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標準仕様書 6A V CVT ケーブル 1972 年 10 月施行 1998 年 12 月 ( 改定 04) ( 機能性化 ) 配電部 ( 主管部 ) 東京電力パワーグリッド株式会社 目的外使用禁止 転載禁止東京電力パワーグリッド株式会社

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(1)

標準仕様書

6A-17 6600V CVTケーブル

1972年10月 施行

1998年12月(改定04)

(機能性化)

配電部(主管部)

東京電力パワーグリッド株式会社

(2)

1. 総則

1.1 適用範囲 本品は,大容量配電を含む一般配電線路の変電所引出し部,その他洞道,管路,直理および電柱立上げ 部等の地中配電ケーブルに使用する。 1.2 関連規格 (1) C 2023 6600V トリプレックス形架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブル (2) JIS C 3005-1993 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法 (3) JIS C 3102-1984 電気用軟銅線 (4) JIS C 3606-1993 高圧架橋ポリエチレンケーブル (5) JEC-3403-1990 電力ケーブル用プラスチックシース (6) JEC-3408-1997 特別高圧(11kV-275kV)架橋ポリエチレンケーブルおよび接続部の高圧試 験

(7) IEEE std. 383-1974 Vertical Tray Flame Test

(8) ASTM E 662-1983 Standard Test Method for Specific Optical Density of Smoke Generated by Solid Materials

(9) JIS K O105-1982 排ガス中のふっ素化合物分析方法 (10) JIS K O107-0995 排ガス中の塩化水素分析方法 1.3 種類及び記号

記号は CVT とする。種類は導体断面積により区分し,次のとおりとする。

(注) CVT とは,Cross-Linked Polyethylen Insulated Vinyl Sheathed Triplex Type Power Cable の略号である。 記号 線 心 数 シース種類 公称断面積(mm2 CVT トリプレックス形 難燃用 60,100,150,200,250, 325,400,500,600 1.4 ケーブル表示 ケーブルには適当な箇所に a~e の事項を,更に各線心のビニルシース表面に f を長期にわたり容易に 消えないように連続表示する。 a 公称電圧(6600V) b ケーブル記号(CV) c 公称断面積(例 150mm2 d 製造者名又はその略号 e 製造年 f 難燃用を示す記号(F) [解説] 難燃用を示す記号 F を「連続表示」するとは約 30cm の間隔での表示,及びそれと同等なものを意味 する。 1.5 荷造 (1) ケーブルの両端を密封した後,1 条ずつドラム巻きとし,運搬中損傷しないように適当な方法で行う。 (2) 荷造表示 荷造には,適当な方法で次の事項を表示する。

(3)

b 公 称 電 圧 c 線 心 数 d 公称断面積 e 長 さ f 正 味 質 量 g 総 質 量(ドラム巻の場合のみ) h 製造者名またはその略号 i 製 造 年 月 1.6 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称又は記号,シース種類,及び公称断面積による。 例 6600V トリプレックス形架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブル 3×150mm2,または 6600V 難燃用 CVT 3×150mm2

2. 構造および材料

2.1 一般事項 本品は,導体を架橋ポリエチレンで絶縁し,塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンドを保護被覆とし て使用した,6600V 難燃用トリプレックス形架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブルである。 2.2 導体 導体は JIS C 3102(電気用軟銅線)に規定された軟銅線またはこれに準じたものを素線として構成し た円形圧縮より線で最外層のより方向を右(S)よりとし,十分な可とう性を有すること。導体外径の公 差は,60mm2以上 150mm2以下は±0.2mm,200mm2以上 600mm2以下は±0.3mm とする。 [解説] 「十分な可とう性を有すること」とはこれまでの知見によれば,導体の最外層のピッチは外径の 20 倍以下のもの,およびそれと同等なものをいう。 2.3 絶縁体 導体上に架橋ポリエチレンを付表の厚さに導体と同心円上に一様に被覆する。 ただし,導体に接する部分には内部半導電層として,押出内部半導電層を設けるものとする。なお,絶縁 体と内部,外部半導電層と接する面は平滑で層ばなれがあってはならない。 絶縁体の厚さ(内部半導電層の厚さは含まない)の平均値は付表の値以上とし,測定値の最小値は付表 の値の 90%以上でなければならない。 絶縁体外径の公差は付表の値の±0.7mm とする。 [解説] 「絶縁体と内部,外部半導電層と接する面は平滑で層ばなれがあってはならない」とは,従来の知 見からは,内部半導電層,絶縁体,外部半導電層の同時押出構造,およびそれと同等の特性を有す る構造をいう。 2.4 外部半導電層 絶縁体上には押出外部半導電層を設けるものとする。 なお,押出外部半導電層は容易に剥ぎとれるものとする。 押出外部半導電層の厚さは,測定値の最小値が 0.5mm 以上とする。 2.5 しゃへい 外部半導電層上に軟銅テープを十分に重ね巻きすることによって各心遮へいを施す。

(4)

[解説] 「十分に重ね巻きする」は,従来の知見からは,約 1/6 重ね,及びそれと同等のものをいう。 2.6 線心の識別 線心の識別は,白・赤・青の 3 色により行うものとする。 2.7 シース 遮へい上にビニルを付表の厚さに被覆する。シースの色は黒とする。シースの平均厚さは付表の値以上 とし,また測定値の最小値は付表の値の 95%以上でなければならない。 2.8 より合わせ ビニルシースを施した各線心を右(S)よりに適当なピッチでより合わせる。 [解説] 「適当なピッチ」とは,これまでの知見によれば,層心径の 30 倍以下のもの,及びそれと同等な ものをいう。 2.9 末端処理 ケーブルの両端を適当な方法で十分密封する。

(5)

3. 性能

ケーブルの性能は,4 の試験により試験を行ったとき,表 1 による。 表 1 項 目 性 能 試験方法 適 用 項 導体抵抗 付表の値以下 5.3 商用周波耐電圧 付表の試験電圧に 10 分間耐えること 5.4 絶縁抵抗 付表の値以上 5.5 静電容量 付表の値以下 5.12 誘電正接 0.1%以下 5.13 商用周波部分放電 6.9kV(電圧上昇時),5.3kV(電圧降下時)にて 10pC 以下 5.14 商用周波長時間耐電圧 35kV 1 時間に耐えること 5.15 雷インパルス耐電圧 95kV 3 回に耐えること 5.16 シース耐電圧 JEC-3403 6.性能 表 4 の耐電圧値に耐えること 5.17 引張強さ 絶縁体 10MPa(1.02kgf/mm 2)以上 5.6 シース 10MPa(1.02kgf/mm2)以上 伸び 絶縁体 350%以上 5.6 シース 120%以上 耐加熱 引張強さ 絶縁体 加熱前の値の 80%以上 5.7 シース 加熱前の値の 85%以上 伸び 絶縁体 加熱前の値の 80%以上 シース 加熱前の値の 80%以上 耐加熱変形性 絶縁体 厚さの減少率 40%以下 5.8 シース 厚さの減少率 50%以下 耐寒性 シース 試験片が破壊しないこと 5.9 難燃性 IEEEstd.383 等に準拠 表 5 による 5.10 耐油性 引張強さ シース 浸油前の値の 80%以上 5.11 伸び シース 浸油前の値の 60%以上 押出外部半導電層剥離力 常温 5~40N(0.51~4.08kgf)/12.7mm 幅 5.18 低温 手で剥ぎ取れること 加熱老化後 手で剥ぎ取れること 絶縁体異物ボイド 半導電層突起 ボイド 70μm 以下 5.19 異 物 アンバー 250μm 以下 ブラックメタル 100μm 以下 突起 250μm 以下

(6)

4. 試験および検査

試験および検査は次に定める項目について 5 に定める方法により行う。 4.1 型式試験 型式検査は製造者の品質水準を確認するために,次の試験項目について行い 2,3 の規定に適合しなけれ ばならない。なお,試料数は,ケーブル長 100m 以上の 1 ドラムとする。 (1) 外観試験 (2) 構造試験 (3) 導体抵抗試験 (4) 商用周波耐電圧試験 (5) 絶縁抵抗試験 (6) 引張試験 (7) 加熱試験 (8) 加熱変形試験 (9) 耐寒性試験 (10) 難燃性試験 (11) 耐油性試験 (12) 静電容量試験 (13) 誘電正接試験 (14) 商用周波部分放電試験 (15) 商用周波長時間耐電圧試験 (16) 雷インパルス耐電圧試験 (17) シース耐電圧試験 (18) 押出外部半導電層剥離力試験 (19) 絶縁体異物・ボイド・半導電層突起試験

5. 試験および検査方法

5.1 外観試験 外観試験は JIS C 3005(ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法)の 3 により行う。 5.2 構造試験 導体抵抗試験は JIS C 3005 の 5 により行う。 5.3 導体抵抗試験 導体抵抗試験は JIS C 3005 の 6 により行う。 5.4 商用周波耐電圧試験 商用周波耐電圧試験は JIS C 3005 の 8 の(2)により行う。 5.5 絶縁抵抗試験 絶縁抵抗試験は JIS C 3005 の 9.1 により行う。 5.6 引張試験 JIS C 3005 の 18 により行う。この場合引張速さは JIS C 3005 の 18 の表 4 の B(架橋ポリエチレン絶 縁体の場合),A(ビニルシースの場合)による。

(7)

5.7 加熱試験

JIS C 3005 の 19 により行う。加熱温度および加熱時間は,JIS C 3005 の 19 の表 5 の E(架橋ポリエ チレン絶縁体の場合),B(ビニルシースの場合)による。 5.8 加熱変形試験 加熱変形試験は JIS C 3005 の 25 により行う。 表 2 種 別 絶 縁 体 ビニルシース 加熱温度 120±3℃ 120±3℃ 表 3 種 別 公称断面積(mm2) 荷重 N(kgf) 絶縁体 60 100~400 500~600 34(3.47) 44(4.49) 49(5.0) シース 60~600 10(1.02) 5.9 耐寒試験 耐寒試験は,ビニルシースについて,JIS C 3005 の 24 により-15±0.5℃で行う。 5.10 難燃試験 難燃試験は,次の三つの試験項目によって行うものとする。 (1) 燃焼試験

IEEEstd.383 Vertical Tray Flame Test(垂直トレイ燃焼試験)により行うこととし,詳細は表 4 による。 (2) 発煙試験 ASTM E 662(NBS 法)の輻射燃焼法(ノン・フレーミング法)により行うこととし,詳細は表 4 によ る。 (3) ハロゲン化水素発生量試験 表 4 および表 5 により行う。

(8)

表 4 試験の 種 類 燃焼試験 発煙試験 ハロゲン化水素 発生量試験 ハロゲン化水素 発生量試験手順 試 験 の 方 法 ケーブルをその直径の 約 1/2 の間隔で垂直 ト レ イ に 並 べ , バ ー ナーに点火する。バー ナーの温度を約 815℃ に保ち,点火開始 20 分後にバーナーの火炎 を消し,ケーブルの着 火炎を消し,ケーブル の着火炎が消えるまで 観察する。 シース構成材料と同等 な縦 76mm,横 76mm,厚 さ 0.5mm±0.1mm の大 きさの試料をつくり, これを電気炉により試 料中央部の直径 38mm の範囲内に平均 2.5w /cm2のエネルギーを 輻射して加熱し,煙の 発生による光の透過率 が最小の値を測定し, 煙濃度に換算する。 シースから 0.5g の試 料を作り,シース成分 に塩素,臭素またはよ う素を含むものは(1) ~(5)まで,フッ素を 含むものは(1)~(4) および(6)により試験 する。(1)~(6)に ついては右欄を参照 (1) 吸収びんに 1/ 5N 水酸化ナトリウ ム溶液 50m を入 れ,乾燥空気供給 部,燃焼部および吸 収部の各部分を接 続する。 (2) 電気炉を炉中央 部温度が 300℃以 上 400℃以下にな るよう調節する。 (3) 空気を 500m / 分 ± 100m / 分で送入し,試料着 火しない温度で約 5 分間予熱した後, 炉の温度を 800℃ ±30℃に上昇させ, 30 分間加熱する。 (4) 吸収びんの吸収 液を水で 200m まで希釈した試料 を作る。 (5) 試料 100m を 採取し,これに濃硝 酸 ( JIS 特 級 ) 2m ,1/10N 硝酸 銀 20m および硝 酸第 2 鉄アンモニ ウム溶液 1m を 加え,1/1ON チオ シアン酸アンモニ ウム溶液で滴定す る。

(9)

表 5 試験の 種 類 燃焼試験 発煙試験 ハロゲン化水素 発生量試験 ハロゲン化水素 発生量試験手順 判 定 2 回の燃焼試験の結果, いずれも試料の上端ま で燃えないこと(ただ し,1 回目の試験にて 燃焼長さがケーブル下 端より 1500mm 未満で あるときはこれを合格 とする)。 5 回の発煙試験の結果, 煙濃度の平均値が 400 以下であるものを合格 とする。ただし,引き 続いて行った 3 回の試 験において煙濃度の最 大値がいづれも 400 以 下であるときには,こ れを合格とする。 3 回のハロゲン化水素 発生量試験の結果,ハ ロゲン化水素(フッ化 水素を除く)発生量が いづれも 350mg/g 以 下であり,かつ,フッ 化水素発生量がいづれ も 200mg/g 以下であ るものを合格とする。 (6) 試料 10m を 採取し,これに水 90m を加 え, 1 / 10N 塩 酸 で pH5.0 以上を加え て 250m として フッ化物用試料を 作り,次の方法に よりフッ化イオン 濃度を求める。 ア)フッ化物用試料 50m ずつを 2 つ のビーカーに採取 し,それぞれに JIS K O105 のフッ化物 イオン検量線溶液 (10μgF/m ) 10m を加え,こ のうち 1 つのビー カーに JIS K 0105 のイオン強度調整 用緩衝液(Ⅰ)を 40m 加えたもの を A 液とし,他の ビーカーに JIS K O105 のイオン強度 調整緩衝液(Ⅱ) を 40m 加 え た も の を B 液 と す る。 イ)A 液および B 液の そ れ ぞ れ に つ い て,JIS K 0105 に 定める電位差計を 用いて電位を測定 する。

(10)

ウ)A 液および B 液の それぞれの電位の 差が 3mV 以内の場 合には,B 液につ いて JIS K 0105 に より作成した検量 線を用い,フッ化 物イオン濃度を求 める。 エ)A 液および B 液の それぞれの電位の 差が 3mV を超える 場合は,フッ化物 用 試 料 50m 以 上について,JIS K O105 の定める妨害 イオンを除去する 操作を行い,当該 操作を行った試料 について B 液を調 整し,ウ)の操作 を行う。 5.11 耐油試験 耐油試験はビニルシースについて,JIS C 3005 の 20 によって行う。 5.12 静電容量試験 静電容量試験は,JIS C 3005 の 10 によって行う。 5.13 誘電正接試験 誘電正接試験は,JIS C 3005 の 11 によって行い,常温にて 3.8kV の商用周波電圧を加えるものとする。 5.14 商用周波部分放電試験 商用周波部分放電試験は完成品から適当な長さに試料をとり,端末部より部分放電が発生しないように 十分な処理を行った後,室温にて,線心外径の 10 倍径の円周に沿って 180°屈曲した状態で,導体と遮 へい間に周波数 50Hz または 60Hz の正弦波に近い交流電圧を加え,9.3kV まで徐々に上昇させた後,5.3kV まで徐々に降下させて行う。測定は 6.9kV(上昇時),5.3kV(降下時)についてのみ行うものとする。 なお,測定器は 10pC 以下の放電電荷量を測り得る精度を持ったものとする。 5.15 商用周波長時間耐電圧試験 商用周波長時間耐電圧試験は,JIS C 3005 の 12 によって行う。 5.16 雷インパルス耐電圧試験 雷インパルス耐電圧試験は,JIS C 3005 の 13 によって行う。極性は導体を負極性とする。 5.17 シース耐電圧試験 シース耐電圧試験は,JEC-3403 7.2.2(1)によって行う。 5.18 押出外部半導電層剥離力試験 (1) 常温試験 完成品より適当な長さのケーブル線心をとり,押出外部半導電層までむき出しのものを試料とし円 周上の任意の位置で試料の長さ方向に 12.7mm 間隔を有する 2 本の切れ目を押出外部半導電層に入れる。

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ついで 12.7mm 幅の押出外部半導電層を端部より適当長さを剥ぎ,この部分をつかんで試料長さ方向と ほぼ垂直な方向に毎分 500~800mm の速さで約 100mm 引張り,剥ぎ取りに要する力を測定する。なお, 引張り途中においても試料長さ方向と引張方向が常にほぼ直角となるようにする。剥離力の測定値は引 張始め,引張終わりなどの異常部分を除いた定常区間の最大値と最小値に平均値とする。ただし,最大 記録計を使用する場合,その読みを持ってこれに代えることができる。なお,試験を行う雰囲気温度は 20±15℃とする。 (2) 低温試験 完成品より適当な長さのケーブル線心をとり,押出外部半導電層までむき出しのものを試料として, 0℃以下の低温箱で 1 時間以上冷却した後,箱から取り出し,直ちに剥ぎ取り工具等の適当な治具を使 用して絶縁体しない切れ目を入れ試験する。 (3) 加熱試験 (2)と同様に試料を作成し,120±2℃の温度で 96 時間加熱後,50℃以上の恒温箱に 1 時間以上放置し た後,箱から取り出し,直ちに剥ぎ取り工具等の適当な治具を使用して絶縁体に達しない切れ目を入れ 試験する。 5.19 絶縁体異物・ボイド・半導電層突起試験 JEC-3403「特別高圧(11~275kV)架橋ポリエチレンケーブルおよび接続部の高電圧試験法」の 6.4 または 7.2 異物・ボイド・半導電層突起試験によって行う。

6. 製造者が説明および明示する事項

6.1 一般事項 製造者が検査申請をする場合は,つぎの各項,その他必要な事項について説明または明示した仕様書を 作成して当社に提出し,その承認を得るものとする。 なお,製造者がこの仕様書ならびに当社の承認した仕様内容を変更したい場合は,変更項目とその理由 を明示して,当社の承認を得るものとする。 (1) 導 体 : 構成 (2) 絶 縁 : 構造(半導電層の厚さ,絶縁体厚さ),材料,性能 (3) 外 部 半 導 電 層 : 構造(押し出し半導電層の厚さ),材質 (4) し ゃ へ い 銅 テ ー プ : 構造(テープ幅,厚さ,重なり値の概略値),材質 (5) 押 さ え テ ー プ : 有・無, 有りの場合のみ,構造(テープの幅,厚さ,重なり値の概略値),材質 (6) ビ ニ ル シ ー ス : 厚さ (7) 線心識別および表示 : 線心の識別および表示方法 (8) 仕 上 り 外 径 : (線心外径,より合わせ外径) (9) よ り 合 せ ピ ッ チ : (10) 設 計 質 量 : (ケーブル 1km 当たりの値) (11) シース絶縁抵抗値※ (12) 商用周波電圧長時間破壊値 (13) 雷インパルス耐電圧破壊値 ※ シース絶縁抵抗は JIS-C-3005 9.1(1)「水中」の測定に準じて行う。銅テープと浸水間の絶 縁抵抗を測定する。

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7. 付帯事項

7.1 一般事項 当社は型式審査にあたり,必要と認める時にはサンプル品の提供を求めることがある。 7.2 完成品検査の実施 納入者は完成品の良否を判定するために完成品検査を実施するものとする。 なお,検査項目,抜き取り率等は別途協議により定める。 7.3 社内検査成績書の提出 納入者は製品納入にあたり,納入ごとに社内検査成績書を当社へ提出することとする。 なお,検査項目,抜き取り率および報告形式等は別途協議により定める。

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付表 6600V トリプレックス形架橋ポリエチレン 絶縁ビニルシース電力ケーブル 公 称 断 面 積 導 体 形 状 導 体 外 径 絶 縁 体 厚 さ 絶 縁 体 外 径 シ ー ス 厚 さ よ り 合 せ 外 径 最 大 導 体 抵 抗 最 小 絶 縁 抵 抗 静 電 容 量 試 験 電 圧 概 算 質 量 約 20℃ (mm2) (mm) (mm) (mm) (mm) (mm) (Ω/km) (MΩ-km) (μF/km) (kV) (kg/km) 60 9.3 2.7 17.3 2.1 52 0.311 2000 0.37 17 2970 100 円 12.0 2.7 20.0 2.3 59 0.187 1500 0.45 17 4340 150 14.7 2.7 22.7 2.4 66 0.124 1500 0.52 17 5980 200 形 17.0 3.2 26.0 2.6 74 0.0933 1500 0.51 17 7720 250 19.0 3.2 28.0 2.7 79 0.0754 1500 0.55 17 9320 325 圧 21.7 3.2 30.7 2.9 86 0.0579 1000 0.61 17 11600 400 24.1 3.2 33.1 3.1 92 0.0471 1000 0.68 17 14000 500 縮 26.9 3.2 35.9 3.2 98 0.0376 900 0.74 17 17000 600 29.5 3.6 39.5 3.4 107 0.0314 900 0.71 17 20200

表 4  試験の  種  類  燃焼試験  発煙試験  ハロゲン化水素 発生量試験  ハロゲン化水素 発生量試験手順  試 験 の 方 法 ケーブルをその直径の約 1/2 の間隔で垂直ト レ イ に 並 べ , バ ーナーに点火する。バーナーの温度を約 815℃に保ち,点火開始 20分後にバーナーの火炎を消し,ケーブルの着火炎を消し,ケーブルの着火炎が消えるまで観察する。  シース構成材料と同等な縦 76mm,横 76mm,厚さ 0.5mm±0.1mm の大きさの試料をつくり,これを電気炉により試料中央部の
表 5  試験の 種  類  燃焼試験  発煙試験  ハロゲン化水素 発生量試験  ハロゲン化水素 発生量試験手順  判 定 2 回の燃焼試験の結果,いずれも試料の上端まで燃えないこと(ただし,1 回目の試験にて燃焼長さがケーブル下端より 1500mm 未満であるときはこれを合格とする)。  5 回の発煙試験の結果,煙濃度の平均値が 400以下であるものを合格とする。ただし,引き続いて行った 3 回の試験において煙濃度の最大値がいづれも 400 以下であるときには,これを合格とする。  3 回のハロゲン化水

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(Daily Start up and Shut down もしくは Daily Start Stopの略).

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

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