平 成 26 年 度
東京都教職員研修センター紀要 第 14 号
平 成 27 年 3 月
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は じ め に
我 が 国 で は 、 社 会 ・ 経 済 が 激 し く 変 化 す る 中 で 、 教 育 を 取 り 巻 く 状 況 も 複 雑 化 ・ 多 様 化 し て い ま す 。 次 代 を 担 う 子 供 た ち が 、 こ れ か ら の 社 会 を 心 豊 か に 、 た く ま し く 生 き 抜 い て い く た め に は 、 知 識 ・ 技 能 の 習 得 は も と よ り 、 そ れ ら を 活 用 し 、 自 ら 課 題 を 見 付 け 、 他 者 と 協 力 し て 課 題 を 解 決 し て い く 力 を 身 に 付 け ていくことが求められています。
東京都では、「世界一の都市・東京」の実現を目指し、「東京都長期ビジョン」
(平成 26 年 12 月)を策定し、この中で「世界をリードするグローバル都市の 実 現 」 の た め に 「 東 京 、 そ し て 日 本 を 支 え る 人 材 の 育 成 」 を 目 標 と し て 掲 げ 、 おおむね 10 年後の東京都の子供たちの将来像を示しています。
ま た 、 東 京 都 教 育 委 員 会 で は 、「 社 会 全 体 で 子 供 の 『 知 』『 徳 』『 体 』 を 育 み 、 グ ロ ー バ ル 化 の 進 展 な ど 変 化 の 激 し い 時 代 に お け る 、 自 ら 学 び 考 え 行 動 す る 力 や 社 会 の 発 展 に 貢 献 す る 力 を 培 う 」 こ と を 基 本 理 念 と し 「 東 京 都 教 育 ビ ジ ョ ン
(第3次)」(平成 25 年4月)を策定しました。
このような中、東京都教職員研修センターでは、平成 26 年度における教育課 題研究として、「新たな学びを支える教科等指導の工夫」、「これからの社会の中 でたくましく生き抜く力を培うためのカリキュラム開発(1年次)」、「基礎的・
基本的な知識・技 能を確実に習得させる指導の工夫(1年次)」の3本の研究に 取り組みました。本紀要は、その研究成果を集約したものです。
「 新 た な 学 び を 支 え る 教 科 等 指 導 の 工 夫 」 に つ い て は 、 変 化 の 激 し い 社 会 に 対 応 し て 求 め ら れ る 資 質 ・ 能 力 を 言 語 活 動 や 協 働 的 な 学 習 活 動 に お い て 育 む 、 学習過程等の具体的な指導について提案しています。
「 こ れ か ら の 社 会 の 中 で た く ま し く 生 き 抜 く 力 を 培 う た め の カ リ キ ュ ラ ム 開 発(1年次)」については、これからの社会で求 められる児童・生徒に育成すべ き 資 質 ・ 能 力 を 設 定 し 、 多 様 な 教 育 課 題 の 目 標 や 内 容 を 整 理 し 、 育 成 す べ き 資 質・能力が身に付けられるような新た なカリキュラム開発に取り組みました。
「基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させる指導の工夫(1年次)」に つ い て は 、 学 力 低 位 の 児 童 ・ 生 徒 の 状 況 を 把 握 し 、 一 人 一 人 の 児 童 ・ 生 徒 の つ まずきに応じた授業や組織的な個に応 じた指導について提案しています。
各 教 育 委 員 会 や 学 校 に お か れ ま し て は 、 本 紀 要 に 掲 載 し た 研 究 内 容 等 を 、 教 育課程の工夫・改善や教員の資質・能力の向上、家庭や地域に対する啓発など、
教育課題の解決に向けて活用していただければ幸いです。
結 び に 、 当 セ ン タ ー の 教 育 課 題 研 究 の 推 進 に 当 た り 、 研 究 調 査 委 員 、 関 係 教 育 委 員 会 を は じ め 、 様 々 な 調 査 に 御 協 力 い た だ い た 各 区 市 町 村 教 育 委 員 会 や 学 校の先生方に御礼を申し上げます。
平成 27 年3月
東京都教職員研修センター所長 高 野 敬 三
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目 次
○ 新たな学びを支える教科等指導の工夫
~「21 世紀型能力」を育むための様々な言語活動や協働的な学習活動~
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○ これからの社会の中で
たくましく生き抜く力を培うためのカリキュラム開発(1年次)
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○ 基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させる指導の工夫(1年次)
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