創 価 大 学教 育 学 論 集 第64号:李P65〜75
韓 国幼 兜教 育 の変遷 と現状
新 しい政 策 「5歳 ヌ リ課程 」 ⑳ 聡年3樽 施行)を 申心 に
李 和 貞
餐.は じ め に
本 年3月,韓 国 に お い て は,公 教 育 の 一環 と して 幼 児 教 育 の 新 しい 政 策 「5歳 ヌ リ1 課 程 」 が 全 国 的 に 施 行 さ れ,幼 児 教 育 の 無 償 化 時 代 へ の幕 開 けが 告 げ られ た。
0歳 か ら5歳 まで の 乳 幼 児 期 は 身体 的 な発 達 は も ち ろ ん,書 語 的,認 知 的,情 動 的 な面 に お い て そ の 発 達 が 著 し く,子 ど も は こ の 時 期 の さ ま ざ ま な経 験 を通 して,一 人 の 社 会 的 な 存 在 と して の 発 達 の 基 盤 を 形 成 して い く。 ま た 乳 幼 児 期 は 養 育 者 と の ア タ ッチ メ ン ト形 成 を 申 心 に 入 との 関 わ りや 他 者 及 び 世 界 に 対 す る情 動 を発 達 さ せ, パ ー ソ ナ リ テ ィへ の 影 響 な ど,社 会 情 動 的 な発 達 にお い て 最 も重 要 な 時 期 と して 注 目
さ れ る 。
幼 児 教 育 及 び保 育 の 必 要 性 と そ の 目的 に 関 して,韓 国幼 児 教 育 振 興 法 の 第!条 に よ る と,「 こ の 法 律 は,幼 児 に よい 教 育 環 境 を用 意 して 心 身 発 達 の 充 実 を期 す る と と も に無 限 の 潜 在 的 な 力 を伸 長 させ る こ と に よ り,将 来 健 全 な人 格 を 有 す る 国民 に 成 長 さ せ,個 入 と して幸 福 を 享 受 し,さ ら に個 人 の 力 量 を 国 家 発 展 に寄 与 させ る た め に幼 児 教 育 及 び 保 育 を振 興 す る こ と を 目的 とす る」 とそ の 目的 が 明 記 され て い る。
一 方,日 本 の 場 合 は,「 就 学 前 の 予 ど もに 関す る教 育 ・保 育 等 の 総 合 的 な提 供 の 推 進 に 関 す る法 律 」 に よ る と,「 この 法 律 は,我 が 園 にお け る急 速 な 少 予化 の 進 行 並 び に 家 庭 及 び地 域 を取 り巻 く環 境 の 変 化 に伴 い,小 学 校 就 学 前 の子 ど もの 教 育 及 び 保 育 に 関 す る需 要 が 多 様 な もの と な っ て い る こ と にか ん が み,地 域 に お け る創 意 工 夫 を生 か しつ つ,幼 稚 園 及 び保 育 所 な ど にお け る 小 学 校 就 学 前 の 子 ど も に対 す る 教 育 及 び保 育 並 び に 保 護 者 に 対 す る 子育 て 支 援 の 総 合 的 な 提 供 を 推 進 す る た め の 措 置 を 講 じ, もっ て 地 域 に お い て 予 ど もが 健 や か に育 成 され る環 境 の 整 備 に 資 す る こ とを 口的 とす る 」 と して い る。
日本 で は,幼 児 教 育 は 乳 幼 児 期 の 子 ど もの 保 育 及 び 教 育 の た め,幼 稚 園 と保 育 所 に 二 元 化 され,幼 稚 園 は 学 校 教 育 法 か ら,保 育 所 は児 童 福 祉 法 か らそ れ ぞ れ 規 定 さ れ て い る、、特 に 幼 稚 園 は 文 部 科 学 省 幼 児 教 育 課 の 所 管 学 校 で,小 ・中 ・高 ・大 学 ・大 ∠1糞院 まで の 教 育 体 系 の 中 の … 環 と して 位 置 づ け られ て お り,運 営 主 体 は私 立 の 場 合,学 校 法 入 及 び 歴 史 的 経 緯 に よ る個 人 立 と な る 。 ま た 口本 の 幼 稚 園 の 教 育 課 程 は,幼 稚 園教
韓 国幼 児 教 育 の変 遷 と現状
育 要 領 の 申 に詳 し く示 され い る が,そ の 内 訳 を簡 単 に 示 す と,「 健 康 」・「人 問 関係 」・
「環 境 」・「誘葉 」・「表 現 」 の5領 域 の教 育 課 程 とな っ て い る(学 校 教 育 法23条 各 号参 照)。
・方,韓 国 で も,乳 幼 児 の保 育 と教 育 が 二元 化 した シ ス テ ム と な っ て お り,3歳 か ら5歳 の幼 児 を半N間 預 か り教 育 を提 供 す る 「幼 稚 園」(教 育 科 学 技 術 部 管 轄)と,0 歳 か ら5歳 の 子 ど も を長 時 間 預 か る保 育所(保 健 福 祉 家 庭 部 管 轄)に 分 か れ 発 展 し, 子 ど もの 教 育 と保 育 に貢 献 して き た。
本 論 文 で は,韓 国 幼 児 教 育 の 変 遷 及 び 現 状 につ い て 調 べ,特 に,今 年3月 か ら施 行 され る新 し い幼 児 教 育 政 策 「5歳 ヌ リ課 程 」 につ い て 注 目 し,そ の具 体 的 な 内 容 及 び 特 徴 に つ い て言 及 した い。 そ の 上 で,幼 児 教 育 を め ぐっ て 韓 国 社 会 が抱 え て い る 問 題 及 び 今 後 の 課 題 に つ い て検 討 して い きた い 。
黛.韓 国 の 幼 児 教 育 の 変 遷
韓 国 の 幼 児 教 育 及 び保 育 の歴 史 は,joO年 以 上 に 及 び,1887年 に韓 国 最 初 の 幼 稚 園 で あ る 釜 由幼 稚 園 が 開 園 した こ と か ら始 ま る、,その 後 の1[OO年 代 は韓 国 が 開港 した こ とを き っか け に 西 洋 の 宣 教 師 や 日本 人 も加 わ り,次 々 と近 代 的 な幼 児 教 育 機 関 が 設 立 され た 。 ま た植 民 地 時 代 の192蔓年 に は,初 の保 育 所 と して 泰 和 基 督 教 幼 児 セ ン ター が 設 立 され,徐 々に 幼 児 教 育 ・保 育 へ の 関 心 が 集 め ら れ る よ う に な っ た 。
(1)「 教 育 法 」 の 時 期G949年 以 降 〜)
韓 国 で 幼 稚 園 の 教 育 難 的 及 び 認 可 な ど に 関 す る 制 度 的 な 基 準 が 設 け ら れ た の は,1949年 「教 育 法 」 が 公 布 さ れ て か らで あ る 。 そ の後,1952年 は 「教 育 法 施 行 令 」 が 制 定 さ れ,幼 稚 園 に 関 す る設 立 認 可 と園 児 数,教 育 科 目,教 育 議数 に 関 す る 基 準 も 明確 に した。 また1953年 「教 育 公 務 員 法 」 が 制 定 さ れ,教 員 資 格 に 関 す る規 定 につ い て の 説 明 が あ っ た が,幼 稚 園 教 員 資 格 基 準 は 別 途 設 け ず,小 学 校 教 員 資 格 基 準 に幼 稚 園 の 教 員 資 格 基 準 を含 め る と示 さ れ た 。
そ れ 以 降,幼 児 教 育 に 関 す る独 立 した 法 令 と して,「 幼 稚 園 設 遣 基 準 令 」 が ユ963年 公 布 され,徐 々 に幼 稚 園 の 数 も増 大 した 。
特 にlig70年代 は,女 性 の 社 会 進 出,核 家 族 化,ベ ビ ー ブ ー ム と い う社 会 的 背 景 の 中,国 民 の幼 児 教 育 に対 す る 関心 と需 要 が 高 ま り,韓 国 最 初 の 公 立 幼 稚 園 が4か 所 に 誕 生,さ らに ユ98!年以 降 は 公 立 幼 稚 園 数 が 私 立 幼 稚 園 数 を上 回 り,民 間主 導 塑 か ら政 府 主 導 型 へ の幼 児 教 育 の 流 れ が 形 成 され 始 め た 。
(2)「 幼 児 教 育 振 興 法 」 の 時 期G982年 以 降 〜)
1982年3月,韓 国 政 府 は 「幼 児 教 育 振 興 総 合 計 画 」 を発 表 し,「 幼 児 教 育 振 興 策5
創 価 大学 教 育 学 論 集 第6姥 卜:李
年 計 画(/982〜 ユ986年,:1987〜199!年)」 を 公 表 し た。 そ して,政 策 実 現 の た め の 法 的 基 盤 と して,「 幼 児 教 育 振 興 法 」 を 制 定 ・公 布(/982年12月)し,幼 児 教 育 の た め の 様 々 な取 り組 み に拍 車 をか け た 。
「幼 児 教 育 振 興 法 」 の 第1条 を 見 る と,「 こ の 法 律 は,幼 児 に よい 教 育 環 境 を用 意 して 心 身発 達 の 充 実 を 期 す る と と も に無 限 の 潜 在 的 な 力 を紳 長 させ る こ とに よ り,将 来 健 全 な 人格 を有 す る 悶 民 に成 長 させ,個 入 と して幸 福 を享 受 し,さ らに 個 入 の 力 量 を 国 家 発 展 に 寄 ㌻ させ るた め に幼 児 教 育 及 び 保 育 を振 興 す る」 とあ り,そ の 目的 が 明 確 に示 さ れ た 。 こ れ に よ っ て 大 き く変 わ っ た と こ ろ は,そ れ ま で 文 教 部2,保 健 社 会 部,内 務 部IS,農 村 振 興 庁 が そ れ ぞ れ の 幼 児 教 育 機 関 を 管 轄 し て い た の を,法 的 基 準 と して の 法 令 に よ っ て,文 教 部 傘 下 の 公 ・私 立 幼 稚 園 と内 務 部 傘 下 の 幼 児 園(保 育 園)に 二 分 化 した こ とで あ る。
この よ うな 制 度 的 な 改 革 は,幼 児 教 育 機 関 の 増 加 とつ なが り,!983年 に は,全 国 の 幼 児 教 育 機 関 が,公 立2,562カ 所,私 立1,7翼 ヵ所 と急 増 す る よ う に な っ た 。
(3)「 教 育 改 革 審 議 会 」 の 時 期G987年 以 降 〜)
1987年,政 府 は 「教 育 改 革 審 議 会 」 を 通 して,就 学 前 の 幼 児 を対 象 に体 系 的 な教 育 を行 う こ との 重 要 性 を再 認 識 し,そ の た め の 幼 稚 園 教 育 の 公教 育 化 の必 要 性 につ い て 意 思 を 表 明 し た。 審 議 会 の 具 体 的 な 内容 をみ る と,「 幼 児 の 全 入 的1発 達 を促 進 させ, 淫眠 の 基 礎 教 育 を 高 め る た め,5歳 児 の 全 て の 幼 児 に 対 して幼 稚 園 入 園 を促 し,幼 稚 園 は小 学 校 併 設 幼 稚 園(公 立)を 根 幹 に,私 立 幼 稚 園 を併 存 させ る」 と明 記 さ れ て い る。
そ の後,!9%年 に 「教 育 改 革 委 員 会 」 が 設 け られ,公 教 育化 の た め の よ り具 体 的 な 改 革 案 が提 示 さ れ,翌 年 の 「教 育 改 革 委 員 会 」で は,幼 児 教 育 専 門家 も参 加 した上 で, 幼 児 教 育 の 行 政 管 理 シ ス テ ム の 確 立,幼 児 教 育 の 質 的 向 上,幼 児 教 育 改 革 の た め の 財 源 確 立 な どの 様 々 な 案 件 が 検 討 さ れ た 。
(4)「 幼 児教 育 法 」 の 時 期(2004年 以 降 〜)
2004年 は,韓 国 の 幼 児 教 育 にお い て 長 年 待 望 して い た 「幼 児 教 育 法jが 制 定 され た 年 で あ る 。 そ れ に よ っ て,就 学 前 の幼 児 は,小 ・中 学 校 と同 じよ う に 公 教 育 と して 教 育 が 受 け ら れ る よ う に な っ た 。 そ れ まで 韓 国 で は 幼 稚 園 に 関 す る法 律 が 単 独 で存 在 せ ず,「 小 ・中 等 教 育 法 」 に含 ま れ て い た が,「 幼 児 教 育 法 」 の 制 定 に よっ て,幼 児 教 育 単 独 の 法 的 基 盤 が 整 備 され,子 ど もの 発 達 段 階 に 応 じた 生 涯 に わ た る 教 育 に 関 連 す る 法 律 が で き た こ と に な る。(「幼 児 教 育 法 」 ⇒ 「小 ・中等 教 育 法 」 ⇒ 「高 等 教 育 法 」 ⇒
「生 涯 教 育 法 」 の 順)
「幼 児 教 育 法 」 制 定 の 意 義 につ い て,何 点 か あ げ る と以 下 の 通 りで あ る。
韓 図幼 児 教 育 の変 遷 と現状
・2007年 まで 満5歳 幼 児 の 無 償 教 育 を段 階 的 に実 施 す る こ とが 明 記 され,家 庭 の 教 育 負 担 を 減 ら し,家 庭 の 状 況 に応 じ た多 様 な 対 応 が 可 能 に な っ た 。
・幼 児 教 育 に 関 す る 研 究 と情 報 提 供,教 材 開 発,幼 稚 園 の研 修 及 び 評 価 を 担 当 す る
「幼 児 教 育 振 興 院」 が 設 置 され る よ うに な っ た。
・私 立 幼 稚 園 の 設 立,幼 稚 園教 師 の 入件 費 な ど運 営 に 必 要 な経 費 が 援 助 され る よ うに な っ た 。
・実 施 地 域 に よ り,半 日制,時 間延長制,終 日制 の運営が可 能に な り,家 庭の多様 な ニ ー ズ に 合 う幅 広 い 選 択 が 提 供 で きる よ う に な っ た 。
<表1>は,韓 国 の 国 ・公 ・私 立 の幼 稚 園 の 総 数 及 び学 級 数 と利 用 者 数 で あ る 。 表 ま 韓岡 にお け る幼 稚 園数 及び 利用者 数
(単位:箇 所,名)
区分 國立 公 立 私 立 合 計
施 設数 学級 数 人数
3 15 2毒0
畷,499 7,264 i25,855
3,922 19,7勲 438,739
8,424 26,990 564,834 (韓国教 育 開発 院教 育統計 を参 考 に作成)
一 方 ,<表2>で は,口 本 の保 育 園 に 相 当 す る 「子 ど も の 家 」 の 設 遣 数 と利 用 者 数 を示 した 。 幼 稚 園 と 「子 ど もの 家 」 の 施 設 数 と利 用 す る子 ど もの 入 数 を比 較 して み る と,「 子 ど もの 家 」 が 幼 稚 園 よ り,施 設 数 に お い て は4。7倍,利 用 す る 子 ど もの 数 に お い て,2.4倍 と高 い 水 準 で あ る。
ま た 「子 ど もの 家 」の場 合,国 ・公 立 の 施 設 は 全 体 の5.3%程 度 に留 ま って い る が, 民 間 と家庭 で 設 澱 ・運 営 す る 「子 ど も の 家 」 は全 体 の89.7%を 占 め,幼 児 教 育 に お い て 民 間 の 役 割 が 極 め て 大 き い こ とが 分 か る 。
なお,<表/>と く 表2>は,ど ち ら も20U年12月 の 統 計 を 基 準 と して い る。
表2韓 国 にお け る 「子 どもの家(保 育 園)」 の 数 と使用者 数
(単位:箇 所,名)
区分 鰻 ・公 立 法 入 職場 家庭 父 母共 瞬 民 間 合 計
施 設数 2,U6 !,462 興9 20,722 89 i5,004 39,842
入数 i43,035 112,688 24,987 308,唄0 2,286 757,323 董,384,729
(韓国保 健福 祉部 の 「保 育統計 」 を参考 に作 成) 融 「子 ど もの 家 」 の 設 遣 ・運 営 主 体 の 区 分 ㊥
・岡 ・公 立:国 家 や 地 方 自 治 団 体 が 設 置 ・運 営 す る 「子 ど も の 家 」
・法 入:社 会 福 祉 法 人 に よ っ て 設 遣 ・運 営 す る 「子 ど も の 家 」
・職 場:事 業 主 が 会 社 の 勤 労 者 の た め に 設 置 ・運 営 す る 「子 ど も の 家 」
・家 庭:掴 入 が 家 庭 あ る い は そ れ に 準 じた 場 所 に 設 罐 ・運 営 す る 「子 ど もの 家 」
・父 母 共 同:保 護 者 が 組 合 を結 成 して 設 置 ・運 営 す る 「子 ど も の 家 」
劔額 大 学 教 育学 論 集 第64号:李
・民 闘 上 記 の 区 分 に 含 ま れ な い 「子 ど もの 家 」
(5)「 幼 児 教 育 法 」 改 定 の 時 期(2012年 以 降 〜)
2012年 「幼 児 教 育 法 」 が 改 定 さ れ,幅 広 い 分 野 に お け る幼 児 教 育 の制 度 改 革 が 試 み られ た、、主 な 内容 は 以 下の通 りで あ る 。
・幼 児 の 無 償 教 育 を1年 か ら3年 ま で 延 長
・幼 稚 園 運 営 に 関 す る 重 要 事 項 を審 議 す る 幼 稚 園 運 営 委 員 会 の 設 概
・幼 稚 園 財 政 運 営 の 信 頼 性 を 高 め る た め ,国 ・公 立幼稚 園会計の導入
・様 々 な 業 務 の 処 理 速 度 ・情 報 公 示 ・幼 稚 園 会 計 をサ ポ ー トす る 「幼 児 教 育 情 報 シス テ ム」 の構 築
・私 立幼 稚 園 の 設 立 認 可 基 準 を 明 確 化 し,施 設 の設置基準 を満た してい ない場合 な ど を除 き,原 則 的 に 認 町す る よ う緩 和
以 ヒの よ う に,1949年 以 降 の韓 繍 の 幼 児 教 育 につ い て,そ の 変 遷 の 歴 史 を簡 単 に振 り返 っ た が,韓 国政 府 は,幼 児 教 育 の 重 要 さ を再 認 しつ つ,多 様 な社 会 的 ニ ー ズ に 応 じて 幼 児 教 育 の 全 体 的 な 水 準 向 上 の た め,努 力 を重 ね て き た 歩 み が 見 られ る。 特 に, 幼 児 教 育 の格 差 間 題,幼 児 教 育 シス テ ム の 整 備,幼 児 に よ り多 くの 機 会 を与 え る こ と
の 重 点 性 を 認 識 し,各 時 期 の 幼 児 教 育 の 課 題 や 問題 点 を踏 ま え,幼 児 教 育 の 公 教 育 化 の た め の 取 組 が 見受 け られ た。
次 の 節 で は,公 教 育 化 され た幼 児 教 育 の 共 通 課 程 と し て,2012年3月 か ら全 国 に 施 行 され る 「5歳 ヌ リ課 程 」 につ い て 注 目 し,詳 し く政 策 の 特 徴 及 び教 育 課 程 の 内容 に つ い て 見 て い く、、
3.新 教 育 課 程 「5歳 ヌ リ課 程 」
({)「5歳 ヌ リ課 程 」 の導 入
20鴛 年3月!Hよ り,幼 児 教 育 法 と教 育 公 務 員 法 が 改 定 ・公 布 され た こ とで,幼 児 の 無 償 教 育 が 拡 大 さ れ,幼 児 教 育 の 先進 化 の た め の法 的 基 盤 が 整 っ た 、、
「ヌ リ課 程 」 は,誰 もが 潜 在 的 な力 を 十 分 に発 揮 して い け る よ う に,国 家 が 公 正 な 教 育 機 会 を保 障 し,質 の 高 い教 育 課 程 を提 供 す る とい う 目 的 を掲 げ,2011年9月5H
に 公 示,2012年3月1Flか ら施 行 され,20!2年3月 よ り,す べ て の5歳 児 の幼 児 を対 象 に 取 り組 まれ て い る 。 この 新 しい 政 策 「5歳 ヌ リ課 程 」 の 制 定 は,長 い期 間,幼 児 教 育 と保 育 が ぬ 元 化 され,其 々独 自的 な 発展 と成 長 の姿 を見 せ て きた の とは 異 な り, 幼 児 教 育 系 と保 育 系 が,満5歳 児 が 学 ん で い くべ き教 育 目標 と内 容 を,国 家 レベ ル で
の 共 通 課 程 と して 設 概 す る こ とに 合 意 した と こ ろ に大 き な意 義 を もつ 。
韓国 幼 児 教育 の 変 遷 と現 状
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図1「 ヌ リ課 程 」 の 導 入 と そ の 拡 大
ま た2012年 の 幼 児 教 育 法 の 改 定 に よ り,3・4歳 にお い て も,2013年3月 か ら 「ヌ リ課 程 」 が 拡 大 実 施 され る よ う に な っ た 。(<図!>参 照)
現 在 は,3〜4歳 の 幼 児 の場 合,所 得 水 準 ド位70%の 家 庭 にお い て の み,限 定 的 に 補 助 が 受 け られ る よ う に な っ て い る が,2013年 か ら は,所 得 に関 係 な く,5歳 児 と 同 額 の補 助 金 が 受 け られ る よ う に な る 。
3〜5歳 ま で の 「ヌ リ課 程 」 の 拡 大 は,幼 児教 育 法 で 定 め て い る す べ て の幼 児(満 3歳 か ら小 学 校 就 学 前 の子 ど も)に 対 して,事 実 上 の公 教 育 化 を実 現 す る こ と を意 味 す る、,2013年 か ら,す べ て の 対 象 幼 児 は,幼 稚 園 に 通 っ て も,r子 ど も の 家 」(保 育 所)に 通 っ て も,ど ち ら に お い て も,同 じ 内 容 の 教 育 ・保 育 が 受 け ら れ る こ とに な る、、(詳 しい 年 齢 別補 助 金 につ い て は く 表3>を 参 照)
表3幼 児 教 育 ・保 育 の た め の 補 助 金(月 金 額) (単位 糊
年齢 2012年 2013年 2014年 20!5年 20!6年
満5歳 20Q,o◎o 慧2◎,GOo 鍛o,ooo 370,000 3◎o,ooo
満4歳 美77,000 鷺20,0◎0 窯40,◎ ◎o 黛70,0◎o 300,0()o
満3歳 !97,000 惣)ゆ00 240,00◎ 270,00◎ 300,◎ ◎o
※ 口 は 「ヌ リ課 程 」 導 入 を 示 す
(2)新 教 育 政 策 「5歳 ヌ リ課 程 」 の 教 育 課 程 と して の 特 色
「5歳 ヌ リ課 程 と幼 稚 園 教 育 課 程 改 定 公 示 」(20U年9月5H)に よ る と,「5歳 ヌ リ課 程 」 の特 色 と して,6つ の特 色 を挙 げ る こ とが で き る(図2参 照)。
新 しい教 育 課 程 の 導 入 か ら生 じや す い 教 育 現 場 の 困 難 を最 小 限滅 らす た め に,「 ヌ リ課 程 」 は,既 存 の標 準 保 育 課 程 と幼 稚 園 教 育 課 程 の 内 容 を最 大 隈 反 映 した 内 容 と な っ て お り,そ の上,小 学 校 教 育 課 程 との 連 携 を考 慮 し,幼 児教 育 課 程 か ら小 学 校 教 育 課 程 まで 一 貫性 の あ る教 育 課 程 を 目指 して い る。
創価 大 学 教 育学 論集 第64号:李
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灘 謬
く艶饗 》図2「5歳 ヌ リ課 程 」 の 騒指 す 方 向 性
ヌ リ課 程 は,基 本 的 に:1口3〜5時 間 を教 育 課 程 の 時 問 と して 定 め て い る が,状 況 に応 じて は 柔軟 な対 応 を 取 る こ と を促 して い る 。
(3)「5歳 ヌ リ課 程 」 の 教 育 内 容 に お け る特 徴
新 教 育 政 策 「5歳 ヌ リ課 程 」 は,〈 図3>に お い て 詳 し く示 して い る よ う に,3〜
5歳 を対 象 とす る既 存 の 教 育 科 学 技 術 部 の 「幼 稚 園教 育 課 程 」 の 内 容 に,保 健 福 祉 部 の 「標 準 保 育 課 程 」 の 内 容 が 統 合 され,そ の 中 で 特 に 満5歳 の 幼 児 に必 要 と さ れ る 重 要 な 内 容 だ け を選 別,修 正,補 完 し た う え で 完 成 した 教 育 課 程 で あ る(詳 し くは 図3 を 参 照)。
新 し く導 入 さ れ た 「ヌ リ 課 程 」 の 教 育 内 容 に お い て は,ど の よ う な特 徴 が あ る の か,ま た,「 ヌ リ課 程 」 の 教 育 課 程 と して 強 調 され る よ うに な っ た 内 容 とは 何 か,教 育 内 容 の側 面 か らそ の 特 徴 につ い て,三 点 をあ げ る こ と にす る 。
まず,雛 一一に,秩 序 を守 る こ と,他 人 に 配 慮 す る こ と,協 力 す る こ と な ど,幼 児 の 社 会 性 の 発 達 を促 す 基 本 的 生 活 習 慣 の形 成 に注 獄が 難 か れ,さ ら にす べ て の 課 程 に お い て 創 意 性 や 人 と して の 心 の 育 成(入 性 教 育 り が 強 調 され る よ うに な っ た 点 で あ る。
第 二 に,小 児 肥 満 が 社 会 的 な 問 題 に な っ て い る現 状 を踏 まえ,健 康 な 体 と心 を 育 成 す る た め 身 体 運 動 を 強 調 し,積 極 的 に 身 体 運 動 活 動 に参 加 で き る よ うに 注 目 して い る 点 で あ る 。
第 三 に,現 在,日 本 と同様 に韓 国社 会 にお い て も さ ま ざ まな 多 国籍 家 族 や 子 ど もた ちが 増 え て い る 。 幼 稚 園 や保 育 所 の 中 に も他 国 籍 の 乳 幼 児 の 入 園 ・入 所 の 機 会 が 多 く な り,社 会 が 益 々國 際 化 に 進 む こ とが 予 想 さ れ る 。 そ の よ う な観 点 か ら,多 文 化 の 理 解,互 い の 違 い を 尊 重 す る カ の 育 成 を 重 要 な課 題 と して 見 な し,国 際化 に対 応 で き る
韓 国幼 児 教 育 の 変遷 と現 状
幼 稚 翻 教 誉 課 程 く 欝の 領 斌 〉 健康生 活 ・社会生 濡 ・表親生活 ・欝
語生活 ・探 究性格
欝一 難歳 聾齢 甥 翼 り課 程 く 難⑳領 蛾 〉
r子 ど も の 露諏 身体 運勤 と健 康
意 志伝達 標 準 保 欝 課 程
社金 闘係
く 蔭の 領 域 〉 蕪 術経験
基本生活 ・身体運動 社会關 霞然 探究
係 ・意 思伝達 ・叢術経験 ・霞然 探 究
図3「3〜5歳 年 齢 別 ヌ リ課 程 」 の 教 育 内 容
国 民 と して の 資 質 育 成 を 強 調 して い る点 で あ る 。
講.残 さ れ た 課 題
発 達 心 理 学 の 分 野 で は,人 間 の ラ イ フ ス パ ンの 中 で特 に乳 幼 児 期 の 経 験 と養 育 課 程 に,重 要 な 意 味 合 い を 遣 く場 合 が 多 い 。 人 と して 生 まれ,見 る こ と も触 れ る こ と もす べ て が 初 め て で あ る乳 幼 児 期,入 が 社 会 的 な 存 在 で あ る限 り,人 生 の 初 期 で あ る こ の 時 期 に,ど の よ う な経 験 を させ る か は,社 会 の 大 入 や 親 に とっ て は 極 め て 重 要 な諜 題 とな る。 少子 化 が 進 み,家 庭 の子 ど もへ の 教 育 的 関心 が さ らに 高 ま る現 代 社 会 にお い て,「 よ り良 い経 験 を させ た い」 と我 が 予 の 教 育 環 境 に 敏 感 に な る こ とは 親 の 自然 な 心 理 で あ ろ う。 入生 の 初 期 に 当 た る乳 幼 児 期 の 教 育 で あ る か ら こそ,そ うい っ た願 望
は さ らに 強 く な る。
今 も,幼 い 子 ど もの 教 育 を巡 っ て は,早 期 教 育 や 英 才 教 育 を 導 入 した方 が よい とい う意 見 が あ る… 方 で,就 学 前 まで は遊 び 中 心 の 経 験 だ け を させ,創 意 性 を 育 成 した 方 が よ い とい っ た 意 見 も出 て お り,子 ど もの 教 育 方 法 や 環 境 の整 備 な ど,乳 幼 児 期 の教 育 の 在 り方 につ い て 未 だ 論 争 が続 い て い る 現 状 で あ る 。
激 しい受 験 戦 争,世 界 で 最 も高 い 私 教 育 費,教 育 格 差,子 ど も を教 育 す る こ とへ の 不 安 の 高 ま り,低 い 出 産 率,女 性 の 社 会 進 出 の 増 加 な ど,さ ま ざ ま な教 育 問 題 を抱 え た 韓 國 で は,長 年,幼 児 教 育 に お い て も,さ ま ざ まな 観 点 か らの イ シ ュ ー が 浮 上 して きた こ と も事 実 で あ る 。 特 に注 目 され て きた の が,幼 児 教 育 の 公 教 育 化 問 題 や 幼 稚 園 と 「予 ど もの 家 」 の 非 効 率 的 な 行 政 機 関 の 二 元 化 問 題 で あ っ た 。 そ の 他,幼 児 教 育 の 定 義 に 関 す る論 争,つ ま り幼 児 教 育 を保 育 と は違 う概 念 と して 見 なす べ きか,保 育 と 幼 児教 育 を 同 じ概 念 と し て 見 なす べ き か(つ ま り保 育 な し に は 幼 児 教 育 は 成 立 しな い)と い う論 争 もあ っ た が,2004年 「幼 児 教 育 法 」 制 定 以 降,韓 国 で は,幼 児 教 育 の
創癒 大学 教 育学 論 集 第64号:李
申 に 保 育 の意 味 を含 め る こ とで,政 策 が 進 め られ て きた 。
一 方,OHCDの 多 くの 国 は,幼 児 教 育 の 対 象 を3歳 か ら と定 め て お り,フ ラ ンス, イ ギ リス,ス ウ ェー デ ンな ど は対 象 を2歳 まで に拡 大 して い る。 また そ れ らの 国 は, 幼 児 教 育 と保 育 の 機 能 を教 育 中心 に …・元 化,あ るい は年 齢 別 に教 育 と保 育 機 能 に 分 け 二 元 化 し て い る 。 ス ウ ェ ー デ ン,イ ギ リ ス,ノ ル ウ ェ イ な ど は,教 育 の 機 能 に 一 元 化 し,フ ラ ンス,ド イ ツ,デ ンマ ー ク な ど は,3(2)歳 以 上 は教 育,そ の 以 下 は 保 育 と して,年 齢 に 応 じて 区分 して い る 。
韓 国 は,20!2年3月 よ り 「幼 稚 園 」 と 「予 ど もの 家 」に お い て,共 通 課 程 で あ る 「ヌ リ課 程 」 を 導 入 した,し か し,も と も と,「 幼 稚 園 」 は 専 業 主 婦 の 子 ど もを 教 育 す る た め の 機 関 と して 作 られ,「 狩 ど も の 家 」 は 共 働 きの 家 庭 をサ ポ ー トす る た め の 保 育 の場 と して 発 展 して き た とい う其 々 の 歴 史が あ る。
其 々 は,異 な る 目的 に よ り,異 な る 支 援 を,異 な る行 政 機 関 か ら長 年 実 践 して き た 幼 児 教 育 機 関 で あ り,「 ヌ リ課 程 」 と い う共 通 課 程 をそ れ ぞ れ の 異 な る 性 質 の 機 関 で 子 ど もた ち に提 供 す る こ とは,決 して 簡 単 な こ とで は な い と思 わ れ る 。 ま た 各 家 庭 の 教 育 観 の 相 違 や 家 族 関 係 の状 況 の違 い な ど を考 慮 す れ ば,果 た して 同 じ教 育 課 程 を提 供 す る こ とが …・人 ひ と りの 子 ど も に お い て 最 善 の 教 育 課 程 で あ る だ ろ うか,と い う疑 問が 残 る 。 そ して そ れ ぞ れ の 幼 児 教 育 機 関 を利 用 す る幼 児 と 直接 関 わ る親 や保 育 教 師 に とっ て は ど うで あ ろ ろ うか,十 分 に 満 足 の い く納 得 の い く政 策 で あ る だ ろ うか,と い う問 題 意 識 が 芽 生 え る。
今,H本 に お い て も 「幼 保 の 一冗 化 」 へ の 議 論 が な され て い るが,「 産 休 明 け の0 歳 児 で も長 時 問(8時 間 以 上)を 過 ごす 保 育 所 と,3歳 以 上 の 幼 児 が 社 会 生 活 の 第 ・一.一 歩 を 踏 み 出す 幼 稚 園 を,足 して2で 割 る よ うな …・元 化 を 実 施 す れ ば,そ れ ぞ れ の ニ ー ズ を 無 視 す る こ と に な る」 との 指 摘(泉,2005)か ら も示 唆 され る よ う に,単 に 効 率 的 な 運 営 の 利 便 性 と い っ た 一 面 だ け を 強 調 せ ず,教 育 支 援 を受 け る 当 事 者,す な わ ち 教 育 政 策 に直 接 関 わ る幼 児 や そ の家 族 の 声 に,耳 を傾 け て い か な け れ ば な らな い 。
ま た,残 さ れ た 課 題 の一 つ と して,幼 児 教 育 機 関 の不 均 衡 問 題 が あ る。
「多 くの 家 庭 が 必 要 とす る こ と は,保 育 所 「子 ど もの 家 」 の 不 足 で は な く,質 の よ い 「子 ど もの 家 」 の 不 足 で あ る 」(パ イ ネ ン シ ャ ル 新 聞,20U年U月29H付)と あ る よ うに,良 い幼 児 教 育 に 求 め ら れ る 大 事 な こ とは,教 育 や 保 育 を担 当す る教 師 の 教 育 力 で あ り,教 育 課 程 の 質 で あ る。 政 府 は,大 学 の 学 費 同 様 の 高 い私 立 幼 稚 園 に 質 の 高 い教 師 が 流 れ て し ま う現 像 に歯 止 め をか け る た め に も,家 庭 にお け る 保 育 補 助 だ け で な く保 育 機 能 を 担 当 す る 「子 ど もの 家 」 へ の補 助 や 幼 児 教 育 專 門家 の 育 成 な ど,具 体 的 な 支 援 を設 け な け れ ば な ら な い。
よい 保 育 教 師 を確 保 す る た め に,ま ず は,保 育 教 師 の給 料 の 引kげ,耀19時 間 を 超 え る勤 務 時 間 の 再 考 な ど,教 師 の 勤 務 条 件 の根 本 的 な 改 善 が 至 急 要 求 さ れ る 。
<表2>で も 示 し た よ う に,現 在 韓 国 で は 「子 ど も の 家 」 を 利 用 す る 幼 児
韓 麟幼 児 教育 の 変 遷 と現 状
が,1,384,729名 も存 在 す る。 つ ま り,幼 稚 園 利 用 者(27%)を 大 き く上i薪1る73%の 幼 児 が 「子 ど もの 家 」 で,重 要 な 入 生 の 初 期 経 験 を し,幼 児 教 育 課 程 を経 て,児 輩 期 へ 移 行 す る よ う に な っ て い る事 実 を,決 して看 過 して は な ら な い 。
新 教 育 政 策 「ヌ リ課 程 」 は,漠 然 と した無 償 教 育 と して だ け で は な く,幼 児 教 育 機 関 の 不 均 衡 問 題 の 改 善,教 育 内容 に お け る 公 平 性,教 育 プ ロ グ ラ ム の 有 効 性,地 方 教 育 財 政 交 付 金 ・財 源 の確 保 な どに つ い て十 分 な検 討 を 重 ね なが ら,目 指 す 方 向 性 の一 つ と して 示 され て い る よ う に(図2),5幼 班 の 幸 擁 を遊 求 す る'質 の 高 い 幼 児 教 育 の 政 策 と して,今 後 発展 して い か な け れ ば な ら な い 。
参 考 資 料
泉 眞 樹 子,2005我 が 国 の 保 育 の 現 状 「調 査 と 情 報 」490号 キ ン シ ン ボ ク!996教 育 政 策 論 ソ ウ ル:ハ ウ
ジffン ゼ ゴ ル2002韓 国 公 教 育 の 理 念 開 か れ た 教 育 研 究,!0(2),1‑!8 チ ェ ヒ ソ ン2006教 育 政 策 の 探 究 論 理 ソ ウ ル:教 育 科 学 社 パ イ ネ ン シ ャ ル 新 聞,「5歳 ヌ リ 課 程 導 入 」20U年!2J]29H付
参 考 サ イ ト
韓 国 教 育 開 発 院 教 育 統 計 サ ー ビ スlattp:〃std.kedi.re.kr/igdex.jsp 韓 国 教 育 科 学 技 術 部 ホ ー ム ペ ー ジ 撫p:〃www.moest.go.kr 韓 悶 教 育 開 発 院 ホ ー ム ペ ー ジhttp:〃www.kedi.re.kr
注
里9徽り045
「ヌ リ」 とは,「 世 界 」 を 意 味 す る 韓 国 語 で あ る 。 H本 の 文 科 省 に相 当 す る 現 在 の 教 育 部 の 旧 名 称 日本 の 自治体 に相 当 す る機 関
知 ・情 ・意 の 調 和 した 入 と して の 発 達 を 指 す 。
「人 性 教 育 」 と は,広 義 の 意 味 で 人 の 心 の 教 育 を指 し,そ の た め の 必 要 な 教 育 要 素 と して,① 知(知 性)・ 情(感 受)・ 意(意 志)の 調 和,② 自己 実 現 の た め の 価 値 教 育,③ 道 徳 教 育 な どが 強調 され,正 しい 入 闘像 を 財 旨した教 育 活 動 が 含 まれ る 。