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4 問題演習 解答例
4.1 第1回
演習問題 4.1 確率変数Xの密度関数がf(x)であるとはどう云う事か説明して下 さい。
任意のa≤bに対して
P[a≤X ≤b] = Z b
a
f(x)dx が成り立っている事。
演習問題4.2 密度関数が次のf(x)で与えられているデータ/確率変数Xに対して:
f(x) =
3x2 0≤x≤1 0 otherwise 確率P[−2≤X≤0.5]を求めて下さい。
P[−2≤X ≤0.5] = Z 0.5
−2
f(x)dx
= Z 0.5
0
3x2dx
= [x3]0.50
= 0.125
演習問題4.3 次の関数h(x)がある確率変数の密度関数であるためには:
h(x) =
ke−3x 0≤x 0 otherwise 定数kの値は幾つでなければならないでしょうか。
h(x)が密度関数であるためにはR1
−1h(x)dx= 1でなければなりません。従って
1 = Z 1
−1
h(x)dx= Z 1
0
ke−3xdx=
∑
−k 3e−3x
∏1
0
=k 3 によればk= 3が分かります。
4.2 第2回
演習問題4.4 次のデータの平均値と分散を求めて下さい。
{3,6,4,3,6,6,5,9,5,2,5,6}
まず平均値は
(平均値)= 3 + 6 +· · ·+ 6
12 = 5
であり、分散は
(分散)= (3−5)2+ (6−5)2+· · ·+ (6−5)2 12
= (2−5)2+ 2(3−5)2+ (4−5)2+ 4(6−5)2+ (9−5)2 12
= 9 + 8 + 1 + 4 + 16 12
= 19 6 となります。
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演習問題 4.5 白玉3個赤玉2個の入った袋から3個の玉を同時に取り出すとき白 玉の個数を表す確率変数をXとします。Xの確率分布表を書き、平均値と分散、
標準偏差を求めて下さい。
n 1 2 3
P[X=n] 103 106 101
E[X] = 95 = 1.8, V ar[X] = 259 = 0.36,p
V ar[X] = 35 = 0.6(計算略)。
演習問題4.6 密度関数が次のh(x)であるデータの平均値と分散を計算して下さい:
h(x) =
x 0≤x≤1
−x+ 2 1≤x≤2 0 otherwise.
このデータをXとして、まず平均値は
E[X] = Z 1
−1
xh(x)dx
= Z 1
0
x2dx+ Z 2
1
x(−x+ 2)dx
=
∑1 3x3
∏1 0
+
∑
−1 3x3+x2
∏2
1
=1 3 −8
3 + 4 +1 3 −1
= 1
です。また分散は
V ar[X] =E[X2]−1
= Z 1
0
x3dx+ Z 2
1
x2(−x+ 2)dx−1
= 1 4+
∑
−1 4x4+2
3x3
∏2 1
−1
=−1
4(16−1) +2
3(8−1)−3 4
= 56−45−9 12
= 1 6 となります。
4.3 第3回
演習問題4.7 Xが平均4、分散4の正規分布に従うとき、標準正規分布表を参照 して確率P[6≤X ≤9]を求めて下さい。
P[6≤X≤9] =P[2≤N(0,4)≤5]
=P
∑
1≤N(0,1)≤ 5 2
∏
=P[0≤N(0,1)≤2.5]−P[0≤N(0,1)≤1]
= 0.4938−0.3413
= 0.1525.
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演習問題4.8 Zが標準正規分布に従うとき、標準正規分布表を参照することによっ て条件P[Z≥t] = 0.015を満たすtの値を求めて下さい。
まず与えられた式からt >0である事が分かります。また、
0.015 =P[t≤N(0,1)]
0.5−0.015 =P[0≤N(0,1)≤t]
0.485 =P[0≤N(0,1)≤t]
ですから、標準正規分布表からt= 2.17が分かります。
演習問題 4.9 ある試験を30000人の受験者が受けました。100点満点のところ平 均点が63.6、標準偏差が13.4、点数の分布はほぼ正規分布でした。
(1)40点の受験者はだいたい上から何番目ですか。
(2)12000番の受験者の得点はだいたい何点ですか。
得点を表す確率変数をXとすると、題意よりこれはN(63.6,13.42)で近似されます。
(1)P[40< X]が40点を超えたの人の相対度数ですから、これに全体の人数であ
る30000を掛ければ大体の40点を超えた人の人数が出ます。
P[40< X]∼P[40< N(63.6,13.42)]
=P[−23.6< N(0,13.42)]
=P
∑
−23.6
13.4 < N(0,1)
∏
= 0.5 +P
∑
0≤N(0,1)≤23.6 13.4
∏
= 0.5 +P[0≤N(0,1)≤1.76]
∼0.9608 ですから、これに30000を掛けて
0.9608×30000 = 28824
となるので、40点の人は大体28800番目と考えられます。
(2)12000番の人がt点だったとすると 12000
30000 =P[t < X]
0.4 =P[t < N(63.6,13.42)]
=P
∑t−63.6
13.4 < N(0,1)
∏
ですが、この値が0.5より小さいためt >63.6であって 0.4 = 0.5−P
∑
0≤N(0,1)≤t−63.6 13.4
∏
0.1 =P
∑
0≤N(0,1)≤ t−63.6 13.4
∏
ですから標準正規分布表から t−63.6
13.4 ∼0.255 すなわち t∼67
が得られます。従って12000番の人は大体67点だったと考えられます。