秋 田大学工学資源学部研究報告,第
2 5
号,2 0 0 4
年10月論 文
インターネットを利用したマルチクライアント型 遠隔計測システム
内海 富博 *・山 口邦彦*
Thel nt e r ne t ‑ Ba s e dMu l t i ‑ Cl i e nt sRe mot eMe a s ur e me ntSys t e m Tomi hi r oUt s u mi * , Ku ni hi koYa ma g u c hi
*Abs t r ac t
Ther e c e ntwi des pr e a doft heI nt e r ne tha vea c c el e r a t e dt hede vel opme ntofdi s t r i but e dr e mot es ys t e mf orava r i e t yof a ppl i c a t i ons . l nt hi spa pe r ,aI nt e r ne t ‑ ba s e dmul t i ‑ cl i e nt sr e mot eme a s ur e me nts ys t e m ha vl ngCl i e nt / Se r ve ra r c hi t e c t ur e i sde vel ope d・ h lt hes ys t em,oneormor ecl i e nt sc a na c c e s st oas e r ve r ,a ndc a npl otame a s ur e mentda t aa ss oona st he c l i e nt sr e c ei vei tf r om t hes e r ver . A s J a vaa ppl e tal l owsmor et ha nonecl i e ntt oa c c e s st ot hes e r ve rt hr oughJ a va c ompa t i bl eWor l dWi deWebbr ows e r ,t her e mot eme a s ur e me ntope r a t i oni ncl i e nt si si nde pe nde ntofope r a t l ngS ys t e ms .
1
.はじめに近年,インターネットの急速な普及 に伴 い,これまで専 用の回線や機器を用いていた遠隔システムが,インターネ ット‑接続可能な汎用機器 を用いて低コストでシステム構 築することが可能となっている.また,インターネットは時間 や場所 に制限されず に利用可能であるため,遠隔教育
(1 ),
遠隔診断
( 2) , ( 3)
そして遠隔計測( 4) ‑ ( 7 )
等の分野でインターネッ トを利 用 したシステム構 築 に関する事例 が報 告されている .
中野ら
(l )
は,J ava
言語を利用して,インターネットに接続 された一般的なパーソナルコンピュータ( PC)
のWWW
ブラウザ上で,遠 く離れた実験装置を遠隔操作 し物理 実験 を行うことを可能とするサーバクライアントシステムを報告し ている.同様の分散型データ収集システムは
Gr i mal di
ら( 4)
と
Kal ai t zaki s
ら(5)によっても研 究されている.また,月橋ら¢) は遠隔診断のためにデータの共有化が可能なサーバクラ イアントシステムをJ ava
言語を用いて作成し,Hong
ら( 3)
は 同様 のシステムをAc t i ve X
を用 いて作 成 している.wi es l aw
とMi chal ( 8 )
はJ ava
言語を用いて分散計測システ ム設計用のツールを作成 した.一方 ,川原 ら( 6)
と小 山ら(7) はMi cr os o
允Vi s ua】C++
を用いて,計測器の制御をクライ アント間直接 通信で行 い,計測後のデータ処理をサーバ ークライアント間で行う遠隔計測システムを構築した.計測器 の遠 隔制御 を行 う場合 ,インターネット上 にある
p
c間は 1対 1で接続する必要がある.これは複数のクライ2004年 7
月20日受理
*秋 田大 学 工 学 資 源 学 部 情 報 工 学 科
. De pa r t me n tof Comput e rSci e nc ea ndEngi ne e r l ng,Fa c ul t y ofEng ine e r l ng a ndRe s our c eSc i e nc e .Aki t aUni v er s i t y .
1 5
アントが 1台の計測器を同時に制御することを防ぐためで ある.しかしながら,場所に制限されずにあらゆる場所から インターネットを通 じて,計測 中のデータをリアルタイムに 観測したい場合 には,複数のクライアントの同時アクセスに 対応する必要がある.筆者 らは,複数のクライアントからの 同時アクセスに対応するため
,J ava
アプレットを用いて遠 隔データ収集 システムを構築 した( 9)
.そこでは,計測デー タをサーバにファイルとして保存 し,クライアントのJ ava
ア プレットからデータファイルを読み込む方式とした.しかし ながら,長時間の計測 によりデータ数 が増えファイルサイ ズが大きくなると,クライアントがサーバからデータファイル を読み込み,グラフの描画を行 う際に時間がかかってしまう .
そこで本研 究では,更新されたデータのみをクライアント
‑送信することによってグラフ描画の遅れを解消し,リアル タイムで計測データの取得を可能とした.また,計測器 の 制御 を遠 隔では行 わず,サーバ側 で計測を開始すること で,複数のクライアントの同時アクセスに対応することを可 能とした.そのため,一方のクライアントでは現在計測 中の データをモニタし,もう一方のクライアントでは,過去の計 測データをモニタすることも可能である.また,計測したデ ータを処理する場合は,クライアント用
J ava
アプレットに処 理機能を含めることで,サーバ‑の負担を軽減できる.本 研 究で構築したシステムを電気炉の温度変化の計測に適 用 し,システムの有用性 について検討を加 えた.また,こ れまでの報告例では,計測データ取得 に関するリアルタイ ム性 については検討されていないため,計測データ取得 時間間隔の設定値と実測値からそのリアルタイム性 につい て検討を行った.秋口大学T̲学資源学部研究報告,第
25
号20 0 4
年10
月論 文
インターネットを利用したマルチクライアント型 遠隔計測システム
内海 富博*・山 口邦彦*
TheI n t e r n e t ‑ Ba s e dMul t i ‑ Cl i e n t sRe mo t eMe a s u r e me n tSys t e m T o mi h i r oUt s u mi * . Ku n i h i k oYa ma g u c h i
*Abs t r ac t
Thcr ec entWI dcs pr ea doft hei nt er ne tha vea c cel er at e dt hedevel opmentofdi s t r l but e dr emot es ys t em f oravar i e t yof a ppl i cat i ons l nt hi spaper ,aI nt e r ne t ‑ ba s e dmul t i ‑ cl i ent sr e mot emeas ur ements ys t em havi ngCl i ent / Ser vera r chi t ec t ur e i sdevel oped l l Hhes ys t em,oneormor ecl i ent sc anac ces st oas er ver .andc anpl otame as ur ementdat aa ss oonast he cl i e nt sr e cel 、ei t汁om t hes el ・ ver , AsJ avaa ppl e taHowsmor et hanonecl l e ntt Oac ces st Ot hes er vert hr oughJ ava compa t J bl eWor l dWi deWebbr ows e r .t her emot emea s ur ementope r a t i oni ncl i ent si si ndepe ndentofoper a t l r 唱 S yS t emS .
1
.はじめに近年 ,インター ネットの急 速 な普及 に伴 い,これ まで専 用の回線や機器 を用いていた遠 隔システムが,インター ネ ソト‑接続 可能な汎用機 器 を用 いて低 コストでシステム構 築することが可能 となっている.また,インターネットは時間 や場所 に制 限され ず に利 用 可能 であるため,遠 隔教 育
川 ,
遠隔診断(2),(3)そして遠 隔計測
( 4) I ( 7 )
等の分野でインターネッ トを利 用 したシステム構 築 に関 す る事 例 が報 告され てい∴
中野ら川は
,Java
言 語を利 用 して,インターネットに接続ラウザ上 で,遠 く離れ た実験 装 置 を遠 隔操 作 し物 理 実験 を行うことを可能 とするサーバクライアントシステムを報告し ている.同様 の分散型データ収集システムは
Gr i mal di
ら( 4)
と
Kal ai t zaki s
ら15)によっても研 究されている.また,月橋 らp‑) は遠隔診 断 のためにデータの 共有化 が可能 なサーバクラ イアントシステムをJ ava
言語 を剛 、て作成 し,Hong
ら( 3)
揺 同様 のシステムをAct i ve X
を用 い て作 成 して いる.wi es l aw
とM i chal (
R) は Java
言語を用いて分散計測システ ム設 計用 のツー ルを作 成 した.一 方,川 原 ら( 6)
と小 山ら( 7)
は
Mi cr os of tVi sua暮C++
を用いて,計測器 の制御 をクライ アント間 直接 通 信で行 い,計測 後 のデ ー タ処理 をサーバ計測器 の遠 隔制御 を行 う場 合 ,インターネット上 にある
p
c間はl
対 1で接続する必要がある.これ は複数 のクライ2004
年7
月2( )
目受坪*秋 田 大 学 工 学 資 源 学 部 情 報 工 学 科
. De par t mentof Comput erScL C l l C ea nd Engi nee r L ng,Facul t yofEngl ne er l ng i mdRe s our c eSc l en c e ,Akl t aUnl Ver S i t ) ′ .
1 5
アントが l台の計測器 を同時 に制御することを防ぐためで ある.しかしながら,場所 に制 限されず にあらゆる場所から インタ一一ネットを通 じて,計測 中のデータをリアル タイムに 観 測 したい場合 には,複数 のクライアントの同時アクセスに 対応 す る必要 がある.筆者 らは,複数 のクライアントからの 同時アクセスに対応 するため
,Java
アプレットを用 いて遠 隔 データ収集 システムを構 築 した(9).そこでは,計測デ ー タをサーバ にファイルとして保 存 し,クライアントのJava
ア プ レットからデ ータファイルを読 み込 む 方式 とした.しか し ながら,長 時 間 の計 測 によりデ ータ数 が増 えファイルサイ ズが大きくなると,クライアントがサーバからデータファイル を読み 込み ,グラフの描 画を行 う際 に時間 がかかってしまう .
そこで本研 究では,更新 されたデータのみをクライアント
‑送信 することによってグラフ描 画の遅れを解 消し,リアル タイムで計測 データの取得 を可能 とした.また,計測器 の 制御 を遠 隔では行 わず ,サーバ側 で計 測 を開始すること で,複 数 のクライアントの同時アクセスに対応 す ることを可 能 とした.そのため,一方のクライアントでは現在 計測 中の デ ータをモニタし,もう一 方のクライアントでは,過 去の計 測データをモニタす ることも可能 である.また,計測 したデ ー タを処理する場合 は,クライアント用
Java
アプレットに処 理機 能 を含 めることで,サーバ ‑の負担 を軽減 できる.本 研 究で構 築 したシステムを電気 炉の温度 変化 の計測 に適 用 し,システムの有 用性 につ いて検 討 を加 えた.また,こ れ までの報告 例では,計測デ ータ取得 に関するリアルタイ ム性 につ いては検 討 されていないため,計測 デ ータ取得 時間間隔の設 定値 と実測値からそのリアルタイム性 につい て検討 を行った.1 6
電気炉
内海富博 ・山口邦彦
Fi g. 1 Sys t em conf i gur a t i on oft he I nt er ne t ‑ bas e d Cl i e nt / Se r vers ys t em f orr emot emeas ur eme nt s ・
2.
システム概要本研究で構築したシステムの構成を
Fi g. 1
に,クライアン トーサ‑バ間のデータ通信方法をFi g
.2にそれぞれ示す.本システムは,クライアントとサーバの二種類の
PC
で構成 されており,サーバで計測を行 う.サーバでは,はじめにwww
サーバと計測用サーバプログラムを起動する.計測 用サーバプログラムはGP‑ I B
インターフェースで接続した デジタルマルチメータ( DMM)
を制御 し,電気炉 に設置 し た熱電対の熱起電力を読み込み,メモリ上に書き込むと共 にデータファイル に保存する.さらに,クライアント用J ava
アプレットからアクセスがあると,データ送信用スレッドを生Fi g
.2Me t hod f わr da t a coml l l uni c at i ons be t we en s e r verandcl i en
t.成 し,クライアント‑メモリ上のデータを送信 する.データ 送信用スレッドは,クライアント毎 に生成 されるため,複数 のクライアントが同時 にアクセスした場合 にも対応すること が可能である.また,サーバは最新のデ‑タを 100000個 までメモリ上に記憶することができる.一方,クライアントは
www
ブラウザを用いてWW
W サーバ‑アクセスし,サー バ上にあるクライアント用J ava
アプレットをダウンロードする.J ava
アプ レットはクライアント‑ダウンロー ドされた後 ,www
ブラウザ上で実行される.その後,計測用サーバ‑接続 し,現在計測 中のデータまたは過去 に計測 したデー タファイルを取得 し,グラフ描 画を行 う.また,現在計測 中 のデータを取得する場合 ,サーバが新 しくデータを取得す る毎 にクライアントがデータを受信 し,クライアントのグラフ に追加描画する.
2. 1
ハードウェア本研究で用いた
pC
の仕様をTabl e
lに示す.以下,サ ーバシステムおよびクライアントシステムについて説 明す る.2. 1 . 1
サーバサーバでは
,DMM
の制御およびデータ取得のための インターフェースとしてAgHentTec hnol c ・ gi es
社製HP8 2335
内海富 博 ・山 口邦 彦
Fi g. 1 Sys t e m c on f T l gu r a t i on oft h e I n t e r n e t ‑ b a s e d Cl i e n t / Se r v e rs ys t e mf orr e mo t eme a s ur e me n t s ・
2.
システム概要本研究で構築したシステムの構成を
Fi g.
1に,クライアン トーサーバ間のデータ通信方法をFig
.2にそれぞれ示す.木システムは,クライアントとサーバの二種類の
PCで構成
され てお り,サーーバで計測 を行 う.サーバでは,はじめにwww
サーバと計測用サーバプログラムを起動する.計測用サーバプログラムは
GP‑ I
Bインターフェースで接続 した デジタルマルチメータ(DMM)
を制御 し,電気炉 に設 置 し た熱電対の熱 起電 力を読み込み,メモリ上に書き込むと共 にデータファイル に保存する.さらに,クライアント用J a va
アプレットからアクセスがあると,データ送信用スレッドを生Fi g
・2Me t hod f orda t a c ommu n i c a t i ons b e t we e n s e r v e ra n dc l i e n t .
成 し,クライアント‑メモリ上のデー一夕を送信 する.データ 送信 用スレッドは,クライアント毎 に生成 されるため,複数 のクライアントが同時 にアクセスした場合 にも対応すること が可能である.また,サーバは最新のデ…タを 100000個 までメモリLに記憶 することができる.一方,クライアントは
www
ブラウザを用いてWW
W サーバ‑アクセスし,サー バ上にあるクライアント用 J a v a
アプレットをダウンロードする.J a v aアプ レットはクライアント‑ ダウンロー ドされた後 ,
www
ブラウザ上で実行される.その後,計測用サーバ‑接続 し,現在計測 中のデータまたは過 去に計測 したデー タファイルを取得 し,グラフ描 画を行 う.また,現在計測 中 のデータを取得する場合 ,サーバが新 しくデータを取得す る毎 にクライアントがデータを受信 し,クライアントのグラフ に追加描画する.
2. 1ハードウェア
本研究で用いた
pCの仕様を Ta bl elに示す.以下,サ
ーバ システムおよびクライアントシステムにつ いて説 明す る.2. 1 . 1サーバ
サーーバでは,DMM の制御およびデータ取得 のための インタ
ー
フ:i‑スとしてAgi l e n tTe c hn ol o gi e s
社製HP8 2335
イ ンター ネ ッ トを利用 したマ ルチ ク ライア ン ト型遠 隔計測 シス テ ム
Ta bl e1 Spe ci f i c a t i onofSe r ve randCl i e n tPCs
サ ー バ クライアント
CPU AMD5 x 8 61 66 MHz l n t e lPe n t i u l l l I H9 3 3MHz RAM SI MM 3 2MB RI MM 1 28 MB
HDD SCSI 1 . 2GB I DEI O GB
OS Li n u x Mi c r os of tWi n d o ws 20 0 0
Ta bl e2 SoRwar eus e di ns e r ve r . OS Li nux( Sl a ck wa r e3. 5) WWW
サーバApa chever .
I.
3 開発環境J a vaf わrLi nuxve r .1 . 2
( Bl a ckDownPor t i ngTe am) GP‑ 1 BLi br a r y
( TheLi nuxGP‑ 1 BPa cka gever . 2. 02)
GPI I B
インターフェースボー ドを使 用 した.データ転送速 度 は300KB/
Sである.DMM
はKEI THLEY
社製Mode1 1 97
(最大測定タイミング
: 3
回/ S )
およびADVANTEST
社製TR6851
(最大測定タイミング:l oo
回/ S )
を使用した.これら のDMM
はGP‑ 1 B
インターフェースを備 えているため,デ ータを直接p
cに取り込むことが可能である.本研 究では, サーバ
を1 0Ba s e ‑ T
で学 内LAN
に接続 した.電気炉の温 度計測 には,クロメル ‑アルメル熱電対を使用した.2. I . 2
クライアントクライアントは
,J av a
に対応 したwww
ブラウザが動作 するPC
でLAN
に接続 してあれ ば良い.本研 究では,OS
としてMi c r os oR Wi ndows2000,WWW
ブラウザ にはMi c r os of Hnt e r ne tExpl or e r6
を使 用した.2. 2
ソフトウェアFi g. 3
に本システムのソフトウェアの構成 を示す.計測用 サーバプログラムは,J a va
アプリケーションであり,DMM
の制御 および取得 データのデ ータファイル‑ の保 存 ,デ ータ送信用スレッドの生成を行 う.クライアント用J a va
アプ レットは,クライアントのWWW
ブラウザ上で動作し,サー バ のデータ送信 用スレッドと通信 を行 い,デ‑タを受信 す る.2. 2. 1
サーバ ソフトウエアTa bl e2
にサーバで用いたソフトウェアを示す .os
にはGPL( GNU Ge ne r alPubl i cLi c ens e)
に従うフリーソフトウェ アであるLi nux( Sl a c kwar e3. 5)
を,www
サーバソフトウェ アにはApa che v
cr.1 . 3
を使 用 した.また,今 回用 いたGP‑ I B
インターフェースボードをLi nux
で使用するため,Shr oe t e r
が開発 し,TheLi nuxLa bPr o j e c t
で公 開しているTheLi nuxGP‑ I BPa c ka geve r . 2. 02
を使用 した.このパッケ ージにはデバイスドライバおよび開発 用パ ッケージが含 ま1 7
Fi g. 3 Sof t wa r ec onf i gur a t i onf orcl i e n t / s e r ve rs ys t e m.
れている.このパッケージは C言語 用であるため,本シス テムを
J ava
で構築する際には,直接使 用することができな い.そこで,最初 にC
言語でGP‑ I B
制御 を行う関数を作成 し,ライブラリ化する.その後,J a vaNa t i vel nt e r f a c e
によりラ イブラリをリンクす ることでJ a va
からGP‑ I B
に接続 したDMM
を制御することができる.C
コンパイラにはGPL
に従 うgc cve r . 2. 7. 2. 3
を使 用 した.また,計測用サーバプログラ ムはBl a c kDownPor t i ngTe a m
が開発 したJ a vaf orLi nux ver .
I.
2を用いて作成 した.計 測用 サーバプ ログラムは,設 定 したデータ取得 時 間 間隔
( T s )
でDMM
から計測データを取得 し,順 次データフ ァイル‑保存する.データファイル名 は年月 日および時刻 から自動的に生成 し(例えば,2004
年7
月20
日1
3時なら2004‑ 07‑ 20‑ 1 3. da t ),1
時間毎 にデータファイル名を変えて 計測データを保存する.DMM
からデータ取得を行う処理 のフローチャートをFig.4に示す.DMM
からデータを取得 する際 には,データ取得 直前のシステムクロックT
lとデー タ取得後のシステムクロックT2
を比較 し,データ取得前後 のシステムクロックの差がT s
以上 になるまでT2
の取得を繰 り返す .ここで,データを読 み込む時間間隔 は,DMM
がイ ンター ネ ッ トを利用 したマルチ クラ イア ン ト型遠隔計測 システム
Ta bl eI Speci r l C a t i onofSe r verandCl i e n tPCs
サーバ クライアント
CPU AMD5 x8 61 6( ) MHz l n t c L Pc n t i ul l l t H9 33MI I Z RAM SI MM 3 2MI i RI MM 1 28 MB
HDD SCSI 1 . 2GB I DEI OGB
OS Li n u x Mi c r os of tWi ndo ws 20 0( )
Ta bl e2 SoRwar eus e di ns er ve
r.OS Ll nL 】 X( Sl ackWa r e3. 5) WWW
サーバApa chever .I . 3
開発環境J a vaf わrLi nuxv
cr .1 . 2
( Bl a ckDownPor t i ngTe am) GP‑ 1 BLi br a r y
( TheLi nuxGP‑ 1 BPa cka gever . 2. 02)
GP‑ I
B インターフェースボー ドを使 用 した.デ ータ転 送速 度 は3 00KB/
Sである.DMM
はKEI THLEY社製 Model 1 97
(最 大測 定タイミング:
3
回/ S )
お よびADVANTEST
社製TR6851
(最大測定タイミング:lo
o 回/
S)
を使 用した.これら のDMM
はGP‑ 1 Bインターフェ一一
スを備 えているため,デ ータを直接p
cに取り込むことが可能である.本研 究では, サーバを1 0Bas e J
rで 学内LAN
に接続 した.電気 炉U)温 度 計測 には,クロメル ‑アルメル熱 電対を使 用 した.2. I . 2クライアント
クライアントは,J
avaに対応 した www ブラウザが動作
するPC
でLAN
に接続 してあれ ば 良い.本研 究では,OS
としてM] ' c r os of tWi ndows2000,WWW
ブラウザ にはMi c r os of ‖nt el ・ ne tExpl or e r6
を使 用した.2. 2
ソフトウェアFi g. 3
に本システムのソフトウェアの構 成 を示す .計測用 サ‑バプログラムは,J avaアプリケーションであり ,DMM
の制御 および 取得 デ ータのデ ータファイル‑ の保 存 ,デ ータ送信用スレットの生成を行 う.クライアント用J avaアプ
レットは,クライアントのWWW
ブラウザ 仁ご動作し,サー バ のデータ送信 用スレッドと通信 を行 い,デ ータを受信 す る.2. 2. 1サーバ ソフトウェア
Ta bl e2にサーバで用いたソフトウェアを示す . o
sにはGPL( GNU Gener alPubl i cLi cens e)
に従うフリーーソフトウェ アであるLinux( SL a ckl V ar e3. 5)
を,WWWサーバ ソフトウェ アにはApa che v
cr .1 . 3
を使 用 した.また,今 回 用 いたGP‑ 1
B インターフェースボードをLi nu
xで使用するため,Shr oe t e r
が開発 し,TheLi nuxLabPr o j e c t
で公 開しているTheLi nuxGl J ‑ 1 BPa c ka gevcr . 2, 0
2を使 用 した.このパッケ ージにはデバイスドライバ および 開発 用バ ッグ一一ジが含 ま1 7
Fi g. 3 Sof t war econf i gur a t i onf orcl i ent / s er ve rs ys t e m・
れている.このパッケージは
C
言語 用であるため,本シス テムをJ ava
で構 築する際 には,直接使 用することができな い.そこで,最 初 にC言語で GP一
旧 制御を行う関数を作成 し,ライブラリ化する.その後,J avaNa t i vel nt e r f a ce
によりラ イブラリをリンクす ることで J a vaか ら GP‑ I
B に接続 したDMM
を制御 することができる.CコンパイラにはGPLに従
うgc cve r . 2. 7. 2. 3
を使 用 した・また,計測用サーバプログラ ムはBl ac kDownPor t i ngTea m
が開発 したJ avaf orLi nux v
cr1 . 2
を用いて作成 した.計 測 用 サーバ プ ログラムは,設 定 したデー一夕取得 時 間 間隔(Ts)で
DMM
から計測データを取得 し,順 次データフ ァイル‑保 存する.データファイル名 は年 月 日および時刻 から自動 的に生成 し(例 えば,2004
年7
月20日 1 3
時なら2004‑ 07‑ 20‑1 3. da t ),
l時間毎 にデー タフアイ/レ名を変えて 計測デ ータを保 存する.DMM からデータ取得 を行 う処理 のフローチャー トをFi g
.4に示す.DMM
からデー タを取得 する際 には,データ取得 直前のシステムクロックTlとデー タ取得後のシステムクロックT2を比較 し,デ‑夕取得前後
のシステムクロックの差がTs
以上になるまでT2の取得を繰
り返 す .ここで,デー タを読 み 込む時 間間隔 は,DMM が1 8
内海富博 ・山口邦彦デ ータの取得 開始
デ ータ取 得 時 間 間隔 :T.q
デ ー タの取得 開始
1
「
I ̲ ̲ ■ ヾ 7 一
ー
タ ♂)
敬 り
近 み
DMM
か らデ ータを取 得 しサーバ のメ モリ‑記 憶 す るまでに要す る時 間Fi g. 5 Da t aa c q u l S l t l O nt i meb e t we e nt wos u c c e s s i v e e v e n t s .
Fi g
14Fl o wc h a r t f ord a t aa c q u l S l t l O n ・
A/D変換 しサーバのメモリ‑書き込むまでの時間(△て)を 考慮 しなけれ ばならない.計測データをリアルタイムに取 得するためには
,Fi g. 5
に示すようにT s
をA
Tより長く設定す る必要がある.もし,△TよりもT s
が短い場合 は,DMM
から サーバ‑データを取り込む処理を終えるまで待機 し,デー タ取得後次の処理へ移るため,実際のデータ取得時間間 隔はTsよりも長くなる.2. 2 . 2
クライアントソフトウエアクライアントでは
,OS
としてMi c r o s o
ftWi n d o ws 2 0 0 0
を使 用した.また,クライアント用J a v a
アプレットの作成 には,Su nMi c r o s y s t e ms
社のJ a v a 2SDK S t a n d a r dEd i t i o nv e r .
I
.
4.2 ̲01
を,J a v a
対応のWWW
ブラウザとしてI n t e r n e t Ex p l o r e r6
を使用 した・クライアントがサーバから受信するデータは
DMM
から 取得 した電圧値であるため,今回の計測のように温度を測 る場合 は電圧値から温度 ‑変換する必要がある.そのた め,クライアント用J a v a
アプレットに電圧から温度へ変換す る処理を用意し,クライアント側でデータ処理することとした.このことにより,必要なデータ処理をクライアントPCで行う ため,サーバ‑の負担は軽減される.
3.
実験結果および考察はじめに,設定した通りのデータ取得時間間隔Tsでデー タが取得できているか確認するため
, T s
を5
S,l s ,O s
と変え, データ取得時間間隔の実測値T。のTs依存性 を調べた.こ こで,T s ‑O s
ではDMM
がデータ取得後,直ちに次のデー タ取得を行う.Fi g. 1
において電気炉の電源を入れず温度 が一定の状態でデータ数が2 0 0 0
個まで測定を行った.て S
を変えて測定したT。のグラフをFi g . 6 ( a ) ,( b ) ,( C )
に示す.2
台のDMM
を用いて順番 に 1台ずつデータ取得を行って いるので,測定タイミングは遅い方のDMM
のタイミングに なる.Fi g. 6 ( C )
よりT s
がo s
の場合,DMM( Mo d e 1 1 9 7 )
のデー タ取得タイミングが3
回/
Sであるため約3 0 0 ms
でデータ取 得が可能であるものの,実際のT
。は約3 0 0 ms
を中心に1 0 0
‑5 0 0 ms
の間で変動しており,必ずしもDMM
の最大デー タ取得タイミングでデータを取得することができない.これ はOS
のタイムシェアリング処理 によってバックグラウンドで 起動している他の処理 にリソースが奪われるため,他の処 理の動作状況がデータ取得処理 に影響を及ぼしたためと 思われる.一方, T s
がI s ,5
Sでは設定したデータ取得時間 間隔よりT。の時間変動が小さい.その上Tsから大きなずれ が生じる回数も,T s ‑l s
でデータ1 0 0 0
個あたりに 1個,5 S
でデータ2 0 0 0
個あたりにl
個と少ない.したがって本研究 ではTsが概ねl s
以上であればデータをリアルタイムに計測 することが十分 可能 であることがわかる.また,データ数1 0 0 0 0
個,1
データあたり8 0 By t e
のとき,クライアントがサー バ‑データ要求を行ってから,データの受信が完了するま での時間を計測 した結果,lデ ータあたりの平均値 は約4 ms
であった.よって同一LAN
内の使用では1 0 Ba s e ‑ T
に1 8
内海 富博 ・山 口邦 彦チ ークの取 得 開始
デ ータ取得 時 間 間隔 :T←
デ ー タの 取得 開始
7‑
I
タ の
敬り み 近
Fi g
・4Fl owc har tf orda t aa c quJ S i t i on・
A/D変換 しサーバのメモリ‑ 書き込むまでの時間 (AT)を 考慮 しなけれ ばならない.計測デ ータをリアルタイムに取 得するためには
,Fi g. 5
に示すようにT
sをATより長く設定す る必要がある.もし,AT
よりもT s
が短い場合 は,DMM
から サーバ‑データを取り込む処理を終えるまで待機 し,デー タ取得後次の処理‑移るため,実際のデータ取得時間間 隔はTSよりも長くなる.2. 2. 2
クライアントソフトウェアクライアントでは
,OS
としてMi c r os of tWi ndows 2000
を使 用した.また,クライアント用J a va
アプレットの作成 には,Su nMi c r os ys t e ms 社 の J a va 2SDK St a nda r dEdi t i onve r .
I.4.
2̲01
を,J a v a
対応のWWW
ブラウザとしてI nt e r ne t Expl or e r6
を使用 した.クライアントがサーバから受信するデータは
DMM
から 取得した電圧値であるため,今 回の計測のように温度を測 る場合 は電圧 値から温度 ‑変換 する必要がある.そのた め,クライアント用J a va
アプレットに電圧から温度‑変換す る処理を用意し,クライアント側 でデータ処理することとした このことにより,必要なデータ処理をクライアントPCで行う ため,サーバ‑の負担 は軽減される.【)MMか らデ ー一夕を取 得 しサ ー/W)メ モリ‑ 記憶 す るまでに要 す る時 間
Fi g. 5 Da t aa c qul S i t i ont i mebe t we e nt wos uc c e s s i ve e ve n t s .
3.
実族結果および考察はじめに,設定した通りのデータ取得時間間隔T
s
でデー タが取得できているか確認するため,T s
を 5S ,l s ,Os
と変え, データ取得時間間隔の実測値TeのT
s依存性 を調 べた.こ こで,T s ‑Os
ではDMM
がデータ取得後,直ちに次のデー タ取得を行う.Fi g. 1
において電気炉の電源を入れず温度 が一定の状態でデータ数が2000
個まで測定を行った.Ts
を変えて測定したT
。のグラフをFi g. 6( a ) ,( b ) ,(
C)
に示す .2
台のDMM
を用いて順番 に 1台ずつデータ取得を行って いるので,測定タイミングは遅い方のDMM
のタイミングに なる.Fi g. 6(
C)
よりTs
がOs
の場合,DMM ( Mode l 1 97)
のデー タ取得タイミングが3
回ノ
Sであるため約300ms
でデータ取 得が 可能であるものの,実際のT。は約3 00ms
を中心に1 00
‑500ms
の間で変動しており,必ず しもDMM
の最大デー タ取得 タイミングでデータを取得することができない.これ はOS
のタイムシェアリング処理 によってバックグラウンドで 起動 している他 の処理 にリソースが奪われるため,他の処 理 の動作状況がデータ取得処理 に影響を及 ぼしたためと 思われる.一方,Tsが1 S ,5
Sでは設定したデータ取得時間 間隔よりT。の時間変動が小さい.その上T
sから大きなずれ が生じる回数も,T s ‑1
Sでデータ1 000
個あたりに 1個,5S
でデータ2000
個あたりにl
個と少ない.したがって本研究 ではTs
が概ねI s
以上であ
れ ばデータをリアルタイムに計測 することが十分 可能 であることがわかる.また,デー タ数1 0000
個,
1データあたり80Byt e
のとき,クライアントがサー バ‑データ要求を行 ってから,データの受信が完了するま での時 間を計測 した結果,1データあたりの平均値 は約
4ms
であった.よって同一LAN
内の使用では1 0Ba s e ‑ T
にイ ンター ネ ッ トを利用 したマ ルチ ク ライ ア ン ト型 遠 隔計 測 シス テ ム
デ ータ取 得 時 間 間隔で(.(ms) 5300
5200
51 00
5000
4900
4800
0
0
200 400 600 800 1000 1 200 1 400 1 600 1 800 2000
デ ー タ数
( a )
データ取得時間間隔Ts: 5S
デ ータ取得 時 間 間隔Tt、(ms) 1300
1 200
11 00
1 000
900
800
0
0 200 400 600 800 1000 1 200 1 400 1 600 1 800 2000
デ ー タ数
( b)
データ取得時間間隔Ts: 1 8
デ ー タ取 得 時 間 間隔 T.ゝ(ms) 600
500
400
300
200
1 00
0
0 200 400 600 800 1 000 1 200 1 400 1 600 1 800 2000
デ ー タ数
( C )
データ取得時間間隔Ts :Os
Fi g. 6 Me a s ur e da c qui s i t i ont i me
T。f わr( a )
て5‑5S ,( b) T
s‑l s ,( C )T s ‑0,wher eT si st heval ueofs e t t e da c qui s i t i on t i mebe t we ent wos uc c es s i vee ve nt s .
1 9
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Fi g. 7 Expe r i me nt alr e s ul t sont i mede pe ndenc eof f ur na c et e mpe r a t ur e・
おいて
,Ts
がl s
以上であればシステムとしてのリアルタイム 性 は保証できる.本研究で構築したシステムを電気炉の温度変化の計測 に適用した.測定条件として,電気炉の高温側を
800
℃ , 低温側を600℃
に設定し,Ts
を1
Sとして計測を行った.はじ めに,サーバ側の計測用サーバプログラムを実行 し,デー タの取得を開始する.次に,クライアントPC
からwww
ブ ラウザを使用 し,サーバ‑アクセスを行うことで計測を行 う.8 40
分間 (データ数: 50400
個)の測定を行い,データファ イルが1
時間毎に計1 4
個生成され,データが保存されて いることを確認 した.Fi g. 7
に計測結果を示す・500
分を過 ぎた時点で,電気炉の電源 を切 ったため途 中から温度が 下がっていることがわかる.また,複数 のクライアントの接 続 に対しても,同時に6
クライアントまでの動作を確認 した.データの表示 に関しては,電圧 ,温度どちらでも表示する ことが可能であるため,計測対象や計測機器 を変えること で汎用的に使用することが可能である.
4 . むすび
本論文では
,J ava
を用いて複数のクライアントの同時ア クセスに対応 した遠隔計測システムの構築を行った.実際 に電気炉の温度変化 の計測 に適用 したところ,十分 に対 応できることを確認 した.また,複数のクライアントのデータ を取得し,もう一方で過去のデータを取得できる.さらに,インターネ ッ トを利用 したマルチクライア ン ト型遠隔計測 システム
データ取得時開聞隔てt.(ms)
nU
0 0
00 0
21 0
55 5
0 2OO 400 60
0 800
100( ) 1 2 0 0 1 400 1 600 1 80
0 2000データ数
( a )
データ取得時間間隔てS: 5S
データ取得時間間隔て.I(ms)
1 3DO
l=JO
11 00
1 000
900
8 00
0
200 400 600 800 1 ロoo 2 ∩)(U hU4 0 6 0 0 8 ∩UnU つ ム 0 0 0
デー一夕数
( b)
データ取得 時開聞隔Ts: 1 S
データ取得時開閉隔て.、(ms) 600
5 0 0
400
300
200
1 00
0
0 200 40 0 6
CO 800 1 000 1 200 1 400 1 600 1 8 0 0
2000データ数
( C )データ取得 時間間隔
Ts:Os
Fi g. 6 Me a s ur e da c qui s i t i ont i meT 。f or( a )T s‑5S ,( b)
T
s ‑l s ,( C )T s ‑0,whe r eて Si st h eva l u eofs e t t e da c qui s i t i on t i meb e t we ent wos u c c e s s i vee ve n t s .
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Fi g. 7 Expe r i r nent alr e s u一 t sont i mede pe nden c eof f ur na c et e mpe r a t u r e・
おいて
,T s
がI s
以上であれ ばシステムとしてのリアルタイム 性 は保証できる.本研 究で構 築 したシステムを電気炉 の温度変化の計測 に適 用 した.測 定条件 として,電気炉 の高温側 を
800
℃ , 低 温側 を600
℃ に設 定 し,Tsをl s
として計測を行 った.はじ めに,サーバ側 の計測用サーバプログラムを実行 し,デー タの取得 を開始する.次に,クライアントpCからwww
ブ ラウザを使 用 し,サーバ ‑ アクセスを行 うことで計測 を行 う8 40
分間 (データ数: 5 0400
個 )の測 定を行 い,データファ イルが l時間毎に計 14個 生成 され ,データが保存 されて いることを確認 した.Fi g. 7
に計測結果を示す・500
分を過 ぎた時 点で,電気 炉 の電源 を切 ったため途 中から温度 が 下がっていることがわかる.また,複 数 のクライアントの接 続 に対 しても,同時 に6クライアントまでの動 作を確認 した
デ ータの表 示 に関 しては,電圧 ,温度 どちらでも表 示する ことが可能 であるため,計測 対象や 計測機 器 を変 えること で汎用的 に使 用することが可能である.4 . むすび
本論 文では
,J a va
を用 いて複数 のクライアントの同時ア クセスに対応 した遠 隔計測システムの構築を行 った.実際 に電気 炉 の温度 変 化 の計測 に適 用 したところ,十 分 に対 応 できることを確認 した.また,複 数 のクライアントのデータ を取得 し,もう一 方で過 去のデ ータを取得 できる.さらに,20
内海富博 ・山口邦彦データ取得時間間隔は機器 の性能 に依存しているため, データ取得時間間隔Tsを機器 に合わせて変えることで,リ アルタイムにデータを取得できることを明らかにした。本シ ステムでは,データ取得時間間隔を
I s
以上に設定するこ とで,リアルタイムに計測データを取得することが可能であ る.参考文献
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内海 富博 ,神戸祐 丸 山 口邦象 三浦茂( 2001 ) :J a va
を用 いた遠隔データ収集 システム,秋 田大学工学資源学部研究報告,22号,pp.6ト65.
2( )
内海雷博 ・山口邦彦デ ー タ取 得 時 間 間 隔 は機 器 の性 能 に依 存 して い るた め , デ ー タ取 得 時 間 間
隔T s
を機 器 に合 わ せ て変 えることで ,リ アル タイム に デ ー一夕を取 得 で きることを明 らか に したr,本 シ ステムで は ,デ ー タ取 得 時 間 間 隔 を1
S以 上に設 定 す るこ とで ,リアル タイムに計 測 デ ー タを取 得 す ることが 可 能 で あ る.参 考文献