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災害救助法マニュアルづくり

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目 次

第1編 災害救助法について ・・・・・・・・・・・・1 第1 災害救助法の概要 ・・・・・・・・・・・・3 第2 災害救助法適用基準 ・・・・・・・・・・・・5 第3 災害救助法適用にかかる事務手続きの流れ ・・・・・・・・・・・・9 第4 災害救助事務(県・市町チェックリスト) ・・・・・・・・・・・12 第2編 応急救助の種類別詳細 ・・・・・・・・・・・17 1 避難所の設置 ・・・・・・・・・・・19 2 応急仮設住宅の設置 ・・・・・・・・・・・21 3 炊出しその他による食品の給与 ・・・・・・・・・・・23 4 飲料水の供給 ・・・・・・・・・・・25 5 被服、寝具その他生活必需品の給与又は貸与 ・・・・・・・・・・・27 6 医療 ・・・・・・・・・・・29 7 助産 ・・・・・・・・・・・31 8 被災者の救出 ・・・・・・・・・・・32 9 被災した住宅の応急修理 ・・・・・・・・・・・34 10 学用品の給与 ・・・・・・・・・・・36 11 埋葬 ・・・・・・・・・・・38 12 死体の捜索 ・・・・・・・・・・・40 13 死体の処理 ・・・・・・・・・・・42 14 障害物の除去 ・・・・・・・・・・・44 15 応急救助のための輸送費 ・・・・・・・・・・・46 16 応急救助のための賃金職員雇上費 ・・・・・・・・・・・48 17 救助に要した事務費 ・・・・・・・・・・・50 第3編 災害救助の各種様式 ・・・・・・・・・・・53 第4編 救助の基準早見表 ・・・・・・・・・・・93

(4)
(5)
(6)
(7)

第1 災害救助法の概要

1 目的

災害に際して、国が地方公共団体、日本赤十字社その他の団体及び国民の

協力の下に、応急的に、必要な救助を行い、被災者の保護と社会の秩序の保

全を図る。

2 実施体制

災害救助法による救助は、法定受託事務として都道府県知事が行い、市町

村長がこれを補助する。

なお、必要な場合は、救助の実施に関する事務の一部を市町村長が行うこ

ととすることができる。

3 適用基準

災害救助法による救助は、災害により市町村の人口に応じた一定数以上の

住家の滅失がある場合等に行う。

(P8参照)

4 救助の種類・程度・方法及び期間

(1) 救助の種類

① 避難所、応急仮設住宅の設置 ⑥ 住宅の応急修理

② 食品、飲料水の供与 ⑦ 学用品の供与

③ 被服、寝具等の供与 ⑧ 埋葬

④ 医療、助産 ⑨ 死体の捜索及び処理

⑤ 被災者の救出 ⑩ 障害物の除去

(2) 救助の程度、方法及び期間

内閣総理大臣が定める基準に従って、都道府県知事が定める。

5 強制権の発動

災害に際し、迅速な救助の実施を図るため、救助に必要な物資の収容場所

等への立入検査や管理、医療、土木工事等の関係者に対し、救助に関する業

務に従事させることができる。

(8)

6 経費の支弁及び国庫負担

(1) 都道府県の支弁

救助に要する費用は、都道府県が支弁する。

(救助の実施に関する事務の一部が市町村長に委任された場合、市町村

は、委任された救助の実施に要する費用について一時繰替支弁する。

(2) 国庫負担

救助に要する費用が

100 万円以上になる場合、その額の都道府県の普通

税収入見込額の割合に応じ、次により国が負担する。

① 普通税収入見込額の

2/100 以下の部分・・・・・・・・・50/100

② 普通税収入見込額の

2/100 を超え 4/100 以下の部分・・・80/100

③ 普通税収入見込額の

4/100 を超える部分・・・・・・・・90/100

7 災害救助基金

(1) 積立義務(災害救助法第 22 条)

都道府県は、救助に要した費用の支弁の財源に充てるため、災害救助

基金を積み立てて置かなければならない。

(2) 積立額(災害救助法第 23 条)

災害救助基金の各年度における最小額は県の当該年度の前年度前3年間

における地方税法に定める普通税収入額決算額の平均年額の5/1000に相

当する額とし、災害救助基金がその最少額に達していない場合は、政令で

定める金額(最少額の1/5に相当する額)を、当該年度において積み立

てなければならない。

(3) 運用

預金や債券の購入等に加え、災害救助法による救助に要する給与品の事

前購入により備蓄物資とすることができる。

(9)

第2 災害救助法適用基準

1 住家等への被害が生じた場合

<1 号基準>

市 町 村 の 区 域 内 の 人 口

住家滅失世帯数

5,000人未満

30世帯

5,000人以上 15,000人未満

40世帯

15,000人以上 30,000人未満

50世帯

30,000人以上 50,000人未満

60世帯

50,000人以上 100,000人未満

80世帯

100,000人以上 300,000人未満

100世帯

300,000人以上

150世帯

<2号基準>

本県における住家滅失世帯数が2,500世帯以上の場合

市 町 村 の 区 域 内 の 人 口

住家滅失世帯数

5,000人未満

15世帯

5,000人以上 15,000人未満

20世帯

15,000人以上 30,000人未満

25世帯

30,000人以上 50,000人未満

30世帯

50,000人以上 100,000人未満

40世帯

100,000人以上 300,000人未満

50世帯

300,000人以上

75世帯

<3号前段基準>

本県における住家滅失世帯数が12,000世帯以上の場合

→市町村で多数の世帯の住家が滅失していれば適用。

※ 多数の世帯…確定数は示されていないが、災害弔慰金の支給等に関する法

律施行令等から、最低5世帯以上は必要と考えられる。

(10)

<3号後段基準>

災害が隔絶した地域に発生したものである等、被災者の救護を著しく困難に

する内閣府令で定める特別の事情がある場合で、かつ、多数の世帯の住家が滅

失した場合に適用。

(例)

① 被害地域が他の村落から隔離又は孤立しているため、生活必需品等の補給

が極めて困難な場合で、被災者の救助に特殊の補給方法を必要とする場合。

② 有毒ガスの発生、放射性物質の放出等のため、被災者の救助が極めて困難

であり、そのために特殊の技術を必要とする場合。

③ 水害により、被災者が孤立し救助が極めて困難であるため、ボートによる

救出等の特殊の技術を必要とする場合。

2 生命・身体への危害が生じた場合(生じるおそれがある場合)

<4号基準>

多数の者が生命又は身体に危害を受け又は受ける恐れが生じた場合であって、

内閣府令で定める基準に該当すれば適用。

(1) 災害が発生し、又は発生するおそれのある地域に所在する多数の者が、

避難して継続的に救助を必要とすること。

(例)

① 火山噴火、有毒ガスの発生、放射線物質の放出等のため、多数の住民が

避難の指示を受けて避難生活を余儀なくされる場合。

② 大地震の発生により、多数の住民が避難して継続的に救助を必要として

いる場合。

③ 船舶の沈没或いは交通事故により多数の者が死傷した場合。

(2) 被災者に対する食品若しくは生活必需品の供与等について特殊の補給

方法を必要とし、又は被災者の救出について特殊の技術を必要とする

こと。

(例)

① 交通路の途絶のため多数の登山者等が放置すれば飢餓状態に陥る場合。

② 火山噴火又は有毒ガスの発生等のため多数の者が危険にさらされてい

る場合。

③ 豪雪により多数の者が危険状態となる場合。

(11)

(a) 平年に比して、短期間の異常な降雪及び積雪による住家の倒壊

等又はその危険性の増大

(b) 平年孤立したことのない集落の交通途絶による孤立化

(c) 雪崩れ発生による人命及び住家被害の発生

※ 注意事項

・ 4号基準は、災害の発生前に適用することができるものであるため、生

命又は身体に対する危害のおそれの程度を十分に検討のうえ、適用の判

断をすること。

・ 1号~3号基準に該当する可能性はあっても、夜間等で被害状況の確認

が困難な場合に、多数の者が死傷し、又は危険にさらされ、迅速な救助

が必要であれば、4号基準で適用することができる。

・ 被災世帯数が基準に達した時であっても、単なる床上浸水程度で、浸水

時間も比較的短いような場合等においては、現に救助を必要とする状態

にあるとは認め難いものであり、適用はできないと考えられる。

※ 参考

・ 新潟県中越地震(2004 年 最大震度7)

発災時が夕方ということもあり、震度6弱以上を観測した市町村に対

して深夜に適用した。その後、震度5弱以上であって、避難して継続的

に救助を必要とする市町村に順次追加適用した。

・ 能登半島地震(2007 年 最大震度6強)

震度5強以上を観測した市町に対して直ちに適用した。

・ 台風第

9 号災害(2009 年 宍粟市、朝来市において適用)

道路被害により孤立した集落があり、食品の給与等について特殊の補

給方法を必要とし、又は災害にかかった者の救出について特殊の技術を

必要とすること、避難して継続的に救助を必要とすることから適用した。

・ 平成 26 年 8 月豪雨災害(2014 年 丹波市において適用)

連日の降雨により、丹波市市島町で大きな土砂崩れが発生し、住民の

避難等継続的な救助を必要とすることから適用した。

・ 熊本地震(2016 年 最大震度7)

益城町で最大震度7を観測し、その後も震度5以上の地震が続いたた

め、熊本県全域の 45 市町で適用した。

(12)

1号 2号 1号 2号 神戸市 1,537,272 150 75 川西市 156,375 100 50  東灘区 213,634 100 50 小野市 48,580 60 30  灘区 136,088 100 50 三田市 112,691 100 50  兵庫区 106,956 100 50 加西市 44,313 60 30  長田区 97,912 80 40 篠山市 41,490 60 30  須磨区 162,468 100 50 養父市 24,288 50 25  垂水区 219,474 100 50 丹波市 64,660 80 40  北区 219,805 100 50 南あわじ市 46,912 60 30  中央区 135,153 100 50 朝来市 30,805 60 30  西区 245,782 100 50 淡路市 43,977 60 30 姫路市 535,664 150 75 宍粟市 37,773 60 30 尼崎市 452,563 150 75 加東市 40,310 60 30 明石市 293,409 100 50 たつの市 77,419 80 40 西宮市 487,850 150 75 猪名川町 30,838 60 30 洲本市 44,258 60 30 多可町 21,200 50 25 芦屋市 95,350 80 40 稲美町 31,020 60 30 伊丹市 196,883 100 50 播磨町 33,739 60 30 相生市 30,129 60 30 市川町 12,300 40 20 豊岡市 82,250 80 40 福崎町 19,738 50 25 加古川市 267,435 100 50 神河町 11,452 40 20 赤穂市 48,567 60 30 太子町 33,690 60 30 西脇市 40,866 60 30 上郡町 15,224 50 25 宝塚市 224,903 100 50 佐用町 17,510 50 25 三木市 77,178 80 40 香美町 18,070 50 25 高砂市 91,030 80 40 新温泉町 14,819 40 20 県計 5,534,800 基準 (注1) 人口は、平成27年国勢調査による。 (注2) 住家が滅失した世帯の数の算定にあたっては、住家が全壊し、又は全焼した世帯は 1世帯をもって、住家が半壊し、又は半焼する等著しく損傷した世帯は2世帯をもって、 住家が床上、土砂のたい積等により一時的に居住することができない状態となった世 帯は3世帯をもってそれぞれ住家の滅失した1の世帯とみなす。 (注3)  2号基準が適用されるのは、兵庫県内の住家滅失世帯数が2,500世帯以上の場合で ある。

 災害救助法適用基準世帯数

市町名 人口 基準 市町名 人口

(13)

第3 災害救助法適用にかかる事務手続きの流れ

状況・流れ

担当

事 務 内 容

様式

① 災害発生

② 県へ被害状況等の報告

(発生情報)

市町 ○報告方法:電話及び FAX

(その後、フェニックスへの入力)

○報 告 先:県災害対策課訓練・指導班

○報告内容:①市町村名

②災害の原因

③災害発生の日時及び場所

④被害状況(人的及び住家被害)

⑤すでにとった救助の措置及び

今後の救助措置の見込み

⑥その他必要事項

③ 適用可否の判断

(基準に適合する場合)

県へ法適用を要請

市町 ○必要事項:①適合した救助法適用基準

②被害状況

○要請方法:まずは電話及び FAX で要請

(その後、改めて文書を提出)

適用可否の確認

法適用を決定

(知事決定)

公示・記者発表及び当該

市町へ適用の通知

○市町への通知方法:まずは電話及び FAX

その後、改めて文書を提出

公示も後日となる

⑤ 市町長への救助の委任

(通知)

○通知方法:まずは電話及び FAX

(その後、改めて文書を提出)

○委任の対象となる救助:

原則…全ての救助

例外…広域的調整が必要なもの(県で実施)

(応急仮設住宅の設置・医療及び助産等)

(14)

状況・流れ

担当

事 務 内 容

様式

⑥ 県へ救助実施状況等の

報告(中間情報)

市町 ○報告方法:電話及び FAX

○報告内容:①市町村名

②災害の原因

③災害発生の日時及び場所

④被害状況(人的及び住家被害)

⑤すでにとった救助の措置及び

今後の救助措置の見込み

(救助の種類別実施状況)

⑥災害救助費概算額調(見込み)

⑦その他必要事項

※1 ①~④はフェニックスに入力済の場合、

省略可

※2 概算額が不明の場合はその旨を記載

※3 下線部は「発生情報」から加わった部分

⑦ 適宜報告

市町 ○報告方法:電話及び FAX

○適宜報告が必要となる場合

①新たに救助を開始した場合

②新たに今後救助を開始する見込みが

生じた場合

③救助措置の状況が大幅に更新された場合

④各応急救助が完了する毎に随時

⑤各応急救助の概算額が判明する毎に随時

⑥その他報告内容に変更が生じた場合

(軽微な変更は除く)

⑧ 特別基準設定の協議

市町 ○協議方法:電話及び FAX

(その後、改めて文書を提出)

※施行細則に定められた救助の期間内に協議

○協議内容:①定められた基準を変更する理由

②必要とする期間・費用・対象数

③その他必要な事項

(15)

状況・流れ

担当

事 務 内 容

様式

⑨ 特別基準設定について、

内閣府と協議

市町へ通知

協議・通知方法:電話及び FAX

(公文書送付は後日)

10

11

12

救助実施状況等の報告

(決定情報)

市町 ○報告方法:電話及び FAX

○報告内容:中間情報で報告した項目

・救助の種類別実施状況

・災害救助費概算額調(見込み)

精算監査における

準備等の通知(市町へ)

○通知方法:電話及び FAX

(文書送付は後日)

13

14

⑫ 精算監査における

必要書類の提出(県へ)

市町 ○提出書類:救助の種類に応じた書類

災害救助費繰替支弁請求書等

15~

32

33

⑬ 精算監査(内閣府)

決定した請求額を

市町へ通知

34

⑭ 監査結果に基づき、

必要書類を再提出

(県へ)

市町 ○提出書類:救助の種類に応じた書類

災害救助費繰替支弁請求書等

15~

32

33

⑮ 国庫申請

(内閣府へ)

34

⑯ 交付決定及び

額の確定通知(市町へ)

35

(16)

実施項目

市町

□救助実施マニュアルの作成

□救助実施体制(班編制、担当者指定)

□救助実施支援マニュアルの作成

□救助実施体制(班編制、担当者指定)

□事前に担当地区指定した調査班を設け、調査責任

者を置く。

□市町内各地区に情報連絡責任者及び調査立会人

を確保しておく。

□調査方法マニュアル、報告用紙を常備し、記載方

法、被害程度の判定基準、報告要領について説明・

訓練を行う。

□市町で収集した情報を迅速かつ円滑に県に伝達で

きるよう事前に県民局からの各市町への派遣職員に

ついて決めておく。

避難所の設置

□避難所設置運営マニュアルの作成

□避難が長期化した場合に利用する公的宿泊施設、

旅館及びホテルとの協定締結

□被災することのない避難所の再指定

□避難計画の作成及び住民への周知

□避難所管理者及び避難所連絡員の事前指定

□避難が長期化した場合に利用する公的宿泊施設、

旅館及びホテルの事業者団体との協定締結→市町

への斡旋

□仮設トイレや仮設シャワー、仮設風呂の備蓄

□避難所運営応援員の事前指定

□暑さ寒さ対策に必要な冷暖房機の事前備蓄

要援護者対策等:福

祉避難所の設置

□社会福祉施設、老人福祉センター、特別支援学校

等を予め福祉避難所として指定

□予め対象者を把握し、避難計画を作成

□予め対象者を把握し、要援護者マップを作成し、避

難方法・経路等について定めておく。

□バリアフリー化されている要援護者の利用に適して

おり、生活相談員等の確保が比較的容易である老人

福祉センター、防災拠点型地域交流スペースを付設

する社会福祉施設、特別支援学校等を指定。

□災害時要援護者でも利用できる仮設トイレの備蓄

□要援護者の日常生活上の支援を行うために必要な

消耗機材(紙おむつ、ストーマ用装具等)の備蓄

食料品・飲料水の供

□防災計画に基づき2日分の食料品を備蓄

□発災後1時間以内の避難所への提供計画を作成

□飲料水の確保

□仮設水洗トイレやシャワーに使用できる飲料水以

外の水の確保

□防災計画に基づき1日分の食料品の備蓄

□発災後24時間以内の避難所への提供計画を作成

□飲料水の確保

□仮設水洗トイレやシャワーに使用できる飲料水以

外の水の確保

救助物資調達先の準

□市町備蓄物資の確保

□食糧、生活必需品調達について予め事業者団体等

と物資供給等に関し協定を締結

□予め指定した避難所等へ、応急的に必要と考えら

れる食糧・飲料水・生活必需品等の備蓄

□仮設トイレ、簡易シャワー・簡易風呂等の調達方法

について予め事業者団体等と協定

□要援護者が使いやすいトイレ等の備蓄

□県備蓄物資の確保

□食糧、生活必需品調達について予め事業者団体等

と物資供給等に関し協定を締結

□予め指定した避難所等へ、応急的に必要と考えら

れる食糧・飲料水・生活必需品等の備蓄

□仮設トイレ、簡易シャワー・簡易風呂等の調達方法

について予め事業者団体等と協定

□要援護者が使いやすいトイレ等の備蓄

応急仮設住宅の設置

(建設型)

□県が行う用地確保への協力

□用地の選定・確保

□建設業者(プレハブ協会)との協定締結

応急仮設住宅の設置

(民間賃貸住宅の借り

上げ)

□予め利用可能な民間賃貸住宅を調査

□民間賃貸住宅事業者団体等との協定締結

□平常時から災害を想定した訓練を実施

□平常時から災害を想定した訓練を実施

□予め救護班の編成等を定めておく

□県立病院の救護班の編成等を定めておく

□日本赤十字社兵庫県支部が編成する救護班との

派遣計画

□心理的ケアのための要員の確保及び体制の整備

第4 災害救助事務(県・市町チェックリスト)

項目

実施体制の整備

被害状況調査体制の確立

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応急救助体制の整備

(17)

実施項目

市町

項目

被害状況の把握

□被害地域の情報連絡責任者からの報告

□現地調査班員による調査の実施(市町職員2人で

1班)

□被災台帳の作成

  ①被害程度(人的・物的)

  ②家族状況

  ③世帯類型、必要な救助・救援

□発災直後、県職員を被災地に派遣、情報収

  集、市町との連絡調整等を行う。

 

被害状況の報告

□フェニックス防災システムにより迅速に被害状況を

県に報告する。

□県民局から連絡調整のため派遣された連絡員が、

場合によってはフェニックス防災システムへの代行入

力を行う。

□市町としても適用基準を理解しておき、迅速的確な

報告に努めること。

□特に生命または身体に危害を受けるおそれが生じ

た場合にも、忘れることなく県に報告すること。

□現に救助を要する状態が終焉してから、住家被害

の報告等をしても適用基準に満たない場合は災害救

助法が適用されないことに留意すること。

□災害救助法を適用する場合は、速やかに災害救助

法の適用を決定し、内閣府に連絡する。

□地震災害の場合には、住家被害や人的被害の状

況が不明または適用基準以下であっても、一定規模

以上の震度を観測した市町を「多数の者が生命又は

身体に危害を受けるおそれがある状態」であり、かつ

「継続的に救助を必要とする状態」とみなし、迅速に法

施行規則第4号により救助法を適用する。

□風水害の場合には、住家被害に基づき法施行規則

第1号、第2号により法適用することを原則とするが、

道路の寸断等により孤立集落が発生した場合は、そ

の該当市町を「多数の者が生命又は身体に危害を受

けるおそれがある状態」であり、かつ「救助に特殊の

技術を要する状態」とみなし法施行規則第4号により

救助法を適用する。

□上記の救助法の適用にあたっては、その後の事務

の円滑化のためにも、内閣府に技術的助言を求める

こと。

 また、救助法適用後速やかに内閣府にその旨を報

告する。

□救助法適用後、速やかに該当市町へ通知文書の

発信する。

□救助法適用後、速やかに告示を行う。

 

※災害救助法の適用の要件となる被害の認定は、

世帯単位で行われるものであることに十分留意す

る。

※同法適用後も、内閣府に対し、刻々と変わる被害

状況について情報提供する必要がある。

※新潟県中越地震以降、特に大規模地震が発生し

た場合には、一定震度以上観測した市町村に対して

「避難して継続的に救助を必要とする」状態として速

やかに4号適用。

※震度7を2回(前震・本震)観測した熊本地震にお

いては、前震時に県内の被害状況は不明であった

が、県内全市町村に対して直ちに、熊本県は内閣府

と協議のうえ災害救助法を4号適用をした。

※夜間等で被害状況の確認が困難な場合に、多数

の者が死傷し、又は危険にさらされ、迅速な救助が

必要であれば、第4号該当。

災害救助事務の委任

□災害救助事務は、県から市町へ委任されることを

前提にし、県からの委任通知を待つことなく必要な救

助を行う。

□市町の能力では必要な救助ができない場合には、

県に支援要請を行う。

□災害救助法を適用した旨の通知と同時に、災害救

助事務の委任通知を発信する。

□災害救助法適用と同時に、災害救助事務を市町へ

委任した旨の通知を行う。

□救助事務委任後、市町に救助を任せきりにすること

なく、市町の支援要請に応じて、あるいは県自らの判

断により必要な救助を県自ら実施する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

災害救助法の適用

(18)

実施項目

市町

項目

避難所の設置

□学校長、公民館長等による解錠

□避難状況の把握、避難者名簿の作成

□自治会長や自主防災組織リーダーと連絡を取り、

避難者の役割分担や班分けを行う等、自治的運営を

目指す。

□避難所設置期間が一般基準である7日間を超える

可能性があるときは、速やかに必要な設置期間を見

込み、県に特別基準の設定の協議を行うこと。

□避難所の長期化に伴い、プライバシーの確保、入

浴及び洗濯の機会の確保、暑さ寒さ対策、情報提供

等に努める。

□災害時要援護者には、広めの場所を確保する等、

特別の配慮を行う。

□福祉避難所を開設した際には、必要に応じて災害

時要援護者の移動を行う。

□必要数の仮設トイレを設置する。水洗式仮設トイレ

や福祉対応トイレの確保にも留意する。

□避難所として指定した施設には、予め応急的に必

要と考えられる食糧・飲料水・生活必需品等を備蓄し

ておく。

□市町が設置した避難所への応援職員の派遣

□運営に支障を生じていることが認められる避難所に

は、県から運営の支援にあたる職員を派遣する。

□医師、保健師、看護師、栄養師等による健康相談、

こころのケア相談を実施すること。

□避難所設置期間延長等について、市町から特別基

準の設定要請を受けたとき、又は避難所応援職員等

によりその必要性が認められたときは、内閣府に対し

て、特別基準設定の協議を行う。

□上記により特別基準が認められた場合は、速やか

に該当市町に通知するとともに、その旨を広報する。

□市町で確保できない仮設トイレ(特に水洗式仮設ト

イレや福祉対応トイレ)を設置する。

福祉避難所の設置

□社会福祉施設の防災拠点型地域交流スペース、老

人福祉センター、特別支援学校において福祉避難所

を開設すること。

 これらの施設を確保できない場合は、公的宿泊施設

又は旅館、ホテルにおいて福祉避難所を確保する。

□入所者の相談等に対応する介護員(概ね要援護者

10人あたり1人)を確保する。

□市町に福祉避難所を設置するよう助言すること。

食品の給与及び飲料

水の供給

□市町の現物備蓄又は流通備蓄により迅速に食料

及び飲料水の提供を行う。

□市町の備蓄が不足する場合等により、市町から支

援要請があったとき、又は避難所応援職員等により

食品の供給が不足していると認められるときには、県

は自ら食品等の供給を実施する。

被服等生活必需品の

供与

□必要な毛布、被服等の生活必需品を調査する。

□現物備蓄、流通備蓄又は新規購入等により調達の

上、速やかに現物給付又は貸与する。

□市町の備蓄が不足する場合等により、市町から支

援要請があったとき、又は避難所応援職員等により

被服等生活必需品の供給が不足していると認められ

るときには、県は自ら被服等生活必需品の供与を実

施する。

被災者の救出

□救出のための要員(消防団等の動員)

□機械・器具等を借上げる

□必要に応じ関係機関へ援助要請する

□県内他市町の応援調整

□緊急消防援助隊の出動要請

医療

□日赤救護班の派遣要請

□医師会救護班の協定に基づく派遣要請

□地区医師会に対する協力依頼

□搬送先の確保の支援、医薬品等の確保の支援及

び医薬品等の管理等のためのマンパワーの確保の

支援

□医療施設及び保健所の被災状況や活動状況等の

把握

□DMATの派遣要請

□ドクターヘリの出動要請

死体の処理

死体の捜索

□機械・器具の借り上げ

□消防団、自衛隊等への協力要請

埋葬

□埋葬(火葬)の実施

□棺、骨つぼ代支給

□遺族の連絡先を確認

□柩及びドライアイス等の確保

応急救助実施状況報

□救助日報に基づき毎日報告

□フェニックス防災システムに被害状況の推移を反映

させる

被服寝具その他生活

必需品の給与

□調査原票の作成

□調査原票に基づき必要物資の購入・配分計画の作

□必要物資の購入

□必要物資の給与

学用品の給与

□調査原票の作成

□調査原票に基づき必要物資の購入・配分計画の作

□必要物資の購入

□必要物資の給与

障害物の除去

□調査原票の作成

□調査原票に基づき対象世帯を選定する

□実施計画の策定(人夫の雇上げ、機械借上げ、業

者委託も可

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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実施項目

市町

項目

応急救助実施状況報

□被害状況、救助実施状況、救助費概算額に変化あ

るごとに報告

□フェニックス防災システムに被害状況の推移を反映

させる

要援護者対策

□福祉避難所での要援護者の状況、ニーズ調査の実

施結果等について報告

□要援護者を対象として、必要に応じ、出来る限り被

災前の居住地に比較的近い地域で、要援護者向けの

福祉仮設住宅の設置を行う。

応急仮設住宅の設置

□入居予定者調査の実施

□用地の確保(市町)

□工事施工業者の決定

□工事施工の実施

□入居者の選定(市町)

□被害の状況により仮設住宅の建設を主とするか、

民間賃貸住宅の借上げを主とするか方針決定する。

□仮設住宅の建設については、県が直接実施するこ

ととし、プレハブ協会に建設依頼を行う。(方針につい

て公営住宅課と要調整)

□必要戸数の決定(県)

住宅の応急修理

□対象世帯調査の実施

□実施計画の策定

□大工左官等の雇い上げ(業者委託可)

救助の特別基準の申

□各救助項目のうち、特別基準申請の必要のあるも

のについての要請(救助期間内に電話又はFAXで連

絡、文書は事後で可)

□各救助項目のうち、特別基準申請の必要のあるも

のについて内閣府と協議

確定報告

□被害状況

□救援実施状況

□救助費概算調書作成

繰替支弁金の精算

□繰替支弁金の請求

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第 2 編 応 急 救 助 の 種 類 別 詳 細

1 避 難 所 の 設 置

実 施 者 通 常 、 知 事 の 委 任 を 受 け て 市 町 長 が 実 施 救 助 の 対 象 ○ 災 害 に よ っ て 、 現 に 被 害 を 受 け た 者 ・ 住 家 が 被 害 を 受 け 、 居 住 の 場 所 を 失 っ た 者 ・ 現 に 災 害 を 受 け た 者( 旅 館 ・ ホ テ ル の 宿 泊 者 、 一 般 家 庭 の 来 訪 者 、 通 行 人 等 ) ○ 災 害 に よ っ て 現 に 被 害 を 受 け る お そ れ が あ る 者 ・ 避 難 勧 告 ・ 指 示 の 出 た 場 合 ・ 避 難 勧 告 ・ 指 示 は 出 て い な い が 、 緊 急 避 難 が 必 要 で あ る 場 合 ※ 単 に 当 人 の 主 観 的 判 断 に よ る も の は 認 め ら れ な い 。 救 助 の 方 法 ○ 避 難 所 の 設 置( バ リ ア フ リ ー 化 さ れ 、 耐 震 ・ 耐 火 構 造 を 有 す る 施 設 が 望 ま し い ) ・ 既 存 建 物 利 用( 学 校 、 公 民 館 、 福 祉 セ ン タ ー 、 図 書 館 等 ) ※ 避 難 が 長 期 化 す る 場 合 や 災 害 時 要 援 護 者 を 対 象 に 、 内 閣 府 と 連 絡 調 整 の う え 、 民 営 の 旅 館 ・ ホ テ ル を 借 り 上 げ る こ と も 可 能 。 ・ 野 外 仮 設( 仮 設 建 物 、 テ ン ト 借 上 ) ○ 設 置 予 定 場 所 に つ い て は 、 事 前 に 定 め て 住 民 に 周 知 し て お く こ と 。 ○ 設 置 し た と き は 速 や か に 被 災 者 に 場 所 を 周 知 さ せ 、 収 容 保 護 す る こ と 。 ○ 実 施 者 は 、 避 難 所 毎 に 責 任 者 を 派 遣 し て 被 災 者 の 保 護 及 び 避 難 所 の 管 理 に あ た ら せ る こ と 。 費 用 の 範 囲 ○ 避 難 所 の 設 置 ・ 運 営 費( 機 器 の 借 料 等 ) ○ 賃 金 職 員 雇 上 費( 設 置 ・ 維 持 ・ 管 理 等 の 臨 時 職 員 の 人 件 費 ) ○ 消 耗 機 材 費( 避 難 者 が 共 同 で 利 用 す る 性 格 の も の 。懐 中 電 灯 、乾 電 池 、ポ リ 袋 、掃 除 用 具 、 石 鹸 等 ) ○ 建 物 、 器 物 等 の 使 用 料( 原 則 は 、 公 共 施 設 は 無 償 ) ※ 避 難 所 閉 鎖 時 の 既 存 建 物 の 原 状 復 旧 工 事 費 に つ い て は 、避 難 生 活 に よ り 破 損 等 が 生 じ た 場 合 は 対 象 と な る 。 ○ 器 物 の 借 上 費( 冷 暖 房 機 器 、 畳 、 パーテーション、 TV、 ラジオ、 掃 除 機 、 パソコン等 ) ○ 光 熱 水 費( 公 共 施 設 は 基 本 料 金 を 除 く 額 。 前 年 同 月 の 使 用 料 の 対 比 等 か ら 算 出 。 ) ○ 仮 設 炊 事 場 、 仮 設 便 所 等 の 設 置 費( 他 に 臨 時 外 灯 設 備 、 電 話 、 FAX、 簡 易 調 理 室 、 風 呂 、 洗 濯 場 、 ス ロ ー プ 、 簡 易 間 仕 切 り 等 。 リ ー ス 代 含 む 。 ) 費 用 の 限 度 ○ 基 準 額 … 3 2 0 円 以 内 / 日 ・ 人 ○ 1 日 と は 時 間 の 多 少 を 問 わ ず 、 夕 刻 の 収 容 又 は 朝 の 退 所 で も 1 日 と す る 。 ※ 福祉避難所を設置した場合は、その特別な配慮のために必要な実費を加算可能。

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救 助 期 間 ○ 災 害 発 生 の 日 か ら 7 日 以 内 特 別 基 準 ○ 開 設 期 間 の 延 長 。 延 長 期 間 は 、 通 常 の 場 合 の 基 準 期 間 で あ る 7 日 間 以 内 ( 更 に 再 延 長 が 必 要 な 場 合 は 、 そ の 都 度 上 記 と 同 様 に 取 り 扱 う 。 ) ○ 限 度 額 の 引 き 上 げ 整 備 書 類 ○ 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ○ 物 資 受 払 状 況 ○ 避 難 所 設 置 及 び 収 容 状 況 ○ 避 難 者 名 簿 ○ 避 難 所 設 置 に 要 し た 支 払 証 拠 書 類 及 び 物 品 受 払 証 拠 書 類 そ の 他 ○ 避 難 所 へ 収 容 す る 者 は 、 当 該 市 町 村 に お け る 居 住 地 の 有 無 に は 関 係 な い ○ 豪 雪 地 帯 等 で あ っ て 豪 雪 等 の た め に 避 難 所 に 行 き 着 く こ と が 困 難 な 場 合 に は 、 少 数 世 帯 が 避 難 し た 近 く の 住 家 等 を も っ て 法 に よ る 避 難 所 と 認 め て 差 し 支 え な い 。 ○ 被 災 者 に 対 す る 情 報 提 供 は 、 被 災 者 の 不 安 感 軽 減 、 円 滑 な 復 旧 ・ 復 興 に つ な げ る た め に 極 め て 重 要 で あ る た め 、 特 段 の 配 慮 が 必 要 で あ る 。 ○ 避 難 所 の 開 設 、 閉 鎖 等 の 状 況 を フ ェ ニ ッ ク ス 防 災 シ ス テ ム へ の 入 力 に よ り 、 報 告 す る こ と 。

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2 応 急 仮 設 住 宅 の 設 置

実 施 者 ○ 広 域 災 害 等 の 場 合 … 知 事 が 実 施 し 、 市 町 長 が 補 助 局 地 的 災 害 の 場 合 … 知 事 の 委 任 を 受 け て 市 町 長 が 実 施( 市 町 長 で 実 施 で き な い 場 合 は 、 知 事 が 実 施 ) 救 助 の 対 象 ○ 住 家 が 全 焼 、全 壊 又 は 流 失 し 、居 住 す る 住 家 の な い 者 で あ っ て 、自 ら の 資 力 で は 住 宅 を 得 る こ と が で き な い 者( ※ )( 避 難 勧 告 の 発 令 地 域 に 居 住 し て い る 等 、 住 家 被 害 が な く て も 入 居 可 能 な 場 合 も あ る 。 ) 【 参 考 】 ※ 半 壊 で あ っ て も 住 み 続 け る こ と が 困 難 な 程 度 の 傷 み や 避 難 指 示 の 長 期 化 が 見 込 ま れ る な ど の 全 壊 相 当 の 場 合 、 内 閣 府 と 連 絡 調 整 の う え 、 対 象 と す る こ と も 可 能 。 ※ 阪 神 ・ 淡 路 大 震 災 や 熊 本 地 震 の 際 は 、 半 壊 の 認 定 を 受 け た 住 家 に つ い て も 、 取 り 壊 さ ざ る を 得 な い 住 家 は 全 壊 と み な し て 対 象 と し た 。 救 助 の 方 法 ○ 市 町 間 格 差 を な く す た め 、原 則 と し て 県 が 設 置 す る が 、災 害 の 規 模 、態 様 等 に よ り 、 市 町 長 が 実 施 す る こ と も あ り 得 る 。 ○ 設 置 に あ た っ て は 、直 営・業 者 請 負 、建 築 資 材 の 買 い 取 り・リ ー ス 方 式 の 別 を 問 わ な い 。 費 用 の 範 囲 < 建 設 型 仮 設 住 宅 > ○ 原材料費、労務費、附帯設備工事費、輸送費、建築事務費、借地料等すべて の経費 <借上型仮設住宅> ○ 家 賃 、共 益 費 、敷 金 、礼 金 、仲 介 手 数 料 、火 災 保 険 料 そ の 他 民 間 賃 貸 住 宅 の 貸 主 又 は 仲 介 業 者 と の 契 約 に 不 可 欠 な 経 費( 範 囲 は 別 途 協 議 ) 規 模 及 び 費 用 の 限 度 ○ 規 模 < 建 設 型 仮 設 住 宅 > 応 急 救 助 の 趣 旨 を 踏 ま え 、 地 域 の 実 情 、 世 帯 構 成 等 に 応 じ て 設 定 ※ 2 9 .7 ㎡ / 戸( 2 人 ~ 4 人 世 帯 )を 基 準 に 、多 人 数 世 帯 は 3 9 .6 ㎡ / 戸 、単 身 世 帯 は 1 9 .8 ㎡ / 戸 に す る な ど 、世 帯 構 成 等 に 応 じ て 設 定 ( 平 成 29年 4 月 の 内 閣 府 告 示 か ら 、 具 体 的 な 面 積 に つ い て の 記 載 は な く な っ て い る が 、 プ レ ハ ブ 協 会 等 の 仕 様 は 従 来 ど お り で あ る た め 目 安 と す る 。 ) < 借 上 型 仮 設 住 宅 > 世 帯 の 人 数 に 応 じ て 、 建 設 型 仮 設 住 宅 に 準 じ て 設 定

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○ 基 準 額 < 建 設 型 仮 設 住 宅 > 5 , 6 1 0 , 0 0 0 円 / 戸 ( 平 均 単 価 が 5 , 6 1 0 , 0 0 0 円 以 内 で あ れ ば よ い ) < 借 上 型 仮 設 住 宅 > 地 域 の 実 情 に 応 じ た 額 ※ 家 賃 は 、原 則 と し て 、当 該 地 域 に お け る 民 間 賃 貸 住 宅 の 平 均 的 な 賃 借 料 を 超 え な い も の と す る こ と ○ 同 一 又 は 近 接 す る 敷 地 内 に 概 ね 5 0 戸 以 上 建 設 す る 場 合 、集 会 施 設 を 設 置 で き 、5 0 戸 未 満 の 場 合 で あ っ て も 、そ の 戸 数 に 応 じ た 小 規 模 な 施 設 を 設 置 で き 、 そ れ ら の 規 模 及 び 費 用 は 別 途 内 閣 府 と の 協 議 に よ る 。 ○ 高 齢 者 等 に 配 慮 し た 構 造 及 び 設 備 を 備 え た 福 祉 仮 設 住 宅 設 置 も 可 能( 別 途 、 内 閣 府 協 議 が 必 要 )。 救 助 期 間 ○ 着 工 期 間 : 災 害 発 生 日 か ら 2 0 日 以 内 ( 借 上 型 仮 設 住 宅 は 速 や か に 供 与 ) ○ 供 与 期 間 : 供 与 の 日 か ら 2 年 以 内 ※ 内 閣 府 告 示 で は 、完 成 の 日 か ら 建 築 基 準 法 第 85条 第 3 項 又 は 第 4 項 に 規 定 す る 期 限 ま で で あ る が 、 本 県 で は 2 年 以 内 と す る 。 特 別 基 準 ○ 着 工 期 間 の 延 長 ※ 必 要 最 小 限 の 期 間 と す る 。 ○ 供 与 期 間 の 延 長 ※ 特定非常災害に指定された場合のみ(阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震) ○ 限 度 額 の 引 上 げ ○ 材 料 等 の 輸 送 費 を 別 枠 と す る( 離 島 の 場 合 ) 整 備 書 類 ○ 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ○ 応 急 仮 設 住 宅 台 帳 ○ 応 急 仮 設 住 宅 入 居 者 名 簿 ○ 敷 地 賃 借 契 約 書 ○ 応 急 仮 設 住 宅 使 用 賃 借 契 約 書 ○ 建 築 工 事 関 係 書 類 ( 契 約 書 、 設 計 書 、 仕 様 書 等 ) ○ 建 築 工 事 代 金 等 支 払 証 拠 書 ○ そ の 他 必 要 な 書 類 ・ 帳 簿 等 ( 直 営 の 場 合 の 物 資 ( 工 事 材 料 ) 受 払 状 況 、 大 工 ・ 人 夫 等 の 出 納 簿 、 輸 送 簿 等 ) そ の 他 ○ 民 間 賃 貸 住 宅 に つ い て も 、 一 定 条 件 下 で 応 急 仮 設 住 宅 と し て 活 用 が 可 能 。

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3 炊 出 し そ の 他 に よ る 食 品 の 給 与

実 施 者 通 常 、 知 事 の 委 任 を 受 け て 市 町 長 が 実 施 救 助 の 対 象 ○ 金 銭 の 有 無 に 関 わ ら ず 、 現 に 炊 事 の で き な い 者 ・ 避 難 所 に 収 容 さ れ た 者 ( 車 中 泊 を 含 む ) ・ 住 家 の 被 害 が 、全 壊 、全 焼 、流 失 、半 焼 、半 壊 又 は 床 上 浸 水 等 で あ っ て 、 炊 事 の で き な い 者 ・ 床 下 浸 水 等 で 自 宅 避 難 し て い る が 、 自 宅 に お い て 炊 事 不 可 能 な 者 救 助 の 方 法 ○ 原 則 : 現 物 給 与( 弁 当 、 に ぎ り 飯 、 パ ン 、 調 理 済 み 食 品 な ど ) ○ 乳 幼 児 に 対 し て は 、 ミ ル ク 等 も 差 し 支 え な い 費 用 の 範 囲 ○ 主 食 費 : 購 入 費 用 ○ 副 食 費 : 購 入 費 用 。 調 味 料 を 含 み 、 内 容 、 品 目 、 数 量 等 に つ い て 制 限 は な い 。 ○ 雑 費 : 器 物 の 使 用 謝 金 又 は 借 上 料 包 装 紙 類 、 茶 、 は し 、 使 い 捨 て 食 器 等 購 入 費 費 用 の 限 度 ○ 基 準 額 : 1 , 1 4 0 円 以 内 / 日 ・ 人 ・ 主 食 、 副 食 、 燃 料 、 雑 費 等 の 一 切 の 経 費 を 含 む 。 ・ 大 人 も 小 人 も 全 て 1 人 で 計 算 す る 。 ・ 1 食 は 1 / 3 日 と し て 計 算 す る 。 救 助 期 間 ○ 災 害 発 生 の 日 か ら 7 日 以 内 特 別 基 準 ○ 給 与 期 間 の 延 長 。 延 長 期 間 は 、 通 常 の 場 合 の 基 準 期 間 で あ る 7 日 以 内 。 ( 再 延 長 が 必 要 な 場 合 は 、 そ の 都 度 上 記 と 同 様 に 取 り 扱 う 。 ) ○ 限 度 額 の 引 き 上 げ 整 備 書 類 ○ 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ○ 物 資 受 払 状 況 ○ 炊 き 出 し 給 与 状 況 ○ 食 料 ・ 物 品 の 購 入 ・ 借 用 代 金 支 払 証 拠 書 類 ○ 購 入 ・ 借 用 物 品 受 払 証 拠 書 類

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そ の 他 ○ 市 町 職 員 、消 防 団 員 、応 援 要 員 及 び ボ ラ ン テ ィ ア 等 被 災 者 以 外 の 食 料 費 は 対 象 外 。 ○ 配 分 漏 れ 、 重 複 支 給 が な い よ う 注 意 す る こ と 。 ○ 実 際 に 被 災 者 に 支 給 し た 分 の み が 対 象 と な り 、輸 送 途 中 で の 忘 失 分 は 基 本 的 に は 県 精 算 費 用 対 象 外( 避 難 者 数 を 大 幅 に 上 回 る 発 注 は 認 め ら れ な い 場 合 が あ る こ と 。 )。 ○ 高 齢 者 等 や 長 期 化 に 対 応 し て メ ニ ュ ー の 多 様 化 、適 温 食 の 供 給 等 に つ い て も 配 慮 す る 。 ○ 一 定 期 間 経 過 後 は 、被 災 者 自 身 に よ る 炊 事 が 重 要 で あ る の で 、避 難 所 に お け る 炊 事 場 の 確 保 、食 料・燃 料 の 提 供 等 、炊 き 出 し の 出 来 る 環 境 づ く り に 配 慮 す る 。 ○ 災 害 に よ り 食 物 を 得 ら れ な い と い う 状 況 が 発 生 し た と き に 行 う も の で あ り 、経 済 的 な 理 由 で 食 物 を 得 ら れ な い 者 に 対 し て 行 う も の で は な い こ と か ら 、 現 金 給 付 又 は 食 事 券 等 の 支 給 等 に よ る こ と は 考 え に く い 。

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4 飲 料 水 の 供 給

実 施 者 通 常 、 知 事 の 委 任 を 受 け て 市 町 長 が 実 施 救 助 の 対 象 ○ 災 害 の た め 、 現 に 飲 料 水 を 得 る こ と が で き な い 者 ※ 住 宅 等 に 重 大 な 被 害 を 受 け て い な い が 、 水 源 地 の 汚 染 、 水 道 の 破 壊 等 の 被 害 に よ る 場 合 も 可 。 救 助 の 方 法 ○ 被 災 地 近 く の 水 源 地 か ら 飲 料 水 を 運 搬 し て 供 給 す る 。 ○ ろ 水 器 等 に よ る 浄 水 の 供 給 及 び 飲 料 水 中 に 直 接 投 入 す る 浄 水 剤 の 配 布 等 。 費 用 の 範 囲 ○ 水 の 購 入 費( や む を 得 な い 場 合 の み ) ( 当 該 市 町 を 含 む 一 部 事 務 組 合 か ら の 購 入 費 は 認 め ら れ な い 。 ) ○ ろ 水 器 そ の 他 給 水 又 は 浄 水 に 必 要 な 機 械 器 具 の 借 上 費 、 修 繕 費 及 び 燃 料 費 ・ 機 械 : 運 搬 車 、 給 水 車 、 ポ ン プ 車 等 ・ 器 具 : バ ケ ツ 、 ポ リ タ ン ク 、 ビ ン 等 ・ 燃 料 : ろ 水 器 や 自 動 車 等 の ガ ソ リ ン 代 等 ○ 浄 水 用 薬 品 及 び 資 材 費 ※ 薬 品 と は 、 被 災 者 が 直 接 飲 用 す る 水 を 浄 化 す る カ ル キ 等 に 要 す る 費 用 に 限 ら れ 、 一 般 に 防 疫 上 の 見 地 か ら 散 布 す る 薬 品 は 含 ま れ な い 。 ( 感 染 予 防 法 の 対 象 と な る 。 ) 費 用 の 限 度 ○ 水 の 購 入 費 の 通 常 ( 平 常 時 ) の 実 費 ○ 供 給 必 要 量 ( 1 人 1 日 3 ㍑ を 目 安 ) を 浄 水 又 は 運 搬 す る 直 接 ・ 間 接 の 経 費 ○ 機 械 器 具 の 借 上 料 、 修 繕 費 及 び 燃 料 費 の 通 常 ( 平 常 時 ) の 実 費 ○ 浄 水 用 の 薬 品 及 び 資 材 費 の 通 常 ( 平 常 時 ) の 実 費 救 助 期 間 ○ 災 害 発 生 の 日 か ら 7 日 以 内 特 別 基 準 ○ 供 給 期 間 の 延 長 。 延 長 期 間 は 、 通 常 の 場 合 の 基 準 期 間 で あ る 7 日 以 内 。 ( 再 延 長 が 必 要 な 場 合 は 、 そ の 都 度 上 記 と 同 様 に 取 り 扱 う 。 )

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整 備 書 類 ○ 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ○ 物 資 受 払 状 況 ( 供 給 用 機 械 器 具 、 燃 料 、 浄 水 用 薬 品 、 資 材 等 ) ○ 飲 料 水 の 供 給 簿 ○ 支 払 関 係 証 拠 書 類 ○ 物 品 受 払 関 係 書 類 そ の 他 ○ 飲 料 水 供 給 が 目 的 で あ っ て も 、 以 下 の よ う な 恒 久 的 対 策 は 認 め ら れ な い 。 ・ ボ ー リ ン グ 等 に よ る 新 水 源 発 見 の 費 用 ・ 送 水 を す る た め の 配 水 管 を 敷 設 す る 費 用 ・ 水 道 の 修 繕 費 、 井 戸 さ ら い の 場 合 の 賃 金 職 員 雇 上 費 、 資 材 費 な ど は 原 則 的 に は 認 め ら れ な い 。 ・ 避 難 所 等 で 炊 き 出 し と と も に 提 供 す る ペ ッ ト ボ ト ル 等 の 飲 料 水 は 、飲 料 水 の 供 給 で は な く 、 炊 出 し そ の 他 に よ る 食 品 の 供 与 に 含 め る 。

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5 被 服 、 寝 具 そ の 他 生 活 必 需 品 の 給 与 又 は 貸 与

実 施 者 通 常 、 知 事 の 委 任 を 受 け て 市 町 長 が 実 施 救 助 の 対 象 ○ 災 害 に よ り 、 住 家 に 被 害 ( 床 上 浸 水 以 上 ) を 受 け た 者 ○ 被 服 寝 具 そ の 他 生 活 上 必 要 な 最 小 限 度 の 家 財 を 喪 失 し た 者 ○ 被 服 寝 具 そ の 他 生 活 必 需 物 資 が な い た め 、 直 ち に 日 常 生 活 を 営 む こ と が 困 難 な 者( 船 舶 の 遭 難 、 旅 行 中 の 被 災 等 に よ る 場 合 を 含 む ) 救 助 の 方 法 ○ 被 災 者 の 被 害 区 分 等 に 応 じ て 配 分 計 画 を 作 成 し 、 受 領 書 を 徴 し て 現 物 支 給 す る 。 費 用 の 範 囲 ○ 被 服 : 男 性 用 、 女 性 用 、 子 供 用 の 上 着 、 肌 着 な ど ○ 寝 具 : 就 寝 に 必 要 な 最 小 限 度 の 毛 布 及 び 布 団 な ど ○ 身 の 回 り 品 : タ オ ル 、 靴 下 、 靴 、 サ ン ダ ル 、 傘 な ど ○ 日 用 品 : 石 鹸 、 ト イ レ ッ ト ペ ー パ ー 、 歯 ブ ラ シ 、 歯 磨 き な ど ○ 炊 事 用 品 : 炊 飯 器 、 鍋 、 釜 、 包 丁 、 コ ン ロ 、 バ ケ ツ 、 ガ ス コ ン ロ な ど ○ 食 器 : 箸 、 茶 碗 、 皿 、 汁 わ ん な ど ○ 光 熱 材 料 : マ ッ チ 、 ロ ー ソ ク 、 木 炭 、 プ ロ パ ン ガ ス な ど こ の ほ か 、 高 齢 者 、 障 害 者 等 の 紙 お む つ 、 ス ト ー マ 用 装 具 等 の 消 耗 器 材 費 用 の 限 度 区 分 1 人 世 帯 2 人 世 帯 3 人 世 帯 4 人 世 帯 5 人 世 帯 6 人 以 上 1 人 増 す 毎 に 加 算 全 壊・全 焼 ・ 流 出 夏 18,500 23,800 35,100 42,000 53,200 7,800 冬 30,600 39,700 55,200 64,500 81,200 11,200 半 壊 ・ 半 焼 ・ 床 上 浸 水 夏 6,000 8,100 12,200 14,800 18,700 2,600 冬 9,800 12,800 18,100 21,500 27,100 3,500 救 助 期 間 ○ 災 害 発 生 の 日 か ら 1 0 日 以 内 特 別 基 準 ○ 給 (貸 )与 の 期 間 延 長 。 延 長 期 間 は 、 通 常 の 場 合 の 基 準 期 間 で あ る 10日 以 内 。 ( 再 延 長 が 必 要 な 場 合 は 、 そ の 都 度 上 記 と 同 様 に 取 り 扱 う 。 ) ○ 限 度 額 の 引 上 げ

(32)

整 備 書 類 ○ 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ○ 物 資 受 払 状 況 ○ 物 資 の 給 与 状 況 ○ 物 資 配 分 計 画 表( 被 害 の 程 度 、 世 帯 人 数 ご と の 限 度 額 に 応 じ た 計 画 ) ○ 救 助 物 資 受 領 書 ○ 物 資 購 入 関 係 支 払 証 拠 書 類 【 注 意 事 項 】 法 に よ る 物 資 と 義 捐 物 資 は 実 際 上 も 書 類 上 も 明 確 に 区 分 し て お く こ と 。 そ の 他 ○ 夏 季 、 冬 期 の 区 別 は 災 害 の 発 生 し た 日 に よ る 。 ○ 事 前 購 入 し た 給 与 品 を 払 出 し た 場 合 は 、当 該 地 域 に お け る 時 価 を も っ て 精 算 す る も の と し 、 評 価 調 書 を 作 成 し て お く 。 ○ 船 舶 の 遭 難 に よ る 場 合 や 旅 館 、ホ テ ル 等 の 宿 泊 者 等 が 被 災 し た 場 合 、必 要 が あ れ ば 給 与 し て も よ い が 、こ の 場 合 に は 県 に 協 議 し て 基 準 の 設 定 が 必 要 で あ る 。 ○ 住 家 の 被 害 が 要 件 を 満 た し て も 、 別 に 保 管 し た 物 が お っ た り 、 寄 贈 を 受 け た り し 、 必 要 最 小 限 の も の が 得 ら れ れ ば 、 法 に よ る 供 与 又 は 貸 与 は で き な い 。 ○ 現 金 給 付 又 は 商 品 券 等 の 金 券 に よ り 給 付 を 行 う こ と は 考 え に く い 。

(33)

6 医 療

実 施 者 広 域 災 害 等 の 場 合 … 県 へ の 要 請 が あ れ ば 、 知 事 が 実 施 し 、 市 町 長 が 補 助 す る 局 地 的 災 害 の 場 合 … 知 事 の 委 任 を 受 け て 市 町 長 が 実 施 救 助 の 対 象 ○ 医 療 を 必 要 と す る 状 態 に あ る に も 関 わ ら ず 、 災 害 の た め に 医 療 の 途 を 失 っ た 者 で 、 応 急 的 に 医 療 を 施 す 必 要 が あ る 者( 災 害 に よ る も の か ど う か を 問 わ な い ) ・ 医 療 を 必 要 と す る に 至 っ た 原 因 を 問 わ な い 。 ・ 障 害 を 受 け 又 は 疾 病 に か か っ た 日 時 を 問 わ な い 。 ・ 患 者 自 身 の 経 済 的 能 力 の 如 何 を 問 わ な い 。 ・ 被 災 者 の み に 限 定 さ れ な い 。 ○ 対 象 と な ら な い 場 合 ・ 被 災 地 に お け る 医 療 で あ っ て も 、 通 常 の 保 険 診 療 が 行 わ れ て い る 場 合 、 又 は 行 え る 場 合 ・ 災 害 発 生 の 混 乱 期 に 強 い て 治 療 し な く て も よ い 疾 病 等 ・ 就 職 等 の た め の 健 康 診 断 、 予 防 注 射 等 の 防 疫 上 の 措 置 救 助 の 方 法 ○ 原 則 と し て 救 護 班 に よ っ て 行 う 応 急 的 な 医 療 と す る 。 ・ 救 護 班 で 対 応 で き な い 医 療 に つ い て は 、 速 や か に 対 応 可 能 な 病 院 又 は 診 療 所 等 に 輸 送 し て 対 応 す る こ と 。 費 用 の 範 囲 ○ 診 察 ○ 薬 剤 及 び 治 療 材 料 の 支 給 ○ 処 置 、 手 術 そ の 他 の 治 療 及 び 施 術 ○ 病 院 又 は 診 療 所 へ の 収 容 ○ 看 護 【 注 意 事 項 】 ・ 病 院 、 診 療 所 等 に 入 院 さ せ 、 治 療 を 施 す こ と と な れ ば 、 医 療 保 険 で 対 応( た だ し 、 命 に 関 わ る よ う な 切 迫 し た 事 情 が あ り 、 真 に や む を 得 な い 場 合 の 必 要 最 低 限 の 応 急 的 医 療 に 限 り 、 法 に よ る 医 療 と で き る 。 ) ・ こ の う ち 輸 送 に 関 す る 費 用 は 、 「 応 急 救 助 の た め の 輸 送 費 」 と し て 整 理 す る 。

(34)

費 用 の 限 度 ○ 救 護 班 に よ る 場 合 ・ 使 用 し た 薬 剤 及 び 治 療 材 料 並 び に 医 療 器 具 の 修 繕 費 等 の 実 費 ○ 病 院 ・ 診 療 所 に よ る 場 合 ・ 国 民 健 康 保 険 の 診 療 報 酬 の 額 以 内 ○ 施 術 者 に よ る 場 合 ・ 当 該 地 域 に お け る 協 定 料 金 の 額 以 内 救 助 期 間 ○ 災 害 発 生 の 日 か ら 1 4 日 以 内 特 別 基 準 ○ 医 療 期 間 の 延 長 。 延 長 期 間 は 、 通 常 の 場 合 の 基 準 期 間 で あ る 1 4 日 以 内 。 ( 再 延 長 が 必 要 な 場 合 は 、 そ の 都 度 上 記 と 同 様 に 取 り 扱 う 。 ) ※ 医 療 活 動 が 円 滑 に 実 施 さ れ る 状 態 に な っ た 時 点 で 終 了 整 備 書 類 ○ 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ○ 物 資 受 払 状 況( 医 薬 品 、 衛 生 材 料 ) ○ 救 護 班 活 動 状 況 ○ 病 院 診 療 所 医 療 実 施 状 況 ○ 医 薬 品 衛 生 材 料 等 購 入 関 係 支 払 証 拠 書 類 ○ 病 院 、 診 療 所 に お け る 診 療 報 酬 に 関 す る 証 拠 書 類

(35)

7 助 産

実 施 者 広 域 災 害 等 の 場 合 … 県 へ の 要 請 が あ れ ば 、 知 事 が 実 施 し 、 市 町 長 が 補 助 す る 局 地 的 災 害 の 場 合 … 知 事 の 委 任 を 受 け て 市 町 長 が 実 施 救 助 の 対 象 ○ 災 害 の た め 、 助 産 の 途 を 失 っ た 者 ○ 災 害 発 生 の 日 以 前 、 又 は 以 後 7 日 以 内 に 分 娩 し た 者 ○ 被 災 者 で あ る か 否 か を 問 わ な い 。 ○ 本 人 の 経 済 的 能 力 の 如 何 を 問 わ な い 。 ○ 出 産 の み で な く 、 死 産 及 び 流 産 を 含 み 、 現 に 助 産 を 要 す る 状 態 に あ る 者 ○ 被 災 地 で あ っ て も 通 常 の 保 険 診 療 等 に よ る 医 療( 産 婦 人 科 )が 行 わ れ て い る 場 合 は 対 象 と な ら な い 。 救 助 の 方 法 ○ 原 則 と し て 救 護 班 に よ っ て 行 わ れ る が 、 助 産 婦 に よ る こ と も で き る 。 ○ 産 院 又 は 一 般 医 療 機 関 で 行 う こ と も で き る 。 費 用 の 範 囲 ○ 分 娩 の 介 助 に 要 す る 経 費 ・ 陣 痛 の 開 始 か ら 胎 盤 排 出 ま で の 間 の 必 要 な 介 助 ○ 分 娩 前 、 分 娩 後 の 処 置 に 要 す る 費 用 ・ 出 産 前 の 準 備 及 び 処 置 並 び に 出 産 後 の 新 生 児 に 対 す る 沐 浴 等 を 含 む 事 後 処 置 ○ 脱 脂 綿 、 ガ ー ゼ 、 そ の 他 衛 生 材 料 費( ネ ル 、 さ ら し 、 油 紙 、 リ ゾ ー ル 、 シ ッ カ ロ ー ル 等 ) 費 用 の 限 度 ○ 救 護 班 等 に よ る 場 合 は 、 使 用 し た 衛 生 材 料 等 の 実 費 ○ 助 産 婦 に よ る 場 合 は 、 慣 行 料 金 の 8 割 以 内 救 助 期 間 ○ 分 娩 し た 日 か ら 7 日 以 内 ( ※ 災 害 発 生 の 日 は 含 ま な い 。 ) ( 例 ) 災 害 発 生 の 日 9 月 5 日 ( 発 災 日 前 後 7 日 に 分 娩 し た 者 が 対 象 ) A 氏 の 分 娩 日 9 月 1 日 A 氏 の 助 産 期 間 9 月 5 ~ 7 日 の 3 日 間 B 氏 の 分 娩 日 9 月 11日 B 氏 の 助 産 期 間 9 月 11~ 17日 の 7 日 間 特 別 基 準 ○ 期 間 延 長 整 備 書 類 ○ 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ○ 物 資 受 払 状 況( 医 薬 品 、 衛 生 材 料 ) ○ 助 産 台 帳 ○ 医 薬 品 衛 生 材 料 等 購 入 関 係 支 払 証 拠 書 類 ※ 救 護 班 が 行 っ た 場 合 は 、 救 護 班 活 動 状 況 等 の 中 に も 記 載 の こ と 。

(36)

8 被 災 者 の 救 出

実 施 者 通 常 、 知 事 の 委 任 を 受 け て 市 町 長 が 実 施 救 助 の 対 象 ○ 災 害 の た め 、 現 に 生 命 身 体 が 危 険 な 状 態 に あ る 者 ・ 火 災 の 際 に 火 中 に 取 り 残 さ れ た よ う な 場 合 ・ 地 震 の 際 に 倒 壊 家 屋 の 下 敷 き に な っ た よ う な 場 合 ・ 水 害 の 際 に 流 失 家 屋 と と も に 流 さ れ た 、孤 立 し た 地 点 に 取 り 残 さ れ た 等 の 場 合 ・ 山 津 波 や 土 石 流 に よ り 生 き 埋 め に な っ た よ う な 場 合 ・ 必 ず し も 災 害 が 直 接 的 な 要 因 と な っ て い る こ と を 要 し な い 。 ○ 災 害 に か か っ た 原 因 の 如 何 を 問 わ な い( 不 可 抗 力 、 本 人 の 過 失 を 問 わ な い ) 。 ○ 原 則 と し て 人 の 救 出 だ け に 限 定 さ れ る 。 救 助 の 方 法 ○ 生 命 の 安 全 を 第 一 と し 、災 害 の 状 況 に 応 じ て 最 も 的 確 か つ 迅 速 に 実 施 で き る 方 法 費 用 の 範 囲 ○ 借 上 費 又 は 購 入 費 ・ 船 艇 そ の 他 救 出 の た め に 必 要 な 機 械 器 具 の 借 上 費 等 ・ 直 接 救 出 活 動 に 使 用 し た も の に 限 る 。 ○ 修 繕 費 ・ 救 出 の た め に 使 用 し た 機 械 器 具 の 修 繕 費 ○ 燃 料 費 ・ 機 械 器 具 を 使 用 す る 場 合 に 必 要 な ガ ソ リ ン 代 、 石 油 代 ・ 救 出 作 業 を 行 う 場 合 の 照 明 の 灯 油 代 ・ 救 出 し た 人 を 蘇 生 さ せ る た め の 採 暖 用 の 燃 料 費 ○ 救 出 の た め の 賃 金 職 員 雇 上 費 及 び 輸 送 費 は 、 経 理 上 救 出 費 か ら 分 離 し 、 賃 金 職 員 雇 上 費 及 び 輸 送 費 と し て 一 括 計 上 す る 。 費 用 の 限 度 ○ 当 該 地 域 に お け る 通 常 の 実 費 救 助 期 間 ○ 災 害 発 生 の 日 か ら 3 日 以 内 ※ 通 常 、 4 日 以 後 に つ い て は 死 体 の 捜 索 ( 10日 以 内 ) と し て 扱 う 。

(37)

特 別 基 準 ○ 救 出 期 間 の 延 長 。 延 長 期 間 は 、 通 常 の 場 合 の 基 準 期 間 で あ る 3 日 以 内 。 ( 再 延 長 が 必 要 な 場 合 は 、 そ の 都 度 上 記 と 同 様 に 取 り 扱 う 。 ) ・ 現 に 救 出 を 要 す る 者 が 確 認 で き る と き ・ 家 屋 等 の 下 敷 き や 土 砂 に 埋 没 し た 者 が 助 け を 求 め 、 又 は 生 き て い る こ と が 明 瞭 で あ る よ う な と き ・ 災 害 の 発 生 が 継 続 し て い る と き ・ そ の 他 継 続 す る こ と が 必 要 と さ れ る 場 合 整 備 書 類 ○ 救 助 実 施 記 録 日 計 票 ○ 物 資 受 払 状 況( 被 災 者 救 出 用 機 械 器 具 及 び 燃 料 等 ) ○ 被 災 者 救 出 状 況 記 録 簿 ○ 救 出 用 関 係 支 払 証 拠 書 類 そ の 他 ○ 船 舶 の 遭 難 ・ 原 則 的 に は 水 難 救 済 法 に よ っ て 救 護 さ れ る こ と と な る が 、 同 法 に て 不 十 分 な 場 合 は 本 法 が 適 用 さ れ る こ と も あ り 得 る 。 ○ 通 常 の 避 難 は 対 象 外 ○ 法 に よ る 被 災 者 の 救 出 も 死 体 の 捜 索 も 救 助 の 程 度 及 び 方 法 等 に つ い て な ん ら 差 異 は な い 。

参照

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