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1. 巻頭言(滋賀大学産業共同研究センター報 No. 10)

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Academic year: 2021

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1.巻頭言 2011-July No.10 2 滋賀大学 産業共同研究センター センター長 野本 明成 本年 3 月 11 日の東日本大震災にて被災され亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、避難を余儀なくされて いる方々に心よりお見舞い申し上げます。 当センターの職務は産学官連携等を通じて社会貢献、地域貢献を行っていくことであり、このたびの大地震に端を 発する様々な被害を克服すべくどのような貢献ができるかについて真剣に考えていく必要があると思います。特に、 情報交換会を毎年開催している福島大学、小樽商科大学および滋賀大学は、協力しつつどのような社会貢献、地域 貢献が可能かを議論し実行していくことが可能であると思われます。 これまでに当センターは地場産業を中心とした主に中小企業・中堅企業を対象に産学官連携活動を推進してきて おり、経営相談、技術相談等の事業コンサルティングをはじめ、地域ブランドの構築等の事業創出、中小企業経営 者・経営幹部の人材育成等のプログラム開発およびセミナー開催を行ってきているところです。平成 22 年度から 23 年度にかけ 3 人の新しい特任教授を迎え、これまで推進してきた以上の活動を行い続けることが可能となったので あります。まず、山本特任教授の加入により、新しく地場産業の一つである彦根仏壇産業の活性化を目指した「仏壇 塾」を開催することが可能となり、伝統ある仏壇産業を営んできている方々の意識改革、すなわち仏壇産業を取り巻 く事業環境の変化を理解し仏壇産業の変革の必要性の認識に基づき、新製品開発・新用途開拓を進める必要があ ることをセミナーを通じて理解していただいたのであり、これからの彦根仏壇産業の活性化が推進されることを願っ ております。また、そのような活動を推進していくために、新しく「地場産業再生研究会」という仕組みを当センター内 に立ち上げ、滋賀県立大学名誉教授三好先生にも参加いただき強力なメンバーとしてご活躍いただいているところ です。次に、中井特任教授の加入により、これまで観光資源に恵まれていながらそれらを十分に活用できていなかっ た滋賀県の観光産業を活性化させるべく、当センター内に「滞在型観光プロジェクト」を立ち上げたところです。これま での観光はともすれば物見遊山的な日帰り観光が主体であり、滋賀県の様々な観光資源を活用するとともに、地場 産業、伝統工芸品の活用による「自己実現的体験型観光」を作り上げることにより、1 週間以上の且つリピート率の 高い「滞在型観光」の仕組みを構築することを目指しています。また、本年から就任の若林特任教授には、これまで 当センターが協定締結してきている各種公的機関との新しい活動を企画していただき、これまでネットワークを作りな がら活かし切れていなかった産学官連携活動を推進していくことを考えております。そのうえに、客員教授として宇佐 美先生をお招きし、様々な支援をお願いしているところです。さらに、本学には教育学部、経済学部、研究所等に多 様な知的資源を保有しており、地域とのつながりを活かし多様な交流に基づく多様な貢献が可能と思っております。 当センターは、これらの活動を通じこれまで以上の社会貢献、地域貢献を行っていく所存でありますので、皆様方 のご協力、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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