第三次栗東市道路整備プログラム
平成 25 年 7 月
第三次栗東市道路整備プログラム
目 次
序 章 道路整備プログラムの見直しの背景と目的
1
1.見直しの背景と目的
1
2.計画期間
1
第1章 栗東市における道路整備の現状と課題
2
1.道路整備の現状
2
2.道路交通の課題
3
第2章 道路整備の基本方針
4
1.基本テーマと基本方針
4
2.道路整備の優先順位に係る方針
7
第3章 評価対象路線と評価手順の基本的な考え方
8
1.評価対象路線・区間
8
2.評価手順の基本的な考え方
10
第4章 早期事業化路線・区間の選定
11
1.道路整備プログラムの評価指標
11
2.道路整備の優先順位に係る評価
12
3.短期・長期整備路線の設定
14
第5章 中長期財政見通しと道路整備の整合性に係る検証
15
1.栗東市中長期財政見通し
15
2.短・長期整備路線・区間の概算事業費
16
3.中長期財政見通しとの整合に係る検証
16
第6章 今後の課題
17
1.関連事業等との調整と整備促進
17
2.アセットマネジメントの推進
17
3.骨格道路の整備促進
18
4. 狭 隘
きょうあい道路の解消
18
5.歩行者・自転車空間の整備促進
18
序 章 道路整備プログラムの見直しの背景と目的
1.見直しの背景と目的
現行の道路整備プログラムの策定から5年が経過し、この間、本市では、新幹線新駅設置 の中止や栗東新都心土地区画整理事業の廃止、財政事情が更に厳しさを増すなど、政策に大 きな影響を及ぼす様々な変化が生じています。 また、東日本大震災等の災害を教訓とした都市防災への関心の高まりや、環境保全・低炭 素社会の実現に向けた取り組みの普遍化、少子化・高齢化や人口の減少、これらを背景とし た交通バリアフリーへの対応など、都市を取り巻く社会情勢も大きく変化しています。 このような状況を踏まえ、平成 22 年度には「第五次栗東市総合計画」が策定され、また、 平成 23 年度には「第三次栗東市都市計画マスタープラン」、「栗東市都市計画道路見直し方針」 を策定し、本市の道路整備に係る新たな基本方針を示しました。 一方、滋賀県においては、平成 15 年度版「滋賀県道路整備アクションプログラム(5 年後 の平成 19 年度に見直し)」の策定から 10 年が経過したことから、平成 24 年度、その見直し が進められています。 本プログラム(第三次)は、このような背景を踏まえ、本市の上位計画や滋賀県道路整備 アクションプログラム等との整合を図りつつ、真に必要な道路の計画的かつ効率的な道路整 備を進めるために、路線ごとの整備の必要性や緊急性を客観的に評価し、整備の優先順位と 整備予定時期を定めることを目的とします。2.計画期間
計画期間は、平成 25 年度から平成 34 年度の 10 年間とします。滋賀県道路整備アクショ ンプラグラムとの整合を図り、平成 25 年度~29 年度の5年間を短期、平成 30 年度~平成 34 年度の5年間を長期とします。平成 35 年(10 年後)以降は、超長期という扱いとします。 尚、本プログラムについては、5年を目安として適切な時期に見直すものとします。 第三次 栗東市道路整備プログラム (平成 25 年 6 月) 第二次栗東市都市計画 MP (平成 19 年 3 月) 第二次栗東市道路整備 プログラム (平成 19 年 3 月) ≪様々な社会情勢の変化≫ ・新幹線新駅設置の中止 ・栗東新都心区画整理の廃止 ・厳しい財政状況 ・少子化・高齢化の進展 ・防災意識の高まり ・環境問題の普遍化 など 第四次栗東市総合計画 (平成 17 年 3 月) 県道路整備 ア クショ ン プロ グラ ム 第三次栗東市都市計画MP 都市計画道路見直し方針 (平成 23 年度) 第五次栗東市総合計画 (平成 22 年 4 月) 短期(H25~29 年度) 長期(H30~34 年度)計画期間 10年
超長期(H35 年度以降) 5年を目安に適切な時期に見直し第1章 栗東市における道路整備の現状と課題
1.道路整備の現状
平成 19 年 3 月に策定した現行プログラムで、短期整備(H18~22 年度)、中期整備(H23 ~27 年度)に位置づけた各路線の整備状況を検証すると、次のことが挙げられます。◆
◆
新
新
幹
幹
線
線
新
新
駅
駅
設
設
置
置
の
の
中
中
止
止
に
に
伴
伴
い
い
関
関
連
連
す
す
る
る
都
都
市
市
計
計
画
画
道
道
路
路
を
を
廃
廃
止
止
・新幹線新駅設置の中止に伴い、不可分の関係に ある栗東新都心土地区画整理事業も廃止となり、 新駅へのアクセス道路や栗東新都心地区(新幹 線新駅周辺)の骨格道路として計画した(都)栗 東駅前線や(都)蜂屋宅屋線などを廃止した他、 (都)上鈎志那中線や(都)手原中村線も現状の幅 員にあわせた計画変更が行われ、整備の必要性 がなくなっています。 ・また、同時並行で進められてきた草津線新駅の 計画も新幹線新駅設置の中止に伴い見通しが不 透明となったことから、(都)草津線北線や(都) 草津線南線なども廃止しました。◆
◆
栗
栗
東
東
新
新
都
都
心
心
土
土
地
地
区
区
画
画
整
整
理
理
事
事
業
業
廃
廃
止
止
後
後
の
の
後
後
継
継
プ
プ
ラ
ラ
ン
ン
に
に
基
基
づ
づ
く
く
道
道
路
路
整
整
備
備
の
の
進
進
行
行
・栗東新都心土地区画整理事業の廃止後、「環境」 と「新技術」による地域活力創生のまちづくり をテーマとした栗東新都心地区まちづくり基本 構想(後継プラン)を策定しました。 ・この計画に基づき、栗東新都心土地区画整理事 業跡地は企業立地促進法に基づく指定集積区域 に位置づけられています。 ・厳しい財政状況が続く中、企業誘致による地域 活力の向上は政策的にも重要な位置づけにあることから、当該エリアにおいて、積極的な 企業誘致とその基盤を支えるインフラ整備を先行的に進めています。◆
◆
国
国
道
道
1
1
号
号
バ
バ
イ
イ
パ
パ
ス
ス
、
、
国
国
道
道
8
8
号
号
バ
バ
イ
イ
パ
パ
ス
ス
の
の
進
進
捗
捗
・国事業である国道1号バイパスは、県道上砥山上鈎線までの早期供用開始予定で取組み、 また、国道 8 号バイパスは、合意を得られた箇所から道路幅杭打設・用地測量を行い、事 業進捗が図られています。 廃止 変更 図-新幹線新駅設置の中止等に伴う 変更・廃止路線 図-開発が進む栗東新都心地区跡地 (出典:リチウムエナジージャパン HP)2.道路交通の課題
道路交通の実態やアンケート調査結果、さらには栗東市都市計画道路見直し方針(平成 23 年度)の重点事項等から、本市における道路交通の課題は、以下のように整理できます。◆
◆
国
国
道
道
1
1
号
号
・
・
8
8
号
号
、
、
J
J
R
R
琵
琵
琶
琶
湖
湖
線
線
等
等
を
を
横
横
断
断
す
す
る
る
東
東
西
西
軸
軸
の
の
慢
慢
性
性
的
的
な
な
混
混
雑
雑
・ ・ 南北方向の幹線道路が、本市北部の平坦地に集中し、 市街地内を広域交通が通過することにより、慢性的 な交通混雑が発生しています。 ・また、国道1号・8号やJR琵琶湖線を横断する、 市東西軸である(主)栗東志那中線や(県)大津能登川 長浜線などで慢性的な交通混雑が発生しています。 ・ 現状の道路交通に対するアンケート調査結果からも、 交通混雑や渋滞に伴う問題意識が高くなっています。◆
◆
都
都
市
市
計
計
画
画
道
道
路
路
の
の
整
整
備
備
の
の
進
進
捗
捗
・本市の都市計画道路は、昭和7年に逢坂山三雲線(国道1号)が計画決定されたことにはじ まり、現在では 33 路線、総延長 70,770mが計画決定されていますが、整備済延長は 41,460 m、整備率は 58.6%(共に平成 25 年 3 月現在(予定含む))程度となっています。 ・特に慢性的な交通混雑の解消につながる、国道1号・8号バイパスやこれらに接続する東 西軸となる道路の整備が必要です。◆
◆
生
生
活
活
道
道
路
路
や
や
旧
旧
街
街
道
道
へ
へ
の
の
通
通
過
過
交
交
通
通
の
の
流
流
入
入
・幹線道路の慢性的な交通混雑から、通過交通の一 部が生活道路や歴史街道などに流入しており、地 域の生活環境や安全性の低下を招いています。◆
◆
自
自
転
転
車
車
・
・
歩
歩
行
行
者
者
ネ
ネ
ッ
ッ
ト
ト
ワ
ワ
ー
ー
ク
ク
が
が
不
不
足
足
し
し
て
て
い
い
ま
ま
す
す
・健康志向や環境意識の高まりから、ニーズが増大する傾向にある、自転車・歩行者ネット ワークが不足している状況にあります。 ・栗東市都市計画道路見直し方針(平成 23 年度)の検討過程でも「本市の市街地はコンパク トにまとまっていることから、自転車・歩行者軸を整備することで都市交通に係る多様な 課題が解決される」といった意見が提示されています。 ・現状の道路交通に対するアンケート調査結果からも、自転車・歩行者空間の安全性に係る 不満が高くなっています。 写真-渋滞する国道8号の様子 写真-通過交通が流入する東海道 の様子第2章 道路整備の基本方針
1.基本テーマと基本方針
本市の上位計画に示される将来都市像の実現に向け、道路整備に関しては、安全・安心な 暮らしの充実や都市の魅力・活力の向上に取り組み、便利で快適、住みよさを実感できる環 境を育んでいくことが必要です。 このため、栗東市都市計画マスタープランの理念や目標等を踏まえ、本市の道路整備に係 る基本テーマ、基本方針を次のように設定します。≪基本テーマ≫
風格都市栗東
〝人とひとをつなぐ風格あるみちづくり〟
≪基本方針≫
①
①
都
都
市
市
の
の
風
風
格
格
を
を
育
育
む
む
た
た
め
め
の
の
道
道
路
路
網
網
づ
づ
く
く
り
り
・これまでに整備されてきた道路ストックを最大限に活用するとともに、広域的な幹線道路 から生活道路に至るまで各段階別のそれぞれの機能が適切に発揮され、すべての人が利用 しやすい道路網づくりに戦略的・計画的に取り組みます。 ・幹線道路沿道等における計画的な土地利用の規制・誘導によりふるさと景観の保全を図り ながら、街路樹の整備や歩道の拡幅などにより、ゆとりとうるおいのある歩行空間の充実 に取り組みます。また、旧街道等への通過交通の流入を抑制する道路整備を進め、良好な 街並の維持・保全を図ります。 ・災害時にもライフラインが充分機能するよう、市街地の安全性を高める道路網づくりに取 り組みます。②
②
都
都
市
市
の
の
活
活
力
力
を
を
支
支
え
え
る
る
骨
骨
格
格
道
道
路
路
の
の
整
整
備
備
推
推
進
進
・ 国事業である国道1号・8号バイパスといった広域幹線道路の整備促進とあわせ、大津市 や草津市、守山市などの周辺都市との連携を強化する道路整備、都心風格エリアの魅力や 活力を支える道路整備を促進します。 ・県事業である(都)上鈎志那中線や(主)栗東信楽線の整備促進とあわせ、琵琶湖から市街地 中心部や名神栗東IC、金勝山系を結ぶ環境共生軸においては、沿道地域の特色や土地利 用との調和に配慮しつつ、円滑な人やモノの交流・循環を支える道路整備を促進します。 ・特に、環境・産業拠点では、栗東新都心地区まちづくり基本構想(後継プラン)に基づき、 「環境」と「新技術」による地域活力の創生を支援する道路整備を促進します。③
③
安
安
全
全
で
で
快
快
適
適
な
な
道
道
路
路
空
空
間
間
の
の
確
確
保
保
、
、
交
交
通
通
手
手
段
段
の
の
実
実
現
現
・低炭素社会の実現に向けて、誰もが安心・安全に歩いて暮らせるよう、安全で快適な歩行 者・自転車利用者空間の確保、公共交通機関の充実に取り組みます。 ・市街地中心部や通学路、交通結節点、公共施設周辺など歩行者が多い路線を中心に、ネッ トワークを考慮した歩きたくなる緑豊かな歩道の実現を図ります。 ・草津線の複線化や琵琶湖線の複々線化など鉄道の利便性向上や、鉄道駅周辺および隣接都 市中心部を結ぶ民間活力を活かしたバスネットワークの充実とともに、鉄道駅やバス停等 の分かりやすく、利用しやすい環境づくりに取り組みます。④
④
市
市
民
民
参
参
画
画
の
の
推
推
進
進
、
、
道
道
路
路
整
整
備
備
・
・
維
維
持
持
管
管
理
理
の
の
計
計
画
画
的
的
な
な
対
対
応
応
・市民主役のまちづくりへの転換が強く求められており、道路についても、計画段階におけ る意見反映機会の創出、道路整備時における協力、整備後の道路の有効活用など、市民と 行政の協働、連携を推進します。 ・少子高齢化の進展や公共投資への制約が強まる社会情勢を踏まえ、今後の道路整備にあた っては、必要となる道路整備を見極め、計画的かつ円滑な事業推進に取り組むとともに、 アセットマネジメントの考え方の導入による適切な維持管理や橋梁等を含めた施設の長寿 命化に努めます。≪将来道路ネットワーク≫
①
①
広
広
域
域
連
連
携
携
軸
軸
を
を
担
担
う
う
国
国
土
土
幹
幹
線
線
道
道
路
路
等
等
・広域交通を処理し、国土形成の一翼を担う国土幹線道路として以下の路線を位置づけます。 【対象路線】 ・名神高速道路 ・新名神高速道路 ・国道1号 ・国道1号バイパス ・国道8号 ・国道8号バイパス 図-国土幹線道路 国道1号バイパス 国道8号 新名神高速道路 名神高速道路 (都)大津湖南幹線 (都)二町播磨田線 国道8号バイパス (都)下鈎千代線 (都)下鈎出庭線 ( 都 ) 片 岡 栗 東 線 ( 都 ) 上 鈎 志 那 中 線 (都)小柿苅原線 ( 都 ) 手 原 中 村 線 ( 都 ) 上 鈎 上 砥 山 線 (都)大江霊仙寺線 ( 都 ) 野 洲 川 幹 線 ( 都 ) 蜂 屋 手 原 線 栗東IC ( 都 ) 下 笠 下 砥 山 線 (仮称) 栗東東JCT ( 主 ) 栗 東信楽線②
②
環
環
境
境
共
共
生
生
軸
軸
を
を
担
担
い
い
市
市
街
街
地
地
中
中
心
心
部
部
と
と
自
自
然
然
環
環
境
境
の
の
2
2
極
極
を
を
結
結
ぶ
ぶ
道
道
路
路
・市街地中心部及び近隣都市と名神栗東IC、金勝山系、あるいは琵琶湖方面を結び、人、 情報、経済の交流、循環を支える環境共生軸として以下の路線を位置づけます。 【対象路線】 ・(都)上鈎志那中線 ・(都)上鈎上砥山線 ・(都)手原中村線 ・(都)下笠下砥山線 ・(都)片岡栗東線 ・(都)野洲川幹線 ・(主)栗東信楽線 図-環境共生軸③
③
市
市
街
街
地
地
中
中
心
心
部
部
の
の
生
生
活
活
利
利
便
便
性
性
を
を
高
高
め
め
る
る
道
道
路
路
・都心居住拠点、生活文化拠点、環境・産業拠点へのアクセス性を向上し、都心居住の利便 性を高める道路として以下の路線を位置づけます。 【対象路線】 ・(都)上鈎志那中線 ・(都)上鈎上砥山線 ・(都)下笠下砥山線 ・(都)片岡栗東線 ・(都)二町播磨田線 ・(都)下鈎千代線 ・(都)小柿苅原線 ・(都)大江霊仙寺線 ・(都)下鈎出庭線 ・(都)蜂屋手原線 ・(市)霊仙寺北中小路線 ・(市)手原辻線 図-都心環状道路 ・特に、(都)上鈎志那中線は、国道1号、(都)大津湖南幹線から都心居住拠点ならびに環境・ 産業拠点へのアクセス道路にふさわしい空間機能を備えた道路の実現を目指します。 国道1号バイパス 国道8号 新名神高速道路 名神高速道路 (都)大津湖南幹線 国道8号バイパス ( 都 ) 片 岡 栗 東 線 ( 都 ) 上 鈎 志 那 中 線 ( 都 ) 上 鈎 上 砥 山 線 ( 都 ) 野 洲 川 幹 線 ( 都 ) 下 笠 下 砥 山 線 (仮称) 栗東東JCT ( 主 ) 栗 東信楽線 (都)大江霊仙寺線 (都)小柿苅原線 栗東IC ( 都 ) 蜂 屋 手 原 線 (市)手原辻線 ( 市 ) 霊 仙 寺 北 中 小 路 ( 都 ) 手 原 中 村 線 (都)下鈎出庭線 都心居住 拠点 環境・産業拠点 生活文化拠点 (都)下鈎千代線 (都)二町播磨田線 ( 都 ) 大 門 野 尻 線 国道1号バイパス 国道8号 新名神高速道路 名神高速道路 (都)大津湖南幹線 国道8号バイパス ( 都 ) 片 岡 栗 東 線 ( 都 ) 上 鈎 志 那 中 線 ( 都 ) 手 原 中 村 線 ( 都 ) 上 鈎 上 砥 山 線 ( 都 ) 野 洲 川 幹 線 ( 都 ) 下 笠 下 砥 山 線 (仮称) 栗東東JCT ( 主 ) 栗 東信楽線 (都)二町播磨田線 (都)大江霊仙寺線 (都)小柿苅原線 (都)下鈎千代線 (都)下鈎出庭線 栗東IC ( 都 ) 蜂 屋 手 原 線2.道路整備の優先順位に係る方針
上位・関連計画の内容や道路整備・道路交通の実態等を踏まえ、効率的で効果的な本市の 道路整備に係る方針を次のように設定します。①
①
滋
滋
賀
賀
県
県
道
道
路
路
整
整
備
備
ア
ア
ク
ク
シ
シ
ョ
ョ
ン
ン
プ
プ
ロ
ロ
グ
グ
ラ
ラ
ム
ム
(
(
A
A
P
P
)
)
を
を
反
反
映
映
・国・県レベルの骨格道路整備と地域レベルの道路整備については、整備時期に関する十分 な整合を図り、効果的な道路整備を推進するため、滋賀県道路整備アクションプログラム に位置づけられる道路を先行的に整備します。②
②
施
施
行
行
中
中
の
の
道
道
路
路
を
を
先
先
行
行
的
的
に
に
整
整
備
備
・現在施行中の道路については、その整備効果を早期に発現させ、生活環境や経済活動の向 上に繋げるため、先行的に整備を進めていきます。③
③
地
地
域
域
の
の
活
活
力
力
を
を
支
支
え
え
る
る
主
主
要
要
プ
プ
ロ
ロ
ジ
ジ
ェ
ェ
ク
ク
ト
ト
に
に
関
関
連
連
す
す
る
る
道
道
路
路
の
の
先
先
行
行
的
的
な
な
整
整
備
備
・財政事情が厳しさを増す中、栗東新都心土地区画整理事業跡地における積極的な企業誘致 など、地域の活力を支える主要プロジェクトに関連する道路整備を先行的に進めます。④
④
道
道
路
路
交
交
通
通
の
の
様
様
々
々
な
な
問
問
題
題
・
・
課
課
題
題
を
を
解
解
決
決
す
す
る
る
道
道
路
路
を
を
先
先
行
行
的
的
に
に
整
整
備
備
・国道1号、8号やこれと接続する東西軸の慢性的な交通混雑、生活道路等への通過交通の 流入、自転車・歩行者動線の不足など、山積する道路交通の課題を解決し、いつまでも住 み続けたくなる市街地環境を整える道路整備を先行的に進めます。⑤
⑤
将
将
来
来
都
都
市
市
像
像
の
の
実
実
現
現
に
に
係
係
る
る
道
道
路
路
を
を
先
先
行
行
的
的
に
に
整
整
備
備
・広域連携軸や環境共生軸など、本市の上位計画に示された将来都市像を実現する道路整備 を先行的に進めます。 道路整備の現状 道路交通の課題 上位計画等の 位置づけ 市民意向 (アンケート)第3章 評価対象路線と評価手順の基本的な考え方
1.評価対象路線・区間
本市の道路交通に係る課題の解決や、本市の将来都市像を実現する道路ネットワークの構 築等をより効率的に推進する観点から、以下の路線を評価対象路線・区間とします。◆評価対象路線・区間
= 改良済を除く全ての「都市計画道路」
及び「1級市道」
※1級市道:栗東市道に関する条例第4条に基づき栗東市が認定した市道で、国、県道と集 落を結ぶ重要な道路等 表-評価対象路線・区間一覧 3・2・6 野洲栗東線 国 国道8号 野洲栗東バイパス 101 2,570 4~6 22~53 国 国道1号 栗東水口道路 111 3,260 4 24 国(県) 山手幹線 112 1,420 4 24 県 (県)川辺御園線 121 2,570 4 24 市 122 830 4 24 県(市) (主)大津能登川長浜線 123 20 4 24 131 1,000 4 22 132 800 2 12 市 141 890 4 22 142 1,640 4 24 143 650 4 24 3・4・7 逢坂山三雲線 国 国道1号 151 2,830 2 16 161 200 2 18 162 120 2 16 163 270 2 16 3・4・31 出庭大篠原線 国 国道8号 171 1,580 2 16 181 850 2 18 182 670 2 18 183 440 2 18 184 460 2 18 3・4・36 宅屋立入線 市 191 1,300 2 16~20 3・4・83 上鈎上砥山線 市 201 400 2 16 3・4・84 手原駅新屋敷線 県 211 1,050 2 16 221 750 2 16 222 1,410 2 12 県 (県)六地蔵草津線 231 520 2 16 市 232 1,560 2 12 241 190 2 16 242 280 2 16 243 540 2 16 251 380 2 18 252 340 2 18 市 261 2,030 2 16 県 (県)石部草津線 262 2,020 2 16 3・4・113 蜂屋手原線 市 271 640 2 18 3・5・202 山寺辻越線 県 (県)石部草津線 281 3,430 2 12 291 280 2 12 292 1,400 2 12 3・5・504 下戸山灰塚線 市 301 1,150 2 12 311 880 2 12 312 370 2 12 1級市道 高野伊勢落線 市 321 950 - -1級市道 手原大橋線 市 331 280 - -1級市道 綣十里線 市 341 1,000 - -1級市道 名神北側道線 市 351 2,050 - -1級市道 六地蔵団地伊勢落線 市 361 500 - -1級市道 野洲川支線2号 市 371 1,930 - -種 別 路線番号 路線名 (都市計画道路名) (1級市道名) 管理者 (事業者) 国・県道名 区間 番号 計画 延長 (m) 車線 数 計画 幅員 (m) 都 市 計 画 道 路 3・3・6 山手幹線 3・3・13 下笠下砥山線 3・3・14 片岡栗東線 県 (県)片岡栗東線 3・3・15 野洲川幹線 県 (主)栗東信楽線 3・4・25 青地新田坊袋線 市 3・4・32 下鈎出庭線 市 3・4・85 手原中村線 県 (主)上砥山上鈎線 3・4・86 小野伊勢落線 3・4・87 大門野尻線 市 3・4・88 出庭林線 市 1 級 市 道 3・4・107 上砥山丸山線 3・5・503 美之郷上砥山線 市 3・5・505 小柿苅原線 市2.評価手順の基本的な考え方
先に整理した「道路整備の基本方針」を重視しつつ、原則、次の評価フローにより整備の 優先順位を検討します。 尚、短期、長期等の別は、“整備着手時”を基準として表記します。 (短期は、事業継続中を含む) ※国・県事業路線の評価については、それぞれの評価表記で別表(12ページ)に表します。 ※ただし、国・県道のうち、滋賀県道路整備アクションプログラム 2013 に位置づけのない路 線・区間については、整備時期を「未定」と表記します。 合計ポイント 30 点満点 15 点以上 10 点以上 15 点未満 10 点未満 ②評価指標に基づく検討 YES NO 施行中 である ①現時点における施行状況の確認 評価対象路線・区間 Step1 Step2 Step3 ③外的要因による検証 ・道路の整備方針に係 る滋賀県や隣接市と の調整 ・道路や河川整備など の関連事業とのスケ ジュール短期整備(H25~H29)
短期整備(H25~H29)
長期整備(H30~H34)
超長期整備(H35 以降)
<評価の視点> ・交通機能等 ・風格創造機能等 ・空間機能等 ・事業性等第4章 早期事業化路線・区間の選定
1.道路整備プログラムの評価指標
前章で整理した道路整備の基本方針を踏まえ、道路整備の優先順位を評価するための指標、配 点を次のように設定します。 優先順位に係る整合性を図る観点から滋賀県道路整備アクションプログラム客観的評価マニュ アルの評価基準(改築事業)や配点を一定程度準拠しつつ、地域独自の問題・課題や道路整備に係 る市民意見等を踏まえた中で、独自の評価指標を設定して評価を行います。 評価の視点 見直し評価指標 配点 評価指標の内容・考え方 該当の条件 交 通 機 能 骨格形成 機能 主要幹線道路 0.75 点 最高 0.75 点 最高 1.75 点 (5.8) 都市間や通過交通等の比較的長いトリップ長の交通を大量に処理するため、高水準 の規格を備え、高い交通容量を有する道路 栗東市都市計画マスタープランで「主要幹線道路」に位置づけら れた路線 幹線道路 0.50 点 主要幹線道路および主要交通発生源を有機的に結ぶ比較的高水準の規格を備えた 道路 都市全体に網状に配置することで都市の骨格および近隣住区を形成する道路 栗東市都市計画マスタープランで「幹線道路」に位置づけられた 路線 補助幹線道路 0.25 点 近隣住区と幹線道路とを結ぶ集散道路であり、近隣住区内での幹線としての機能を有 する道路(都市マスでの位置づけ) 栗東市都市計画マスタープランで「補助幹線道路」に位置づけら れた路線 ネット ワーク機能 道路網としての連続性の確保 0.50 点 最高 1.00 点 一部の未整備区間を整備することによって道路ネットワークの連続性を確保する道路 ネットワークを構成する区間の5割以上が整備済の路線 適正な道路密度の確保 0.50 点 道路の配置密度が低い地区(500mメッシュで骨格道路が無いエリア等)において、適 正な道路密度を確保する道路 概ね 500mメッシュの配置を実現する路線 風格創造機能 (都市構造上の 位置づけ) 広域連携軸の形成 2.00 点 最高 2.00 点 最高 6.50 点 (21.7) 広域交通を処理し、国土形成の一翼を担う国土幹線道路 栗東市都市計画マスタープランで「国土幹線道路」に位置づけら れた路線 環境共生軸の形成 2.00 点 広域的な玄関口を含む都心風格エリアと金勝連峰から広がる森林及び琵琶湖の水辺 の連携強化を図り、環境共生軸を形成する道路 栗東市都市計画マスタープランで「環境共生軸」に位置づけられ た路線 都心環状道路の形成 1.50 点 最高 4.50 点 都心居住拠点、生活文化拠点、環境・産業拠点へのアクセス性を向上し、都心居住の 利便性を高める道路 栗東市都市計画マスタープランで「市街地中心部の生活利便性 を高める道路」に位置づけられた路線 都市圏間の交流・連携 0.75 点 都市圏間の交流・連携を支援する道路 栗東市都市計画マスタープランで「主要幹線道路」に位置づけら れた路線並びに主要地方道 隣接都市との交流・連携 0.75 点 隣接都市との交流・連携を支援する道路 隣接する都市の道路と接続する路線(対象区間が行政界に隣接 する路線) I.Cや鉄道駅へのアクセス向上 0.75 点 I.Cや鉄道駅等にアクセスし、交通ネットワーク機能を高める道路 I.Cや鉄道駅から周辺2㎞以内に区間の5割以上が含まれる路線 主 要 な 公 共 公 益 施 設 等 へ の ア ク セス向上 0.75 点 主要な公共施設へのアクセス性を高める道路 市役所、コミュニティセンター、大規模公園、小学校から周辺1㎞ 以内に区間の5割以上が含まれる路線 空 間 機 能 快適性 充 実 し た 歩 行 者 空 間 と 都 市 景 観・緑化の形成 2.00 点 最高 2.00 点 最高 3.25 点 (10.8) 歩行者空間の連続性を確保すると共に都市景観に配慮し、重点的に緑化する道路 歩道幅員 4.5m以上の路線 1.50 点 歩行者空間の連続性を確保すると共に都市景観に配慮し、重点的に緑化する道路 歩道幅員 3.5m以上の路線 通学路等の整備 1.25 点 最高 1.25 点 通学路として機能する道路 小学校から周辺1㎞、中学校、高校から周辺2㎞以内に区間の5 割以上が含まれる路線 防災性 延焼の遮断機能 2.00 点 最高 6.00 点 (20.0) 最高 6.00 点 (20.0) 火災発生時において延焼を遮断する道路 幅員 12m以上で区間の5割以上が市街化区域に位置する路線 災害時の避難路 2.00 点 災害時において避難路として機能する道路 幅員 12m以上で区間の5割以上が市街化区域に位置する路線 災害時の緊急輸送路 2.00 点 災害時において緊急輸送路として機能する道路 緊急輸送路に位置づけられている路線 指定避難場所が集積する小学校周辺エリアにアクセスする路線 事 業 性 等 事業性 進 行 中 の 関 連 プ ロ ジ ェ ク ト と の 一体的整備 4.00 点 最高 4.00 点 (13.3) 最高 4.00 点 (13.3) 現在進行中の関連プロジェクトを支援する道路(プロジェクトは進行しているが道路が 未整備のケース) 栗東新都心土地区画整理事業廃止後の後継プランに基づく路線 国道1号、8号バイパスに関連する路線 緊急性 (問題・課題 の解消) 渋滞・混雑解消 3.00 点 最高 7.50 点 (25.0) 最高 7.50 点 (25.0) 交通混雑・渋滞の解消に貢献する道路 栗東市都市計画道路見直し方針(見直し対象路線カルテ)で渋 滞・混雑解消への貢献が確認された路線 地域分断の解消 2.50 点 国道1号、8号による地域分断の解消に貢献する道路 栗東市都市計画道路見直し方針(見直し対象路線カルテ)で地 域分断解消への貢献が確認された路線 通過交通の抑制 2.00 点 旧街道に流入する通過交通の抑制に貢献する道路 栗東市都市計画道路見直し方針(見直し対象路線カルテ)で通 過交通抑制への貢献が確認された路線 住民参加 計画段階からの住民参加、住民要 望 1.00 点 最高 1.00 点 (3.4) 最高 1.00 点 (3.4) 計画段階から住民が参加するまちづくり計画に位置づけられ、地域からの要望がある 道路 検討の経緯がある路線2.道路整備の優先順位に係る評価
評価手順、評価指標により、評価対象路線・区間の整備の優先順位に係る評価を行うと以下の結果とな ります。尚、Step4の外的要因による検証のうち、長期財政計画との整合については次項で検討します。 Step1 Step3 事業性 住民参加 主要 幹線 道路 幹線 道路 補助 幹線 道路 道路網 としての 連続性 の確保 適正な 道路密 度の 確保 広域 連携軸 の形成 環境 共生軸 の形成 都心環 状道路 の形成 都市圏 間の交 流・連携 隣接都 市との 交流・ 連携 I.Cや鉄 道駅へ のアクセ ス 向上 主要な 公共公 益施設 等への アクセス 向上 通学路 等の 整備 延焼の 遮断 機能 災害時 の 避難路 災害時 の 緊急 輸送路 進行中 の関連 プロジ ェクト との 一体的 整備 渋滞・混 雑解消 地域 分断 の解消 通過 交通の 抑制 計画段 階から の住民 参加、住 民 要望 0.75 0.50 0.25 0.50 0.50 2.00 2.00 1.50 0.75 0.75 0.75 0.75 2.00 1.50 1.25 2.00 2.00 2.00 4.00 3.00 2.50 2.00 1.00 市 122 830 4 24 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 23.25 ・将来交通需要推計を踏まえ、2車線化への変更等について、滋賀県との調整が必要 超長期 県 (市)(主)大津能登川長浜線 123 20 4 24 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 16.75 ・区間番号122(下笠下砥山線)の2車線化検討に 伴い、国道交差構造の検討調整が必要 超長期 3・3・15 野洲川幹線 市 141 890 4 22 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● 11.50 ・河川区域と重複するなどの物理的制約あり ・将来交通需要推計を踏まえ、2車線化への変更 等について、滋賀県、守山市との調整が必要 超長期 161 200 2 18 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 12.00 ・国道1号にアクセスする路線であるため、(都)下 笠下砥山線などの周辺ネットワークを構築する路 線との一体的整備が必要(単独整備では、地区内 への通過交通の流入を助長する恐れがある) 超長期 162 120 2 16 事業中 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ - 短 期 163 270 2 16 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 14.25 ・草津川廃川敷の利活用や当該路線が接続する (都)東草津山寺線の整備方針等を踏まえ、草津市 との調整が必要 超長期 181 850 2 18 事業中 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ - 短 期 182 670 2 18 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 15.00 - 短 期 183 440 2 18 未整備 ● ● ● ● ● ● 6.00 - 超長期 184 460 2 18 未整備 ● ● 2.25 - 超長期 3・4・36 宅屋立入線 市 191 1,300 2 16~20 未整備 ● ● ● ● 3.75 - 超長期 3・4・83 上鈎上砥山線 市 201 400 2 16 概成済 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 15.75 ・概成済であり、車両の通行に係る機能は概ね確 保されている ・整備の影響が、上鈎池(調整池、農業用水)に及 ぶため管理者との調整が必要 超長期 3・4・86 小野伊勢落線 市 232 1,560 2 12 未整備 ● ● ● ● ● ● 6.25 - 超長期 241 190 2 16 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 15.00・隣接する守山市との調整が必要 超長期 242 280 2 16 事業中 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ - 短 期 243 540 2 16 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 16.75 ・関係機関との調整に要する期間の想定が難しく、 事業認可時期が未定であるため、滋賀県道路整備 APでは事業化検討路線となっているが、栗東市の 方針としては短期整備を目指す。 短 期 251 380 2 18 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● 10.75・国道8号バイパス整備との時期的整合が必要 超長期 252 340 2 18 未整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 18.50 - 短 期 3・4・107 上砥山丸山線 市 261 2,030 2 16 未整備 ● ● ● ● ● ● ● 7.00 - 超長期 3・4・113 蜂屋手原線 市 271 640 2 18 事業中 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ - 短 期 291 280 2 12 未整備 ● ● ● ● 2.75 ー 超長期 292 1,400 2 12 未整備 ● ● 0.75 - 超長期 3・5・504 下戸山灰塚線 市 301 1,150 2 12 未整備概成済 ● ● ● ● ● ● ● ● 11.75 ・山手幹線にアクセスする路線であり、整備効果の 発現には、(都)下笠下砥山線との一体的整備が必 要であるが、(都)下笠下砥山線は、滋賀県道路整 備APにおいて、整備の予定なし 超長期 311 880 2 12 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 12.25・概成済であり、車両の通行に係る機能は、概ね確保されている。 超長期 312 370 2 12 事業中 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ - 短 期 1級市道 高野伊勢落線 市 321 950 - - 未整備 ● ● ● 3.00 - 超長期 1級市道 手原大橋線 市 331 280 - - 未整備 ● ● ● ● 3.25 - 超長期 1級市道 綣十里線 市 341 1,000 - - 未整備 ● ● ● ● ● ● 5.50 - 超長期 1級市道 名神北側道線 市 351 2,050 - - 未整備 ● ● ● ● 2.75 - 超長期 1級市道 六地蔵団地伊勢落線 市 361 500 - - 未整備 ● ● ● ● 2.75 - 超長期 1級市道 野洲川支線2号 市 371 1,930 - - 未整備 ● ● ● 2.75 - 超長期 3・3・13 下笠下砥山線 都 市 計 画 道 路 3・5・505 小柿苅原線 市 大門野尻線 市 出庭林線 市 3・4・87 3・4・88 1 級 市 道 3・5・503 美之郷上砥山線 市 3・4・32 下鈎出庭線 市 3・4・25 青地新田坊袋線 市 骨格形成機能 ネットワーク機能 現時点に おける施 行状況 交通機能 風格創造機能 計画 延長 (m) 車線 数 計画 幅員 (m) 外的要因 Step2 合 計 ポ イ ン ト 評価 結果 道 路 種 別 路線番号 路線名 (都市計画道路名) (1級市道名) 管 理 者 ( 事 業 者 ) 国・県道名 区間 番号 充実した歩 行者空間と 都市景観・ 緑化の 形成 快適性 防災性 緊急性(問題・課題の解消) 空間機能 事業性等101 (3・2・6野洲栗東線) 国 2,570 4~6 22~53 111 (3・3・6山手幹線) 国 3,260 4 24 112 (3・3・6山手幹線) 国 (県) 1,420 4 24 継 続 121 (3・3・13下笠下砥山線) 県 2,570 4 24 未 定 131 1,000 4 22 前 期 132 800 2 12 未 定 142 1,640 4 24 前 期 143 650 4 24 未 定 151 (3・4・7逢坂山三雲線) 国 2,830 2 16 171 (3・4・31出庭大篠原線) 国 1,580 2 16 211 (3・4・84手原駅新屋敷線) 県 1,050 2 16 継 続 221 750 2 16 未 定 222 1,410 2 12 未 定 231 (3・4・86小野伊勢落線) 県 520 2 16 未 定 262 (3・4・107上砥山丸山線) 県 2,020 2 16 未 定 281 (3・5・202山寺辻越線) 県 3,430 2 12 未 定 (3・4・85手原中村線) 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「有」 県が事業継続中 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「無」 (3・3・15野洲川幹線) (3・3・14片岡栗東線) 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「無」 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「無」 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「無」 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「無」 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「無」 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「有」 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「無」 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「有」 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「無」 国が事業継続中 国が事業継続中 滋賀県道路整備アクションプログラム2013に位置づけ 「有」 県が事業継続中 計画 延長 (m) 車線 数 計画 幅員 (m) 評価 結果 国 ・ 県 道 道 路 種 別 国道1号 栗東水口道路 山手幹線 滋賀県道路整備アクションプログラム2013の位置づけ等 管 理 者 ( 事 業 者 ) 県 県 県 国・県道名 (都市計画道路名) 国道8号 野洲栗東バイパス (県)川辺御園線 (県)片岡栗東線 (主)栗東信楽線 国道1号 国道8号 (県)六地蔵草津線 (主)上砥山上鈎線 (県)六地蔵草津線 (県)石部草津線 (県)石部草津線 区間 番号
第5章 中長期財政見通しと道路整備の整合性に係る検証
ここでは、本市が事業主体となる路線・区間(市道)のうち、道路整備の優先順位に係る 評価結果が短期、長期となった路線の事業費と平成 24 年度栗東市中長期財政見通しとの整合 性について検証します。1.栗東市中長期財政見通し
本市は、平成 24 年度において、25 年度から 34 年度までの 10 年間にわたる中長期財政見 通しを策定しています。 この見通しでは、平成 25 年度以降は、本市の歳入や一般財源がほぼ横ばいで推移する計 画となっています。効率的・効果的な都市基盤整備や社会保障の充実等を推進する観点から、 普通建設事業費も横ばいからやや減少する計画となっています。 グラフ-本市の歳入と普通建設事業費の推移 このうち、道路・街路整備に係る事業費は、中長期財政見通しの中の特定事業プランに位 置づけられており、平成 25 年度から平成 34 年度までの 10 年間で、約 22 億円の事業費(うち 地方負担額 11 億円)が計上されています。 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 歳入合計 一般財源 普通建設事業費 【短期】 【長期】 (百万円)2.短・長期整備路線・区間の概算事業費
本市が事業主体となる路線・区間(市道)のうち、道路整備の優先順位に係る評価結果が、 短期、長期となった路線の概算事業費(地方負担額)は、短期が約 12 億円、長期が約 6 億円 となります。 表-短期、長期整備路線の事業スケジュールと概算事業費(地方負担額)3.中長期財政見通しとの整合に係る検証
上記に示した、道路整備の優先順位に係る評価に基づく短・長期での整備路線・区間の概 算事業費(地方負担額)と、中長期財政見通しに基づく今後 10 年間の道路・街路整備事業の 計上状況を比較すると、乖離が生じている状況です。 また、短・長期に位置づけた路線の中には、中長期財政見通しの特定事業プランに未だ計 上されていないものもあります。さらに、特定事業プランの中には、道路・街路整備の他に、 橋梁などの既存ストックの長寿命化事業も含まれており、高度経済成長期に整備された社会 資本の効率的な維持・更新に向けて、これらに多くの費用を投じる必要性がさらに高まるこ とも想定されます。 一方、本プログラムで短・長期と位置づけた路線・区間でも、今後の社会経済情勢の変 化や関連事業の進捗状況、整備に係る地元調整などの影響から、計画どおりに整備できない ことも十分に考えられます。また、超長期と位置づけた路線・区間でも、住民主体や官民協 働による具体的なまちづくり計画が策定され、整備に向けた条件や熟度が高まった路線につ いては、随時、整備を検討していくことも必要です。 このように、今後の本市の道路整備に関しては、様々な条件を総合的に勘案しながら進 めていくことが必要であり、本プログラムにおける各路線・区間の整備スケジュールと毎年 度修正する中長期財政見通しとの整合を基準としつつ、その時々の状況の変化を踏まえて整 備スケジュールや投入する事業費を柔軟に見直しながら、より効率的な道路整備を推進して いくものとします。 その中で、整備計画が長期にわたる場合には、市民の皆さんの意向を確認する中で暫定 的な整備を行うなど、道路整備効果の早期発現に努めます。 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 3.4.25 青地新田坊袋線 162 120 2 16 事業中 短期 75 181 850 2 18 事業中 短期 165 182 670 2 18 未整備 短期 442 242 280 2 16 事業中 短期 223 243 540 2 16 未整備 短期 527 3.4.88 出庭林線 252 340 2 18 未整備 短期 350 3.4.113 蜂屋手原線 271 640 2 18 事業中 短期 173 3.5.505 小柿苅原線 311 1,250 2 12 事業中 短期 45 1,999 路線 番号 路線名 区間 番号 計画 延長 (m) 車線 数 計画 幅員 (m) 整備 状況 評価 結果 短期 長期 超長期 概算 事業費 (百万円) H25以降 3.4.32 下鈎出庭線 3.4.87 大門野尻線 事業費合計(百万円) 1,206 597 197第6章 今後の課題
本市の道路網は、名神高速道路や国道1号、8号などの国土幹線道路、都市の骨格を構 成する幹線道路、身近な生活空間の生活道路などによって構成されています。 栗東市都市計画マスタープランの基本理念である「風格都市栗東」を実現するためには、 それぞれの道路のもつ機能や役割を踏まえつつ、関連事業等との調整を図りながら、効率的 で効果的な道路整備を推進することが必要です。 一方、高度経済成長期に整備された橋梁やトンネルなどの都市基盤が、今後、徐々に更 新時期を迎えることから、これらを適切に維持・管理し、効率的な施設の更新を図っていく ことが必要です。また、健康志向の高まりや低炭素社会の実現に向けた取り組みが普遍化す る中、交通手段としての徒歩・自転車の利便性を高める環境整備が強く求められています。 このような状況を踏まえ、今後の道路整備は、以下に示す課題を考慮しながら進めてい くものとします。1.関連事業等との調整と整備促進
道路整備の優先順位は、各路線・区間が持つ道路機能や事業性等を総合的な観点から検 証して設定しています。 しかし、効率的・効果的なインフラ整備の観点から、幹線道路(国・県事業の道路)の整 備や河川改修事業等と関連する路線・区間については、これらの事業との時期的整合を図る ため、必要に応じて整備時期の調整が必要となります。また、道路整備の方針(4車線道路 の2車線化等)等について検討を要する路線もあり、滋賀県をはじめとする関係機関との調 整が必要となります。 道路整備の優先順位に係る評価結果をみると、(都)下笠下砥山線などは、非常に高い評 価結果となっており、早急な整備が求められる路線ですが、金勝川平地化事業との調整や、 将来交通需要の推計から車線数の変更に係る検証等が必要であり、早急な整備は難しい状況 です。 このため、道路整備の優先順位に係る栗東市の方針を明確にしつつ、関連事業の整備促 進等について、国、県、その他関係機関との調整を進め、本市の将来都市構造を実現する骨 格道路等の早期整備を目指します。 また、関連事業の整備・完了までに相当の期間を要する場合には、必要に応じて暫定的 な道路整備の方策等について検討していきます。2.アセットマネジメントの推進
戦後の高度経済成長期から約 40 年が経過し、急速な都市化の中で整備された多くの橋梁 やトンネルなどの都市基盤が、今後、徐々に更新時期を迎えます。 このため、これらの都市基盤の状態を的確に把握し、客観的な評価の基に最適な対策と 更新時期等を検討する中で、計画的かつ効率的に維持・管理していくことが必要です。 このような社会資本の適切な維持・管理(アセットマネジメント)を推進することで、橋 梁やトンネルなどの更新時期の平準化が図られ、財政負担を軽減することにも繋がります。3.骨格道路の整備促進
本市における道路交通の大きな課題の1つに、幹線道路の渋滞から発生する経済活動へ の影響や、周辺生活道路への通過交通の流入による地域生活環境への影響があります。これ らの課題解決に向けて、(都)山手幹線(国道1号バイパス)や(都)野洲栗東線(国道8号バイ パス)などの主要幹線道路の整備を促進していくことが重要です。 また、これらの主要幹線道路に接続する幹線道路等を一体的に整備することで、より高 い効果の発現が期待できます。 特に、交通混雑が著しい県道片岡栗東線((都)片岡栗東線)や県道川辺御園線((都)下笠 下砥山線)等については、交通容量の拡大が望まれます。 また、これらの路線は、「風格都市栗東」のシンボルともなる「環境共生軸」の主要路線 として、本市の風格を具現化する道路景観を備えることが望まれます。4. 狭 隘
きょうあい道路の解消
身近な生活空間において、区画道路などの生活道路は、良好な住居環境の形成や災害時 の避難路として重要な役割を果たします。 本市は、これら生活道路の整備水準が低く、建築基準法に定められた最小幅員(4m)が確 保されていない道路(建築基準法第 42 条第 2 項のいわゆる 2 項道路、狭隘道路)が多く残さ れており、防災、救急、消防、日照、通風などの面で障害となることが懸念されています。 本市では、狭隘道路を解消するため、市民の皆さんの協力を得ながら、狭隘道路の解消 に関する仕組み(条例等)の制度化や建築主を支援する体制づくりについて検討していきま す。5.歩行者・自転車空間の整備促進
少子高齢化の進展や環境保全等に向けた取り組みが普遍化する中、人と地球にやさしく、 安全で快適な日常生活の確保に向けて、ユニバーサルデザインに配慮した歩行者・自転車空 間の整備を促進していくことが重要です。 特に、都心風格エリア内においては、自動車に過度に頼らない交通弱者と地球環境にやさ しい都心居住の場を実現する観点からも、歩行者・自転車ネットワークの形成を進めます。 また、歩道のバリアフリー化、街路樹の整備、沿道施設と連携した緑化推進などにより、風 格を感じさせる街並み形成を進めます。 各都市拠点や小学校、コミュニティセンターなど地域コミュニティ施設の周辺においては、 歩行者・自転車利用者の安全で快適な道路環境を確保するため、「あんしん歩行エリア」の 活用など、公安委員会や道路管理者などと連携して、歩行空間の充実、総合的な交通事故防 止対策を推進します。 自転車を利用しやすい地形条件などを踏まえ、市域の一体感を醸成するネットワークづく りを促進するとともに、鉄道駅におけるレンタサイクルの設置やコミュニティサイクルの導 入など、利用促進に向けた環境づくりを進めます。図-都心風格エリア『人にやさしい緑の道づくり』プロジェクト (出典:第三次栗東市都市計マスタープラン) このような歩行者・自転車空間の整備は、市域全体を対象とした歩行者・自転車空間の整 備方針との整合を図りながら、検討することが重要です。しかし、本市ではこのような全体 計画が策定されていないことから、今日の社会情勢や地域特性等を踏まえつつ本市全体を対 象とした歩行者・自転車空間のあり方について、今後、検討していきます。 更に、本格的な高齢化社会を迎える中、市街地中心部や通学路、駅などの交通結節点、公 共施設周辺などの歩行者が多いエリアについては、バリアフリー基本構想(高齢者、障害者 等の移動等の円滑化の促進に関する法律に基づき、バリアフリー化に関する基本的な方針や 対象区域、事業の内容等をまとめたもの)などを策定する中で、全ての人にとって安全で快 適な歩行者・自転車空間の確保に努めていきます。