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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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3三鷹四小第93号 令 和 4 年 3 月 1 日

三鷹市教育委員会 様

学園・学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校 校 長 名 黒 木 桂 子 公印

令和4年度 教育課程について

このことについて、三鷹市公立学校の管理運営規則に基づき、下記のとおりお届けします。

1 教育目標

(1)学園の教育目標

地域に根ざし、たくましく現代に生き、進んで未来を創造し、社会に貢献する心身ともに健康な児 童・生徒を育成する。

○学び続ける人 ○共に生きる人 ○心と体を鍛える人

(2)学園の教育目標を達成するための基本方針

グローバル化や情報化は一層進展し、知識・情報・技術が加速度的に変化するようになるととも に、価値観も多様化し、多様な主体がめまぐるしく影響し合い、社会はより複雑化し、予測困難と形 容される不確実性の高い時代に突入している。またSDGsが全世界で共有され、実現に向けて取り組 みが始まっているように、地球規模の課題に対しても一人ひとりの行動が求められるようになってき ている。このような中、小学校では令和2年度、中学校では令和3年度から学習指導要領が完全実施 になり、社会に開かれた教育理念のもとで、育成を目指す資質・能力が明確化され、一人ひとりの児 童・生徒が豊かな人生を切り開き、持続可能な社会の担い手として、主体的・対話的で深い学びの視 点からの授業改善を図ることが求められている。さらに、令和3年1月26日に出された中教審答申 の取りまとめでは、今までの日本の教育の成果とともに、「令和の日本型学校教育」として、「個別最 適な学び」と「協働的な学び」の必要性が挙げられている。自ら課題を設定し、探究の方法を考え学 習を進める「個別最適化」された学習を展開する中で、子どもの成長やつまずき、悩みなどの理解に 努め、特性や学習等に応じ、指導方法・教材等の柔軟な提供・設定(指導の個別化)が必要になる。

また、子ども一人ひとりの興味・関心等に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会(学習の個性化)

も求められている。さらに、「個別最適な学び」が孤立した学びに陥らないように子ども同士や多様な 他者との「協働的な学び」の充実も重要視されている。

新型コロナウイルス感染症がまだまだ猛威をふるう状況の中ではあるが、令和3年8月に出された

「三鷹のこれからの教育を考える研究会最終報告」にもあるように、個人や社会のウェルビーイング を「目的地」として、義務教育9年間の小・中一貫教育の目的と各校の特色を生かしつつ、児童・生 徒一人ひとりの学ぶ意欲を高め、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現を進め、よさや可能性 を伸ばし、確かな学力を定着させるとともに、児童・生徒が人間関係を構築し、自らの発想を生かし、

他と高め合いながら自己変革をしていくことを通して、「人間力」と「社会力」を育成することを目指 す。そのため「学力」「心力」「体力」をバランスよく育んでいく。その姿こそが「THIS IS 連雀」

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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である。常に学び続け、共生し、心と体を鍛えるという連雀学園らしさを意識し、磨きをかけ(ブラッ シュアップ)、児童・生徒の姿で結果を出すことを目指す。

また、学園の管理職会や推進委員会を機能させ、中学校1校・小学校3校の連雀学園の運営を円滑 に、効果的・能率的に進める。何よりも学園の全教職員が当事者意識を高めて組織的に学園の課題解 決にかかわる機会を重視するとともに、コミュニティ・スクール委員会・地域・関係機関・保護者と の協働のもとに社会に開かれた教育課程を実践する連雀学園の教育の具現化を図り、「スクール・コミ ュニティ」の創造を推進する。

ア 学び続ける人 「思考力・判断力・表現力等の育成」

(ア) 小・中一貫カリキュラムによる指導の徹底

・ 学園研究のテーマ「知的コミュニケーションを活かした学習指導の工夫」を設定し、これ からの社会に求められる資質・能力の育成を意図した新教育課程を踏まえた、新しい教育 課題の解決を目指すとともに、主体的・対話的で深い学びを展開し、「思考力・判断力・表 現力等の育成」を重点とし、「知的コミュニケーション」をキーワードとして、各校で研究 教科を決めて実施する。

・ すべての教科・領域において、心身ともに健康な児童・生徒の育成を目指す授業改善、指 導に取り組む。

・ 一人一台配布された学習用タブレット端末を活用し、一人ひとりの子どもたちが、自ら課 題を設定し、探究の仕方を考えて課題解決する「個別最適化」された学習を展開するとと もに多様な他者とのかかわりの中での協働的な学びを推進する。

・令和2年度・3年度と実施した三鷹市学力テストを活用して、経年変化を分析しながら、

GIGAスクール開発委員が作成した動画などを活用した一人ひとりの実態に応じた学習 を進め、学力の向上を図る。

・少人数による指導や習熟度別学習を行い、教科担任制を実施し、個に応じたきめの細かな 指導の充実や教員の専門性を生かした授業の質の向上を図る。

・ 小学校では児童の実態を考慮し、中・高学年に一部教科担任制を年間指導計画に位置付け て実施し、成果を上げるようにする。

・ 授業改善やカリキュラム検証、学園の諸課題の解決に向けた研究活動を充実させ、各校の 校内研究とも一体化し、人間力・社会力・学力の向上を目指す。

(イ) 児童・生徒理解の推進

・ 中学校への進学前後の3月及び6月、年間2回の連絡会を通して、児童・生徒の学力や生 活指導等の課題や指導方法等について小・中一貫の視点で検討し、個に応じた指導の充実 を行う。

・ 養護教諭、栄養士による連絡会を設定し、健康面での児童・生徒理解を確実に行う。

イ 共に生きる人 (ア) 教育支援の推進

・ 教育支援の機能を十分活用し、学園のすべての児童・生徒の教育活動を保障する。また、

校内通級、通常の学級、教育支援学級等すべてを含めた学園としての教育支援の組織、指 導の在り方について研修を通して共通理解を図る。

・ 小・中の教育支援学級の教育活動を推進する。小・中9年間の指導充実のため、個別指導 計画・個別の教育支援計画を共有し、系統的な指導により教育支援の推進に取り組む。

・ 教育支援コーディネーターを中心に、情報を共有し、小・中一貫教育校として、個別支援 計画の形式をそろえたり、児童・生徒の情報を共有したりするなど「三鷹市教育支援プラ 第1表の1

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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ン2022(第2次改定)」に基づいた学園共通の取組みを実施する。

・ 保護者・地域と連携して、発達障がい等を含む障がいについて理解を深め、コミュニティ の中で豊かな支援を行えるよう啓発し、教育支援を行う。

(イ)交流活動の充実

・ 目的意識をもって日々の学習や活動に取り組む姿勢や、他者との適切な人間関係を構築す るコミュニケーション能力等、自立していく上で必要な力を身に付け、社会の一員として の役割を認識できるよう、キャリア・アントレプレナーシップ教育に取り組む。

・ 豊かな人間力と幅広い社会力を育むために、小・中及び小・小学校間の児童・生徒の交流 活動、小・中、小・小すべての教員による交流授業や特別活動等の指導を積極的に進める とともに、道徳や総合的な学習の時間、ボランティア活動等を通して、地域の行事等への 参加・協力を進め、地域社会のかかわりを深める交流活動を充実させる

・ 選択交流学習や連雀音楽会、小・中合同のたてわり活動等の交流を通して、学園としての 一体感を育てるとともに、小学生の中学校生活に対する期待感、中学生の自己有用感を高 める。

ウ 心と体を鍛える人 (ア) 健康安全・体力の向上

・ 一昨年度までの全学年のデータや令和2年度5年生、直近の令和3年度の東京都体力・運 動能力テストの結果から学園・学校の課題を明らかにし、体育、保健体育の授業改善を行 うとともに、運動の日常化をねらった学園一体となった取組み、学校ごとの取組みを通し て体力の向上と健康の増進を推進する。また、食育の推進、安全教育の徹底を図る。その 実現に向けて、地域人財等との協働のもとに、心と体の健康づくりを継続的に実施し、強 い心とたくましい体を育む。

(イ) 温かい人間関係の醸成

・ 道徳や特別活動の時間を活用し、教員と児童・生徒、児童・生徒同士のよりよい人間関係 を構築する。

・ 「いじめ防止対策推進法」の趣旨を踏まえ、学園・学校として教職員の意識を高め、組織 的な対応を行うとともに、児童会・生徒会活動を通して児童・生徒自らがいじめ防止に対 して積極的に参画する機会を作る。

・ 地域・保護者、コミュニティ・スクール委員会と連携しての活動や児童会・生徒会の自主 性を育てる活動を行う等方針を明確にし、人権に配慮した教育活動を推進する。

(ウ) 道徳教育の充実

・ 「道徳」の更なる授業改善・指導の充実を目指すとともに、「いじめ防止」との関連を図 りながら実施する。

・ 道徳教育全体計画と道徳の時間の年間計画に基づいて行い、指導する際には教科書(小・

中学校)を使用する。

・ 学園として情報を共有し、「道徳授業地区公開講座」の内容や方法等を工夫改善し充実を 図る。

・ 道徳の時間における学習だけでなく、地域の人々とのかかわりや地域での体験活動を通し て、地域に対して貢献できる児童・生徒を育成する。

エ 地域に根差した学園づくり (ア) 地域の子どもを地域で育てる。

・ 児童・生徒のボランティア活動等を通して、地域行事への参加・協力を進め、社会、地域 第1表の1

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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とのかかわりを深める交流活動を充実させる。

(イ)評価の活用

・ 学園・学校評価の一体化を推進し、教職員、児童・生徒による自己評価、コミュニティ・

スクール委員による学校関係者評価を行い、学園・学校経営の改善を図る。

・ コミュニティ・スクール委員会の評価部会と連携し、学園・学校評価に保護者・地域を対 象としたアンケートを実施し、その分析を通して学園・学校の教育活動の改善を行う。

(3)コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育としての重点 ア コミュニティ・スクール委員会との協働

(ア) コミュニティ・スクール委員会を中核として、学校・家庭・地域が連雀学園小・中一貫教育 構想に基づき、互いの役割を果たした上で協働し、より自主的な活動を進めるためにも地域学 校協働本部(仮称)を設置し、スクール・コミュニティの創造に向けて推進する。

(イ) 事前の資料配布により、協議時間を確保することでコミュニティ・スクール委員会を充実さ せ、学園全体の課題解決を行い、学園・学校の重要事項の協議・承認を行う。また、コミュニ ティ・スクールの各部(評価部、広報部、サポート部)の活動及び「連雀おとな熟議」の実施 を通して、保護者・地域の学園・学校運営への参画を促進する。

(ウ) 既存の地域諸団体の活動は尊重しつつ、地域行事への児童・生徒の参加を積極的に促し、小・

中学校の年間計画に基づく地域人財の活用を推進する。

(エ) 学園・学校の教育活動に理解と協力を求めるために、コミュニティ・スクール委員会の広報 部とも連携し、広報活動の充実を行う。

(オ) カリキュラム・マネジメントにより自分たちの住む街への理解を深め愛着をもつきっかけと する地域資源を活用した地域学習や児童・生徒が主体的に学園づくりに参画する「子ども熟議」、 自主的・自発的な家庭学習及び望ましい基本的生活習慣を推進する新「連雀学園わが家の『ま なび』のスタンダード」のを活用等、コミュニティ・スクール委員会と連携した活動を企画・

実践する。

イ 教育ボランティア活動を推進するネットワークづくり

(ア) 保護者・地域が学校とともに手を携えて児童・生徒の教育活動を支援し、交流する。具体的 には、各小学校にある学習支援組織の充実を目指すとともに、その成果を中学校の学習支援の 充実に生かす。

(イ) 各校のボランティアシステムと連携した「みたか地域未来塾」において補習を実施し、学力 の底上げを図る。

(ウ) 学校3部制の2部にあたる放課後の教室開放を小学校三校で実施し、子どもたちの放課後の 安全安心な居場所つくりとするとともに、民間団体とも協力してより豊かなプログラムを計画 する。

ウ 防災の取組み

(ア)コミュニティ・センターを核とした大規模地震等発生時の防災計画を学園として共有する。ま た、熱中症事故や台風被害等の情報交換及び「安全教育プログラム」に基づく指導、地域の防 災訓練への参加を推進する等を通して、防災についての正確な知識を保有し、高い意識を持続 できるようにする。

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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2 教 育 目 標

(1) 学校の教育目標

豊かな心をもち、社会の変化に主体的に対応できる能力を育てるとともに、世界に目を向け、共に きたえ高め合う子を育成する。

○ ひとみキラキラ(挑戦する子)

○ こころワクワク(楽しく学ぶ子)

○ ひとにニコニコ(思いやりのある子)

○ からだグングン(体をきたえる子)

(2) 学校の教育目標を達成するための基本方針

ア 学校の教育目標を受け、学校で重点的に育む資質・能力

グローバル化や情報化の一層の推進により、社会はより複雑化し、さらに予測困難な不確実性 の高い時代になることが予想される。そのような社会に向き合い関わり合いながら自らの人生を 切り開いていくために必要な資質・能力の育成に向けて、学習内容の確実な定着を図り、学校生 活を充実させていく。そして、児童一人ひとりが自らの幸せな人生とより良い社会の創造に向け て「人間力」「社会力」を主体的に発揮できる特色ある学校づくりを目指す。そのためにも、課題 の設定や探究の方法を自ら考える「個別最適な学び」と、子ども同士や多様な他者との関わりの 中で育む「協働的な学び」を充実させていく。

イ 学校教育目標の地域との共有及び連携・協働

連雀学園として、「学力」「心力」「体力」をバランスよく高めていく姿を「THIS IS 連 雀」とし、未来の担い手である子供たちに、「主体的・対話的で深い学び」を実現させるための授 業改善を目指していく。また、「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、コミュニティ・スク ール委員会と協働したり、児童の意見や思いを学校運営に取り入れたりすることに努め、学校、

家庭、地域が一層協働できる方法を検討し、スクール・コミュニティ構想を推進していく。

(ア)児童の「人間力」「社会力」の育成においては、児童の興味・関心を広げ、深める教育を一人 一台の学習用タブレット端末の活用による学習状況の把握や他者との意見の合意形成の機会 を重ねることで主体的に発揮させていく。

(イ)「連雀学園版小・中一貫カリキュラム」を土台とした問題解決的な学習による自力解決を基本 とする授業改善等を通し、「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指す。また、「学園版カリ キュラム」の教科横断的視点による教育内容の組織的な配列を生かし地域の教育資源の等の有 効活用を図る。

(ウ)一人一台の学習用タブレット端末を活用し家庭学習も含めたハイブリッド型学習を目指し、

課題探究型の学習の展開による「個別最適化された学び」を追求していくとともに、他の児 童との関わりの中で協働的な学びを推進する。

(エ)人間尊重の精神を教育活動の基盤におき、自尊感情や自己肯定感を高め、信頼関係の上に成 り立つ学級、学校の支持的な風土を高める。

(オ)児童一人ひとりの実態や課題を見極め、ユニバーサルデザインの考え方に基づくニーズに的 確に応じた指導と支援の充実を目指す。

(カ)令和3年度の東京都体力・運動能力テストの結果をもとに、課題を明らかにし、体育科の授 業改善、本校児童に適した日常的な体力づくり、体育的な活動を計画し体力の向上を図ると 第1表の2

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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ともに、生涯を通じて運動に親しみ健康の増進と体力の向上を図ろうとする態度を養う。

(キ)学校三部制の二部にあたる放課後の教室開放を、夢育支援ネットワークとの連携と施設の整 備により実現していく。

(ク)令和2・3年度に実施した三鷹市学力テストの結果から経年変化を分析し、GIGAスクール開 発委員が作成した動画などを活用して、一人ひとりの実態に応じた資質・能力の育成を図る。

(ケ)管理職、教諭、事務室、主事室、給食室、スクール・カウンセラー等の校内の多様なスタッ フを一層機能的に活用し、児童のより良い成長にベクトルを合わせ、チームとしてのまとま りを推進していく。また、働き方改革の視点から教員の心身の健康保持の増進に努める。

(3) 学園の教育目標を達成するための学校としての重点

ア 三鷹市のコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の趣旨をもとに、「連雀学園小・

中一貫カリキュラム」をさらに活用し授業改善を行う。指導の工夫や教材の開発、年間指導計 画の改定、習熟度別学習や中・高学年で教科担任制を取り入れた授業を行うともに、中学校と の乗り入れ授業など小・中一貫の教育活動を充実させ、児童の学力をより一層向上させる。

イ 教育支援コーディネーターを中心に、校内通級教室、通級支援学級や固定学級との連携を図り、

「三鷹市教育支援プラン2022(第2次改定)」に基づいた学園共通の取組みを実施し、9年 間を見通した指導を見据え、個別指導計画や個別支援計画の共有、中学校との引き継ぎを生か して一人ひとりのニーズに合わせた教育を行う。

ウ 学園研究と校内研究の一体化を図り、学園研究テーマ「知的コミュニケーションを活かした学 習指導の工夫」の達成に向けて、新しい教育課題の解決を目指すとともに、主体的・対話的で 深い学びを展開し「思考力・判断力・表現力等の育成」を重点とし、「知的コミュニケーション」

をキーワードとして深めていく。

エ 連雀学園の地域人財の効果的な参画を図るためにコミュニティ・スクール委員会と連携した活 動を実践する。自分たちの住む地域での理解や地域資源の活用を目指した地域学習やキャリ ア・アントレプレナーシップ教育の学校の特色を生かした活動を、子どもたちに多様な学習機 会の確保、学習支援を行い、教育内容の充実を図る。

オ デジタル化や ICT化を進めるとともに、今後求められている活用の仕方や社会規範にそぐわな い使い方等について、子ども熟議や、コミュニティ・スクール委員会での熟議、学園の大人を 交えた熟議を通して明らかにし、デジタル・シティズンシップ教育を進めていく。

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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3 指導の重点

(1)各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動 ア 各教科

(ア)「連雀学園版小・中一貫カリキュラム」「三鷹『学び』のスタンダード(学校版)を踏まえた「連 雀学園『まなび』のスタンダード」を活用し、本校のスタンダードのもとに、主体的・対話的 で深い学びの実践を意図し、これからの社会に求められる資質・能力の育成を意図した学習指 導の充実を目指し、全教員が自己申告書に記載して実践する。

(イ) 児童・生徒が自己肯定感、自己有用感を高めることができる「主体的・対話的で深い学び」=

知的コミュニケーションを活かした学びを目指し、各教科・領域の特性に応じた問題解決学習 を重視し、「思考力・判断力・表現力等の」資質・能力を育成する。

(ウ)算数では「東京方式 習熟度別指導ガイドライン」に基づき、習熟度別学習を充実させる。ま た、「みたか地域未来塾」の確実な実施や月に2回程度学力補充日を放課後に実施することを通 して補充的な学習の徹底と発展的な学習による個性・能力の伸長を図る。

(エ)知的コミュニケーションの充実を意図した言語能力の向上を目指し、対話的な学びを重視し、

各教科で具体的な指導の改善を行う。朝の読書活動をさらに充実させるとともに教科と連動し た学校図書館の活用により言語活動の充実を図る。

(オ) 三鷹市学力テストをはじめとした各調査結果や分析結果を踏まえ、学校としての指導の重点や 児童及び自校の課題を明確にし授業改善を推進していく。

(カ)学園としての重点を明確にした相互乗り入れ授業を実施し、児童の学ぶ意欲と学習能力の向上 を目指すと同時に、教科の連続性の視点で指導方法の工夫改善を図り、小学校児童に中学校で の学習に対する期待感をもたせる。

(キ)GIGAスクールマイスター及びGIGAスクール研究開発員作成の指導計画やGIGAスク ール研究開発校の研究成果をもとに、一人一台の学習用タブレット端末を活用する。さらにデ ジタル化ICT化の適正な使い方を目指して、デジタル・シティズンシップ教育の推進を図る。

(ク)教材・教具の学習ツールとしてe-ライブラリーや教員作成の指導動画等、学習用タブレット端 末の端末も積極的に活用し、基礎・基本的な内容の定着及び「主体的・対話的で深い学び」「個 別最適な学び」「協働的な学び」に向けた学習を推進していく。

(ケ)「三鷹市小・中一貫カリキュラム」に基づきコミュニケーション能力の素地の育成を目指して 小学校低学年からの英語活動を実施するとともに、中学年での英語活動、高学年における外国 語科を充実させ中学校の英語に円滑に接続させる指導を実現する。研修等により小学校教員の 指導力向上を図る。

(コ) 外国語活動(3・4学年)では、文部科学省作成の「Let’s Try」を活用する。外国語(5・

6学年)では教科書を使用するとともに、パフォーマンス評価を取り入れたパフォーマンスチ ャレンジを学期に1回以上実施する。

(サ) 授業改善やチームで指導する体制の構築に向けて、また、働き方改革の視点からも中・高学年 における教科担任制を推進し、学力の向上を目指す。

イ 道徳

(ア)「特別の教科 道徳」として、教科書を使用した「考え、議論する道徳」を実施する。

(イ) 道徳性の視点から学習状況とともに成長の記録の評価の充実を図るとともに、「いじめ防止対 策」との関連を図りながら実施する。

(ウ) 道徳資料の整備を行うとともに、地域の人財等を活用し、地域の教育力を生かした道徳の時 間の指導を行い、連雀という郷土に対する愛着を深める。

(エ) 道徳授業地区公開講座の機会を生かし、「特別の教科 道徳」の趣旨や道徳授業の在り方、児 童の実態等について、積極的に保護者や地域に発信・協議することを通して、家庭や地域と一 第2表の1

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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体になった道徳教育を推進し、道徳的実践力の育成を図る。

ウ 外国語活動、英語

(ア) 学習指導要領及び「三鷹市小・中一貫カリキュラム」に基づき指導を行う。また、担任が主 たる指導者としてALTを効果的に活用できるように活動を計画するとともに、研修を通して 教員の指導力向上を目指す。

(イ) 中学校での外国語(英語)への連携をスムーズにし、実践的なコミュニケーション能力を図 るだけでなく、国際的な感覚をもつ児童を育成する。第1・2学年から学校裁量の時間を活用 して15時間英語活動を行う。第3・4学年では文部科学省作成教材「Let‘s Try!」を計 画的に活用して35時間、第5・6学年では教科書を使用しながら70時間行う。

(ウ) パフォーマンス評価を取り入れたパフォーマンスチャレンジを学期に1回以上実施する。

エ 総合的な学習の時間

(ア) キャリア・アントレプレナーシップ教育の趣旨を生かし、児童の問題意識に基づく問題の設 定を行うともに、学習用タブレット端末等ICTを活用した学習を実践し、児童の問題解決能 力やコミュニケーション能力を高める。

(イ) プログラミング教育の年間指導計画を基に、学習用タブレット端末の活用とともに各学年1 0時間程度確実に実施していく。

(ウ) 「連雀学園版小・中一貫カリキュラム」の地域学習を取り入れ、夢育支援ネットワークの支 援を受け、地域の人財を生かした教育資源の有効活用を図る。

(エ) 健康教育の年間計画を基に、体力テストを生かした健康教育を進め、生活習慣の改善につい て考え、実践する態度を育てる。

オ 特別活動

(ア) 学級活動の指導計画に基づき、自発的、自治的な実践活動を通して、学校生活の充実と向上 を図るとともに、健全な生活態度の育成を図る。

(イ) 児童・生徒の企画力・実践力の伸長を目指し、児童会・生徒会の定期的な交流や連雀音楽会、

第6学年の一中体験、たてわり活動等の行事を通して、児童・生徒の学園意識やリーダーシッ プ、パートナーシップを育てる。

(ウ) 児童自ら学級経営に関わる学級力向上プロジェクトの取組みを推進していく。各自のアンケ ートを基に学級の状態をレーダーチャートに表し、学級での課題の分析・改善を話し合い、活 動によってよりよくしていくことにより自治の力を高める。

(エ) 各教科・領域との関連を図りながら、保護者・地域との連携を視野に置き、児童・生徒の自 己有用感を高め、9年間の活動を通して「人間力」「社会力」を育成する。

(オ) 4・5年生の選択交流学習や6年生の一中体験、5年生の連雀音楽会等、小・小の交流活動 の充実を図る。

(カ) 昨年度から全学年で実施を開始した「キャリア・パスポート」を活用し、自身の変容や成長 を自己評価させていく。また、中学校への引継ぎにも生かしていく。

(2)特色ある教育活動

ア 夢育の学び舎構想(地域参画型コミュニティ・スクール)に基づき、NPO法人「夢育支援ネ ットワーク」との連携・協働を通して、地域人財・教育力を生かした授業展開を行い、「確かな 学力」の向上を図る。

イ キャリア・アントレプレナーシップ教育の充実を目指し、「四小夢育単元計画集」を活用し、チ ャレンジ精神、一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、基盤となる能力や態度を身に付けさ 第2表の2

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

9 せる。

ウ 学園の教員の専門性を生かした選択交流学習の場を活用し、学園の児童・生徒が共に学ぶ楽し さを味わわせるとともに、一人ひとりの興味・関心に応じて、新たな学習課題に挑戦する機会 を保障する。

エ 幼・保・小・学童保育所との交流を行うことによって、「小1プロブレム」の解消とともに、ス タートプログラムの開発を行い、第1学年児童なりの自主性・実践力・協調性を高め、学校生 活に意欲的に取り組ませる。

オ 連雀学園「わが家の『まなび』のスタンダード」を活用し、体力・心力・学力をバランス良く 育成できる基本的な生活習慣を身に付ける。

カ 「四小ウィンド・バンド」として吹奏楽活動を行い、音楽を友達と創り上げる楽しみ、継続し て一つのことをやり遂げる達成感を味わわせ、音楽に親しみ情操豊かな児童を育てる。

キ コミュニティ・スクール委員会と連携し、地域諸団体が主催する活動に児童の参加を促し、小・

中・地域の一体感を育成しつつ児童の健全育成を行い、地域とのかかわりの価値を考えさせる。

また、オリンピック・パラリンピック教育の趣旨を踏まえ、地域のスポーツイベントへの参加 を促進する。

ク 昨年度までのオリンピック・パラリンピック教育で学んできたことを財産として実践し、これ からの社会に必要な「多様性と共生」などの感覚を育てる。

(3)生活指導・進路指導 ア 生活指導

(ア) 小・中一貫の視点での生活指導を重視し、学園で共通理解して取り組む。特に、問題が起き てからの取組みではなく、先を見通した生活指導を学園共通で実践する。また、そのための学 園内での情報交換を行う。そして、いじめのない学校づくりを目指し、児童の実態把握といじ めの早期発見・早期解決・未然防止に努めるとともに、解消率の向上を図る。

(イ) コミュニティ・スクール委員会のサポート部と積極的に連携し、学期1回の「あいさつ運動」

を実施する。あいさつ標語やポスターの作成の取組みを通してあいさつへの意欲付けを推進し ていく。

(ウ) 連雀学園の経営方針と児童の実態により、本年度の重点を「あいさつ」「ひと・もの・ときの 大切さの徹底」におき、理想的な人間関係づくりの基となる豊かな心の育成を図る。また、「四 小よい子のきまり」を基に、発達段階に応じた指導を行い、自律性を高めると同時に言葉遣い、

身だしなみ、清掃など小・中で身に付けるべき生活指導項目を具体的に示し、教職員が共通理 解して徹底する。

(エ) 家庭や地域、外部講師や関係諸機関と連携したセーフティ教室を実施し、不審者対応や情報 モラル、薬物乱用防止教室等についての学習を行う。また、児童の自殺防止に向けた「SOS の出し方に関する教育」を第5・6学年の年間指導計画に位置付け、スクール・カウンセラー などと連携し、教育相談機能を一層充実させる。

(オ) 幼・保・小・中の引き継ぎを確実に行うとともに、学園の管理職会、推進委員会等の場で情 報交換をしたり、指導の在り方を共通理解したりする。

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学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

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(カ) 「いじめ防止対策推進法」や「三鷹市いじめ防止対策基本条例」及び「三鷹市いじめ防止対 策推進基本方針」に基づいて、「学校いじめ防止基本方針」について見直し改善を図り、「いじ め対策委員会」の機能を強化させる。いじめ防止のための校内研修を年3回以上実施すること を通して、全ての教職員が「いじめ」の定義を正しく理解し、いじめに対する教職員の鋭敏な 感覚を醸成する。

(キ) 情報化社会における正しい判断や望ましい態度を育むため、情報モラルについて、児童の実 態を把握し、保護者の意識を高めながら、「SNS 東京ルール」や「連雀学園 SNS ルール」等の活 用を通して情報モラル教室の充実を図るとともにコミュニティ・スクール委員会やPTA、保 護者と連携し、児童の健全育成を図っていく。

(ク) 長期欠席・不登校児童については、「登校支援シート」を活用した組織的な取組を行い、

「A-room」等の関係諸機関との連携も推進していく。

イ 生き方・進路指導

(ア) 9年間を見通した指導計画のもと計画的かつ継続的な生き方・進路指導を行う。また、学園 で実践されるすべての教育活動を教育課程に位置付けて、児童に自己有用感・自己肯定感をも たせ、夢や希望をもって生き抜く力の育成を図る。

(イ) 年間指導計画に基づき、キャリア・アントレプレナーシップ教育に取り組み、児童が自己理 解を深め、他者との人間関係を構築し、現在や将来の生き方を考え、望ましい職業観、勤労観 を育んでいけるようにする。そのため、学園で交流する機会を設けたり、中学校体験等を通し て、児童なりに見通しをもたせたりする活動を行う。

(4)教育支援

ア 「三鷹市教育支援プラン2022(第2次改定)」に基づき、通常級、支援級を含めた学園とし ての教育支援の在り方について、学園の教育支援コーディネーターを中心に検討し、実践する。

また、学園として共通した形式の個別指導計と個別の教育支援計画を十分に活用して支援の充 実を図り、個別最適化された教育を推進する。

イ 小学校での校内通級指導を十分に機能させるとともに、通常の学級でのユニバーサルデザイン を意識した指導の充実を図り、教員や保護者の共通理解のもとに支援の充実を図る。

ウ 広報活動の充実等を通して、保護者・地域への啓発活動を推進し、副籍事業や交流活動を工夫 して、教育支援についての理解と協力を深め、関係諸機関との連携を強化して取り組む。

(5)体力・運動能力向上

ア 「知・徳・体」のバランスのとれた人間形成に向けて、体力の向上を重点課題ととらえ、東京 都の体力・運動能力テストの結果を基に自校の課題を明らかにし、体育指導、生活習慣の改善 を図り、組織的・計画的に健康・体力の向上に努める。

イ 長なわ跳びや体幹を鍛える活動、持久走等、発達段階に合わせ、目標を明確にした取組みを行 い、体力の向上を目指す。また、家庭、地域と連携した体力向上の取組みを行うとともに「学 園としての取組み」についても積極的に関わる。

(6)その他

ア 児童・生徒のもてる能力を最大限に引き出し、一人ひとりの個に応じた指導により個別最適化 された教育を推進する。

第2表の4

(11)

学校名 連雀学園三鷹市立第四小学校

11 イ 健康教育

年間計画に健康教育を位置付け、児童・生徒が自分の体力を知り、関心を高める授業改善に取 り組むとともに、「新たな日常生活」の中で食事・睡眠・運動などに気を付けて生活できるよう に、家庭と連携を深めた活動を進める。

ウ 人権教育

(ア) 児童が人権尊重の理念を正しく理解するとともに、思いやりの心や社会生活の基本的ルール を身に付け、社会に貢献しようとする精神力を育めるよう、実態や発達段階に応じて計画的に 系統的な指導を実施する。

(イ) 人権教育推進担当者を中心に、人権教育全体計画をはじめ年間指導計画の整備を推進し、人 教育プログラム等をもとに研修を深めながら指導・改善を行う。

(ウ) 新型コロナウイルス感染症を理由とした差別や偏見を防ぐための指導を実施する。

エ 安全教育

(ア) 「安全教育プログラム」等を活用し、危険を回避する能力の育成を目指すとともに、「生活 安全」「交通安全」「災害安全」についての安全教育を、教育活動全体を通じて意図的・計画 的に実施する。さらに、近年の熱中症事故や台風被害等の実態を踏まえ、「安全教育プログラ ム」に基づく指導とともに、地域における防災訓練への参加を推進し安全教育のさらなる充 実を図る。

(イ) 災害発生時等の緊急事態にどのように対応するか等について、計画的・継続的な指導を行う とともに、保護者、地域、関係諸機関等との連携のもとに防災についての意識を高め、行動 できるようにする。

(ウ) 情報機器や情報通信ネットワーク等の危険性を理解し、安全な利用の仕方を身に付けるため に、小・中一貫カリキュラム「ICT 教育」や情報リーフレット「ネット社会を生きる力を育む ために」等を活用して情報モラル教育の充実を図るととともに、「セーフティ教室」などの機 会を通じて保護者・地域の啓発を推進していく。

第2表の5

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