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基本設計(概要版)

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Academic year: 2018

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(1)
(2)

設計の基本方針 - 設計の基本方針 - 敷地概要 - 防災拠点計画

- - 防災拠点計画概要

建築計画 - 配置計画

- - 配置計画 - - 動線計画 - 建築計画

- - 建物概要 - - 平面計画 - - 断面計画 - - 館内動線計画 - - 防犯設備計画 - - 館内防災計画 - - サイン基本計画 - 環境負荷 減計画

- - 環境負荷 減計画概要 - - 吹抜 エコボイ の 置付け - - 自然換気

- - 自然採光

構造計画

- 構造設計方針

- - 耐震安全性の目標 - - 免震構造の採用 - 設計用地震動

- - 設計用地震動 - 構造計画概要

- - 庁舎棟架構計画 - - 地 概要

- - 基礎構造 - - 液状化 策

電気設備計画

- 電気設備設計方針 - - 市民 開か た庁舎 - - 機能的・快適 庁舎 - - 防災拠点 し の庁舎 - - 長 命 環境 やさしい庁舎 - 電気設備概要

- - 電力設備 - - 通信設備

機械設備計画

- 機械設備設計方針

- - 親しみ やさしさ のあ 庁舎 - - 機能的、快適 庁舎

- - 永く愛さ 、使わ 庁舎

- - 高品質 ライフサイクルコス を意識した庁舎 - 空調設備概要

- - 熱源機器設備 - - 空調機器設備 - - 空調ダク 設備 - - 空調配管設備 - - 換気設備 - - 排煙設備

- - 自動制御・中央 視設備 - - 騒音・振動 策

- - その他設備 - 衛生設備概要

- - 給水設備 - - 給湯設備 - - 排水通気設備 - - 衛生器具設備 - - 消火設備 - - 都市ガス設備 - - 厨房機器設備 - - 移設盛替え計画

防災情報システム

- 防災情報システム設計方針 - - 設計の基本方針

(3)

1. 設計の

基本方針

−1

設計の

基本方針

親し

み」

やさ

庁舎

 周辺環境との融和、既存施設との連携を図る計画とします。

 市民ゾーン、執務室ゾーン、議会ゾーンなど効率的で誰にでも分かりやすい構成とします。

 誰にでもやさしく、バリアフリーに配慮した庁舎とします。

 自然エネルギーを最大限活用した、環境にやさしい庁舎とします。

機能的、

快適な庁舎

 吹抜を中心とした、回遊性のある分かりやすく快適な執務室とします。

 部署の配置変換にも容易に対応できるよう、室内はフレキシブルな空間とします。  維持管理の容易な計画とします。

 災害時に活動の拠点施設となる装備を備えます。

永く

愛さ

れ、

使われる

庁舎

 徹底した躯体の長寿命化を図ります。

 高耐久性でメンテナンス性の良い建築資材を選択します。

 改修時の道連れ工事を低減し、居ながらの改修が可能な計画とします。

高品質で

意識し

庁舎

(4)

−2

敷地概要

計 画 地 浦安市猫実 1 丁目 1624 番地他(現市庁舎及び忠霊塔公園)

敷地面積 約 11,080 ㎡

用途地域 商業地域

防火指定 防火地域

高度地区 なし

日影規制 なし

建ぺい率 80%

容 積 率 400%

北 側 市道幹線4号 幅員20m 整備計画無し

南東側 市道5- 1号線 幅員15m 整備計画無し 前面道路

(5)

−3

防災拠点計画

1−3−1 防災拠点計画概要

 想定される大地震に対して、建物がほとんど無被害で確実に防災拠点としての機能を果たす

ため免震構造とします。

 防災情報室、災害対策本部室および防災課は理事諸室の直下階である4 階に配置し、情

報、指示がスムーズに行き渡るようにします。

 発災後、インフラが途絶えてしまうことを想定した対応とします。

・ 電力途絶対策として自家発電装置を設置します。防災拠点として活動する諸室を対象と

して、3日間連続運転が可能なだけの燃料タンクも備えます。

・ 防災情報室、災害対策本部室などの負荷設備への給電は、二重化・二系統化とすると

共に、停電が許されない装置などに無停電電源を供給します。

・ 周辺井戸の活用状況を加味し、防災井戸を掘削します。井水は常時は飲用水としても利

用できる対応とし、井戸ポンプ及び井水浄化装置は、非常時に地域住民へ飲料水を配る

ことを想定した容量とします。井戸設備の詳細仕様を決定するために、試掘ボーリング調査

を行います。

・ 飲用水は発災後4日分、雑用水は発災後4日分の貯留が可能な受水槽容量を確保し、

ライフライン途絶時にも給水が可能な計画とします。

・ 発災時に下水本管が途切れた状態でも建物から出る排水を処理できるよう、発災後7日

分の貯留が可能な汚水槽を設置します。平常時は下水道へ放流し、発災時には汚水槽

に切替えて貯留できる計画とします。

・ 平常時から吹抜を利用した採光、換気を行うことで、できる限り設備に頼らない、自立した

計画とします。

項目

対策

(人命の安全確保と二次災害防止)

・本計画の対応方針

電 力

 発電機能力

照明 一般事務室 1スパン1灯以上 一般諸室、廊下 全灯数の 1/ 3∼1/ 6 階段 全灯数

電話用、拡声、インターホン親機、テレビ共聴、 情報処理装置、給排水ポンプ、冷蔵庫、コンセント 無窓の居室・厨房・湯沸室の給気・排気ファン エレベーター、監視制御装置

防災設備、発電機補機

 発電機の燃料備蓄量は、商用電源の復旧に要する時間又 は燃料の補給に要する時間のうち短い方とする。想定が 困難な場合は 72 時間程度を確保

 発電機は空冷式

 個別条件により採否を検討するもの 自家発電設備及び直流電源設備の設置 本線予備線等の電力の多回路引き込み 外部電源車からの引き込み及び接続対応 受変電設備及び幹線の2重化、予備機の設置

・ 防災兼用発電機として、インフラ途絶時の電源 を確保する。

・ 屋内にガスタービン式発電機を設置する。 ・ 使用燃料は軽油とし、備蓄量は 72 時間分とす

る。主燃料槽は屋外にオイルタンクを設ける。 ・ 電力引込みは2回線引込とし、インフラ途絶時

は、非常用発電機による電源供給を行う。 ・ 重要負荷がある場合は、2系統の電源供給を行

う。

・ コージェネレーション装置(機械設備工事)に よる発電電力は、通常時は商用電源と系統連系 (逆潮流なし)を行うが、商用電源が停電し且 つ非常用発電機が停止した場合は、手動モード で起動させ保安電源として使用できるものとす る。

通信・連 絡 網

 光ケーブル+メタルケーブル引込み  望ましい項目

複数事業者からの引込み、携帯電話対応

・ 2 ヶ所からの引込対応(管路)を行う。

給 水

 望ましい項目

大地震動後のライフライン途絶に備えた飲用・雑用水の備蓄 給水システムの耐震確保

配管は飲用水・雑用水の2系統設置

受水槽に緊急遮断弁設置、災害時利用可能な水栓設置 井戸・雨水利用設備等の代替手段の設置

給水装置の非常電源確保

大地震動における地盤面からの直接影響回避 配管、水槽の損傷による二次災害の防止

・ 災害時飲用 4 日分、雑用 4 日分の貯水量を確保 ・ 重要機器として耐震設計を行う。

・ 飲用、雑用の2系統給水とする。 ・ 受水槽に緊急遮断弁、水栓を設置する。 ・ 井戸・雨水利用設備を設置する。 ・ 給水装置は非常電源を確保する。 ・ 受水槽は建屋内設置とする。

・ 重要室天井内の給排水は極力避けて配管する。

排 水

 望ましい項目

十分な容量の排水槽の確保、臨時排水槽 1 系統以上のポンプアップ系統の設置 排水設備等の非常電源確保

・ 7 日分の排水槽容量を確保する。

・ 必要箇所にポンプアップ系統を設置する。 ・ 排水設備は非常電源を確保する。

空 調

 望ましい項目

2 種以上のエネルギー源の組み合わせ

熱源用エネルギーに都市ガスを使用する場合は、極力 耐震性が高い中圧ガスを採用

重要度の高い室は単独系統とし、原則空冷式を採用

・ エネルギー源は電気・都市ガス(中圧)の 2 種 類とする。

・ 災害時に空調が必要な室は、防災センター、防災活動 拠点室、通信機械室、電気室、MDF 室等とする。 ・ 重要度の高い通信機械室、防災センターは空冷式単

独熱源を設置する。

・ 電気式熱源は空冷式とする。

・ 災害時には空冷式ヒートポンプパッケージを非 常用発電機にて稼動し、重要室系統の空調を行 う。

(6)

2.

建築計画

2−1

配置計画

2−1−1 配置計画

 既存の本庁舎、第三庁舎、議会棟を使いながら新庁舎の建設工事ができるよう、新庁舎は

現在の老人福祉センター(U センター)の位置に配置します。

 緑化された駐車場棟を前面道路(市道5−1号線)沿いに配置して、良好な景観を形成し

ます。また、消防署、商工会議所、集合事務所、浦安公園などの市の重要施設との機能連

携を図ります。

 現在の忠霊塔公園は、 新庁舎建設に伴い 段階的に浦安公園側に移設します。跡地は既

存樹木をできる限り残し、緑地の保全を行います。

(7)

2−1−2 動線計画

来庁者、一般車、公用車、サービス車の動線は、誰にでも分かりやすく安全な計画とします。

 来庁者は建物東側の正面出入口と、南出入口から出入りします。正面出入口は庁舎前広

場に面し、建物内オープンスペースにつながり、開放的で入りやすい設えとします。

 一般車両、公用車は前面道路から入り、正面出入口に車を寄せることができます。

 路線バスとコミュニティバス(お散歩バス)は、現行ルートを若干変更して、庁舎南側の出入口

前に停留所を設けることとして、両バスの乗り継ぎがスムーズに行え、屋内でバスを待つことが

できる計画とします。

 議員車両は境川沿い市道5−2号線からアクセスし、建物西側に設けた西出入口に寄り付

きます。

 サービス車両は、文化会館との間にある既存構内道路利用して、新庁舎にアクセスします。

(8)

2−2

建築計画

2−2−1 建物概要

□敷地概要

市街化区域・商業地域・防火地域

敷地面積 約 11,080 ㎡

容積率制限 400%

建蔽率制限 80%

□建物概要

建築面積 約 3,090 ㎡

延 べ 面 積 約 25,430 ㎡

構 造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造

階 数 地上 11 階 塔屋 1 階

昇 降 機 エレベーター

乗用 24 人乗り 3 台 速度 105m/min

非常用(人荷用) 17 人乗り 1 台 速度 105m/min

非常用(人荷用) 30 人乗り 1 台 速度 105m/min

主な外装仕上げ

屋 根 アスファルト防水の上、押さえコンクリート

外 壁 RC 打ち放しの上フッ素樹脂クリア

建 具 アルミサッシフッ素樹脂焼付け塗装

ガラス Low−e 複層ガラス

主な内装仕上げ

天井 岩綿吸音板(リブ付)

壁 石膏ボード塗装

エントランスホール

床 花崗岩

天井 RC 打放し、一部岩綿吸音板

壁 石膏ボード塗装

事務室、会議室

床 OA フロア(H=100) タイルカーペット

天井 石膏ボード塗装、一部天然木練付

壁 天然木練り付け

議場

床 カーペット

天井 岩綿吸音板

壁 石膏ボード塗装

便所

床 ビニルシート

面積表

階高(mm) 面積(㎡)

塔屋階 3,000 110

11 階 5,000 840

10 階 4,100 2,240

9 階 4,100 2,460

8 階 6,200 2,410

7 階 4,100 2,480

6 階 4,100 2,480

5 階 4,100 2,480

4 階 4,100 2,480

3 階 4,100 2,480

2 階 4,100 2,490

1 階 5,700 2,500

(9)

2−2−2 平面計画

(ア) 建築計画

 中央の吹抜けを挟んで建物の南北面に執務室を配置します。執務室は外部 3 面と吹抜け

に面して、明るく、開放感のある空間とします。

 窓廻りの柱を外に出す構造により、管理職のデスクやミーティングスペースのレイアウトを柱を意

識せず、フレキシブルに行える計画とします。

 執務室は使いやすい長方形で、まとまりのあるオープンフロアとすることで、市民に分かりやすく、

将来の行政組織の変更にも対応しやすい柔軟性のある平面計画とします。

 階 段 や エ レ ベータの動 線 、 ト イ レ 、 空 調 機 械 室 と いっ た 共 用 部 を 東 西 面 に 効 率 よ く 集 約 し ま

す。

 トイレは外部に面して配置して、明るく清潔感ある計画とします。

 吹抜を廻るように配置する廊下は、端部に階段を設置し、明るく庁舎内を移動しやすい計画

とします。

基準階ゾーニング図 執務室レイアウト例

(10)

(イ) 空調設備計画

 空調方式

空調方式は外気処理空調機(共用)+各階空調機/単一ダクト+VAV 方式とします。

空調が必要な部分(階、エリア)のみを効率良く空調することで省エネルギーを図ります。

 空調ゾーニング

1フロアを4台の空調機でゾーニングを行い、負荷形態の異なる南北エリアを各2台でまかない

ます。1台あたりの受け持ち面積は約 420 ㎡程度であり、防災上の最大防煙区画面積 500

㎡以下に合致させることで、空調機の火災時連動停止などのソフト的対応も分かりやすい空

調ゾーニングとします。

 空調吹出し方法

高天井部分は天井折上げ部分よりノズル等により吹出し、低天井部分は拡散性の良いアネ

モ吹出しとします。

 VAV 単位

個別制御単位としてVAVを約 30∼75 ㎡ごとに設置します。VAVの設置単位を(A-05)基

準階の空調方式に示し ます。(基本的に1スパンあたりインテリア系統、ペリメーター系統の2

系統とします。)

 個室、小部屋の考え方

個室、小部屋は室単位にファンコイルユニット、はパッケージ型空調機又はVAVを設置し、個

別制御が行える計画とします。(天井を貼ることが必要となる場合もあります。)

(ウ) 電気設備計画

 電源供給エリア

事務室の照明及びOAコンセント電源を4つのゾーニングに分け供給します。

共用部(コア部)電源は2つのゾーニングに分け左右のEPSより供給します。

 事務室照明

LED 下面開放器具とし、(A-06)基準階の照明器具配置・点滅に示す配置とします。

明るさセンサによる連動制御にて、机上面照度750Lx を確保し、点滅方式を小ゾーン方式

((A-06)基準階の照明器具配置・点滅)の組合せによるグループ発停できるものとします。

 OAコンセント

OAコンセント容量は30VA/㎡程度を見込みます。OAフロア内ころがし配線により、OAフロ

ア内に電源分岐ユニットを設置してOAタップコンセントを接続します。

回路構成及び発電機回路は(A-06)基準階のコンセント回路構成に示す構成とします。

 情報用EPSのゾーニング

事務所の電源供給に合わせた計画とします。

基準階の空調方式

AC ゾーン単位

VAV ゾーン単位

AC

AC AC

AC

(11)

※天井なしエリアの器具は想定 配置は 6∼7 台程度

平均照度 776lx

基準階の電源供給エリア(■が分電盤を示す)

基準階の照明器具配置・点滅 基準階の情報供給エリア(■は情報ラック(共有)を示す)

OAタップ参考例

※赤色は発電機回路(AC-GC)

(12)

2−2−3 断面計画

 地上11階、地下階は設けない計画とします。

 建物中央に、1階から最上階までを貫く吹抜(エコボイド)を設けます。吹抜を介して上下階の

視認性が良くなり、庁舎としての一体感を作り出します。

 吹抜(エコボイド)は自然換気、自然採光など省エネルギー手法として活用します。

 1階の階高は5.7mとしてエントランスホールとなる市民プラザは十分な天井高さを確保しま

す。

 基準階は階高を4.1m とします。機械室階は階高6.15mとします。

 一般事務室は原則天井を貼らず、梁下端で天井高さ2.8mを確保し、天井高さを最大限

活用する計画とします。個別に天井を貼る場合は、天井高さ2.6mとします。床はH=100

㎜のOAフロアとします。

 行政中枢諸室は5階に、防災拠点室は行政中枢諸室の直下階の4階とします。

 防災拠点としての機能を維持するために、設備室は浸水のおそれの無い8階に設けます。

 機械室階には、大規模な倉庫スペースを設け、重荷重に対応したフロアを活用します。

(13)

2−2−4 館内動線計画

 館内の動線は中央吹抜(エコボイド)に沿った回遊動線とすることで、来庁者にもわかりやすい

計画とします。

 避難階段は廊下端部に設け、分かりやすく非常時にも安全に避難できる計画とします。

 市民利用の多い事務室を1,2階に配置し、吹抜階段を利用して、来庁者がスムーズに目

的部署まで移動出来る計画とします。

 主に来庁者が上層階を利用する場合は、吹抜に面した乗用エレベータ3台を利用します。

 直上階、直下階など簡易な移動には、廊下端部の階段を 利用でき るよう、階段を明るく開

放的に設えます。

 非常用エレベータは建築基準法に基づいて2台設置します。2台とも人荷兼用として日常的

なサービス用として利用し、内1台は最大2tまで積載できる仕様とします。

 議員が9階の議場、議員会派控室へ移動する際には、西側非常用エレベータの1台を利用

することで、一般来庁者とは別の動線を確保します。

(14)

2−2−5

防犯設備計画

建物内のセキュリティーは、来庁者、職員を区分けして、時間帯による立ち入り制限を設けます。

 建物の出入口は下記のとおりです。

1階 : 東、西、南出入口 : 平日開庁時、日曜開庁時利用可

管理用出入口 : 終日利用可(閉庁時は立入り制御)

 避難階段はカードリーダーを設置し、避難方向への進入は自由、逆方向の進入には立入り

制限がかかる計画とします。

 各出入口及び搬入口に防犯カメラを設置します。

【平日時間外利用時】

・平日時間外利用時の出入りは、管理用出入口のみとします。退出は自由通行で、入室に

は立ち入り制限を設けます。

・乗用エレベータ1台、非常用エレベータ2台を稼動させます。非常用エレベータロビーの出入

りは立入り制限をかけて、不使用階への着床を防ぎます。

【日曜開庁時】

・日曜開庁時の出入りは、東、西、南出入口を通行可とします。閉庁時は管理用出入口の

みとします。

・日曜開庁している窓口部門への動線として吹抜階段を、車椅子利用者のために乗用エレ

ベータ1台を稼動(他の2台は休止)します。

・職員が出勤した際には、非常用エレベータで移動する計画とします。非常用エレベータロビ

ーへの出入り口にはカードリーダーを設置し、来庁者の立入り制御を行います。

(15)

2−2−6 館内防災計画

本建物の機能を鑑みて、万全の防災計画を行ないます。原則として建築基準法、消防法に基づき

ますが、より安全となるよう計画します。

 避難

建築基準法を満たす2方向避難計画とします。

階段は廊下の突当りに位置し、日常使用する動線と避難動線を一致させます。

 防火防煙区画

建築基準法および、消防法に基づき防災区画を行います。

防火区画:建築基準法施行令112条の規定に基づき防火区画を行います。

防火区画の仕様はコンクリート壁もしくは、耐火間仕切壁とします。

吹抜の廻りには防火防煙シャッターを設けます。

防煙区画:建築基準法施行令126の3条の規定に基づき防煙区画を行います。

防煙区画の仕様は、コンクリート壁若しくは不燃間仕切壁、不燃ガラス垂れ壁

を使用します。

 排煙設備

防煙区画された排煙区画から、できる限り自然排煙を行います。

排煙窓が設けられない一部の居室、廊下などは、機械排煙を行ないます。

 不燃化

建物は全館に渡り、下地・仕上げ材の不燃化(一部準不燃化を含む)の徹底を図るほか、

関連法規に基づく防災設備を設けます。

(16)
(17)
(18)
(19)

2−3

環境負荷低減計画

2−3−1 環境負荷低減計画概要

・環境配慮型庁舎として従来庁舎よりもライフサイクル CO2(LCCO2)を削減する目標とします。

・建物の環境配慮の格付けとなる CASBEE においては、最高ランクのSランクを目指します。

■ CASBEE

※上記は太陽光発電(別途工事)や雨水利用、および窓廻りの高断熱・高気密(複層 Low-e ガラスの採用)などの

環境負荷低減対策の実施を前提とした試算結果です。(詳細は別冊 基本設計書(資料編)CASBBE 項参照)

注)グリーン庁舎評価システム GBES(社団法人 公共建築協会)による試算結果。

(20)

2−3−2 吹抜(エコボイド)の位置付け

新庁舎に組み込まれた吹抜け空間(エコボイド)は、「人」・「場所」・「環境」を繋ぐ空間・装置として、

重要な位置付けとして考えます。

1.「視認性」

・ 吹抜に面して全ての部課が配置されることにより、開かれた市庁舎の象徴として、来庁者の

みならず職員にとっても、わかりやすい明快な空間構成となります。

・ 吹抜を介して、各課の位置、エレベータ、階段 などの位置が即座に見て確認できます。 上

下階を見渡せることで、庁舎内での自分の位置確認がすぐに把握できます。

・ サイン表示での誘導に頼らなくても、目的物(行き先)が目で見て確認でき、わかりやすいです。

2.「一体性」

・ 上下階が見渡せ、連続していることから、庁舎内の様子が知覚しやすくなります。

・ 今まで以上に、職員同士間ま たは職員と 来庁者の距離感を縮めること が期待でき 、良好

なコミュニケーションが図りやすくなります。

3.「魅力」

・ 閉塞感が溢れがちな基準階を、吹抜により連続させることにより、明るく開放的な魅力ある

空間演出できます。

・ 1階市民プラザと連続することで、1階での賑わいが各階まで伝達されやすいです。

4.「環境性」

・ 庁舎中央に配置される吹抜により、「自然換気」「自然採光」などの省エネルギー手法が可

能と考えられます。

・ 中間期は浮力換気および風力換気による、電力を使用しない「自然換気」が有効となります。

・ 建物中央部に「光」を落とすことにより、照明の減灯が可能となります。

エコボイド

視認性

∼わかりやすい∼

環境性

∼省エネルギー∼

∼コミュニケーション∼

一体性

∼気持ちいい∼

魅力

断面構成図

(21)

2−3−3 自然換気

◇ 自然換気の評価

・自然換気の評価として多く使われている指標は換気回数です。本計画はシミュレーション結果より 下記他物件と比べて換気回数が多く確保できますので、「自然換気」が有効と判断できます。

・本計画 シミュレーション結果(条件:外気温20℃、内部発熱40W/m2)

・Aビル 実測値:2~7回/h、自然換気による年間空調負荷削減は約13% ・B大学 実測値:3~5回/h(教室)

・Cビル 実測値:0.4~1.3回/h(シミュレーション時:概ね3回/h) ・Dビル 実測値:外気利用(外気冷房、自然換気)により空調負荷20%削減 ◇ 空調を停止して室内環境が 28℃以下に保つことができる時間

外部風による建物内の平均換気回数(北風10.2回/h、南南西風8.2回/h)

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月

頻度(

時間

) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月 12月

頻度(

時間

a) 平均換気回数10.2回/h(18∼23.8℃) b) 平均換気回数8.2回/h(18∼22.7℃)

空調を停止して室内環境が 28℃以下に保つことができる時間(9∼18時) ◇ 年間気温

外気温頻度分布(年間)

0 100 200 300 400 500 600

- 2 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34

外気温(℃)

頻度

時間

12月

11月

10月

9月

8月

7月

6月

5月

4月

3月

2月

1月

外気温の発生頻度(新木場標準年)

自然換気シミュレーション 1.目的

エコボイドを利用した自然換気の効果を数値流体シミュレーションを用いて試算する。 2.シミュレーション条件

外 気 温:20℃ 内部発熱:40W/m2

開口条件:自然換気口 H=0.8m、流量係数0.42(スウィンドウ 開き角度45度) 欄間 H=0.5m(有効開口0.5m2/扉)

上部開口:流量係数0.5(一重はね出し窓45度) ※ 開口位置については解析モデルを参照。

3.検討ケース

検討ケースを表3.1に示す。風条件については実測値における卓越風にて計算。 表3.1 検討ケース

ケース名 風条件 自然換気口の調整

case00 無風 未調整

case01

無風

1~4Fの大部屋 面積1/10 5~7Fの大部屋 面積1/8 case01_N25 北2.5m/s(基準高10m) case01と同じ

case01_SSW29 南南西2.9m/s(基準高10m) case01と同じ 4.解析モデル

次ページに解析モデルの平面および3Dパースを示す。

自然換気可能な気温帯(仮設定値)

内部発熱により気温が上がるため自然換気

(22)

平面図 3D

平面図 3D

無風時換気イメージ

開口

開口

開口 開口 S11

N11

N22

S21 N21

N31

S31

S41 S42

S43 S44

S45 N41 N42 N43

開口

開口

開口

開口

1F 2F 3F 4F 5F 6F 7F

8F 9F 10F 11F

S51 S52 N51 N52

N53 N54 N55

S61 N61

S71 N72

N73 N74

N71

面積60m2(4面オープン) 流量係数0.5

(23)

4.解析結果

①自然換気効果試算

・ 自然換気の有効条件を下表とする。

・ 花粉症を考慮し 3 4 月は自然換気対象月から外している。

・ 本敷地における自然換気時の卓越風は、大きく北と南南西の風に分けられる。この風向を考慮し

た数値シミュレーションによる平均換気回数は下表のとおり。

・ 室内許容温度を 28℃とすると、換気回数と室内発熱から空調を停止できる時間数は、北風では

462 時間、南南西風では 296時間となる。稼働率、強風率、雨天率を考慮すると、空調停止時

間はそれぞれ 285 時間、182 時間となる(下表)。

※風向風速以外のデータは、新木場の標準年気象データの集計値

[言葉の定義] 稼働率:出勤日(5/7)

強風率:風速 4m/s 以上の発生率

雨天率:降雨を記録した日の発生率

・ 対象月、対象時間における合計時間数は 1,086 時間(152 日×10h×稼働率)であり、自然換気

による空調停止時間は上記より 467 時間となるので、対象条件期間の 43.0%は空調運転時間を

低減できることに相当する。内部発熱の少ない部屋ではその数値はさらに大きくなる。

・ 解析モデルは、結果に影響しない程度に簡易化を行っている(吹抜け形状、天井の形状など)。ま

た、吹き抜け部分の垂れ壁は、自然換気量を左右する大きさではないため、本検討では垂れ壁な

しのモデルとした。

②数値シミュレーションによる可視化

(24)

2−3−4 自然採光

本庁舎の吹抜は、高さに比べて奥行きや間口が比較的広く、採光にも有利な形状となっていま

すが、吹抜底部まで直射光が入ることは少なく、直射光の当たる部分との明るさの差などから、吹

抜が薄暗く感じる可能性があります。

高 層 施 設 の中 庭 や 北 側 の 日 照 対 策 と し て 、 採 光 シ ス テ ム が

あ り ま す 。 採 光 シ ス テ ム は 、 太 陽 を 自 動 追 尾 す る 制 御 シ ス テ

ム・駆動システムを持ち、一日中、高効率な採光を行い、 照

明エネルギーの削減にも寄与します。

図 34 に実測例を示します。

この例は図 33 左の採光システムを用いた場合ですが、採光装置(反射板1.2mφ)の 18m

下部で取った照度②が、採光装置面の外部照度(直射を含みます)①の概ね 70%程度とな

っています。この例は反射板(ミラー)がフラットな例なので採光装置とほぼ同じ大きさの光が

高照度で得られていますが、ミラーを凸形状とすれば、やや拡散して広くなった柔かい光が吹

抜の底部に確保されます。

引き続き有効で適量な採光を行うよう、採光装置の配置や反射板の形状などの工夫を検討します。 採光装置を用いた実測例(反射板はフラットの例)

吹抜底部まで光が行渡らない事例とその改善(R社カタログより)

(25)

3.構造計画

3−1

構造設計方針

3−1−1 耐震安全性の目標

市庁舎は、災害時の防災拠点となることから、耐震安全性の目標は「官庁施設の総合耐震計画基準及

び同解説」(平成8年版)より、以下の通りとします。

部位 分類 耐震安全性の目標

構造体 Ⅰ類

大地震動後、構造体の補修をすることなく建築物を使用でき

ることを目標とし。人命の安全確保に加えて十分な機能確保

が図られている。

非構造部材 A類

大地震動後、災害応急対策活動や被災者の受入れの円滑

な 実 施 、 ま たは 危 険 物 の 管 理 の う え で 、 支 障 と な る 建 築 非 構

造 部 材 の 損 傷 、 移 動 等 が 発 生 し ない こ と を 目 標 と し 、 人 命 の

安全確保に加えて十分な機能確保が図られている。

建築設備 甲類

大地震動後の人命の安全確保及び二次災害の防止が図ら

れ て い る と 共 に 、 大 き な補 修 を す るこ と なく 必 要 な 設 備 機 能 を

相当期間継続できる。

3−1−2 免震構造の採用

上記の耐震安全性を確保するために、免震構造の採用を提案します。免震構造は、地震時に建物が大

きくゆっくり揺れて、什器・備品の転倒・損傷を抑え、建物機能を維持します。

(ア)免震構造

耐震構造が建物の硬さや強度で地震に抵抗するのに対し、免震構造は、アイソレータで浮かせ、ダンパー

で地震エネルギーを吸収するしくみで建物の損傷を抑える技術です。

(イ)免震構造と耐震構造の大地震時の揺れ

(ウ)免震構造の配慮事項

免震構造を採用した場合の配慮事項を以下に示します。

①建築計画上の配慮事項

・ 建物が数十センチ動くため、建物外周部はスペースを確保する必要があります。

・ 1階の建物出入り口部分は、数十センチの動きに追従できる特殊なエキスパンション・ジョイントが必

要となります。

・ 免震層を横切る設備関係などの配管類は、数十センチの動きに追従できる配管にする必要があり

ます。

②維持管理が必要

・ 建物所有者は建物管理者、設計者及び維持管理組織と維持管理契約を結び、通常(1回/年)、

定期(1回/5年)、応急、詳細点検を実施する必要があります。点検費用は建物規模にもよります

が、数十万∼100 万円/回程度と思われます。

免震層の変形 建物の変形

免震層

アイソレータ

建 物 の 重 量 を 支 え 、 水 平 に 柔らかく動きます。建物を 元 の 位 置 に 戻 す 働 き も あ り ま す。

ダンパー

地 震 エ ネ ル ギ ー を 吸 収 し 、 揺 れ を 抑 え ま す 。 強 風 に よ る 建 物 の 揺 れ を 防 ぐ 効 果 も あ り ま す。

免震構造

耐震構造

建物全体がゆっくりと揺れるので、揺

れ の 激 し さ は 小 さ い 。 上 階 と 下 階 の

揺 れ 方 は 殆 ど 差 が な い 。 大 地 震 時

の免震層の変形量は30∼40cm程 上 階 ・ 下 階 と も 小 刻 み に 激 し く 揺

れる。

免震建物 耐震建物

大地震時の建物の揺れの大きさ 免震部材の一例

積層ゴムアイソレータ

(26)

3−2

設計用地震動

3−2−1 設計用地震動

本建物は免震構造を採用しているため、地震応答解析を行い地震時の応答性状を把握し、建物の安

全性を確認します。防災拠点であることを考慮し、設計用地震動として、建築基準法で定められた地震波

(いわゆる「告示波」)以外に、震源や伝播経路、敷地の地盤特性を考慮した敷地固有のサイト波を作成し

より精度の高い検討を行います。

以下に採用地震波を示します。

①告示波

国交省告示第 1461 号で規定されている解放工学的基盤での加速度応答スペクトルに適合する模擬地

震動で、表層地盤(GL-80m 以浅 Vs=400m/s以下)の増幅特性を評価した地震波。

②サイト波(東京湾北部地震)

2011 年 3 月 11 日に発生した東北地方太平洋沖地震以後、市が「液状化対策技術検討調査委員会」

で想定していた「東京湾北部地震」をサイト波として採用します。

なお、地震の諸元は中央防災会議「首都直下地震対策専門調査会」の公表値を用います。

マグニチュード M=7.3、断層長さ 64km

③サイト波(南関東地震)

関東地方南側のプレート境界でM7.9 が生じたと仮定し作成したものです。

マグニチュード M=7.9、断層長さ 130km

東京湾北部地震および南関東地震で想定される震源 サイト波作成の概念図

地震波諸元

採用地震波の諸元を以下にしまします。

想定地震 最大

加速度 (gal)

最大 速度 (kine)

最大 変位 (cm)

時間 刻み (sec)

解析用 全長 (sec)

位相を採用した 地震動

告示波① 266.0 85.0 35.0 0.001 164 八戸

告示波② 269.0 76.0 30.0 0.001 60 神戸

告示波③ 404.0 81.0 22.0 0.001 60 東北

東京湾北部① 279.0 75.0 24.0 0.010 300 北海道 浜中

東京湾北部② 259.0 104.0 49.0 0.010 300 北海道 二股

東京湾北部③ 248.0 76.0 34.0 0.010 300 北海道 陸別

南関東① 287.0 86.0 24.0 0.010 300 北海道 留辺蘂

南関東② 231.0 55.0 21.0 0.010 300 北海道 陸別

南関東③ 216.0 47.0 17.0 0.010 300 北海道 糠平

加速度波形

サイト波

告示波①(八戸)

-500 0 500

0 50 100 150 200 250 300

サイト波

東京湾北部①(北海道 浜中)

-500 0 500

0 50 100 150 200 250 300

サイト波

南関東①(北海道 留辺蘂)

-500 0 500

0 50 100 150 200 250 300

東京湾北部地震

南関東地震

(27)

応答スペクトル図

告示波、東京湾北部地震、南関東地震における建物の固有周期と地震動強さの関係図を示します。

縦軸が地震動強さを示し、横軸が建物の固有周期を示します。

S- 0 2

サイト波 告示波 サイト波 東京湾北部地震 サイト波 南関東地震

告示基盤波

(28)

3−3

構造計画概要

3−3−1 新庁舎の架構計画

本建物の構造種別は、柱スパン・建物高さといった建物形状および経済性を考慮し、鉄筋コンクリ

ート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造とします。

平面形は、中央部吹抜けの東西面にコアを配置し、南北面に執務室があります。基準階は、吹抜けを中

心に対称形をしており、構造計画上は平面的なねじれに対して有利な形状となっています。

長手方向の柱スパンは 7.2mを基本とし、建物外周部の柱は、外観デザインや直射遮蔽を考慮し 3.6mス

パンとしています。短手方向は、12.m、6.3m、9.2mスパンとし、フレキシビリティのある執務空間を確保するよ

うにしています。 架構は、柱梁から成るラーメン構造とします。

S- 0 6

基準階床梁伏図 軸組図

(29)

3−3−2 地盤状況

2008 年 12 月∼2009 年 1 月に実施されました地盤調査の結果、以下のことが確認されました。

① 地層構成は既往のデータと同様である。

② 支持層となりうる砂層はGL−40∼47m付近に分布しており、敷地内での起伏が大きい。

③ GL−15m付近まで存在する細砂層は、中地震時(150gal 時)は液状化しないが、大地震時

(350gal 時)は液状化する可能性が高い。

3−3−3 基礎構造

基礎構造は、地盤調査結果よりGL−47m付近を支持層とする杭基礎とします。杭工法は、建物重量、

地盤状況、杭の耐震性能、経済性などを考慮して決めます。

以下に杭工法の比較表を示します。(以下の検討は液状化対策実施を前提とした検討)

工 法

場所打ちコンクリート杭 (杭頭鋼管巻き)

場所打ちコンクリート杭 既製杭 鋼管杭

概 要

アースドリル拡底工法 杭頭鋼管巻き

アースドリル拡底工法 頭部拡頭

高支持力杭

(SC杭+PHC杭)

中堀工法

耐震性能

鉛直剛性、水平剛

性 共 に 大 き く 、 変

形 を 小 さ く 抑 え る こ

と が で き る 。 杭 頭 に

鋼管を巻くため、脆

性 的 な 破 壊 は 生 じ

ない。

鉛直剛性、水平剛

性 共 に 大 き く 、 変

形 を 小 さ く 抑 え る こ

とができ る。 軟弱地

盤では頭部の拡頭

も必要となる。

杭径が小さいため、

場 所 打 ち 杭 に 比 べ

水 平 剛 性 が 小 さ

い 。 S C 杭 併 用 で

軟弱地盤にも対応

可 能 。 杭 頭 に 鋼 管

を巻くため、脆性的

な 破 壊 は 生 じ な

い。

杭径が小さいため、

場 所 打 ち 杭 に 比 べ

水 平 剛 性 が 小 さ

い 。 脆 性 的 な 破 壊

は生じない。

杭本数 67 本 67 本 115 本 115 本

実 績 ○ ○ ○ ○

施工性 ○ ○ ○ ○

工 期 50 日 55 日 60 日 100

排土量 △多い △多い ○少ない ○少ない

コスト指標 1.0 1.2 1.0 1.3

備 考 − −

場 所 打 ち 杭 に 比 べ

杭頭応力が小さい

場 所 打 ち 杭 に 比 べ

杭頭応力が小さい

総合評価 ○ × ○ ×

以上の検討は、詳細設計や地震応答解析を行っていないため最終的な杭応力での検討結果

ではありませんが、場所打ちコンクリート杭(杭頭鋼管巻き)と既製杭(SC杭+PHC杭)は、性能的

にも、コスト面においても、ほぼ同等であると思われます。

現段階におきましては、排土が少なく、杭頭応力が場所打ち杭より小さくなる既製杭(SC杭+

PHC杭)の採用を前提とします。

細砂

シ ル ト

シ ル ト シルト質細砂

地盤 改 良

既製杭

(SC 杭+PHC 杭)

GL−47m 細砂

シルト

シルト質細砂

(30)

3−3−4 液状化対策

地盤調査結果の結果、GL−15m付近まで存在する細砂層は、大地震時(350gal 時)に液状化する可

能性が高いことがわかりました。

液状化対策工法の主なものとして、①締固め工法、②排水工法、③固結工法が挙げられます。以下に工

法の比較検討を示します。

以上より、液状化対策工法としては実績、工期、コスト面から「締固め工法」が望ましいと思われます。

工 法 締固め工法 排水工法 固結工法

概 要

ケーシングパイプを所定の位置に据え、一定量の砂を投入する。ケーシン グ パ イ プ を 回 転 さ せ な が ら 地 中 に 貫 入 す る 。 所 定 深 さ ま で 貫 入 し た 後 、 細かくウェーブ施工(貫入・引抜き)することにより杭体を拡径し締固めを 行う。

工法例:<SAVE コンポーザー工法>

砂地盤中に透水性の良い砕石 の杭を造成することによって、地震発生 時の過剰間隙水圧を消散させ、液状化を防止する。

工法例:<グラベルドレーン工法>

セメント系の改良材を水と混合して地盤に圧送し、攪拌翼により攪拌混 合することにより地盤中にセメントパイルを造成する。地盤中に格子状に 配 置 す る こ と で 、 液 状 化 対 象 土 を 拘 束 す る こ と に よ り 液 状 化 を 防 止 す る。

工法例:<TOFT 工法>

長 所

・振動エネルギーを用いないため低振動、低騒音工法のため、周辺環境 へ与える影響が少ない。

・従来のサンドコンパクション工法と同等の改良効果が得られる。 ・杭基礎に対する水平抵抗の増大が期待できる。

・ 日 本 建 築 学 会 等 の 指 針 で 設 計 法 と 施 工 管 理 方 法 が 明 確 と な っ て い る。

・振動エネルギーを用いないため低振動、低騒音工法のため、周辺環境 へ与える影響が少ない。

・低振動、低騒音工法のため、周辺環境へ与える影響が少ない。 ・必要に応じて強度の調整が可能。

・建物規模によっては、直接地盤の基礎と併用可能。

・日本建築センター指針により設計及び品質管理方法が基準化されて いる。(液状化時は別途検討が必要)

短 所

・施工時に周辺地盤に水平・鉛直変位が若干発生する。

・施工機械が大きいため、狭い敷地では施工不可能な場合がある。

・地震後に排水に伴う沈下が発生する可能性がある。 ・設計法が確立されていない。

・施工時に周辺地盤に水平・鉛直変位が若干発生する。

・セメントスラリーを用いて施工するため、プラント及び水の確保が必要。

実 績 ○ × △

工 期 2ヶ月 − 4ヶ月

コスト指標 1.0 − 1.7

(31)

「液状化対策技術検討調査委員会」の検討結果によりますと、東京湾北部地震が発生した場合、敷地内は液状化する可能性が高いという結果が報告されています。

液状化が発生した場合、建物の応答性状への影響および地震後の防災拠点としての役割を考慮しますと、液状化対策が必要と判断されます。

(32)

電気設備計画

−1

設計方針

4−1−1 市民に開かれた庁舎

(ア)市民広場や庁舎内のオープンスペース、市民ギャラリーなどにおけるイベント開催に対応し、また施設

管理にも考慮した電源供給計画とします。

(イ)明るく魅力的な吹抜けを演出する採光装置を導入します。

(ウ)音声誘導などユニバーサルデザインへの配慮をします。

4−1−2 機能的、快適な庁舎

(ア)照度など快適な視環境の実現と省エネルギー性・経済性を考慮したゾーニング、照明制御を導

入します。

(イ)議場、全員協議会室、委員会室における特殊視聴覚設備、出退表示設備の導入の対応を行

います。

(ウ)情報用EPSの専用化とワイヤリングルートの確保を行います。

4−1−3 防災拠点としての庁舎

(ア)大地震動後における商用電力の途絶対策に配慮し、電力インフラの信頼性向上、72 時間の発

電機運転燃料の備蓄、通信網の信頼性向上対応を実施します。

(イ)対火災性能として、自動火災報知設備におけるアナログ感知器などを採用します。

(ウ)対浸水性能として、受変電、発電機、通信機器など主要設備を上層階に配置します。

(エ)対落雷性能として、避雷設備及び主要機器保護のサージ防護デバイスを設置します。

4−1−4 長寿命で環境にやさしい庁舎

(ア)事務室における昼光連動照明制御や便所、廊下などにおける人感センサ連動照明制御、高効

率トップランナー機器、太陽光発電設備など自然エネルギー利用の導入及び計量計画による省

エネルギー・省資源を実施します。

(イ)受変電設備、発電機設備の屋内化や、電気室内のリプレーススペースの確保などによる長寿命

化への配慮をします。

(ウ)プレハブ化、ユニット化などにより建設副産物を抑制します。

(エ)配線スペースや機器増設スペースを確保します。

(33)

−2

電気設備概要

−2

−1

電力設備

(ア)電力引込設備

・敷地西側から、地中にて高圧 2 回線の引込みを行います。

(イ)受変電設備

・水害を考慮し8 階電気室にキュービクル方式にて高圧受変電設備を設置します。

・受電方式は 6kV 2 回線受電とし、引込みの信頼性を高めます。

・配電方式は、単相 3 線 210/ 105V 、三相 3 線 210V とします。

・非常用発電機と高圧(三相 3 線 6kV )で切替可能な構成とします。

・変圧器には、不燃機器としてモールド型(トップランナー変圧器)を採用します。容量は計 3500kV A

程度とし、増設スペースとして 200kV A× 2 基分を確保します。

・コンデンサは自動力率制御を行うものとし、無効電力を改善して基本料金の低減を図ります。

(ウ)発電機設備

・8 階発電機室にキュービクル方式にて非常用発電機を設置します。冷却水が不要なガスタービン式、

低騒音タイプ(機側 1m で 85dB)、長時間形、電気始動方式とします。

・防災負荷及び保安用として三相 3 線 6kV 1000kV A 程度とします。防災拠点活動室の照明・コンセ

ント・空調、セキュリティ機器、MDF 室電源・空調機、衛生ポンプ類などを保安用として電源供給を

行います。

・燃料は軽油、72 時間運転可能な容量を外構地下タンク内に備蓄します。1階にオイルポンプ室を設

け、発電機室まで圧送を行います。

・受変電設備点検時のサーバー用電源として、8 階設備バルコニーに屋外キュービクル式非常用発電

機を設置します。冷却水が不要な空冷ラジエター冷却、低騒音タイプ(機側 1m で85dB)、電気始動

方式とし、燃料は軽油、燃料小出層搭載型、容量は三相 3 線 210V 30kV A 程度とします。

(エ)直流電源設備

・受変電制御用及び非常照明用として、電気室内に蓄電池設備を設置します。

・発電機併用とし、蓄電池容量は 10 分容量とします(想定容量 500Ah 程度)。

・蓄電池にはメンテナンスに配慮し、MS E 長寿命型を採用します。

(オ)幹線設備

・低圧幹線はフレキシビリティに考慮し、原則ケーブル+ケーブルラック方式にて配線します。ケーブルラッ

クには 20∼30%程度の余裕を見込みます。

・高圧幹線はケーブル+配管方式にて安全性を高めます。

・低圧幹線は、配電方式は単相3線 210V - 105V 、三相3線 210V とし、OA 電源は階ごとに敷設する

など、他階へ影響を与えにくい計画とします。

・エコケーブルを採用します。

(カ)動力設備

動力盤を必要箇所に設置し、機器へ電源供給を行います。

(キ)電灯コンセント設備

・E P S 内に分電盤を設置し、照明器具及び OA コンセント電源などに電源を供給します。

OA コンセントと照明・一般コンセントは分けて電力量を計量します。

・専有部照明は、光源としてLEDを採用し、下面開放器具などとし、明るさセンサによる連動制御に

て、机上面照度 750L x を確保する計画とします。

・点滅方式には小ゾーン方式の組合せによるグループ発停できるものとします。

・共用部照明においても光源としてLEDを採用し、トイレ・階段などは人感センサを設置し、不要な照

明の消灯・減光制御を行います。

・法規に則り、非常照明、誘導灯(蓄電池内蔵)、非常コンセント、航空障害灯を設置します。

1階避難口には、点滅・音声付誘導灯を配置します。

・事務室の OA コンセント容量は30V A/ ㎡程度を見込みます。OA フロア内ころがし配線により、OA フ

ロア内に電源分岐ユニットを設置して OA タップコンセントを接続します。

・事務室以外の場所では、壁埋込みコンセントを設置します。また、洗浄便座、自動販売機など各種

専用コンセントに関しては、用途を考慮し適宜設置します。

・1F オープンスペースにはイベント盤を設け、計量を行います。

・明るく魅力的な吹抜けとするため、屋根面に太陽光追尾型採光装置を4 基程度設置します。

・外構には外灯(ポール灯:L E D)を30m 間隔程度で設置します。

電灯コンセント設備の各室諸元表

照明 コンセント

照明器具 照度 L x 照明制御 発電機回路割合 個数・容量 発電機回路割合 備考

一般事務室 L E D 下面開放

750 明るさ連動 1/ 3 以上※ 1 8 ㎡に1 箇所 30V A/ ㎡程度

1 室 2 個以上※ 1

上級室 L E D 埋込カバー

750 明るさ連動 1/ 3 以上※ 1 8 ㎡に1 箇所 30V A/ ㎡程度

1 室 2 個以上※ 1

会議室 L E D

埋込下面開放

750 なし 1/ 3 以上※ 1 20 ㎡に1 箇所 1 室 2 個以上※ 1

サーバ室 L E D

埋込下面開放

750 100% 100kV A 程度 コンセント別途

(UP S )

議場 L E D 750 調光 1/ 6 以上 20 ㎡に1 箇所

委員会室 L E D

埋込平行ルーバ

750 明るさ連動 1/ 6 以上 20 ㎡に1 箇所 1 室 2 個以上※ 1

オ ー フ ゚ン ス ヘ ゚ー ス 市民ギャラリ

L E D 500 スケジュール+ 明るさ連動

なし 10kV A× 2 面 100%

廊下 L E D ダウンライト 200 スケジュール+ 明 るさ・人 感 連 動

1/ 6 以上 50m に1 箇所 100%

ホール L E D ダウンライト 300 スケジュール 1/ 6 以上 50m に1 箇所 イベント盤

100%

トイレ L E D ダウンライト 200 人感連動 1/ 6 以上 必要箇所 必 要 箇 所 のフラッ シュバルブ用 倉庫 L E D

直付け下面開放

200 なし 1 室 2 個以上 なし

(34)

(ク)避雷・接地設備

・J IS A4201- 2003 に則り、外部雷保護設備(突針、棟上導体、接地極など)を設置します。

・鉄塔は保護レベルⅣ、屋上より発電機設置階である8階は保護レベルⅠとし、7階以下は保護レベ

ルⅣとします。

・接地方式には統合接地方式とします。

・建物内部への雷サージ電流の侵入による設備機器への影響を防止するため内部雷保護設備を計

画します。

(ケ)航空障害灯設備

・航空法に準拠し設置します。

(ケ)別途工事

・以下は別途工事とし、本工事での必要な対応を行います。

・交流無停電電源設備(サーバー室内、個別分散設置方式)

−2

−2

通信設備計画

(ア)通信引込設備

・敷地西側から地中にて通信回線を引き込むものとし、φ 75× 6 条× 2 方向を敷設し、8 階 MDF 室

までのルートを確保します。

(イ)構内交換設備

・8 階 MDF 室にMDF を設け、各階端子盤までケーブル+ケーブルラック方式にてメタルケーブル幹線を

敷設します。端子盤以降電話機までの配線は OA 床内ころがし配線とします。

・電話交換機(720 回線)及び電話機を導入します。

・ケーブルラックには光ファイバ設置スペースを確保します。

・携帯電話不感帯対応配管を設置します。

・エレベータ監視用配線のルート確保を行います。

・衛星電話回線の引込対応を行います。

(ウ)防災無線対応配管設備

・県防災無線、地域防災無線、行政無線用配管を設置します。

(エ)情報配管設備

・構内 L AN に対応したケーブルラック、配管などを設置します。

(オ)情報表示設備

・1 階エントランスホールに来館者向け情報表示(庁舎案内、部署別情報、会議室・催事情報、太

陽光発電の紹介、各種お知らせ等)を行います。

・各種情報入力用の編集用 P C を設けるものとし、構内情報通信網を利用して1階の表示モニタに接

続します。

(カ)放送設備

・非常・業務放送兼用アンプを 1 階防災センターに、各所にスピーカ、アッテネータを設置して消防法に

基づく非常放送及び庁内業務放送を行います。

・会議室、庁議室及び議場、委員会室などは個別放送用電源カットリレーを設置します。

・総務課、議会事務局に全館放送用リモコンマイクを設置します。

(キ)テレビ共聴設備

・災害時情報収集としてテレビからの情報が非常に重要な為、屋上に UHF (地上波)・BS アンテナを

設置する一方、C AT V も引込みを行う。ヘッドエンドにて地上波とBSの混合波の空きチャンネルに

C AT V チャンネルを混合し、各階端子盤内分配器まで配線し、以降 OA 床内配線にてアウトレットま

で配線を行います。

・有線放送用引込み配管を設置します。

・屋上には C S アンテナ(1800φ × 1 台程度)設置スペース確保し、E P S までの配線ルートを確保しま

す。

(ク)呼出表示設備

・各階『誰でもトイレ』に非常押しボタン・表示灯を設置し、防災センターにて表示します。またスピーカ

子機も設置し通話が可能な計画とします。

(35)

(ケ)インターホン設備

・通用口と防災センター間、駐車場ゲートと防災センター間に、カメラ付きドアホン・親機を設置します。

・保守用、電気設備連絡用、清掃員用などのインターホンを用途ごとに設置します。

(コ)音声誘導装置

・1 階入り口部に、誘導鈴を設置します。

(サ)監視カメラ設備

・東西南出入口、管理用出入口、搬出入口、議場階廊下、駐車場入口、外構などに監視カメラを

設置し、 1 階防災センターに主装置・モニタ、録画装置を設置します。

・秘書課において来客状況を確認できるよう監視カメラを設置する。上記監視カメラ設備とは共有せず、

単独設置とします。

・データの保管期間は 1 週間程度とします。

(シ)自動火災報知設備

・法規に則り、感知器(自動試験機能付きアナログ方式など)を必要箇所に、主受信機を1 階防災セ

ンター内に設置します。

・ガス漏れによる災害を防止するため、都市ガスを使用する場所にはガス漏れ検知器を設置し受信機

に表示します。

(ス)車路管制設備

・駐車場出入口部分にループコイルを設置し、満空表示、出庫注意灯を設置します。

・入口にはカーゲート、発券機(右側のみ)を設置します。又、駐車場内分岐箇所には合流注意灯を

設置します。

・出口にはカーゲート、精算機(1 万円札利用可能機器)を設置します。駐車券処理は総合案内に

設置する認証機にて対応可能とします。

(セ)時刻表示設備

・標準時刻電波を受信する長波受信機を設置し、各階に設置する無線中継器を経由することにより

建物内で電波時計を使用できるようにします。無線式子時計は備品とします。

(ソ)窓口表示設備

・市民課に番号発行カード、表示パネル(全面には呼び出し番号、裏面には待ち人数等を表示)を設

置します。

(タ)入退室管理・防犯設備

・入退出管理として、非接触式ICカードリーダー+電気錠用配管を設置する。職員、議員等にカード

を配布し、入退出管理、セキュリティ管理を行う。

(カードリーダー設置場所はセキュリティ計画図を参照)

・最終退室操作が行われ、各階の無人が確認されると当該階の照明、空調の消し忘れ防止を行う。

・防犯として、監視カメラは前項(サ)によるものとするほか、パッシブ、赤外線、ガラス破壊センサ等は設

けず、人的対応によるものとする。

(チ)特殊視聴覚設備

・特殊視聴覚設備を議場・委員会室- 1,- 2・全員協議会室・庁議室・5 階会議室に設置する。

(ツ)別途工事

・以下は別途工事とし、本工事での必要な対応を行います。

・構内情報通信網設備、配線

(36)

5.機械設備計画(庁舎棟)

5−1

機械設備設計方針

5−1−1 「親しみ」「やさしさ」のある庁舎

(ア)庁舎内のオープンスペース、市民活動センターなどにおけるイベント開催に対応し、また施設管理

にも配慮した空調計画と施設管理システムを導入します。

(イ)明るく魅力的な吹抜けを利用した自然換気システムを導入します。

(ウ)便所などユニバーサルデザインに配慮します。

5−1−2 機能的、快適な庁舎

(ア)各階空調方式+VAV方式などの空調細分化により、無駄なエネルギーを使用せず、快適な執

務空間と幅広い運用方法を提供できる空調システムとします。

(イ)保守点検、更新を考慮した機械室の計画とします。

(ウ)大地震後におけるインフラ設備の途絶対策に配慮し、熱源設備は電気+都市ガス併用方式に

より信頼性を向上させます。災害時の復旧の早い電気熱源、また都市ガスについても中圧ガス引

き込みなどにより信頼性を向上させます。

(エ)防災井戸を、常時も飲用水としても活用できる対応とします。井戸ポンプ及び井水浄化装置は、

非常時に地域住民へ飲料水を配ることを想定した容量とします。

(オ)ガスコージェネレーションシステムを採用し、排熱利用による冷房・暖房の省エネルギーを図るととも

に、非常時は防災用電源へ供給します。

5−1−3 永く愛され、使われる庁舎

(ア)省エネルギー、省資源化を加味した設備システムを導入します。

(イ)機械設備の主装置は屋内設置を基準とし、機械室内のリプレーススペースの確保などにより、長

寿命化に配慮します。

(ウ)消火設備として、屋内消火栓、連結送水管、スプリンクラー設備などを採用します。

電気室、サーバー室、MDF 室交換機室、自家発電室などはガス系消火設備を採用します。

(エ)配管類は、SUS 管等長寿命化を考慮した材料を採用します。

5−1−4 高品質でライフサイクルコストを意識した庁舎

(ア)省エネルギー性・経済性を考慮した空調ゾーニング、自動制御を導入します。

(イ)水廻りである便所や湯沸し室廻りは衛生的で節水性の高いシステムを導入します。

(ウ)雨水利用を行い、水資源の有効利用を図ります。

(エ)プレハブ化、ユニット化などによる建設副産物を抑制します。

(オ)配管については、転造ねじ等耐震性を考慮した施工法や、液状化を考慮した配管材及び接合

法を採用します。

(カ)建物の免震構造に合致した設備の耐震基準を設定します。又、建物導入部については免震フレ

参照

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