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Clubbed Thumb の出現率とその遺傳について

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Academic year: 2021

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(1)Title. Clubbed thumb の出現率とその遺傳について. Author(s). 小林, 弘. Citation. 北海道學藝大學紀要. 第二部, 4(2): 62-64. Issue Date. 1953-07. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5412. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 8年7月 昭和2. 北 海 道 学 塾 大 学 紀 要 (第2部). 第 4 巻 第 2,号 ・. C1ubbed Thumb. の出現率とその遺憾につ いて. 小. 林. ・. 、. 弘. ,. 北海道学塾大学旭川分校生物学教室. i: 日iron くobayas ]u 1. ・ ユ i 11 f C1 tal te al umb AI 1 lhc l l cc o (r1 ー ( ubbe ・ f L ce Fも e r t ra l ・ ) 」 】. dt humb とは第1図に示す如く、 揖指末節が C1 l } u e ) 1 極端 に短く、 特に横に広く、 指先の厚さも正常指に比 し. その 結果を披に報告する。 稿を進めるに先だち、 調査に当って御援助を賜った、. はるかに厚く、 一見 「コ ル ベソ」 駅をなした軽度の奇型 l 揖指にのみ出現し‘ l umb は ubbedt 指先を云う。 また C1 , dt humb 1 で ある ubbe 他の指先は全くこれと無関係 。 C. 第 1表. 調. の出現側に関して は、 両側の手に現われる場合と、 左側 ,. ;. ー. . - - ・ ▼ー. ー ー ーー 、. 第 1 図 ・ “. r. 、. ’ ,. ′ ノ ′. * ′、 ′. ~. 人 員 835. ’ - .・ - ′ ・r. . ・. 査. 1. 局. 712. 等.. 560 400. ‐. 333 ‘. .. 、 .. 中. 60! ! 215 755 86o 549 131. ーthumb との比較 be Ch t { i ’ l 1 l umb 左、 正常海指 右、 C ubb edt. 正常海指と. だ ¥ ;. 238. 或は右側の 1側にのみ現われる場合とがある。 而 して正 ーthumb 海指は甚だ異り、 容易に be ( 常栂指に対し Ciu] ). これを区別することが出来るものである。 なおこれが出 現の原因については、 指指末節部にある成長部が正常よ り早く化′脅する ためで あ る と さ れ て い る。 Cーubbed 023人の調 l 1) は 3 t・ uml )に 関し、 平野、 加藤両氏 (193 , 5%、.メンデルの単性遺停に従い、 7 査の結果、 出現率i . 劣性に遺節し、 出現側に関 して親子間の関係は殆ん ど同. 2年、 旭川市及び 側に現れると報告 している。 筆者は195 その周辺、 札幌市、 函館市、 遠軽町、 滝川町、 岩内町等. 北海道の各地に亙る高等学校、 中学校、 小学校の生徒、. lmn ーt 443人 の 調 査 に よ り、 C1 }b の 出 現 ( 児 童、 ー5 ubbe ,. 率、 並びに、 こ の指型を現 した者の家系調査を行った。. - 62 -. 275 202. 小. 世:. 校. . l C1 lumb ubbed t. 出現率. 1 humb 出現者数 C ubbedt. 両. 手. 左. 手. 右. 計. 手. 百. 分 率. 5 5. 1 1 7 4 8 8 ”… 0 o 3. 0. 0. 2. 0. 4. 2. 1. 7. 0. 1. 0. 3. 2. 3. 0. 1. 4. 2. 2. 4. 1. 7. 1. 0 0. 368. 12. 318 ・ 630. 16. 310. 1. 278. 2. 212. 0. 260. 2. 279. 0. 330. 2. 668. 5. 0. 0 0 ▲ 0 0 ” 0 0 1 0 0 0 0 0 O. 0 0 0 0 -. 06′ . 06( ・ 14r ・ 38 ・ 14; . 38 . 24 8 ・ 1 . 28 . 32 ・. 0 I. 2 5 . 0 96 .. 0. 0 72 .. 0. 0 0 0. Q役 O Q鑓. 5 Q7. h ) リ ′ フ ノ.

(3) . C1ubbed Thmnb の出現率とその遺停について. 調. 人 員 ・ 402 十. 小. 学. 校. 両. 手. 手. 左. 手. 右 手. 計 分. 3. 402 十. 9. へー3〕. 3. っ59 ム. 2 1 5. ^ D v 0 l▲ 0. リ34,. 0. n99乙. 0. 0. ^95乙. ー. n47乙 ^20 ). ー 3. 0. ヘ18ー ノ. 1. n 7 ム0. ^76ソ ム. 2. 0. ヘ35〕. 0. へ26〕. 2. 5 劉ヱ ,『 - - - - - - - - - ‐. 1 C hロmb 出現者数 1 ub edt 〕. 査. ^ 0 = V. 0. 率 07i . 22 ・ 22 . 077 ・ 02( . 20r . ′ 03リ ・ 0 04 ・ 9q . 094 ・ 07 .. 第2表 両親の組合せと異常児の出現関係. 4. -. 両親の指型 十. 一 / 正常x正常 フ コ. ノ 十^. 正常x両手 正常x右手 正常x左手 両手x両手 乙左手x右手 ? ×正常 ? ×両手 ? ×右手. 0 0. 0. , 6 51 2 7 7 1 , 1 ・. 1 dt hun b 因子所有者と して 取扱 総て、 これ.らを C ubb l e bbedt つ た。 Cー humh の遺簿について、 筆者の調査結果. 百. 61 0 .. ? ×左手. , 35 .. ・. 高等学校、 中学校、′ 」 ¥学校の教官各位に対 し、 燕に謹ん で感謝の意を表す。. 第1表中調査人 員欄の各数字は1校を単位とし、 1校 0人を越す場合は、 これを各学年別に分けて記 00 にて1 , 入した。 また表中の点線は高等学校、 中学校、 小学校を 区分じたもので、 高等学校、 中学校、 小学校の順に記入. 1 した。 而して全調査人員中、 両手に C ubbedthumb を 生 じた者165人、 左手のみ27人、 右手のみ17人、 総出現 35% であった。 なをこの調査に於て小学校児童の 率は1 .. 出現率が低く現れているのは、 この時期にあっては骨化 ・成長期にあるために道蝉形質の発 が完了せず、 なお骨の. 現が充分でなく、 正常児童との識別が困難であつたため lmn 1 と思. 、このため 実際の C lt b 出現率は、 「 ubbe l . L35%より梢高率に 現れるのではないかと考えられる 。 1 humb 栂指の生徒、 児 童209人に 更に上記の C ubbedt ついて、 家系調査を行った結果、86家族の家 系 図 を 得 た。 このうち両親の指型を記入したものが、7 1家族、 片 i 5 親の指型の記入なきものが、 家族であった。 第2表は両親の指型の組合せにより、 上記S6家族を区. 分 し、 両親と子供との指型の関係を示したもので、 点線. 以下の4欄は片親に不明のある 勝家族の場合である。 而 1 して第2表より、 親子間に於ける C ]b の出 ubbedthun 現側の関係を考察するに、 必ずしも、 平野、 加藤両氏の. 報告の如き同側出現とみなす程、 明瞭な関係 を 現さな い。 また筆者の調査結果よ りは一定の造博様式を導き出 す事は困難 であった。 従って以下、・ C1 dt humb の ubb e. 遺憾を考察するにあたって、 出現側の関係を考慮せず、. 子. 両親の. 組合数 正常手 両手 34. 実. 供. 数. 左手 右手. 」. 計 計. ヱo6. 28. 8. 3. 145. 52. 44. 2. 2. loo. 14. ・5. 2. 2. 23. 3. 0. 3. 2. 8. 3. 7. i. I. 12. 0. I. I. 2. 4. 5. 0. I. 18. ー2 . ▲ ・ 1 I へ 〕 つ ム 3. I. 0. 27. 0. 0. 2. I. 0. 6. 24 6 2 4 1. 4 十. ^ 乙. 7 十. 4 十. humb の遺節を、 メン を考察するに先だち、 C1 ubb ed ,t デルの軍性遺憾の法則に従い劣性に遺博すると仮定した 場合の因子式を示せば、 両親の組合せにより、 次の 6式 1 となる。 この場合、 D を正常因子、 B を C d ubbe. thumb 因子とする。. 両親とも正常な組合せ I DDxDD=DD IOO% 正常の子供を生ず。 / = DDxDR=1 / 2DD十1 2DR 子供の表現型は全部正常. 1 二皿 DRxDR =1 / / /品R .DD ← 2DR←1. 子供の表現型. . ま、 正 常 と C1 に つ い て‘ ubbedthumb の間に、3;1の比. を現す。 1 正常親と C ubbedthumb 親との組合せ DD RR 00% 子供の表現型は正常に現る ▽ =DRー 1 x ←1 / V DRxRR=1 / 9DR, 2RR 子供の表現型について ) の 間 に、 1:i の比を現す。 は、 正常と C1ubbedthuml hun ー lbbed t b の組合せ 両親とも CI ・ W. RRxR .R=RR IOO%. humb の 子 供 C1 ubbed t. を生ず。 正常の両親の組合せによる場合、 実際に調査の対象と. なるものは、 皿 の因子式による場合であるd 筆者の調査 に於ては、.第2表第1欄に記した如く、 両親の組合せ数 34 ーubbedthumb 子供数ラ 9人であ , 正 常 子供 数106人、 C つた。 この正常子供数と ,C1ubbedt b 子供数との実 ー u l l l l 数比は、 m の因子式に於ける理論比3:1に相当すると 考える事が適当 であるか否かを、 次に推計学によって槍 当する。 2 2 75i -1O8 (39:2625) ‐ 2= (lo6- ズ ト 75 36 25 ・ 108 . , 28 =0 .. - 63 -.

(4) . 弘. 林. 小. 28 の場合、 皿 の因子式に於ける理論比 かい二乗幼;0 , 3:1 に相 当すると云う仮定をすてると60%の危険を生 ずる。 そこで筆者の調 査結果を、 m の因子式に相当す る. とみてさ しつかえないものと考える, 従って両 親とも正 しの単性遺 常の組合せの場合は、 劣性因子によるメ ソデ’. 簿をなす如く考えられる。. . 口ド. 図@ T. V の因子式については調査を なすこ と が 常型に現す、 I 出来なかった, ▽ の因子式による場合は、 第 2表第 2 32 正常 欄、 第3欄第 4欄に記 した如く、 ,両親の組合数 , 6 edthumb 子供数 2人であった。 こ ubb 子供数69人、 C1. 図. ロ「 国で 1 2. 子供数との実数比は、. . ◎. □ ◎ □. o 3 ・ ー ,. ′. hbed thumb を持つ5家族の家 両親に C1 ・ ・ 系図 ubbed r □は男 0は女 □或は 0中斜線は C1 l t 1 umb 者を示す。 下位の小黒点は出現側を現 し、 数字は年令を示す、 子供は左より年令順に. Vの因子式に於ける 1:1 の理論比に相当すると云う仮. 定 が適当であるか否かを1 正常の両親の組合せによる場 合と同様に、 推計学によって検討する。 9 655 2 2= (6 一 . ) ズ 5 65 .. 【 圏. . 圏” . 回 国 の. 図 ◎圃 ◎. 子供の表現型を総て正 関係を調査したものであるため、・. l C1 umb l ubbed t. ◎ → 十 11十 ” . . . ・ umb 親との組合せの場合、 筆者 正常親と C1ubbed tl b b 1 C の調 査に於ては u edthumb 生徒、 児童より家族の. の正常子供数と. 2 図 第 2 図. 2 5) 一65 (62一 . 65 5 .. 記 入 して あ る。. 37 =0 .. 1:1 に 37の場合、 Vの因子式の理論比 , かい二乗、0 . 生ず 5 0 の危険を 相当すると云う仮定をすてると %以上 る。 そこでこの場合も、 筆者の調査結果は、 Vの因子式 に相 当し、 従って、 劣性因子によるメシデル の単性遺博. と考えられる。 をなす, ] ubbedt 1 umb の組合せの場合、Wの因子式 両親とも Cー ー ed ubb に従えば、 この組合せにより生れる子供は総て C 5 2 欄 h b 第 表第 筆者の調査結果 t um である。 然るに 、 、 第6欄に於 て は、 両 親 の 組 合 せ 数5 ,正常子供3人、- 3人であり、 全子供数16人中3人 C1ubbedthumb 子供数Z と云う、 比較的大きな誤差を生じた0 更に第2 図の家系 図について考察すれば、 5家族中3 家はW の因子式に相 2 当するものと .考えられる。 正常子供数の現れた 家族中 1 家族は5人兄弟中、 正常子供が2 人現れ、 他の1家族 は2人兄弟中の1人に現れている。 然 しこれらの家 族中 bed thumb ub に現れた正常者はいずれも年少に・して C1. の遺博的形質の発現が未だ充分でないため、 調査者の見. あやまりか、 或は中間型を示すために、 これを正常指と ・以上両親とも いかと考えられる。 して取扱ったのではな,. 1 ubbedthumb 親 正常の組合せによる場合、 正常親と C. l l umb の組合せ との組合せの場合、 両親とも C1ubbedt h b 1 ubbedt um は、 筆者の調査結果に の場合を通じて C. 於 こも、 ほゞメンデルの単性遺博に相当 し、 劣性に遣博 するものム様である。. 論. 結. 筆者の調査結果より C1ubbed thumb の出現率及び遣 博的関係は次の如く 考えられる。 35%である。 出現率は1 .. 出現側に関 して は、 親子の間に一定の関係を認められ ない。 メンデルの単性遣停により、 劣性に遺博する。 女. .. 敵. 駒井 卓 1938 . 日本人の遺伝 東京、 養賢堂 be daumen の遺 l 1 l ・ 平野 事、 加藤利雄 193 . Ko l . ,28一33 .5 伝とその出現率、 犯罪学雑誌、▽o ,pp. 4- サー6.

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