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マーケットの全体観 ~ 世界経済に対する懸念は不安先行の側面も過度な業績懸念が薄らぐかが焦点に~ 2

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(1)

2018年11月15日

投資情報部 シニアストラテジスト

石黒 英之

強弱感が対立する世界の株式相場の行方

~ファンダメンタルズを点検する局面に~

【プロフィール】

2016年3月まで国内証券で10年間、日本株ストラテジスト

業務に従事。2016年4月より大和証券株式会社に入社

【テレビ出演】

テレビ東京、NHK BS1、日経CNBC、BS JAPANなどの番組に出演

2018年11月13日作成

1

インターネットライブセミナー用資料

(2)

☆マーケットの全体観

~世界経済に対する懸念は

不安先行の側面も

(3)

世界の株式相場は軟調な展開に

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、11月12日まで

世界主要株価指数の年初来騰落率

日米欧中の株価指数推移(17年末=100)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、11月12日まで

-25

-20

-15

-10

-5

0

5

10

15

トルコ

中国

韓国

香港

イタリア

ドイツ

イギリス

日本

台湾

カナダ

フランス

米国

インド

ブラジル

(%)

75

80

85

90

95

100

105

110

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月

(17年末=100)

中国

日本

欧州

米国

(4)

5

10

15

20

25

30

35

-20

-15

-10

-5

0

5

10

15

16年

17年

18年

(万枚)

CFTC VIX先物

投機筋ポジション(左軸)

VIX指数(右軸)

-80

-60

-40

-20

0

20

40

60

80

100

01年

05年

09年

13年

17年

原油先物

米国10年国債先物

(万枚)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、週次ベース

投機筋ポジションは11月6日時点、VIX指数は11月12日まで

CFTC VIX先物投機筋ポジションとVIX指数

原油&米国10年国債先物の投機筋ポジション

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、11月6日時点

VIX主導の株価下落の動きはひとまず一巡へ

(5)

VIX指数の急騰局面は中期的な観点で買いの好機に

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、縦軸がVIX指数変化率、横軸が騰落率

26週後のVIX指数変化率と株価騰落率(01年以降)

-25

-20

-15

-10

-5

0

5

10

15

20

+100%以上

+80~100%

+60~80%

+40~60%

+20~40%

0~+20%

0~▲20%

▲20~▲40%

▲40~▲60%

▲60~▲80%

TOPIX

S&P500

(%)

(6)

日本株の値幅調整は一巡した公算も

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、直近は11/12まで

米長期金利上昇時の直近の株安局面(日経平均株価)

75

80

85

90

95

100

105

0

25

50

75

100

125

150

バーナンキショック時

(13/5/22=100)

VIXショック時

(18/2/2=100)

今回の急落時

(18/10/2=100)

(営業日)

(7)

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

0

5000

10000

15000

20000

25000

11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年

日経平均(左軸)

裁定買い残/東証1部時価総額比率

(右軸)

(円)

(%)

0

1

2

3

4

5

6

15000

17500

20000

22500

25000

17年

18年

日経平均(左軸)

裁定買い残(右軸)

(兆円)

(円)

2.6

1.1

2.8

1.3

裁定解消の動きは峠を越した可能性

裁定買い残と日経平均

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、

日経平均11月12日まで、裁定買い残は11月2日時点

裁定買い残/東証1部時価総額比率と日経平均

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、

日経平均は11月12日まで、裁定買い残比率は11月2日時点

(8)

空売り比率の大幅上昇は一旦の相場底入れを示唆

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、11/12まで

日経平均株価と空売り比率5日移動平均

30

35

40

45

50

55

60

65

70

10000

12500

15000

17500

20000

22500

25000

16年1月

16年7月

17年1月

17年7月

18年1月

18年7月

(円)

(%)

日経平均(左軸)

空売り比率5日移動平均(右軸)

(9)

5000

7500

10000

12500

15000

17500

20000

22500

25000

-30

-20

-10

0

10

20

15年

16年

17年

18年

(%)

(円)

日経平均株価(右軸)

信用評価損益率(左軸)

個別株の需給整理が進展した公算

信用評価損益率と日経平均株価

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、

日経平均は11/12まで、評価損益率は11/2時点

新安値更新銘柄数と日経平均株価

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、11/12まで

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

5,000

7,500

10,000

12,500

15,000

17,500

20,000

22,500

25,000

15年

16年

17年

18年

10/26

804

(円)

(銘柄)

新安値

更新銘柄数(右軸)

日経平均株価(左軸)

(10)

過度な業績下振れ懸念が和らぐかが焦点

業績関連キーワード記事件数の推移(週次)

(出所)日経テレコンより大和証券作成、11/10まで。上方修正(下方修

正)・増益(減益)のいずれかのキーワードを含む記事件数を集計

日経平均株価(4月初=100)と同予想PER

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、11/12まで

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

500

7月

8月

9月

10月

11月

上方修正・増益

下方修正・減益

(件)

85

90

95

100

105

110

115

12

14

16

18

20

22

24

4月

6月

8月

10月

12月

2月

18年度

予想PER(左軸)

11~17年度平均

予想PER(左軸)

(倍)

11~17年度平均

日経平均株価

(右軸)

18年度

日経平均株価

(右軸)

(11)

100

105

110

115

120

125

130

135

140

145

08年度

10

12

14

16

18

(2015年=100)

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

2006

2008

2010

2012

2014

2016 2018予

経常利益(日経225ベース、右軸)

日経平均株価(左軸)

(兆円) (円) (年度)

リーマンショック後(09年度以降)の減益は2回のみ

大和集計(日経225ベース)の経常利益と日経平均

(出所)日経、東洋経済のデータをもとに大和証券作成。日経平均は11/12まで。※各年3月末時点の 日経225をユニバースとした。なお、17年度の経常利益および増益率は18年2月末のユニバースで計 算。経常利益予想は、大和210該当銘柄は大和予想、それ以外の銘柄は東洋経済予想を用いた

日経通貨インデックス(円、2015年基準)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年度は11/12まで

※日経通貨インデックス

→各国通貨の総合的な価値を示す

指数で、各国の貿易額に応じて、

為替レートを加重平均して算出

円高

円安

(12)

25

30

35

40

45

50

55

60

65

日本

米国

世界

欧州

(%)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、貿易数量は8月

まで、一株当たり利益は11月12日まで

世界景気の動向が日本株にとって重要

世界貿易数量指数と日経平均予想EPS

各国の景気敏感業種比率(18年10月末時点)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、日本:TOPIX、

米国:S&P500、世界:MSCI世界株指数、欧州:STOXX600

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

80

85

90

95

100

105

110

115

120

125

130

135

05年

07年

09年

11年

13年

15年

17年

世界貿易数量

指数(左軸)

日経平均

予想一株当たり

利益(右軸)

(2010年=100)

(円)

(13)

ハードデータは決して悪くはない①

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、8月まで

世界貿易量と前年同月比

90

95

100

105

110

115

120

125

130

-2

0

2

4

6

8

10

12

12年

13年

14年

15年

16年

17年

18年

19年

世界貿易量

(右軸)

前年同月比(左軸)

(%)

1月:+5.6%、2月:+5.3%

(2010年=100)

3月:+1.8%、4月:+4.4%

5月:+3.1%、6月:+3.3%

7月:+4.5%、8月:+3.7%

(14)

-30

-20

-10

0

10

20

30

40

50

12年

13年

14年

15年

16年

17年

18年

台湾輸出

中国輸入

台湾輸出受注

(%)

ハードデータは決して悪くはない②

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、輸出受注は9月まで、そのほか

は10月まで

(出所)ブルームバーグより大和証券作成

※半導体売上高は9月、Sentixは10月まで

台湾輸出・輸出受注・中国輸入

Sentix世界景況感指数と半導体売上高

-20

-15

-10

-5

0

5

10

15

20

25

11年

12年

13年

14年

15年

16年

17年

18年

世界半導体売上高

前年同月比

(%、ポイント)

Sentix経済指数全世界総計

6ヵ月予想(3ヵ月移動平均)

(15)

今後は円安効果が株価にプラスに働く公算も

ドル円前年比と日経平均株価

(出所)Bloombergより大和証券作成、11/9まで

※ドル円前年比は今後1ドル=113円が継続するとして予想した

5000

7500

10000

12500

15000

17500

20000

22500

25000

-20

-10

0

10

20

30

40

12年

13年

14年

15年

16年

17年

18年

19年

予想

日経平均株価(右軸)

ドル円前年比(左軸)

(%)

(円)

前年比

円安

前年比

円高

(16)

47.5

48.0

48.5

49.0

49.5

50.0

50.5

51.0

51.5

52.0

16年

17年

18年

50.1

5

10

15

15年

16年

17年

18年

(%)

固定資産投資

小売売上高

鉱工業生産

小売売上高:1-8月 +9.3%→1-9月 +9.3%

鉱工業生産:同+6.5%→同+6.4%

固定資産投資:同+5.3%→同+5.4%

中国景気は底入れの兆しも

中国財新製造業PMI

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、10月まで

中国主要経済指標

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、9月まで ※中国は1月の

統計を発表しないため、統計はいずれも年始以降の累計値の伸び率

(17)

注目集まる米長期金利の動向

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、11月12日まで

米10年国債利回りの動き

米S&P500と米長期金利の関係(16年~)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、11月12日まで

2.0

2.2

2.4

2.6

2.8

3.0

3.2

3.4

17年1月

17年5月

17年9月

18年1月

18年5月

18年9月

(%)

y = 518.37 x + 1,210.64

R² = 0.73

1800

2000

2200

2400

2600

2800

3000

1.25

1.50

1.75

2.00

2.25

2.50

2.75

3.00

3.25

(pt)

(%)

11/12

(3.1525%、2726.22pt)

(18)

米長期金利上昇よりも株価にとっては景況感が重要

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、ISM製造業景況指数は10月まで、S&P500は11月12日まで

ISM製造業景況指数とS&P500

30

40

50

60

70

80

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

3500

90年

93年

96年

99年

02年

05年

08年

11年

14年

17年

ISM製造業景況指数(右軸)

S&P500(左軸)

(pt)

好不況の

分かれ目となる水準

(19)

米国は良好な雇用環境を背景に金利上昇への耐性がついている

米失業率の推移

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、10月まで

住宅ローン・消費者ローン延滞率

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、6月まで

0

2

4

6

8

10

12

90年

95年

00年

05年

10年

15年

20年

(%)

住宅ローン

消費者ローン

3

4

5

6

7

8

9

10

11

60年

70年

80年

90年

00年

10年

20年

(%)

(20)

大統領選の前年に株価は上昇する傾向が強い

米国選挙とNYダウ(1897年~)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成

米大統領任期1期目のNYダウ(1945年~)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成

98

100

102

104

106

108

110

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月

大統領選前年

大統領就任年

大統領選年

中間選挙年

(年初=100)

95

97

99

101

103

105

107

109

111

113

115

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月

大統領選前年

大統領就任年

大統領選年

中間選挙年

(年初=100)

(21)

インフレ率の落ち着きや低レバレッジ継続はFRBの選択余地広げる

PCEコアデフレーターと全米非金融セクターレバレッジ指数

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、コアデフレーターは9月まで、レバレッジ指数は10月まで ※全期間平均=0

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

-2.0

-1.5

-1.0

-0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

00年

05年

10年

15年

全米非金融セクター

レバレッジ指数

(左軸)

PCEコアデフレーター

(右軸、前年比)

(%)

(22)

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

2400

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

03年 05年 07年 09年 11年 13年 15年 17年

(兆ドル) (ポイント)

FRB(左軸)

ECB(左軸)

BOJ(左軸)

MSCI World Index(右軸)

世界的なカネ余り・低金利環境は変わらない

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、総資産は18年10月末まで

株価は11/12まで

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年10月末まで

日米欧中銀の総資産とMSCI World Index

G7政策金利合計とMSCI World Index

0

250

500

750

1000

1250

1500

1750

2000

2250

0

5

10

15

20

25

30

03年 05年 07年 09年 11年 13年 15年 17年

(%)

G7政策金利合計(左軸)

MSCI World Index(右軸)

(23)

-1.0

-0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

02年

05年

08年

11年

14年

17年

FRB

ECB

BOJ

前年差(兆ドル)

3中銀総資産

日米欧合計のバランスシート縮小幅は小幅に留まる公算

日米欧中銀の総資産(前年差)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、19年末まで推計。 ※18年のバランスシートは、①FRBが計画通りに減額を加速、②ECBが1-9月期は

月額300億ユーロの買い入れを行ったあとに10月以降150億ユーロに縮小し年内終了、③日銀が年間40兆円前後で買い入れを行うと仮定

(24)

長期的なリスク要因は中国等の過剰債務

日米欧中の民間(企業&家計)債務対GDP比率

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年3月まで

日中の民間企業債務対GDP比率

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年3月まで

50

75

100

125

150

175

200

225

250

80年

85年

90年

95年

00年

05年

10年

15年

日本

中国

米国

ユーロ圏

80

90

100

110

120

130

140

150

160

170

180

80年

85年

90年

95年

00年

05年

10年

15年

日本

中国

(25)

消費税導入・引き上げ時前後1年の日経平均株価

消費増税と日本株

(出所)ブルームバーグより大和証券作成

70

80

90

100

110

120

130

140

-245

0

245

97年4月増税時

14年4月増税時

89年4月増税時

(増税日=100)

(増税日=0営業日とした)

(営業日)

増税前

増税後

(26)

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

10年

12年

14年

16年

18年

20年

(万人)

0

20

40

60

80

100

サウジアラビア

カナダ

ロシア

ギリシャ

香港

マレーシア

オーストリア

日本

タイ

メキシコ

ドイツ

英国

トルコ

イタリア

中国

スペイン

米国

フランス

(百万人)

マクロ環境の変化~訪日外国人~

訪日外国人客数

(出所)日本政府観光局より大和証券作成、20年は政府目標

外国人旅行者受入数の国際比較(2016年)

(出所)観光庁より大和証券作成

※米国、トルコは2015年の数値、日本は2017年の数値

(27)

-70

-60

-50

-40

-30

-20

-10

0

10

90年 93年 96年 99年 02年 05年 08年 11年 14年 17年

海外

国内

-10

-5

0

5

10

15

20

25

40

60

80

100

120

140

10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年

(万人)

(%)

外国人労働者数(左軸)

前年同月比

(右軸)

マクロ環境の変化~外国人労働者数~

日本の外国人労働者数

(出所)厚生労働省より大和証券作成

国内・海外需給判断(日銀短観)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年9月調査まで

(28)

需給ギャップとTOPIX

デフレ脱却の道筋が明確になるかが焦点

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、TOPIXは9月末、需給ギャップは4-6月期まで

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

3500

-8

-6

-4

-2

0

2

4

6

85年

90年

95年

00年

05年

10年

15年

(%)

(pt)

需給ギャップ(左軸)

TOPIX(右軸)

(29)

各国株のROEとPBR

バリュエーションやROEからみる日本株の立ち位置

(出所)Bloombergより大和証券作成、10月12日時点。※米国:S&P500、日本:TOPIX、ドイツ:DAX指数、英国:FTSEオールシェア指数、

フランス:CAC40指数、中国:上海総合、ブラジル:ボベスパ指数、カナダ:S&Pトロント総合指数、ロシア:RTS指数(ドル建て)

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

9

10

11

12

13

14

15

16

ブラジル

日本

米国

英国

ロシア

ドイツ

中国

フランス

カナダ

PBR(倍)

ROE(%)

(30)

150

175

200

225

250

275

300

325

350

0

2

4

6

8

10

12

14

10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年

(%)

(兆円)

日本企業現預金残高(右軸)

世界株ROE(左軸)

日本株ROE(左軸)

-9

-8

-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年

(%)

日本株-世界株ROE差

日本企業の変化~世界とのROE格差の縮小~

世界株&日本株のROEと日本企業現預金

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年4-6月期まで

日本株-世界株ROE差

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年4-6月期まで

(31)

1

2

3

4

5

6

7

8

85年 89年 93年 97年 01年 05年 09年 13年 17年

(%)

-20

-15

-10

-5

0

5

10

15

02年

04年

06年

08年

10年

12年

14年

16年

18年

売上高

人件費

(%)

日本企業の変化~収益力~

日本企業の売上高・人件費の前年同期比

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年4-6月期まで

4四半期移動平均との比較

日本企業の売上高経常利益率

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年4-6月期まで

(32)

10

15

20

25

30

35

03年

06年

09年

12年

15年

18年

(兆円)

海外現地法人売上高

輸出総額

0.72%

0.57%

0.98%

0.67%

0.85%

0.44%

0.53%

0.41%

0.46%

0.3%

0.4%

0.5%

0.6%

0.7%

0.8%

0.9%

1.0%

1.1%

03/3

05/3

07/3

09/3

11/3

13/3

15/3

17/3

04/9 06/12 09/6 10/12 12/3 15/6

為替1円変化による経常利益感応度

16/12 17/12 18/9

日本企業の変化~円高抵抗力~

主要企業の為替感応度(対ドル)

(出所)大和証券エクイティ調査部作成

日本企業の海外現地法人売上高と輸出総額

(出所)ブルームバーグより大和証券作成、18年4-6月期まで

(33)

40

45

50

55

60

65

70

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18

(年)

(ドル)

(円)

米国(左軸)

日本(右軸)

-50

0

50

100

150

200

07

09

11

13

15

17

(年)

米国(左軸)

日本(左軸)

(07年=100)

日本企業の変化~研究開発費~

日米企業の一株あたり利益(07年=100)

(出所)ブルームバーグより大和証券作成

※米国:S&P500、日本:TOPIX

日米企業の一株あたり研究開発費

(出所)ブルームバーグより大和証券作成

※米国:S&P500、日本:TOPIX

(34)

0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 取得実施 取得枠設定 (兆円) (年度)

3.2

2.97

2.9

(3.0)

グラフ上の数値は実施額 カッコ内のみ取得枠 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18予 19予 配当総額(左軸) 配当性向(右軸) (年度) (兆円)

日本企業の変化~株主還元力~

大和210の自己株式取得の実施額、取得枠設定

(出所)大和証券エクイティ調査部作成、18年度は8月分まで

大和200の配当金総額と配当性向の推移

(出所)大和証券エクイティ調査部作成、18、19年度は大和証券予想

(35)

☆長期銘柄戦略

(36)

米中間選挙前後は4年に1度の最良の投資タイミング

中間選挙後は翌春にかけて日米株は上昇する傾向

米大統領任期と日米株の6ヵ月騰落率

日米株価指数の6ヵ月騰落率をみると、中間選挙のある年の11月頃が4年間で最もパフォーマンスの良好な時期に当たる。

すなわち、中間選挙の前後が株価の底で、翌春にかけて日米株は上昇する傾向がある。

-10

-5

0

5

10

15

20

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112

中間選挙(2年目)

大統領選の前年(3年目)

大統領選挙(4年目)

就任(1年目)

日経平均

NYダウ

S&P500

(出所)Haver Analyticsより大和証券作成

(注)月中平均比較。計測期間は1970年1月から18年10月まで。

N月の6ヵ月騰落率=N+6ヵ月後月中平均とN月中平均値の比較。

中間選挙

大統領選挙

(%)

(37)

米7-9月期好決算発表銘柄に注目

1.9 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 30 40 50 60 70 80 90 100 110 2017/01 2017/07 2018/01 2018/07 株価(左軸) 2018年度予想EPS(右軸) (ドル) (年/月) (ドル) (出所)ブルームバーグより大和証券作成。(注)EPSは調整済み、11/5時点 3.4 3.6 3.8 4 4.2 4.4 4.6 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 2017/01 2017/07 2018/01 2018/07 株価(左軸) 2019年度予想EPS(右軸) (出所)ブルームバーグより大和証券作成。(注)EPSは調整済み、11/5時点 (ドル) (年/月) (ドル)

全体では好調な決算だったにも拘わらず、主要IT株が発表した弱気見通しなどに相場は押し下げられた。

企業向けクラウドが好調なマイクロソフト、モバイル決済が拡大しているペイパルHDなど、アナリストによる通期見通し

が引き上げられた好決算銘柄を見逃してはいけないと考える。

7-9月期決算後にアナリストによる通期EPS見通しが上方修正された銘柄

一部企業の弱気見通しが全体相場を押し下げたが・・・

マイクロソフト(2019年6月期)

ペイパル・ホールディングス(2018年12月期)

決算

決算

(38)

米7-9月期好決算発表銘柄に注目

6 8 10 12 14 16 18 20 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 2,200 2017/01 2017/07 2018/01 2018/07 株価(左軸) 2018年度予想EPS(右軸) (ドル) (年/月) (ドル) (出所)ブルームバーグより大和証券作成。(注)11/5時点

労働環境の改善が増収につながったADPなども通期見通しが引き上げられている。

アマゾン・ドット・コムは売上高実績は市場の期待には届かなかったものの、利益率は大幅に上昇。アナリストによる通

期利益見通しは引き上げられた。

7-9月期決算後にアナリストによる通期EPS見通しが上方修正された銘柄

ADP(2019年6月期)

アマゾン・ドット・コム(2018年12月期)

4.0 4.5 5.0 5.5 70 80 90 100 110 120 130 140 150 160 170 2017/01 2017/07 2018/01 2018/07 株価(左軸) 2019年度予想EPS(右軸) (ドル) (年/月) (ドル) (出所)ブルームバーグより大和証券作成。(注)EPSは調整済み

11/5時点

決算

決算

アマゾン・ドット・コムも利益見通しは引き上げられた

(39)

年末商戦期間の消費動向

全米小売業協会(NRF)によると、2018年の米国年末商戦期間(11月~12月)中の小売売上高(自動車、ガソ

リン、外食を除く)は、前年同期比4.3~4.8%増と、過去5年平均の同3.9%増を上回ると予想されている。

年末商戦は米国の小売店の年間売上高のおよそ2割を占める重要なシーズン。

年末商戦の消費は今年も堅調な推移が予想される

年末商戦売上は前年同期比+4.3~4.8%か

年末商戦は米国の消費が最も盛り上がる時期

イベント別に見る米国人一人当たり消費

年末商戦期間における米国消費額の推移

-8%

-6%

-4%

-2%

0%

2%

4%

6%

8%

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18

(年) (億ドル) 前年比伸び率(右軸) (%) 11~12月売上高(左軸)

(出所)全米小売業協会、Prosper Insights & Analytics Monthly Consumer Spending Surveys (注)自動車、ガソリン、外食を除く(出所)全米小売業協会

0

200

400

600

800

1,000

1,200

2017年

2018年

(ドル/人)

(40)

0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 2010/12 2011/12 2012/12 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 株価 自社株買いがなかった場合の株価 (出所)ブルームバーグより大和証券作成。(注)自社株買いがなかった場合の株価=時価総額/2010年末時点の発行済み株式数。上昇率は、2010年末~2018年10月末 (年/月)

2012年から自社株買いを開始したアップル。税制改正で、海外保有資金を米国に還元しやすくなったこともあり、

2018年5月に大規模な自社株買い方針を打ち出しました。

アップルの株価上昇率

(注)

の約3割は、自社株買いが寄与していると試算されます。

アップルの株価上昇率と自社株買いの影響

アップルの株価上昇率の約3割は自社株買いが寄与と試算

自社株買いを開始

自社株買いによる

上昇効果

31%

株価上昇率(2010年末比、%)

自社株買い枠

1,000億ドルの追加を発表

自社株買いによる株価下支え効果

(41)

IoT時代の通信技術、5G本格始動へ

(42)

お取引にあたっての手数料等およびリスクについて

手数料等およびリスクについて  株式等の売買等にあたっては、「ダイワ・コンサルティング」コースの店舗(支店担当者)経由で国内委託取引を行う場合、約定代金に対して最大 1.24200% (但し、最低 2,700 円)の委託手数料(税込)が必要となります。また、外国株式等の外国取引にあたっては約定代金に対して最大 0.97200%の国内取次手 数料(税込)に加え、現地情勢等に応じて決定される現地手数料および税金等が必要となります。  株式等の売買等にあたっては、価格等の変動(裏付け資産の価格や収益力の変動を含みます)による損失が生じるおそれがあります。また、外国株式等の 売買等にあたっては価格変動のほかに為替相場の変動等による損失が生じるおそれがあります。  信用取引を行うにあたっては、売買代金の 30%以上で、かつ 30 万円以上の委託保証金が事前に必要です。信用取引は、少額の委託保証金で多額の取引を行 うことができることから、損失の額が差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。  債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により売買する場合は、その対価(購入対価・売却対価)のみを受払いいただきます。円貨建て債券 は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失が生じるおそれがあります。外貨建て債券は、金利水準の変動に加え、為替相場の変動等により損失が生 じるおそれがあります。また、債券の発行者または元利金の支払いを保証する者の財務状況等の変化、およびそれらに関する外部評価の変化等により、損 失が生じるおそれがあります。  投資信託をお取引していただく際に、銘柄ごとに設定された販売手数料および運用管理費用(信託報酬)等の諸経費、等をご負担いただきます。また、各 商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。 ご投資にあたっての留意点  取引コースや商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、契約締結前交付書面、目論見書、等をよくお読みください。  外国株式、外国債券の銘柄には、我が国の金融商品取引法に基づく企業内容の開示が行われていないものもあります。 商号等 :大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会 【保有株式等について】 大和証券は、このレポートに記載された会社が発行する株券等を保有し、売買し、または今後売買することがあります。大和証券グループが、株式等を合計 5%超保有しているとして大量保有報告を行っている会社 は以下の通りです。(平成 30 年 10 月 31 日現在) 三井松島ホールディングス(1518) シード平和(1739) 大末建設(1814) 翻訳センター(2483) アドウェイズ(2489) アイケイ(2722) セキュアヴェイル(3042) ラクト・ジャパン(3139) 三洋貿易(3176) ANAP(3189) 日本ヘルスケア投資法人(3308) タイセイ(3359) サカイオーベックス(3408) ケー・エフ・シー(3420) 宮地エンジニアリンググループ(3431) サムティ・レジデンシャル投資法人(3459) ケイア イスター不動産(3465) 大江戸温泉リート投資法人(3472) ザイマックス・リート投資法人(3488) ウイルプラスホールディングス(3538) デファクトスタンダード(3545) マツオカコーポレーション(3611) G MOペパボ(3633) パピレス(3641) エイチーム(3662) エニグモ(3665) テクマトリックス(3762) アステリア(3853) テラスカイ(3915) ダブルスタンダード(3925) うるる(3979) テモナ(3985) シェアリ ングテクノロジー(3989) すららネット(3998) ラサ工業(4022) 田岡化学工業(4113) 旭有機材(4216) テイクアンドギブ・ニーズ(4331) アイ・ピー・エス(4390) システムサポート(4396) 第一工業製薬 (4461) ジーンテクノサイエンス(4584) フォーカスシステムズ(4662) 日本色材工業研究所(4920) ハーバー研究所(4925) OATアグリオ(4979) ヨータイ(5357) 日本金属(5491) 大紀アルミニウム工業所 (5702) 日本伸銅(5753) 東京製綱(5981) 日本動物高度医療センター(6039) 三機サービス(6044) トレンダーズ(6069) 岡本工作機械製作所(6125) ロゼッタ(6182) 妙徳(6265) 荏原実業(6328) テセック (6337) 三精テクノロジーズ(6357) 日本ピストンリング(6461) 三相電機(6518) Orchestra Holdings(6533) インターネットインフィニティー(6545) エスユーエス(6554) みらいワークス(6563) アジャイ ルメディア・ネットワーク(6573) コンヴァノ(6574) ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス(6575) エレコム(6750) ユニデンホールディングス(6815) アドバンテスト(6857) エノモト(6928) アス トマックス(7162) GMO フィナンシャルホールディングス(7177) 日本モーゲージサービス(7192) 初穂商事(7425) ダイトロン(7609) 大興電子通信(8023) ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028) ルックホールディングス(8029) マネーパートナーズグループ(8732) フジ住宅(8860) 大和証券オフィス投資法人(8976) 日本賃貸住宅投資法人(8986) ブティックス(9272) エフオン(9514) 燦ホールディン グス(9628) ユニマットリタイアメント・コミュニティ(9707) 帝国ホテル(9708) 学究社(9769) 元気寿司(9828) 日本電計(9908)(銘柄コード順) 【主幹事を担当した会社について】 大和証券は、平成 29 年 11 月以降下記の銘柄に関する募集・売出し(普通社債を除く)にあたり主幹事会社を担当しています。 ホクト(1379) アクシーズ(1381) E・J ホールディングス(2153) パソナグループ(2168) ヤクルト本社(2267) ユニゾホールディングス(3258) アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279) 東急不動産ホー ルディングス(3289) One リート投資法人(3290) ヒューリックリート投資法人(3295) トーセイ・リート投資法人(3451) サムティ・レジデンシャル投資法人(3459) 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 (3471) 三菱地所物流リート投資法人(3481) 伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493) シーティーエス(4345) ラクスル(4384) メルカリ(4385) バンク・オブ・イノベーション(4393) システムサ ポート(4396) アサヒホールディングス(5857) チャーム・ケア・コーポレーション(6062) アトラエ(6194) オプトラン(6235) 大同工業(6373) エル・ティー・エス(6560) ABホテル(6565) キュービーネ

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