日医工M P S 行政情報シリーズ
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医薬品市場分析
資料作成:
日医工株式会社
MP S チーム
(
日本医業経営コンサルタント協会認定
登録番号第4 2 1 7
菊地祐男)
日医工
株式会社
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資料No.211120- 153 後発医薬品のシェア
下記データを参考にし、日医工MP S が独自に分析しました。
「富士経済 press release 2009年11月16日」
66,500億円 100.0 68,686億円 100.0 70,770億円 100.0 ジェネリック医薬品 3,608億円 3,918億円 4,479億円
構成比(GEシェア) 5.4% 5.7% 6.3%
83,686億円 125.8 87,371億円 127.2 90,586億円 128.0
4,540億円 4,984億円 5,733億円
5.4% 5.7% 6.3%
83,686億円 87,371億円
2011年比 2%増
5,523億円 6,990億円
6.6% 8.0%
参考(数量シェア) 18.7% (24.0%)MPS 予想 政府目標
2009年見込
薬価調査
2008年
富士経済データ
医療用医薬品
構成比(GE シェア)
2009年見込 2011年予測
IMS データ
(富士経済データ比で125.8)
GE シェア5.4%で算出
IMS (2009/ 07- 09)実績の4倍 (富士経済データ比で127.2)
GE シェア5.7%で算出
富士経済データ比128.0と仮定 して算出
GE シェア6.3%で算出
2008年 2011年予測
2007年9月 2009年MPS 予想
出荷ベース [富士経済 press release 2009年11月16日より]
薬価ベース [IMS ジャパン 参考:IMS 医薬品市場統計 2009年第3四半期売上データ(7月∼9月)]
厚生労働省 [中医協 DP C 評価分科会資料2009年5月14日]
富士経済データ 富士経済データ
医療用医薬品
ジェネリック医薬品
IMS データ
GE シェア8.0%で算出
予想数量シェアの1/ 3
ジェネリック医薬品
構成比(GE シェア)
IMS データ
GE シェア6.6%で算出
厚生労働省データ
医療用医薬品
2011年/ 2008年
106.4% 124.1%
2011年/ 2008年
10.0%
目標数量シェアの1/ 3
30.0% 108.2%
126.3%
2012年目標 92,397億円
90586億円× 1.02
9,240億円
GE シェア10.0%で算出
A
B
医薬品市場分析①「データ別比較」解説
2009年11月に富士経済から医療用医薬品市場の調査結果が発表された。IMS データ(薬 価ベース)と比較すると25%ほどの乖離がある出荷ベースとなっている。この富士経済データ を参考に薬価ベースでの市場分析を試みた。
薬価ベースの2008年医療用医薬品市場はIMS ジャパンが8兆3686億円と公表しており、富 士経済データとは25.8%乖離している。2009年はIMS の第3四半期データを4倍して求めたとこ ろ、乖離率は27.2%と拡大していた。「薬価改正」「購買力と販売戦略」「製造コスト努力」など の影響が考えられる。よって2011年は28.0%の乖離率と推定して薬価ベースの市場規模を予 測した。ジェネリック市場についても富士経済の比率を用いて求めた。2008年から2011年の 薬価ベースの伸び率は、全市場が8.2%増、ジェネリック市場は26.3%増となった。
厚生労働省は、2007年9月の薬価調査からジェネリックの数量シェア(18.7%)と金額シェア (6.6%)を発 表 しているが 、2008年 の 金 額 シェアをIMS の 薬 価 ベースデータか ら算 出 すると 5523億円となり、IMS と富士経済データから算出した4540億円とは約1000億円の差がある。
直販ルートは富士経済が織り込んでいるが、調査ジェネリックメーカーは30社に留まり、調 査対象外のジェネリックや新薬企業のジェネリックがカウントされていないことが考えられる。
診療所(99床以下) 保険薬局・その他
2兆2647億円(25%) 3兆3517億円(37%)
GE 市場
病院(100床以上)
3兆4423億円(38%)
9兆0586億円[富士経済の出荷ベースデータから推定] 2011年予測
医療用 医薬品市場
5733億円(シェア6.3%)
3兆2550億円(42%) 2兆0920億円(27%) 2兆4030億円(31%)
GE 市場
2006年
医療用 医薬品市場
7兆7500億円
2兆1843億円(23%) 3兆1454億円(36%)
GE 市場
2009年予測
医療用
医薬品市場 3兆4075億円(39%)
4987億円(シェア5.7%)
8兆7371億円[2009年第3四半期売上データ(7月∼9月)の4倍]
2兆1758億円(26%) 2兆9290億円(35%)
GE 市場
3兆2638億円(39%)
4540億円(シェア5.4%)
2008年
医療用 医薬品市場
8兆3686億円
医薬品市場分析②「業態別シェア比」
医薬品市場分析②「業態別シェア比」解説
IMS の薬価ベースによる「表B」を元データとし、業態別シェアを各年で比較した。 病院や診療所(99床以下)の比率は下がり、保険薬局は増加している。
<2011年の医療用医薬品市場>
保険薬局市場は、分業率が頭打ちになるが在宅市場の伸長で微増、病院市場はクリニカ ルパスの整備、DP C による急性期病院や回復期や慢性期病床の再編などで減少傾向が続 き、在 宅 患 者 が シフトしてくる診 療 所 市 場 は 増 加 に転 じるとし、シェア比 は 病 院 38:診 療 所 25:保険薬局37とした。(日医工MP S 予測)
ジェネリックはこのデータでは増加率が鈍いが、全市場を対象とした厚生労働省データは 2007年(9月)で6.6%としており、2012年に向けて種々の政策が検討されている。
医薬品市場分析③「業態別金額比」解説
診療所(99床以下) 保険薬局・その他
2兆2647億円(25%) 3兆3517億円(37%)
GE 市場 5733億円(シェア6.3%) 病院(100床以上)
3兆4423億円(38%)
9兆0586億円[富士経済の出荷ベースデータから推定] 2011年予測
医療用 医薬品市場
2兆1843億円(23%) 3兆1454億円(36%)
GE 市場
2009年予測
医療用
医薬品市場 3兆4075億円(39%)
4987億円(シェア5.7%)
8兆7371億円[2009年第3四半期売上データ(7月∼9月)の4倍]
2兆1758億円(26%) 2兆9290億円(35%)
GE 市場
3兆2638億円(39%)
4540億円(シェア5.4%)
2008年
医療用 医薬品市場
8兆3686億円
3兆2550億円(42%) 2兆0920億円(27%) 2兆4030億円(31%)
GE 市場
2006年
医療用 医薬品市場
7兆7500億円