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地縁団体 認可申請の手引き 可児市市民部地域振興課 平成 27 年 8 月

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地縁団体

認可申請の手引き

可 児 市 市 民 部 地 域 振 興 課

平成27年8月

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目 次

1.認可制度について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2.対象団体について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3.認可要件について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4.認可申請の事前準備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3∼4 5.認可申請の手続き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 6.認可申請手続きの流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 7.認可後の手続き等について・・・・・・・・・・・・・・・・6∼7 8.認可地縁団体の不動産登記の特例について・・・・・・・・・8∼10 【記入例・参考資料等】 ○認可申請書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 ○構成員の名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ○保有資産目録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13∼15 ○保有予定資産目録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16∼17 ○事業報告書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ○地縁団体の代表者に関する書類(代表者就任承諾書)・・・・・・・19∼20 ○規約変更認可申請書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21∼22 ○告示事項変更届出書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 ○総会議事録例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24∼25 ○所有不動産の登記移転等に係る公告申請書・・・・・・・・・・・・26 ○地縁による団体規約例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27∼33

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- 1 - 1.認可制度について:自治会等の名義で不動産登記ができます。 これまで自治会は、PTAや青年団などと同じく法的には「権利能力なき社団」と 位置づけられており、団体名義での不動産の登記等ができませんでした。 しかし、自治会では集会施設などの不動産等を保有している場合が多く、団体名義 で不動産を登記ができないため、会長名義や当時の役員の共有名義で登記を行ってい るようです。ところが、このような個人名義の場合、名義人が転居や死亡などにより 自治会員でなくなった場合、名義の変更や相続の問題が生じてしまいます。 このような問題に対応するため、平成3年に地方自治法が改正され、これまで任意 の団体であった自治会が、市長の認可を得ることによって、法律上の権利能力を有す る「法人格」が認められるようになりました。認可された団体を「認可を受けた地縁 による団体(略称:地縁団体)」といいます。 自治会が法人格を得ることによって、不動産等を団体名義での登記等を可能として、 これまでの名義人の変更や相続の問題等を解消することができます。 また、平成27年の地方自治法の改正により、認可地縁団体が所有する不動産に係 る登記の特例制度が創設されました。登記簿に表示された所有者が数世代も遡り、相 続人の所在が分からないなどの理由により、移転登記が困難な場合は、一定の要件を 満たすものについては、市長が公的手続きを経て、証明書を発行することにより、認 可地縁団体が登記申請を行うことができるようになりました。 2.対象団体について:申請できる地縁による団体とは? この制度は、不動産等の財産の保有、あるいは保有を予定している団体で、一定の 区域に住所を有する「地縁(つながり)」に基づいて形成された団体(地縁による団体) で、いわゆる自治会・町内会などを対象にしています。 そのため次のような団体は対象となりません。 ●特定の目的だけを行う団体 (同好会やスポーツ活動や環境美化活動のように特定の活動を行う団体など) ●構成員に対して、住所以外の特定の条件を要する団体 (老人会や子ども会(年齢制限)、婦人会(性別の制限)など) ●不動産等の権利を保有する予定がない団体 (認可の目的は、不動産等の財産保有上の制限を除くことにあるため、保有また は保有の予定があることが認可の前提となります) 自治会・町内会等は、地方自治法上「地縁による団体」と呼ばれ(地方自治法第2 60の2)、市長の認可を受けて法人格を取得し、団体名義で不動産登記等を行うこ とができます。

地縁による団体の認可について

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3.認可要件について:自治会・町内会等が法人格を得るためには? 自治会・町内会等が法人格を得るためには、市長の認可が必要です。 認可を受けるためには、次の4つの要件をすべて満たしていることが必要です。 (地方自治法第260条の2第2項) 1.地縁による団体の存ずる区域の住民相互の連絡、環境の整備、集会施設の維持 管理等良好な地域社会の維持及び形成に資する地域的な共同活動を行うことを 目的とし、現にその活動を行っていると認められること。 2.地縁による団体の区域が、住民にとって客観的に明らかなものとして定められ ていること。 3.地縁による団体の区域に住所を有するすべての個人は、構成員となることがで きるものとし、その相当数の者が現に構成員になっていること。 4.規約を定めていること 地域的な共同活動とは、清掃美化活動や集会施設の管理や親睦事業など、一 般的な自治会・町内会活動のことです。現にその活動を行っていると認めら れるには、過去2年以上の活動実績が必要です。そのため、発足してから2 年未満の場合は認可できません。 河川や・道路等で区域が画されているなど、容易に自治会・町内会等の区域 がわかる状態であること、という意味です。 他の自治会・町内会等の区域と重なる場合は、調整して重ならないようにす る必要があります。 その区域に住むひとすべてが加入できる、という意味です。世帯を単位とす ることは認められず、また、区域に住所があること以外に、年齢・性別・国 籍等の条件を付けてはいけません。相当数とは、その区域の全住民の(自治 会・町内会等に加入していない人を含む)の過半数です。 なお、認可を受けた地縁による団体は、正当な理由がない限り、その区域に 住所を有する個人の加入を拒んではならないことになっています。 地方自治法第260条の2に従った内容(①目的 ②名称 ③区域 ④事務 所の所在地 ⑤構成員の資格に関する事項 ⑥代表者に関する事項 ⑦会議 に関する事項 ⑧資産に関する事項)とする必要があると同時に、地方自治 法第260条の3から第260条の40までの内容(代表者・監事・総会等) にも従ったものとする必要があります。

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- 3 - 4.認可申請の事前準備 まずは、認可申請をすることについて、自治会・町内会等の中でよく話し合いをし てください。 地縁団体の認可を受けるためには、現行の規約に基づいて総会を開催し、認可申請 を行うかどうかの議決を行う必要があります。 また、それ以外にも、申請に必要となる下記の重要事項を総会にて決定しておくこ とも必要です。(詳細については、市役所地域振興課にご相談下さい。) (1)規約の決定 規約には次の事項を定めてなければなりません。規約の記載例を基に作成して下さい。 総会を開催する前に、規約の改正案について市地域振興課と相談して下さい。 ①目的 良好な地域社会の維持形成に資することを目的としますが、当該地縁団体の権利 能力の範囲を明確にするためにも、活動内容を出来るだけ具体的に定めて下さい。 ②名称 特に制限はありませんが、他の法律に抵触しないように注意して下さい。 ③区域 区域は、住民にとって容易に特定できることが必要です。 字名、地番、住居表示番号で表示して下さい。ただし、河川や道路などの客観的な ものによる表示方法でも構いません。 河川や道路などの客観的な表示方法により規定している場合は、当該区域の範囲 が地番等で具体的に表示できるような資料を添付して下さい。 ④事務所の所在地 特に制限はありませんが、これが当該地縁団体の正式な住所となります。「会長の 自宅に置く。」とすることもできますが、告示事項であるため、会長の交代ごとに告 示事項変更届を提出する必要があります。 ⑤構成員の資格に関する事項 当該地縁団体の区域に住所を有する個人は全て構成員となれること及び正当な理 由がなければ加入を拒むことが出来ない旨を必ず記載しなければなりません。 ⑥代表者に関する事項 代表者の選出方法、任期、職務等を規定します。 ⑦会議に関する事項 会議の種類、招集方法、議決方法、議決方法、議決事項等を規定します。 ⑧資産に関する事項 保有資産の構成、取得、処分の方法及び管理の方法等を規定します。また、地方 自治法第260条の4の規定により、財産目録の作成が義務づけられていますので 留意して下さい。なお、負債財産は規定する必要はなく、保有財産の構成は「別に 定める保有財産目録による」としても構いません。 (2)構成員の決定 認可申請には構成員名簿を添付しますが、この名簿により相当数のものが構成員と

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なっているかを判断します。 なお、認可申請には、氏名及び住所を明記した構成員名簿を添付することが要件と なっています。 (3)代表者の決定 認可申請は、当該団体の代表者が行うことになっています。 (4)不動産等の確定 保有または保有予定の資産を確定します。なお、認可申請には保有資産目録(又は 保有予定資産目録)の添付が必要です。 5.認可申請の手続き 実際の申請にあったては、次の書類を市役所地域振興課に提出して下さい。 (1)認可申請書 (2)規約 認可要件4-(1)の事項を定めたもの (3)認可を申請することを総会で議決したことを証する書類 総会での議決が必要となるため、総会議事録の写しで、議長と議事録 署名捺印のあるもの (4)構成員の名簿 認可申請する地縁団体に加入している全員の住所・氏名が記載されて いるもの 当該地縁団体の相当数(原則として過半数)の構成員が必要です。 (5)保有資産目録または保有予定資産目録 登記簿謄本や売買契約書等の添付は特に必要ありません。 (6)良好な地域社会の維持及び形成に資する地域活動を現に行っていること を記載した書類 事業報告書・決算書、事業計画・予算書など (7)申請者が代表者であることを証する書類 ①議事録(申請者を代表者に選出する旨の議決を行った総会の議事 録)の写しで議長及び議事録署名人の署名・捺印のあるもの ②代表者に決定された者の承諾書で本人の署名・捺印のあるもの

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- 5 - 6.認可申請手続きの流れ 認可申請書類が整いましたら、市役所地域振興課へ提出して下さい。 自治会・町内会等の中で 申請について話し合い 地域振興課に 事前相談、規約案等の作成 総会の開催 認可必要事項の議決 申請書類の作成・準備 及び 地域振興課へ 認可申請書の提出 地域振興課による 認可要件審査 市長による認可・告示 〔認可必要事項〕 ① 規約の改正 ② 認可申請することの議決 ③ 構成員の確定 ④ 保有資産の確定 ⑤ 代表者の確定 〔提出書類〕 ① 認可申請書 ② 規約 ③ 認可申請をすることについて総会で議決した ことを証する書類 ④ 構成員名簿 ⑤ 保有資産目録又は保有予定資産目録 ⑥ 良好な地域社会の維持及び形成に資する地域 活動を現に行っていることを記載した書類 ⑦ 申請者が代表者であることを証する書類 自治会・町内会の中で、認可申請を行い、法 人格を取得するかを話し合います。 申請方法や各種様式、規約案(地方自治法第2 60条の2から第260条の40に従った内 容)や提出書類等についての事前相談及び案の 作成。 案作成後、地域振興課に事前相談。 認可要件を満たしているかどうか書類審査を行い ます。審査には2週間から1ヶ月程度掛かります。 認可要件を満たしていると確認され、市長によ る認可・告示を行い、認可手続きは完了。

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7.認可後の手続き等について (1)法人登記 地縁団体の法人登記は、可児市長による告示によってこれにかえることになります。 ついては、法務局への法人登記は必要ありません。 (2)認可地縁団体証明書の発行 認可事務が完了すると地縁団体台帳を市で作成します。自治会が不動産登記申請を 行う際にこれらの写しによる証明書が必要となります。 (3)認可地縁団体としての印鑑登録 不動産登記等に必要な地縁団体の印鑑登録を行うことができます。手続きについて は地域振興課で受け付けます。 (4)規約や告示された事項に変更があった場合 認可後、規約や告示された事項を変更した場合は、変更の手続きが必要です。市長 の変更認可・告示がないと、変更された事項や規約の内容は変更したことにはならず、 効力がないため第三者に対して対抗できません。 ●地縁団体台帳証明書の交付請求に必要なもの ・請求は会長本人でなくてもできます。 ・申請書(地域振興課にて配布) ・認印を持参して下さい。 ・1通 300円 ・地域振興課にて発行しますので、窓口までお越し下さい。 ●地縁団体印鑑登録に必要なもの ・申請書(地域振興課にて配布) ・登録する団体印を持参して下さい。 ・可児市において登録している当該代表者の個人の印鑑 ●地縁団体印鑑登録証明書の交付請求に必要なもの ・申請書(地域振興課にて配布) ・登録されている団体印 ・認印を持参して下さい。 ・1通 300円 ・地域振興課にて発行しますので、窓口までお越し下さい。 ●規約が変更した場合は次の書類を提出して下さい。 ・規約変更認可申請書(地域振興課にて様式配布) ・規約変更の内容及び理由を記載した書類 ・規約変更を総会で議決したことを証する書類(総会議事録の写し) ●告示された事項が変更した場合は次の書類を提出して下さい。 ・告示事項変更届出書(地域振興課にて様式配布) ・告示された事項に変更があった旨を証する書類(総会議事録の写しなど)

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- 7 - (5)認可地縁団体にかかる税金について 税の種類 地縁団体の認可を受けた法人 収益事業をしない場合 収益事業を行う場合 市 税 法人市民税 申請により減免措置 ※ 法人税割額、均等割額ともに 課税 固定資産税 申請により減免措置 ※ 固定資産税評価額で課税 課税 県 税 法人県民税 申請により減免措置 ※ 法人税割額、均等割額ともに 課税 法人事業税 非課税 課税 不動産取得税 申請により減免措置 ※ 課税 国 税 法人税 非課税 課税 登録免許税 課税 課税 ※ ただし、減免の対象や申請方法等の詳細については、下記の所轄機関にお問い合 わせください。 ■手続きの窓口 【地縁による団体の認可】 市役所地域振興課 自治振興係 電話:(0574)62-1111 内線:2102 【認可地縁団体の印鑑登録・証明】 市役所地域振興課 自治振興係 電話:(0574)62-1111 内線:2102 【不動産登記等】 岐阜地方法務局 美濃加茂支局 電話:(0574)25-2400 【認可地縁団体の課税・課税免除・減免】 法人市民税:市役所税務課 市民税係 電話:(0574)62-1111 内線:3208 固定資産税 市役所税務課 土地係 電話:(0574)62-1111 内線:3201 市役所税務課 家屋係 電話:(0574)62-1111 内線:3203 法人県民税・不動産取得税:中濃県税事務所 電話:(0575)33-4011(代) その他の税金:多治見税務署 電話:(0572)22-0101

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① 所有不動産の登記移転等に係る公告申請書 ② 所有権の保存または移転の登記をしようとする不動産の登記事項 証明書 ③ 保有資産目録 ④ 申請者が代表者であることを証する書類 ⑤ 申請要件に該当することを疎明するに足りる資料(疎明資料) 8.認可地縁団体の不動産登記の特例について 地方自治法が一部改正され、平成27年4月1日より、認可地縁団体が所有する不 動産に係る登記の特例制度が創設されました。登記簿の登記名義人が多数で相続登記 がされていないなど登記義務者が判明しない場合は、不動産登記法に則った手続きを とることが難しく、認可地縁団体への所有権の移転登記が困難なことがあります。こ のような場合に、一定の要件を満たすものについては、認可地縁団体からの申請によ り市長が公告手続きを経て、証明書を発行することにより、認可地縁団体が登記申請 を行うことができるようになりました。 (1)特例の適用を受けるための要件 認可地縁団体は、次の4つの要件を全て満たした場合に限り、この公告の申請を行 うことができ、これらの要件を満たしていることを疎明するに足りる資料を申請書に 添付する必要があります。 ※登記関係者とは、表題部所有者、所有権の登記名義人、これらの相続人をいいます。 (2)申請書類の準備 特例を受けようとする認可地縁団体は、市役所地域振興課へ次の書類を提出します。 ●当該認可地縁団体が当該不動産を所有していること。 ●当該認可地縁団体が、当該不動産を10年以上所有の意思をもって平穏かつ 公然と占有していること。 ●当該不動産の表題部所有者または所有権の登記名義人のすべてが当該認可地 縁団体の構成員、またはかつて当該認可地縁団体の構成員であった者であるこ と。 ●当該不動産の登記関係者の全部または一部の所在が知れないこと。

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- 9 - (3)申請要件に該当していることを疎明するに足りる資料 ア 当該認可地縁団体が、当該不動産を10年以上所有の意思をもって平穏かつ公然 と占有していること⇒公告の申請時点とその10年以上前の時点で不動産を占有し ている事実を証するもの ・当該不動産の所有または占有している事実が記載された当該認可地縁団体の事業 報告書 ・公共料金の支払領収書、閉鎖登記簿の登記事項証明書または謄本、旧土地台帳の 写し、固定資産税の納税証明書、固定資産課税台帳の記載事項証明書等 ・これらの資料が入手困難な場合は、資料の入手が困難であった理由を記載した書 面と不動産の隣地所有者や不動産の所在地に係る地域の実情に精通した者等の証 言を記載した書面や不動産の占有を証する写真等 イ 当該不動産の表題部所有者または所有権の登記名義人のすべてが当該認可地縁団 体の構成員、またはかつて当該認可地縁団体の構成員であった者であること ・認可地縁団体の構成員名簿 ・市が保有する地縁団体台帳 ・墓地の使用者名簿(墓地の場合) ・これらの資料が入手困難な場合は、資料の入手が困難であった理由を記載した書 面と不動産の所在地に係る地域の実情に精通した者等の証言を記載した書面等 ウ 当該不動産の登記関係者の全部または一部の所在が知れないこと ・登記記録上の住所の属する市町村の長が、当該市町村に登記関係者の「住民票」 および「住民票の除票」が存在しないことを証明した書面 ・登記記録上の住所に宛てた登記関係者宛の配達証明付き郵便が不到達であった旨 を証明する書面 ・申請不動産の所在地に係る精通者等が登記関係者の現在の所在を知らない旨の証 言を記載した書面 (4)その他 この特例制度は、認可地縁団体が所有する不動産について、その所有権の保存また は移転の登記を認可地縁団体のみの申請により可能とするものですが、不動産登記 は対抗要件としての公示制度として位置づけられるものであり、当該不動産の所有 権の有無を確定させるものではありません。

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(5)登記までの流れ 申請要件を確認 異議がなかった場合 情報の提供 申請書類の作成・準備 及び 地域振興課へ 公告申請書の提出 疎明資料により申請要件 に該当するかを確認 市長による公告 公告に対して異議がなかった場合、その公告結 果を市から申請者に文書で通知します。 〔提出書類〕 ①公告申請書 ②保有資産目録 ③申請者が代表者であることを証する書類 ④申請要件に該当することを疎明するに足りる 資料 〔申請要件〕 ①認可地縁団体が所有。認可地縁団体となって いない場合は、まずは認可申請をする必要があ ります。 ②10年以上占有 ③表題部所有者または所有権の登記名義人のす べてが当該認可地縁団体の構成員、またはかつ ての構成員 ④登記関係者の所在が不明 申請要件を満たしているかどうか書類審査を行 います。審査には1週間から2週間程度掛かり ます。 申請要件を満たしていると確認されたら、市長 による公告を行います。公告期間は、3か月間 以上です。 登記手続き 市からの通知、その他登記に必要な書類をそろ えて、法務局で登記手続きを行います。

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(記入例・参考資料等)

- 11 - 平成○○年○○月○○日 可児市長 様 認可を受けようとする地縁による 団体の名称及び事務所の所在地 名 称 ○○自治会 所在地 可児市○○△△番地 代表者の氏名及び住所 氏 名 可 児 太 郎 印 住 所 可児市○○△△番地△

認 可 申 請 書

地方自治法第260条の2第1項の規定により、不動産又は不動産に関する権利等 を保有するため認可を受けたいので、別添書類を添えて申請します。 (別添書類) 1 規約 2 認可を申請することについて総会で議決したことを証する書類 3 構成員の名簿 4 保有資産目録又は保有予定資産目録 5 良好な地域社会の維持及び又は形成に資する地域的な共同活動を現に行ってい ることを記載した書類 6 申請者が代表者であることを証する書類

(14)

(記入例・参考資料等)

- 12 -

○○自治会 構成員の名簿

平成○○年○○月○○日現在 NO.○○ 氏 名 住 所 可児 太郎 可児市○○△△番地△ 可児 花子 可児市○○△△番地△ 可児 一郎 可児市○○△△番地△ 可児 二郎 可児市○○△△番地△ 可児 三郎 可児市○○△△番地△ ○○ ■■ 可児市○○▲▲番地 ○○ □□ 可児市○○▲▲番地 ○○ ◇◇ 可児市○○▲▲番地 ○○ ▲▲ 可児市○○▲▲番地 ●● ▽▽ 可児市○○◇◇◇◇番地▲ ●● ▼▼ 可児市○○◇◇◇◇番地▲ ●● □□ 可児市○○◇◇◇◇番地▲ ◇◇ ▽▽ 可児市○○●●番地◆◆ ◇◇ ▼▼ 可児市○○●●番地◆◆ ◇◇ ○○ 可児市○○●●番地◆◆ ◎◎ ●● 可児市○○▽▽番地□□ ◎◎ □□ 可児市○○▽▽番地□□ ◎◎ △△ 可児市○○▽▽番地□□ ◆◆ ○○ 可児市○○■■■■番地 ◆◆ ▽▽ 可児市○○■■■■番地 ◆◆ ◇◇ 可児市○○■■■■番地

(15)

(記入例・参考資料等)

- 13 -

平成○○年○○月○○日現在 1.不動産 (1)所有権を有する不動産 ア 建物 名 称 延床面積(㎡) 所 在 地 ○○自治会集会所 ○○.○ 可児市○○□□□□番地 イ 土地 地 目 面 積(㎡) 所 在 地 宅 地 ○○.○ 可児市○○□□□□番地△ 2.不動産に関する権利等 (1)所有権以外の権限により保有している不動産 権 限 不動産の種類 所 在 地 地 役 権 土 地 可児市○○△△番地 (2)地域的な共同活動を行うためのその他の資産 資 産 の 種 類 及 び 数 量 1.国債 八分利付国債 券面金額20万円 取得金額22万円 2.社債 自治株式会社 物上担保付社債 券面金額80万円 取得金90万円

(16)

(記入例・参考資料等)

- 14 -

保有資産目録記載要領

1(1)ア 建物 ○名 称・・・○○自治会集会所、△区公民館等の名称が付されている場 合はこれによること。そうでない場合は、「集会所」「事務所」 「居宅」等の区分によること(参照:不動産登記法第6条) ○延床面積・・・不動産登記法施行令第8条に基づき各層ごとに算出された 床面積を合計したものとすること。 (注)不動産登記法施行令8条「建物の床面積は、各階ご とに壁その他の区画線の中心線(一棟の建物を区分し た建物については、壁その他の区画の内側線)で囲ま れた部分の水平投影面積により、一平方メートルの百 分の一未満の端数は、切り捨てる。」 ○所 在 地・・・市区町村内の地番(不動産登記法第91条、同法施行令第 1条、第2条)及び家屋番号(同法第91条、同法施行令第 5条)までを記載すること。 1(1)イ 土地 ○地 目・・・不動産登記法施行令第3条に定める区分により定めるもの とすること。 (注)不動産登記法施行令第3条「地目は、土地の主たる 用途により、田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、沼地、山 林、牧 場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用 地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道 路、公園及び雑種地に区分して定める。」 ○面 積・・・不動産登記法施行令第4条に定めるものとすること。 (注)不動産登記法施行令第4条「地積は、水平投影面積 により、平方メートルを単位として定め、一平方メー トルの百分の一(住宅及び鉱泉地以外の土地で十平方 メートルを超えるものについては、一平方メートル) 未満の端数は、切り捨てる。」 ○所 在 地・・・市区町村内の地番(不動産登記法第7条、同法施行令第1 条、第2条)まで記載すること。 (立木の所有権については、1(1)イ土地の「地目」を「樹種」(立木に関する法 律第15条第2号)、「面積」を「数量」(同法第15条第2号、立木登記規則第8条) と読み替えて記載すること。なお、所在地については、「立木に関する法律」第15

(17)

(記入例・参考資料等)

- 15 - 条第1号の事項に留意すること。) (注)立木に関する法律第15条第1号「樹木が一筆の土地の一部に生立する場合 に於いては其の部分の位置及地積、其の部分を表示すべき名称又は番号のあ るときは其のその名称又は番号」 2(1) ○権 原・・・不動産登記法第1条の各号に掲げる権原のうち「所有権」 を除くものとすること。 (地上権、永小作権、地役権、先取得権、質権、抵当権、賃 借権、採石権) ○不動産の種類・・・土地、建物及び立木の区分によること ○所 在 地・・・原則として1と同じ 2(2) ○資産の種類及び数量・・・国債、地方債、社債といった区分により、銘柄 (社債の場合は「何会社物上担保附社債」、国債及び地方債 の場合は「何分利付何債」)、券面金額及び取得金額を記載す ること。

(18)

(記入例・参考資料等)

- 16 -

保 有 予 定 資 産 目 録

団体の名称 ○○自治会 平成○○年○○月○○日現在 3.不動産 不動産の種類 保有予定不動産の 取得予定時期 購入等の相手方 保有予定不動産の所在地 土 地 平成○○年○○月 広見 一郎 可児市○○字××番地 2.不動産に関する権利等 資産の種類 権 原 権原取得の予定時期 土 地 地役権 平成○○年○○月

(19)

(記入例・参考資料等)

- 17 -

保有予定資産目録記載要領

1 不 動 産・・・所有権を取得する予定不動産について記入すること ○不動産の種類・・・土地、建物及び立木の区分によること ○取得予定時期・・・売買等により不動産の所有権を取得する予定時間を、少な くとも年月まで記載すること。 なお、この「取得予定時期」は、認可申請年月日と出来る 限り近接していることが望まれる。 ○所 在 地・・・原則として市区町村内の地番(建物の表示登記において家 屋番号が登記されている場合には家屋番号)まで記載するも のとするが、住居表示によっても差し支えない。 2 不動産に関する権利等 ○資産の種類・・・不動産の場合は、土地、建物及び立木の区分による。 金融資産の場合は、国債、地方債、社債といった区分により 記入する。 ○権 原・・・不動産の場合には、不動産登記法第1条各号に掲げる権原の うち「所有権」を除くものとする。(地上権、永小作権、地 役権、先取得権、質権、抵当権、賃借権、採石権) ○取得予定時期・・・1に同じ

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(記入例・参考資料等)

- 18 - 平成○○年度 ○○自治会事業報告書 実施年月日 活動の内容 参加者の概要及び人数 備 考 26・4・○ 自治会総会 全世帯○○○名 ○○集会所 26・5・○ 春の花いっぱい運動 全世帯○○○世帯参加 植栽・清掃 26・6・○ ソフトボール大会 ○○名参加 ○○小学校運動場 26・7・○ 夏の清掃活動 全世帯○○○世帯参加 清掃・除草 26・8・○ 夏まつり(盆踊り大会) ○○○名参加 ○○集会所 26・9・○ 敬老会 ○○○名参加 ○○集会所 26・10・○ 地区市民運動会 ○○○名参加 ○○小学校運動場 26・11・○ 秋の花いっぱい運動 全世帯○○○世帯参加 植栽・清掃 26・12・○ 防犯パトロール ○○名参加 町内一円 27・1・○ ○○自衛消防隊 出初式 ○○名参加 ○○集会所 27・2・○ 役員会 役員○○名参加 ○○集会所 27・3・○ 自治会総会 全世帯○○○名 ○○集会所

(21)

(記入例・参考資料等)

- 19 - (昨年度から引き続き自治会長を行っている場合)

承 諾 書

私儀 平成○○年度定時総会に於いて定時総会の資料通り承諾可決されましたので、平成 年度に引き続き平成○○年度も○○自治会長を引き受けることを承諾しました。 平成○○年○○月○○日 可児市○○△△番地△ ○○自治会長 可 児 太 郎 印

(22)

(記入例・参考資料等)

- 20 - (総会にて新たに自治会長を選出した場合)

承 諾 書

私儀 平成○○年度定時総会に於いて定時総会の資料通り承諾可決されましたので、平成 ○○年度○○自治会長を引き受けることを承諾しました。 平成○○年○○月○○日 可児市○○△△番地△ ○○自治会長 可 児 太 郎 印

(23)

(記入例・参考資料等)

- 21 - 平成○○年○○月○○日 可児市長 様 地縁による団体の名称及び事務所の所在地 名 称 ○○自治会 所在地 可児市○○△△番地 代表者の氏名及び住所 氏 名 可 児 太 郎 印 住 所 可児市○○△△番地△

規 約 変 更 認 可 申 請 書

地方自治法第260条の3第2項の規約の変更の認可を受けたいので、別添書類を 添えて申請します。 (別添書類) 1 規約変更の内容及び理由を記載した書類 2 規約変更を総会で議決したことを証する書類

(24)

(記入例・参考資料等)

- 22 - 規 約 変 更 の 内 容 及 び 理 由 団体名 ○○自治会 変更前の内容 (事務所) 第4条 本会は、事務所を岐阜県可児市○○△△番地に置く 変更後の内容 (事務所) 第4条 本会は、事務所を岐阜県可児市○○□□番地に置く 変更の理由 代表者の自宅を事務所としており、代表者が変更したため

(25)

(記入例・参考資料等)

- 23 - 平成 年 月 日 可児市長 様 地縁による団体の名称及び事務所の所在地 名 称 ○○自治会 所在地 可児市○○△△番地 代表者の氏名及び住所 氏 名 可 児 太 郎 印 住 所 可児市○○△△番地△

告 示 事 項 変 更 届 出 書

下記事項について変更があったので、地方自治法第260条の2第11項の規定に より、告示された事項に変更があった旨を証する書類を添えて届け出ます。 記 1 変更があった事項及びその内容 代表者の氏名及び住所 可児 太郎 可児市○○△△番地 から 岐阜 三郎 可児市○○◇◇番地□□ へ変更 2 変更の年月日 平成○○年○○月○○日 3 変更の理由 平成○○年度○○自治会総会議決による

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(記入例・参考資料等)

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平成○○年度 ○○自治会 定例総会 議事録

日 時:平成○○年○○月○○日(○曜日)午後○時から 場 所:○○集会所 1階 大会議室 1.開催の挨拶 司会者 岐阜 三郎 2.会長挨拶 自治会長 可児 太郎 3.議長選出 広見 一郎 4.会員の出席状況の確認 会員総数 ○○○名(平成○○年○○月○○日現在) 出席者数 ○○○名(うち委任状による出席者○○名) 欠席者 ○○名 総会開催の定足数を満たしているため、本日の総会は成立することを確認する 5.議 案 第1号議案 ○○自治会地縁団体認可申請について ○○自治会に法人化の趣旨説明を行い、地縁団体の認可申請について総会の 議決を得るため、採決を行う。 ・採決を行ったところ、全員賛成であったため議案は原案どおり可決された。 第2号議案 認可申請内容の承認について 認可申請の議決に伴い、申請の際に必要となる事項についての採決を行う。 一.規約の改定について、別紙の「○○自治会規約案」のとおり、規約を改定 する。 ・採決を行ったところ、次の意見が出された。意見の要旨は次のとおり、 (1)○○○○○○ (2)○○○○○○ その後、意見はなく、討論を打ち切り採決を行ったところ全員賛成であっ たため議案は原案どおり可決された。 二.構成員について規約の第3条の区域に規定する区域に住所を有する個人と し、別紙の「○○自治会構成員名簿」のとおりとする。 ・採決を行ったところ全員賛成であったため議案は原案どおり可決された。 三.代表者について、現自治会長の可児太郎を代表者にする。 ・採決を行ったところ全員賛成であったため議案は原案どおり可決された。

(27)

(記入例・参考資料等)

- 25 - 四.保有資産および保有予定資産の内容について、別紙の目録とする。 ・採決を行ったところ全員賛成であったため議案は原案どおり可決された。 以上のとおり、総会で議決したことを証します。 上記の議事の経過の要領を明確にするため、議事録を作り、議長、指名された署名 者がこれらに署名押印する。 平成○○年○○月○○日 ○○自治会総会議事録署名者 議 長 広 見 一 郎 印 署名人 ○ ○ ○ ○ 印 自署 署名人 △ △ △ △ 印

(28)

(記入例・参考資料等)

- 26 - 平成 年 月 日 可児市長 様 認可地縁団体の名称及び主たる事務所の所在地 名 称 ○○自治会 所在地 可児市○○△△番地 代表者の氏名及び住所 氏 名 可児 太郎 印 住 所 可児市○○△△番地△ 所有不動産の登記移転等に係る公告申請書 地方自治法第 260 条の 38 第1項の規定により、当認可地縁団体が所有する下記不 動産について所有権の保存又は移転の登記をするため公告をしてほしいので、別添書 類を添えて申請します。 記 ○ 申請不動産に関する事項 ・建物 名 称 延 床 面 積 所 在 地 ○○自治会集会場 ○○.○㎡ 所在:可児市○○□□□ □番地 家屋番号:○番 ・土地 地 目 面 積 所 在 地 宅地 ○○○.○㎡ 可児市○○□□□□番地 ・表題部所有者又は所有権の登記名義人の氏名又は名称及び住所 ① ○○自治会集会場 可児市○○□□番地△ 広見 一郎 ② 宅地 可児市○○◇◇番地□□ 岐阜 三郎 (別添書類) 1 所有権の保存又は移転の登記をしようとする不動産の登記事項証明書 2 保有資産目録又は保有予定資産目録等 3 申請者が代表者であることを証する書類 4 地方自治法第260条の38第1項各号に掲げる事項を疎明するに足りる資料

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規 約 例 と 規 約 作 成 上 の 留 意 事 項

○ ○ 自 治 会 ( 町 内 会 ) 規 約 第 1 章 総 則 ( 目 的) 第 1 条 本 会 は 、 以 下 に 掲 げ る よ う な 地 域 的 な 共 同 生 活 を 行 う こ と に よ り 、 良 好 な 地 域 社 会 の 維持 及 び形 成 に 資す る こと を 目的 と す る。 ( 1 )回 覧 板の 回 付 等区 域 内の 住 民相 互 の 連絡 ( 2 )美 化 ・清 掃 等 区域 内 の環 境 の整 備 ( 3 )集 会 施設 の 維 持管 理 ( 4 )○ ○ ○○ ○ ○ ○○ ○ ○○ ○ ○○ ○ ○ ○○ ( 5 )○ ○ ○○ ○ ○ ○○ ○ ○○ ○ ○○ ○ ○ ○○ ( 名 称) 第 2 条 本 会 は、 ○ ○○ 会 と 称す る 。 ( 区 域) 第 3 条 本 会 の 区域 は 、○ ○ 市△ △ 町 ×番□ 号 から ××番 □ □ 号ま で の区 域と す る 。 ( 事 務所 ) 第 4 条 本 会 の 事務 所 は、 □ □県 ○ ○ 市△ 町 ×番○ 号( ○ ○ 公民 館 )に 置 く。 第 2 章 会 員 ( 会 員) 第 5 条 本 会 の 会員 は 、第 3 条に 定 め る区 域 に住 所 を有 す る 個人 と する 。 良 好 な 地 域 社 会 の 維 持 及 び 形 成 に 資 す る 地 域 的 な 共 同 活 動 を 行 う こ と が 目 的 で あ る 必 要 が あ る た め 、 特 定 活 動 の み を 目 的 と す る こ と は で き ま せ ん 。 権 利 能 力 を 出 来 る だ け 明 確 に し て 、 具 体 的 に 定 め て 下 さ い 。( 例 : 住 民 相 互 の 扶 助 及 び 親 睦 並 び に 福 祉 の 増 進 。 伝 統 文 化 ・芸 能 等の 伝 承及 び 行 祭事 等 ) 区 域 は 、 客 観 的 に 明 ら か な も の と し て 定 め ら れ る 必 要 が あ る の で 、 町 ・ 字 ・ 地 番 ・ 住 居 表 示 に よ っ て 表 示 す る こ と 。 た だ し 、 河 川 や 道 路 等 に よ る 区 域 の 表 示 ( 例 : ○ ○ 市 △ △ 町 大 字 □の う ち ××川の 北 の 区域 ) も認 め られ ま す 。 こ の 事 務 所 と は 、 地 縁 団 体 に つ い て 一 を 限 り 設 け ら れ た 主 た る 事 務 所 で 、 こ の 所 在 地 が 団 体 の 住 所 と な り ま す 。 地 方 自 治 法 上 特 に 規 制 は な く 、 代 表 者 の 住 所 で も 、 集 会 施 設 の 住 所 で も 可 能 で す 。( た だ し 、 団 体 の 所 在 に な る た め 、「 代 表 者 の 住 所 」 と な る と 代 表 者 が 変 更 とな る 都度 、 告示 事 項 変更 届 が必 要。) 区 域 に 住 所 を 有 す る 個 人 が 、 す べ て 構 成 員 と な る こ と が 出 来 る よ う に し な け れ ば な り ま せ ん 。 区域 に 住所 を 有す る こ との ほ か、 条 件を 定 め るこ と は認 め られ ま せ ん。

(30)

( 会 費 ) 第 6 条 会 員 は、 総 会に お い て別 に 定め る 会費 を 納 入し な けれ ば なら な い 。 ( 入 会) 第 7 条 第 3 条 に 定 め る 区 域 に 住 所 を 有 す る 個 人 で 本 会 に 入 会 し よ う と す る 者 は 、 ○ ○ に 定 め る入 会 申込 書 を 会長 に 提出 し なけ れ ば なら な い。 2 本 会 は 、 前 項 の 入 会 申 込 み が あ っ た 場 合 に は 、 正 当 な 理 由 な く こ れ を 拒 ん で は な ら ない 。 ( 退 会等 ) 第 8 条 会 員 が次 の 各号 の 一 に該 当 する 場 合に は 退 会し た もの と する 。 ( 1 )第 3 条に 定 め る区 域 内に 住 所を 有 し なく な った 場 合 ( 2 )本 人 より ○ ○ に定 め る退 会 届け が 会 長に 提 出さ れ た場 合 2 会 員が 死 亡し 、 又 は失 踪 宣告 を 受け た と きは 、 その 資 格を 喪 失 する 。 第 3 章 役 員 ( 役 員の 種 別) 第 9 条 本 会 に、 次 の役 員 を 置く 。 ( 1 )会 長 1 人 ( 2 )副 会 長 ○ 人 ( 3 )そ の 他の 役 員 ○ 人 ( 4 )監 事 ○ 人 ( 役 員の 選 任) 第 1 0 条 役 員は 、 総会 に お いて 、 会員 の 中か ら 選 任す る 。 2 監事 と 会長 、 副 会長 及 びそ の 他の 役 員 は、 相 互に 兼 ねる こ と はで き ない 。 ( 役 員の 職 務) 第 1 1 条 会 長は 、 本会 を 代 表し 、 会務 を 総括 す る 。 2 副 会 長 は 、 会 長 を 補 佐 し 、 会 長 に 事 故 が あ る と き 又 は 会 長 が 欠 け た と き は 、 会 長が あ らか じ め 指名 し た順 序 によ っ て 、そ の 職務 を 代行 す る 。 3 監事 は 、次 に 掲 げる 業 務を 行 う。 会 費 は 、 会 員 及 び 団 体 に 重 要 な 事 項 で あ る た め 、 規 約 で 定 め る 必 要 が あ る が 、 規 約 改 正 は 、 第 36条 に 定め る 特別 議 決 事項 と なる た め、 通 常 総会 で 定め る こと が 適 当で す 。 入 会 手 続 き は 、 入 会 希 望 者 の 入 会 の 意 志 が 確 認 で き る も の と す べ き で す が 、 入 会 に 際 し 、 い か な る 意 味 に お い て も 制 約 を 課 す こ と は で き ま せ ん 。 そ の た め 、 正 当 な 理 由 な く 拒 む こ とが 出 来な い 旨を 記 載 して 下 さい 。( 退会 に つ いて も 同じ ) 地 方 自 治 法 第 260条 の 5に お い て 、「 認 可 地 縁 団 体 に は 1人 の 代 表 者 を 置 か な け れ ば な ら な い 」 と 規 定 さ れ て い ま す 。 そ の た め 、 代 表 者 ( 会 長 ) 1名 を 必 ず 選 出 し 、 ま た 、 1人 又 は 複 数の 監 事を 置 く必 要 が あり ま す。 監 事 は 、 会 長 や 副 会 長 、 そ の 他 役 員 と 兼 職 す る こ と は 、 会 務 執 行 を 監 査 す る 役 職 上 避 け る 必 要が あ りま す 。

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- 29 - ( 1) 本 会の 会 計 及び 資 産の 状 況を 監 査 する こ と。 ( 2) 会 長、 副 会 長及 び その 他 の役 員 の 業務 執 行の 状 況を 監 査 する こ と。 ( 3 ) 会 計 及 び 資 産 の 状 況 又 は 業 務 執 行 に つ い て 不 整 の 事 実 を 発 見 し た と き は 、 こ れ を 総会 に 報告 す るこ と 。 ( 4 ) 前 号 の 報 告 を す る た め 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 総 会 の 招 集 を 請 求 す る こ と 。 ( 役 員の 任 期) 第 1 2 条 役 員の 任 期は 、 ○ 年と す る。 た だし 、 再 任を 妨 げな い 。 2 補欠 に より 選 任 され た 役員 の 任期 は 、 前任 者 の残 任 期間 と す る。 3 役 員 は 、 辞 任 又 は 任 期 満 了 の 後 に お い て も 、 後 任 者 が 就 任 す る ま で は 、 そ の 職務 を 行わ な け れば な らな い 。 第 4 章 総 会 ( 総 会の 種 別) 第 1 3 条 本 会の 総 会は 、 通 常総 会 及び 臨 時総 会 の 二種 と する 。 ( 総 会の 構 成) 第 1 4 条 総 会は 、 会員 を も って 構 成す る 。 ( 総 会の 権 能) 第 1 5 条 総 会 は 、 こ の 規 約 に 定 め る も の の ほ か 、 本 会 の 運 営 に 関 す る 重 要 な 事 項 を 議 決 す る。 ( 総 会の 開 催) 第 1 6 条 通 常総 会 は、 毎 年 度決 算 終了 後 ○箇 月 以 内に 開 催す る 。 2 臨時 総 会は 、 次 の各 号 の一 に 該当 す る 場合 に 開催 す る。 ( 1) 会 長が 必 要 と認 め たと き 。 ( 2 ) 全 会 員 の 5 分 の 1 以 上 か ら 会 議 の 目 的 た る 事 項 を 示 し て 請 求 が あ っ た と き 。 ( 3) 第 11 条 第 3項 第 4号 の 規定 に よ り監 事 から 開 催の 請 求 があ っ たと き 。 ( 総 会の 招 集) 第 1 7 条 総 会は 、 会長 が 招 集す る 。 2 会 長 は 、 前 条 第 2 項 第 2 号 及 び 第 3 号 の 規 定 に よ る 請 求 が あ っ た と き は 、 そ 会 長 が 不 慮 の 事 故 等 に よ り 職 務 を 行 え な く な っ た 場 合 に 備 え て 副 会 長 を 置 く こ と が 望 ま し い です 。 監事 の 職務 は 、 地方 自 治法 第 260条 の 12に 規 定 され て いま す 。 総 会 は 、 団 体 運営 の うち 規 約 に お い て役 員 会に 委 任 し た も の以 外 はす べ て の 事 項 につ い て 議 決 で き ま す 。な お 、総 会 で 議 決 す べき 重 要事 項 に 、 事 業 計画 の 決定 、 事 業 報 告 の承 認 、 予 算 の 決定 及 び決 算 承認 が 含 まれ ま す。(地 方自 治 法 第 260条 の 16参 照) 総 会 は 、 地 方 自 治 法 第 260条 の 13の 規 定 に よ り 、 少 な く と も 年 1 回 以 上 は 開 催 す る 必 要 が あ り ま す 。 ま た、 年 度終 了 後 三 ヶ 月 以内 に 財産 目 録 を 作 成 する 必 要が あ る こ と か ら、 事 業 報 告 及 び 決 算 を作 成 し、 そ の 承 認 を 行う た めに 通 常 総 会 を 年度 終 了後 三 ヶ 月 以 内 に開 催 す る 必 要 があ り ます 。

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の 請求 の あっ た 日 から ○ 日以 内 に臨 時 総 会を 招 集し な けれ ば な らな い 。 3 総 会 を 招 集 す る と き は 、 会 議 の 目 的 た る 事 項 及 び そ の 内 容 並 び に 日 時 及 び 場 所 を示 し て、 開 会 の日 の ○日 前 まで に 文 書を も って 通 知し な け れば な らな い 。 ( 総 会の 議 長) 第 1 8 条 総 会の 議 長は 、 そ の総 会 にお い て、 出 席 した 会 員の 中 から 選 出 する 。 ( 総 会の 定 足数 ) 第 1 9 条 総 会は 、 会員 の 2 分の 1 以上 の 出席 が な けれ ば 、開 会 する こ と がで き ない 。 ( 総 会の 議 決) 第 2 0 条 総 会 の 議 事 は 、 こ の 規 約 に 定 め る も の の ほ か 、 出 席 し た 会 員 の 過 半 数 を も っ て 決 し 、可 否 同数 の と きは 、 議長 の 決す る と ころ に よる 。 ( 会 員の 表 決権 ) 第 2 1 条 会 員は 、 総会 に お いて 、 各々 一 箇の 表 決 権を 有 する 。 2 次 の 事 項 に つ い て は 、 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、 会 員 の 表 決 権 は 、 会 員 の 所 属 す る 世帯 の 会員 数 分の 一 と する 。 ( 1 ) ○ ○ ○ ○○ ○ ○○ ○ ( 2 ) ××××××××× ( 総 会の 書 面表 決 等) 第 2 2 条 止 む を 得 な い 理 由 の た め 総 会 に 出 席 で き な い 会 員 は 、 あ ら か じ め 通 知 さ れ た 事 項 に つ い て 書 面 を も っ て 表 決 し 、 又 は 他 の 会 員 を 代 理 人 と し て 表 決 を 委 任 す る こ と が でき る 。 2 前 項 の 場 合 に お け る 第 1 9 条 及 び 第 2 0 条 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、 そ の 会 員 は出 席 した も の とみ な す。 総 会 は 、 請 求 の あ っ た 日 か ら 適 切 な 期 間 内 に 招 集 す る 必 要 が あ り ま す 。 ま た 、 少 な く と も 5 日 前ま で に通 知 を行 う 必 要が あ りま す。(地 方 自 治法 第 260条 の 15参 照 ) 議 長 は 、 表 決 権 を 行 使 す る こ と と な る た め 、 出 席 し た 会 員 か ら 選 出 す る 必 要 が あ り ま す が 、「総 会 の議 長 は、 会長 が こ れに 当 たる 」 とす る こ とも 可 能で す 。 表 決 権 は 、 会 員 は 一 箇 の 表 決 権 ( 1人 1票 ) を 有 す る こ と が 必 要 で す 。 し か し 、 従 来 の 自 治 会 活 動 は 、 世 帯 単 位 で 表 決 権 を 有 す る 運 営 が 行 わ れ て い ま す 。 そ う し た こ と を 勘 案 し て 、 第 2 1 条 の 2 の 規 定 ( 特 定 事 項 に つ い て 世 帯 の 表 決 権 を 1 票 と す る こ と ) を 設 け る こ と は 可 能 で す が 、 世 帯 単 位 で 活 動 し て 意 志 決 定 を 行 っ て い る こ と が 地 域 社 会 に お い て 是 認 さ れ 、 そ の こ と が 合 理 的 で あ る 場 合 に 限 り ま す 。 し た が っ て 、「 規 約 の 変 更 、 財 産 処 分 及 び 解 散 、 代 表 者 の 代 表 権 の 制 限 及 び 委 任 、 監 事 や 役 員 会 の 設 置 等 、 代 表 者 や 監 事 の 選 任 」 は 同 項 の 規 定 は 適 用 さ れ ま せ ん 。 な お 、 同 項 を 適 用 す る 場 合 も 、 世 帯 内 の 会 員 の 表 決 権 を 剥 奪 す る こ と は で き ま せ ん 。 し た が っ て 、 世 帯 で 表 決 権 を 取 り ま と め る に は 、 誰 か 一 人 に 委 任 す る こ と と な り ま す 。 な お 、 定 足 数 や 会 員 数 に つ い て は 、 第 22条 2項 に よ り 、 書 面 表 決 及 び 代 理 行 使 を 行 っ た 会 員 を 含 め る こ と に 留 意 が 必 要で す 。

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- 31 - ( 総 会の 議 事録 ) 第 2 3 条 総 会 の 議 事 に つ い て は 、 次 の 事 項 を 記 載 し た 議 事 録 を 作 成 し な け れ ば な ら な い 。 ( 1 ) 日時 及 び場 所 ( 2 )会 員 の現 在 数 及び 出 席者 数 (書 面 表 決者 及 び表 決 委任 者 を 含む ) ( 3 )開 催 目的 、 審 議事 項 及び 議 決事 項 ( 4 )議 事 の経 過 の 概要 及 びそ の 結果 ( 5 )議 事 録署 名 人 の選 任 に関 す る事 項 2 議 事 録 に は 、 議 長 及 び そ の 会 議 に お い て 選 任 さ れ た 議 事 録 署 名 人 2 人 以 上 が 署 名押 印 をし な け れば な らな い 。 第 5 章 役 員 会 ( 役 員会 の 構成 ) 第 2 4 条 役 員会 は 、監 事 を 除く 役 員を も って 構 成 する 。 ( 役 員会 の 権能 ) 第 2 5 条 役 員会 は 、こ の 規 約で 別 に定 め るも の の ほか 、 次の 事 項を 議 決 する 。 ( 1 )総 会 に付 議 す べき 事 項 ( 2 )総 会 の議 決 し た事 項 の執 行 に関 す る 事項 ( 3 )そ の 他総 会 の 議決 を 要し な い会 務 の 執行 に 関す る 事項 ( 役 員会 の 招集 等 ) 第 2 6 条 役 員会 は 、会 長 が 必要 と 認め る とき 招 集 する 。 2 会 長 は 、 役 員 の ○ 分 の 1 以 上 か ら 会 議 の 目 的 で あ る 事 項 を 記 載 し た 書 面 を も っ て 招 集 の 請 求 が あ っ た と き は 、 そ の 請 求 の あ っ た 日 か ら ○ 日 以 内 に 役 員 会 を 招 集 し なけ れ ばな ら ない 。 3 役 員 会 を 招 集 す る と き は 、 会 議 の 日 時 、 場 所 、 目 的 及 び 審 議 事 項 を 記 載 し た 書 面を も って 、 少 なく と も○ 日 前ま で に 通知 し なけ れ ばな ら な い。 ( 役 員会 の 議長 ) 第 2 7 条 役 員会 の 議長 は 、 会長 が これ に 当た る 。 ( 役 員会 の 定足 数 等) 第 2 8 条 役 員 会 に は 、 第 1 9 条 、 第 2 0 条 、 第 2 2 条 及 び 第 2 3 条 の 規 定 を 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 こ れ ら の 規 定 中 「 総 会 」 と あ る の は 「 役 員 会 」 と 、「 会 員 」 と あ るの は 「役 員 」 と読 み 替え る もの と す る。 会 議 が 有 効 に 成 立 し か つ 有 効 に 議 決 さ れ た こ と を 証 明 す る こ と が 、 市 町 村 に 各 種 申 請 す る 場 合な ど に求 め られ る こ とか ら 議事 録 作成 を 規 約に 定 めて お く必 要 が あり ま す。 最 高 意 志 決 定 機 関 は 総 会 で す が 、 た び た び 招 集 す る こ と は 困 難 で あ る た め 、 役 員 会 で 実 務 上 執 行に 関 する 事 項等 を 決 定す る こと が よい で す 。 な お 、 役 員 会 の メ ン バ ー は 、 監 事 を 除 く 役 員 と し 、 監 事 は 、 会 務 の 執 行 を 監 査 す る 職 務 上 、 役 員会 に は参 画 しな い よ うに す る必 要 があ り ま す。

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第 6 章 資 産及 び 会計 ( 資 産の 構 成) 第 2 9 条 本 会の 資 産は 、 次 の各 号 に掲 げ るも の を もっ て 構成 す る。 ( 1 )別 に 定め る 財 産目 録 記載 の 資産 ( 2 )会 費 ( 3 )活 動 に伴 う 収 入 ( 4 )資 産 から 生 ず る果 実 ( 5 )そ の 他の 収 入 ( 資 産の 管 理) 第 3 0 条 本 会 の 資 産 は 、 会 長 が 管 理 し 、 そ の 方 法 は 役 員 会 の 議 決 に よ り こ れ を 定 め る 。 ( 資 産の 処 分) 第 3 1 条 本 会 の 資 産 で 第 2 9 条 第 1 号 に 掲 げ る も の の う ち 別 に 総 会 に お い て 定 め る も の を 処 分 し 、 又 は 担 保 に 供 す る 場 合 に は 、 総 会 に お い て ○ 分 の △ 以 上 の 議 決 を 要 す る 。 ( 経 費の 支 弁) 第 3 2 条 本 会の 経 費は 、 資 産を も って 支 弁す る 。 ( 事 業計 画 及び 予 算) 第 3 3 条 本 会 の 事 業 計 画 及 び 予 算 は 、 会 長 が 作 成 し 、 毎 会 計 年 度 開 始 前 に 、 総 会 の 議 決 を 経 て定 め なけ れ ば なら な い。 こ れを 変 更 する 場 合も 、 同様 と す る。 2 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、 年 度 開 始 後 に 予 算 が 総 会 に お い て 議 決 さ れ て い な い 場 合 に は 、 会 長 は 、 総 会 に お い て 予 算 が 議 決 さ れ る 日 ま で の 間 は 、 前 年 度 の 予 算 を基 準 とし て 収入 支 出 をす る こと が でき る 。 ( 事 業報 告 及び 決 算) 第 3 4 条 本 会 の 事 業 報 告 及 び 決 算 は 、 会 長 が 事 業 報 告 書 、 収 支 計 算 書 、 財 産 目 録 等 と し て 作 成 し 、 監 事 の 監 査 を 受 け 、 毎 会 計 年 度 終 了 後 三 ケ 月 以 内 に 総 会 の 承 認 を 受 け な け れば な らな い 。 ( 会 計年 度 ) 第 3 5 条 本 会の 会 計年 度 は 、毎 年 ○月 ○ 日に 始 ま り、 △ 月△ 日 に終 わ る 。 法 人 格 を 取 得 す る 目 的 が 不 動 産 等 の 資 産 を 保 有 す る こ と で あ る た め 、 規 約 に 全 て の 資 産 を 定 め る 必 要 が あ り ま す 。 保 有 す る 具 体 的 な 資 産 を す べ て 掲 げ る こ と も 可 能 で す が 、 第 29条 ( 1 ) の よ う に 「 別 に 定 め る 財 産 目 録 記 載 の 資 産 」 と す る こ と も 可 能 で す 。 財 産 目 録 は 、 地 方 自 治 法 第 260条 の 4の 規 定 に よ り 設 立 時 及 び 毎 年 ( 年 度 ) 初 三 ヶ 月 以 内 に 作 成 す る 必 要 が あ り ま す 。 な お 、 不 動 産 等 の 重 要 な 固 定 資 産 は 、 第 31条 の よ う に 定 め 、 総 会 に お い て 3分の 2以 上 の議 決 を 要す る こと が 望ま し い です 。 事 業 計 画 ・ 事 業 計 画 及 び 予 算 ・ 決 算 は 重 要 事 項 で あ る た め 、 総 会 の 議 決 又 は 承 認 が 必 要 で す 。 事 業 報 告 や 決 算 も 財 産 目 録 を 年 度 終 了 後 三 ヶ 月 以 内 に 作 成 し な け れ ば な ら な い た め 、 三 ヶ 月 以 内 に 総 会 で の 承 認 を 得 る 必 要 が あ り ま す 。 た だ し 、 年 度 開 始 前 に 総 会 で 事 業 計 画 ・ 予 算 の 議 決 を 行 わ な い 限 り 、 年 度 開 始 当 初 か ら 通 常 総 会 開 催 ま で の 間 は 予 算 がな い こと に なる の で 、第 33条 第 2項 のよ う に 定め て おく こ とが 必 要 です 。

(35)

- 33 - 第 7 章 規 約 の変 更 及び 解 散 ( 規 約の 変 更) 第 3 6 条 こ の 規 約 は 、 総 会 に お い て 総 会 員 の 4 分 の 3 以 上 の 議 決 を 得 て 、 か つ △ △ 市 ( 町 )( 村 )長 の認 可 を 受け な けれ ば 変更 す る こと は でき な い。 ( 解 散) 第 3 7 条 本 会は 、 地方 自 治 法第 2 60 条 の2 0 の 規定 に より 解 散す る 。 2 総 会 の 議 決 に 基 づ い て 解 散 す る 場 合 は 、 総 会 員 の 4 分 の 3 以 上 の 承 諾 を 得 な け れば な らな い 。 ( 残 余財 産 の処 分 ) 第 3 8 条 本 会 の 解 散 の と き に 有 す る 残 余 財 産 は 、 総 会 に お い て 総 会 員 の ○ 分 の △ 以 上 の 議 決 を得 て 、本 会 と 類似 の 目的 を 有す る 団 体に 寄 付す る もの と す る。 第 8 章 雑 則 ( 備 付け 帳 簿及 び 書類 ) 第 3 9 条 本 会 の 事 務 所 に は 、 規 約 、 会 員 名 簿 、 認 可 及 び 登 記 等 に 関 す る 書 類 、 総 会 及 び 役 員 会 の 議 事 録 、 収 支 に 関 す る 帳 簿 、 財 産 目 録 等 資 産 の 状 況 を 示 す 書 類 そ の 他 必 要 な 帳簿 及 び書 類 を 備え て おか な けれ ば な らな い 。 ( 委 任) 第 4 0 条 こ の 規 約 の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 総 会 の 議 決 を 経 て 、 ○ ○ が 別 に 定 め る 。 付則 1 こ の規 約 は○ 年 ○月 ○ 日 から 施 行す る 。 2 本 会 の 設 立 初 年 度 の 事 業 計 画 及 び 予 算 は 、 第 3 3 条 の 規 定 に か か わ ら ず 、 設 立 総 会 の 定 め ると こ ろに よ る。 3 本 会 の 設 立 初 年 度 の 会 計 年 度 は 、 第 3 5 条 の 規 定 に か か わ ら ず 、 設 立 認 可 の あ っ た 日 か ら △年 △ 月△ 日 まで と す る。 規 約 の 変 更 は 、 総 会 の 専 権 事 項 で す 。「 規 約 変 更 認 可 申 請 書 」 に よ り 、 可 児 市 長 の 認 可 が 必 要 で す 。 4分 の 3の 定 数 は こ れ よ り 引 き 下 げ な い よ う に し て く だ さ い 。( 地 方 自 治 法 第 260条 の 3) ① 破 産 、 ② 認 可 の 取 り 消 し 、 ③ 総 会 員 の 四 分 の 三 以 上 の 同 意 に よ る 総 会 の 議 決 、 ④ 構 成 員 の 欠 乏 の 場 合 に 、 解 散 す る こ と に な り ま す 。 4分 の 3の 定 数 は こ れ よ り 引 き 下 げ な い よ う に し てく だ さい 。( 地方 自 治 法 260条 の 20及 び260条 の 21参 照 ) 特 定 の 個 人 等 を 残 余 財 産 の 帰 属 権 利 者 と し て 指 定 す る こ と は 、 地 縁 に よ る 団 体 の 目 的 に か ん が み 適 当 で は あ り ま せ ん 。 し た が っ て 、 地 方 自 治 法 第 260条 の 31第 2項 の 趣 旨 に 鑑 み 、「本 会 と類 似 する 目的 を 有 する 団 体」 と 限定 す る こと が 必要 で す。 第 40条 は 、 規 約 施 行 上 の 細 則 を 定 め る も の は 、 会 長 で も 役 員 会 等 で も よ い で す が 、 必 ず 委 任 す るこ と を総 会 で議 決 し てく だ さい 。 付 則 第 一 項 は 、 認 可 年 月 日 か ら 施 行 す る こ と が 多 い で す 。 し た が っ て 、 設 立 初 年 度 は 、 事 業 年 度及 び 会計 年 度が 変 則 とな る ため 、 付則 第 2項 、 第 3項を 定 めま す 。

参照

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