近畿 地 方 の市 区町村 別 人 口増 減 の 分析 をめ ぐって

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奈 良 大 地 理v。1.⊥62010

近畿 地 方 の市 区町村 別 人 口増 減 の 分析 をめ ぐって

酒 井 高 正M

1.は じ め に

近 年の 日本 の 人 口 動 向 に つ い て は 、総 人 口が 2005年 か ら滅 少 に 転 じた と され て い るU国 勢 調 査 と して は現 時 点 にお い て利 用 で きる 最 新 の も の は2005年 で あ る が 、 この2005年 国勢 調 査 で は 、 従 来 京 阪 神 大 都 市 圏 の ベ ッ ドタ ウ ン と して 人 口 が 急 増 して きた 奈 良 県 が 、 セ ンサ ス 間 増 減 と し て減 少 に転 じた こ とが 特 筆 され る。 筆 者 に は、

この 近 畿 地 方 の 人 口 変 動 の 概 況 を展 望 す る機 会 が 何 度 か あ っ た。 酒 井(2006)Dは 、 人[属 性 項 目の 集 計 が な さ れ る前 の 段 階 の2005年 国 勢 調 査 要 計 表 を も と に 、 府 県 お よ び市 区 町 村 単 位 の も っぱ ら人 口総 数 の増 減 か らの み2005年 まで の 各 国 勢調 査 を 追 っ て の 増 減 状 況 を展 望 した0そ の 後 、 集 計 も進 ん で正 式 公開 され る デ ー タ も増 え た た め 、 年 齢 等 の 属 性 に も 着 目 し、GISに よる 空 間 測 定 も取 り入 れ た 分 析 の 結 果 を 、2009 年 の 人文 地 理 学 会 第9回 公 開 セ ミナ ー2)に て 報 告3)し た 。 近 刊 の 「人文 地 理 」 誌 に、 要 旨(彙 報 欄)お よ び 要約(フ ォー ラ ム欄)が 掲 載 され

る 予 定 で あ る が 、 極 め て 隈 定 され た ス ペ ー ス と な り印刷 上 の 制約 も大 きい た め 、 当誌 の この 場 を お借 り して 、上 記 に非 掲 載 の 図 表 を 中 心 に分 析 結 果 を紹 介 させ て い た だ く次 第 で あ る。

資 料 と して は 全 て 各 年 次 国 勢 調 査 結 果 を用 い 、 分 析 お よ び 作 図 に は 表 計 算 ソ フ ト 「Excel」、

GISソ フ ト 「MANDARA」 、 統 計 解 析 ソ フ ト

「Sl'SS」を 利 用 した。2000年 以 前 のrh区 町 村 の 境 界 は 、2005年14月1日 時 点 で の 市 区 町村 の

もの に組 み 替 え て い る。

II.人 口総 数 の 増 減 の 観 察

本 章 は、 酒 井(2006)に お い て も整 理 した 内 容 で あ るが 、重 複 を避 け る た め 別 の 視 点 で作 成 し た 地 図 も加 えた 考 察 を 行 い なが ら簡 潔 に整 理 し て お く。 た だ し、 前 提 とな る概 況 を提 示 す る た め 、 図1の み 酒 井(2006)の もの を 転 載 した 。 1980年 以 降 の推 移 を概 観 す る と、 滋 賀 県 ・奈 良 県 は急 増 傾 向 、 京 都 府 ・大 阪 府 ・兵 庫 県 は概 ね 微 増 傾 向 、 和 歌 山 県 は継 続 的 に漸 減 傾 向 と い う、

3グ ル ー プ に な るが 、 奈 良 県 は近 年 下 方 カ ー ブ が0立 ち減 少 に転 じて い る 。 現 段 階 で の 人 口分 布 は 、2005年 の 人 口密 度 の か た ち で 図2に 示 す 。

続 い て 、1985年 〜2005年 まで の5年 聞 ご とに 市 区 町 村 別 の 人 口 増 減 を検 討 す る。酒 井(2006) で は もっ ぱ ら増 減 率 の コ ロ プ レス マ ップ(階 級 区 分 図)を 用 い た 検 討 を行 った が 、 この 表 現 方 法 は 面 積 の 大 き な単 位 地 区 が 目立 つ傾 向 が あ る た め 、近 畿 地方 の 北 部 ・南 部 に広 が る 人 口希 薄 な 市 町 村 が 図上 で大 き な 面積 を 占 め て 誇 張 さ れ 、 逆 に 面積 は小 さい もの の実 人 数 で は大 き な人 口 稠 密 な地 域 の 状 況 が 見 落 と され が ち に な る4》。 こ こで は 、 増 減 の 実 人 数 に 比 例 した面 積 の 円 で 表 示 させ る 「図 形 表 現 図 」 を掲 載 し、 両 種 の 地 図 を併 用 した観 察 の 結 果 を 述 べ る.

1985‑‑90年 は 、 増 減 率 の分 布 で は 、 京 阪 神 の 3大 都 市 を取 り巻 く よ う に 高 い 増 加 率 を示 す 市 町村 が 広 が る一 方 で 減 少 市 町 村 は 縁 辺 部 の 奈 良 県 ・和 歌 山 県 の南 部 な どが 顕 著 で あ っ た 。 人 数 を 図3で 観 察 す る と、 率 の コ ロ プ レス マ ッ プ で は.1.̲'」.たな か っ た 大 阪 市 ・京 都 市 ・神 戸 市 の 都 心 区 で 大 き な減 少 が み られ る こ とが わ か る 。

1990〜95年 は 、 増 減 率 の 分 布 で は 、前 の5年

̀奈 良 大学地 理学教 室

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近 畿 地 方 の市 区 町 村 別 入 口 増 減 の 分 析 をめ ぐって

(1980年=100) 140

130

120

110

100

90

$0

滋 賀 県 一← 京 都 府 一→ ・大 阪 府

+兵 庫 県

奈 良 県

・・a一和 歌 山

1980年5985年1990年1995年2000年2005年

図1近 畿 地 方 各 府 県 の 人 口 推 移19B5〜2005年

{〜'八

{, . .II

図2近 畿 地方市 区町村別人 口密度

(人/k㎡)

5000 2000 1000 300 goo

40km

2005年

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奈 良 大 地 理v{,1.iG2010

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正 の 値

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40km 図3近 畿地 方市 区町村別人 口増 加人数1985〜90年

40000人

3000020000

● 正 の 値

● 負 の 値

40km

図4近 畿 地 方 市 区 町 村 別 人 口 増 加 人 数1990〜95年

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近 畿 地 方 の 市 区 町 やす別 人口 増 減 の 分析 をめ ぐっ て

40000人

30aaa20000

● 正 の 値

●負 の 値

40km 図5近 畿地 方市 区町村 別人口増加 人数1995〜00年

正 の 値

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負 の値

40km

40000人 3aaaa

2aOOO

図6近 畿地 方市 区町村別人 口増 加人数2000〜05年

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奈 良 大 地 理vol.1G2010

問 と空 間 的 な パ タ ー ンは 類 似 して い るが 、増 加 市 町 村 の 範 囲 が 限 ら れ る よ う に な っ た の が11 立 っ た0ま た 、 大 阪 市 か ら神 戸 市 にか け て の地 域 で の減 少 とそ の 北 欄 で の 増 加 がEiを 引 い た が 、

こ れ は 図3の 増 減 入 数 に も大 き く現 れ て お り、

1995年 の 阪 神 ・淡 路 大農 災 の 近 畿 地 方 内 で の 人 [分 布へ の 影響 が 読 み取 れ る、

1995‑2{〕00年 は 、増 減 率 で は 奈 良 県 南 部 ・和 歌fil県北 西 部 ・京 都 府北 部 に著 しい 減 少 を示 す 地 域 が み られ るが 、 図5で 見 る 人 数 で は 、大 阪 市 近 郊 の 区市 で 減 少 が 目立 ち始 め て い る一 方 で 、

大阪 市 ・京 都 市 ・神 戸 市 の 督1二心 区 が増 加 に転 じ て い る のが よ くわ か る.人 「1郊外 化 が 終 わ りか け 、都 心 臣1帰の 傾 向 が 出 始 め た こ と を示 して い るn

21)0(1‑〔15年で は 、 著 しい 減 少率 を 示 す 地 域 が 奈 良 県 中 南 部 ・和 歌1ii県全 」或 ・近 畿 北 部 各所 と 大 幅 に 広 が り を増 した1図6で 人 数 を 見 る と、

大 阪 市 と京都 市 σ)都心 付 近 お よ び神 戸市 一 帯 の 増 加 が 引 き続 き大 きい一 方 で 近 郊 市 区 が 引 き続 き大 きな減 少 を示 す ほ か 、 奈 良 県 申 部 ・利 歌 山 県 全 域 ・京 都 府 北 部 ・兵 庫 県 北 ・'r,itsの人 口小 規 模 市 町 村 で の減 少 人 数 の 拡 大 が 著 し く1過 錬 の 深 刻 化 を示 して い る 。 な お 、 高 い 増 加 卒 を示 す 市 区 町 村 と して 、 大 阪 市 の 都 心 各 区 の他 、 近 畿 地 方 で 最 も高 い増 加 率 を示 した 京 都 府 精 華 町 は 全 国 で も最 高 の増 加 率 を示 し、隣 接 の 木津 町/現 木 津 川市1と と も に関 西 文 化学 術 研 究 都 市 域 に

お ける 都 市 開 発 の 進 展 を 反 映 した もの と な っ て い る0

皿1.人 口増 減 率 に関 す る い く つ か の 分 析 こ こで は 、'市区 町 村 別 人 口 増 加 率 に つ い て 、 追 加 的 な 分 析 や 、 ほ か の デ ー タ との 関 係 の 考 察 な ど を行 う、,

まず 、5牢 悶増 減 率 が 時 期 を追 っ て どの よ う に変 化 す る か を 、増 減 率 の 昇 降 か ら検 討 す る.

『i位時 間 あ た りの 変 化 で あ る 増 減 率 が い わ ば 速 度 にあ た るの に対 して 、増 減 率 の 昇 降 は加 速 度 に あ た る 尺 度 で あ る,,た とえ ば 、増 加 が 続 い て い る 場 含で も、 そ の 幅 が 拡 大 して い る場 合 は増

加 の 勢 い が 増 す こ と に な り 、 そ の 幅 が 縮 小 して い れ ば 増 加 に ブ レ ー キ が か か っ て い る こ と に な るO同 様 に 減 少 が 続 い て い て も 、 そ の 幅 が 拡 大 し て い れ ば 減 少 が 加 速 、 縮 小 し て い れ ば 増 加 に 転 換 す る 力 が 働 い て い る こ と に な るijこ こ で は 、 図7に1990年 を は さ む 前5年 間 と 後5年 間 の 比 較 と 、 図 呂 に20(}0年 を は さ む 前5年 間 と 後5年 間 の 比 較 を 示 す5)。

図7で 特 築 す べ き こ と と し て は 、 増 減 と し て は 減 少 が 続 い て い た 近 畿 北 部 ・南 部 な ど の 広 い 範 囲 で 、 ブ ラ ス の 表 示 がEI立 っ て お り、 こ の 時 期 は 減 少 が 緩 和 す る 傾 向 が 見 ら れ た と い う こ と が で き るr+逆 に 、 京 阪 神 周 辺 で 一一部 に マ イ ナ ス 表 示 が 目 立 っ て お り 、こ の 時 期 に 既 に 「郊 外 化 」 に プ レ ー キ が か か る 傾 向 が 出 て い た こ と が わ か る 。 こ れ は 、 人 口 分 布 の 偏 り を 解 消 す る 方 向 に バ イ ア ス が か か っ て い た と い う こ と が で き る.

な お 、 神 戸 市 都 心 部 で の 著 し い マ イ ナ ス 表 示 は 阪 神 ・淡 路 大 震 災 の 影 響 で あ る1、

図8に な る と 、 全 体 的 に マ イ ナ ス 表 示 が ノくき く広 がr)て い る が 、 特 に マ イ ナ ス 幅 の 大 き い 市 町 村 は 京 阪 神 の 周 辺 部 に 目 立 ち 「郊 ケも化 の プ レ ー キ 」 が さ ら に 強 ま っ た こ と を 示 す と と も に 、 近 畿 北 部 ・南 部 の 広 い 範 囲 が マ イ ナ ス に 転 じ た こ と か ら こ れ ら の 地 域 の 減 少 が 再 び 勢 い を 増 し て い る こ と を 示 すGま た 、 大 阪 市 と 京 都 市 の 都 心 部 で の プ ラ ス が 明 確 化 し 、 「都 心 回 帰 」 の 強 化 を 裏 付 け て い る.

次 に 、 各 市 区 町 村 の 増 減 率 と 、 京 阪 神 と の 距 離 な ど の 指 標 と の 相 関 関 係 を 検 討 し た 、,「京 阪 神 か ら の 距 離 」 は 、 各 市 区 町 村 の 代 表 点(ほ 役 所 付 近0)位 置)か ら 、 京 都rlT中 京 区 ・大 阪 市 中 央 区 ・神 戸 市 中 央 区 の 各 代 表 点 ま で の 直 線 距 離 の う ち 最 短 の も の を 使 用 し て い る 、,こ の 距 離 算 出 に は 、MANDARAの 空 間 分 析 機 能 な ど を

用 い た 一,

距 離 と の 関 係 で は 、 負 の 相 関 が 認 め ら れ る が 、 そ の 強 さ は85‑90年 よ り90〜95年 で 弱 ま る も の の95〜OO年 、00〜05年 で 次 第 に 強 ま っ て お り 、 都 心 か ら 離 れ る ほ ど 減 少 す る 傾 向 が 強 ま ・・て い る と い え る,人 口 密 度 と の 関 係 で は 、90〜95年

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近 畿 地 方 の 市 区 町 村 別 人 口 増 滅 の 分 析 を め ぐっ て

(ポ イ ン ト)

10 5 1 一5

10

Okm

図7近 畿 地 方 市 区 町 村 別 人 口増 減 率 の 昇 降1985〜90年 と1990〜95年 の 比 較

図8近 畿地方市 区町村別人 口増 減率の昇 降

(ポ イ ン ト)

10 5 1

‑5 0

0km

]995〜00年 と20DD〜05年 の 比 較

(7)

表1

崇 良 大地 理vol.!G21)10

近 畿 地 方 市 区 町 村 別 人 口増 加 率 と 、 京 阪 神 と の 距 離 ・人 口 ・人 口 密 度 と の相 関 係 数

80

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40

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一a口

図9近 畿 地 方 市 区 町 村 別 人 口 増 加 率 と 京 阪 神 と の 距 離1985〜90年

縦 軸:51口lllの増減率(%1横 軸:京 阪榊 かρ,の距離fkm?

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図10近 畿 地 方 市 区 町 村 別 人 口 増 加 率 と 京 阪 神 と の 距 離1990〜95年

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近畿 地 方 の 市 区 町 村 別 人[増 減 の 分析 をめ ぐっ て

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図11近 畿 地 方 市 区 町 村 別 人 口 増 加 率 と 京 阪 神 と の 距 離1995〜00年

縦軸:5年 問の増減 率1%)横 椥=Il(阪紳力・らのi円i離(km}

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図12近 畿 地 方 市 区 町 村 別 人 口 増 加 率 と 京 阪 神 と の 距 離2000〜05年

縦軸:5年 間の増減率1%}ヰ 顛軸;京 阪神か らの距離 〔k瞬

で あ る 程 度 の 負 の 相 関 が み ら れ た が 、or}‑05年 に は 正 の 相 関 が 強 く愚 る よ う に な ・っ た 。 一 時 は 人II密 集 地 で 減 少 の 傾 向 が あ っ た が 、 最 近 は 逆 隔1伝し た と い う こ と で あ る

さ ら に 、 各 市iく二町 村 の 増lll或率 と 高 齢 者 比 率 と の 関 係 を 検 討 し た 。 図13で 、20〔15年 の 高 齢 者 比 率 の 分 布 を 見 る と 、 京 阪 神 大 都 市 圏1こ該 当 す る と思 わ れ る 地 域 が.都 心 部 の み 高 め 以 外 は 、 低 く な っ て い て 、 大 都 市 圏 外 が 高 め で あ る の と は 、

見 事 に 分 布 が 分 か れ て い る.高 齢 者 比 率 に つ い て 求 め た 相 関 係 数 で は 、 京 阪 神 と の 距 離 に 強 く 11「」)†TII莫」(τ,.59〔})、ノ、1‑1上曽訂或率 く?(1()(]『一(,5il三 に は 強 く 負 の 相 関(‑11,i⊥rlが 現 れ て い る.

こ れ ら の 観 察 や 分 樽 を あ 才)せ る と 、 近 畿 地 方 に お け る 人[分 布 の 変 動 に つ い て は 、 以 下 の よ う な 点 が 確 認 で き る 、 都 心 か ら 遠 隔 の 地 域 の 人

「1減少 傾 向 は 、9t)年 代 前 半 に 一一E.1弱ま っ た もの の 、2{}nO年 以 降 は 強 ま ・‑Jてお り 、 そ れ ら の 地 域

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奈 良 大 地 理vo且.1620工O

÷

(%) 35 30 2522 19 16

40km 図13近 畿地方市 区町村別高齢者(65歳 以上人ロ)比 率2005年

で は高 齢 化 も顕 著 で あ る 阜 郊 外 人口 増 加 の 終 罵 や 、 人[都 心 回 帰 の 堤 象 は 、近 畿 地 方 に お い て も認 め る こ とが で きる。 人口 分 布 の 偏 在 の 強 化 が 進 ん で い る とい うこ とが で き るn

1)酒 井 高T(2006)「 近 畿 地 方 の 人[の 変 動 」 統 言†57‑1、pp17‑22。

2広 文 地 理 学 会 第9回 公 開 セ ミ ナ ー 、テ ー マ 「人 口 滅 少 を 地 理 学 か ら 考 え る 」、2009年10月1?

口 、 奈 良 県 中 小 企 業 会 館n

3)前 掲 注2)報 告i酒 井 高 正 「近 畿 地 方 の

人 口 減 少 の 地 理 的 分 布 を 考 え る」

4♪ 例 え ば 、A地 域(面 積100平 方km、 人[

1,000人)で1⑪O人 の 増 減 はIO%に.i.た る が 、 B地 域1面 積10平 方km、 人 口100ゆOO人 でLOOO人 の 増 減 は1%の 増 減 に 過 ぎ ず 、 増 減 率 を コ ロ プ レ ス マ ッ プ で 表 示 し た 場 合 、

A地 域 の10%増 ハ ッ チ が 、B地 域 の1%用 ハ ッ チ の10倍 の 面 積 を 占 有 し て 圧 倒 す る こ と に な る 。

r}「 増 減 率 の 昇 降 」 は/後 半5年 間 の 増 減 率 (%)一{前 半5年 間 の 増 減 率(%))で 求 め 、 単 位 は 「ポ イ ン ト」 と す る 。

AnalysisonPopulationChangesofMunicipalities

inKinkiArea

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