噸
2.調 査 方 法
被 調 査 者 広 島 大 学 教 育 学 部 の 大 学 生,大 学 院 生20人 か らデ ー タを た 。
調 査 時 期1993年
手 続 きSrinivas&Roediger(1990)に お い て用 い られ た英 単語 日本 語 に訳 し た(表1参 照)。 そ れ ら の 単 語 をA4の 用紙1 した 。1枚 の 用 紙 に20個 の 単 語 を印 刷 した。
用 紙 の 表 紙 に は,次 の よ うな 教 示 を 印刷 した。 「・カ テ ゴ リーの名 示 して あ ります 。 ・その カ テ ゴ リー に 含 まれ る も の の例 を5つ 回答 だ さい。 ・5つ 回 答 で き な い場 合 は,途 中で 次 に移 って か まい ませ ・ 被 験 者 に この 教 示 を読 ん だ後,印 刷 され た 単 語 の横 に,5つ の回 答を
うに教 示 した。
これ らの用 紙 を被 験 者 に配 布 し,回 答 後,収 集 した 。
集 計 方 法 と集 計 規 準 各 カ テ ゴ リー 名 とな る単語 毎 に,被 験 者 の回答 した。 そ の際 に,ひ らが な,カ タカ ナ,漢 字 に よ る表 記 の 違 いは無視 また語 末 の表 現 の みが 異 な る よ うな回 答 は,同 一 の もの と して集 計 し
表1.カ テゴ リーとなる単語 の一覧, 衣服
感情 木 職業 スポー ツ
色 感覚 住宅 の種類
病気 身 内,親 類
学問 花 果物 家 具 言語 武器 楽器 薬 身 体の臓 器
大工道具
鳥 虫 魚 金属 化学物質
船 宝石 読み物 軍人の称号
動物
布 の種類 台所用品 犯罪の種類 建物の部分 乗 り物 おもちゃ
野菜 肉 デザー ト 手術用の道具
外国通貨 幾何学 図形
蛇 宗教 は虫類 時間 の単位 距離 の単位 履 き物 車の部品 貴金属類
ア ルコー 非 ア ルコー
測定器 燃料
<<
一 ■
一36一.F
大学生,大 学 院生 に おけ るカ テ ゴ リーの 事例 の生 成 とそ の出現 頻度
「'り一 名 毎 の 集 計 結 果 を 表2‑1か ら 表2‑7ま で に 示 し た 。 表 中 括 弧 内
,
:・10人の 被 調 査 者 の 内,何 人 が そ の 言 葉 を 回 答 し た か を 表 し て い る。
賜.出現 頻 度 で あ る 。
表2‑1カ テ ゴ リー 別 の 出 現 頻 度 表
即 木 職業 ス ポ ー ツ 色 感覚 fl:宅の 種 類
無 り̀16)ま っ(14) 轟 しみ(14)さ く ら(12) 鐸び 〔②
いb{8) 粥 い ・㈲
しさ 〔4) (4) (3) 粒 ち(3) り ②
(2) い(2)
、隣(2) しみ ②
+'(2) しみ ② ,し さ ② (1) ,し み(D U) 葭・、
,、 〔1) '禦 ω
す ぎ(12) うめ(7) か し(6) しい(5》
ひ のき(4) ぶ な{1) もみ じ(の もみ の き(3) し聯ちょ う(2}
くすの き(2) けや き(2) しらか ば(2) たけ(2}
ぽぶ ら(2) えん じゅ(1) か えでU) か き(D カししわ(1) きん も くせ い(1) クリスマスツリー 〔u 'にな る(D自 然(D
(Dに れ(1) (1)林(D (Dび わ(D もや(1)も くれ ん(1) 三懸どき{i)も も(D
,
〜
(.'2
(1) や し(1}
やな ぎ(1) 山(U らわん(1) りん ご(u
医 青(IU 教師(9》
会祉 員(H) 公務 員(7》
弁護t:(7〕
先生(fi) サ ラリー マ ン(4) 面護婦(4》
警 察官(3) 自m㈹
スチュワーデス(3) 学 者 ㈹
アナ ウンサ ー(2〕
カウ ンセ ラー(2}
運 転F(2) 警 官(2) 消 防{二('L) OL(1)
ウェ イ トレス(1) ガ ー ドマ ン(1)
コッ ク(U スポー ツ選 乎(1》
ソム リエ(け タレ ン ト(け ドラ イバー(D ノ{イ【コッ ト(1}
ピル清掃 業(D フ リー ター(D プ ロ ゲラマ ー(D
レジ(1) 技[;(1) 趣 築{:(D 研究 青(D 爾医 封(1) 主 夫(1》
髭婦(1) 床屋(1) 大学 教授(D
量二木作 業員(D 八 百屋(け
蚤f球q8)青(2{,) サ ッカー(:7)赤(2ω バスケ ットボール(12)ド ヨ(15) バ レーボ ール(II》
テニ ス(9) 卓球(sf 水泳(5}
スキ ー(4}
飼道(3) ラグ ビー(3) バ ドミン トン(3) 陸 ヒ(2) 体 操(D 柔 道(1) ソフ トオζ一 ル(1》
すも うU) スケー ト(1) ゴル フ(亘) アメ フ ト(1)
黄(15) 黒(12}
緑UO}
紫(3) ビン ク 〔2)
痛 みU4) 嗅 覚 ⑲) 視 覚(9) 昧 覚(8) 冷 た さ(7》
聴 覚 ⑦ 触 覚(6) 寒 い(4) シ ルバー(1}柔 らか い(3}
茶色(uあ つい(3)
檀(D熱 さ(2)
購 さ ② 甘み(2)
マ ンシ ョン(19) アパ ー ト(19)
一戸 趣て(i7) 平屋(4) ビ ル(3》
票(2) 貸家(2) 祉宅 ② ロ グハ ウス(2) プ レハブ(2) 木造(t) 別 荘(U
二二世帯 住宅(1) くす ぐったい(2)鉄 筋 〔D 痒 み(2》
眠 さ(1) 粉 っぽ い(D 辛(1) 暑 さ(1) 酸(1) 堅 い(11 苦み(1) 快(D 温か さ(1) まぶ しさ(1) ぼか ぼか(1}
どき どき(u 痴れ(け あ たたか い(1)
長 屋 く1) 段 ボー ル(1) 団 地(1》
小 屋G) 住 宅(1) 借 家(1) 官 舎(i) 家(u 仮 設住 宅U) 仮 屋(1)
F宿U) トレー ラー ハ ウス(1) コー ポ(D お城(1) 2世 帯 住宅(D
テゴ リー 事例 の単 請がttt現したrt数(回 答 人数}
一37一
L
表2‑2カ テ ゴ リー 別 の 出 現 頻 度 表
病気 身内,親 類 学問 花 果物 家具
ガ ン(19)父(14) 風邪(15)鍬(14}
エ イズ(10)兄(12) 胃演鰯(4)弟(12) 肺炎(4)妹(A)
甫■(4)姉 〔6)
鯖 帳(3)樹 冊(s
心 臓病{3}叔 父(6}
鯖 尿痢(3)し ・と二(5}
r1血病(3)粗 父(5, 麻 修(3)叔 母(4}
高 血u王(2,お̀ま(3}
中 耳炎(2)親(3) 脳 卒中 〔2)兄 弟(1)
唱 息(2}姉 蝶(D
ア トピー(1》
インフルエ ンザ(1) お たふ く(1)
くも農 下衛 血(1) しびれ 〔1}
トラ コーマ(u マ ラ リア(の 肝 炎(置}
肝硬 変(n 心筋 便痢(1) 心身 催cn 心環 的病 気(D 水̀∫うそう(1) 鯖尿(u 頭痛(u 日射 病 ω 分賄(U 膨病(1) 廓麻 疹(1)
心 環学(iz 数 学(t1) 文学{6) 杜 会学(61 物瑚 学 〔6}
化学(5}
哲学(5}
医学(4) 経済 学 ㈲ 天文 学(4) 国欝(3) 老古 学(3) 生物 学{3) 夷晒 ②
【二学(2) 法 学 〔2)
薬学 ② 環 科(2) 教 青学(1) 厨 学(u 国 文学(け
私学(1) 政 治学(1) 地 学(1) 地 質学(1) 塊 縄(u 続 置1学(1)
日本史(i) 蔓 学 ⊂の 文化 人頭学(1) 法 律学(1) 倫理 〔1) 倫 理学(1}
歴 史(1》
バ ラ(12}り ん ご(旧) チ ュー リ ップ(9)ブ ドウ(13》
ユ リ(9}み かん(且3}
ひ まわ り(7)イ チ ゴ(io》
かす み草(6)バ ナナ(巳O)
桜(6)メ ロ ン 〔7)
タ ンポポ(5)す いか 〔6)
うめ(4)な し(4)
キ ク{4}パ イナ ッ プル̀4}
あ さがお(3)イ チジ ク(2) パ ンジー(3}オ レン ジ(2) カーネーション 〔21も も(2) コス モス(2)キ ウィ(ll スイー トピー{2〕 ダレーブフルーツ11) ス イトピー(2)ス ターフルーツ(U す ず らん 〔2)ト マ ト(1) ス ミレ(2)ド リア ン(1) つ つ じ 〔2)ブ ル ーベ リー(1, マーガ レッか{2)マ ス カ ッ ト(薗}
黎 の花(2》 レモ ン(1) オ ジ キソ ウ(1)楠(1}
お みな え しcu ガ ーベ ラU) 力 トレアcu 3き ょう(i) キ ンモ クセ イ(1) こで ま り(u しゃ くな6デ(1》
ス ズラ ン(U ハ エ トリ ダサ(u ホ ウセ ンカ(1) も も(1) ラペ ン ダー(D 藤{D
机(is) タ ンス(15) イ ス{且u ペ ッ ド(IU) 本棚(R) 食懸 棚 〔6) ソ フアー(4) テー プル(4) 鏡台(4) こた つ(3) クロ ーゼ ッ ト(2) 予 レピだ な(2) 欝朔 ② コー ナー ポー ド(1) サ イ ドポー ド(u ス タ ン ド(U チ ェ ス ト(1)
ちゃぶ 台(u 衣裟 朔U) 靴 箱U) 食 嘩{n 洗濯 機(1) 棚(u 電灯(1) 冷蔵 庫(1)
5 ,1
言 語 評
日本 語(19}i 英語(置8,ア
ド棚 ㈹ 彗
フランス緬 《鱈)自 中国語(8)弓
;ll三1;;;引l
x・・TiR(2)Ef;
791'7iE(1)!
;淵 質1魯》Sfi
パロ̲w(1)う ハ ン グル(且)
鼠 ヒンズ ー語(蒐1 ラ ング(U調
「 冗談 ωa 台綱(i)纈
朝鮮 厨U}キ ¶
曲語 ω 二
皮肉̀1}補 方a(Ua 輔(D,ll
'咽旨1 .十
プ"
0 メ
L ヲ
1 膨
守 隊,
舶 鋼 顔1
●o粕 注,括 弧 内の鼓 字は 各 カテ ゴリー 事例 の蝋 函が 出現 した 回数{回 答 人敬)
一38一
■刈‑
大学生,大 学院 生 に おけ るカ テ ゴ リー の事例 の 生成 とそ の出現 頻 度
表2‑3カ テ ゴ リー 別 の 出現 頻 度 表
藁 身体の臓器 大.1:道具 鳥 虫 魚 金属
瞳̀ゆ (6) 喧{5, 駈{4}
(3) (3) (3) 墜フ7障リン(3)
匹② (2)
【21 賦 ② (z>
療 ②
野 ②
c lU)U) 螺u)w
(1) U) b̀η 生め̀1,
麺1、U)
tU) .q
(u cn
帰 咄(1) 遍 1且u)⊃
碗
(1){且}(け襲{1, 霞Ul
(1) 卜(p
『ミン{1}
アグラ(1) ンエースG)
aん1且}
ヒル{n 9一 量0〔1,
心臓(18, 胃(14) 肝臓(141 腎臓(!2}
肺(io) 賜(7) 小腸(5) 騨 臓(5}
大腸(4) 昭ピうこ う(2) 脳 ② 騨 臓(2}
肝(U 卜二指 腸(1}
食 遡(D 脈(U 霞膚 ω
ロコィ
1キs.
馬摘
r Il l多 o
:;「 ガーパーム(腫) し
nし ょうこう(u 臓
、 弓 童
・鰐
か んな(IG)ス ズメ 《18) 金m(J)ツ バ メ(12》
の こガ り(8)カ ラス(10) トン カチ(6)ニ ワ トリ(r) tf(fi)ウ グイス(6) ノミ ⊂5)イ ンコ(5》
ドライ バー(4,ハ ト(S) ベ ンチ(4)ヒ パ リ(3) ね じ(3》 白鳥(3) ニ ツバー(2)キ ツ ツキ(3) カ ッター(且)ク ジ ャク(2) スパ ナ(1)tト トギ ス(2) 蚤っ6ま(聖)ム ク ド リ(2}
ニス(1)メ ジ ロ{2) ハ ンマー(1)ワ シ(2) ブ ラス(uブ ンチ ョ ウ(2) ペ ン キ 〔置)才 ウム(1)
カ ッ コウ(1) か もめU) サ ギ(1》
シ ジュ ウカ ラ(1) ジ ョウ ビタ キ(1) ダチ ョウ{1) エ イ(n トンビ(1}
ハ ミン グバ ー ド(1》
ひよ ど り(1) フ クロ ウ(1) ペ ンギ ン(1) 鴨cu 九 官鳥cu 鶏(1) 口(1}
鶴(1) ドー ドー(1)
蟻(12)タ イ{11)
蝶(10)イ ワシ(9}
バ ッ タ(8)ア ジ(8) カブ トムシ{7)サ ンマ(8)
蠣(6}サ バ{7)
て ん とう虫(5》 ブ リ(5)
蚊(5)サ ケ(4》
キ リギ リス(5,ハ マ チ(4) カ ブ トムシ 〔4,ヒ ラ メ 〔4) か ま露 り(3》 コイ 〔3) 蜘蛛(3)メ ダ カ{3》
ク ワガ タ 〔5)ア ユ(2) ご きぶ り(3)カ ツ オ 〔2)
蝉(3)カ レ イ(2,
コオ ロ ギ(2)グ ッ ピー{2) 蜻 始(2,サ メ(2)
ミ ミズ(2)フ グ(2)
蜂(2}フ ナ(2,
あめん ぼ(uマ グロ(2) か たつ む り(Uメ バ ル(2) か なぶ んU)金 魚(2)
カメ ムシ(1)ア ナゴ(1) す ず虫(Dウ ナギ(i) ム カヂ(Dス ズキ(1) 幼 虫(1)タ チ ウ オ(1) だ ん ごむ し(量)タ ラ(1)
チ ヌ(U マス(1) ワ カサ ギ(n
鹸(19) 鉄(17) 綱{17) tU7) ア ル ミ(8) マ グネ シウム 〔4) チ タン(3) MI(3) ニ ッケル(2) プ ラチナ(2) 亜鹸 ② クロ ム(1}
ゲル マニ ウム(1) ステ ン レス(且) ホワ イ トゴー ル ド(1) 合 金 《1) 白 金(u
トカテゴリー事例 の 単謂がes現 した回 敬{回 啓 人敬)
...
一39一
表2‑4カ テ ゴ リー 別 の 出 現 頻 度 表
化学物質 船 宝 石 読 み物 電人の称 号 動物 布の種類
ダ イオ キシ ン(且v) 塩酸 ⑥ 硫酸(.5) サ リ ン(3) 酸 素(3) 水 素(3)
カリウ ム 〔2) クロロ ホル ム(z ヘ リウ ム{z) 塩 素 ② 水醗 化 ナ トリウ ム(2) 胃酸 カ リ(2}
電 素 く2, 二酸 化炭 禦 〔2) 1'Cfl(1) ア ドレナ リン(u ア ヒ トアル デビ ド(u ア ルコ ール 〔1}
イオウ(1) エ タ ノール(1, オ キシ ドー ル(1)
コパ ル ト(U テ トロ ドトキシ ン(u
ドーパ ミン(且1 トリハ ロメ クン(1) ナ イロ ン(1) ナ トリウム(u ピ スフ ェ ノールA(1)
フロ ン(1) ヘ ブシ ン(1) ポ リエ ステ ル(1) マ グネ シウ ム(1)
リン(u 葭 化 イオウ(1}
酸 化マ グネ シウ ム(1) 硝酸ci>
酢酸(1) 酢酸 カ ー ミン(1}
水(1) 水銅(1》
炭酸(1) 炭 素(1)
:酸化 マ ンガン(1) 硫 化水 素cn テ トロ ドトキシ ン{u
フェ リー(12) ポ ー ト(12)
ヨッ ト(R) fiヌー(6) 漁船 ⑥ い かだ(fi) 貨物 船(5)
ク'レーザ ー(3) タンカ ー(3) 戦艦(3) 潜水 艦(3) タ イ タニ ック(2) 軍艦 ② タ グボー ト{2) 客船 ② エ リザペ ス 号(1)
クルー ズU》
ス ワンボ ー ト(n ブ レジ ヤーポ ー ト(11 モー ター ポー ト(1) 駆逐 艦(u 塑愚(1) 高連 艇(D
lFこぎ ポー ト(1) 瀞汽 船(1) 巡洋 艦(1}
小舟(D 水中 ■鮒(1) [i本 丸(1) 不霧 紛(1》
R惜(1) 有 人魚窟 《1) 遊覧 船(D 高遼 艇(1)
ダ イヤ モン ド(19}
サ フ ァイア(14) ル ピー{14) エ メ ラル ド(量O》
真珠(6) ア メジ ス ト 〔3) オパ ール(3) ガー ネ ッ ト 〔3) ト'しコ石(3}
'{一'レ(3}
ア クアマ リン(2) キ ヤツ ツア イtz トノ:̲フζ(2) 齪 ②
ネ ック レス(け プ ラチナ(1) ブ レス レッ ト(1}
ペソ ドッ ト(1》
めの う(1) 金(1) 綱 量(D
黒曜 荷(U 水晶(1)
小 説(15) 漫 爾(14, 斬聞(13) 雑u〔 且i>
エ ツセ イ(7) 絵 本 〔5) 週PIJB{3,
テキ ス ト(2》
教1糟 ② 詩(2) 辞 書(2) 推 理小 鋭 〔2, 餅 諭 く2)
文庫本(2)
● 文 ② コラ ム(1) ムッ ク(U 教 典(1) 参 考 膚(1) 藺 筆(1) 貌 明 欝(1) 鶴 長(1) 伝 記(け 物 舗(1}
本G)
大佐(13) 少佐(8) 大尉(8) 一等 兵((i) 少尉(5) 中佐 ⑤ 将累(4) 少将(4) 大将(4) 中尉(4) 中将(31 二等 轟 〔3, 軍曹 ② ルー テ ネン ト(量 》
F七 官(U 軍医(1) 軍佐(1}
元帥(U 伍長(t) 員高 司令 官(1) 揃揮 官(1}
チ ンパ ンジー(且) 将 校(1) 上等 兵(D 繕 榊(u 長官(U
犬(18) 鏡(17) 馬{6)
うさぎ(s キ リン(5) 象(5) ラ イオ ン(4) パ ンダ(3) 猿 〔3) ネ ズ ミ(3) シマ ウマ{2) 亀(2}
牛(2》
カバ ② キ ツネ(2}
シ カ 〔2}
̀二e,とり(2}
あひ る(1》
かえ る(U ゴ リラ(1) サ イ(1}
革(1) トラ{1) ハゲ タカ(1) ブ タ(1) ヘ ビ(D ラ クダ(1) ワ シ(1) 魚(u 櫓(1) 鯨(U 人(1) 娼 〔且1
絹(171 綿(171 麻(12) ナ イ ロン(9) :r.リエ ステ ル(9) t(3) サ テ ン(2}
ポ リエ チ レン{2, レー ヨン 〔2) キ ュプ ラ(2) ア ク リルU) ウー ル(1) カ シ ミヤ(u キ ルテ ィン グU>
サ ツカーcu テ トロ ン(U デニ ム{1) フ ェル ト(重, プ リン ト した ものω ワ ッフル(1) 化学 轍維(1) ス プー ン{1}
●
1
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」 1﹂し.へ
1'
大学生,大 学 院生 に おけ るカ テ ゴ リー の事例 の 生成 とそ の出現 頻度
eRカ テゴ リー事例の 県謂 が拙 現 した圃 敦(回 霧 人数}
哩 一
表2。5カ テ ゴ リー別 の 出現 頻 度 表
る り部分 乗 り物 お も ち ゃ 野菜 勾 デ ザ ー ト
r「二
簿 「i」 8, 占
,}
鄭 ③
÷p㈲1 {6, 1'㈲
臨1(5) irン ダ(3)
駐13, 罰
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(1) 歯 1'路il
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(1) (1) I
wu n p) I
a}
(q
蝋(IA) 面転 駅(10) 飛行機(un バ ス(R) 電唄(A) 鮒(A) パイ ク{7) 臼動 痕(6) 一輪 叡(3) ジェ ッ トコー ス ター(2) トラッ ク12) 蹴覧 嘆(2) JR(1)
アス トラ ムラ{ン(n コン コル ド(1}
スケ ボー(D タ クシー(1) フェ リー{け ヘ リコプ クー 〔u ポー ト 〔n ロー プウ ェ イ(1) ロケ ッ ト(1}
ワゴ ン(1) 機 関 車cu 汽 嘆(1}
汽 船(u 牛嘆(t) 原 付(1) 広 電(市 内 電事}(P
三輪噸{1) 罵ci) 列 京(1)
檀み 木{12}
人形(R) ブ ロッ ク(7) ぬい ぐ るみ(〔玲 ボー ル{6}
ヨー ヨー(5) フ ァ ミコン 〔4〕
y一 ム(2}
けんk(2) こ ま(2) ま まご とセ ッ ト(2) ミニ カー(2) ラジ コ ン(2) 双六(2) 竹 とんit(2,
たこ(2) おは じき(u f5?'f(1) が らが ら(巳)
クレ ヨン(1) ゲー ム機(1)
セ ガサ ター ン(1}
テレ ビニ ュー ス(1) とらん ぶU》
バ ー ピー 人形(1}
パ ズ ルU}
ピー ピー{ζ(1) プアー ピー(D フラ フー プ(1) プラモ デ ル(u
め ん こ 〔1) リカ ちrん 人形(1)
!iご(1}
飼E(1) 三輪 寧(1) 紙{1) 紙 風鮒cn 承(け 水 て っぽ う(1) 超 合金(u 福 笑い(U
シルパ ニ アフ ァ ミリー(且)
ブレー ステ ー シ ョン(1)
キ ヤペ ツ 〔16)豚 肉(童9) 人審(16)牛 肉(18}
タマ ネギ(9)賄 肉(9)
大恨(R)と り肉{7}
レ タ ス(7)属 肉(7) キ ュウ リ(7)竿 肉{G) ピー マ ン(fi)鴨 肉{4) トマ ト(5)イ ノシ シ肉(3)
白 僕(4)魚 肉{3}
ネ ギ(4)ミ ンチ(2}
ブ ロッ コリー̀2)ラ ム(2}
モヤ シ(2)レ バ ー(2) かぼ ち ゃ(2)側 肉(2)
椎茸(2》 鳥肉{2)
シメ ジ(uカ ル ビ{D ジ ャガ イモ(1)さ さみ(u セ ロリ(1}た ん{1》
チ ンゲ ンサイ(1)ひ き肉(1) トウ モ ロコシ(1)ひ れ(u
なす{1)ロ ー ス(D
ほ うれ んet(1)牛 乳(u まめ 〔D犬(D
玉ね ぎ(1〕 焼 き鳥(1}
小 松 璃{1}人 肉(1) 兎肉(u 挽 肉(u
ア イス クリー ム(171 ブ リン(13) ケー キ(12) パ フェ(G) ゼ リー(5}
ヨー ゲ ル ト(5) イチ ゴ(3) フル ー ツ(3}
饅 頭(:i) メ ロン(3}
テ{ラ ミス(2) パ イ(2)
パパ ロア(2}
みか ん(2) リ ンゴ(21 イチ ゴパ フェ(1) お茶(1) か き氷(1)
くだ もの(t) ク ッキー(U コー ヒーゼ リー(D ジェ ラー ド(聖) ジュー ス(1) タル ト(1) チ ー ズケー キ(D パ ン ナコ ッタ(1)
ビス ケッ ト(1}
ム ース(n 疑 物(D 焼 き プ リン(1) 焼 き 芋(U 団 子(1》
一41一
環
1
輪投 げ(1) 注.括 弧内の数字は各カテゴリー事例の蟻餌が出現 した回数(回 苔人数)
表2‑6カ テ ゴ リー 別 の 出 現 頻 度 度 置 予術用 の道具 外国通貨 幾何学図形 蛇 宗教 は虫類 時間の単位 距瞳.
メ ス(20) 糸(8) 針(7) 謝 予(7}
手裟̀5) マス ク(4}
ガーゼ(3) ピンセ ヲ ト(a》
手術白(3) 照 明(3) 廓 齢 ② カーテ ン(n カ テー テル(1) ドリル(1) は さh(1) レー ザー メス(u 薩 者(1)
厨護婦(1)
● 素 ポ ンプ(1) 止血帯cn 診 察台(i) 人 工心 臓(1) 直 角謝 子(D 点 溺(1) 内 視醜(1) 白 衣(i) 包帯(1) 纏 い針(1}
8瞳合 糸(量) 帽r〔u
ドル(20) マル ク(15) ユ ー ロ(IU 元(II) フラ ン(8) ポ ン ド(8》
リラ(6, ペ ソ(5) ウ オン(4) 円(3) ル ピー(2) リヤ ン(1) ルー ブル(1}
円(14) 四 殉形(12}
三角形(e) 費 形 ⑧ 憂 方形(7) 正 方形 〔6) 六 角形(6}
五 角形(5) 甲行 四辺 形(3) 台形(2) 球(D 四 面 体 《1) 十二 角形(u 正 耗 角形(1) 正 モ角 形(u 薩繊(D 八 角形(1)
コブ ラ(15) マ ムシ(12) 冑 大将UI}
ハ ブ(1〔工) ニ シキヘ ビ(8》
ガ ラガ ラヘ ビ 〔3⊃
シマ ヘ ビ(3) ウ ミヘ ビ(2) 白ヘ ビ(2}
アナ コン ダ(u キン グコ ブラ(1) め くらへ び(1) や ぶ蛇(i ヤ マカ ガシ(1) や また のお ろ ち(u 溺 ヘビ(n 珊 瑚 ヘ ビ(1)
大蛇(1)
仏 教(20) キリ ス ト教 〔20, イ ス ラム教(19}
ヒンズ ー教(12) ユ ダヤ教(5) 伽喀教(3) 神遭(3》
マニ教 〔2}
モル モ ン敏(2》
オウ ム露理 教(2) ゾロ アス ター教u>
ブー ド ウー 教(8) 神教(1) 天埋 教(1) 統 一・教 会U) 遭教 ω 法の 璃(ll
トカ ゲ(且6) へ び(15}
ヤ モ リ(9) ワニ(A) カ メ レオ ン(7) 亀(7) イ グア ナ{6) イモ リ(4) か える(2) サ ンシ9ウ ウオ(2) 恐 噌(2) エ リマ キ トカゲ(且)
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注。 括弧 内の 敗字 は各 カテ ゴ リー事例 の 恥獅 が出 現 した回 数(回 蕎 人数1
一42一
大学生,大 学 院生 に お け るカテ ゴ リーの 事例 の生成 とその 出現頻 度
表2‑7カ テ ゴ リー 事 例 の 出 現 頻 度 表
車の部品 貴 金属 類 アル コール飲料 非 アルコール飲 料 測定 器具 燃 料
くロ ハココトナ,駐腔̀舞噌﹄tヒ'.Fほ珊響﹂
オ̀リ メーター 〔2}
タイヤ(14)ネ ック レス(8) ハン ドル(14》 金(8) エンジ ン(量3)餓(8) ワイ.c‑(8}榊 輪 ⊂8) ボンネ ッ ト(5,イ ヤ リン グ(7) ブレーキ(4)ピ ア ス(6) アクセル(3}プ ラチ ナ(6) シー ト(3)per(4》
ドア(3)●(a)
パンパ ー(3)ダ イアモ ン ド(4) フロ ン トガ ラス(3}ブ レス レッ ト(3) ライ ト(3)白 金(3) ギア(2》 アン ク レッ ト(2)
トラン ク(2)エ メ ラル ド(2) パッ クミラー(2)サ フ ァイ ア(2》
ミラー(2}ル ピー(2,
真珠(2) ガ ソリ ン{1》18金 〔D サ スペン%9ン(1)ア メジ ス ト(u スピーカー{Dジ ュエ リー(D たほ こ入れ([,チ タンcn
タンク{1}チ ヨー カー(1}
バ ッテリー(i>ニ ッケ ルn>
ブ レーキベ ダル(Dブ ローチ(塵 》 ホイ ール(1)
ぷル ト(1}リ ング(1) ラジエ ータ(D水 晶 〔D ルーム ミラー(1)鉄(1)
自餓(1) 腕 輪(1)
ピー ル(17) 日本 測(14) ウ ィス キー(量2) ワイ ン(II) カ クテル(8) ウ オッカ(7) 焼 酎 《7}
ブラ ンデー(5) チ ュー ハ イ(4}
ジ ン(2) テ キー ラ(2}
泡唖(2}
サ ワー(1) シ ヤンパ ン(且) に ご り栖 〔1) 酒(i>
緬 興酒(1) 清 酒(1⊃
冷 酒cu
ホ ワイ トゴー ル ド(1}
コー ヒー(12) オ レン'i'is一ス(9)
牛 乳(9》 メジ ヤー(9)
コー ラ(8)定 規 〔8)
お 茶(7⊃ 物 差 し(8)
紅 莱(7)墨 展計(6,
水(7)身 畏計(6,
ジ ュー ス(6)分 度滞(5) ス.r.一ツ ドリン ク(3)は か り{4)
ソー ダ(3)血 圧 翫(4)
変鶏{3)体 瓢 爵(4)
サ イダー(2)唇8尺(3}
ジン ジ ャーエ ール(2)計 量 カ ップ(2)
Fl本 莱(2)渥 度 齢(2〕
縁 茶(2)ス ビー ドガ ン 《量)
ア クエ リアス(Uテ ス ター(1}
ア ッ ブル ジ3一 ス(1)ノ ギ スU) ウ ーロ ン茶(け バ ネば か り{u
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コ ー ヒーゼ リー(1)ヘ ルス メー ター(i) シ ェイ ク(1)棚 力ar(1) ス ポー ツ飲桝(且)気 圧 計(1}
トマ トジュー ス(u聴 音機(量) ブ ドウ ジュー ス(1)天 秤(u
ポカ リ(1)脳 渡 計{巳)
ミ ック スジ ュー ス(亘 》 ミネ ラル ウr一 ター(1) ラム ネ(け リン ゴジS一ス(聖}
体重8卜(且3}ガ ソ リン(屋9) ス トッ プウ ォッチ(9)灯 油(IU
石炭(且0}
鰯 油(8}
石油 ⑧ ガス(7) 木 炭(5}
アル コール(3) まt(3⊃
慮 油(3》
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水 素(2) 天然 ガ ス(2) 電気(2) 工 タノー ル(n ナ フサ(t) プ ロバ ンガス{1) 炭(1) 練 燦 ω
は各力予 ゴリー事 例の 単舗 が田 現 した回 敏(回 篤人 数) 9
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一43一
4.考 察
調 査 の 結 果,結 果 に 挙 げ た よ う な 単 語 リ ス トが 作 成 で き た 。 これ.
ス トか ら幾 つ か の 点 が 分 か る。 ま ず 第1に,小 川(1972)に 比 較 しで テ ゴ リー 事 例 が 異 な る 印 象 を 受 け る 。 秋 田(1980)と 本 調 査 は,約1窪' 時 間 的 差 が あ る。 しか し カ テ ゴ リ ー 事 例 の 差 は 少 な い よ う に 感 じ られ る
ま た,明 ら か に 特 定 の カ テ ゴ リ ー 名 に 所 属 し な い 単 語 が,カ テ ゴ リー と し て 回 答 さ れ て い る 。 例 え ば,爬 虫 類 に 「か え る,い も り,お お さん う う お 」 な ど で あ る 。 こ れ ら の 結 果 も,被 験 者 の カ テ ゴ リ ー と カ テ ゴ 事 例 の 知 識 を 反 映 して い る と し て,そ の ま ま 集 計 し た 。 た だ し,本 手 続 き に お い て5つ の カ テ ゴ リ ー 事 例 を 回 答 す る よ う に 求 め た た め に坐 結 果 か も し れ な い 。 例 え ば,「 あ ま り確 信 は な い け れ ど も,と りあ え
し て お こ う」 と い う 考 え に 基 づ き 回 答 し た 者 も い た だ ろ う 。 と同 時 に暫 定 の カ テ ゴ リー に お い て は,は っ き り と し た 区 分 が 行 わ れ に く い の か も な い(例 え ば,爬 虫 類 と両 生 類 な ど)。
本 調 査 の 問 題 点 に つ い て 述 べ る 。 ま ず 第1に 調 査 人 数 が 少 な い 点 が 挙 れ る だ ろ う。 小 川(1972)が592人 を,秋 田(1980)が300人 を,そ' れ 被 調 査 者 と して 結 果 を 出 し て い る 。 本 調 査 は20人 と い う人 数 に よ る ゴ リ ー 事 例 調 査 を 行 っ た 。 こ の 違 い か ら,本 研 究 の 調 査 結 果 は,ど の カ テ ゴ リー 事 例 調 査 と し て の 妥 当 性 を 持 つ の か と い う 問 題 が あ る。
少 な い た め に,何 ら か の 偏 り を 生 じ て い る 可 能 性 も あ る 。 そ の 点 を ふ て,本 調 査 の 結 果 を 利 用 す る 必 要 が あ る だ ろ う 。 特 に 低 頻 度 の 出 現 頻 あ っ た 単 語 は,取 り扱 い に 注 意 が 必 要 だ と考 え ら れ る 。 そ れ は 調 査 人 少 な い た め に,個 人 差 の 影 響 が よ り大 き い と 考 え ら れ る た め で あ る。
次 に 英 語 圏 の 研 究 と の 比 較 を 目 的 と し て,Srinivas&Roediger(1
の 記 銘 材 料 を 日 本 語 に 訳 し て 用 い た こ と に 関 し て 述 べ る 。 英 語 を 日 に 訳 し て カ テ ゴ リ ー 名 と し た こ と に よ り,本 研 究 の リ ス トを 使 用 した
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