株式会社エネ・ビジョン
Clean Energy For The Future
熱利用”ヒートアップ”セミナー2013
「工場における排熱の活用事例」
エネ・ビジョンについて
排熱利用について
排熱回収事例①
ヒートポンプの用途/特徴
排熱回収事例②
排熱回収事例③
排熱回収事例④
補助金利用
排熱利用システム検討について
目 次
エネ・ビジョンについて~会社概要~
商号
株式会社エネ・ビジョン
所在地
名古屋市千種区今池四丁目1番29号ニッセイ今池ビル
設立
2002年3月1日
資本金
9,200万円
出資者
豊田通商株式会社
ヤンマー株式会社
豊通マシナリー株式会社
JX日鉱日石エネルギー株式会社
東邦瓦斯株式会社
従業員数
27人(2013年2月現在)
国内拠点
東京支店
(東京都千代田区内幸町2丁目2-2 富国生命ビル13F)札幌営業所
(札幌市中央区北1条西3-2-14 井門札幌ビル10F) 海外拠点
天津豊通節能技術有限公司〔TTEV〕
(中華人民共和国 天津市)52.2%
26.1%
8.7%
4.3%
8.7%
Clean MIX
お客様のご利用状況に合わせ、電気、ガス、重油のみならず、太陽光や地中熱等の自然(再生可能) エネルギー、事業所内での排熱等、エネルギーの種類を問わず、多様なエネルギーを組合わせたシ ステム提案が可能です。エリアを問わず、幅広い省エネを提案
工場のエネルギー供給側(=原動力設備)からエネルギー使用側(=生産設 備)まで、各フェーズにおけるプロフェッショナルが担当させて頂き、メーカー に囚われない客観的評価による柔軟なシステム設計・施工が可能です。計画からメンテナンスまでの一環サポート
エネルギー技術に関する豊富なノウハウで、計画、設計、施工、運用管理、運用後の 改善提案にいたるまで、充実のワンストップサービスをお届けします。ファイナンススキーム
エネルギーシステムを無理なく導入頂けるように、設備買取からリース、ESCO(エネル ギーサービス)など、お客様に合ったファイナンススキームを提案いたします。 お客様が利用するエネルギーをトータルに捉え、最適なエネルギー利用システムを提案し、エネルギーエネ・ビジョンについて~事業内容~
トヨタ自動車北海道㈱
加森観光㈱(ルスツリゾート)
日本アスパラガス㈱
トヨタ自動車㈱
㈱デンソー
アイシン・エィ・ダブリュ㈱
日本ミルクコミュニティ㈱
味の素冷凍食品㈱
TOYOTA MOTOR THAILAND Co.,Ltd.
他、合計80件以上の納入実績(内エネルギーサービス実績:34件)
co(共同の)+generation(発生)=co-genaration(コージェネレーション)
co(共同の)+generation(発生)=co-genaration(コージェネレーション)
都市ガスや重油などの燃料を用いて発電するとともに、その際に発生する排熱の温水を 冷暖房・給湯へ、排ガスを蒸気などの用途に有効利用する省エネルギーシステム 発電 発電 排熱利用 排熱利用 利用できない排熱 利用できない排熱 25~49% 30~50% 20~30% 総合効率 70~80%コージェネレーションシステム
送電ロス 送電ロス 利用しない排熱 利用しない排熱 電気 電気 56% 4% 40%従来システム
総合効率 40%エネ・ビジョンについて~コジェネの取組み~
所内動力用 制御用エア 冷却塔 工水 補助金申請範囲
エネ・ビジョンについて~コジェネ導入事例~
工場排熱としては200℃以下の未 利用排熱が圧倒的に多い 温度 発生量 連続 OR 間欠 気体 OR 液体 排熱エネルギーの発生状況の把握
排熱利用について~未利用排熱の現状~
※出展:経済産業省予算資料エネルギーマップを作成し、エネルギーの使用状況を把握する。 エネルギーは何処に消えた? 工場内の入力・出力エネルギーの見える化。 各機械の内部での変換部品、入力・出力エネルギーを把握。 エネルギーロスを探し改善。 入力エネルギーを減らす方法、排熱・排水の有効利用を検討。 モーター ヒーター チラー シリンダー ブロー 洗浄 冷却 エアー 水 電気 ガス 蒸気 製品 製品 製品 排熱 排水 入力 機械内部での変換 出力 STEP1 STEP2
排熱利用について~エネルギー使用状況を知る~
排熱利用について~排熱の回収/利用方法~
電力
熱電変換所内での電力利用
所内での蒸気利用
蒸気発電機(→電力)
蒸気駆動コンプレッサー
(
→エアー)
吸収式冷凍機(→冷水)
吸着式冷凍機(→冷水)
温水利用
(給湯・暖房)
熱交換蒸気
温水
熱回収 (ヒートポンプ)未利用
排熱
高温 低温Bショップ Aショップ 知る 作り出したエネルギーはムダにしない! エアー 水 電気 ガス 蒸気・排 熱 副産物として出る排熱も現状把握! 変える タテのつながり・ヨコのつながり 隣のライン・建屋で捨てているエネルギー活用 進める 見直す 新しい技術に挑む!! 既存商品 新規商品 当たり前とは思わない!常に探求! 前後工程 隣のライン 隣のショップ 効率よくエネルギーを生み出す・使う! 現状を正とせず、転換・見直しを実施!
排熱利用について~排熱回収をどう進めるか~
ボイラ補給水加温(20℃→72℃)により、C重油使用量削減
現状、全量を捨てている殺菌工程冷却排水からの排熱回収を行い、ボイラ補給水の加温 をすることでC重油燃料使用量の削減を図る。 排熱回収の設備構成も、熱交換+ヒートポンプの2段熱回収システムとすることで、 より高温の温水製造・供給を実現する。1) 熱交換器による熱回収(補給水:20℃→42℃へ昇温)
【現状】 70℃の冷却排水を全量廃棄(10~30t/h)
2) 熱回収型ヒートポンプによる再加温(補給水:42℃→72℃へ昇温)
排熱回収事例①~清涼飲料製造工場~
【システム概要】
煙筒煙管ボイラ×3台 生産工程 C重油 補給水 20℃ 生産工程 (レトルトAライン) 排水 商用電力 熱回収型ヒートポンプ 排水タンク 軟水タンク 補助金申請対象範囲 20℃ 70℃ 72℃ 72℃ 42℃ 18℃ 48℃ 42℃ 70℃ 48℃ 熱交換器
排熱回収事例①~清涼飲料製造工場~
【システムフロー】
・熱回収型ヒートポンプ
・シェル&チューブ熱交換器 【導入システム(ボイラ室内)】
排熱回収事例①~清涼飲料製造工場~
蒸気
温水
未利用
排熱
暖房
給湯・洗浄用温水
プロセス蒸気
ボイラ給水加熱
排水熱
工場内排熱
設備冷却水
コンプレッサー排熱
・単純熱交では難しい温度域のエネルギー回収 ・ご利用温度域や必要量、排熱源・未利用熱源に合わせた柔軟な設計対応ヒートポンプの用途/特徴
・高温水や蒸気での熱利用が可能⇒末端工程への熱供給が可能排熱回収事例②~ヒートポンプ利用~
【リゾートホテル】
機械室排熱を回収 地中熱を回収 井水熱を回収 地中熱交換器(Uチュープ) プレート熱交換器 ファンコイルユニット【蒸気発生ヒートポンプ】
・165℃/最大0.8MPaでの蒸気供給が可能 ⇒蒸気ヘッダー/生産工程への供給 ・加熱COP=2.5(165℃・0.6MPa供給時) 【「SGH165」外観イメージ】排熱回収事例②~ヒートポンプ利用~
スクリュ式小型蒸気圧縮機
MSRC37L MSRC160L
プロセスで使用した高圧ドレン
から発生するフラッシュ蒸気
蒸気ラインへ戻す
蒸気ボイラ燃料費の
大幅削減
排熱回収事例③~フラッシュ蒸気の有効利用~
【蒸気圧縮機MSRC システム図】
製造工程から発生するフラッシュ蒸気を0.8MPaGまで圧縮・再生することにより、 ボイラ燃料費の大幅削減に貢献
(燃料ボイラ)
排熱回収事例③~フラッシュ蒸気の有効利用~
排熱回収事例④~余剰/減圧蒸気の有効利用~
インバータによる回転制御により、 広範囲な部分付加運転に対応