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エレクトロニクス 講義資料

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エレクトロニクス 講義資料

鶴 剛

([email protected])

1

第6章:波形の観測 (v0)

Chap6_SignalObservsation_v0

(2)

入出力インピーダンス

2

79

6

章 波形の観測

6.1

最初に注意すべきこと

6.1.1

入力,出力インピーダンス

測定器の類は必ず,入力,出力インピーダンスが表示されている.実験する場合には,その入出力インピーダンスを 考慮に入れて測定する必要がある.

インピーダンスマッチングに注意すること.

6.1.2

オシロスコープの入力インピーダンス

信号波形の観測にはオシロスコープを使用する.その際には,使用する同軸ケーブルやプローブの特性を込みで測定 することになることに注意すること.例えば積分回路に直接同軸ケーブルにつないで観測することを想定する.同軸ケー ブルは高校や大学で習ったとおり,シリンダー状のコンデンサーなので,回路にコンデンサーを並列につないでいるこ とと同じ状況になる.

LEMO

コネクタに使用している同軸ケーブルは

RG58C/U

という名前のもののはずで,

101pF/m

の容量を持つ.つまり,その容量が積分回路のコンデンサーに対して並列につくことになる

これに加えて,オシロスコープの入力インピーダンスは通常

1MΩ

である.従って,

1m

の同軸にオシロスコープをつ けると,

1M

Ωと

101pF

の容量を並列につけた回路の波形を観測することになる.

積分回路の容量が

1

μ

F

なら

101pF

の影響は小さいので,気にする必要はないが,積分回路の容量が

22pF

なら,

22pF

ではなく,

123pF

1M

Ωが並列に付いた回路になってしまう.当然予想とは違う波形になってしまう.

ここでわかることは,波形を観測する際には,常に測定系側の回路特性を常に気にする必要があり,できるだけ測定 される側に影響を与えない方法で測定する必要がある,ということ.

6.2

具体的な波形観測方法

6.2.1

同軸ケーブルを伝わっている信号波形の観測

反射を防ぎながら,エネルギーも失わずオシロスコープで波形を観測するためには,オシロスコープの入力インピー ダンスは大きくし

(

現実的には

1MΩ

または

10MΩ)

,オシロスコープに直接取り付けた

T

字を経由すること.

()

<

<

</ȶQT/ȶ <

1UEKNNQUEQRG 6#FCRVQT

6.1:

オシロスコープの「正しい」接続方法

79

6

章 波形の観測

6.1

最初に注意すべきこと

6.1.1

入力,出力インピーダンス

測定器の類は必ず,入力,出力インピーダンスが表示されている.実験する場合には,その入出力インピーダンスを 考慮に入れて測定する必要がある.

インピーダンスマッチングに注意すること.

6.1.2

オシロスコープの入力インピーダンス

信号波形の観測にはオシロスコープを使用する.その際には,使用する同軸ケーブルやプローブの特性を込みで測定 することになることに注意すること.例えば積分回路に直接同軸ケーブルにつないで観測することを想定する.同軸ケー ブルは高校や大学で習ったとおり,シリンダー状のコンデンサーなので,回路にコンデンサーを並列につないでいるこ とと同じ状況になる.

LEMO

コネクタに使用している同軸ケーブルは

RG58C/U

という名前のもののはずで,

101pF/m

の容量を持つ.つまり,その容量が積分回路のコンデンサーに対して並列につくことになる

これに加えて,オシロスコープの入力インピーダンスは通常

1MΩ

である.従って,

1m

の同軸にオシロスコープをつ けると,

1M

Ωと

101pF

の容量を並列につけた回路の波形を観測することになる.

積分回路の容量が

1

μ

F

なら

101pF

の影響は小さいので,気にする必要はないが,積分回路の容量が

22pF

なら,

22pF

ではなく,

123pF

1M

Ωが並列に付いた回路になってしまう.当然予想とは違う波形になってしまう.

ここでわかることは,波形を観測する際には,常に測定系側の回路特性を常に気にする必要があり,できるだけ測定 される側に影響を与えない方法で測定する必要がある,ということ.

6.2

具体的な波形観測方法

6.2.1

同軸ケーブルを伝わっている信号波形の観測

反射を防ぎながら,エネルギーも失わずオシロスコープで波形を観測するためには,オシロスコープの入力インピー ダンスは大きくし

(

現実的には

1MΩ

または

10MΩ)

,オシロスコープに直接取り付けた

T

字を経由すること.

()

<

<

</ȶQT/ȶ <

1UEKNNQUEQRG 6#FCRVQT

6.1:

オシロスコープの「正しい」接続方法

79

6

章 波形の観測

6.1

最初に注意すべきこと

6.1.1

入力,出力インピーダンス

測定器の類は必ず,入力,出力インピーダンスが表示されている.実験する場合には,その入出力インピーダンスを 考慮に入れて測定する必要がある.

インピーダンスマッチングに注意すること.

6.1.2

オシロスコープの入力インピーダンス

信号波形の観測にはオシロスコープを使用する.その際には,使用する同軸ケーブルやプローブの特性を込みで測定 することになることに注意すること.例えば積分回路に直接同軸ケーブルにつないで観測することを想定する.同軸ケー ブルは高校や大学で習ったとおり,シリンダー状のコンデンサーなので,回路にコンデンサーを並列につないでいるこ とと同じ状況になる.

LEMO

コネクタに使用している同軸ケーブルは

RG58C/U

という名前のもののはずで,

101pF/m

の容量を持つ.つまり,その容量が積分回路のコンデンサーに対して並列につくことになる

これに加えて,オシロスコープの入力インピーダンスは通常

1MΩ

である.従って,

1m

の同軸にオシロスコープをつ けると,

1M

Ωと

101pF

の容量を並列につけた回路の波形を観測することになる.

積分回路の容量が

1

μ

F

なら

101pF

の影響は小さいので,気にする必要はないが,積分回路の容量が

22pF

なら,

22pF

ではなく,

123pF

1M

Ωが並列に付いた回路になってしまう.当然予想とは違う波形になってしまう.

ここでわかることは,波形を観測する際には,常に測定系側の回路特性を常に気にする必要があり,できるだけ測定 される側に影響を与えない方法で測定する必要がある,ということ.

6.2

具体的な波形観測方法

6.2.1

同軸ケーブルを伝わっている信号波形の観測

反射を防ぎながら,エネルギーも失わずオシロスコープで波形を観測するためには,オシロスコープの入力インピー ダンスは大きくし

(

現実的には

1MΩ

または

10MΩ)

,オシロスコープに直接取り付けた

T

字を経由すること.

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6.1:

オシロスコープの「正しい」接続方法

79

6

章 波形の観測

6.1

最初に注意すべきこと

6.1.1

入力,出力インピーダンス

測定器の類は必ず,入力,出力インピーダンスが表示されている.実験する場合には,その入出力インピーダンスを 考慮に入れて測定する必要がある.

インピーダンスマッチングに注意すること.

6.1.2

オシロスコープの入力インピーダンス

信号波形の観測にはオシロスコープを使用する.その際には,使用する同軸ケーブルやプローブの特性を込みで測定 することになることに注意すること.例えば積分回路に直接同軸ケーブルにつないで観測することを想定する.同軸ケー ブルは高校や大学で習ったとおり,シリンダー状のコンデンサーなので,回路にコンデンサーを並列につないでいるこ とと同じ状況になる.

LEMO

コネクタに使用している同軸ケーブルは

RG58C/U

という名前のもののはずで,

101pF/m

の容量を持つ.つまり,その容量が積分回路のコンデンサーに対して並列につくことになる

これに加えて,オシロスコープの入力インピーダンスは通常

1MΩ

である.従って,

1m

の同軸にオシロスコープをつ けると,

1M

Ωと

101pF

の容量を並列につけた回路の波形を観測することになる.

積分回路の容量が

1

μ

F

なら

101pF

の影響は小さいので,気にする必要はないが,積分回路の容量が

22pF

なら,

22pF

ではなく,

123pF

1M

Ωが並列に付いた回路になってしまう.当然予想とは違う波形になってしまう.

ここでわかることは,波形を観測する際には,常に測定系側の回路特性を常に気にする必要があり,できるだけ測定 される側に影響を与えない方法で測定する必要がある,ということ.

6.2

具体的な波形観測方法

6.2.1

同軸ケーブルを伝わっている信号波形の観測

反射を防ぎながら,エネルギーも失わずオシロスコープで波形を観測するためには,オシロスコープの入力インピー ダンスは大きくし

(

現実的には

1MΩ

または

10MΩ)

,オシロスコープに直接取り付けた

T

字を経由すること.

()

<

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1UEKNNQUEQRG 6#FCRVQT

6.1:

オシロスコープの「正しい」接続方法

79

6

章 波形の観測

6.1

最初に注意すべきこと

6.1.1

入力,出力インピーダンス

測定器の類は必ず,入力,出力インピーダンスが表示されている.実験する場合には,その入出力インピーダンスを 考慮に入れて測定する必要がある.

インピーダンスマッチングに注意すること.

6.1.2

オシロスコープの入力インピーダンス

信号波形の観測にはオシロスコープを使用する.その際には,使用する同軸ケーブルやプローブの特性を込みで測定 することになることに注意すること.例えば積分回路に直接同軸ケーブルにつないで観測することを想定する.同軸ケー ブルは高校や大学で習ったとおり,シリンダー状のコンデンサーなので,回路にコンデンサーを並列につないでいるこ とと同じ状況になる.

LEMO

コネクタに使用している同軸ケーブルは

RG58C/U

という名前のもののはずで,

101pF/m

の容量を持つ.つまり,その容量が積分回路のコンデンサーに対して並列につくことになる

これに加えて,オシロスコープの入力インピーダンスは通常

1MΩ

である.従って,

1m

の同軸にオシロスコープをつ けると,

1M

Ωと

101pF

の容量を並列につけた回路の波形を観測することになる.

積分回路の容量が

1

μ

F

なら

101pF

の影響は小さいので,気にする必要はないが,積分回路の容量が

22pF

なら,

22pF

ではなく,

123pF

1M

Ωが並列に付いた回路になってしまう.当然予想とは違う波形になってしまう.

ここでわかることは,波形を観測する際には,常に測定系側の回路特性を常に気にする必要があり,できるだけ測定 される側に影響を与えない方法で測定する必要がある,ということ.

6.2

具体的な波形観測方法

6.2.1

同軸ケーブルを伝わっている信号波形の観測

反射を防ぎながら,エネルギーも失わずオシロスコープで波形を観測するためには,オシロスコープの入力インピー ダンスは大きくし

(

現実的には

1MΩ

または

10MΩ)

,オシロスコープに直接取り付けた

T

字を経由すること.

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1UEKNNQUEQRG 6#FCRVQT

6.1:

オシロスコープの「正しい」接続方法

(3)

オシロスコープのプローブ

3

http://news.mynavi.jp/series/oscilloscope2/002/

80

6

章 波形の観測

6.2.2

プローブを使う信号波形の観測

すでに述べた通り,オシロスコープの入力インピーダンスは通常

1MΩ

なので,観測する信号源の出力インピーダン スが

1MΩ

よりも十分小さい場合は,それほど意識する必要はない.しかし,観測する信号源の出力インピーダンスが

1MΩ

に対して無視できない大きさの場合は,直接入力すると正しく信号を観測できない.その場合はプローブを使う.

プローブにはラベルがあり「

10MΩ, 10pF

」などと書いてあるはず.

10MΩ, 10pF

」の場合は,プローブの先端と

GND

の間に,

10MΩ

10pF

が並列に入っているるように見える,という意味.同軸ケーブルを直接使った場合は,

1MΩ

101pF

だったのでそれぞれ影響は

1/10

になる.例えば

22pF

を測定する場合は,

22pF+10pF=32pF

になり影響は小さ くなる.しかし,それでも

0

ではない.

10MΩ, 10pF

」のプローブの

1MΩ

はオシロスコープと合計の抵抗成分が

1MΩ

という意味である.プローブ自身は

10MΩ

ではなく

9MΩ

を持つ.抵抗分割によりプローブの入力電圧に対しオシロスコープへの入力電圧は

1/10

になる.

つまり

1V

をプローブ入力にさせると,そのままだとオシロスコープでの表示は

0.1V

となる.これでは扱いにくいので,

元の

1V

と表示する設定ができる機能を持つので,それを使うこと.

10 : 1

1 : 1

などという設定を選ぶことができるの で,

10 : 1

を選ぶ

(

購入なオシロスコープでは自動で

10 : 1

が選ばれる

)

プローブを使用して観測する前に,「プローブ補正」を行うこと.プローブ補正はプローブとオシロスコープの組み合 わされた周波数特性を平坦ことである.補正が不十分だと,例えば矩形波が矩形波として観測されない.また,上記の設

10 : 1

の設定が正しいことも確認できる.具体的なプローブ補正は,オシロスコープのフロントパネルにある

Probe

Compen

信号をプローブに入力する.

Probe Compen

信号は矩形波なので,実際に矩形波として観測されるように,調 整用ドライバでプローブの

BNC

コネクタ部分の補正トリマを調節する.

参照

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