦. 10‑1 何. れ も 潰 瘍 の 形 成 が 伴 つ て い る. こ の 家 兎 第39の. 死 量 は,. 10‑4.77. に 相 当 す る こ と が 求 め ら れ た. 即 ち,硬. 皮 内 反 応 発 来 性 の 最 小 限 界 値 は, 毒 の0.05ml以. 10‑8稀 釈 病. 上 に 相 当 す る と み ら れ,二. 日 鼠 の 腹 腔 内 に,供. 十. 試病 毒材 料を 接種 す るよ. 兎 の 皮 内 に,. A‑Gel処. 理 を行 つ て接. 種 す る 方 法 が よ り鋭 敏 で あ り,微 検 出 さ れ る と 考 え る.. 量 の病 毒 が. 釈材 料 に 等量の 兎 第40の. 発 赤 が 見 ら れ,. 皮内反. 10‑1〜10‑6. 結 が 形 成 さ れ,就. 釈 に 発 来 さ れ た 硬 結 に は,潰. 中,10‑1 瘍 を伴. 痂 が み ら れ る.. 供 試 病 毒 に つ き,念. の 為 に 吟 味 さ れ た,二. す る と 求 め ら れ,. 死 量 は,. A‑Gel処. 10‑4.6に 相 当. 理 病 毒 が 皮 内 接種. 時 の 最 小 反 応 限 界 が 硬 結 形 成 で あ る とす れ ば, そ の 最 小 反 応 量 は10‑6稀. 結 発 来 の 有 無 を 尺 度 と し た 時 の,. 定す る. 釈 材 料 の 接 種 局 所 に,. 十 日鼠 に 対 す る50%致. 実 験 に 供 され た 大 関 株 病 毒. 十 日 鼠 に 対 す る50%致. 10‑1〜10‑7稀. 10×10〜3×2mmの. 〜10‑5稀. 硬 結 を 伴 い,. 10‑1〜10‑8稀. 理 を 行 つ た 時 の,家. 各 稀 釈 材 料 に よ り発 起 さ れ た 局 所 の 発 赤 は, 9×7〜2×2mmの. 発 現 象 で は な く,安. 供 試 病 毒 の,. 応 所 見 は,. 〜10‑7稀. 理 病 毒 の 皮 膚 反 応 の発. 量. 皮 内 反 応 の 結 果 は,接. 局 所 に,. 兎 の 皮 内 接 種 の実. 釈 材 料 に,等. 72時 間 後 に 観 察 さ れ,そ. り も,家. の所 見. 大 関 株 病 毒 に よ る,家. 家 兎 第39号. の,二. (Ⅵ). 相 当 し,病. 釈 材 料 の0.05mlに. 毒 の 検 出 を 目 的 とす る の で あ れ ば,. 二 十 日 鼠 を 供 す る 最 小 感 染 量 試 験 よ り も, A‑ Gel処. 理 病 毒 とな し皮 内 反 応 が な され た場 合. が よ り鋭 敏 で あ り,微. 量 の 病 毒 が 認知 され. る. 2.. 鼠系 〓. 鼠系 〓. 株 病 毒 に よ る実 験. 株 病 毒 を 供 す る こ と に よ り,濃 度.

(15) 恙 虫病 毒 の 皮内 反 応に 関 す る研究. 表14. 大 関 株 病. 毒 に よ る 皮 内 反 応. と,皮 膚 反 応 発 来 性 の 関 係 を 観 察 した.. 10‑1〜10‑8稀. 家 兎第42号 の 所 見. 13〜5×4mmの. 二 十 日 鼠 に 対 す る50%致 当 す る,鼠. 系 〓. 材 料 に,等. 量 のA‑Gelを. 死 量 が10‑5.28に. 株 病 毒 の,. 10‑1〜10‑8稀. 混 和 処 理 し,家. 時 間 乃 至72時. 釈. 〜10‑7稀. 兎第. 測 さ れ,そ. の 結 果 が 表15に. 示さ. 2mmの. 表15. 鼠 系 〓. 釈 材 料 の 接 種 局 所 に は,. 13×. 毒 材 料 接 種 の48. 間 後 に 見 ら れ,そ. の う ち,. 10‑1. 釈 材 料 の 接 種 部 位 に は6×6〜3× 硬 結 が 発 現 す る が,. 10‑1〜10‑3稀. 釈材. 料 の 部 に 発 現 す る 硬 結 は 潰 瘍 の 形 成 を 伴 う.. A‑Gel処. 理 病 毒 に よ る 皮 内 反 応 の,最. 膚 反 応 量 は,有. れ た.. (Ⅶ). 発 赤 が,病. 相. 42の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 し た 時 の 皮 内 反 応 の 所 見 が 観 察,計. 1665. 小皮. 意 義限 界 を硬 結形 成 とす るな. 株 病 毒 に よ る皮 内 反 応. (Ⅰ).

(16) 1666. 福. ら ば,そ. の価 は10‑7稀. 釈 病 毒 の0.05mlに. 相 当 す る と求 め ら れ,二 に よ る, 50%致. 田. 十 日鼠 の 腹 腔 系 伝 達. 死 量 に 較 べ,は. るか に微 量 な. 要. 相 当す る鼠 系 〓. 株 病 毒 の, 10‑1〜10‑8稀 釈. 材 料 に, A‑Gelを. 等 量 に 混 和 処 理 し,家 兎 第. 43の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 す る こ とに よ り,皮 内. る病 毒 材 料 を 以 つ て,陽 性 皮膚 反 応 を 発 起 す. 反 応 発 来 性 の 程 度 が,病. 毒 材 料 接 種 の48時 間. る.. と, 72時 間 後 に 観 察,計. 測 さ れ,そ. 家 兎 第43号 の 所 見. 表16に 示 され た.. 二 十 日鼠 に 対 す る50%致. 死 量 が, 10‑4.68に. 表16. に,. 12×12〜3×3mm程. 10‑1〜10‑6稀. 鼠 系 〓. 6×6〜3×2mmの. 硬 結 を 伴 つ て い る.. な お,. 10‑1〜10‑5稀. 起 さ れ た 硬 結 は,何. 釈 部 位 に 相 当 し て,発 瘍 の 形 成 を 伴 い,. 痂 皮 を 被 る. A‑Gel処. れ ば,そ. 株 病 毒 の,家. 兎 第43に. 内 反 応 発 来 性 の 最 小 反 応 量 は,そ. の 発 来 の 限 界 が,硬 の 価 は,. 結 形 成 の有 無 に拠 る とす 10‑6稀. 釈 材 料 の0.05mlに. 相 当 す る. 即 ち,こ. こ れ を 殺 し,肝. の 実 験 に お い て も,硬. て 求 め ら れ る50%致 価 で 示 さ れ る. の所 見. 結 形成 を 尺 十 日鼠 に つ い. 死 量 よ りは は る か に 低 い. 死 量 が,. 株病 毒感染 二十 日. 腔 内 に 接 種 し た7日. 後 に,. と脾 を 摘 出 し て この 皮 内 反応. の 実 験 に 供 さ れ た.. 和 処 理 し,家. 兎 第44に. た 結 果 が,表17に 10‑1〜10‑7稀. 釈 病 毒 材 料 に等 量 に混 つ い て 皮 内 反 応 を行 つ. 示 さ れ た. 釈 料 料 の 接 種 局 所 に は,. 11〜4×3mmの. 発 赤 が,病. 10‑1〜10‑5稀. 病 毒材 料 に 相 当 し, 7×6〜3×2mmの 10‑1〜10‑1稀. 11×. 毒 接 種 後48時 間 と. 72時 間 の 観 察 の 時 に み ら れ,. 度 と す る 最 小 皮 内 反 応 量 は,二. 家 兎 第44号. 10‑2.76に 相 当 す る 鼠 系 〓. A‑Gelを10‑1〜10‑8稀. 理鼠系 〓. お け る,皮. (Ⅱ). 供 試 病 毒 の 二 十 日 鼠 に 対 す る50%致. 鼠 の 脾 乳 剤 を,腹. れ も,潰. 釈 に 相 当す る接種局所. 株 病 毒 に よ る皮 内 反 応. 度 の 発 赤 が 発 現 し,. 釈 の 部 に は,. 病 毒 の10‑1〜10‑8稀. の結 果 が. 釈. 硬 結 が,. 釈 に 相 当 す る局 所 に 潰 瘍 を 伴つ. て い る. 即 ち,. A‑Gel処. 理 病 毒 に よ り 家 兎 を供 す る. 時 に み ら れ る 皮 内 反 応 の,最. 小 有 効 反 応 量 は,.

(17) 恙 虫病 毒 の皮 内 反応 に 関す る研究. 表17. 鼠 系 〓. 株病 毒 に よる皮内反 応. 皮 膚 に 発 来 され る反 応 の 有 効 限 界 が,硬 成 で あ る とす れ ば,そ. 1667. 結形. の 価 は, 10‑5稀 釈 病 毒. 材 料 の, 0.05mlに. 相 当 す る とみ られ,二. 十. 日鼠 に 対 す る50%致. 死 量 の絶 対値 が 低 い時 に. 材 料 に,等 よ り,実 は,表18に. (Ⅲ). 量 のA‑Gelを. 混 和 処 理 す る こ とに. 施 さ れ た 家 兎 第45の. 皮内 反応 の結 果. 示 さ れ た.. 10‑1〜10‑7稀. 釈 材 料 の 接 種 局 所 に,発. は最 小 反 応 量 もそ の 値 が 低 く示 さ れ る.. 発 現 さ れ る が,硬. 家 兎第45号 の 所 見. 相 当 す る 局 所 に の み み ら れ,就. 二 十 日 鼠 に 対 す る50%致 相当す る鼠 系 〓. 死 量 が,. 株 病 毒 の,. 表18. 10‑5.36に. 10‑1〜10‑8稀. 鼠 系 〓. 釈. を 伴 う も の は,. 結 は10‑1〜10‑6稀. 10‑1〜10‑5稀. れ る.. 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. (Ⅳ). 中,潰. 赤 が. 釈 材 料に 瘍形成. 釈 の範 囲 に 限 ら.

(18) 1668. 福. 即 ち, A‑Gel処. 理 病 毒 に よ る皮 内 反 応 の 最. 小 有 効 反 応 量 は,諸. 反 応 有 効 限 界 を,硬. 成 迄 で あ る とす る な れ ば,そ 病 毒 の, 0.05mlに る50%致. 田. 相 当 し,二. 死 量 の 値 に 較 べ,遙. 結形. 皮 内 に 接 種 し た48時 間 と72時. 間 後 に,接. 種 局 所 に 発 現 さ れ る所 見 を 観 察,. 計 測 し,そ. の 結 果 が 表19に. 10‑1〜10‑8稀. 鼠 系 〓. 発 赤 が 発 来 し,硬. 結 は10‑1〜. 既 に,三. つ10‑1 れ. 理鼠. く皮 膚 に 特 徴 あ る所 見 を. 〓. 株病毒. 兎 の 皮 膚 を 供 す る 皮 内 反 応 が, A‑. 理 を 行 う病 毒 材 料 に よ り な さ れ た が,. 更 に 谷 沢 株 病 毒 に つ い て も,そ. の 実 験 に お い て も, A‑Gel処. 11×. (Ⅴ). 谷 株 ・大 関 株 ・鼠 系. に つ き,家 Gel処. 示 さ れ た.. 釈 病 毒 の 接 種 局 所 に は,. 株病毒 に よる皮内反 応. 釈 に 相 当 し て 発 来 す る 硬 結 は,何. 株 病 毒 は,よ. 釈. 宛 を 家 兎 第47の. も 潰 瘍 を 伴 つ て い る.. 系〓. 10‑1〜10‑8稀. 十 日鼠 に 対 す. 釈 病 毒 材 料 の 部 位 に み ら れ,且. 即 ち,こ. 株 病 毒 の,. 10‑4.08に. 等 量 に 混 和 し,そ れ の0.1ml. か に 低 く示 され. 表19. 〜10‑5稀. 相 当 す る鼠 系 〓. 死 量 が,. 材 料 は, A‑Gelを. 家 兎第47号 の所 見. 10‑6稀. 二 十 日 鼠 に 対 す る50%致. の値 は10‑6稀 釈. る.. 11〜3×3mmの. 要. の 皮 内 反応発. 来 性 が 吟 味 さ れ た. 家 兎 第48号. の所 見. 二 十 日 鼠 に 対 す る50%致. 死 量 が,. 10‑2.5稀. 発 現 し,皮 膚 反 応 の 有 効 限 界 を 硬 結 形 成 で あ る とす る な ら ば,供. 試病 毒 の最 小有 効反 応 量. は, 10‑6稀 釈 の0.05mlに 鼠系 〓 A‑Gel処. 相 当 す る こ とに な る.. 釈 に 相 当 す る 谷 沢 株 病 毒 の, 材 料 に,等. 量 のA‑Gelを. し ら べ ら れ,家. 釈. 混 和 す る こ とに よ り. 兎 第48の. 皮 内 反 応 の 結 果 は,. 株 病 毒 を 供 す る家 兎 の 皮 内 反 応 は, 理 が な さ れ た 病 毒 材 料 が,よ. く皮 内. 反 応 発 来 性 を 示 し,硬 結 乃 至 潰 瘍 を 伴 う発 赤 と し て特 徴 ず け ら れ,そ の 程 度 は,二. 十 日鼠. 接 種 の48時 表20に. 10‑1〜10‑5稀. %致 死 量に 較 べ,は. 10‑1〜10‑3稀. が 理 解 され る. 谷 沢 株 病 毒 に よ る実 験. 測 さ れ,. 理 を 行 つ た 時 に発 現 され る 接種局. 10×10〜3×3mmの. るか にそ の値 は 低 い こ と. 間 後 に 観 察,計. 示 さ れ た.. A‑Gel処 所 の,. 間 と72時. の 腹 腔 内 に 接 種 して 認 知 され る供 試 病 毒 の50. 3.. 10‑1〜10‑8稀. 釈材 料 に 相 当 す る部 に 発 赤 が 発 現 し,そ. 釈 に 相 当 し,. の うち,. 4×3〜3×3mmの. 硬 結 を 伴 う. 就 中,. 10‑1と10‑2稀. 釈 材 料 の 接 種 部 の硬結.

(19) 恙 虫病 毒 の皮 内 反応 に 関す る研究. 表20. 谷 沢 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. は,潰 瘍 を 形 成 す る. 即 ち,硬. 結 形 成 が,最. 小 皮膚 反応 の限 界 で. の 最 小 皮 膚 反 応 量 の 値 は,. 10‑3稀. 0.05mlに. 相 当す る と い え. る.. 時 間 後 に 観 察,計. 内 接 種 の48時 間 と72. 測 し,そ の 結 果 が 表21に 示. され た. 即 ち,. A‑Gel処. 理 供 試 病 毒 の10‑1〜10‑6の. 稀 釈 に 相 当 し, 11×11〜3×2mmの. 家 兎 第49号 50%致. (Ⅰ). 応 発 来 性 が 調 べ ら れ,皮. あ る とす れ ば,そ 釈 病 毒 の,. 1669. の所 見. 死 量 が,. 毒 の10‑1〜10‑8稀. ら れ,硬 10‑3.58に. 相 当 す る谷 沢 株 病. 釈 材 料 に,等. 混 和 処 理 し た 時 の,家. 表21. 兎 第49に. 量 のA‑Gelを おけ る皮膚 反. 結 は10‑5稀. 発赤がみ. 釈 材 料 に 迄 発 現 し,. 10‑3. 稀 釈 迄 の 硬 結 に は 潰 瘍 が 形 成 さ れ て い る.. 即 ち,皮 膚 反 応 の 陽 性 限 界 を,硬 とす る な ら ば,こ. 谷 沢 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. 結形 成迄. の 実 験 に於 け る最 小 皮 膚 反 (Ⅱ).

(20) 1670. 福. 応 量 の 価 は,. 10‑5稀. 釈 病 毒 の0.05mlに. 田. 相当. 要. に,等. 量 のA‑Gelを. 混 和 処 理 し,家. 兎第50に. す る.. 対 す る皮 膚 反 応 の 発 来 性 が 調 べ ら れ,接 種 後. 家 兎 第50号. 48時 間 と72時 間 に 於 け る局 所 が,観 察,計 測. の所 見. 二 十 日 鼠 に 対 す る50%致 め ら れ た 谷 沢 株 病 毒 の,. 死 量 が10‑4.86と 10‑1〜10‑8稀. 表22. 現 し,. 10‑1〜10‑6稀. 求. 釈材料. 釈 材 料に 相 当す る範 囲 に. 10‑1‑10‑7稀. 釈 材 料 の 接 種 局 所 に 発 赤 が発. の 実 験 か ら 得 ら れ る最 小 皮 内 反 応 量. の 値 は, 10‑6稀 釈 材 料 の0.05mlに 実 験 か ら も,か. 相 当 す る. な り微 量. の 値 が10‑4稀. 家 兎 第52号. の所 見. 二 十 日 鼠 に 対 す る50%致. る.. 施 さ れ,そ. 死 量 が,. 相 当 す る 谷 沢 株 病 毒 の10‑1〜10‑8稀. ほ ど こ さ れ,そ 10‑1〜10‑6稀. 兎 第51に. 10‑3.43に 釈 のA‑Gel. つ き皮 内 反 応 が. の 結 果 が 表23に. 示 さ れ た.. 釈 材 料が 接種 され た局 所 に 発. 赤 が 発 来 し, 10‑1〜10‑4稀 10‑1と10‑2稀. 釈 の 局 所 に 硬 結 が,. 釈 材 料 の部 に潰 瘍 を伴 つ て い. る. 即 ち,. の 結 果 が 表24に. 釈 の 範 囲 に 発 現 し,そ ×2mmで. あ り,硬. 皮 膚 に つ い て実. 示 さ れ た.. 理 病 毒 の皮膚 反応 の発 来性. の 有 効 限 界 を 硬 結 形 成 迄 で あ る と す る な ら ば,. 10‑1〜10‑7稀. の 大 き さ は12×12〜3. 結 は10‑1〜10‑6,潰. 瘍が. 10‑1〜10‑4稀. 釈 材 料 の 接 種 部 位 に み ら れ る.. 即 ち,処. 理 病 毒 の 皮 膚 反 応 の発 来 性 の 有効. 限 界 が 硬 結 形 成 迄 と す る な ら ば,最. 小 皮 膚反. 応 量 は,. 10‑6稀. 釈 病 毒 の0.05mlに. 相 当 し,. A‑Gel処. 理 を 施 す こ と に よ り,微. 量 の病 毒の. 存 在 が,皮 A‑Gel処. 兎 第52の. 10‑4.5に. 理 病 毒材 料に. 接 種 局 所 に み ら れ る 発 赤 は,. 二 十 日鼠 に 対 す る50%致. 処 理 材 料 を 供 し,家. 死 量 が,. 相 当 す る 谷 沢 株 病 毒 のA‑Gel処 よ る 皮 内 反 応 が,家. の所 見. 釈 病 毒 材 料 の0.05ml. に 相 当 す る.. の 病 毒 の 存 在 を 証 明 し うる も の で あ る と考 え. 家 兎 第51号. (Ⅲ). この 実 験 か ら 求 め ら れ る供 試 病 毒 の 最 小反 応 量 は,そ. 皮内 反 応 の 有 効 限 界 を 硬 結 形 成 で あ る とす. こ の 家 兎 第50の. の 結 果 が 表22に 示 さ れ た.. 谷 沢 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. 硬 結 が 発 起 さ れ て い る.. れ ば,こ. さ れ,そ. 内 接 種 に よ り検 知 す る こ とが で き. る. C.. A‑Gel処. 理 加 熱 病 毒 に よ る 皮 内 反応.

(21) 恙 虫病 毒 の皮 内 反応 に 関す る研究 表23. 谷 沢 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. (Ⅳ). 表24. 谷 沢 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. (Ⅴ). 三 谷 株 ・大 関 株 ・谷 沢 株 ・七 島 株 ・鼠 系 〓. 株 病 毒 感 染 二 十 日 鼠 の,脳. 〜10‑2稀. 釈 乳 剤 を ,予. 冷 却 後,等 を,家. 量 のA‑Gelを. め60℃. ・肝 ・脾 の10‑1 1時 間 加 熱 し,. 混 和 した 病 毒 材 料. 兎 の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 し た 後,. と72時 間 を 経 過 し た 時 に,接. 48時 間. 種 局 所 に発 現 さ. れ る 所 見 を 観 察 し た. 1. 50%致. 1671. 釈 乳 剤 を 加 熱 す る こ と に よ り死 毒 化 し,こ にA‑Gelを. 混 和 し,家. 兎 第55の. 宛 接 種 し た 結 果 が 表25に 更 に,二. 相 当 す る 三谷 株病. 示 さ れ た.. 10‑5.08に 相 当 す る 三 谷 株 病 毒,即. た 材 料 にA‑Gel処. 死 量 が ち,肝. れ の10‑1〜10‑5に 理 を 行 い,家. 60・61・62・63・64・65の. れ. 皮 内 に, 0.1ml. 十 日 鼠 に 対 す る50%致. を 加 熱 死 毒 化 し,こ. 三谷 株死 病 毒 に よ る皮内 反 応 死 量 が10‑5.08に. 毒 感 染 二 十 日 鼠 の 肝 ・脾 ・脳 の10‑1と10‑2稀. 乳剤 稀釈 し. 兎 第58・59・. 皮 内 に 接 種 し,そ.

(22) 1672. 福. 表25. A‑Gel処. 田. 要. 理 三 谷 株 死 病 毒 に よ る皮 内 反 応. の48時 間 後 の 接 種 局 所 を 観 察 し,そ の 結 果 が. 10‑6〜10‑7稀. 表26に 示 さ れ た.. れ た こ と か ら,死. 供 試 生 病 毒 の10‑1〜10‑8稀. 釈 材 料 に.A‑Gel. 処 理 を 行 い,同 一 病 毒 の 生 ・死 の 場 合 に 於 け るA‑Gel処. 理 に よ る 皮膚 反 応 発 来 性 の,最 小. 皮 膚 反 応 量 が,病. 毒 の 稀 釈 度 に よ り示 され,. 釈 の0.05mlに. 相 当 す る と示 さ. 病 毒 は,. A‑Gel処. 理 に よ り,. 皮 膚 反 応 発 来 性 を 獲 得 す る も の で は な い と理 解 さ れ る. 2.. 大 関 株 死 病 毒 に よ る皮 膚 反 応. 二 十 日 鼠 に 対 す るLD50=10‑4.81に. 相 当す. 比 較 さ れ た. る 大 関 株 病 毒 材 料 を,. 即 ち,死. 毒 材 料 で は,各. が 発 来 せ ず,従. つ て 有 意 とす る皮 膚 反 応 の 結. 病 毒 の 対 照 実 験 と し て な され た,供. 試生 病. 毒 の 各 動 物 に 発 来 す る最 小 皮 膚 反 応 の 値 は A‑Gel処. 理 三 谷株 死病 毒 に よ. る皮 内 反応. そ の10‑1〜10‑5稀 混 和 し,そ. 果 は 何 れ も陰 性 で あ る.. 表26. 60℃. 30分 間 加 熱 し,. 供試 動物 共に硬 結 釈 材 料 に,等. れ の0.1ml宛. さ れ た 成 績 が 表27に. A‑Gel処 表27. 量 のA‑Gelを. が 家 兎 の 皮 内 に接 種. 示 さ れ た.. 理 死 病 毒 が 接 種 さ れ た 皮 膚 の局 所 A‑Gel処. 理大 関 株死 病毒 に よ. る皮内 反 応.

(23) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究 には,軽 兎第74に. 度 の 発 赤 が 発 現 さ れ る に 過 ぎ ず,家 於 い て 接 種 後48時. 4.. 1673. 谷 沢 株死 病 毒 に よ る 皮 内 反 応. 間 目 に,一 過 性. 二 十 日鼠 に 対 す るLD50=10‑5.13に. 相当 す. の 硬 結 が み ら れ た が, 72時 間 を 経 過 した 時 の. る谷 沢 株 病 毒 よ り作 ら れ たA‑Gel処. 理 死病 毒. 観 察 で は,こ. に よ る,家. れ は 全 くみ ら れ な い が,反. 之,. A‑Gel処 理 生 病 毒 が 皮 内 に 接 種 され た 局 所 に. 兎の皮膚 を供 した時 の 皮内 反 応 の. 結 果 が 表29に 示 され た.. 発 現 され る所 見 は 著 明 で あ り,硬 結 発 来 を 有 意 な 皮 膚 反 応 の 限 界 で あ る とす れ ば,供 毒 の最 小 皮 膚 反 応 量 は,供 の 動 揺 は あ るが,そ. 試病. 表29. 理 谷 沢 株 死病 毒に よ. る皮 内 反 応. 試 動 物 の間 に 多少. の 価 は10‑5〜10‑7の. A‑Gel処. 程度. に 相 当す る. 3.. 鼠系〓. 株 死 病 毒 に よ る皮 内 反 応. 二 十 日鼠 に 対 す るLD50=105.34,又 に相 当す る鼠 系 〓 A‑Gelに. は10‑2.66. 株 病 毒 の 加 熱 死 病 毒 が,. よ り処 理 さ れ,家. 兎 の皮内 に接種 さ. れ た 時 に 発 来 す る 皮 膚 反 応 が 観 察 され,そ. の. 結 果 が 表28に 示 され た. 表28. A‑Gel処. 理鼠系 〓. 株 死病 毒. に よる皮 内反 応. 皮 内 接 種 の結 果 が,硬. 結形 成 の有 無か らそ. の 有 意 性 が 判 断 さ れ た が, A‑Gel処. 理 生病 毒. は よ く,皮 内 反 応 発 来 性 を 示 す に も拘 ら ず, 死 病 毒 の 場 合 に は この 現 象 は み ら れ な い. 即 ち, A‑Gel処 応 発 来 性 は,生. 理 に よ り発 来 さ れ る 皮 膚 反 病 毒 が 供 せ ら れ る時 に 限 り認. め ら れ る. 5.. 七 島株 死病 毒に よる皮内 反 応. 二 十 日 鼠 に 対 す るLD50=10‑4.76に る 七 島 株 病 毒 か ら 作 ら れ た, LD50=10‑5.34に ら れ たA‑Gel処. 相 当す る 病 毒 材 料 か ら つ く. で は,発. 理 死 病 毒 材 料 に よ る皮 内 反 応. 赤 は 発 来 さ れ る が,全. く硬 結 は み ら. れ な い. LD50=10‑2.66に. 相 当す る鼠 系 〓. か ら 作 ら れ たA‑Gel処 反 応 に 於 て も,供. 理 死 毒材 料 に よる皮内. 試 家 兎 の 皮 膚 に は,何. 硬 結 も 発 来 さ れ ず,. A‑Gel処. よ り処 理 さ れ て も,硬. 等 の. 理 生 毒 は よ く皮. 内 反 応 発 来 性 を 示 す に も 拘 ら ず,死 Gelに. 株病 毒. 毒 はA‑. 結 を 伴 う皮 膚 反. 応 は 発 現 され な い も の で あ る こ とが 理 解 され る.. 表30. A‑Gel処. A‑Gel処. 相当す 理死 病. 理 七 島株 死病 毒に よ. る皮 内 反 応.

(24) 1674. 福. 毒 の,家. 田. 兎 の 皮 膚 に お け る 反 応 性 が,皮. 種 の48時 間 と72時 間 後 に 比 べ られ,そ. 内接. の結 果. が 表30に 示 さ れ た. 生 病 毒 がA‑Gelに. 起 病 力 を 減 弱 せ しめ る為 に,牛 胆 汁 の 処 理 が 適 当 で あ る こ と を 示 し,又 梅 谷(昭31)は, 宿 主 側 の 生 理 的 変 調 を 惹 起 す る, Nitrogen‑. よ り処 理 され た 時 に よ く. 皮 膚 反 応 発 来 性 が 賦 与 さ れ るが,死. 病 毒 では. こ の 現 象 は み ら れ な い. 考. mustard‑N‑oxideを. 予 め 腹 腔 内 処 理 に よ り,. 次 い で 接 種 さ る恙 虫 病 病 毒 の 発 症 致 死 能 に対 し,抑 制 的 に 作 用 され る の み な ら ず,高 度 の 免 疫 性 も賦 与 され る業 績 は,交. 察. VirusとRickettsiaの は,先. 要. 叉感 染試験 に. 新 し い 知 見 を 提 供 した とい え る.. 起 病 力 に 関 す る研 究. ず 感 受 性 動 物 へ の,供 試 病 毒 に よ る接. 著 者 は,恙. 虫 病 病 毒 に 対 す る,皮 膚 反 応 発. 来 性 を 増 強 す る協 力 因 子 を 求 め,皮. 内反応に. 種 に 始 り,供 試 病 毒 の 力 価 は 感 受 性 動 物 の 種. よ る交 叉 中 和 試 験 と,交 叉 感 染 試 験 の 基 礎 と. 類 ・病 毒 材 料 ・感 染 経 路 か ら考 察 さ れ, LD50. な る定 量 的 皮 膚 反 応 の研 究 を 行 つ た が, A‑Gel. の 概 念 が そ の 表 現 に 好 ん で 導 入 され る.. が こ の 所 期 の 作 用 を 有 す る もの で あ る こ とを. 微 生 物 の 分 野 に お け る 皮 内 反 応 の 発 来 性 と,. 知 り,家 兎 の 皮 膚 を 供 す るA‑Gel処. 理 病 毒が. 起 病 力 の 関 係 を 究 め た 実 績 は 極 め て 少 く,. 特 異 的 な 皮 膚 反 応 を 発 起 す る こ とに 就 い て詳. Corynebacterium. し い 研 究 を 行 つ た 結 果,興 味 あ る結 果 を 得,. Diphtheriae毒. 反 応 が, Romer (1909)に. 素 に よ る皮 内. よ り確 立 され た の を,. 試 験 が,二. 輝 か し い 業 績 とす る に 止 ま る. 恙 虫病 病 毒に 関す る皮内反 応 の研 究 に於 い て も,全. く未 開 拓 で あ る と し て も過 言 で は な. い の み ら ず,本. 病病 毒の 血清 学 的 免疫 学的 研. 究 は 遅 々 と し,交. 叉的 に 吟 味 され る べ き中 和. 試 験 ・感 染 試 験 に よ る,試 験 管 内,乃. 至生 体. 内 の 中 和 現 象 の 適 格 な 把 握 す ら他 の 病 毒 の 如 くに は す す め ら れ て い な い とい え る.. 量な病 毒材 料が 皮下 に 接. 種 さ れ るに 拘 ら ず,発. 十 日鼠 を 供 し て な され る よ り も,. 容 易 か つ 確 実 で あ る とす る結 果 を 得 た. 先 づ,本. 篇 に お い て は, A‑Cel処. 理 恙 虫病. 病 毒 の 特 異 的 皮膚 反 応 の 発 来 性 に 関 す る研 究 の 結 果 に つ い て述 べ た. 以 下 に これ を 要 約 し て 記 述 す る. 1.. 大 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系 〓. 株 ・谷 沢. 株 ・七 島 株 病 毒 と し て,感 染 二 十 日鼠 の 肝 と. 交 叉 感 染 の た め に 行 わ れ る二 十 日鼠 の 生 病 毒 免 疫 の 結 果 は,微. 皮 内 反 応 に よ る交 叉 感 染 試 験,乃 至 交 叉 中和. 症 致 死 を 発 来 す る もの. 脾 乳 剤 を 供 し,そ れ の 種 々 の 稀 釈 材 料 に等 量 のA‑Gelを. 混 合 し,そ. れ の0.1ml宛. を家兎. の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 した 後, 12・24・48.72・. が 少 くな く,免 疫 期 間 を 経 過 した 後 に,攻 撃. 9〓・120・144・168・192時. 間 に亙 り,発 現 さ. に 供 され る免 疫 二 十 日鼠 が 少 くな る 点 は,恙. れ る接 種 局 所 の 所 見 を,発. 赤 ・硬 結 形 成 ・潰. 虫 病 病 毒 の 型 の 鑑 別 に 致 命 的 な 影 響 を 齎 ら し,. 瘍 形 成 に つ い て 観 察,計. 真 理 と偶 現 象 の 混 在 が,研. 究者 の 判断 を誤. 認 に 導 く こ とが 多 い. 軒 原(昭30)は,二. 供 試 病 毒株 共 に,概. ね 生 病 毒 材 料 接 種 後12時. 間 目 の観 察 に お い て,既 十 日鼠 の 生 病 毒 免 疫 に. よ る 発 症 致 死 を 予 期 し,免 疫 の た め に 可 及 的. 測 した が,発 赤は各. に 発 現 す るが,未 だ. 硬 結 ・潰 瘍 等 の 形 成 は み られ な い. 接 種 後24時 間 目 の 接 種 局 所 の 所 見 は,一 般. に 多 数 の 二 十 日鼠 を 供 す べ きで あ る と し,漸. に 進 展 し,供 試 病 毒 の 濃 厚 な も の に 発 赤 も大. 次 稀 釈 され た 供 試 病 毒 の1稀 釈 列 毎 に,少. き く,硬 結 ・潰 瘍 の 形 成 が 発 現 す る.. く. と も10匹 以 上 の 免 疫 二 十 日鼠 が 生 残 り,攻 撃. 接 種後48時. 間 と72時. 間 目 の 観 察 に おい て,. 実 験 に 供 さ れ る べ きで あ る こ と を,推 計 学 の. 何 れ の 供 試 病 毒 の 場 合 に お い て も,最 も著明. 立 場 か ら論 じた. 一 方 三 木(昭30)は,供. な 所 見 が 発 起 され, 96時 間 以 上 を 経 過 す れば, 試恙 虫病 病 毒 の弱. 毒 化 を 企 り,免 疫 原 性 は 充 分 に 留 保 され るが,. 漸 次 そ の 所 見 は 減 退 す る. 接 種 局 所 に 発 現 す る発 赤 は,接 種 後 早 期か.

(25) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. ら見 ら れ,且 つ 比 較 的 早 期 に 消 褪 す る も の で あ り,概 ね 接 種 後96〜120時. 間 の経 過 に よ り. の で は な い. 6.. 即 ち,恙 虫 病 病 毒 感 染 二 十 日鼠 の,肝 ・. 脾 ・脳 乳 剤 を 病 毒 材 料 と し,こ れ が 何 等 の 処. 消 失 す る. A‑Gel処. 1675. 理 病 毒 に よ る硬 結 形 成 は,接. 種後. 理 を 施 され る こ とな く,家 兎 の 皮 内 に 接 種 さ. 24時 間 よ りみ ら れ, 48・72時 間 を 経 過 し た 時. れ た 時 に は,濃. に,発 赤 と共 に そ の 形 成 が 著 し く,最 も 早 期. 発 赤 が 発 来 す る に 止 ま る が,同. に 消 退 す る も の は 接 種 後120時. A‑Gelが. 長 期 に 亙 る も の は,接. 間 で あ る が,. 種 後192時. 間を 経 過 し. 厚 な 病 毒 に 相 当 し,一 過 性 の 一 病 毒材 料 に. 混 和 さ れ た と き に は,皮. 来 性 が 賦 与 さ れ,接. 内反 応 の発. 種 後48時 間 乃 至72時 間 に. て もな お 明 瞭 に これ を 認 知 す る こ とが 出 来 る.. 硬 結 ・潰 瘍 の 形 成 を 伴 う著 し い 局 所 の 所 見 を. 潰 瘍 は,硬 結 形 成 を 発 来 す る濃 厚 病 毒 に 限. 呈 し,硬 結 形 成 を 皮 膚 反 応 の 陽 性 限 界 とす れ. り発 現 す るが,そ. の 持 続 期 間 は,濃 厚 病 毒 に. 試 病 毒 の 最 小 皮 膚 反 応 量(M.. 二 十 日鼠 に 対 し て 示 され るLD50の. 相 当 して 長 い. 2.. ば,供. A‑Gelに. よ り処 理 さ れ な い 生 病 毒 の 皮. 膚 反 応 で は,接. 種 の12時 間 後 に,局 所 に 発 赤. が 発 現 す る が,そ. の 持 続 す る期 間 は 比 較 的 に. R. D.)は, 大小に概. ね 一 致 して 増 減 す る価 と し て 示 さ れ る. 然 し,病 毒 株 の 如 何 に 拘 ら ず, 死 病 毒 に 対 し て は, A‑Gelは. 60℃. 加熱. 皮膚 反 応発 来性. 短 く,接 種 の48時 間 後 の 局 所 の 所 見 は 既 に 減. を 賦 与 せ しめ る もの で は な く, A‑Gel処. 退 に 傾 く点 は, A‑Gel処. よ り,家 兎 の 皮 内 反 応 発 来 性 が 示 さ れ る病 毒. 理 病 毒 の 硬 結 形 成 が,. 接 種 の48・72時 間 に 極 期 に 達 し,漸 次 減 退 に 傾 き,そ の 持 続 期 間 は 比 較 的 長 い の と,そ の. 3.. A‑Gelが. 単 独 に,家. は,生 病 毒 に 限 ら れ る もの で あ る. 著 者 の 行 つ た こ の 研 究 は,微. 量 な る病 毒 材. 料 に よ る供 試 病 毒 の 力 価 の 測定 に,極. 趣 きを 異 に す る と い え る. 兎の 皮 内に接 種 さ. 理に. め て興. 味 あ る 事 実 を 提 供 し得 た も の と信 ず る.. れ た 局 所 に は,一 過 性 の 発 赤 が 発 現 され る が, 結. そ の 持 続 す る期 間 は 短 く,接 種 後46〜72時 間 に は 既 に 消 失 す る こ とか ら,生 病 毒処 理 の た め に 供 され るA‑Gelが,非. 特 異 的 な る硬 結 形. 恙 虫 病 病 毒 で あ る 三 谷 株 ・大 関 株 ・鼠 系 〓. 株 ・谷 沢 株 ・七 島株 病 毒 感 染 二 十 日鼠 の. 成 に,直 接 関 与 す る もの で は な い こ とが 理 解. 臓 器 乳 剤 に, A‑Gelを. され る.. 材 料 を,家. 4.. A‑Gel処. 論. 添 加 処理 を行 つた病 毒. 兎 の 皮 内 に 接 種 した 時 の 皮 膚 反 応. 理 生 病 毒 に よ り,供 試 家 兎 の. 発 来 性 の吟 味 と,皮 内 反 応 に よ る供 試 病 毒 の. 皮内接種 局 所に発 来 され る発 赤 の 大 き さ は. 力 価 の定 量 を 確 立 す る為 の 基 礎 的 研 究 を 行 つ. 14×14mmに. た.. 達 し,病 毒 の 濃 厚 材 料 に 相 当 し. て発 起 され る.硬 結 の 大 き さは, 11×11〜2×. そ の 結 果 を 要 約 し て 以 下 に 記 す る.. 2mmの. 1.. 範 囲 に あ る とみ ら れ,硬. 結 発来 性 は. A‑Gel処. 理 病 毒 は,病. 毒株 の 相違 に拘. 供 試 病 毒 の 稀 釈 度 と,二 十 日鼠 に 対 す る起 病. ら ず,皮. 力 に 関 係 す る も の で あ り,供 試 病 毒 株 の 如 何. て既 に 発 赤 を 示 す が, 48〜72時 間 後 に 最 も著. に 拘 らず,む. しい 所 見 を 呈 し,硬 結 と潰 瘍 形 成 が 発 起 され. し ろ二 十 日鼠 に 対 す るLD50の. 如 何 が,之 に 関 与 す る 傾 向 を 示 す. 5.. A‑Gel処. 即 死 病 毒 の,家. 兎 にお け る皮. 内 接 種 の 実 験 は,供 試 病 毒 の 二 十 日鼠 に 対す るLD50,並. び に 同 一 病 毒 材 料 に よ るA‑Gel. る,然. 内 接 種 の 概 ね12時 間 後 の 観 察 に お い. し, 96時 間 を 経 過 す れ ば,発. 赤 ・硬 結. 共 に 減 退 の 傾 向 を 示す. 2.. A‑Gel処. の 判 定 は,皮. 理 病 毒 に よ る 皮内反 応 の結 果 内 に 接 種 後, 49〜72時 間 の 間 に. 処 理 病 毒 の 皮 膚 反 応 発 来性 が 高 く,且 つ 著 明. 行 うべ き で あ り,且 つ 有意 義 皮 膚 反 応 の 限 界. に認 め られ るに 拘 ら ず,一. を,硬. 過 性 の発 赤 を 示す. に 過 ぎ ず,硬 結 ・潰 瘍 等 の 所 見 を 発 来 す る も. 結 形 成 を 発 来 す る供 試 病 毒 の 最 大 稀 釈. で あ る と し,こ れ に 相 当 す る 病 毒量 を,最 小.

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