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Academic year: 2021

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P48

重力異常と脈動特性からみた上高地盆地焼岳山麓の基盤構造

赤松純平・諏訪 浩・〇市川信夫・駒澤正夫 1.はじめに 焼岳山麓上々堀沢の土石流観測研究の一環と して上高地盆地の地下構造探査を実施している。 本稿では、盆地南西部の重力基盤構造とそれに 関係する脈動の震動性状について報告する。 2.重力の測定と解析 使用した重力計は SCINTREX CG-3M である。気 象庁松本測候所の重力点と結合した重力点を沢 渡に設置し、これを基準に日々の閉塞測定を行 った。測定精度は 0.1mGal 以内と考えられる。 測定点の位置測量は盆地内に GPS 基準点を設け、 それとの DGPS による。基準点の座標は国土地理 院電子基準点奈川との DGPS で求めた。位置精度 は高さも含めて数 cm 以内 (特に悪い場合でも 1m 以内)である。測定は 2002 年 11 月、2003 年 6月と 10 月に行われ、測点数は 73 点である。 解析ではまず、測定データに周辺データとし て産業技術総合研究所がコンパイルしている周 辺地域約 15km 以内の重力データを加え、所定の 地形補正やブーゲー補正を行ってブーゲー異常 図を作成した。仮定密度は 2.3g/cm3とし、地形 データは国土地理院発行の 50mDEM (500m 以内)、 250m DEM (500m 以遠)を用いた。ついで、広域 傾向除去のためにフィルター処理を行った。フ ィルターは地下約 700m までの構造を反映する よう、接続高度を 2km とした上方接続である。 このようにして得た残差重力異常から、反復修 正法により均質2層3次元モデル(基盤+堆積 層)を構築した。仮定した密度差は 0.3g/cm3 また計算のコントロールポイントとして周辺岩 盤での基盤の深さを、風化を考慮して 20m と仮 定した。得られた基盤モデルを図1に示す。基 盤は、田代池付近から大正池付近に向け急激に 沈降し、最深部の深さは 500m 程度である。 3.脈動の H/V 盆地内の 16 点で脈動の3成分観測を行い、上 下動−水平動スペクトル比(H/V)により堆積層 の厚さ分布を検討した。H/V の卓越周期 Tp と重 力基盤の深さとの関係を図2に示す。Tp と基盤 の深さには直線的な関係があり、重力基盤が波 動論的な基盤でもあることを示している。 4.まとめ 上高地盆地南西部の基盤構造を重力異常によ り推定した。重力基盤は田代池付近から大正池 付近に向け急激に沈降し、最深部の深さは 500m 程度である。基盤の深さ分布は脈動の H/V のピ ーク周期の分布と調和するが、深さの絶対値に ついては今後更に検討する必要がある。 図1.基盤深さ分布. コンター間隔は 50m. 点:重力測定点、 丸:脈動観測点、大きさは Tp に比例. 図2.脈動 H/V のピーク周期と基盤深さの関係.

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