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へき地児童の読み能力に関する研究

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奈良教育大学学術リポジトリNEAR

へき地児童の読み能力に関する研究

著者 藤田 正

雑誌名 奈良教育大学教育研究所紀要

20

ページ 149‑156

発行年 1984‑03‑23

その他のタイトル A Study of Children's Reading Abilities in Remote Mountain Areas

URL http://hdl.handle.net/10105/6572

(2)

へき地児童の読み能力に関する研究‡

藤 田    正榊

 (心理学教室)

 わが国における知能の地域差に関する研究では、へき地および農・漁村における児童・生徒は、

言語性知能が非言語性知能に比べて低いという知能構造の特徴が見い出されている(中島,1954

;江川,1956;大平,1962;東江・大西,1964)。しかしながら、これらの一連の研究が行われ てから時間的にもかなり経過しており、その間の交通事情の改善やマスコミの発達により、へき 地児童を取囲む環境も大きく変化している。藤田・杉村(玉981)は、これらの問題点をふまえて 奈良県下のへき他校と平坦校の2年、4年、6年生を対象に言語因子、空間因子、数因子が同時 に診断的に測定できる京大N X知能検査を実施した。その結果、①知能偏差値は、2年では地域 差がみられなかったが、4年と6年ではへき地児童の標点が低かった。②言語因子では、どの学 年でもへき地児童の得点が低かったが、空間因子と数因子では、どの学年でも地域差はみられな かった。③へき地児童では、どの学年でも空間因子が言語因子よりも得点が高かったなど、へき 地児童の知能構造の特徴が見い出された。これらの結果は、従来の研究結果とほぼ一致するもの であった。

 本研究では、これまでの研究で指摘されてきたへき地児童の言語能力の特徴をより詳細に分析 することに焦点をあてた。また、言語能力のうちでも、特に学力の基礎となる重要な要因である 読み能力(reading abihty)をとりあげた。この種の能力の測定は、普通、標準化された読書能 力検査を用いることにより行われる。北尾・豊田・広瀬(1983)は、最近の認知心理学の研究 成果に基づいて、読みの過程で行われる高次な情報処理能力を中心としたr読み能力診断検査」

を新しく作成した。この検査の特徴は、読みの下位過程に対応づけて下位検査が構成されており、

読み能力を診断的にとらえることができる点である。

 読みにおける下位過程、ならびに下位検査名は次の通りであ孔第1の過程は「語識別」と名 づけられ、文字配列の中から最小の意味的単位となる単語を識別する過程である。語識別検査は、

その能力を調べる下位検査である。第2g過程は「文理解」と名づけられ、単語と単語の意味的 文脈から文の意味を理解する下位過程である。文理解検査は、その能力を調べる下位検査である。

第3の過程は「文意記憶」と名づけられ、文の意味を記憶し、文間で意味的照合を行う過程であ る。文意記憶検査は、その能力を調べる下位検査である。第4の過程は「推論」と名づけられ、

与えられた文情報から推論する過程である。推論検査は、その能力を調べる下位検査である。

 本研究では、読み能力診断検査を用いて、へき地児童の読み能力の発達について、都市児童と

 A Study of Chi1dren s Reading Abi1ities in Remote Mo㎜tain Ar6as

舳 Tadashi Fujita(Departm6nt of Psycho1ogy,Nara University of Education,Nara)

(3)

の比較、および読書量や学業成績との関連について検討することを目的とした。

方   法

 調査対象  調査対象は奈良県下、および大阪府下の小学4年、5年、6年生で、合計450名 であった。 へき他校は、奈良県吉野郡十津川村の小学校3校(いずれも2級へき他校)の児童

155名であり、都市校は、大阪市天王寺区の小学校ユ校の児童295名であった。表1は、調査対 象の内訳を示したものである。

       表1  調査対象の内訳 学   年

4        5         合  計

6

へき地

男児   32 女児   23

24       27 19       30

83 72

合計   55

43

57         155

    男児

都  市 女児

56       57 46       40

40         153 56        ユ42 合計  ユ02

97

96        295

 調査内容  ω 読み能力診断検査  北尾ら(ユ983)が作成した検査で、読みの過程に対 応する4つの下位検査から構成されていた。

 テスト1(語識別検査):語識別能力を調べる検査であり、ひらがな文字が縦方向に配列され、

     その中から3文字以上の名詞を選んで丸印をつけさせる検査である。テスト1一①は、

     有意味文(例、ぎらぎらとてりつけるたいようがみずうみ……)の中から、テスト1      一②は、ランダムに配列された無意味文(例、れくよとせのゆしだうちゆうわめてか      いがん………)の中からそれぞれ名詞を選択させるように作られている。名詞には具      体名詞と抽象名詞が含まれている。名詞はテスト1一①と1一②に各々37語ずつ配さ      れているので、満点は74点である。

 テスト2(文理解検査):文理解能力を調べる検査であり、短文中の空欄に、下記の語群の中       とけい

     から適切な語を選んで挿入させる検査である.(例、①おじさんから( )時計はぼ      くの( )です。{ア.なくなった、イ.もらった、ウ.たからもの})。テストは12問か      ら成り、全部で40個の解答を求めるので、満点は40点である。

 テスト3(文意記憶検査):文意記憶能力を調べる検査である。10個の短文を記銘させたのち      に、それに追加文を加えた29個の短文について意味が同じかどうかを判断させた。再      認検査に用いられた29文の中には、記銘文とまったく同じ文は含まれず、意味的には       ム じさん      く』 うえ

     同じであるが表現は変えられていた。(例、<記銘文〉富士山のちょう上は、雲の上

       ム じさん    くら       ム Lさん    由告

     に出ています。<再認文>富士山には雲がかかっています。<追加文>富士山には雪

(4)

     がつもっています。)満点は29点である。

 テスト4(推論検査):推論能力を調べる検査である。命題やエピソード的な情報を含む文章      を読ませ、その中では直接言及されていないことを述べた短文について、読んだ文章      から推論して真偽判断をさせた。(例、<原文>……さおりちゃんは、3人きょうだ      いの中ではいちばん年が下ですが、おかあさんは、さおりちゃんが生まれたとき、た        おん世  こ

     いへんよろこびました。それは、はじめて生まれた女の子だったからです。<判断交>

      曲とうと       いもうと

     ア.()さおりちゃんには、弟がいます。イ.( )さおりちゃんには、妹がいません。ウ.

      おん屯   〔

     ()さおりちゃんのきょうだいには女の子がいます。工.( )さおりちゃんには、おね      えさんがいます。オ.( )さおりちゃんには、2人のおにいさんがいます。) 5つの小      間から成り、各問について5つの判断を行うので、満点は25点であ乱

 12〕読書量に関する評定項目一読み能力の発達に影響すると思われる読書量について、rあ なたは、本をよく読みますか。」という質問を与え、読まない(ユ点)、あまり読まない(2点)、

ふつう(3点)、よく読む(4点)、非常によく読む(5点)の5段階尺度について自己評定を求

めた。

 手儀き  調査は、へき他校では昭和58年10月に、都市校では昭和58年2月にそれぞれ集団で 実施された。最初に読み能力診断検査を実施し、続いて読書量に関する評定を行わせた。読み能 力診断検査の実施に際しては、各問ごとに練習を行ってから本テストに入った。各問はすべて時 間制限法で行われ、テスト1一①と1一②はそれぞれ1分30秒、テスト2は2分、テスト3は記 銘に1分、解答(再認)に2分、テスト4は4分の時間で行われた。なお、学業成績は、へき他 校だけであるが、学級担任から提出された1学期の国語、算数、社会、理科の成績を利用した。

結果と考察

 読み能力の発達  図1から図4までは、へき地児童と都市児童の読み能力得点について下位 検査ごとに平均値を図示したものである。平均値について下位検査ごとに2(地域)×2(性)

×3(学年)の分散分析を行った。まず、語識別検査については、性(F=19.85,〃=1と438,

P<.Ol)と学年(F=9.96,〃=2と438,P<.01)の主効果のみが有意であった。性差に 関しては、女児の方が男児よりも得点が高いこと、学年差に関しては、どの学年間にも統計的に 有意な差がみられ、学年が進むにつれて得点が高くなることを示している。次に、文理解検査に ついては、地域(F=41.76,d∫=工と438,P<.O1)、性(F=32.15,d∫こ工と438,P

<、01)、および学年(F=48.63;d∫=2と438,P<.01)の主効果のみが有意であった。

地域差に関しては、都市の方がへき地よりも得点が高いこと、性差に関しては、女児の方が男児 よりも得点が高いこと、学年差に関しては、どの学年間にも有意な差がみられ、学年が進むにつ れて得点が高くなることを示している。さらに、文意言己憶検査については、地域(戸竺29.07,

d∫=1と438,P<.01)、性(F=12.94、〃=1と438,P<.01)、および学年(F正7.70,

d∫=2と438,P<.01)の主効果のみが有意であった。地域差に関しては、4年と5年の間に

(5)

は有意な差はなかったが、6年はいずれの学年よりも得点が高かったことを示している。最後に、

推論検査については、地域(卜23.1Z〃=1と438,P<、01)、性(F=43−54,ψ=1 と438,P<.01)、および学年(F=21.ユ7,〃三2と438,P<.01)の主効果のみが有意で あった。地域差に関しては、都市の方がへき地よりも得点が高いこと、性差に関しては、女児の 方が男児よりも得点が高いこと、学年に関しては、4年と5年の問には有意な差はなかったが、

6年はいずれの学年よりも得点が高かったことを示している。

 下位検査全体を通して明らかになった点は、次の通りである。へき地児童の読み能力は、全体 としては都市児童に比べて低かった。この結果は、知能や学力で地域差を検討した研究結果と一 致していた。しかしながら、読み能力の下位過程について分析した結果では、語識別能力では地 域差はなく、文理解、文意記憶、推論の各能力においてのみ、へき地児童よりも都市児童の方が 高いというものであった。したがって、読み能力のすべての面において、へき地児童の能力が低 いというものではない。このように部分的には地域差がみられたが、それ以上に一貫して男女差 が顕著にあらわれていた。男女別にみてみると、必ずしもへき地児童が全般的に都市児童よりも 低いというものではない。へき地の女児の場合、都市の男児と同じぐらいの榑点をとっているこ

とに注目すべきである。

ω  一・一●へ ●・男

 一一1へ^●.自

 H□  i・男

 一一  口 1・1・士

■㎝ 間齪

の四

                一.,

  ..・

一.     〃. ω囚

      .一. o

ブ      .

均Io 均I0

 4      5      6

   ,    年

図1 語識別検査の成績

      5      

  9    年

図2 文理解検査の成績

o

         5       6

図3 文意理解検査の成績

4      5      0

図4 推論検査の成績

(6)

 読み能力と読書量の評定  表2は、読書量について5段階評定させた評定値の平均と標準偏 差を示したものである。平均値について2(地域)×2(性)×3(学年)の分散分析を行った。

その結果、地域(亙=11.58,d∫=1と438,P<.01)と性(F=22.70,〃=1と438,p

<.O1)の主効果、および地域x学年(F=10.08,d∫=2と438,P<.0ユ)の交互作用がそ れぞれ有意になった。交互作用について単純効果の検定を打つだ。まず、学年ごとに地域差を比 較したところ、5年においてのみ有意差がみられた(ドー5.06,〃=438,P<.001)。こ れは、5年では都市児童の方がへき地児童よりも読書量評定値が高いことを示している。次に、

地域ごとに学年差を比較したところ、へき地では4年と5年の間にのみ(ε=一3.71,〃=438,

P<.01)、また、都市でも4年と5年の間にのみ( =2.05,〃=438,P<.05)有意差が みられた。これは、へき地では5年よりも4年の方が、逆に都市では4年よりも5年の方が読書 量評定値が高いことを示してい孔

表2  読書量評定値の平均値と標準偏差 学       年

5      6 平均      男児2.69(1.04)

へき地 女児3.74(1.03)

平均3.13(1.16)

     男児2.75(O.97)

都市女児3.30(1.04)

平均3.OO(1.04)

2.04(0.89)

2.63(1,04)

2.30(ユ.00)

3.16(1,33)

3.55(1.18)

3.32(工.29)

2.52(1.07)      2,45 2.90(1.1ユ)      3,10 2.72(1.10)

2.93(1.19)      2,95 3.09(工.06)      3129 3.02(ユ.12)

( )内の数値は標準偏差

 表3は、読み能力の上位群と下位群における読書量評定値の平均と標準偏差を示したものであ る。はお、読み能力の上位群と下位群の算出に際しては、男女を込みにして読み能力診断検査の 総合得点の高い者から順に上位群を、また総合得点の低い者から順に下位群を、へき地ではそれ ぞれ15名すっ、都市ではそれぞれ30名ずつ選出した。読書量の平均値について、2(能ヵ)x2

(地域)×3(学年)の分散分析を行った。その結果、読み能力(F=44.75,d∫=1と258,

P<.01)と地域(F=5.O1,〃=1と258,P<.05)の主効果、および地域×学年(F=

7.88,〃=2と258,戸<.O1)の交互作用がそれぞれ有意になった。 交互作用が有意になっ たので単純効果の検定を行った。その結果、地域差に関しては、5年においてのみ有意差がみら れ、へき地児童よ.りも都市児童の方が読書量評定値が高かった (t=4.ユ6,〃=258,P<.

001)。また、学年差に関しては、へき地ではそれぞれの学年問に有意差がみられた(4年と5 年:ε=3.85,P<.001;4年と6年:ド2.37,P<.05;5年と6年:ド2.22,PくO1 但し、いずれも〃=258)。他方、都市ではいずれの学年間にも有意な差はみられなかった。

(7)

表3  読み能力上位群と下位群の読書量評定値の平均値と標準偏差 学        年

4         5      上位 4.13(0.81)

へき地 下位 2.60(0.88)

平均  3.37      .上位  3.47(1,b9)

都 市 下位 2.57(0.72)

平均  3.02

2.67(1、ユ9)

2.00(0.82)

     平  均

6

3,27(1.18)     3,36

2.60(1.02)     2140

2,34      2.94.

3.57 (1.17)

3.03 (1.30)

3.77(1.02)     3,60 2.67(ユ.O1)     2.76

3,30      3.22

( )内の数値は標準偏差

 読み能力の発達に影響する要因のひとつとして読書量を考え、それについて評定をさせた。そ の結果、へき地児童よりも都市児童の方が、また、男児よりも女児の方が読書量が多いと評定し ていた。この結果は、読み能力得点の結果とほぼ対応していた。さらに、読み能力と読書量の関 係について調べるため、読み能力得点の上位群と下位群の読書量評定値を比較した結果、上位群 の方が下位群よりも読書量が多いと評定していた。以上の結果から、読み能力の形成には読書量 が影響していることが示唆された。但し、本研究で用いた読書量の評定尺度は、その内容が粗い

ものであったので、さらに詳細な調査項目を設けて両者の関連について検討する必要がある。

 中野一・小出(1965)は、へき地児童を対象に教育実践の中で読みのカを伸ばす指導を行い、

その効果について読書力検査でもって検査を行っている。検査の構成は本研究で用いたものと 異なるが、4年から6年では、速読や読字の得点がかなり低いこと、全体的にみると入学時に遅 滞が大きく、1年から2年の間に顕著な発達をし、2年から4年の商では全国標準と大きな違い はないが、5年頃から上昇がゆるやかになり、6年ではかなりの遅れが認められることなどの特 徴を報告している。さらに、指導効果はすべての学年でみられ、自然的な伸び以上の読み能力の 発達も見い出している。また、代田・増村(ユ967)は、東京都下の小学校への貸出文庫事業を 行う中で、読書量、内容、読書指導の有無などの問題について地域差を検討し、さらに地域差を 克服するために行われた実践例を報告している。これらの研究からも、子どもの読み能力を発達 させるには、発達段階に適合した本の与え方や読ませ方の指導が体系的に実践されることが必要 であるように思われる。

 学業成績と読み能力  表4は、へき地児童について学業成績の上位群と下位群の読み能力得 点の平均値と標準偏差を下位検査ごとに示したものである。上位群と下位群の選出は、全体の人 数が少ないこと、各学校より提出された成績評価の様式が異なっていることを考慮して、次のよ うに行った。児童数の1番小さかった学級が5名であったので、このクラスから上位、下位1名 ずつを選出することを基本単位として、学級の人数に応じて相対的な形で上位群と下位群をそれ ぞれ33名すっ選出した。読み能力得点について下位検査ごとにε検査を行った。その結果、表4 の下段に示すように、すべての下位検査において有意な差がみられた(語識別: =6.81:文理

(8)

解:ト7.01;文意記憶: =5.48;推論:ド6.09以上いずれも〃=64,P<.001)。

これは、いずれの下位検査においても、学業成績上位群は下位群よりも読み能力が高いことを示 している。この結果から、学業成績と読み能力の間には関連性があることが示唆された。

      表4  学業成績上位群と下位群の読み能力得点の平均値と標準偏差

語識別   文理解

上位23.33(6.29)23.73(6.82)

下位12.52(6.40)ユ2.88(5.49)

εイ直       6,81榊‡

7.01‡榊

文意記憶    推  論

23.73(5.76)   18.58 (4.ユ7)

15.03(6,89)  ユ1.30(5.32)

5.48‡^‡      6.09 ‡*

( )内の数値は、標準偏差榊P<.OOユ

要   約

 奈良県一ドのへき地と大阪市内の小学4年、5年、6年生450名に読み能力診断検査を実施し、

へき地児童の読み能力の特徴を発達的に検討した。主な結果は次の通りである。①読み能力検査 のうち、語識別検査では地域差がみられなかったが、文理解検査、文意記憶検査、推論検査では へき地児童よりも都市児童の方が得点が高かった。また、いずれの下位検査においても女児の方 が男児よりも得点が高く、へき地女児の得点は都市男児の得点とほぼ同じであった。②読書量評 定値の結果は、読み能力検査の結果とほぼ対応しており、へき地児童よりも都市児童の方が、ま た男児に比べて女児の方が読書量評定値は高かった。さらに、読み能力上位群は下位群よりも読 書量評定値は高く、読み能力と読書量の間には関連があることが示唆された。③学業成績上位群 は下位群に比べて、読み能力診断検査のいずれの下位検査においても得点が高く、学業成績と読 み能力の問にも関係があることが示された。

引 用文献

東江康治・大西佐一 1964 知能構造の地域差の研究一沖縄児童と関西児童の比較一教育     心理学研究,12,28−36.

江川 亮 1956 都市および農村における児童と青年の知的差異について一因子分析的研究    一教育心理学研究,4,l02−109.

藤田 正・杉村 健 1981 へき地児童の知能構造の発達的研究 奈良教育大学教育研究所紀     要,17,16正一168、

北尾倫彦・豊田弘司・広瀬雄彦 1983 読み能力の発達的研究 大阪教育大学紀要 第1V部門,

    32, 27−34.

中野善達・小出 馨 1965 僻地児童の読書力に関する研究 読書科学,8,ユ8−22.

中島 カ 1954 僻地児童・生徒の知能の実態教育心理学研究,2,211−216.

(9)

大平勝馬 ユ962 都市と農村児童の知能と国語学力に関する研究 教育心理学研究,lO,107一     ユ12.

代田 昇・増村王子 ユ967 子どもの読書における地域の特質について 読書科学,10,1O一ユ7.

 (付記)本研究を行うにあたり、大阪教育大学北尾倫彦教授の御好意によりr読み能力診断検 査」および標準化の際に大阪市内の小学校で実施された資料を借用させていただいた。また、資 料の蒐集に際しては吉野郡十津川村立上野地小学校、三村小学校、平谷小学校の校長先生ならび に諸先生方、児童の皆さんの御協力を得、資料の整理、分析に際しては心理学専攻3回生清水益 治君、橋本孝廉君、辰巳佳代さん、田良倍美さんの御協力を得ました。以上の皆様方に、記して 厚く感謝の意を表します。

参照

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