環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム
目次
マップとレイヤについて ... 2
地図操作 ... 3
●背景図の選択 ... 5 ●地図への情報表示 ... 6 ●地図への情報表示(属性情報) ... 11 ●計測 ... 17 ●メモ ... 18 ●凡例一覧の表示 ... 21 ●印刷 ... 22 ●概観図の利用 ... 23 ●操作例 ... 24マップとレイヤについて
環境アセスメント環境基礎情報データベースシステムは GIS を使用した システムです。GIS とは、標準地図や電子国土基本図といった背景の上 にレイヤを重ね合わせて表示し、レイヤ個々に登録されている情報を引 き出すことができるシステムです。 レイヤには大きく分けて点、線、面の3つの情報があります。これらを束 ねたものをここではマップと呼びます。 点情報として登録されているレイヤの例としては河川端点、レッドデータ 土壌(点)などがあります。 線情報として登録されているレイヤの例としては河川、港湾区域界など があります。 面情報として登録されているレイヤの例としては湖沼、日本の地形レッド データ(面)などがあります。3
地図操作
操作パネルでは、地図の拡大・縮小・移動、前後の画面への切り替え を行います。 メニューバーでは、計測・メモ、地名等検索、情報項目、背景図、情 報表示、印刷します。 “地球”ボタンで小縮尺の日本地図を表示します。 上下左右の矢印ボタンで矢印の方向へ地図が移動します。 “左”ボタンでひとつ前の画面、 “右”ボタンで次の画面へ表示が 切り替わります。 “△”ボタンで拡大表示、 “▽”ボタンで縮小表示になります。 スクロールバーをドラッグすると、縮尺が変わります。 “手”ボタンを選択した状態では、地図をマウスドラッグで動かすことができま す。また、 “+” ボタンで範囲を指定すると地図が拡大、 “―” ボタンで範囲を 指定すると地図が縮小します。 計測: 点、線、長方形、円、多角形での計測(座標表示、距離計測、面積計測)ができます。 メモ: 一時的に画面に任意の図形(点、線、長方形、円、多角形、文字列)を描画できます。 地名等検索: 入力された文字列から位置検索を行い該当位置に移動できます。 情報項目: 地図上に表示する情報項目を一覧から選択することができます。 背景図: 背景地図(標準地図、淡色地図、色別標高図など)を選択することができます。 情報表示: レイヤに対し、属性条件を入力して検索し、合致したデータを一覧表示することができます。 また、図形と重なる範囲内に、レイヤの属性を検索することができます。 印刷: 印刷プレビュー、印刷(JPEG、 PDF、PNG)することができます。 凡例: 表示されているレイヤから、凡例一覧を表示します。4 メニューをクリックすると、各機能のウインドウが表示されます。各 ウインドウの上部には、機能の説明、ツールバーには、ウインドウを 閉じることのできるアイコン、ウインドウを畳むことのできるアイコ ンがウインドウ共通の機能として用意されています。 また、ウインドウは、マウスでドラッグし、画面内の任意の位置に移 動することができます。 ウィンドウを畳むことができます。 ウィンドウを閉じることができます。 機能の説明
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●背景図の選択
補足 背景地図は、下記から選択できます。 ・地理院地図(標準地図) ・地理院地図(写真) 電子国土基本図(オルソ画像) 全国ランドサットモザイク画像 世界衛星モザイク画像 ・地理院地図(色別標高図) ・地理院地図(淡色地図) ・地理院地図(白地図) ・基盤地図情報・ArcGIS Online ESRI 地形図 ・ArcGIS Online ESRI 道路地図 ・ArcGIS Online ESRI 衛星画像
※「地理院タイル一覧:http://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html」
① 背景図をクリック
② 表示したい背景地図をクリックするとメイン画面に反映 されます
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●地図への情報表示
地図上に表示する情報項目をツリーから選択することができます。 情報項目画面 ① 情報項目をクリック ② 表示したい情報項目にチェックを入れると、メイン画面に情報が表示され ます。 ※情報項目ごとに表示縮尺範囲が異なります。7 情報整備モデル地区環境情報を地図上に表示したい場合 情報項目画面 情報整備モデル地区環境情報の追加画面 ① 情報整備モデル地区環境情報を追加するをクリック ② 追加したい情報整備モデル地区環境情報の追加ボタンをクリック
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情報項目画面
地図上に、追加した情報整備モデル地区環境情報が表示されます。
③ 追加した情報整備モデル地区環境情報が表示されます
9 地域既存環境情報を地図上に表示したい場合 情報項目画面 地図上に、追加した地域既存環境情報が表示されます。 ① 追加したい地域既存環境情報にチェックを入れる ② 地図上に、追加した地域既存環境情報が表示されます
10 情報項目の情報「内容、原典、整備年度、参照先 URL、留意事項、表 示縮尺の制限」を確認したい場合 情報項目画面 ① 確認したい情報項目の「情報を見る」ボタンをクリック ② 地図の情報及び説明画面が、表示されます
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●地図への情報表示(属性情報)
レイヤに対し、属性条件を入力して検索し、合致したデータを一覧表 示することができます。また、図形と重なる範囲内に、レイヤの属性 を検索することができます。 情報項目画面 情報表示「レイヤの空間条件検索」を行います。 ① 情報項目をクリック ② 表示したい情報項目にチェックを入れると、地図に情報が表示されます。 ※情報項目ごとに表示縮尺範囲が異なります。 ① 情報表示をクリック ② 空間検索する図形をクリック ③ 地図上に図形を作成(押して開始、 放すと終了)すると、範囲内の属性 情報が表示されます。12
属性情報が一覧表示されます。
13 補足 情報表示機能の「レイヤの空間条件検索」では、メモ機能で作成した図形の 範囲を使用し、空間検索することができます。 ・メモした図形を使用し、空間検索 ① メモ機能で図形を作成 ② 情報表示機能でメモからをクリック ③ 作成した図形をクリック ④ 検索結果が表示されます
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属性情報は、地図上の主題(点、線、面)をクリックすることでも参 照することができます。
15 レイヤ情報の重なり順を変更できます。 移動前の情報項目画面 移動後の情報項目画面 ① 重なり順を変更したいレイヤをドラッグ ※重なり順の変更が可能なレイヤは青文字 で表示されます。 ② ドラッグしたまま移動し、ドロップ ※重なり順の変更が可能な位置の場合は緑 色のアイコンが表示されます。 ※重なり順の変更が不可な位置の場 合は赤色のアイコンが表示されます。
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●地名等検索
入力された文字列から位置検索を行い該当位置に移動します。 地名等検索画面 検索結果画面 ① 地名等検索をクリック ② 検索文字列を入力 ③ 検索をクリックすると、入力した住所に該当する目標物一 覧が表示されます。 ④ 一覧画面中から目的の場所をクリック すると地図が切り替わり、該当の場所 に移動します。17
●計測
計測機能では、矩形、多角形、点、線、円での計測(座標表示、距離計 測、面積計測)を行えます。 補足 計測では、計測する図形の色、線幅、線の種類、塗りつぶしのパターン、計 測値のフォントサイズを変更できます。 ① 計測をクリック ③ 計測する図形を選択し、地図をドラ ッグすると、地図上に計測値が表 示されます。 ※ 消しゴムのアイコンをクリック すると、地図上の計測図形全 てが消去されます。 ② 計測の単位、図形の描画色、線 のサイズ・種類、計測値のフォント サイズなどを選択18
●メモ
一時的に画面に任意の図形(点、線、長方形、円、多角形、文字列)を 描画できます。 < 図形でメモしたい場合 > < テキストでメモしたい場合 > ① メモをクリック ② 図形を選択 ③ メモする図形を選択し、地図をド ラッグすると、地図上にメモが表 示されます。 ② メモするテキストを入力 ③ テキストを地図に追加をクリッ クし、地図をクリックすると、地 図上にメモが表示されます。 ① テキストを選択19 補足 メモ機能では、作成した図形やテキストを保存、読み込むことができます。 ・メモの保存 ① ボタン「メモを保存」を押す ② 任意の場所に保存
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・メモの読込 (保存したメモの読み込み)
① ボタン「メモを読み込み」を押す
② 保存したメモを指定
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●凡例一覧の表示
表示されているレイヤについて、レイヤの表示状態を管理して動的に 凡例一覧を表示します。 ① 凡例をクリック ② 情報項目ウィンドウで、表示のチェックを ON に設定しているレイ ヤについて、凡例が表示されます22
●印刷
印刷プレビュー、印刷(PNG、JPEG 、PDF)することができます。
補足
印刷では、下記の各種印刷設定を行うことができます。 ・用紙サイズ(A4 縦、A4 横、A3 縦、A3 横)
・出力形式(PNG、JPEG、PDF) ・余白の設定(広い、標準、狭い) ・印刷タイトル ・出力のON/OFF(四隅、凡例、スケール、方位記号) ① 印刷をクリック ② 用紙サイズ、印刷タイトル などの各種印刷設定を行う ③ プレビューをクリック
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●概観図の利用
地図画面右下の「概観図」では、メインの地図画面がどの位置を表示 しているのかについて、概観図内に表示されるグレーの四角形で表示 しています。また、グレーの四角形を動かすことで、メインの地図の 表示位置も変更することができます。24
●操作例
1)「レッド・データ土壌」の情報を見る上での操作方法について、説明し ます。 ① 地図を見るをクリック ② 情報項目をクリック25 ③ 土壌及び地盤の状況/レッド・データ土壌 の参照したいレイヤのチェックを ON にし ます ④ レッド・データ土壌の表示縮尺範囲まで拡大すると、レッド・データ土 壌を見ることができます。 ※情報項目ごとに表示縮尺範囲が異なります。
26 レッド・データ土壌の属性情報を表示します。 ⑤ 情報表示をクリック ⑥ 矩形をクリック ⑦ 地図上に図形を作成(押して開 始、放すと終了)すると、範囲内 の属性情報が表示されます。
27 巻 末 資 料
こんなときは…
システムが起動しない。画面構成が崩れる。
ご利用のブラウザが、本システムの利用環境に合わない場合(バージョンが古 い等)、システムが正しく稼動しないことがあります。システムの利用環境を ご確認のうえ、再度アクセスしてください。地図の表示が遅い。
地図画像等、比較的大容量のデータを読み込みますので、回線の状況によっ ては表示などに時間を要する場合があります。快適にお使いいただくために、 ブロードバンド環境でのご利用を推奨しております。地図の表示部が白くなる。表示がおかしい部分がある。
ブラウザの表示サイズを変更した場合、地図の読み込みが追随できないことが あります。このようなときは、地図の移動や縮尺の変更などの操作をやりなお すと、正しく表示される場合があります。 ブラウザのキャッシュファイル(インターネット一時ファイル)に異常があ ると、システムが正しく稼動しないことがあります。このようなときは、ブラ ウザのキャッシュファイルを削除すると、正常に動作する場合があります。 (ブラウザのキャッシュファイルの削除方法については、各ブラウザのヘルプ、ホームページ等をご確認ください)環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム 地図操作マニュアル Ver 2.1 平成 28 年 5 月 環境省 総合環境政策局 環境影響評価課 環境影響審査室