「枚方市都市計画マスタープラン」の見直しおよび
「枚方市立地適正化計画」の作成に関する事業者アンケート調査
結果報告書
平成 28 年 3 月
枚方市
< 目 次 >
第1部 調査の概要 1 調査の目的 ··· 1 2 調査の方法 ··· 1 3 報告書の見方について ··· 1 第2部 調査の結果 1 回答団体の属性について ··· 2 2 枚方市のまちづくりについて ··· 7 3 事業所の操業状態について ··· 14 4 事業所のまちづくりへの参画意向について ··· 17 5 総括 ··· 19- 1 -
第1部 調査の概要
1 調査の目的 「都市計画マスタープラン」は道路や公園などの整備の方針や土地利用の基本方針等を示し た、都市づくりの指針となるもので、枚方市では、平成 12 年に「枚方市都市計画マスタープラ ン」を策定(平成 23 年に改定)し、これに基づいてまちづくりを進めてきました。近年では全 国的に少子化や人口減少が進み、社会情勢は大きく変化しつつあります。枚方市ではこれに対 応していくため、「枚方市都市計画マスタープラン」の見直しと、誰もが便利で住みやすい「歩 いて暮らせるまちづくり」を進めるための計画である「枚方市立地適正化計画」を新たに作成 するための検討を進めております。 本調査は、事業者の皆様のご意見やご提案を「枚方市都市計画マスタープラン」の改定と「枚 方市立地適正化計画」の作成の参考とさせていただくために実施したものです。 2 調査の方法 本調査は、総務省統計局から提供を受けた市内の全事業所の中から無作為に抽出した団体に対 して実施しました。調査期間は、平成27年9月2日~平成27年9月25日までで、回収率は37.9%とい う結果となりました。 調 査 対 象 者 総務省統計局から提供を受けた市内の全事業所 調 査 件 数 1,300 件(母数:10,962 件) 抽 出 方 法 無作為抽出法 調 査 方 法 郵送法 回 収 状 況 有効回収数 493 件 回収率 37.9% 3 報告書の見方について (1)計算値の四捨五入 調査結果の数値については小数点第2以下を四捨五入しているため、内訳を合計しても100% に合致しない場合があります。 (2)グラフ中の文章 問の文章や選択肢の文章は長いものもあるため、グラフ作成時にはこれを省略しているもの があります。1 調査の目的
2 調査の方法
3 報告書の見方について
- 2 - (単位:%)
第2部 調査の結果
1 回答事業者の属性について 問1. 貴事業所の業種について、次の中から1つ選んでください (※業種が複数にわたる場合は、主要な業種を1つ選んでください。 1.農林水産業 4.製造業 7.卸・小売業 10.不動産業 13.医療業 16.その他サービス業 2.鉱業・エネルギー 5.電気・ガス・水道業 8.飲食サービス業 11.宿泊業 14.社会保険・社会福祉 17.その他(具体的に ) 3.建設業 6.運輸・通信業 9.金融・保険業 12.娯楽業 15.教育 回答総数(n)は493件で、主要な業種を尋ねたところ、製造業、卸・小売業、医療業が同 数程度で最も多い結果となりました。 0.4 0.0 9.9 13.8 2.4 5.3 13.2 5.7 4.5 1.6 0.0 1.0 13.6 10.1 4.7 7.9 5.1 0.8 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 農林水産業 鉱業・エネルギー 建設業 製造業 電気・ガス・水道業 運輸・通信業 卸・小売業 飲食サービス業 金融・保険業 不動産業 宿泊業 娯楽業 医療業 社会保険・社会福祉 教育 その他サービス業 その他 無回答 (n=493)1 回答事業者の属性について
- 3 - (単位:%) 問2.貴事業所の所在地は、次の1~7のどの地域に該当しますか。 (下図を参考に選んでください) 1.北部地域 3.南西部地域 5.中南部地域 7.東部地域 2.中部地域 4.中東部地域 6.南部地域 事業所の所在地は「北部地域」が19.1%と最も多く、「東部地域」が3.9%と最も少ない結果 となりました。 19.1 12.8 17.4 15.4 16.2 14.4 3.9 0.8 0.0 10.0 20.0 30.0 北部地域 中部地域 南西部地域 中東部地域 中南部地域 南部地域 東部地域 無回答 (n=493)
- 4 - (単位:%) 問3.貴事業所の立地する場所の用途地域を、次の中から1つ選んでください。 ※用途地域外の場合は「13.市街化調整区域」を選んでください。 1.第一種低層住居専用地域 3.第一種中高層住居専用地域 5.第一種住居地域 7.準住居地域 9.商業地域 11.工業地域 13.市街化調整区域(用途地域の外) 2.第二種低層住居専用地域 4.第二種中高層住居専用地域 6.第二種住居地域 8.近隣商業地域 10.準工業地域 12.工業専用地域 14.分からない 事業所が立地する場所の用途地域では、「準工業地域」が8.5%と最も多く、次いで「商業地 域」が8.1%となりました。なお、「分からない」は22.9%であり、用途地域に対する認知度が 低いことが窺えます。 5.3 2.8 5.3 4.9 7.7 5.1 1.4 6.1 8.1 8.5 3.4 5.7 5.9 22.9 6.9 0.0 10.0 20.0 30.0 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域 第二種中高層住居専用地域 第一種住居地域 第二種住居地域 準住居地域 近隣商業地域 商業地域 準工業地域 工業地域 工業専用地域 市街化調整区域 分からない 無回答 (n=493)
- 5 - (単位:%) (単位:%) 問4.貴事業所の従業員数について、次の中から1つ選んでください。 (※支店・営業所の場合は、支店・営業所等の人数をお答えください) 1.1~9人 4.30~49 人 7.200~299 人 2.10~19 人 5.50~99 人 8.300 人以上 3.20~29 人 6.100~199 人 事業所の従業員数では、「1~9人」が36.7%と最も多く、次いで「10~19人」が27.0%と なりました。 問5.貴事業所の、現在の所在地での営業年数について、次の中から1つ選んでください。 1.0~5年 4.20~30 年 2.6~10 年 5.31 年以上 3.11~20 年 事業所の営業年数では、「31年以上」が35.7%と最も多く、次いで「11~20年」が22.7%と なりました。 36.7 27.0 10.3 12.0 7.3 4.1 1.2 0.6 0.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 1~9人 10~19人 20~29人 30~49人 50~99人 100~199人 200~299人 300人以上 無回答 (n=493) 7.7 17.4 22.7 15.4 35.7 1.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 0~5年 6~10年 11~20年 20~30年 31年以上 無回答 (n=493)
- 6 - (単位:%) 問6.貴事業所の従業員における、主要な通勤手段となっているものを次の中から2つ選んでく ださい。 1.電車 4.自転車 2.自家用車、タクシー、バイク 5.徒歩のみ 3.バス 従業員の主な通勤手段は「自家用車、タクシー、バイク」が63.3%と最も多く、「バス」、「徒 歩のみ」はそれぞれ11.8%、12.2%となりました。 63.3 39.8 27.4 11.8 12.2 1.2 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 車、バイク等 自転車 電車 バス 徒歩のみ 無回答 (n=493)複数回答可
- 7 - 51.3 26.0 18.7 17.2 16.0 9.7 9.5 8.9 4.3 2.6 6.3 1.6 0.0 20.0 40.0 60.0 住宅都市 豊かな環境都市 歴史都市 福祉都市 工業都市 商業都市 教育都市 観光レジャー都市 文化都市 国際都市 その他 無回答 (n=493)複数回答可 (単位:%) 2 枚方市のまちづくりについて 問7.枚方市のイメージについて、次のうちから近いものを2つまで選んでください。 1.大阪都市圏の住宅都市 3.国道沿いを中心とした工業都市 5.教育施設や生涯教育が充実した教育都市 7.スポーツや文化活動が盛んな文化都市 9.さまざまな国の人々が交流する国際都市 11.その他(具体的に ) 2.買い物客でにぎわう商業都市 4.高齢者などが住みやすい福祉都市 6.遊園地などに代表される 観光レジャー都市 8.淀川や丘陵地に見られる豊かな環境都市 10.歴史が残る歴史都市 枚方市のイメージは「大阪都市圏の住宅都市」が 51.3%と最も多く、次いで「淀川や丘陵地に見 られる豊かな環境都市」が 26.0%となりました。
2 枚方市のまちづくりについて
- 8 - (単位:%) 問8.貴事業所周辺の環境についてうかがいます。 以下の項目について、「1.そう思う」「2.ややそう思う」「3.あまり思わない」「4. 全く思わない」の中から、それぞれ1つ選んでください。 肯定的なイメージがあるもの(そう思う+ややそう思う)として「日用品を揃える商店が多 い」、「病院が近い等、公共的な施設が使いやすい」「幹線道路が整備され車で移動しやすい」「公 共交通が便利」「バス乗り場等が整備されている」等が見られました。 一方、否定的なイメージがあるもの(あまり思わない+全く思わない)としては「公園が使 いやすい」、「自転車が走りやすい」、「地震や災害に強い」、「歩道等が歩きやすい」、「美しい建 築物や道等の景観がある」、「駅周辺の商業施設等が豊富」、「駅周辺の商業施設等に駐車場が豊 富」等が見られました。 32.0 31.8 11.2 13.2 6.5 5.9 4.5 14.0 21.3 3.0 8.7 8.5 13.6 8.3 9.5 13.2 9.9 8.1 27.4 41.6 32.7 33.7 21.3 26.2 16.8 45.6 37.9 16.4 40.0 32.3 39.6 40.4 37.9 26.2 36.1 23.5 25.8 20.5 41.2 43.4 52.3 41.6 47.9 28.0 29.0 54.2 38.9 40.6 35.1 40.2 41.8 41.2 40.0 43.6 13.8 5.3 13.8 8.3 18.3 24.9 29.4 10.8 10.5 25.2 11.2 16.8 10.3 9.5 8.9 17.2 12.2 22.7 1.0 0.8 1.2 1.4 1.6 1.4 1.4 1.6 1.2 1.2 1.2 1.8 1.4 1.6 1.8 2.2 1.8 2.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 食料品や雑貨等、日用品を揃える商店が多い 病院が近い等、公共的な施設が使いやすい 日ごろ利用する公園が使いやすい 避難施設が近い等、災害時に逃げやすい 道が広いなど、地震や火災に対して強い 歩道が整備され、歩行者が歩きやすい 道路が整備され、自転車が走りやすい 幹線道路などが整備され、車で移動しやすい 電車やバスの便などが充実し、公共交通が便利 美しい建築物や道などの景観がある 緑豊かで憩いくつろげる場所がある 河川・水路などの水に親しめる場所がある バス、タクシー乗り場などが整備されている 近くに幼稚園・保育園・認定こども園が豊富 近くに福祉施設が豊富 駅周辺に、娯楽施設や商業施設等が豊富 駅や商業施設等に、自転車置場が豊富 駅周辺の商業施設等に、駐車場が豊富 そう思う ややそう思う あまり思わない 全く思わない 無回答
- 9 - (単位:%) 問9.今後の市内への工場の立地について、貴事業所周辺の環境についてうかがいます。 以下の項目について、「1.そう思う」「2.ややそう思う」「3.あまり思わない」「4. 全く思わない」の中から、それぞれ1つ選んでください。 1.工場は、規模に関わらず、工業団地等への移転・集約を進めるべきである 2.大中規模工場は、工業団地等への移転をすすめるべきだが、小規模工場まで行わ なくとも良い 3.周辺に影響がある工場は、規模に関わらず工業団地等へ移転を進めるべきである 4.周辺に影響がある工場は、環境対策を講じるのであれば規模に関わらず工業団地 等へ移転を進めなくとも良い 5.周辺に影響がある工場は、環境対策を講じるのであれば小規模工場に限り工業団 地等へ移転を進めなくとも良い 6.その他(具体的に ) 今後の市内への工場の立地に関する考え方では、「周辺に影響がある工場は、規模にかかわ らず工業団地等へ移転を進めるべき」が31.4%と最も多く、次いで「規模にかかわらず、工業 団地等への移転・集約を進めるべき」が20.7%となりました。一方、「周辺に影響ある工場は、 環境対策を講じれば規模にかかわらず工業団地等へ移転を進めなくともよい」は16.2%、「周 辺に影響のある工場は、環境対策を講じれば小規模工場に限り工業団地等へ移転を進めなくと もよい」は12.4%となりました。 31.4 20.7 16.2 14.6 12.4 2.8 1.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 影響がある工場は、全部工業団地等へ移転・集約すべき 規模にかかわらず、工業団地等へ移転・集約すべき 対策すれば、すべて移転を進めない 大中規模工場は、工業団地等へ移転・集約すべき 小規模工場は対策すれば進めない その他 無回答 (n=493)
- 10 - (単位:%) 問 10.今後の市内の商業施設の立地について、貴事業所のお考えにもっとも近いものを1つ選ん でください。 1.駅の周辺等利便性の高いエリアにデパートや文化施設等を誘導して、拠点となる 商業地を充実させる 2.既存の商店街の充実を図り、商店街を活性化させる 3.車で利用に便利な、幹線道路沿いの商業施設を充実させる (郊外型ショッピングセンターやロードサイドショップ等) 4.徒歩圏内の身近な日用品店舗を充実させる(食料品や日用品など) 5.商業地は現状のままでよい 6.その他(具体的に ) 今後の商業施設の立地に関する考え方では、「駅の周辺等利便性の高いエリアにデパートや 文化施設等を誘導して拠点となる商業地を充実させる」が36.9%と最も多い結果となりました。 36.9 18.7 14.8 13.4 13.0 2.2 1.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 駅の周辺等、拠点となるエリアでの商業地の充実 既存の商店街の充実・活性化 徒歩圏内の身近な日用品店舗を充実 商業地は現状のままでよい 幹線道路沿いの商業施設を充実 その他 無回答 (n=493)
- 11 - (単位:%) 問 11.今後の市内の公共交通が便利になることについて、貴事業所のお考えに近いものをすべて 選んでください。 1.顧客の獲得につながる 2.競合店舗などに顧客が流出する懸念がある 3.事業展開がしやすくなる 4.社員(店員)が通勤しやすくなり仕事がはかどる 5.公共交通が便利になっても車は減らないと思うので、これまでと変わらない 6.とくに考えはない 7.その他(具体的に ) 市内の公共交通が便利になることについては、「公共交通が便利になっても車は減らないと 思うので、これまでと変わらない」との考えが31.2%と最も多く、「社員(店員)が通勤しや すくなり仕事がはかどる」が29.2%、「顧客の獲得につながる」が26.2%となりました。一方、 「競合店舗などに顧客が流出する懸念がある」は4.5%と少ない結果となりました。 31.2 29.2 26.2 16.4 4.5 17.0 2.6 1.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 便利になっても、これまでと変わらない 通勤しやすくなり仕事がはかどる 顧客の獲得につながる 事業展開がしやすくなる 競合店舗などに顧客が流出する懸念 とくに考えはない その他 無回答 (n=493)
- 12 - (単位:%) 問 12.公共交通の利便性を高めるための取り組みとして、どのようなことが重要だと考えますか。 次の中から2つまで選んでください。 1.鉄道の運行本数の増加 2.路線バスの運行本数の増加 3.路線バスのルート・停留所の変更、増設 4.路線バスの円滑な運行のためのバスレーンの設置 5.コミュニティバス等、機動性が高く使いやすいバスの運行 6.駅・バス停、車両のユニバーサルデザイン化 7.駅・バス停周辺の駐車場整備 8.駅・バス停周辺の駐輪場整備 9.その他(具体的に ) 公共交通の利便性を高めるために重要な取組みとしては、「駅・バス停周辺の駐車場の整備」 が33.9%と最も多く、次いで「コミュニティバス等、機動性が高く使いやすいバスの運行」が 33.3%となりました。一方、「駅・バス停、車両のユニバーサルデザイン化」は5.7%と最も少 ない結果となりました。 33.9 33.3 26.2 21.5 17.4 17.0 12.0 5.7 5.1 1.4 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 駅・バス停周辺の駐車場整備 コミュニティバス等の運行 ルート・停留所の変更、増設 路線バスの運行本数の増加 路線バスのバスレーンの設置 駅・バス停周辺の駐輪場整備 鉄道の運行本数の増加 ユニバーサルデザイン化 その他 無回答 (n=493)複数回答可
- 13 - (単位: %) 問 13.近年、国では、持続可能な都市の形成をめざし、都市をコンパクトに効率よく使おうとす る「集約型都市」を実現のための取り組みを推進しています。枚方市でも「集約型都市構 造」に向けた検討を始めたところです。 集約型都市構造は、まちの拠点(交通の利便性が高いエリア等)に医療施設や商業施設 等の事業所の立地を誘導し、その周辺に人々の居住を誘導するというものです。この考え 方について、貴事業所のお考えに近いものをすべて選んでください。 1.まちの拠点で人口が維持されると事業を展開しやすい 2.まちの拠点の人口が増えすぎると事業を展開しづらくなる 3.郊外部で人口が減少するおそれがあり、事業を展開しづらくなる 4.郊外部の人口が抑制されると工場を創業しやすい等、事業を展開しやすくなる 5.まちの拠点に事業所が集まると効率的に事業を展開しやすくなる 6.まちの拠点に事業所が集まると競合店舗などとの競争が激化する 7.郊外部で事業所が減少するおそれがあり、事業展開に支障をきたす 8.その他(具体的に ) 「集約型都市構造」の形成に対する考え方として、「まちの拠点で人口が維持されると事業 を展開しやすい」が42.2%と最も多く、次いで「郊外部で人口が減少するおそれがあり、事業 を展開しづらくなる」、「まちの拠点に事業所が集まると効率的に事業を展開しやすくなる」が それぞれ21.9%となりました。一方、「まちの拠点の人口が増えすぎると事業を展開しづらく なる」は8.1%と少ない結果となりました。 42.2 8.1 21.9 12.0 21.9 15.6 11.6 8.3 5.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 拠点の人口維持で事業展開しやすい 拠点の人口増加で事業展開しづらい 郊外の人口減少で事業展開しづらい 郊外の人口抑制で事業展開しやすい 事業所が集まると効率的に展開しやすい 事業所が集まると競争が激化する 郊外部で事業所が減少するおそれがある その他 無回答 (n=493)
- 14 - (単位:%) 3 事業所の操業状態について 問 14.現在の所在地で、事業を営むにあたって問題と感じているところはありますか。あてはま るものをすべて選んでください。 事業を営むにあたっての問題点については、「渋滞や道路の幅員が狭いなど道路の交通上の 不便を感じる」が36.5%と最も多く、次いで「従業員用や来客用など駐車スペースが不足して いる」が22.1%となりました。また、「事業を営む上で特に問題は感じていない」は24.7%と なりました。 1.周辺が住宅地になり、事業がしづらくなっている 2.周辺に建物が密集し、事業を拡大することができない 3.制限する法律などにより、思うように事業が行えない 4.渋滞や道路の幅員が狭いなど道路の交通上の不便を感じる 5.通過車両や歩行者の混在など、道路環境が悪くなっている 6.従業員用や来客用など駐車スペースが不足している 7.周辺の人口が減少し、来店数が少なくなっている 8.空き店舗が増加し、商業地としての魅力が減退している 9.大型店舗の出店・撤退により、商業環境が急変している 10.コンビニ、飲食店などの利便施設が近くにない 11.事業を営む上で、特に問題は感じていない 12.その他(具体的に ) 36.5 22.1 20.1 15.4 10.8 10.8 10.5 8.7 6.9 2.2 24.7 4.1 1.2 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 道路の交通上の不便を感じる 駐車スペースが不足 道路環境が悪くなっている 利便施設が近くにない 周辺で人口減少し、来店数が減った 空き店舗が増加し、商店街の魅力が減退 住宅地になり、事業がしづらい 法律等により、思うように行えない 大型店舗の進退で商業環境が急変 建物が密集し、事業を拡大できない 特に問題は感じていない その他 無回答 (n=493)複数回答可
3 事業所の操業状態について
- 15 - (単位:%) 問 15.現在地での今後の事業展開について、事業所のお考えにもっとも近いものを1つ選んでく ださい。 1.現状のまま、事業を続けたい 2.現在の場所で、事業を拡大したい 3.事業の規模を縮小したい 4.市内の他の場所に移転したい(問 16 へ) 5.市外の他の場所に移転したい(問 17 へ) 6.事業を変更し、建物を別の用途に変えていきたい 7.事業をやめたい 8.今後のことは、特に考えていない 9.その他(具体的に ) 現在地での今後の事業展開について、「現状のまま事業を続けたい」が58.8%と最も多く、 次いで「現在の場所で、事業を拡大したい」が20.9%となりました。 58.8 20.9 6.1 2.2 1.4 1.2 0.6 5.3 2.0 1.4 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 現状のまま事業継続 現在の場所で、事業を拡大 市内の他の場所に移転 事業の規模を縮小 事業を変更し、建物を別の用途に変えたい 事業をやめたい 市外の他の場所に移転 特に考えていない その他 無回答 (n=493)
- 16 - (単位:%) (単位:%) 問 16:問 15 で「4.市内の他の場所に移転したい」を選んだ方にうかがいます。 移転先の「市内の他の場所」としては、どのような環境の場所をお考えでしょうか。 あてはまるものを次の中から1つ選んでください。 1.駅前及びその付近 2.交通アクセスが良い土地(幹線道路沿道や高速道路の IC に近い場所等) 3.工場の操業環境に適した専用の土地(工業団地など) 4.住宅街 5.その他(具体的に ) 問15の今後の事業展開についての設問で「市内の他の場所に移転したい」は6.1%となって おり、移転先に求める環境としては「駅前及びその付近」が36.7%と最も多く、次いで「工場 の操業環境に適した専用の土地(工業団地など)」が20.0%となりました。 問 17:問 15 で「5.市外の他の場所に移転したい」を選んだ方にうかがいます。 その理由について、あてはまるものを2つまで選んでください。 1.手狭になってきたが、市内に広い適地がない 2.交通・物流アクセスを向上させるため、さらに都合の良い地域に移転したい 3.土地(賃料)の価格が高く、コストを抑えるために安価な土地に移転したい 4.事業所の場所のイメージが悪く、顧客の評判を向上させるため 5.その他(具体的に ) 問15の今後の事業展開では、「市外の他の場所に移転したい」は0.6%であり、移転先に求め る環境として、「土地(賃料)の価格が高く、コストを抑えるために安価な土地に移転したい」、 「事業所の場所のイメージが悪く、顧客の評判を向上させるため」という回答もありました。 36.7 20.0 16.7 10.0 10.0 6.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 駅前及びその付近 工場の操業環境に適した専用の土地 交通アクセスが良い土地 住宅街 その他 無回答 (n=30) 0.0 0.0 33.3 33.3 0.0 33.3 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 手狭になってきたが、市内に広い適地がない 交通・物流アクセスを向上させるため 土地(賃料)のコストを抑えるため 事業所の場所のイメージが悪いため その他 無回答 (n=3)
- 17 - (単位:%) 4 事業所のまちづくりへの参画意向について 問 18:貴事業所と地域との共存を図るためには、どのようなことが必要だとお考えですか。 あてはまるものを1つ選んでください。 1.事業所が適正に立地するための土地利用のルールづくり 2.事業所が立地しても周辺に影響のない土地の確保や工業地などへの移転集約 3.事業所の立地を促進するための市等からの補助や支援 4.騒音、悪臭、振動など周辺環境への配慮の充実 5.事業所と近隣地域との相互理解や交流の促進 6.再開発や区画整理などによるまちの再生 7.その他(具体的に ) 地域との共存を図るために必要なこととしては、「事業所と近隣地域との相互理解や交流の 促進」が31.0%と最も多く、次いで「再開発や区画整理などによるまちの再生」が16.8%とな りました。 31.0 16.8 14.8 11.2 10.3 8.5 1.2 6.1 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 近隣地域との相互理解や交流の促進 再開発や区画整理等のまちの再生 市等からの立地促進の補助や支援 周辺環境への配慮の充実 立地の土地利用のルールづくり 周辺に影響のない土地の確保や移転 その他 無回答 (n=493)
4 事業所のまちづくりへの参画意向について
- 18 - (単位:%) 問 19:貴事業所と地域の協働によるまちづくりへの取り組みや、まちづくりへの参画についてど のようにお考えですか。あてはまるものを1つ選んでください。 1.地域との共存や貢献は大切なので積極的に参画したい 2.企業にメリットがあるのであれば参画したい 3.余裕がなく、参画できない 4.まちづくりに関心がないので参画する気がない 5.わからない 6.その他(具体的に ) 地域との協働によるまちづくりへの参画については、「地域との共存や貢献は大切なので積 極的に参画したい」が41.4%と最も多く、「まちづくりに関心がないので参画する気がない」 は0.6%と最も少ない結果となりました。 41.4 24.7 17.8 0.6 11.4 0.6 3.4 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 積極的に参画したい メリットがあれば参画したい 余裕がなく、参画できない 参画する気がない わからない その他 無回答 (n=493)
- 19 - 5 総括 ○枚方市のまちづくりについて ・問 7 の事業者からみた枚方市のイメージは「住宅都市」が過半数にのぼり、工業都市や商業 都市としてのイメージより強い傾向にあることが分かりました。 ・問8の現在の事業所周辺の環境としては「日用品を揃える商店が多い」など、身近な場所での 施設立地による利便性や公共交通利便性については高く評価される一方、「駅周辺の商業施設 等が豊富」など駅周辺の利便性や歩道や道路の整備、まちなみ等の景観、災害に対する強さ への評価は低いことが分かりました。 ・問9の今後の工場の立地については、規模や影響にあわせて工業団地等に集積させることが望 ましいという傾向がみられたことから、工業系用途地域への立地の誘導等により、操業環境 の保全が必要であると考えられます。 ・また、問 10 の今後の商業施設の立地については、既存商店街やロードサイド型の商業施設の 充実よりも、利便性の高いエリアの商業地の充実を望む声が多い結果となりました。 ・問13の「集約型都市構造」については、拠点への人口維持により事業展開がしやすくなると の意見が多く、事業所の集積により効率的と考えられている反面、郊外の人口減少で事業展 開がしづらいとする意見もややみられる傾向があったことから、この取組みに対して一定の 理解が示されているものの、郊外の人口減少への配慮が必要であると考えられます。 ○公共交通に対する考え方 ・問 11 では、公共交通が便利になることで「通勤しやすくなる」、「顧客獲得や事業展開がしや すい」等の肯定的な意見が見られる反面、「これまでと変わらない」という意見も多く見られ たことから、業種によって特性があると考えられます。「顧客獲得につながりやすい」と答え た娯楽業、飲食サービス業等は、顧客が鉄道やバス等を利用する業種であるといえます。一 方で公共交通が便利になっても変わらないのは、電気・ガス・水道業や建設業等であり、こ れらは顧客もしくは事業者が公共交通に大きく依存しない業種であるといえます。社員の多 くが公共交通を利用していると見られる製造業、卸小売業等では、公共交通利便性の向上に よって「通勤しやすくなり仕事がはかどる」と回答しています。 ・また、問 12 の公共交通の利便性を向上させるための取組みとして、駅・バス停周辺の駐車場 整備やコミュニティバスの運行が必要であるとの声が多く、特にコミュニティバスの運行に ついては、医療、社会保険・社会福祉の業種で評価が高くなっていることから、これらの業 種でかかわっている高齢者等の暮らしやすさを考えたものと捉えることができます。 ○事業所の操業状況 ・問 14 では事業を営む上での課題として、渋滞や道路幅員が狭いなど道路環境の悪化や駐車場 の問題などに関するものが全地域で共通して上位を占めていることから、全市的に道路環境 の向上が求められていると言えます。一方、周辺人口の減少による来店者数の減少や大型店
5 総括
- 20 - 舗の撤退による商業環境の急変といったことに対する問題は抱えていないことから、都市の 衰退による操業環境の悪化は本市においてはほとんどみられないことが分かりました。 ・また、問 15 の今後の事業展開等についての設問では、本市から転出したい事業者は少数であ り、操業環境の悪化による撤退等は本アンケートでは見当たりませんでした。 ○事業所のまちづくりへの参画意向 ・問 18 のまちづくりへの参画意向については、近隣地域との相互理解や交流の促進が地域との 共存に必要との回答が最も多く、また地域との協働まちづくりへの取組みについても積極的 に参加したいという回答が多い結果となりました。