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緑のカーテン普及計画書

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Academic year: 2021

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本市は、昭和62 年 5 月に市と市民が一体となって八千代市を緑の都市とする ことを宣言いたしました。 いわゆる、「緑の都市宣言」です。 そして、同時に緑の都市を実現する推進母体として、「財団法人・八千代花と 緑の基金」が設立されました。 その後、行財政改革の一環の中で平成18 年 4 月に「財団法人・八千代市衛生 公社」と統合し、現在の八千代市環境緑化公社となっております。 この間、緑の都市実現のため公園や新川千本桜の管理など、市の受託業務を はじめ緑化団体の育成・援助や花苗の配布など、様々な事業を行っております。 中でも、「緑のカーテンづくり」については、地球温暖化を少しでも防ごうと 企業や個人の建物の壁面を「緑のカーテン」で覆い、冷房効果を高めようとい う試みがひろがっております。 また、東日本大震災に伴う電力供給の影響などから、特に、夏場における冷 房等の節電対応が求められております。 このような中で、当公社では、数年前から事務所の南側の壁面に「琉球アサ ガオの緑のカーテン」を作り、地面から屋上まで届く「緑のカーテン」が出来 上がっております。 そこで、当公社においては、この緑のカーテンの普及にあたり当公社が進め る緑化の推進と、市が進めている環境施策の中の新エネルギー・省エネルギー への推進、CO2 の削減などにも繋がることから、市と一体となって取り組む必 要性から、この「緑のカーテン普及実施計画書」を策定いたしました。 これからも、皆様と一緒に素晴らしい緑のカーテンづくりに取り組んでまい りますとともに、緑に囲まれた住みよい街づくりを目指し、取り組んでまいり ますので、より一層のご協力をお願いいたします。

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1.琉球アサガオの経緯

緑のカーテンづくりにあっては、平成20 年 7 月に、市内村上に在住の大田様 から、職員が琉球アサガオの苗をいただいたことに始まります。 職員は、先ず、公社玄関の軒下に数個の苗を植栽するほか、余った苗を自宅 の庭に植え、新苗の確保と併せて琉球アサガオの特性等の観察に努めました。

2.取り組み経過

【平成21 年度】 (1) 公社敷地内 ① ネットの設置 公社玄関の右側に、公社敷地内に発生している真竹を伐採してつくった竹 枠に、幅 1.8m、長さ 3.6mのネットを 4 枚麻縄で結び合わせたネットを 固定し、緑のカーテンの下地となるネットの設置を行いました。 ② 観察と特性の理解 前年に植栽した琉球アサガオの苗から、新たな芽が5 月ごろから芽生え始 めると同時に、花芽をもったツルは、カーテンネットに絡みつき天井へと 延びていく一方、地面には新たな苗をつくるランナーが伸び始めていきま した。 琉球アサガオは、種をまいて増えていく植物ではなく、ランナーと呼ばれ るツルから新たな苗をつくり増えていく植物であることから、次年度以降 に必要となる新苗を採取するため、ランナーの管理と併せ、新苗の管理を 行いました。 (2) ゆりのき台保育園 ① ネットの設置等 園長の協力の下、園舎の一角に、緑のカーテンネットの設置及び苗の植栽 を行いました。 ② 現状 琉球アサガオは、1 年目以降重厚な緑のカーテンとなって、毎年、西日を 遮るとともに、大きな花をいっぱい咲かせています。 【平成22 年度】 (1)勝田台公民館 公民館との共催で、2 回シリーズによる「緑のカーテンづくり」講座を実 施しました。1 回目は講義と土作りで、2 回目は、ネット張りと苗の植栽の実 践です。 ① 講義と土作り 琉球アサガオの育て方や増やし方など、又、良い土作りなどを学びます。

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② ネット張りと苗の植栽 緑のカーテンによる冷房効果や設置手順などを学び、実際に、公民館の建 物にネットを設置するとともに、苗の植栽などを実践しました。 (2)ゆりのき台保育園 ネット張りと苗の植栽を行いました。 ① ボランティアの協力 市内在住の市民ボランティアの協力を得て、縦7.2m横 10.8mネットを設置 しました。 苗の植栽 保育士さんなどが協力して、土作りをはじめ、苗12 株を植栽しました。 【平成23 年度】 (1) 公民館 市の公民館8 館全館に緑のカーテンを普及すべく、各館 2 回シリーズによ る講座として実施しました。 1 回目は講義内容による講座とし、2 回目はネットづくりと苗の植栽の実践 という、2 回シリーズによる講座を実施しながら普及に努めてきました。 (2)保育園 ① 民間保育園のみつわなかよし保育園からの要請により、ネット張りと植栽 の支援を行いました。 ② ゆりのき台保育園 冬越しした「琉球アサガオ」の育成支援などを行いました。 (3)普及と写真コンクール 市の呼びかけにより、市と市民団体と公社での協議が行われ、今後は、3 者一体となり、緑のカーテンの普及に取り組んでいくことで一致しました。 市と市民団体では、ゴーヤを活用して、広く一般市民の各戸を対象に緑の カーテンの普及展開を図り、環境緑化公社は琉球アサガオを使った緑のカー テンを公共施設を対象に普及展開を図るとこととし、併せて、成果を公表す る一つの手段として、緑のカーテン写真コンクールを開催することとしまし た。 尚、写真コンクールにあっては、イオン緑が丘店のふれあい広場を借りて 実施しました。 (4)琉球アサガオの苗の確保 ①23 年度は、職員の庭と公社の花壇から講習会用苗 160 株準備しました。 ②24 年度の「緑のカーテン」の普及実施計画に伴う苗の安定確保の為に、衛 生センター内の敷地の一部を借りて、苗の育成に努めています。 ③前年度に植栽した施設については、自前で新苗の確保が出来るように、支 援をしております。 ②

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3.平成 24 年度からの実施計画

前述のように、これまでは年度計画書というものはなく、公民館での一つの 講座という範疇で行ってきましたが、昨年度の市と市民団体と公社の協議によ り 3 者一体となって取り組んでいくことで一致したことから、環境緑化公社は 公共施設を段階的に実施していくという考えに立って、先ず、公民館 8 館全館 への実施に取り組んだことを契機として、普及実施計画を作成することとしま した。 そこで、普及実施計画を作成するにあたり、考え方を次のように整理しまし た。 ①これまで実施した施設については、必ず次年度以降のバックアップ支援を実 施する。 ②これから事業を実施するにあたっては、現状の職員体制を考えると、指導職 員1 人にサブ職員 1 人~2 人の体制をもって普及指導を行っていくことになる。 ③指導にあっては、苗の植栽と気温等から考え、5 月から 6 月中旬までとする。 ④公社職員は、あくまで指導員であり、カーテンネットの作成及び設置取り付 け、また取り外しなどは、各施設の職員や子供たち及びその父兄の方々が行 うものとする。 ⑤今後理解を得るには、施設側との意見調整と理解を得ていく必要があるので、 説明会を行うなど対応を考える必要がある。 ⑥この期間での実施で考えると、年間実施できるのは、8 から 10 施設程度とな る。 ⑦実施個所にあっては、募集方式を採用していくこととする。 ⑧募集方式となると、広報やちよの掲載は少なくても 2 か月前までに掲載原稿 を提出することなど、何をいつまでに行うのかなど遺漏の無いように対応す ることとする。 ⑨緑のカーテンの普及対象としてとらえる公共施設は、公民館、保育園(市立、 私立)、幼稚園(私立)、小学校、中学校とし、できれば高等学校も視野に入 れていく。 以上の考え方を基に、普及実施計画を次のように纏め、取り組んでいくことと します。

平成

24 年度からの「緑のカーテン」の普及実施計画

平成24~25 年度 市立・私立保育園(23 園) 2 カ年度 平成26~27 年度 私立幼稚園(19 園) 2 カ年度

(5)

平成28~30 年度 市立小学校(23 校) 3 カ年度 平成31~32 年度 市立中学校(13 校) 2 カ年度 ※平成33 年度 県立・私立高校(7 校) 1 カ年度 ※保育園から始まりできれば高校まで、子供たちや保護者、地域の人たちの環 境緑化意識を高めるため、琉球アサガオを使った「緑のカーテン」を一緒にな ってつくります。 平成24 年度から平成 33 年度まで、全 85 施設を 10 年で実施します。

4.その他

緑のカーテンづくりの実施に必要な資材について、先ず、支柱となる竹枠の 竹については、八千代市衛生センターの敷地に群生する竹、及び、熱田が池の 竹林の竹(公園緑地課の許可が必要)を活用する。また、ネットについては、 1張り(1.8m×3.6m)は公社が提供しますが、それ以上にもっと拡張する場合 は各施設側で用意することになります。 また、ランナーの育成による新たな苗の確保にあっては、初回にあっては公 社で用意しますが、2 年目以降の苗は初回の苗を大切に保存するとともに、ラン ナーによる新苗を各自が確保することになります。

参照

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