ルビーアカヤドリコバチに対する新農薬の影響につ いての基礎的研究

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(1)九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository. ルビーアカヤドリコバチに対する新農薬の影響につ いての基礎的研究 加藤, 勉 九州大学農学部昆虫学教室. https://doi.org/10.15017/21598 出版情報:九州大學農學部學藝雜誌. 20 (1), pp.1-12, 1962-10. 九州大學農學部 バージョン: 権利関係:.

(2) 第20巻. 第1号. 九. 州 大 学. 農 学. 部 学. 芸 雑. 誌. 昭 和37年10月. ル ビ ー ア カ ヤ ド リコバ チ に対 ず る新 農 薬 の 影 響 に つ い て の 基 礎 的 研 究* 加. 藤. 勉. Effects of modern pesticides on Anicetus beneficus Ishii et Yasumatsu (Hym., Encyrtidae), the most effective parasite of Ceroplastes rubens Maskell Tsutomu. Kato 和 剤 を 約20℃. は. じ. め. に. で,1リ. ル ビー ロー ム シの 有 力な 天 敵 ル ビーア カヤ ドリコバ チ に対 す る農 薬 の影 響 につ い て は,安 松(1951),蔵 (1954),松. 尾(1959),田. 中(1960)等. の地 下 水 で 稀 釈 した乳 濁 液 又 は 懸濁 液. ッ トル 入 り の 大 型 ビ ー カ ー に 用 意 し た.大. 納. 羽 化 後24時. 多 数 の 論文 及 び. 採 集 し,一. 定 期 間 飼 育 を 行 な う場 合 は 長 さ20cm,内. 径3cmの. 大 型 試 験 管 に 移 し,直. 報 告 が あ り,種 々 の農 薬 が 色 々な方 法 で 供 試 され て来 た.筆 者 は,更 に,必 ず し も果樹 園 で使 用 され る とは 限 らな い 殺菌 剤 か ら除 草 剤 ま でを も含 め た27種. 類 の. 間 以 内 に ヘ ヤ ドラ イ ヤ ー 改 良 型 吸 虫 器 で. る場 合 に は 長 さ110cm,内 雌 雄 各10頭. ず つ を 採 集 し,ビ. れ で お お つ た.供. き るだ け 生 か しな が ら,1960年. 縦 に 静 か に 浸 漬 す る.浸. か ら1961年. の2年 間. の 実 際 的 な影 響 ば か りで は な く,更 に 進 ん で農 薬 相 互. 20〜30分間 した.処. 接 浸 漬 試験 に提 供 す. 径1.5cmの. 農 薬 に つ いて,圃 場 に お い て作 用 す る とき の特 性 を で. 浸 漬 試験 や残 効試 験 を行 な い,殺 虫 率 に現 われ る農 薬. ビニ ー ル管 に. ニ ール 管 の両 端 を 布 切. 試 虫 の入 つ た ビニ ー ル管 を 薬 液 中 に 漬 時 間 は 約2秒. に つ いて も考 察 を試 みた.. い る場 合 と が あ る.後. 者 の 場 合 に は1頭. 薬 液 を 拭 い 取 つ て,長. さ16cm,内. 嶋義 宏助教授 を は じ. 漬後. 理 虫 は 浸 漬 後 放 置 して い る 間 に 一 時 的 な 麻 痺. 問 の ル ビ ー ア カ ヤ ド リコバ チ に対 す る選 択 性 の 大 き さ. 戴 い た九 州 大学 安 松 京 三教授,平. で,浸. 横 に し て 放 置 して か ら 中 の 供 試 虫 を 取 り 出. か ら 回 復 し歩 き ま わ る場 合 と,麻. 本 論 に入 るに先 だ ち,本 研 究 に対 し適 切 な 御 指 導 を. 型. 天 敵飼 育 箱 に 羽 化 した ル ビー ア カ ヤ ドリコバ チ成 虫 を. 痺 した状 態 の ま ま で. 試 験 管 に 再 び 吸 虫 器 で 採 集 し た.そ. ずつ吸水紙で. 径1.5cmの. 小型. の後 少 量 の蜂 蜜を. め,農 薬 の 提供 を戴 いた り文 献 等 でお世話 下 さつ た千. 与 え,処. 葉 大 学 野 村 健 一教授,九 州 農 業試 験 場 田 中. 各 薬 剤 の 有 効 成 分 量 パ ー セ ン トは 下 記 の 通 り で あ る.. 学 技官,山. 口県 農 業 試 験場 野 原 啓 吾 技 師 及 び三 共 株 式 会 社,兼 商 株 式 会 社,北 興 化 学 工 業 株式 会社,三 笠 化 学工 業 株 式 会 社,そ の他 直 接 間 接 御 援助 下 さつ た 皆 様 に厚 くお礼. 理 虫 を2日. 殺 菌 剤:三. カ水 銀 ボ ル. ドー(basiccoppersulphate36%,phenylmercuric ー ミ ッ ク ス(basiccoPPersulphate. 18%,phenylmercuricacetateO.75%),メ. 実 験 材 料 と方 法. ー‑18(basiccoppersulphate60%. 浸 漬試 験:供 試 虫 の ル ビー ア カヤ ドリコバ チ雌 雄成. ルボル ド ,phenylmer・. curjcdimethylmethadisulphoneO.45%),Tuzet. 虫 は,福 岡市 内の ク ロガ ネ モ チに 繁 殖 した ル ビー ロー. (thiram40%,urbazid20%,ziran120%),Selta(zinc. ム シか ら羽化 した もの で あ る.供 試 薬 液 は乳 剤 又 は 水. dithiocarbazate35%),Sanquinon(2,3‑dichlor‑ 1,4‑naphthoquinone30%,tetramethylthiuram. Contribution. Ser.. Laboratory,. Kyushu. 2,. No.. 140,. University.. Entomological. 試 した. 笠 ボ ル ドー(basiccoPPersulphate40. %,phenylmercuricacetateO.3%),タ. chloride1.4%),ド. 中 し上 げ る.. 間 室 内 条 件 で 飼 育 した.供. disulphide20%). 殺 ダ ニ 剤:Tedion(tetrachlorodiphenylsulphone.

(3) 8%),NeosapPiran(P‑chlorophenyl‑P‑chloroben・. cinate50%),Parathion(diethyl‑p‑nitrophenyl. zenesulphonate18%,bis‑(p‑chlorophenyl)‑me‑. thiophosphate15%).. thane7%),G‑338(ethyl4,4'‑dichlorobenzilate. 除 草 剤:PCP,. 22%),CCS(P‑chlorophenyl‑P‑chlorobenzenesul‑. 浸 漬 試 験 及 び 残 効 試 験 の 全 供 試 薬 剤 の う ち,水. phonate25%),Dinitropheno1(2‑4dinitro‑6‑. は 殺 菌 剤 全 部 とDDT,Parathionの. cyclohexylphenylacetate15%),Kelthane(1,1‑. は み な 乳 剤 を 使 用 した.. 和剤. み で,他. の薬 剤. bis(chlorophenyl)2,2,2‑trichloroethanol18.5%),. 各 試 験 区 の 供 試 虫 数 は18〜24頭. CMP(0,0‑diethy1‑s‑(2,5‑dichlorophenylmerca‑. 残 効 試 験 で供 試 す る 残 留 毒 を 野 外 に さ ら した 期 間. ptomethyFdithiophosphate18%). 浸 透 殺 虫 剤:Methyldemeton(0,0‑dimethylO‑2‑. は,蜂. の 第1化. 期 が1961年. 第2化. 期 が 同 年 の8月4口. の6月14日. 6月14〔. tin(0,0‑dimethy1‑s‑‑ethy1‑thioethy1‑dithiophos‑. で あ り,そ. れ等. の 通 り で あ つ た.. 〜7月6日8月4F{〜9月9日. 最 高 気 温(旬. phate20%),Fussol(monofluoroacetamide10%),. 〜7月6日,. 〜9月9日. の 期 間 に お け る 気 温 及 び 雨 量 は下記. ethylmercaptoethylphosphorothiolate25%),Eka・. 別 平 均) 26.30〜31.53。C31.26〜32.69。C. Bayer‑4741(O,0‑diethyls‑〔(2‑isepropyl)‑etbyl‑ sulfoxyd〕‑phosphate50%).. 最 低 気 温(旬. 別 平 均) 17.16〜24.700C23.76〜25.05。C. 殺 虫 剤:Sevin(1‑naphtylN‑methylcarbamate 15%),EPN(ethyl‑p‑nitrophenylbenzenthiophos‑. 降 雨 日 数(1mm以. 上). 1〜5mmO日3日. phonate45%).. 6〜10mm3口2日. 除 草 剤;PCP(sodiumpentachlorophenolate86. 11〜15mm2F{2「!. %). 残 留 毒 効 果 試 験:月 し,表. 桂 樹 の. 小 枝 を 供 試 液 中 に 浸 漬. 面 が 乾 い て か ら 長 さ20cm,内. 径3cmの. 試 験 管 に 葉 柄 か ら1.5cm〜2cmの. 大 型. 部 分 の 葉 を 残. 他 の 葉 の 部 分 を 切 り 取 つ て 入 れ る.更. に 羽 化 後1日. 16〜20mmO日1口 20mm以. 上1口1目. 計6日9日. し, 以. 実 内 の ル ビ ー ア カ ヤ 入. で あ つ た.. ド リ コ バ チ 雌 雄10頭. り の 試 験 管 中 に ヘ ヤ. し,少 間 経 過. ドラ イ ヤ ー 改 良 型 吸 虫 墨 で 採 集. 量 の 蜂 蜜 を 与 え て 飼 育. し た.薬. を,1リ し,供. 剤 処 理 後 一 定 期. し た 残 留 毒 の 効 果 を 試 験 す る 場 合 に は,野. 月 桂 樹 の 適 当 な 小 枝 を 選 び,先 ッ. 端 か ら20cm程. ト ル 入 り の ビ ー カ ーに. 試 日 ま で の. 期 間 を 野 外 の. 浸 漬 試 験:浸. 漬 後24時. で 示 さ れ る.薬 試虫の羽化期に. ま で. 関 係 な く雌 は 死 亡 す る こ と は な か つ た が,雄. に さ ら して お い. %死. 亡 した.供. 試 した 薬 剤 の う ち,ル. 剤 系 統 の 薬 剤 で あ る.し. 供 試 虫 が 死 亡 す る ま で の 間 継 続 し た.残. 後15日. 留 毒 効. 供 試 し た 薬 剤 は 下 記 の 通 り で. 殺 ダ ニ 剤:Tedion,Dinitropheno1,Kelthane, CMP. 浸 透 殺 虫 剤:Methyldemeton,Ekatin,Fussol, Bayer‑4741. 殺 虫 剤:Sevin,EPN,Hokuthion(r‑BHClindane. は5〜10. ビ ーア カヤ ド リ. コバ チ に 殆 ど 影 響 を 示 さ な か つ た の は 殺 菌 剤 の 銅 水 銀. 験 中 に お け る 供 試 虫 の 飼 育 は 室 内 条 件 下 で 行 な. 効 試 験)に. 間 目 に 調 査 した 各 試 験 区 の. 剤 の 代 り に 水 に 浸 漬 し た 対 照 区 は,供. い,全. あ る.. 果. 供 試 虫 の 死 亡 率 は 第1,第2,第3表. た.試. 果 試 験(残. 結. 外 の. 入 れ た 薬 液 中 に 浸 漬 状 態. 験. ず つ を 処 理 枝. %,雄. か し タ カ 水 銀 ボ ル ドー は 羽 化. 間 室 内 飼 育 の 供 試 虫 で 試 験 した 結 果,雌 に65%の. 死 亡 率 を 与 え て い る.有. Selta,ヂクロン. ・チ ウ ラ ム 剤 のSanquinonは. に9. 機硫黄剤の 供試 し. た 殺 菌剤 の 中で 僅 か で は あ るが 明 らか に殺 虫 効果 を 示 した.殺. ダ ニ 剤 の う ちTedion,NeosapPiran,G‑338,. Dinitrophenol,CCSは 約1/2余 CMPは. 実 用低 倍 率 稀 釈 の 濃 度 で雄 を. り ま で 殺 し,雌 を 約1/3殺 殆 ど100%の. し た.Kelthane,. 殺 虫 効 果 を 示 した.し. 15%),DDT(DDT50%),Thiodan(Thiodan20. 高 倍 率 稀 釈 濃 度 で は,Kelthaneは80%近. %),Sum量thion(O,O‑dimethyl‑O‑(3methy14ni‑. で あ っ た が,Tedion,Neosappiran,G‑338,Dinitro‑. tropheny1)‑thiophosphate50%),Malathion(O,0‑. phenol,CCSは. dimethyldithiophosphateofdiethylmercaptosuc.. 以 下 の 死 亡 率 を 示 す の み で あ つ た.浸. 雄 に 対 し30%以. か し実 用 い殺 虫 率. 下,雌. に 対 し20% 透殺 虫 剤 の.

(4) 第1表.浸. 漬 試 験 に よる ル ビ ーア カヤ ド リコ バ チ の 死 亡 率(各 薬 剤 の 濃 度:実 用. 第3表.浸. 低 稀 釈 倍 数,供 試 虫 の 日令:1,但 し*印 は日 令:15),. 第2表.浸. 漬 試 験 に よ る 口令10及 び 日 令15 の ル ビ ー ア カ ヤ ド リ コバ チ(2化 期) の 死 亡 率 とB令1の 場 合 に 対 す る死 亡 率 の 増 加 傾 向(A;供 試 虫 の 日令 :10,B;供 試 虫 の 日 令:15).. 漬 試 験 に よ るル ビー ア カヤ ド リコ バ チ の 死 亡 率(各 薬 剤 の 濃 度:実 用 高 稀 釈 倍 数,供. 試 虫 の 日令:1)。. 60%も. 増 加 してい る.10日 間 飼 育 の 雌 の 結果 では 死 亡. 率 に増 減 の両 方 がみ られ るが,15日 間飼 育 の場 合 で は 死 亡 率 増 加 を示 した 区 が多 い. Blissの. プ ロ ビッ ト法 に よ り薬 量 死 亡率 曲線 を 計算. し,ル ビー ア カ ヤ ドリコバ チ成 虫 の50%死 る薬 量を 求 め た とこ ろ,Tedionで に して1化 期 の 雄 に対 し494倍,雌 CMPで. に 対 し304倍,. は1化 期の 雌 に 対 し2481倍,Methyldemeton. で は1化 期 の 雌 に対 し7975倍,Sanquinonで. は 水和. 剤 の稀 釈 倍 数 で2化 期 の 雄 に 対 し439倍,雌. に対 し. 266倍 で あつ た.回 帰 線 の 勾 配 はSanquinonが Methyldemeton,Ekatinは. 実 用 稀釈 倍 数 で 殆 ど100. %の 殺 虫 率 を示 した が,Fussolは い た.供 試 した 殺 虫剤 のSevin,EPNは で100%近. それ にや や劣 つ て 実 用稀 釈 倍 数. い高 い殺 虫 率 を示 した,除 草 剤PCPは1. 化 期 雌 を100%殺. した.供 試 虫 を羽 化 後 採 集 し,10日. 及 び15日 間 蜂 蜜 で飼 育 した 後,浸 漬 処 理 した結 果(第 3表)で は,特 にFussolを 除 い た雄 の 死 亡 率 は20〜. 亡 に 要す. は乳 剤 の 稀 釈 倍数. 小 さかつ た.更. に1化. 特に. 期 の 雌 を 供 試 虫 に 使 用 した. Tedion,CMP,Methyldemetonの. 各 回 帰 線 につ い て. x2テ ス ト法 に よ つ て 平 行 の 検 定 を 行 な つ た と こ ろ, PrO.05の. 水 準 で全 て 平 行 で あ るとみ なす ことが 出来. た.Tedion,CMP,Methyldemetonの. 実用稀釈倍数. を そ れ ぞれ500倍,1000倍,2000倍 と した時 の ル ビ ー ア カヤ ドリコバ チ雌 に対 す る有害 度 の比 較 を行 な つ.

(5) 第4表.各. 第5表.各. 薬 剤 に 対 す る ル ビ ー ア カ ヤ ド リ コ バ チ の 濃 度 死 亡 率 回 帰 方 程 式.. 薬剤のルビ 一 ・ア カ ヤ ド リ コ バ チ に 対 す る 有 害 度.. 第6表.ル. ビー ア カ ヤ ド リコバ チ に 対す る各 薬 剤 の 処 理 直 後 の 残 効(対 照区は無 処 理 枝 供 試).. た 結 果,Tedionの. 有 害 度 を1と す る とCMPで. の4.1倍,Methyldemetonで. はそ. は6.5倍 で あつ た.尚,. 有 害 度 の値 は実 用 濃 度 に対 す るLD‑50の. 比 と して 求. めた. 残 留 毒 効果 試 験1各 薬 剤 の残 効 は供 試 虫 ル ビーア カ ヤ ドリコバ チ成 虫 が50%及 数 で 表 示 した.そ. び95%死. 亡す る まで の 日. の 結 果 は 第6表 〜 第11表. に示 され. る.薬 剤 処 理 を しない,月桂 樹 小 枝 を 与 え て 薬剤 処 理 区 と 同様 に 蜂 蜜 で飼 育 した 結 果,雄 で は50%死 す る 日数 は1化 期で10〜11日,2化 95%死. 亡 に要. 期 で10〜13日,. 亡 に 要す る 日数 は 同様 にそ れ ぞ れ14〜18日,. 13・17日 で あ つ た.一 方 雌 で は50%死. 第1図.ル. 亡 ま で の 日数. が1化 期 及 び2化 期 で それ ぞ れ13〜20日,17〜21日 で あ り,95%死. 亡 ま で の 日数 は同 様 に そ れぞ れ27〜. ビ ー ア カ ヤ ド リ コ バ チ の 各 薬 剤 に 対 す る 濃 度 死 亡 率 回 帰 直 線..

(6) 31円,28〜29日. PCPも. で あ つ た.. 薬 液 に 小 枝 を 浸 漬 して 野 外 条 件 に 一 定 期 間 さ らす こ と な く直 ぐ供 試 した 結 果 は 第6表 す な わ ち,殺 thaneは. に よ つ て 示 さ れ る.. ダ ニ 剤 のTedion,Dinitrophenol,Kei・. 対 照 区 と比 較 して50%死. 差 異 が み ら れ な い.一. 亡,95%死. 方CMPの. 透 殺 虫 剤 で はEkatinの. 亡共. 残 効 は や や 小 さ か つ た が, 巾に供 試虫 を 全. 滅 させ た,Hokuthion,Sevin,EPN,Sumithion, Malathionの. 各 殺 虫 剤 共 著 し い 残 効 を 示 した.除. 第7表. は 浸 漬 枝 を 野 外 に5日. 間 さ ら した後 に 供 試 し. た 残 効 の 結 果 を 示 して い る.浸. 漬 直 後 供 試 した 結 果,. 高 い 残 効 を 示 し たHokuthion,PCPは. 残 効 は 著 しい.浸. Methyldemeton,Fussol共1〜2日. 高 い 残 効 を 示 し た.. と 変 らな い 程 度 に 残 効 が 消 失. して い る.5日. 後 も. 依 然 と し て 高 い 残 効 を 呈 す るThiodan,DDT,EPN, Sumithion,Malathion,CMPの. う ち で は,Sumithion. が 残 効 の 低 下 を 最 も 早 く示 し 出 し た.野 更 に 長 く,9〜10日. 草剤. 殆 ん ど対 照 区. 間 さ ら した 後 に 供 試 しそ の 残 効 の. 程 度 を 比 較 し た の が 第8表 Ekatinは. 外 に浸 漬 枝 を. で あ る.浸. 殆 ど残 効 が 消 失. Fusso1,Bayer‑4741等. 透 殺虫 剤 で は. し,Methyldemeton,. もFussolを. 先 頭 に そ れ ぞれ 供. 試 虫 の 生 存 日数 が 増 加 して い る.殺 虫 剤 で はThiodan が 対 照 区 と 変 ら な くな り,Sevinも て い る.Sumithionも5日 第7表.ル. 第2図.残. 殆 ど残 効 が 消 失 し. 後 供 試 の 場 合 に 比 し,. ビ ー ア カヤ ドリ コバ チに 対 す る各 薬 剤 の 野 外 期 問5日 後 の 残 効.. 効 試験 対照 区 に お け る ル ビー ア カ ヤ ド リ コ バ チ(1化 期)の 死 亡 状 態.. 第3図.ル. ビ ー ア カ ヤ ド リ コ バ チ に 対 す る 各 薬 剤 の 処 理 直 後 の 残 効(左. A : Tedion, B: F : Fussol, G: L : Parathion.. 図 は 雌,右. 図 は 雄).. Dinitrophenol, C: Kelthane, D: Methyldemeton, E: Ekatin, Bayer-4741, H: CMP, I: Sumithion, J : EPN, K : Malathion,.

(7) 第4図.ル. ビ ー ア カ ヤ ド コ バ チ に 対 す る 各 薬 剤 の 野 外 期 間9‑10El後 (左 図 は 雌,右. 第8表.ル. の残 効. 図 は 雄),. ビー ア カ ヤ ド リコバ チに 対 す る各 薬 剤 の 野 外 期 間9‑10日 後 の 残 効.. に つ い て 更 に 野 外 放 置 期 間 を 延 ば して 供 試 した 結 果 を 示 して い る の が 第9表. で あ る.Malathionは. の 野 外 放 置 期 間 が15日. 浸 漬枝. で も,そ. の 残 効 の 影 響 に 目立. つ た 変 化 は み ら れ な い,EPNは20日. 放 置後 に 殆 ど対. 照 区 に 近 ず く.DDT,Parathionは30日. 放 置 後 に も,. そ の残 効の ル ビー ア カ ヤ ドリコバ チ に及 ぼ す 影 響 に変 化 は み ら れ な い.更. にParathionの. に 稀 釈 して 処 理 し,野. 外 に5日. 実 用 濃 度 を3倍. 間 放 置 した 後 の 残 効 に. は そ の 影 響 に 変 化 は な い が,13日. 間 放 置 した 後 の 残 効. で は や や そ の 影 響 が 弱 くな つ た.尚,Parathionを 用 濃 度 で 処 理 し,106日 第9表.ルビー. い て 同 様 な 実 験 を 行 な つ だ と こ ろ,ル. ア カ ヤ ド リ コバ チ に 対 す る DDT,EPN,Malathion,Parathion. 実. 間 野 外 に さ ら しそ の 残 効 に つ ビー ア カヤ ドリ. コバ チ 雌 に 対 す る残 効 の 影 響 は 全 く み られ な か つ た.. の 残 効.. 第10表. は,実. も の を 更 に2倍. 用 稀 釈 倍 数 で は 著 しい 残 効 の あつ た 又 は4倍. に 稀 釈 して 処 理 直 後 に 供 試 し. た 場 合 の ル ビ ー ア カ ヤ ド リ コ バ チ 雄 及 び 雌 に 対 す る残 効 を 示 して い る.2倍. 稀 釈 の場 合 で や や 残 効 の影 響 が. 小 さ く な つ た の がFussolで,CMP,Methyldemeton, Ekatin,Sevin,Thiodan,Malathionで い 。4倍. 稀 釈 の 場 合 で は,浸. Fussolが. 3〜4倍50%死. 亡 及 び95%死. つ て い る.Parathionは1Hで 9〜10日. つ たParathionを. Methyldemetonも. 残 効 の 影 響 は 小 さ く な つ て い る.. Hokuthion,EPNも. や や 影 響 が 弱 ま つ て い る 。CMP,. Malathionに. 雄 雌 共100%殺. Parathionを8倍,Malathionを10倍. 間 野 外 に さ ら し て も 尚 残 効 の 影 響 が 著 しか は じ め,Malathion,EPN,DDT. 透 殺 虫 剤 のEkatin・. 殆 ど 対 照 区 と 変 ら な く な つ た の を は じ め,. 亡 ま での 日数 が 長 くな す.. は変 りな. は 変 化 な い.又Sumithionを5倍, に実 用 濃 度 を. 稀 釈 した 結 果 に お い て も,そ. の残 効 の 影響 は処 理 直 後. 供 試 で は 変 ら な か つ た.第11表. は 実 用 濃 度 を2倍. に.

(8) 第10表.ル. ビ ー ア カ ヤ ド リ コ バ チ(1化 期, Sumithion区 σ)み2化 期)に 対 す る 各 薬 剤 の 実 用 濃 度 の1/2以 に お け る 処 理 直 後 の 残 効.. 下. 稀 釈 し,処. 理 後5日. 間 野 外 に さ ら し た 後 供 試 した 残 効. の 影 響 で あ る.Ekatin,Fusso1は な り,Methyldemetonも. 影 響 が 殆 どな く. か な り残 効 の 影 響 を 消 失 し. て い る.EPN,Thiodan,Sevinの い,し. 残 効 消失 も大 き. か しMalathion,CMPで. はそ の残 効 の影 響 に. 変 化 は み ら れ な か つ た. 考. 察. 供 試 した 農 薬 は ル ビ ー ア カ ヤ ド リ コバ チ に 対 す る殺 虫 性 の 相 違 か ら,残. 効 の 認 め ら れ な か つ た 農 薬 と残 効. の 認 め られ た 農 薬 と に 大 別 出 来 る.前. 者 を 更 にA‑1,. 浸 漬 試 験 で 殆 ど 殺 虫 効 果 の 認 め ら れ な か つ た 農 薬, A‑2,浸. 漬 試 験 で や や 殺 虫 効 果 の 認 め られ た 農 薬,. A‑3,浸. 漬 試 験 で か な り 殺 虫 効 果 の 認 め ら れ た 農 薬,. A‑4,浸. 漬 試 験 で 著 し く殺 虫 効 果 の 認 め られ た 農 薬 の. 4つ に 分 け,後. 者 をB‑1,処. 理 直 後 に 供 試 して や や 残. 効 の 少 な か つ た 農 薬,B‑2,5日 第11表.ル. ビー ア カ ヤ ド リコバ チ に 対す る 各 薬 剤 の 実 用 濃 度 の1/2,野 問5日 後 の 残 効.. 外期. 後 に 供試 してか な り. 残 効 の 少 な く な つ た 農 薬,B‑3,9〜10日. 後 に 供試 し. て か な り残 効 の 少 な く な つ た 農 薬,B‑4,20日. 後 に供. 試 し て か な り残 効 の 少 な くな つ た 農 薬,B‑5,30日. 後. に や や 残 効 が 消 失 す る と 思 わ れ る農 薬,B‑6,30日. 後. に も 残 効 が 著 し く大 き か つ た 農 薬 の6つ. に 分 け る と,. そ れ ぞ れ の グ ル ー プ に 入 る 農 薬 は 下 記 の 通 り と な る. A‑1.三. 笠 ボ ル ドー,ド. 18,タ. ー ミ ッ ク ス,メ. ル ボ ル ドー. カ 水 銀 ボ ル ドー. A‑2.Selta A‑3.Sanquinon,Tedion,Neosappiran,G‑338, Dinitropheno1,CCS A‑4.Kelthane B‑1,Ekatin B‑2.PCP,Hokuthion B‑3.Fussol,Bayer‑4741,Methyldemeton, Sevin,Thiodan,Sumithion B‑4.EPN B‑5.Malathion B‑6.DDT,Parathion 尚,FussolはB‑3の 釈 し5日. 中 で も,実. 用 濃 度 を2倍. に稀. 間 野 外 に さ ら し た 後 供 試 した 結 果 か ら判 断 す. る とMethyldemeton,Thiodan,Sevin,Sumithion な ど よ り残 効 は 少 な い 様 で あ る.又TuzetはA‑1か, 或 い はA‑2に,CMPはB‑3か. らB‑5ま. での間. に 入 る と 思 わ れ る. 第5図.ル. ビー ア カヤ ドリコバ チ 雌 に 対 す る 各 薬 剤 の 実 用 濃 度 の1/2,野 外期間 5日 後 に お け る 残 効.. 最 も 残 効 が 長 期 間 に 亘 り 著 し く 大 き いDDTや Parathionが,害. 虫 よ り 天 敵 に 対 し よ り強 く殺 虫 効 果.

(9) を 示 す 結 果,そ. の 強 い 毒 性 に も か か わ らず 害 虫 が減少. し な か つ た り,時. に ダ ニー や カ イ ガ ラム シ の 大 発 生 を. して も,15日. た.Telford(1961)は. 招 来 す る と 云 う 報 告 が あ る.Elmeretal.(1951)は. miUeriBuskの. Parathionの. で,そ. 散 布 で 防 除 され る カ イガ ラム シ と防 除 出. 来 な い カ イ ガ ラ ム シ が あ り,防 シ,例. 薬 剤 散 布 で 増 加 し,薬. 布 回 数 を 増 せ ば,濃. 液 の 濃 度 を高 めた り散. 度 の 低 い 薬 液 を 散 布 した と こ ろ や. しか 散 布 しな い と こ ろ に く ら べ そ の 個 体 数 が 増 加. す る と 述 べ て い る.一 方Bartlett(1958)は. 牧草のアブ. が み られ. キ バ ガ 科 の1種Recurvaria 生物 防除 と 農 薬 に つ いて の 論文 の 中. の 主 要 な 寄 生 蜂CopidosomadeceptorMiller. はMalathion処 あ り,他. え ば ヒ ラ タ カ イ ガ ラ ム シCoccushesperidum. Linn6は. 1回. 除 出 来 な い カ イガ ラム. 後 の 残 効 試 験 で や や そ の低下. 理 後15日間. の寄生. に亘 つ て 有 意 な死 亡率 が. 蜂 に つ い て も8〜13口. 闇 殺 虫 性 を示 し. た と 報 じて い る. Bartlett(1958)は. 牧 草 の ア ブ ラ ム シ の 寄 生 蜂.Praon. palitensMuesebeck,TrioxysutilisMuesebeck及 Aphelinus3θ. 〃2昴αy〃3Howardの3種. ラ ム シTherioaphis〃mcutata(Buckton)がParathion. 対 す る1日. 散 布 を 続 け て も 防 除 し切 れ な か つ た 原 因 は 天 敵 の 死 亡. ブ ラ ム シ95%を. び の 寄 生 蜂成 虫 に. 目 のwaxpaper上. の 残 留 雌の 影響 を ア. 死 亡 さ せ る薬 量 で 試 験 し た 結 果,最. に よ る も の と 考 え られ て い る と 云 つ て い る.Brunson. も 強 い 感 受 性 を 示 したi薬剤 はMalathion,Parathion,. (1960)は. Phosdrinで,最. 桃 園 の ナ シ ヒメ シ ン クイ の繭 寄 生蜂 と卵寄 生. !R1T「icho9「ammaminutumRiley}C及 の 影 響 に つ い て 調 査 し,砒 は 繭 の 寄 生 率 に86%の べ る と1956年. 進 い が あ り,寄. にParathion区. で は10種,1957年 鉛 区 に15種. で,Parathionが 卵寄生. で. 生蜂数を くら. で は5種,砒. に はParahtion区. る か を 示 した.又 年,1957年. ぼ すParathion. 酸 鉛 区 とParathion区. 酸鉛 区. に4種,砒. 酸. 天敵 に い か に有 害 で あ. 蜂 の 寄 生 率 に つ い て も,1956. にParathion区. かな り. 残 効 期 間 の 長 い こ と はDeBachandBart‑. 1ett(1951)が,ベ Mulsant成 100%を. 虫 に 対 し処 理 後2ヶ月. 間 は24時. moiestaBuskと. 捕食虫に. ナ シ ヒ メ シ ン ク イGrapholitha そ の 寄 生 蜂Mac「oeent「usancyliVo「ecs. .対す るDDTの. 残 効 に つ い て 調 査 し,ナ. シ ヒ メ シ ン ク イ 成 虫 に 対 し て の 残 効 は19日 ど 消 失 して し ま う が,寄 100%の. 生蜂 に 対. 後 には殆. して は34日. 後 も. 殺 虫 力 が あ る こ と を 表 示 し て い る.Burnett. (1957)は Rissoと し,コ. カ ンハ. 間 残 効 が 続 い た と 報 じて い る の を は じ. め,Allen(1957)は. Rohwerに. 間 以 内に. 残 効 が あ り,ミ. ダ ニParatetranychuscitri(McGregor)の 対 し2〜4ヶ月. ミ カ ン コ ナ カ イ ガ ラ ム シPseudoeoccuseitri そ の 天 敵 に 対 す るDDTの. 影 響 につ い て 言 及. ナ カ イ ガ ラ ム シ に 対 し て は孵化 直 後 の 幼 虫 を 除. い て は 殆 ど 効 果 が な い が,そ abnormisGiraultには. の 寄 生 蜂 五¢酵 αηα認 虎 σ. 極 め て有 害 に 作用 す る と述 べ. ど は 明 か にMalathionやParathionに 効 は 少 な か つ た.安. 松(1951)は. 比 しそ の 残 ル ビー ア カ ヤ ドリコバ. チ に 対 す る 農 薬 の 影 響 に つ い て 調 査 し,BHCとDDT. BHC区. は45%の. ア オ ム シ コ マ ユ バ チApanteles 虫 に 対 す るDDT及. 剤 の 残 効 を 調 査 し,DDTは2日 下 した が,BHcは15日 を 示 し,又DN剤. は100%,. 殺 虫 効 果 を 示 した こ と を 表 示 して い. びBHC乳. 後 に 著 し く残 効 が 低. 後 に お い て も100%の は20日. 死亡率. ま で 何 等 残 効 が 認 め られ な. か つ た と 云 う 資 料 を 示 して い る. 殺 菌剤 が 天 敵 に どの 様 に 影 響 す る か に つ い て は Lord(1947,1949)の Scotiaの. 注 目す べ き 論 文 が あ る.Nova. リ ン ゴ 園 に お け る 銅 剤 及 び 硫 黄 剤 散 布 が,. リ ン ゴ ハ ダ ニMetatetranyehusul〃2i(Koch)や. リン. ゴ カ キ カ イ ガ ラ ム シLepidosaphesulmi(Linn6)の 天 敵 に ど の 様 に 影 響 す る か に つ い て 調 べ,リ 防 除 計 画 に そ の 結 果 を と り入 れ た.そ い てPickett(1959)の 過 去5年間. ン ゴ園 の. の後 の 状 況 につ. 報 告 に よ れ ば,栽 培 者 の 多 く は. 特 別 に 殺 ダ ニ 剤 を 使 用 し て い な い が,殺. 虫. 剤 や 殺 菌 剤 を 使 用 して い る 園 と 比 較 し て 対 照 的 に き れ い だ そ う で あ る.Lordの. 研 究 に よ れ ば,ダ ニ を 捕 食 す. る 有 力 な 捕 食 性 ダ ニ7)7phrodromustiliae(Oudeman) や カ イ ガ ラ ム シ の 寄 生 蜂ApheiinUSmytilaspidis. て い る. Malathionは. ル ビ ー ア カ ヤ ド リ コ バ チ に 対 す る 残 効 で も,r‑BHC. glomeratusLinn6成. ダ リヤ テ ン トウ ーRodoliaca「dinaiis. 殺 す に 十 分 なDDTの. あ つ た と述 べ て い る.. を 有 効 成 分 と す るHokuthionやMethyldemetonな. る.一 方,松 沢(1958)は. の相 違 の あ つ た こ とを 述 べ て い る。 DDTの. の 中 間 がLindane,. Rotenone,Toxaphene,BHCで. の 残 効 に つ い て 実 験 し た 糸k果,DDT区. で は そ れ ぞ れ29%,57%. で あ る の に 比 し,砒 酸 鉛 区 で は50%,75%と. も 少 な い 感 受 性 を 示 した の はTEPP,. Demeton,NicotinSulphateで,そ. 有 機 燐 剤 で もParathionよ. で あ る と云 わ れ て い る.ル. り低 毒 性. ビ ー ア カ ヤ ド リ コバ チ に 対. LeBaronに. 対 し硫 黄 剤mildsulphurが. 非'、 常に有 害. に 働 き,そ れ 等 の 天 敵 の 活 動 を 妨 げ る こ と が わ か つ た..

(10) 一 方 銅 剤 は そ れ 等 の 天 敵 に は 害 が な く,MacPheeand. physiologicalselectivityが. Sanford(1956)の. 理 的 にみ た選 択 性 は滲 透 性 農薬 ばか りで な く,例 えば. 果 樹 園 で 使 用 さ れ る農 薬 の 各 種 天. 敵 に 対 す る 影 響 に つ い て 記 した 表 に よ る と,Bordeaux. あ つ たか らで あ る.この生. 捕 食 性 ダニ に対 す る銅 剤 の選 択 性,ル. ビー ア カ ヤ ドリ. コバ チに対 す る新 殺 ダ ニ剤 のTedion,NeosapPiran,. は 寄 生 蜂 の う ちAgathislaticinetus(Cresson),. G‑338,Dinitrophenolな. Aphytismytilaspidis(LeBaron),Asco8asterquadri。 dentataWesmael,EuderusspP.,ScambusspP.に. ど広 く考 え る こ とが 出来 る.. 生態 的選 択 性 は薬 剤 散 布 の 方 法 な ど が改 善 され れ ば多. は 効 果 な く,TrichogrammaminutumRileyに. は結 果. 数 の滲 透 性 農 薬 の 選 択 性 を 高 め る こ とに な ろ うが,. が 明 瞭 で な い.又GaprindashviliandNovitzskaya. PickettandPatterson(1953)も. (1960)は1%bordeaux液. 菜 や牧 草 の ア ブ ラム シ防 除 以 外 の 果樹 園 の 様 な永 年 作. に 影 響 な い が,カ. の3〜4回. 散布 は何 等 天敬. イ ガ ラ ム シ の 寄 生 菌Cθ 助 α103po7'〃〃1. 1ecaniiZimmermanの. 発 育 に 悪 影 響 を 与え る と述 べ. て い る.. 述 べ て い る 様 に疏. 物 の害 虫 防 除 に,化 学 的防 除 と生物 的防 除 を 結 合 させ る農 薬 と して 滲 透 性農 薬 の 価 値 を過 大 に評 価す る こと は,現 在 の段 階 で はむ つか しい の で は な か ろ うか と思. Ripperetal.(1951)は. 天 敵 に 対す る保 護 を 考慮 し. た 滲 透 性 殺 虫 剤 の 選 択 性 に つ い て 論 じ,選. 択 性 農薬 を. (1)physiologicalselectivityと(2)ecological selectivityの. 二 つ の 性 質 に 分 け,前. う.し か し,一 方,果 樹 等 に対 して も,滲 透 性 農 薬 の 新 しい処 理 方 法 と して樹 幹 塗 布 法 な ど新 しい 試 み が な され て お り,今 後 の研 究 の 発 展 が 期 待 され る.. 者 は 害 虫 と天 敵. 弥 密,杉 野(1952)は. 除 草剤2・4‑Dの. ズ イ ムシ ア カ. の 生 理 的 相 違 で 害 虫 に 作 用 す る薬 剤 の 濃 度 が 天 敵 に 作. タマ ゴバ チに 及 ぼす 影 響 を 調 査 した が,無 処 理 区 に お. 用 す る 濃 度 に く らべ 低 い 場 合 を 指 し,後. け る寄 生 率 に 比 し有 意 の差 は見 出 せ な かつ た と報 告 し. 者 は害 虫 と天. 敵 の 生 態 的 相 違 が 選 択 効 果 の 基 礎 に な り,植. 物 が滲 透. て い る.除 草 剤PCPは. ル ビー ア カヤ ドリコバ チ に対. 性 薬 剤 を 内 部 に移 行 させ る こ とに よつ て そ の 滲透 性 薬. す る影響 では か な り大 き く,浸 漬 試験 に おい て も残 効. 剤 に 生 態 的 選 択 性 を生 じ さ せ る 場 合 を 指 す と説 明 し て. 試験 に も強 い 毒性 を示 した.し か し残 効 は5日 後 に は. い る.彼. か な り減 少 す る様 で あ る.. 等 はSchradanとIsopestoxに. つ い て 疏菜 の. ア ブ ラ ム シ に 対 す る 影 響 を 研 究 した 結 果,Schradan. 寄 生 蜂 は農 薬 の 有効 成 分 以 外 の増 量剤 と して の不 活. は ア ブ ラム シ を 殺 す 濃 度 で は そ の 捕 食 虫 で あ る. 性 物 質 に も感 受 性 を 示す 場 合 が あ る。Bartlett(1951). ナ ナ ホ シ テ ン トウCoccinellaseptempunctatabruckii. は殺 虫 剤 の 増 量 剤 と して 使 わ れ る27種. Mulsantの. ど の 時 期 に も 影 響 な く,Schradanに. よつ. て 死 亡 した ア ブ ラ ム シ を 餌 と して 与 え て も 全 く影 響 な い が,一. 方Isopestoxは. 処 理 後64時間. 死 亡 率 を 示 し,Schradanの. を 経 て も高 い. 様 な 選 択 性 は な い.し. つ き,か. の 微粒粉に. 弱 い 寄 生 蜂 と し てAphytischrysomphali. (Mercet)を. 選 び,一. 方 頑 丈 な 寄 生 蜂 と してMeta・. pkycusluteolus(Timberlake)を. 選 び 実 験 した結 果,. A.chrysomphaliはM.luteolusに. 比 し表 皮 が 薄 く,. か しそ の 後 は テ ン トウ ム シ に 対 す る 毒 性 が 消 え ア ブ ラ. 植物 性 の もの よ り鉱 物 性 の 乾 燥 微粒 粉 に対 して よ り強. ム シ だ け を 殺 す 様 に な る こ と か ら,植. 物 体 内 に毒 が吸. い感 受 性 を示 した こ とを 報 じ,こ の殺 虫 作 用 は 明 か に. 収 され た 場 合 に は別 の 意 味 の選 択 性 が 生 ず る こと に注. 化学 的性 質 とは 無 関係 な もの で,粒 子 の大 き さ と一 般. 目 した.そ. 的 な殺 虫 効 果 に は 負 の相 関 が あ ると述 べ て い る.. して 植 物 体 内 に 移 行 し 易 い 非 選 択 的 な 滲 透. 殺 虫 剤 を 根 に 吸 収 さ せ て,直. 接接 触 で は示 され な い選. 択 性 が 生 ず る か ど うか の 実 験 を 行 な つ た.こ. の 結 果,. 同種 の供 試 虫 で もそ の性 及 び 羽 化 期 に よつ て供 試 薬 剤 に対 す る感 受性 が異 な るで あ ろ うこ とは,性 及 び羽 化 期 に よつ て 供試 虫 の形 態 や 大 き さがか な り相 違す る. 非 選 択 的 な 滲 透 性 殺 虫 剤IsopestoxもSchradan同 様 使 用 法 に よ つ て は 天 敵 に 対 す る 影 響 が な くな な る こ. 場 合 に は容 易 に想像 され る.ル ビー ア カ ヤ ドリコバ チ. と を 示 した.SchradanとIsopestoxを. の 場 合 も雌 雄 で 形 態 が異 な り,又1化. 期及 び2化 期 の. 択 性 薬 剤 の 二 つ の 性 質 か ら 考 え れ ば,Schradanは. 成 虫 の大 き さは 安 松,山 本(1955)に. よれ ば,前 者 の. physiologicalselectivityを. 個 体 は平 均 して 後 者 よ り1.3〜1.6倍 も大 きい.又 筆 者. ecologicalselectivityの. 上 述 した 選. 有 し,Isopestoxは み を 有す る滲 透 性 農 薬 と云. う こ と が 出 来 よ う.Bartlett(1958)が シ の 防 除 薬 剤 と して,Parathionを を 推 奨 す る 根 拠 は,Demetonに. 牧 草の ア ブ ラム 不 適 と しDemeton 薬 剤 と して 好 ま し い. の 実 験条 件 で は一 般 に雄 が雌 よ り短命 で あ り,羽 化後 10日 及 び15日 飼 育 した後 に残 効 試 験 に供 した 場 合 は, 羽 化 直後 に 供 試 した場 合 に比 し高 い殺 虫 率 を示 し,そ の 割 合 は10日. 後 に は 雄 に そ の傾 向 が強 く現 わ れ,15.

(11) 日 後 に は 同 様 な 傾 向 が 雌 に も 現 わ れ た.こ. の こと は性 摘. 要. に よ る寿 命 の 相 違 な ど も原 因 の一 つ で はな い か と考 え ら れ る.一. 般 に 農 薬 に 対 す る 感 受 性 は 雌 よ り雄 の 方 が. 大 き い.PotterandWay(1958)は薬剤. の浸 漬 試 験. 柑 橘 園 の害 虫 ル ビー ロー ム シの 有 力 な天 敵 ル ビー ア カ ヤ ド リ コバ チ に 対 す る農 薬 の 影 響 に つ い て 基 礎 的 な. 法 の 結 果 に 影 響 す る 因 子 と して 性 の 相 違 を あ げ,. 実 験 を 行 な つ た.浸. Pyrethrinと. つ た 農 薬 は 各 種 の 銅 水 銀 剤 で,有. イ エ バ ェ,DDTと. と ゴ キ ブ リの1種,Nicotinと 種,Pyrethrinと. シ マ カ の1種. イ エ バ エ,Pyrethrin. か に 殺 虫 性 が認め. の6例. 殺 ダ ニ 剤 のTedion,NeosapPiran,G‑338,Dinitro‑. で は,み. い か ば か り で あ る こ と を 示 し て い る.モ. な雄 が. 受性 が大 き ミの キ ク イ ム. に つ い て のRudinskyetal.(1959)の. 試験. phenol,CCSは た が,残. 浸 漬 試 験 で は か な りの 殺 虫 率 を 示 し. 効 試 験 で は 殆 ど 影 響 を 示 さ な か つ た.浸. 験 で10096に. 薬 剤 の う ち,Sevinを. で,10日. 目位 ま で に残 効 の 減 少 して行 つ た もの は順 に. Ekatin,PCP,Hokuthion,Fussol,Bayer‑4741,. し た.. Methyldemeton,Sevin,Thiodan,Sumithionで. 天 敵 に 対 す る農 薬 の 影 響 に つ い て 各 種 の 農 薬 の 選 択 性 を 比 較 す る方 法 と して,Bartlett(1958)は. 牧草 の. ア ブ ラ ム シTherioa,rphismaculataのLD‑95と. その. 捕 食 虫HippodamiaconVergensのLD‑50を13種. の. れ ぞ れ の濃 度 の比 を前 者 が 後 者. つ た.EPNの. 残 効 は20日. ParathionとDDTは30日 した.. 殺 ダ ニ 性 農 薬 と して のTedion,CMP,Methylde‑ metonの. ル ビ ー ア カ ヤ ド リ コバ チ に 対 す る 有 害 度 を,. 者 が後 者. 実 用 濃 度 に 対 す るLD‑50の TedionとCMPとMethyldemetonの. で 表 示 し,各. れ1:4.1:6.5で. 種 農 薬 のHippodamiaconvergenslこ. Methyldemetonの LD‑50を. 対. つ各 回 帰 線 の平 行 を確 か め て 実 用 濃. 度 に 対 す る そ れ の 比 を 有 害 度 と し,そ. の相 対 的 な 比 か. ら各 薬 剤 の ル ビ ー ア カ ヤ ド リ コ バ チ に 対 す る 影 響 の 大 き さ を 比 較 し た.そ れ に よ る と1化 Tedionを1と. 期 の 雌 の 有 害 度 は,. す る とCMPは4.1,Methyldemeton. 瓢 譲 諜 齢劉謙 臨億 影 響 と同程 度 で あ る こと を示 して い る.又1に. 対す る. 各 薬 剤 の有 害 度 の 比 は,そ れ ぞ れ の ル ビー ア カヤ ド リ コバ チ に対 す る選 択 性 を示 す 値 で あ る.以 上 の3種 の 薬 剤 を 殺 ダ ニ剤 と して使 用 した 時,ル ビ ーア カヤ ド リ コバ チ に対 す る影 響 を考 慮 す れ ば,Tedionは. それに. 対 す る影 響 の少 な い 点 で最 も好 ま しい薬 剤 と云 え ろ. 同様 に して求 め た回 帰 線 の 勾配 がSanquinonの ルビ ー ア カヤ ドリコバ チの 雌 及 び雄 に対 す る場 合 で ,共 に 他 の場 合 よ り特 に小 さか つ た の は,Sanquinonの. 殺. 虫作 用 が 他 の薬 剤 とか な り異 な る こ とを示 す もの で は なか ろ うか.. 比で 比較. した と こ ろ, 比 は それ ぞ. あ つ た.. 者 はTedion,CMP,. ル ビ ー ア カ ヤ ド リ コバ チ に 対 す る. 求 め,か. あ. 後 に か な り 減 少 し た. 後 に も 著 しい 残 効を 示. よ り大 き い 場 合 に は 前 者 に 対 す る後 者 の 比 の マ イ ナ ス. よ り小 さ け れ ば 後 者 に 対 す る 前 者 の 比 で,前. す る選 択 性 を 計 算 し て い る.筆. 漬試. 近 い 殺 虫 率 を 示 し た 薬 剤 の う ち,残 効 試. 除 き 他 は み な 雌 よ り も 雄 に 対 し て よ り 強 い 毒性 を 示. 農 薬 に つ い て 求 め,そ. 僅. ら れ た.そ の 他 殺 菌 剤 のSanquinon,. 験 で 残 効 の 殆 ど 認 め られ な か つ た も の はKelthane. 結 果 で も,Lindane,Thiodan,Isodrin,Endrin, Sevin,Heptachlor,Aldrinの. 機 硫 黄 剤Seltaは. シ ョ ウ ジ ョ ウバ エ の1. 雌 よ り薬 剤 に 対 す る 抵 抗 性 が 小 さ い か,感. シ の1種. 漬 試験 で も殆 ど殺 虫性 を示 さな か. 引. 用. 文. 献. Allen, H. W. (1957) Susceptibility of Macrocentrus ancylivorus and other parasites of the oriental fruit moth to insecticides. Jour. Econ. Ent., 50: 49-51. Bartlett, Blair R. (1951) The action of certain "inert" dust materials on parasitic Hymenoptera. Jour. Econ. Ent., 44: 891-895. Bartlett, B. R. (1958) Laboratory studies on selective aphicides favouring natural enemies of the spotted alfalfa aphid. Jour. Econ. Ent., 51: 374-378. Brunson, M. H. (1960) Effect of parathion on parasites of oriental fruit moth coccoons and Trichogramma minutum in peach orchards. Jour. Econ. Ent., 53: 304--306. Burnett, B. R. (1957) Biotic factors in natural control of citrus mealybug in California. Jour. Econ. Ent., 50: 753-756. DeBach, P. and B. R. Bartlett (1951) Effects of insecticides on biological control of insect pests of citrus. Jour. Econ. Ent., 44: 372-383. Elmer, H. S., Ewart, W. H. and G. F. Carman (1951) Abnormal increase of Coccus hesperi-.

(12) dum in citrus groves treated with parathion. Jour. Econ. Ent., 44: 593-597. Gaprindashvili, N. K. and T. N. Novitzskaya (1960) 0 sochetanii khimichescogo i biologichescogo metodov boribwi protiv necotorwikh vregitelei tzitrusovwikh nasadjudeni Gruzii. Biologicheski metod boribwi s vreditelyami Rasteni, Kiev-1959 : 26-34. 弥 富 喜 三 ・杉 野 多 万 司(1952)2・4‑Dと. 二 化 蝦 虫.. 植 物 防 疫,6:120‑121. 蔵 納 久 男(1959)ル 薬 剤 の 影 響.柑. ビー ア カヤ ドリコバ チ に及 ぼす 橘,7号:54‑56.. Lord, F. T. (1947) The influence of spray programs on the fauna of apple orchards in Nova Scotia. II. Oystershell scale, Lepidosaphes ulmi. Can. Ent., 79: 196-209. Lord, F. T. (1949) The influence of spray programs on the fauna of apple orchards in Nova Scotia. III. Mites and their predators. Can_ F.nt_R1 • 202-214_ 松 尾喜 行(1959)柑 橘 害 虫 の天 敵 に 対 す る農 薬 の毒 性.農 業 技 術研 究,13巻,2月 号:12‑13. 松 沢 寛(1958)数 種 の 殺 虫剤 が ア オ ム シ コマ ユバ チ成 虫 及 び 蝋 に 及 ぼす 影 響.香 川 大 ・農 ・紀 要, 第3号:77‑83.. MacPhee, A. W. and K. H. Sanford (1956) The influence of spray programs on the fauna of apple orchards in Nova Scotia. X. Supplement to VII. Effects on some beneficial arthropods. Can. Ent., 88 : 631-634. Pickett, A. D. and N. A. Patterson (1953) The. influence of spray programs on the fauna of apple orchards in Nova Scotia. IV. A review. Can. Ent., 85 : 472-478: Pickett, A. D. (1959) Utilization of native parasites and predators. Jour. Econ. Ent., 52 : 1103-1106. Potter, C. and M. J. Way (1958) Precision spraying. Method of testing chemicals on insects, Vol. I : 154-258. Ripper, W. E., Greenslade, R. H. and G. S. Hartly (1951) Selective insecticides and biological control. Jour. Econ. Ent., 44: 448459. Rudinsky, J. A. and L. C. Teriere (1959) Laboratory studies on the relative contact and residual toxicity of ten test insecticides to Dendroctonus pseudotsugae Hopk. Jour. Econ. Ent., 52 : 485-487. 田中. 学(1960)農. 薬 散 布 が 天 敵 昆虫 の活 動 に 与 え. る影 響 及 び そ の 除 去.九 州 農 試,虫 害 第 四 研 究 室 昭 和35年 度 試験 成 績.. Telford, Allan D. (1961) Lodgepole needle miner parasites : biological control and insecticides. Jour. Econ. Ent., 54: 347-355. Yasumatsu, K. (1951) Further investigations on the Hymenopterous parasites of Ceroplastes rubens in Japan. Jour. Fac. Agric., Kyushu Univ., 10: 1-27. 安 松 京 三 ・山 本 慎 二 郎(1955)ル ビー ア カヤ ドリ コ バ チ の 大 き さ.九 大 ・農 ・学 芸 雑 誌,15巻,2号 :187・‑193.. Summary Laboratory studies were conducted to examine the insecticidal action of agricultural chemicals against the parasite, Anicetus beneficus Ishii et Yasumatsu during 1960 and 1961. Judging from the figures obtained (as expressed by the mortality percentage) after 24 hours by the dipping method the results indicate that the four copper-mercury compounds have no effect on this parasite, but Selta (zinc dithiocarbazate 65 %) has a slight effect on it, and Sanquinon (dichlor-1, 4-naphthoquinon 35 %, tetra methyl thiuram disuiphide 20 %), Tedion, Neosappiran (p-chlorophenyl-p-chlorobenzenesulphonate 18 96, bis-(p-chlorophenyl)-mehtane 7 95), G-338, Dinitrophenol and CCS have moderate effect on this. Kelthane, CMP, Methyldemeton, Ekatin (Thiometon 20 96), Fussol (monofiuoroacetamid 10 %), Bayer-4741, Sevin and EPN showed high toxic action. Residues of Tedion, Dinitrophenol and Kelthane on the surface of a laurel twig were not effective even when they were not exposed to weathering. In that instance Ekatin showed a considerable residual effect and Methyldemeton, Fussol, Hokuthion (r-BHC 15 %), Sevin, EPN, Sumithion (0, 0-dimethyl-0-(3 methyl 4 nitrophenyl)-thiophosphate 50%) and Malathion showed high toxic residual effect against the parasite. When residues were exposed to weathering for 5 days, Hokuthion and PCP did not approximately show any toxic action. Residual effects of Ekatin, Fussol, Bayer-4741, Mehtyldemeton, Sevin and Sumithion decreased when residues were exposed to weathering for 9-10 days. Residual effect of EPN continued for 20 days. Residue of Malathion is more toxic than that of EPN. Residual effects of Parathion and DDT, when exposed to weathering for a month or so, remain still high against the parasite..

(13) Detrimental effects of insecticides on Anicetus beneficus were compared by the ratio of practical dosage against the pests to LD-50 against the parasite. Thus, the relative toxic activities of Tedion, CMP and Methyldemeton were 1.0: 4.1 : 6.5..

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