甲南子育てひろば参加者の子育て意識・実態調査からの一考察
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(2) 甲南女子大学研究紀要 第 47号. 人間科学編. (20H年 3月. ). 後 のみ 開室 とい う形 態 で ス ター トした。 2007年 よ り. のをい う。 ①子育 て親子の交流 の場 の提供 と交流 の促進 :子 育 て親子が気軽 にかつ 自由に利用で きる交流 の場 の. 神戸市 との連携 で ,子 育 て 中の 親子 が集 える地域子育. 設置や子育 て親子間の交流 を深める取組等の地域. それ までの週 3回 の 開催 日を月 ∼ 金 の午前 の 部 ・午後. 支援活動 の実施. の 部 に開室す る ようになる。. て支援拠 点 づ くり と して 甲南女子大学 の 認定 を受 け. ,. ②子育 て等に関す る相談,援 助 の実施 :子 育 てに不. ひろばで は,保 護者が責任 を持 って 自分 の子 どもを. 安や悩 みなどを持 っている子育て親子 に対する相. 見守 り自由 に遊 ぶ こ とを基 本 に して い る。 ス タ ッフ. 談,援 助 の実施. (保 育 園お よび幼稚 園 の 勤務経験 を有す る者 )は 親 子. ③ 地域の子育て関連情報 の提供 :子 育 て親子が必要. の遊 び を見守 りなが ら,時 には遊 びの中に入 って子 ど. とする身近な地域 の様 々な育児や子育てに関す る. も との 関 わ り方 を示 した り,安 全 に遊 びを進 め るため. 情 報 の提 供. に気 をつ けなけれ ばな らな い点 を具体 的 に示 した りし. ④ 子育 て 及 び子育 て支援 に関す る講習等 の 実施 :子. なが ら,安 心安 全 に親子 が 楽 し く遊 べ る場 を提 供 し ,. 育 て親子 や ,将 来 ,子 育 て支 援 に関わる ス タ ッフ. 随時子育 て相談 に応 じなが ら楽 しく子育 てがで きる よ. と して活動 す る こ とを希 望 す る者 等 を対 象 と し. ヽ が けて い る。 亡 う保護者 を支援 す るこ とを′. て ,月 1回 以上 ,子 育 て 及 び子育 て支援 に関す る. ひろばは学内 2号 館 1階 にあ り,① 通常 プログラム ②夏季 プログラム③ わいわい トー クを行ってい る。 また,学 内の全学部か らひろば活動へ の学生ボラ ン. 講習等 を実施. 女子大学 で あ る本学学 内 で ひろば事業 を展 開す るこ とは ,大 学 が地域 の 子 育 て家庭 に貢献 で きる と共 に. ,. テ イアや,卒 業論文のためのひろば参加者へ の協力依 頼 を受け入れてい る。. 子 どもとかか わる仕事 を 目指す学生 は もとよ り,将 来 母親 として子育 て を担 う可能性 の あ る多 くの学 生 に と. (2)甲 南子育てひろばの活動内容. って子 どもと直接 ふ れあ う ことので きる学 びの場 とな. ①通常 プログラム 対象 :0歳 ∼3歳 児 とその保護者各 10組 (事 前 に登. り,さ らにひろば参加者 に とって も学生 か ら頼 りに さ れ る とい う経験 が親 と して の学 びにつ なが るこ とが期 待 され る。子 育 て ひろばに親子 が継続 的 に参加す る こ とで ,親 子 関係 は もちろん親 同士子 ども同士 が 自由 に. 録 し,毎 週同 じ曜 日,時 間帯 に通年参加) 開催 日 :月 ∼金 (午 前 の部 9:30∼ 12:00・ 午後 の 部 13:00∼ 15三 30,水 曜 日午後は閉室). 関 わ りなが らその関係性 を深め ,子 育 て に自信が持 て る ようになることが大 きな 目標 で あ るが ,今 後 ,子 ど. 表. もた ち,保 護者 ,学 生等す べ ての ひろば参加者 が互 い. 1. 月曜 日 火 曜 日 水曜 日 木曜 日 金曜 日. に尊重 しあ い育 ちあ える場 として発 展 して い くた め に. 9:30-12:00. ○. ○. は地域 の子育 てに関す るニー ズ を読み取 り,大 学が専. 13:00´ ∼ 15:30. ○. ○. ○. ○. ○. ○. ○. F]性 を活 か して どの よ うに応 えて い けるのか を探 る必. 要があ る と考 える。 本稿 で は,「 甲南 子育 て ひろば」 の 活動 内容 ,利 用. 内容 :子 どもと保護者が 自由に遊 びなが ら,他 の参 加者 と交流. 状況 ,学 生 に よるボ ラ ンテ ィア活動 の状 況 を報告す る. ス タ ッフは,遊 びを見守 りなが らア ドバ イス を した. とともに,参 加者 の ひろばへ の期待 感 と参加効果 を調. り,子 育 て相談 を受 けた りす る とともに手遊 びや絵本. 査 0分 析す ることで ,地 域 に根 ざ した子育て支援活動. の 読 み聞かせ を行 う. と して の「大学 内子育 て ひろば」 の今 後 の課題 を明 ら. ② 夏季 プログラム. か にす る こ とを 目的 とす る。. 対 象 :0歳 ∼3歳 児 とその保 護者各 10組 (事 前 に希 望 の 曜 日 0時 間帯 を登録 ). 2。. 「甲南子育 てひろば」 の活動内容 お よび利用状況. 開催 日 :7月 中旬 ∼ 9月 中旬 の 月 ∼ 金 (午 前 の 部. 10:00∼ 12:000午 後 の部 13:00∼ 15:00) (水 曜 日午後 ,大 学休業 中 は 閉室 ). (1)甲 南子育 てひろばの概要 2004年 10月 大学 内 に「 ひろば型 」 と して週 3回 午. 内容 :通 常 プ ロ グラム に加 えて 7月 中 は水 遊 び を行 う.
(3) 小田和子 他 :甲 南子育てひろば参加者の子育て意識 。実態調査か らの一考察. 37. 表 2 講師. ァ ーマ. 専門. 4月. 稲垣. 由子. 発達行動小児科学 ・小 児科 医. 育児 に関す る悩 みの相 談 と講演. 5月. 稲垣. 由子. 発達行動小児科学 ・小児科 医. 育児 に関す る悩 みの相 談 と講演. 6月. 倉賀野妙子. 小児栄養. 食育 で健 やか子育 て. 7月. 白川. 蓉子. 幼児教育学. 子 どもの遊 び と学 び と発達. 8月. 稲垣. 由子. 発達行動小児科学 ・小児科医. 育児に関する悩みの相談 と講演. 発達行動小児科学 。小児科医. 育児 に関する悩みの相談 と講演. 9月. 稲垣. 由子. 10月. 西尾. 新. 認知心理学. 子 ど も と遊 び. 11月. 坂井. 康子. 音楽教育学. わ い わ い ミュ ー ジ ック. 12月. 佐藤. 具子. 臨床心理学 ・認知心理学. 2歳 児. 1月. 小田. 和子. ひろばス タ ッフ ・元幼稚 園教員. 幼稚園 ・保育園へ の入 園を控 えて. 2月. 稲垣. 由子. 発達行動小児科学 ・小 児科 医. 育児 に関す る悩 みの相 談 と講 演. 3月. 稲垣. 由子. 発達行動小児科学 。小 児科 医. 育児 に関す る悩 みの相 談 と講演. ③わいわい トーク. イヤ イヤ期 の育 て方. 者,兄 弟が発症 した ことでの欠席が多か ったこと,子. 対象 :わ いわい トー ク開催 日のひろば参加者 と希望. どもの年齢が小 さい ことや母親が妊娠 中で (21年 度 は,ひ ろば参加者 で第 2子 ,第 3子 を出産あるいは妊. 者 開催 日 :原 則 と して月 1回. 娠 された方が 24名 い た)外 出を控 える参加者が 多 く. 内容 :学 内の先生による各専門分野からの子育てに. みられたことが考えられる。. 関連 した話題提供,ア ドバ イス,専 門相談を. ②子 どもの年齢. 0歳 児 の参加 はいずれ も兄 ,姉 が 参加 して い る と き. 行 う. 月に 1回 特別 プログラムとしてわいわい トー クを企. に誕生 し,そ の後共 に参加す るようになった もの (表. 画。通常 のひろば活動中に専門家 の話が聞けて相談に 応 じて もらえることが参加者に好評 で,可 能な限 リス. 3。 図 1)。 H20年 度 はその年度中に 2歳 の誕生 日を迎 える子 どもが 多 く参加 してお り,H21年 度 は 3歳 の. タッフが安全 を確保 しなが ら子 どもたちの遊びを見守. 誕生 日を迎 える子 どもが 多 く参加 して い る。 これは. り,な るべ く保護者が講師の先生の話に集中で きるよ 表 3. う努 めている。. H20年. H21年 度 の開催内容は,表 2の とお りである。 0歳 児. (3)甲 南子育てひろばの利用状況 ①参加者数. (引 越 し等 により欠員が生 じた場合 は随時. 募集 してい るため定員 90組 よ り多 い). (該 当年度. 4月 以 降 に誕生 ). 1歳 児 (該 当年度 に 1歳 になる). 25. 2歳 児. (該 当年度 に 2歳 になる). 58. 3歳 児. (該 当年度 に 3歳 になる). 25. H20年 度 lo4組. H21年. 計. 子 ども :延 べ 2249人. ,保 護者 :延 べ 2100. 人 (総 計 4349人 ). H21年 度 Ho組 子 ど も 三延 べ 人 (総 計. 1776人 ,保 護 者 :延 べ 1610. 延 べ 3386人 ). H21年 度 は,平 成 20年 度 に比 べ る と参加 数が減少 して い るが ,そ の理 由 として ,新 型 イ ンフルエ ンザの 流行 に よる休室 (大 学 自体 が 休学 ,事 前連絡 に よ り参 加が 3組 以下の場合 は休室 )で ひろばの 開催 日数が減 った こ とや ,ひ ろばに参加 して い る子 どもた ちや保護. │. 平成20年 度. 平成21年 度 。 %…. 幌. …. … 図 1. …. …. ¨. %.
(4) 甲南女子大学研究紀要第 47号. 38. 人間科学編 (20H年 3月. ). H20年 度 に参 加 して い た 2歳 児 の 継 続 参加 が 多 か っ た こ とに よる もの で あ る。 ③ 保 護 者 の 年齢 30∼ 34歳 の 間が どち ら も一 番 多 く,次 い で 35∼ 39. 歳 とな り,第 1子 との参加 が 7割 近 くを占め るこ とを 考 えて も比 較 的 第 1子 の 出産年齢 が 高 い こ とが 伺 え る。 これ は ,石 岡 ・森 本 (2008,2009)で 報告 され て い る状況 と同様 で ,現 代 の 晩婚化 の 様相 が反映 され て い る結果 と思 われ る (表. 4.図. 40%. 60%. 80%. 2)。. 図3. 表 4. H20年 度. H21年 度. l. 1. 20∼ 24歳. だが ,育 児休暇 中 の父 親や 出産後 の母親 に代 わつて祖 父母や叔母 との参加 もあ った (表. 25-29歳. 5。. 図 3)。. ⑤居住 地域. 30∼ 34歳. 44. 大学 と同地域 の東灘 区か らの参加が い ずれ の年 も. 35∼ 39歳. 43. 75%を 超 えてい る。隣の芦屋市か らも多 く参加 して い る。. 40∼ 44歳. 45歳 以上. 遠 くは垂水区や大阪市 か らなどである。遠 くか らの参. 1. 平均年齢. 34。. 1歳. 34.6歳. 加者 には,本 学 の卒業生や実家が本学 の近 隣 とい うこ ともある。 (表. 6). 表 6. H20年 度. H21年 度 83. 東灘 区 灘区. 中央 区. 1. 長 田区 須磨 区. 40%. 60%. 80%. 垂水 区. 100%. 図 2. 芦屋市 西宮市. ④親子 の関係. そ の他. 第 1子 との参加が多 く,初 めての育児で,親 も子 ど もも友 だちがで きればいい と思つての参加が多 い。第. 2子 ・第 3子 との参加 の場合 は,上 の子 どもが小学校 や幼稚園に通 ってい る状況。ほとんどが母親 との参加. 1. 1. (4)子 育 て相談 ひろばで子 どもを遊 ばせ なが ら,気 軽 に子 育 ての相 談が で きる雰 囲気 作 りに勤 め た結 果 ,H21年 度 に参 加 者 か らの相 談 を受 け たの は ,121件 で あ った (図. 表 5. 参加 して い る親子 の 関係. H20年 度. 第 1子 と親. 69. 第 2子 と親. 23. H21年 度. どの 年齢 に も多 か ったのが 「子 ど も との か か わ り 方」 (31件 )に つ い てで ,次 に トイ レ トレーニ ング な. 28. 第 3子 と親. どの「生活習慣 」 (16件 ),「 幼稚 園や保育 園 ,幼 児教 室等」 (16件 )に 関す る相談が よせ られた。. 第 1子 。第 2子 と親. 第 2子 。第 3子 と親. 4)。. 日ごろの行動 を見 て いて ,ス タ ッフ側が発達 の面 で 1. 気 になる子 どもに関 しては,母 親か らの相談が な くて.
(5) 小田和子 他 :甲 南子育てひろば参加者 の子育 て意識 。実態調査か らの一考察. 内容 。 年齢別相談件数 (H21.4∼ H22.3) 1受 乳 、 卒 茅し(3). 偏 食 、食 事 (9) 離乳食 、 生 活習慣 (ト イレトレーニング、生 活 リズム等)(16) 内気、引っ込 み思 案、泣 き虫、いじめられる(6) 乱暴 ,か んじゃく,ケ ンカ,反 抗 等 (14) 落ち着きがない,注 意散漫 (3) ことばの遅 れ,吃 音 ,幼 児ことば (3) 成 長 ,発 達 (8) 子 どもの病 気 ,予 防接種 等 (1) 気 になるくせ(爪 かみ,指 しゃぶり,チ ック等 )(1) 夜泣き,夜 驚 ,夜 尿 (1) 子 どもとの関わり(31) 親 自身の問題 (1) 隣 人 ,保 護者 、保 育士等 との人 間関係 (3) 幼 稚 園 ,保 育 園 ,幼 児教 室 ,お けいこごと等 (16) その他 (5). 15 ■ 0才 □. 1才. 20. 25. 35. 圏 2才 日 3才 □ 4才 以上. 図4. HO名 であ る。 H22年 度学生 ボ ランテ ィア. も家庭での様子や検診 の ときの様子 などを自然 の会話. 計. の中で聞 き出す ように し,他 の相談機関の紹介 ,専 門 医の受診,一 時預か り利用 のすす めなど,そ れぞれに. 2010年 度か らは甲南女子大学社 会 貢献室 と協 力 し ,. 学 生 ボ ラ ンテ ィア を定期 的 に受 け入 れ る こ とに な っ. あ った対応 の方法 を一緒 に考えるように してい る。. た。 それ まで は,参 加 した い学 生 は直接子 ども室 に来室. (5)甲 南子育てひろばへの学生の参加状況. H20年 ,H21年 度. 学生希望参加. し申込 んで い た。主 に総合子 ど も学科 の学 生 が 多 く. 学生 自身が希望 して単発で参加する場合や授業で参. その背景 には授業 で来 る ことな どで な じみが あ り参加. ,. しやす か った こ と も考 え られ るが ,「 総合 子 ども学科. 加 した学生数は表 7の とお りである。. の学 生 で なければ い けない」 と思 い込 んで い る学 生 も. 主に総合子 ども学科学生 の参加が多 く,ゼ ミの時間 に来室 し子 どもの観察 をした り,親 子に手遊 びや絵本. 多 か った よ うに思 われ る。 ボ ラ ンテ イアセ ン ター を通 しての学生受 け入 れ は. の読み聞かせ を行 った りした。. H20年 度 の参加学生数 は,計 121名 ,H21年 度 は. ,. 表 7. 卒業研 究. 毛児 ボ ラ ンテ ィア. 1年. 授業. ロ1炎 オ. 自主 的参加. ク ラブ. 計. 43. 2年. H20年 度. 3年 4年. 24. M. D. 1年. 2年. H21年 度. 1. 52. 3年 4年 M. ,. 総合子 ども学科 の学 生 だ けで な く,心 理学科 0生 活環. 26.
(6) 甲南女子大学研究紀要 第 47号. 40. 人間科学編. (20H年 3月. ). 境学科 ・文化社会学科 。英語英米文学科 。理学療法学. わせ て構 造 化 し,サ ー クル 活 動 参加 に よつて 「不 安. 科 な ど,様 々な学科 の学 生 参加 を促す結果 となって い. 感」が減 少す る こ と,積 極 的 な参加傾 向 を示す母親 ほ. る。. ど「充実感」が高 くなる こ とを実証 して い る。登 録制. 2010年 5月 ∼7月 の 3ケ 月間 の ボ ラ ンテ イア参加 人. で 同 じメ ンバ ー と活動 を共 にす る とい う点 で子育 てサ. 数 は延 べ 225名 で ,こ の 内総合子 ども学科 の学 生 は 89. ー クル と似通 った形態 を取 る 甲南子育 て ひろばにお い. 名 で あ った (表. て ,同 様 の手続 きに よつて参加者 の子育 て意識 の 変化. 8)。. を とらえることで子育 て ひろばの効果 を実 証す る こと を 目的 と してア ンケ ー ト調査 を実施 した。. 表 8. 総合子 ども学科 心理学科. (1)方 法. 生活 環境学科. 調査対 象 !平 成 20年 度 甲南子育 て ひろば参加者. 文化社 会学科. 調査時期 お よび内容. 27. :. 第 1回 調 査 は,子 育 て意識 に 関す る質問 44項 目と. 英語英米文学科. 子 どもが生 まれ る まで の乳幼児 との接触経験 な ど保護. 理学療 法学科. 者 の属性 ,ひ ろば参加 目的 に関す る質問 を合 わせ た 質. 合計. 問紙調査 を実施 (平 成 20年 5月. )。. 第 2回 調査 は,第 1回 調査 と同 じ子育 て意識 に関す. 3.甲 南 子 育 て ひ ろ ば 参 加 者 へ の. る 質問 44項 目と,参 加 して特 に感 じる こ とな どの 質. 子 育 て 意 識 に 関 す る ア ン ケ ー ト調 査. 問 を加 えた質問紙調査 を実施 (平 成 21年 2∼ 3月 (第. 小田 (2007)で は,子 育 てサ ー クルに参加す る母親. )。. 1回 調査 と第 2回 調査 の 記 入者 を特 定す る為 に子. どもの生 年 月 日と性 別 の記 入欄 を設 けた). の子育 て意識 を,ポ ジテ ィブな子 育 て感情 と して の 「充実感」「親 としての成長感」,ネ ガテ ィブな子 育 て. (2)結 果 お よび考察. 感情 としての「不安感」「負担感」「孤立感」,そ れ ら. 1)参 加者 の属性. と影響 しあ う「社交的意識」「社会参加意識」 とをあ ①子どもの人数 子 ど もの人数. ④ 他 のサ ー クル,幼 児教室等 の 参 加経験 他 のサークル等 への参加経験. (第. 1回 調査 の有効 回答者 71名 を. 分析対 象 と した). てひろばの情報 ②甲南子育てこ 甲南子育 てひ ろばの情 報. ③甲南子育てひろばの参加年数 甲南子 育 てひ ろば参加経験. ⑥現住所の居住年数. ⑤所要時間 所要時間 1時 間 以 上.
(7) 他 :甲 南子育 て ひろば参加者 の子 育 て意識 。実態調査 か らの一 考察. 小 田和 子. ⑨ イメージと実際の育児 との違い. ⑦同居の家族. ⑩家庭での子 どもの話 家庭 での子 どもの話. 子 どもをもつまでにイメージ していた育児 と実際 との違い. その他. 時 々話 す. なかった. 10%. 13%. あまり 話さない 0%. 親と子どもだけ. 93%. ③出産 までの育児経験. 子どもが生まれるまでに他の小さい子どもに食べさせたり リ した経験はあ ましたか オムツを替えたレ 'り. 子どもが生まれるまでに他のノさな子どもを 抱いたり遊ばせた した経験はありましたか jヽ. Iり. 20%. 40%. 60%. 80%. あった 囲少しあった □なかった □よく ⑪子育て仲間や相談者等の有無 近所 に世間話 を した り、 子 ど もの話 をす る人 はい ますか. [轟. 彗 躙 輻 1繋. 同 じ年 頃 の子 ども をもつ子育 て仲 間 はい ますか. 藝聯ヨ 華 攀 :. 子育てで困った時、悩 んだ時などに 相談できる人はいますか. 灘難. 子 どもを連れて行 けない急用が出来たときに 子 どもを預 けられる人はいますか (祖 父母以外 で) 0%. 20% 40% 60% 80% ヽ │□ 数名いる 歯1∼ 2名 いる □こない. 0% │. 第 1子 との参加 が半数以上 を占め ,子 どもの年齢 が. お り,原 田 (2003)ガ ヽ田 (2007)で 報告 された よ り高. 3歳 を過 ぎるまで は 1年 だけで はな く継続 して参加 す. い割合 となって い る。親 と子 どもだ け の世帯 が 9割 強. る方が 多 い 。 また ,他 の幼児教室等 へ の参加経験 の あ. で ,半 数が子 どもを持 つ まで にイメ ー ジ して い た育児. る人が 8割 ,家 庭 で子 どもの話 をよ くす る と答 えたの. と実際 とでは大 い に違 い があ つた と答 えて い るが ,子. が 9割 で比 較 的子育 て に関心 の 強 い 人が 多 い と思 われ. 育 て仲 間や子育 ての相 談相手 は数名 い る と 8割 近 くの. る。. 人が答 えてお り,甲 南子育 て ひろばの参加者 は,子 育. HPで のみ行. ての ヒン トを得 た りや不安 を解消す る うえで プラスの. ってい るが ,参 加者 の 8割 以上が ロ コ ミで情報 を得 て. 効果 を もた らすであ ろ う人的 ネ ッ トワー クを持 つ 人が. い る こ とや ,8割 が 自宅 か らの所 要 時 間が 30分 以 内. ■る。 多 い と推測 さオ. 甲南子育 て ひろばの 参加募集 は大学 の. で あ る こ とか らも,甲 南子育 て ひろばが地域 に根 ざ し. 2)子 育 て意識 の変化. た子 育 て支 援 の拠 点 となって きて い る ことを示す もの. 第 1回 調査 と第 2回 調査共 に回答が得 られ た 56名. と考 え られ る。 出産 まで に他 の小 さい子 どもを抱 い た り遊 ばせ た り. を対 象 に子育 て意識 7因 子 につい ての変化 を分析 した 結果 ,「 不安感」 が有意 に低 くな って い た (表. 9)。. こ. した経験 が ないの は 4割 ,食 べ させ た リオ ム ッを替 え. れ は,サ ー クル活動 に参加す る こ とで不安感 が減少す. た りした経験 となる と 7割 の親が全 くない と回答 して. る こ とを示 した小 田 ・横 川 (2007)と 共 通 す る もの.
(8) 甲南女子大学研究紀要第 47号. 42. 表. 9. 子育 て意識 の 変化. 人間科学編 (20H年 3月. ). 5)。. 1年 間 の活動終 了時 に参加 して感 じる こ との 質問 に. 1回 目平均値 2回 目平均値 t検 定結果 充実 感. 29.95(2.08). 29。 41(2.45). t=2.72**. 対 して は,「 自分 自身 の話 し相 手 や子育 て仲 間が で き. 不安 感. 17.50(4.06). 16.70(3.67). t=2.13*. た」「子 どもの遊 びイ 中間が で きた」「 自分 自身が リフ レ. 負担 感. 12.48(3.10). 12.21(3。 14). 孤 立感. 9。. 30(2.90). 9。. 10(2.53). 親 としての成長感. 10。. 50(1.61). 10。. 43(1.51). 社交 的意識. ll.61(2.48). 11.34(2.19). 社 会参加意識. 11.41(1.96). 11.59(2.22). ッシュで きた」 の 順 に回 答 が 多 か った (図. 6)。. 初め. の参加理 由 で は「子 どもの遊 び仲 間作 り」や 「場 の安 全」が意識 されて い たのが ,1年 間 の 活動終 了時 には 多 くの 親が 自分 自身 の ことにプラスの効果 を感 じて い る。. 当初 の緊張が ほ ぐれて親同士 ,気 楽に話がで きるよ. ( ):SD*:p<.05**:p<.01. うになると「子育 て中」 とい う共通の状況にある母親 同士が本音で子育ての悩みやス トレスの発散法 を話 し. で ,大 学 内 にお ける子育 て ひろばにお い て も,ひ ろば. 合 う姿が多 く見 られるようになる。 また,常 に同 じス. に参加 して子育 て仲 間 とのふれ あ う こ とな どを通 して. タッフが親子の様子 を見守 り続ける ことで,ス タッフ. 子育 て不安 が軽 減す る こ とを実証 した もの とい え る。. に些細なことで も相談で きるようになって くる。子育. なお ,「 充実感」が有意 に低 くな った こ とに関 しては. ての ヒン トを得 た り,子 育 てに悩 んでい るのは 自分 だ. ,. 第 1回 調査 での平均値 が極 めて高か った ことに よる も. けではない とい う安心感が もてた りする ことが,不 安. の と考 え られ る (最 高 32点 )。. 感な どのネガテ ィブな子育 て意識の軽減 につ ながる要. 子育 て ひろばへ の 第 一 の 参加理 由 と して ,1番 多 い. 因になってい ると考え られる。. のが 「 子 ど もの 遊 び仲 間作 り」「 安 心 して遊 べ る場 」. 3)甲 南子育てひろばへの期待. で あ った。大学 内 に設 け られ登 録制 で あ ることな どが. 参加 した 1番 の理由を聞い た とき,「 子育てについ. 親 の 安心 感 を得 る要 因 に な ってい る と思 わ れ る (図. て学 べ る と思 つた 」 の 回答 が 13.7%あ つた 。小 田. 自分 自身の話し相 手 や子 育て仲 間が欲 しかった 圏 圏 目 2 子 どもの遊 びイ 中間が欲 しかった 子 育てについて何 か学 べると思 った 子 育 てに不安があった 国国団7. 友 人や知 人に誘われた 子 どもが安心して遊 べる場 だと思 った 母校 で開かれているひろばだったから 囲 その他. 1. 0. 0 図. 5. 5. 10. 15. 甲南 子 育 て ひ ろ ば に 参 加 した 1番 の理 由. 圏四 42. 自分 自身の話 し相 手や子育 て仲 間 ができた 子どもの遊 び仲 間ができた 子 育 てについて学 ぶことができた 子 育てに対 して自信 がついた. 目. 1. R. 子 育てが楽 しくなった 子 どものことに関して家庭 で話すことが増 えた 自分 自身がリフレッシュできた 他 の保 護者 の話を聞いて焦ったり不安 になった. 1. 他 の子 どもの様 子 をみて焦ったり不安 になった. 0. 人間関係がかえってわずらわしくなった. 0. その他. 回国國囲 6. 10 図6. 20. 30. H20年 度 甲南子育 て ひろばに参加 してみて感 じる こ と.
(9) 小田和子 他 :甲 南子育てひろば参加者の子育て意識 ・実態調査か らの一考察. (2007)で は 同様 の 質 問 で 8.6%で あ つたの に比 べ そ. 談 で きる ことが 要 因 の一 つ と して考 え られ る。初 めて. の割合 は高 く,大 学 に設置 されたひろばに対す る参加. 育児 を経験 す る母親 か ら,書 籍 や イ ン ター ネ ッ トか ら. 者 の期待 度 の現 れ と考 え られ る (図. 得 る育児情報 と現実 の違 い に よる不安 に対 しての相 談. 5)。. 活動終 了時 のア ンケ ー トの「感想 や今後 の ひろばヘ. を受 け ることも少 な くない。 中に は毎 回何 か しらの質. 由記述 )」 で は ,親 子 と もに友達が で きた. 問 をス タ ッフに投 げか け る参加者 もい る。子育 て経験. ことの喜 び,感 謝が多 く寄 せ られた。親子 だけの単調. 者 か らみれば誰 にで も多かれ少 なかれある ものだ と思. にな りが ちな生活 か ら一 歩外 に踏み 出す きっか けで あ. え る程 度 の こ とで も本 人 に とって は真 剣 な1当 み で あ. った り,子 育 ての い ろい ろな意 見 を聞 く機会であ った. り,小 さな不安 を重 ね る ことが子育 ての 自信喪 失 につ. り,家 事 を忘 れて子 どもと じっ くり向 き合 える時 間で. なが る。 ひろばで親子が安心 して遊 ぶ 中で子 育 ての ア. あ つた り,他 の親子 の 関 わ り方か ら学 ぶ場 で あ つた り. ドバ イス を受 け た り,わ が子 よ りも少 し早 く生 まれた. と,参 加者 それぞれが ひろばでの 時 間 を有効 に活 か し. 子 どもたちの様子 を見 て子 育 ての見通 しを もてた りす. て い る とい う意見が多 くみ られた。 ス タ ッフが 毎 回提. る こ とで不 安 に思 う気 持 ち を軽 くして帰 れ る こ とは. 供 して い る手遊 びや絵本 の 読み聞かせ の 時間 ,毎 月 の. 日々の子育 て不安 の減少 に大 きな役割 を呆 た して い る. 製作 遊 び を親子 で 楽 しみ に して い て ,今 後 も継続 し内. と考 える。. の意 見. (自. ,. ひろば終 了時 の ア ンケ ー トで も自分 自身 の子育 て仲. 容 を充 実 させ てほ しい とい う希望 も多 か った。 子 育 て の さま ざ まな学 びの場 と して の 期 待 と と も. 間が で きて,リ フ レッシュす る こ とがで きた と答 えた. に,何 よ り快 適で安心 して遊 べ る環境 で あ るこ とへ の. 参加者が多か ったが ,子 どもとの単調 にな りが ちな生. 満足 度が高 く,こ の二 点 に関 しての期待 に応 えて い く. 活 の 中で ,ひ ろばに行 って子 育 て仲 間 と一 緒 に過 ごす. こ とが 大学 にお け るひろば活動 の大 きなポイ ン トであ. こ とで気持 ちが リフ レッシュ し,新 た な気持 ちで子 ど. る と考 え られ る。. もと向 き合 える よ うになった と話す参加者 も多 くみ ら れ る。家庭 にお い て多 くの母親 は家事 や他 の兄弟姉妹. 4。. ま とめ と今 後 の 課 題. の事 な どで忙 しく,ゆ と りを もって一 人の子 と じっ く り向 き合 って 過 ごす こ とが で きに くい の が 現 状 で あ. 「 甲南子育 てひろば」 は,年 度初めの参加募集 でほ. る。 ひろばが 日常 と切 り離 された場所 とな り,子 育 て. ぼ定員 を満た し,年 度途中での参加希望者か らの問い. 仲 間 との会話 な どで リ フ レッシュす る ことに よって生. 合わせ も少な くない状況 である。当初週 2回 まで参加. み 出 された母親 の心 のゆ と りが ,改 めて子 どもの成 長. 可能 としていたが,よ り多 くの希望者 に利用 していた. を感 じさせ た り子 どもとの信頼 関係 を育 んだ りす る原. だ くために週 1回 の参加 に変更 した経緯がある。参加. 動力 とな りうるので はない だろ うか。 リフ レッシュ効. 者 の多 くが ひろばへ の参加理由に子 どもを遊ばせ る安. 果 とい う点では,子 育 て中の母親に とって大学構内 に. 心安全 な場所であることを挙げてい る。 甲南子育 てひ. 足 を踏み入れる機会はあまりな く,そ れ らの母親 にと. ろばへ の参加希望者が多 くなったのは,現 代 の子 ども. って女子大生 たちの様子 を見聞 きした り直接 ボラ ンテ. を取 り巻 く社会 の状況が危険 と隣 りあわせであ り,安. イアとしてひろばに参加 してい る学生 と話 した りする. 心 して子 どもを遊ばせたい とい う親 のニーズ と「大学. ことがで きる「大学内子育て ひろば」 は,あ る意味非. 内にあるひろば」は安全が確保 された場所 とい うイメ. 日常的な場所であ り,児 童館 などの子育 て支援施設 と. ージが一致 した結果であると考えられる。. 比べ てその効果 を高める要素 を持 つ と考え られる。. また,今 回の ア ンケー ト調査 では, 自分 の子 どもを. また今回の調査 で,学 びの場 である大学に日常的に. 出産す るまでに子 どもと関 わる経験が極めて少 な く. 通 うことで,自 分 も何かを学びたい と考える参加者が. 思い描 いていた子育てのイメー ジと現実 の子育てでは. 多 いことがわかった。 これまで も学内の先生に各専門. 大 いに違 いがあると感 じている参加者が多 いことが示. 分野か らの話題提供 ,子 育てのア ドバ イス等 をいただ. されたが,そ れ らの参加者 も,甲 南子育てひろばに継. いてい るが,参 加者か らもっと話が聞 きたい とい う要. 続 して参加することで子育て不安が減少する ことが立. 望が多 い。今後 も,母 親 としてだけではな く一 人の女. 証 された。保育経験のあるスタッフが常 にひろばにい て子 どもにも自分 にも対応 して くれ るとい う安心感が. 性 としてよ り豊かな人生 を送るための学 びの機会 とし て,よ り多 くの先生たちに「わいわい トー ク」へ の参. 得 られ,子 育 てに 自信がな く不安 に思ってい ることや. 加協力 をいただ き「大学内子育 てひろば」 としての特. わか らないことなど,ど んな些細 なことで も気軽 に相. 性 を活か してい くことが望 まれる。. ,.
(10) 甲南女子大学研 究紀要 第 47号. 44. 継続 してひろばに参加するようになつた学生ボラ ン テイアに対 しては,よ り子 どもへ の理解 を深めるよう. 人間科学編. (20H年 3月. ). 携 を深めるなどの取 り組みをしてい く必要があると考 える。. 参加者 か ら積極的 に育児 の話 を聞 く機会 を作 った り 子 どもへ の対応 の仕方 を具体的に示 した りして,将 来. 引 っ越 して きた親子が地域 に溶け込んで生活で きる. の仕事 に対する意欲 を高め,子 育 てが楽 しみになるよ. 助け となれるような子育て情報な どを発信 で きる よう. うな指導が必要 と考える。学生 と参加者が共に,ひ ろ. に,H22年 度中 には学 生 と共 に 甲南子育 てひろばの. ばの活動 に主体的に取 り組 んで社会参加意識 を高めて. HPを 作成 で きる よ う取 り組 んでい る。今後 ,参 加者. いけるように,こ れまでスタッフが行 っていた手遊 び. 同士が本音 で子育ての悩みやス トレスの解消法 を話 し. や絵本の読み聞かせ ,季 節 の行事 の企画へ の参加 など. 合えるような関係作 り,気 軽 に子育 ての相談がで きる ような雰囲気作 りを心掛け,親 子 で楽 しく遊べ る安心. ,. も呼びかけてい きたい。 調査 では,「 甲南子育 てひろばに楽 しく参加す るこ. ・安全な場 ,子 育 てについての学 びの場 として活動 を. とがで きた」 に対 して「あてはまる」「 どちらか とい. 継続 させて発展 させてい くことが,地 域にとって「 甲. うとあて はまる」 の 回答 を合わせ ると 100%に な り. 南子育てひろば」が本当に大切 な場所 になることでは. 逆に「他のメンバー と意見が合 わず気 まずい思 い をし. ないだろ うか。. ,. た」 では「 あて はまらない」「 どちらか とい うとあて はまらない」 を合わせて 98%,「 他 のメンバー に気 を 使 うことが多 かった」は 96%で ,参 加者 に とってひ ヽ ろばが′ 地 よい居場所 となってい ることが伺われる。 亡 しか しひろばでの参加者の様子 を見てい ると,特 に子. 引用 文 献 厚生 労働 省. 2004. 少 子 化社 会対 策 大 綱 に基 づ く重 点 施. 策 の 具体 的実施計画 につい て. 2007 地域子育 て支援拠 点事業実施要綱 2007 子 育 てサ ー クル参 加 者 の 子 育 て意識 の. 厚 生 労働 省 小 田和 子. どもの方に育 てに くさを感 じる親子の場合は,子 ども. 変化 に関す る研 究 一親 の 育 ち を考 え る手 が か りと して. の動きに翻弄されて常に母親が周りに気を使う姿が目. 一. につ く。 ス タ ッフは 自然 にそれぞれの親子 間 に入 る こ とを心 掛 け,少 しで も母親 の負担 感が軽 くなる よ うに 言葉 をか けて い るが ,子 どもの状態 に よつて も,親 自 身 の援助 に対す る受 け止 め 方 に よって も個 々 にその対 応 を変 えて い か なければな らない と考 えて い る。 また,親 が楽 しくお しゃべ りをす る こ とで リフ レッ シュで きる良 さは認 め るこ とで あ るが ,ス タ ッフや学 生 ボ ラ ンテ ィアが居 るこ とで子 どもに 目が行 か な くな る親 の姿が 目に付 くの も事実であ る。子 どもと じっ く. 兵 庫 教 育 大 学 大 学 院学 校 教 育 学 専 攻 幼 年 教 育 コー. ス平 成 18年 度修士論文 小 田和 子 ・横 川和 章. 2007. 子 育 てサ ー クル参 加 者 の 子. 育 て意識 の 変化 に関す る研 究 (1)日 本教 育心 理 学会発 表論文集 49,P413 小 田和 子 ・横 川和 章 2007 子 育 てサ ー クル 参 加 者 の 子 育 て意識 の 変化 に関す る研 究 (2)日 本教 育心 理学 会発 表論文集 兵庫県. 49,P414. 2010. 新 ひ ょうご子 ど も未 来 プ ラ ン. 世 代 育成支援 行 動 計 画. 児童福祉 法 第 6条 の. 兵庫 県次. 22009改. 正 大学 と連 携 した新 た な子 育 て支 援 事 業 補 助 金 交付 要 綱. り向 き合 える場所 の はずが ,親 に振 り向 い て もらえな. 2007 神戸市 地域 子 育 て支援事 業拠 点事業 「 ひろば型 」. い こ とで 子 どもにス トレス を与 える場所 になる よ うで. 補助 金交付 要綱. は問題 で あ る。欠席 の連絡やおや つ の与 え方等 ,ひ ろ ばの基 本的 な ルール を守 れ ない参加者 も少 なか らず い る。子 どもも親 も育 ち合 い ,す べ ての親子 に とって居 心地 の 良 い場所 となるため に,登 録制 で毎週 同 じメ ン バ ーが集 い継続 して親子 に関 わって い くことがで きる 甲南子育 て ひろばの特性 を活か して ,一 人ひ と りにあ った助言 ,支 援 を考 えて い くこ とが 今後 の大 きな課題 で あ る。 さらに,し ようが い や しん どさを抱 える子 ど もやそ の 親 に よ り良 い対応 をす るため には,大 学 内 の 専 門機 関や同 じ地域 にあ る他 の子育 て支援機 関 との連. 2004 い ま,ほ ん と うに必 要 な育 児 支援 とは ?(大 阪 レポ ー ト)か ら 23年 目の調 査 が描 くもの. 原 田正 文 何か. 保健 師 ジ ャー ナ ル,60,1∼ 12 石 岡由紀 ・森 本玲 子 2009 子 育 て支援 の 現 状 と課 題 一 神 戸親和 女 子 大 学 子 育 て支 援 セ ン タ ーの 実 践 か ら 一 児童教 育学研 究 (神 戸親和 女 子大 学 児 童 教 育 学 会 )28,. p97-107 石 岡 由紀 。森 本 玲 子. 2010. 子 育 て 支 援 の 現 状 と課 題. (2)一 神戸親和 女子大 学子 育 て支 援 セ ンターの 実践 か ら. 一 児童教 育学 研 究. 29,p145-152. (神. 戸親和 女 子大学児童教 育学会. ,.
(11) 小田和子 他 :甲 南子育てひろば参加者の子育て意識 。実態調査か らの一考察. 45. 資料》 《 第 1回 目のみ実施 したアンケー ト項 目 1.甲 南子育てひろばに参加 されるのは初めてですか ① はい ② いい え→ (計 年 目) 2.甲 南子育てひろばのことを何でお知 りにな りましたか ①大学 のホームページを見 て ②知人に聞いて ③その他 ( ) 3.自 宅か らひろばまでの所要時間は ① 15分 以内 ②30分 以内 ③ l時 間以内 ④ l時 間以上 4.甲 南子育てひろば以外の子育てサー クルや幼児教室などに参加 した ことはあ りますか ①あ る ② ない 5.現 在お住 まいの地域 に居住 されて どの くらいですか ① l年 未満 ② l∼ 3年 ③3年 以上 6。 同居 のご家族 は ①親 と子 どもだけ ② 三世代同居 ③その他 7.子 どもが生 まれるまでに,他 の小 さい子 どもを抱 いた り,遊 ばせた りした経験 はあ りましたか ① よ くあ った ②少 しあった ③ なかった 8.子 どもが生 まれるまでに,他 の小 さい子 どもに食べ させた り,お むつ をかえた りした経験 はあ りましたか ① よ くあ った ②少 しあ った ③ なか った 9.子 どもを もつ前 にイメージ していた育児 と実際の育児 とでは,ち がいがあ りましたか ①大 い にあった ②少 しあった ③あ まりなかった 10。 子 どものことを家庭で話 しますか ① よ く話す ②時 々話す ③あまり話 さない H.近 所 に世 間話 をした り,子 どもの話 をする人はい ますか ①数名い る ② l∼ 2名 い る ③ い ない 12.同 じ年頃の子 どもをもつ子育て仲間が い ますか ①数名い る ② l∼ 2名 い る ③ い ない 13.子 育 てで困 った時,悩 んだ時などに相談で きる人はい ますか ①数名 い る ② l∼ 2名 い る ③ い ない 14.子 どもを連れて行けない急用が出来た時に,子 どもを預けられる人はい ますか (祖 父母以外で) ①数名 い る ② l∼ 2名 い る ③ い ない 15。 甲南子育てひろばに参加 しようと思った 1番 の理 由はなんですか ① 自分 自身の話 し相手や子育て仲間が欲 しかった ⑤友 人や知人に誘われた ②子 どもの遊び仲間が欲 しかった ⑥子 どもが安心 して遊べ る場所だ と思った ③子育 てについて何か学べ ると思った ⑦母校 で開かれてい るひろばだったか ら ④子育 てに不安があ った ③その他 ( ) 第 2回 目のみに実施 したアンケー ト項 目 ☆ 甲南子育てひろばに参加 してみて,特 に感 じることを 3つ まで○で囲んで ください。 1.自 分 自身の話 し相手や子育て仲間がで きた 6。 子 どものことに関 して家庭で話す ことが増 えた 2.子 どもの遊び仲間がで きた 7。 自分 自身が リフレッシュで きた 3。 子育てについて学 ぶことがで きた の保護者 の話 を聞いて焦った り不安 になった 8.他 4。 子育てに対 して自信がついた 9。 他 の子 どもの様子 をみて焦った り不安になった 5。 子育てが楽 しくなった lo。 人間関係がかえってわず らわ しくなった 11.そ の他 ( ) ☆ 甲南子育てひろばの参加 の様子 についてお尋 ね します。以下のそれぞれの文 を読んで,「 4.あ てはまる」「 ど ちらか といえばあてはまる」「2.ど ちらか といえばあてはまらない」「 1.あ てはまらない」の 4つ の うちで,最 もあ てはまる数字 に○ をつ けて ください。 1.子 育てひろばに楽 しく参加することがで きた 。。 4 3 2 1 2.ほ とんど休 まずに参加 した 3.子 どもとじっ くり向 き合 って遊ぶ ことがで きた 6。 他 のメンバー と意見が合わず,気 まず い思い をした 4.他 のメンバーに 自分か ら積極的に話 しかけた 7。 他 のメンバーに気 を使 うことが多か った 5.我 が子だけでな く他 の子 どもたちに も話 しかけ 8。 手遊びや親子ふれあい遊びに楽 しく参加 で きた た り遊んだ りした 9.絵 本 の読み聞かせに楽 しく参加する ことがで きた 10.子 どもどうしの トラブルが多 くて困 った 3。. ☆. 子育てひろばに参加 した感想や,ひ ろばの今後に向けてのご意見などがあれば,お 聞かせ下 さい.
(12) 甲南女子大学研 究紀要 第 47号. 46. 人間科学編. (20H年 3月. ). 子 育 て意識 に関 す る質問 44項 目 (第 1回 ,第 2回 共 に実施 ☆ 以下 のそれぞれの 文 を読 んで ,今 の あ なた 自身 の気持 ちに,ど の程度あ て は ま りますか ? どち らか とい えばあて は ま らない 」「 「4.あ て は まる」「3.ど ち らか とい えばあて は まる」「 の 4つ の うちで ,最 もあて は まる数字 に○ をつ け て くだ さい 。 1.自 分 の子 どもはか わ いい と思 う 。・・・・・・・・ ・・・・4321 2。 自分 の子 どもと遊 ぶのは楽 しい 3.子 どもを育 て るの は楽 しく,幸 せ な ことだ と思 う ). 2。. 1。. 4.育 児 の こ とで心配 な ことが あ る 5.母 親 ,父 親 と して うま く対応 で きない ときが あ る 6。. 自分 の子 育 てが ,ま ちが ってい るのではない か と不安 になる. 7.子 どものす る こ とを,余 裕 を持 って 見 るこ とが で きる 8.日. 々の生活 の 中 で ,子 どもの育 ち を実感す る こ とが よ くあ る 同 じ年 頃 の子 どもで も,育 ち方 は い ろい ろだ と思 う 10.子 どもを育 て る こ とを,負 担 に感 じる H。 子 どもに まつ わ りつ かれ るの を,う る さ く感 じる 12.子 どもと離 れた い と思 う こ とが あ る 13.子 どもが ,今 どの ような気持 ちで い るのか ,だ い た いわ か る 14.今 だけで な く,先 の 見通 しを持 って子 育 て を して い る 15 子 どもな らで はの発想や ,子 ども独 自の世界が あ るこ とを感 じる 16.子 育 てで ,自 分 はや りた い こ とがで きず に我慢 して い る と思 う 9。. 17.子 育 てで , イライラす る こ とが よ くあ る 18.子 どもの こ とを考 えるのが い や になる こ とが あ る 19.子 どもと一緒 に い る と気持 ちが安 ら ぐ. 20.子 どもの成長 に,と て も喜 び を感 じる 21.自 分 の子 どもだけで な く,他 の 子 どもの こ ともか わ いい と思 う. 22.子 どもとどう関われば よいの か ,わ か らな くな る こ とが あ る 23.同 じ年 頃 の子が で きて い る こ とを,自 分 の子 どもがで きて い ない と不安 になる 24.子 育 てに 自信が もて ない 子 育 て に よつて 自分 自身 も人間的 に成長 して い る と思 う 子育 て を とお して ,自 分 の視野が広 くなる と思 う 27.子 育 て に よつて ,自 分 の 活動範 囲 が広が ってい る と思 う 28.育 児 を して い る間 に,世 の 中か ら取 り残 されて い くように思 う 29.子 育 て をが んば ってい る こ とを,誰 に もわか って もらえない 25。 26。. 30。. 子 どもとばか りい て ,孤 立 した感 じがす る. 31.自 分 だけで な く,ま わ りの 支 えが あ って子育 てが で きて い る と思 う. 32.母 親 ,父 親 であ るこ とに充実 感 を感 じる 33.子 育 て を とお して ,地 域 の 人 との 関 わ りが深 くな る と思 う 34。. 自分 ひ と りで 子育 て を して い る ように思 う. 35.子 どもだけが生 きが い だ と思 う 子育 てで1歯 んで も誰 に も頼 れ な い と思 う 37.育 児や家庭 の こ とについ て ,他 の 人 とお しゃべ りす るのが 好 きだ 38.知 らない 人 とで も積極 的 に話 がで きる 39。 人の面倒 を見 るのが苦 にな らない 36。. 40.誰 とで もす ぐに親 しくなれ る 41.地 域 の 行事 な どに参加 した い 42.幼 稚 園や小学校 の PTA活 動 (役 員 な ど)や 子 ども会活動 に積極 的 に参加 しようと思 う 43.将 来 ,ボ ラ ンテ イアな ど社 会 の ため になる こ とをや ってみ た い 44.親 が子 どもを育 て るのは もちろんだが ,地 域 で子 どもの成 長 を支 えて い くこ とが 大事 だ と思 う. あて は ま らな い 」.
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