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教育支援のためのハンドブック

平成26年10月

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教育支援

Q1 障害のある児童生徒の教育は --- 1 Q2 特別支援教育とは --- 2 Q3 特別支援教育の学級編制、施設整備は --- 4 Q4 特別支援教育における教育課程は --- 5 Q5 特別支援学校での教育は --- 6 Q6 特別支援学級での教育は --- 7 Q7 通級による指導は --- 8 Q8 学校に通学することが困難な子どもは --- 9 Q9 教育支援委員会の役割とは --- 10 Q10 望ましい校内委員会の活動は --- 11 Q11 適切な就学先の決定を行うためには --- 12 Q12 一貫した相談支援の体制とは --- 15 Q13 教育相談の充実を図るために --- 16 Q14 総合的な情報を提供するために --- 20 Q15 道立特別支援教育センターの教育相談は --- 21 Q16 障害の種類、程度等に応じた適切な教育の場とは --- 22 Q17 認定特別支援学校就学者とは --- 26 Q18 就学時の健康診断は --- 28 Q19 知能検査等の方法は --- 30 Q20 学級編制上の重複障害とは --- 31 Q21 就学義務及び就学猶予・免除とは --- 32 Q22 特別支援教育就学奨励費とは --- 34 Q23 聴覚障害乳幼児療育事業とは --- 35 Q24 身体障害者手帳、療育手帳とは --- 36

障害の特性と教育的対応

Q25 「学びの場」の柔軟な見直し等 --- 37 Q26 視覚障害の特性と教育的対応 --- 48 Q27 聴覚障害の特性と教育的対応 --- 55 Q28 知的障害の特性と教育的対応 --- 61 Q29 肢体不自由の特性と教育的対応 --- 67 Q30 病弱の特性と教育的対応 --- 74 Q31 言語障害の特性と教育的対応 --- 82 Q32 情緒障害の特性と教育的対応 --- 87 Q33 自閉症の特性と教育的対応 --- 94

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Q34 学習障害の特性と教育的対応 --- 103 Q35 注意欠陥多動性障害の特性と教育的対応 --- 109

事 務 手 続 き

Q36 新就学児の就学の手続きは --- 115 Q37 在学生の転学手続きは --- 117 Q38 道立の特別支援学校以外の学校への就学(区域外就学)の手続きは --- 126 資料 認定特別支援学校就学者通知書の様式は --- 128

関 係 法 令

1 障害者基本法(抄) 2 学校教育法(抄) --- 138 3 学校教育法施行令(抄) --- 140 4 学校教育法施行規則(抄) --- 147 5 学校教育法施行細則(抄) --- 149 別表「道立特別支援学校通学区域」 --- 152 6 学校保健安全法(抄) 7 学校保健安全法施行令(抄) --- 158 8 学校保健安全法施行規則(抄) --- 159 学校教育法施行令の一部改正について(通知) --- 160 障害のある児童生徒等に対する早期からの一貫した支援について(通知) --- 163 学校教育法施行規則の一部改正等について(通知) --- 169 通級による指導の対象とすることが適当な自閉症者、情緒障害者、学習 障害者又は注意欠陥多動性障害者に該当する児童生徒について(通知) --- 173 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令等の整備について(通知) --- 177

参 考 資 料

1 教育相談機関等 --- 181 2 特別支援学校一覧 --- 182

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Q1

障 害 の あ る 児 童 生 徒 の 教 育 は

特特 別 支 援 学 校 や 特 別 支 援 学 級 等 で は 、 一 人 一 人 の 教 育 的 ニ ー ズ に 応 じ た 適 切 な 指 導 及 び 必 要 な 支 援 を 行 う た め 、 少 人 数 で 学 級 が 編 制 さ れ 、 当 該 分 野 に つ い て の 知 識 ・ 経 験 を 有 す る 教 職 員 が 配 置 さ れ て い ま す 。 ま た 、 障 害 に 応 じ た 特 別 の 施 設 や 教 材 の 整 備 及 び 一 人 一 人 の 教 育 的 ニ ー ズ に 対 応 し た 教 育 課 程 を 編 成 し 、 柔 軟 な 教 育 内 容 ・ 方 法 等 に よ り 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 の 能 力 を 最 大 限 に 伸 ば し 、 自 立 し 、 社 会 参 加 す る こ と を 目 指 し た 教 育 が 行 わ れ て い ま す 。

一 人 一 人 の 教 育 的 ニ ー ズ に 対 応 し た 教 育 的 支 援 の た め に

障害のある子どもについては、一人一人の障害の状態に応じた教育 的支援を行うことが必要です。 そのために、まず、保護者の皆さんと学校や支援関係者(福祉・医 療・保健・労働関係機関等)が一緒に、子ども一人一人のニーズの把 握に努めることが大切です。そのニーズに応えるために、学校におい てはきめ細かな指導計画を作成して、保護者や支援関係者との連携・ 協力を進めていきます。 特別支援学校では、今後の社会の変化に対応するため、子どもの卒 業後の社会生活を視野に入れて、一人一人のニーズに応じた指導を進 めています。 小・中学校等においても、特別支援学級や通級による指導で対応し たり、通常の学級で指導を工夫したりしています。 (H19年 子どものニーズに応じた教育的支援のために 全国特別支援教育 推進連盟(文部科学省委嘱))

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Q 2

特 別 支 援 教 育 と は

1 特 別 支 援 教 育 の 理 念 平 成 15年 3 月 、特 別 支 援 教 育 の 在 り 方 に 関 す る 調 査 研 究 協 力 者 会 議 か ら「 今 後 の 特 別 支 援 教 育 の 在 り 方 に つ い て ( 最 終 報 告 )」 が 示 さ れ 、 障 害 の 種 類 や 程 度 に 応 じ 特 別 の 場 で 指 導 を 行 う 「 特 殊 教 育 」 か ら 、 通 常 の 学 級 に 在 籍 す る L D ・ A D H D ・ 高 機 能 自 閉 症 等 の 児 童 生 徒 も 含 め 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 一 人 一 人 の 教 育 的 ニ ー ズ を 把 握 し 適 切 な 教 育 的 支 援 を 行 う 「 特 別 支 援 教 育 」 へ の 転 換 を 図 る と と も に 、そ の 推 進 体 制 を 整 備 す る こ と な ど が 提 言 さ れ ま し た 。 そ の 後 、 平 成 17年 12月 に は 、 中 央 教 育 審 議 会 答 申 「 特 別 支 援 教 育 を 推 進 す る た め の 制 度 の 在 り 方 に つ い て 」に お い て 、盲 ・ 聾 ・ 養 護 学 校 制 度 の 見 直 し や 、 小 ・ 中 学 校 に お け る 制 度 的 な 見 直 し な ど が 提 言 さ れ ま し た 。こ の 提 言 を 受 け 、 平 成 19年 4 月 に は 、 改 正 学 校 教 育 法 が 施 行 さ れ 、 特 別 支 援 教 育 が 本 格 的 に ス タ ー ト し ま し た 。 文 部 科 学 省 は 、 特 別 支 援 教 育 の 推 進 に 当 た り 、 次 の よ う に 特 別 支 援 教 育 の 理 念 を 示 し て お り 、 今 後 は 、 各 学 校 に お い て 、 こ の 理 念 を 実 現 さ せ る 取 組 を 進 め る こ と が 必 要 で す 。 ま た 、 平 成 24年 7 月 に 中 央 教 育 審 議 会 初 等 中 等 分 科 会 か ら 、「 共 生 社 会 の 形 成 に 向 け た イ ン ク ル ー シ ブ 教 育 シ ス テ ム 構 築 の た め の 特 別 支 援 教 育 の 推 進 ( 報 告 )」 が 公 表 さ れ る な ど 、 様 々 な 取 組 が 進 め ら れ て い ま す 。 【特別支援教育の理念】 「特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取 組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、そ のもてる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必 要な支援を行うものである。 また、特別支援教育は、これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく、知的な遅れ のない発達障害も含めて、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学 校において実施されるものである。 さらに、特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず、障害の 有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会 の形成の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を もっている。」 (文部科学省「特別支援教育の推進について(通知)」(平成19年4月1日 19文科初 第125号)より抜粋

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2 特 別 支 援 教 育 の 対 象 特 別 支 援 教 育 に お い て は 、 特 別 な 支 援 を 必 要 と す る 全 て の 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 が 対 象 と な り ま す 。 通 常 の 学 級 の 指 導 で は 、 十 分 な 教 育 的 効 果 が 期 待 で き な い 児 童 生 徒 に 対 し て は 、 一 人 一 人 の 教 育 的 ニ ー ズ に 応 じ た 適 切 な 指 導 及 び 必 要 な 支 援 が 受 け ら れ る よ う 、 本 人 や 保 護 者 が 特 別 支 援 学 校 や 特 別 支 援 学 級 等 へ の 就 学を 選 択す るこ とが必要です。 そ の た め に は 、 市 町 村 教 育 委 員 会 に お け る 早 期 か ら の 教 育 相 談 の 機 会 を 設 定 し 、 障 害 の 状 況 や 保 護 者 の 意 向 を 十 分 に 把 握 し な が ら 、 保 護 者 と の 信 頼 関 係 を 築 い た 上 で 適 切 な 情 報 提 供 に 努 め 、 個 人 情 報 の 取 り 扱 い に 留 意 し つ つ 、 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 の 就 学 先 決 定 に か か わ る こ と が 大 変 重 要 と な り ま す 。 3 特 別 支 援 教 育 を 推 進 す る た め の 制 度 改 正 平成19年4月1日に施行 さ れ た 改 正 学 校 教 育 法 に お い て 、 ① 複 数 の 障 害 の 種 別 に 対 応 し た 教 育 を 行 う こ と が で き る 特 別 支 援 学 校 の 制度が創設されるととも に 、 特 別 支 援 学 校 に お い て は 、 幼 稚 園 、 小 学 校 、 中 学 校 、 高 等 学 校 等 に 在 籍 す る 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 の 教 育 に つ い て 助 言 ・ 援 助 に 努 め る こ と 、② 幼 稚 園 、小 学 校 、 中 学 校 、 高 等 学 校 等 に お い て は 、 障 害 に よ る 学 習 上 又 は生 活 上の 困難を 克服す るた めの教 育を行うことが新 たに規定されまし た。 こ れにより、特別支援教育が制度的にも位置付けられ、本格実施されまし た 。 【施行期日】 平成19 年4月1日 【その他関係法律の一部改正】 ・特別支援学校の創設及び特殊教育を特別 支援教育に改めることに伴い、関係法律 について所要の規定の整備を行う。 学 校 教 育 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 の 概 要 児童生徒等の障害の重複化に対応した適切な教育を行うため、現在の盲・聾・養護学 校から障害種別を超えた特別支援学校とするなどの改正を行う。 趣 旨 概 要 【学校教育法の一部改正】 ・盲学校、聾学校、養護学校を障害種別を超えた特別支援学校に一本化。 ・特別支援学校においては、在籍児童等の教育を行うほか、小中学校等に在籍する 障害のある児童生徒等の教育について助言援助に努める旨を規定。 ・小中学校等においては、学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)等 を含む障害のある児童生徒等に対して適切な教育を行うことを規定。 ( 文 部 科 学 省 ホ ー ム ペ ー ジ よ り ) 【教育職員免許法の一部改正】 ・現在の盲・聾・養護学校ごとの教員免許状を特別支援学校の教員免許状とし、当 該免許状の授与を要件として、大学における修得すべき単位数等を定めるととも に、所要の経過措置を設ける。

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Q3

特 別 支 援 教 育 の 学 級 編 制 、 施 設 設 備 は

1 特 別 支 援 教 育 の 学 級 編 制 等 障 害 の あ る 児 童 生 徒 の 教 育 に つ い て は 、 そ の 障 害 の 状 態 や 能 力 ・ 適 性 等 が 極 め て 多 様 で あ り 、 一 人 一 人 に 応 じ た 指 導 や 配 慮 が 特 に 必 要 で あ る た め 、 学 級 編 制 や そ の 他 、 教 職 員 配 置 に つ い て 特 別 の 配 慮 が な さ れ て い ま す 。 公 立 の 特 別 支 援 学 校 と 小 ・ 中 学 校 の 特 別 支 援 学 級 の 学 級 編 制 及 び 教 職 員 定 数 に つ い て は 、 法 律 で そ の 標 準 が 定 め ら れ て お り 、 計 画 的 に 改 善 が 図 ら れ て き た と こ ろ で す 。 学 級 編 制 に 関 し て は 、 1 学 級 の 児 童 生 徒 数 の 標 準 は 、 特 別 支 援 学 校 の 小 ・ 中 学 部 に つ い て は 6 人 、 高 等 部 に つ い て は 8 人 ( い わ ゆ る 重 複 障 害 学 級 に あ っ て は 、 い ず れ も 3 人 ) と な っ て い ま す 。 ま た 、 小 ・ 中 学 校 の 特 別 支 援 学 級 に つ い て は 8 人 と な っ て お り ま す 。( 平 成 26年 5 月 現 在 ) さ ら に 、 特 別 支 援 学 校 に お い て は 、 自 立 活 動 担 当 教 員 、 寄 宿 舎 指 導 員 等 の 配 置 な ど の 充 実 ・ 改 善 が 図 ら れ て い ま す 。 2 特 別 支 援 教 育 に お け る 施 設 設 備 公 立 の 特 別 支 援 学 校 や 小 ・ 中 学 校 等 の 特 別 支 援 学 級 の 施 設 設 備 を よ り 障 害 の 状 態 等 に 適 し た も の と し 、 教 育 環 境 を 整 備 す る た め 、 こ れ ら の 学 校 の 施 設 設 備 費 に つ い て は 、 国 が 一 定 割 合 を 負 担 ( 補 助 ) し て い ま す 。 ま た 、 障 害 に 応 じ た 適 切 な 教 育 を 行 う た め に 必 要 と な る 拡 大 読 書 器 、 集 団 補 聴 設 備 等 そ の 他 特 別 の 教 育 設 備 に つ い て も 、 補 助 が 行 わ れ て い ま す 。 さ ら に 、 特 別 支 援 学 校 と 特 別 支 援 学 級 等 に 就 学 し て い る 児 童 生 徒 の 保 護 者 に 対 し て は 、 そ の 負 担 を 軽 減 し 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 の 就 学 を 容 易 に す る た め 、 就 学 に 必 要 な 諸 経 費 に つ い て 、 保 護 者 の 負 担 能 力 に 応 じ て そ の 全 部 又 は 一 部 を 支 給 す る 特 別 支 援 教 育 就 学 奨 励 費 の 制 度 が 設 け ら れ て い ま す 。

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Q4

特 別 支 援 教 育 に お け る 教 育 課 程 は

1 特 別 支 援 学 校 の 教 育 課 程 特 別 支 援 学 校 の 教 育 課 程 の 基 準 と し て は 、「 特 別 支 援 学 校 の 幼 稚 部 教 育 要 領 、 小 学 部 ・ 中 学 部 学 習 指 導 要 領 及 び 高 等 部 学 習 指 導 要 領 」 が 告 示 さ れ て い ま す 。 特 別 支 援 学 校 の 教 育 課 程 は 、 原 則 と し て 幼 稚 園 、 小 学 校 、 中 学 校 及 び 高 等 学 校 に 準 ず る こ と と な っ て い る ほ か 、 個 々 の 児 童 生 徒 が 自 立 を 目 指 し 、 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 を 主 体 的 に 改 善 ・ 克 服 す る た め に 必 要 な 知 識 、 技 能 、 態 度 及 び 習 慣 を 養 い 、 も っ て 心 身 の 調 和 的 発 達 の 基 盤 を 培 う こ と を 目 標 と す る 「 自 立 活 動 」 が 、 特 別 支 援 学 校 独 自 の 指 導 領 域 と し て 設 け ら れ て い ま す 。 ま た 、 学 校 教 育 法 施 行 規 則 及 び 学 習 指 導 要 領 が 示 す 種 々 の 特 例 等 に よ っ て 、 児 童 生 徒 の 実 態 に 応 じ た 弾 力 的 な 教 育 課 程 が 編 成 で き る よ う に 配 慮 さ れ て い ま す 。 2 特 別 支 援 学 級 の 教 育 課 程 特 別 支 援 学 級 に お い て は 、 原 則 と し て そ れ ぞ れ 小 学 校 及 び 中 学 校 の 学 習 指 導 要 領 に 準 じ て 教 育 が 行 わ れ ま す が 、 特 に 必 要 な 場 合 は 、 特 別 支 援 学 校 の 学 習 指 導 要 領 等 を 参 考 に し て 特 別 の 教 育 課 程 を 編 成 し 、 ま た 、 児 童 生 徒 の 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 を 主 体 的 に 改 善 ・ 克 服 し 、 自 立 し 、 社 会 参 加 す る た め の 特 別 の 指 導 も 行 わ れ て い ま す 。 特 別 支 援 学 校 、 特 別 支 援 学 級 の 教 科 用 図 書 教 科 用 図 書 に つ い て は 、 当 該 学 年 の 文 部 科 学 省 検 定 教 科 用 図 書 を 使 用 す る こ と が 適 当 で な い 場 合 は 、 児 童 生 徒 の 実 態 等 に 即 し て 、 下 学 年 用 の 検 定 教 科 用 図 書 又 は 特 別 支 援 学 校 用 の 文 部 科 学 省 著 作 教 科 用 図 書 が 採 択 さ れ ま す 。 そ れ が 適 当 で な い 場 合 は 、 学 校 教 育 法 附 則 第 9 条 の 規 定 に 基 づ き 、設 置 者 の 定 め る と こ ろ に よ り 、 他 の 適 切 な 教 科 用 図 書 を 使 用 す る こ と が で き る よ う に な っ て い ま す 。

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Q5

特 別 支 援 学 校 で の 教 育 は

特 別 支 援 学 校 は 、 視 覚 障 害 者 、 聴 覚 障 害 者 、 知 的 障 害 者 、 肢 体 不 自 由 者 又 は 病 弱 者 ( 身 体 虚 弱 者 を 含 む 。) に 対 し て 、 幼 稚 園 、 小 学 校 、 中 学 校 又 は 高 等 学 校 に 準 ず る 教 育 を 施 す と と も に 、 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 を 改 善 ・ 克 服 し 自 立 を 図 る た め に 必 要 な 知 識 技 能 を 授 け る こ と を 目 的 と し て 設 置 さ れ て い ま す 。( 各 特 別 支 援 学 校 が 対 象 と す る 障 害 種 別 に つ い て は 、 設 置 者 が 定 め る こ と と な っ て お り ま す 。) 本 道 に お い て は 、 視 覚 障 害 者 で あ る 児 童 生 徒 を 教 育 す る 特 別 支 援 学 校 ( 従 来 の 盲 学 校 )、 聴 覚 障 害 者 で あ る 児 童 生 徒 を 教 育 す る 特 別 支 援 学 校 ( 従 来 の 聾 学 校 )、 知 的 障 害 者 で あ る 児 童 生 徒 を 教 育 す る 特 別 支 援 学 校 ( 従 来 の 知 的 障 害 養 護 学 校 )、 肢 体 不 自 由 者 で あ る 児 童 生 徒 を 教 育 す る 特 別 支 援 学 校 ( 従 来 の 肢 体 不 自 由 養 護 学 校 )、 病 弱 者 で あ る 児 童 生 徒 を 教 育 す る 特 別 支 援 学 校 ( 従 来 の 病 弱 養 護 学 校 ) が 設 置 さ れ て い ま す ( 平 成 26年 5 月 現 在 )。 ま た 、 障 害 の あ る 幼 児 に つ い て は 、 視 覚 障 害 者 、 聴 覚 障 害 者 及 び 肢 体 不 自 由 者 を 対 象 と す る 特 別 支 援 学 校 ( 肢 体 不 自 由 は 一 部 の 学 校 ) に 、 幼 稚 部 が 設 け ら れ て い ま す 。 特 別 支 援 学 校 に お い て は 、 各 教 科 、 道 徳 、 特 別 活 動 、 総 合 的 な 学 習 の 時 間 及 び 自 立 活 動 の 指 導 、 ま た 、 小 学 部 に お い て は こ れ に 加 え 外 国 語 活 動 を 様 々 な 工 夫 と 配 慮 の 下 に 行 っ て い ま す 。 ま た 、 幼 児 児 童 生 徒 の 障 害 の 状 態 に よ っ て は 、 教 科 や 領 域 を 合 わ せ た り 、 各 教 科 に 替 え て 自 立 活 動 を 主 と す る な ど 教 育 課 程 編 成 の 特 例 を 適 用 し た 指 導 が 行 わ れ て い ま す 。 こ の よ う な 教 育 活 動 を よ り 効 果 的 に 行 う た め 、 施 設 ・ 設 備 に つ い て も 様 々 な 工 夫 を 加 え る と と も に 、 多 く の 学 校 に は 寄 宿 舎 や ス ク ー ル バ ス が 用 意 さ れ て い ま す 。 な お 、 障 害 の た め 、 通 学 し て 教 育 を 受 け る こ と が 困 難 な 児 童 生 徒 に 対 し て は 、 教 員 を 家 庭 な ど に 派 遣 す る 訪 問 教 育 を 行 っ て い ま す 。 表1 本道の特別支援学校の学校数、在籍幼児児童生徒数-国・公立計- 区分 学校数 幼稚部 小学部 中学部 高等部 合計 視 覚 障 害 5 14 43 30 61 148 聴 覚 障 害 7 45 71 53 54 223 知 的 障 害 43 766 567 2,866 4,199 肢 体 不 自 由 10 9 262 184 239 694 病 弱 4 27 38 45 110 総 計 69 68 1,169 872 3,265 5,374 (平成26年5月1日現在) ※手稲養護学校(肢体不自由・病弱)、函館五稜郭支援学校(病弱・知的)、釧路鶴 野支援学校(聴覚・知的)の併置校は、各障害種に学校数を計上

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Q6

特 別 支 援 学 級 で の 教 育 は

特 別 支 援 学 級 は 、 特 別 支 援 学 校 に 比 べ 障 害 の 程 度 は 軽 い が 通 常 の 学 級 に お け る 指 導 で は 十 分 な 成 果 を あ げ る こ と が 困 難 な 児 童 生 徒 を 対 象 と し 、 小 ・ 中 学 校 に 必 要 に 応 じ て 設 け ら れ る 特 別 に 編 制 さ れ た 学 級 で す 。 そ の 種 類 と し て は 、 弱 視 、 難 聴 、 知 的 障 害 、 肢 体 不 自 由 、 病 弱 ・ 身 体 虚 弱 、 言 語 障 害 及 び 自 閉 症 ・ 情 緒 障 害 が あ り ま す 。 特 別 支 援 学 級 の 教 育 は 、 原 則 と し て 小 学 校 又 は 中 学 校 の 学 習 指 導 要 領 に 基 づ い て 行 わ れ ま す が 、 児 童 生 徒 の 実 態 に 即 し て 、 特 別 支 援 学 校 の 学 習 指 導 要 領 を 参 考 に し た 特 別 の 教 育 課 程 *に よ る 教 育 が 行 わ れ て い ま す 。 ( 注 ) 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 138条 特 別 の 教 育 課 程 特 別 支 援 学 級 に お け る 効 果 的 な 指 導 の た め に 特 別 支 援 学 級 は 、 小 学 校 、 中 学 校 の 学 級 の 一 つ で あ り 、 特 別 支 援 学 級 も 通 常 の 学 級 と 同 様 、 こ れ を 適 切 に 運 営 し て い く た め に は 、 す べ て の 教 師 の 理 解 と 協 力 が 必 要 で あ る 。 学 校 運 営 上 の 位 置 付 け が あ い ま い に な り 、 学 校 組 織 の 中 で 孤 立 す る こ と の な い よ う 留 意 す る 必 要 が あ る 。 こ の た め 、 学 校 全 体 の 協 力 体 制 づ く り を 進 め た り 、 す べ て の 教 師 が 障 害 に つ い て 正 し い 理 解 と 認 識 を 深 め た り し て 教 師 間 の 連 携 に 努 め る 必 要 が あ る 。 ( 小 学 校 、中 学 校 学 習 指 導 要 領( 平 成 20年 6、7月 )解 説 - 総 則 編 よ り ) 表2 本道の特別支援学級数、特別支援学級在籍児童生徒数-国・公立計- 小学校 中学校 合計 区分 学級数 児童数 学級数 生徒数 学級数 児童生徒数 知 的 障 害 781 2,238 473 1,429 1,254 3,667 肢体不自由 151 191 79 91 230 282 病弱・虚弱 154 190 77 94 231 284 弱 視 37 37 12 12 49 49 難 聴 47 50 16 17 63 67 言 語 障 害 193 274 82 108 275 382 自閉症・ 1,023 4,205 477 1,683 1,500 5,888 情 緒 障 害 総 計 2,386 7,185 1,216 3,434 3,602 10,619 (平成26年5月1日現在)

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Q7

通 級 に よ る 指 導 は

通 級 に よ る 指 導 と は 、 小 ・ 中 学 校 の 通 常 の 学 級 に 在 籍 し て い る 軽 度 の 障 害 が あ る 児 童 生 徒 に 対 し て 、 各 教 科 等 の 指 導 の 大 部 分 は 通 常 の 学 級 で 行 い つ つ 、 障 害 に 応 じ た 特 別 の 指 導 を 特 別 の 指 導 の 場 ( い わ ゆ る 通 級 指 導 教 室 ) で 行 う も の で す 。 平 成 18 年 4 月 か ら 、 学 習 障 害 及 び 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害 が 新 た に 通 級 に よ る 指 導 の 対 象 と な り 、 ま た 、 こ れ と 併 せ て 情 緒 障 害 の 分 類 が 整 理 さ れ 、 自 閉 症 者 が 独 立 の 号 と し て 規 定 さ れ ま し た 。 通 級 に よ る 指 導 に 係 る 教 育 課 程 は 、 障 害 に 応 じ た 特 別 の 指 導 を 小 ・ 中 学 校 ( 中 等 教 育 学 校 の 前 期 課 程 を 含 む ) の 教 育 課 程 に 加 え る か 又 は そ の 一 部 に 替 え る こ と に よ り 編 成 す る こ と と な っ て い ま す 。 特 別 の 指 導 と は 、 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 を 主 体 的 に 改 善 ・ 克 服 す る た め に 必 要 な 知 識 、 技 能 、 態 度 及 び 習 慣 を 養 う こ と を ね ら い と す る 自 立 活 動 の 指 導 を 中 心 と し 、 特 に 必 要 が あ る と き は 、 各 教 科 の 補 充 指 導 を 含 む も の で す 。 通 級 に よ る 指 導 の 授 業 時 数 は 、 自 立 活 動 の 指 導 と 各 教 科 の 補 充 指 導 を 合 わ せ て 、 年 間 35単 位 時 間 か ら お お む ね 280単 位 時 間 以 内 の 範 囲 で 行 う こ と が 標 準 と さ れ て お り 、 学 習 障 害 及 び 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害 の 児 童 生 徒 に つ い て は 、 年 間 の 授 業 時 数 上 限 は 他 の 障 害 種 別 と 同 じ と す る も の の 、 月 1 単 位 時 間 程 度 で も 指 導 上 の 効 果 が 期 待 で き る 場 合 が あ る こ と か ら 、 年 間 10単 位 時 間 が 下 限 と さ れ て い ま す 。 通級による指導の対象とな る児童生徒 一 言語障害者 二 自閉症者 三 情緒障害者 四 弱視者 五 難聴者 六 学習障害者 七 注意欠陥多動性障害者 八 その他障害 のある者 で、この条の規定により特別 の教育課程による教育を行う ことが適当なもの (学校教育法施行規則第140 条) 表 3 本 道 の 通 級 に よ る 指 導 の 実 施 状 況 区 分 小 学 校 児 童 数 中 学 校 生 徒 数 合 計 言 語 障 害 3,785 231 4,016 弱 視 7 5 12 難 聴 66 32 98 総 計 3, 858 268 4,126 ( 平 成 26年 5 月 1 日 現 在 ) ※ 言 語 障 害 に は 、 L D 、 A D H D 等 の 児 童 生 徒 数 も 含 め て い ま す 。

(15)

Q8

学 校 に 通 学 す る こ と が 困 難 な 子 ど も は

障 害 の 程 度 が 重 い な ど 、 様 々 な 理 由 に よ り 学 校 に 通 学 す る こ と が 困 難 な 児 童 生 徒 に は 、 次 の よ う な 教 育 を 受 け る 場 が 用 意 さ れ て い ま す 。 1 訪 問 教 育 訪 問 教 育 は 、 障 害 の 状 態 等 が 重 度 又 は 重 複 し て い る た め 、 特 別 支 援 学 校 に 通 学 し て 教 育 を 受 け た り 、 寄 宿 舎 に お い て 生 活 す る こ と が 困 難 で あ る と 認 め ら れ た も の に つ い て 、 特 別 支 援 学 校 の 教 員 が 家 庭 、 児 童 福 祉 施 設 、 医 療 機 関 等 を 訪 問 し て 行 う 教 育 で す 。 本 道 の 場 合 は 、 次 の よ う に 訪 問 教 育 を 行 っ て い ま す 。 障 害 の 状 態 に よ り 学 校 に 通 学 し て 教 育 を 受 け る こ と が 困 難 な 小 学 部 か ら 高 等 部 の 児 童 生 徒 を 対 象 と し て 、 年 間 の 授 業 日 数 は 105日 間 、 総 授 業 時 間 は 210時 間 (週 当 た り 平 均 6 時 間 程 度 )を 標 準 と し て い ま す 。 対 象 と な る 児 童 生 徒 の 実 態 に 応 じ て 、 様 々 な 指 導 内 容 が 用 意 さ れ 、 教 材 ・ 教 具 等 を 工 夫 す る な ど 、 児 童 生 徒 一 人 一 人 に 応 じ た 指 導 が 行 わ れ て い ま す 。 ま た 、 在 籍 す る 特 別 支 援 学 校 に 登 校 し て 、 同 学 年 の 児 童 生 徒 と 一 緒 に 学 習 に 参 加 し た り 、 運 動 会 や 学 習 発 表 会 等 の 行 事 へ 参 加 し た り す る な ど 、 他 の 児 童 生 徒 や 教 員 等 と 活 動 を 共 に す る 機 会 を 設 け て い ま す 。 2 治 療 を 受 け な が ら 受 け る 教 育 長 期 の 入 院 や 生 活 規 制 を 受 け て い る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 は 、 隣 接 す る 病 院 等 に 入 院 し 、 治 療 を 受 け て い る 病 弱 者 で あ る 児 童 生 徒 を 対 象 に 特 別 支 援 学 校 ( 北 海 道 手 稲 養 護 学 校 、 北 海 道 函 館 五 稜 郭 支 援 学 校 、 北 海 道 八 雲 養 護 学 校 、 札 幌 市 立 山 の 手 養 護 学 校 ) に お い て 行 っ て い ま す 。

(16)

Q 9

教 育 支 援 委 員 会 の 役 割 と は

1 教 育 学 、 医 学 、 心 理 学 等 の 観 点 か ら の 総 合 的 な 判 断 障 害 の あ る 児 童 生 徒 の う ち 、 特 別 支 援 学 校 へ の 入 学 が 可 能 と な る 児 童 生 徒 の 障 害 の 程 度 に つ い て は 、 学 校 教 育 法 施 行 令 第 22条 の 3 に 示 さ れ て い ま す 。 こ れ に 関 す る 留 意 事 項 等 及 び 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 を 小 ・ 中 学 校 の 特 別 支 援 学 級 に お い て 教 育 を 行 う 場 合 の 対 象 と な る 障 害 の 程 度 、 通 級 に よる指導を行 う場合、その指導の対象となる障害の程度については、平成25年 10月 4 日 付 け 25文 科 初 第 756号 通 知 ( P163参 照 ) に 示 さ れ て い ま す 。 こ の よ う な 障 害 の 程 度 の 判 断 や 就 学 す る 学 校 等 の 決 定 に 当 た っ て は 、 早 期 か ら の 教 育 相 談 等 を 通 じ 保 護 者 や 本 人 の 意 見 を 聞 い た 上 で 教 育 学 、 医 学 、 心 理 学 並 び に 地 域 の 教 育 体 制 の 状 況 等 の 観 点 か ら 総 合 的 に 勘 案 し 、 適 切 な 教 育 の 場 に つ い て 検 討 を 進 め る こ と が 必 要 で す 。 そ の た め 、 市 町 村 の 教 育 委 員 会 が 設 置 す る 教 育 支 援 委 員 会 は 、 就 学 先 決 定 の み な ら ず 、 就 学 後 の 一 貫 し た 支 援 に つ い て も 助 言 を 行 う こ と か ら 、 必 要 な 各 方 面 の 専 門 家 に よ り 構 成 し 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 に つ い て 、 そ の 障 害 の 種 類 、 程 度 、 保 護 者 、 本 人 の 意 見 、 必 要 な 教 育 内 容 、 教 育 学 、 医 学 、 心 理 学 等 の 専 門 家 の 意 見 、 地 域 の 教 育 体 制 の 状 況 等 を 勘 案 し 、 適 切 な 判 断 を 行 う 必 要 が あ り ま す 。(北海道教育委員会は、平成26年3月31日付けで「北海道就学指導委員会」の名称 を「北海道教育支援委員会」に変更しています。) ま た 、 審 議 に 当 た っ て は 、 保 護 者 、 本 人 の 意 見 を 最 大 限 尊 重 し つ つ 、 先 に 示 し た 観 点 か ら 総 合 的 に 判 断 す る こ と が 重 要 と な り ま す 。 2 一 人 一 人 の 教 育 的 な ニ ー ズ に 応 じ て 今 後 は 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 一 人 一 人 の 教 育 的 な ニ ー ズ に 応 じ た 教 育 を 行 う 観 点 か ら 、 個 々 の 児 童 生 徒 の 障 害 の 状 態 の み な ら ず 、 様 々 な 状 況 の 変 化 等 を 勘 案 し 、 適 切 な 教 育 の 場 を 継 続 的 に 検 討 す る 必 要 が あ り ま す 。 こ の た め 、 市 町 村 の 教 育 委 員 会 が 障 害 の あ る 児 童 生 徒 の 就 学 す べ き 学 校 を 決 定 す る に 当 た っ て 、 早 期 か ら の 教 育 相 談 の 成 果 を 活 用 す る こ と 、 保 護 者 へ の 適 切 な 情 報 提 供 を 進 め る こ と 等 が 大 切 で す 。 ま た 、 市 町 村 の 教 育 支 援 委 員 会 が 、 特 別 支 援 学 級 、 通 級 に よ る 指 導 等 の 教 育 的 支 援 の 内 容 等 に つ い て 校 長 に 助 言 し た り 、 市 町 村 立 の 小 ・ 中 学 校 や 特 別 支 援 学 校 に 就 学 し た 障 害 の あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 継 続 的 な 教 育 支 援 を 行 う 等 に よ り そ の 機 能 の 充 実 を 図 る こ と も 重 要 で す 。

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Q 10

望 ま し い 校 内 委 員 会 の 活 動 は

小 ・ 中 学 校 及 び 特 別 支 援 学 校 に お け る 校 内 委 員 会 の 目 的 は 、 特 別 な 教 育 的 支 援 を 必 要 と す る 児 童 生 徒 に 対 し て 、 望 ま し い 教 育 的 な 対 応 を 行 う よ う に す る こ と で す 。 具 体 的 に は 、 児 童 生 徒 の 学 習 面 や 生 活 面 の 状 況 に つ い て 把 握 し た り 、 効 果 的 な 指 導 内 容 、 指 導 方 法 を 検 討 し た り す る な ど 、 児 童 生 徒 の 可 能 性 を 最 大 限 に 伸 ば す た め の 適 切 な 教 育 の 方 向 性 に つ い て 検 討 し 、 必 要 な 校 内 支 援 体 制 づ く り を 行 い ま す 。 ま た 、 児 童 生 徒 の 発 達 の 程 度 や 適 応 状 況 等 の 把 握 に 当 た っ て は 、 校 内 の 共 通 理 解 を 十 分 図 る と と も に 、 特 別 支 援 教 育 コ ー デ ィ ネ ー タ ー を 中 心 に 校 内 の 連 絡 調 整 や 外 部 の 関 係 機 関 と 連 携 を 図 る 必 要 が あ り ま す 。 さ ら に 、 校 長 が 学 級 編 制 を 行 う 際 、 よ り 適 切 な 対 応 を 講 ず る た め の 判 断 と な る 資 料 の 提 供 な ど が 主 な 活 動 と な り ま す 。 な お 、 教 育 の 場 を 変 更 す る 場 合 は 、 校 内 委 員 会 に お い て 検 討 し た 内 容 を 踏 ま え 、 市 町 村 教 育 委 員 会 が 設 置 す る 教 育 支 援 委 員 会 と 連 携 し 、 適 切 な 教 育 の 場 に つ い て 検 討 す る こ と に な り ま す 。

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Q 11

適 切 な 就 学 先 の 決 定 を 行 う た め に は

1 基 本 的 な 考 え 方 市 町 村 教 育 委 員 会 等 は 、 就 学 先 決 定 の プ ロ セ ス を 保 護 者 に 分 か り や す く 示 し 、 適 切 な 就 学 先 の 決 定 を 円 滑 に 行 う と い う 視 点 が 非 常 に 重 要 と な り ま す 。 就 学 先 の 決 定 に 当 た っ て は 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 が そ の 年 齢 及 び 能 力 に 応 じ 、 か つ 、 そ の 特 性 を 踏 ま え た 十 分 な 教 育 が 受 け ら れ る よ う に す る た め 、 可 能 な 限 り 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 と 障 害 の な い 児 童 生 徒 が 共 に 教 育 を 受 け ら れ る よ う 配 慮 し 、 必 要 な 事 項 を 整 理 す る 必 要 が あ り ま す 。 そ の た め 、 市 町 村 の 教 育 委 員 会 は 、 乳 幼 児 期 を 含 め た 早 期 か ら の 教 育 相 談 の 実 施 や 学 校 見 学 、 認 定 こ ど も 園 ・ 幼 稚 園 ・ 保 育 所 等 の 関 係 機 関 と の 連 携 を 通 し て 、 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 及 び そ の 保 護 者 に 対 し 、 就 学 に 関 す る 手 続 等 に つ い て の 十 分 な 情 報 の 提 供 を 行 う こ と が 大 切 で す 。 ま た 、 学 校 教 育 法 施 行 令 第 18条 の 2 に 基 づ く 意 見 の 聴 取 に つ い て 、 最 終 的 な 就 学 先 の 決 定 を 行 う 前 に 十 分 な 時 間 的 余 裕 を も っ て 行 う よ う 配 慮 し 、 本 人 ・ 保 護 者 の 意 見 を 最 大 限 尊 重 す る よ う 示 し て い ま す 。 な お 、 就 学 時 に 決 定 し た 「 学 び の 場 」 は 、 固 定 し た も の で は な く 、 そ れ ぞ れ の 児 童 生 徒 の 発 達 の 程 度 、 適 応 の 状 況 等 を 勘 案 し な が ら 、 柔 軟 に 転 学 が で き る こ と に つ い て 、 全 て の 関 係 者 が 共 通 理 解 を 図 る と と も に 、 定 期 的 に 個 別 の 教 育 支 援 計 画 を 見 直 し 、就 学 先 等 を 変 更 で き る よ う に す る こ と が 大 切 で す 。 2 就 学 の 手 続 を 進 め る に 当 た っ て (1) 特 別 支 援 学 校 に 入 学 す る こ と が 可 能 な 障 害 の 程 度 に つ い て 学 校 教 育 法 施 行 令 (以 下 「 施 行 令 」 と い う 。 )第 22条 の 3 で 定 め る 障 害 平 成 24 年 7 月 に 公 表 さ れ た 中 央 教 育 審 議 会 初 等 中 等 教 育 分 科 会 報 告 「 共 生 社 会 の 形 成 に 向 け た イ ン ク ル ー シ ブ 教 育 シ ス テ ム 構 築 の た め の 特 別 支 援 教 育 の 推 進 」 において 、 「 就 学 基 準 に 該 当 す る 障 害 の あ る 子 ど も は 特 別 支 援 学 校 に 原 則 就 学 す る と い う 従 来 の 就 学 先 決 定 の 仕 組 み を 改 め 、 障 害 の 状 態 、 本 人 の 教 育 的 ニ ー ズ 、 本 人 ・ 保 護 者 の 意 見 、 教 育 学 、 医 学 、 心 理 学 等 専 門 的 知 見 か ら の 意 見 、 学 校 や 地 域 の 状 況 等 を 踏 ま え た 総 合 的 な 観 点 か ら 就 学 先 を 決 定 す る 仕 組 み と す る こ と が 適 当 で あ る 。」 と の 提 言 を 踏 ま え 、 平 成 25年 9 月 1 日 に 学 校 教 育 法 施 行 令 の 一 部 改 正 が 行 わ れ て い ま す 。 ( 平 成 25年 9 月 1 日 25文 科 初 第 655号 学 校 教 育 法 施 行 令 の 一 部 改 正 に つ い て )

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児 童 生 徒 が そ の 障 害 の 程 度 に 応 じ て 適 切 な 教 育 を 受 け る た め に は 、 施 行 令 第 2 2条 の 3 で 示 さ れ た 「 障 害 の 程 度 」 に 加 え 、 教 育 的 ニ ー ズ 、 学 校 や 地 域 の 状 況 、 保 護 者 や 専 門 家 の 意 見 等 を 総 合 的 に 勘 案 し て 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 の 就 学 先 を 個 別 に 判 断 ・ 決 定 す る こ と に な り ま す 。 (2) 就 学 先 の 決 定 に 当 た っ て の 教 育 委 員 会 の 姿 勢 就 学 先 決 定 の 仕 組 み に つ い て は、市 町 村 教 育 委 員 会 が 、 本 人 ・ 保 護 者 に 対 し 、 十 分 に 情 報 提 供 し つ つ 、 本 人 ・ 保 護 者 の 意 見 を 最 大 限 尊 重 し 、 本 人 ・ 保 護 者 と 市 町 村 教 育 委 員 会 、 学 校 等 が 教 育 的 ニ ー ズ と 必 要 な 支 援 に つ い て 合 意 形 成 を 行 う こ と を 原 則 と し た 上 で 、 最 終 的 に は 、 市 町 村 教 育 委 員 会 が 児 童 生 徒 の 就 学 先 を 決 定 し ま す 。 ま た 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 の 教 育 に 関 す る 基 本 的 な 方 向 性 と し て は 、 障 害 の あ る 子 ど も と 障 害 の な い 子 ど も が 、 で き る だ け 同 じ 場 で 共 に 学 ぶ こ と を 目 指 す こ と が 大 切 で す 。 そ の 場 合 に は 、 そ れ ぞ れ の 子 ど も が 授 業 内 容 が 分 か り 、 学 習 活 動 に 参 加 し て い る 実 感 ・ 達 成 感 を も ち な が ら 、 充 実 し た 時 間 を 過 ご し つ つ 、 生 き る 力 を 身 に 付 け て い る か ど う か と い う 視 点 で 検 討 す る こ と が 大 切 で す 。 そ の た め 、 市 町 村 教 育 委 員 会 は 、 保 護 者 へ の 情 報 提 供 や 相 談 を 十 分 に 行 う と と も に 、 保 護 者 の 意 見 を 可 能 な 限 り 尊 重 し た 上 で 、 児 童 生 徒 に と っ て 最 も 適 切 な 就 学 先 を 判 断 す る こ と が 必 要 で す 。 さ ら に 、 就 学 移 行 期 の 個 別 の 教 育 支 援 計 画 の 作 成 ・ 活 用 を 通 じ 保 護 者 と の 共 通 認 識 を 醸 成 し て お く こ と や 、 継 続 的 な 教 育 相 談 ・ 指 導 を 実 施 す る こ と な ど に よ り 、 適 切 か つ 柔 軟 で き め 細 か な 対 応 を 行 う こ と が 求 め ら れ ま す 。 (3) 視 覚 障 害 者 等 の 就 学 先 の 決 定 に 係 る 総 合 的 な 判 断 市 町 村 教 育 委 員 会 が 視 覚 障 害 者 等 で あ る 児 童 生 徒 等 の 就 学 先 を 総 合 的 に 判 断 す る に 当 た っ て は 、「 そ の 者 の 障 害 の 状 態 、 そ の 者 の 教 育 上 必 要 な 支 援 の 内 容 、 地 域 に お け る 教 育 の 体 制 の 整 備 の 状 況 そ の 他 の 事 情 」 を 勘 案 す る こ と に な り ま す ( 学 校 教 育 法 施 行 令 第 5 条 、 第 6 条 の 3 、 第 11条 及 び 第 12条 の 2 の 各 条 に お け る 事 情 )。 こ れ ら の 勘 案 す る 事 情 と は 、 具 体 的 に 次 の よ う に な り ま す 。 ① 障 害 の 状 態 、 ② 本 人 の 教 育 的 ニ ー ズ ③ 学 校 や 地 域 の 状 況 等

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④ 教 育 学 ・ 医 学 ・ 心 理 学 等 専 門 的 見 地 か ら の 意 見 ⑤ 本 人 ・ 保 護 者 の 意 見 な お 、 ⑤ の 「 本 人 ・ 保 護 者 の 意 見 」 は 、 障 害 者 基 本 法 第 16条 第 2 項 に 基 づ き 、 こ れ を 可 能 な 限 り 尊 重 し な け れ ば な ら な い こ と に 留 意 が 必 要 で す 。 ○ 就 学 先 の 決 定 (4) そ の 他 の 留 意 点 児 童 生 徒 の 一 貫 し た 支 援 を 充 実 さ せ る た め に は 、 保 護 者 の 了 解 を 得 た 上 で 、 児 童 生 徒 の 就 学 先 に つ い て 、 こ れ ま で の 支 援 機 関 等 に 対 し て 情 報 提 供 を 行 い 、 児 童 生 徒 の 就 学 先 へ の 支 援 の 引 継 ぎ 等 に つ い て 協 力 を 求 め る こ と が 考 え ら れ ま す 。 「 教 育 支 援 」 と は 、 障 害 の あ る 子 ど も 一 人 一 人 の 教 育 的 ニ ー ズ を 把 握 し 、 適 切 な 指 導 及 び 必 要 な 支 援 を 図 る 特 別 支 援 教 育 の 理 念 の 実 現 を 目 的 と し た 、 早 期 か ら の 教 育 相 談 ・ 支 援 、 就 学 支 援 、 就 学 後 の 適 切 な 教 育 及 び 必 要 な 教 育 的 支 援 全 体 を 示 す も の で す 。

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Q 12

一 貫 し た 相 談 支 援 の 体 制 と は

障 害 の あ る 児 童 生 徒 が 地 域 社 会 の 一 員 と し て 様 々 な 人 々 と 交 流 し 、 主 体 的 に 社 会 参 加 し な が ら 心 豊 か に 生 き て い く こ と が で き る よ う に す る た め に は 、 教 育 、 福 祉 、 医 療 、 労 働 等 が 一 体 と な っ て 社 会 全 体 と し て 、 当 該 児 童 生 徒 を 生 涯 に わ た っ て 支 援 し て い く 体 制 を 整 備 す る こ と が 重 要 で す 。 こ の た め 、 早 期 か ら 始 ま っ て い る 支 援 を 就 学 期 に 円 滑 に 引 継 ぎ 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 の 精 神 的 及 び 身 体 的 な 能 力 を そ の 可 能 な 最 大 限 度 ま で 発 達 さ せ る と と も に 、 学 校 卒 業 後 の 地 域 社 会 で 主 体 的 に 参 加 で き る よ う 移 行 支 援 を 充 実 さ せ る た め に 、 関 係 機 関 が 連 携 し 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 や そ の 保 護 者 に 対 し て 相 談 や 支 援 を 行 う 体 制 を 整 備 す る こ と が 望 ま れ ま す 。 具 体 的 に は 、 教 育 委 員 会 や 学 校 、 医 療 機 関 、 児 童 相 談 所 、 保 健 所 等 の 関 係 者 で 構 成 す る 専 門 家 チ ー ム を 作 り 、 乳 幼 児 期 か ら 学 校 卒 業 後 ま で 各 段 階 に お い て 教 育 や 発 達 な ど に 関 す る 相 談 の 機 会 を 設 け 、 一 貫 し て 具 体 的 に 必 要 な 支 援 の 内 容 を 明 ら か に す る と と も に 、 個 別 の 教 育 支 援 計 画 の 内 容 を 整 理 し 、 保 護 者 や 児 童 生 徒 と の 相 互 理 解 や 相 互 信 頼 を 培 い な が ら 支 援 を 行 い 、 そ の 成 果 を 定 期 的 に 評 価 し て フ ィ ー ド バ ッ ク し て い く こ と が 大 切 と な り ま す 。 教 育 相 談 は 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 及 び そ の 保 護 者 と 教 育 支 援 を 進 め る 関 係 者 等 と の 間 で の 相 互 理 解 と 相 互 信 頼 を 促 進 し 、 当 該 児 童 生 徒 に と っ て 最 も 適 し た 教 育 の 内 容 や 方 法 の 決 定 に 役 立 つ も の で す 。 さ ら に 、 教 育 支 援 を 円 滑 に 行 う 上 で 、 早 期 か ら の 教 育 相 談 の 成 果 を 活 用 す る こ と は 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 に 関 す る 障 害 の 状 態 や 保 護 者 の 意 見 を 把 握 す る 上 で 重 要 と な り ま す 。 こ の よ う に 教 育 相 談 と 教 育 支 援 は 密 接 な 関 係 に あ る た め に 、 そ れ ぞ れ の 業 務 が 相 互 の 連 携 の 下 に 適 切 に 行 わ れ る よ う に す る こ と が 重 要 で す 。 「 個 別 の 教 育 支 援 計 画 等 の 作 成 」 市 町 村 教 育 委 員 会 が 、 原 則 と し て 翌 年 度 の 就 学 予 定 者 を 対 象 に 、 そ れ ま で の 支 援 の 内 容 、 そ の 時 の 教 育 的 ニ ー ズ と 必 要 な 支 援 の 内 容 等 に つ い て 保 護 者 や 認 定 こ ど も 園 、 幼 稚 園 、 保 育 所 、 医 療 、 福 祉 、 保 健 等 の 関 係 機 関 と 連 携 し て 、「 個 別 の 教 育 支 援 計 画 」 等 と し て 整 理 し 、 就 学 後 は 、 学 校 が 作 成 す る 個 別 の 教 育 支 援 計 画 の 基 と な る も の と し て 就 学 先 の 学 校 に 引 き 継 ぐ も の で す 。 そ の 際 、 福 祉 機 関 等 に お い て 既 に 作 成 さ れ た 個 別 の 支 援 計 画 等 に 情 報 を 追 加 す る な ど 計 画 作 成 の 作 業 負 担 の 効 率 化 を 図 る こ と が 必 要 で す 。 個 別 の 教 育 支 援 計 画 に 係 る 教 育 と 福 祉 の 連 携 に つ い て は 、 平 成 2 4 年 4 月 1 8 日 付 け で 厚 生 労 働 省 と 文 部 科 学 省 の 連 名 に よ る 事 務 連 絡 「 児 童 福 祉 法 等 の 改 正 に よ る 教 育 と 福

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Q 13

教 育 相 談 の 充 実 を 図 る た め に

1 教 育 相 談 に 当 た っ て 保 護 者 に は 、 早 期 か ら 養 育 や 教 育 に つ い て 様 々 な 機 関 に お い て 相 談 し 、 助 言 を 得 な が ら も 、 な お 悩 み や 不 安 を 解 決 で き な い 場 合 が あ り ま す 。 そ の よ う な 保 護 者 の 悩 み や 不 安 に 応 え る た め に は 、 教 育 、 医 療 、 福 祉 等 の 専 門 家 や 専 門 機 関 に よ る 適 切 な 教 育 相 談 の 体 制 を 整 え る 必 要 が あ り ま す 。 こ の た め 、教 育 委 員 会 に お い て は 、特 別 支 援 連 携 協 議 会 等 を 有 効 に 活 用 し 、 専 門 家 チ ー ム 等 に よ る 教 育 相 談 体 制 を 整 備 す る と と も に 、 特 別 支 援 学 校 及 び 小 ・ 中 学 校 の 特 別 支 援 学 級 等 に お け る 相 談 機 能 の 充 実 を 図 る こ と が 必 要 と な り ま す 。 ま た 、 必 要 に 応 じ て 、 児 童 相 談 所 、 障 害 者 通 所 支 援 事 業 所 等 の 関 連 機 関 と の 連 携 ・ 協 力 を 図 っ て い く こ と も 重 要 で す 。 2 関 係 者 に 求 め ら れ る こ と (1) 市 町 村 教 育 委 員 会 の 就 学 事 務 担 当 者 市 町 村 教 育 委 員 会 は 、 児 童 生 徒 の 適 切 な 就 学 に つ い て の 責 任 を 負 っ て い ま す 。 そ の た め 、 早 期 か ら の 教 育 相 談 の 機 会 を 設 定 し 、 障 害 の 状 況 や 保 護 者 の 意 向 を 十 分 に 把 握 し な が ら 、保 護 者 と の 信 頼 関 係 を 築 い た 上 で 、 適 切 な 情 報 提 供 に 努 め 、 個 人 情 報 の 取 り 扱 い に 留 意 し つ つ 、 就 学 先 決 定 に か か わ っ て い く こ と が 求 め ら れ ま す 。 特 に 、「 教 育 支 援 委 員 会 」 の 事 務 局 と し て 、 保 護 者 と の 信 頼 関 係 に 基 づ い た 十 分 な 説 明 を 行 い 、 保 護 者 と の 合 意 形 成 を 図 り な が ら 、 就 学 先 の 決 定 を 行 っ て い く こ と が 大 切 で す 。 (2) 乳 幼 児 期 の 保 育 等 担 当 者 障 害 の あ る 子 ど も を 担 当 し て い る 認 定 こ ど も 園 、 幼 稚 園 、 保 育 所 等 の 担 当 者 は 、 子 ど も と 接 す る 時 間 が 長 く 、 学 習 面 や 行 動 面 に お け る 特 別 な 教 育 的 支 援 が 必 要 な こ と に 早 期 に 気 付 く こ と が 可 能 で す 。 そ の た め 、 必 要 な 支 援 を 複 数 の 担 当 者 で 検 討 し た り 、 正 確 な ア セ ス メ ン ト や よ り よ い 支 援 の 計 画 を つ く る た め に 専 門 家 等 の 活 用 を 図 る な ど 、 具 体 的 な 対 応 を 組 織 的 に 進 め る こ と が 大 切 で す 。 ま た 、 保 護 者 と の 信 頼 関 係 づ く り へ の 取 組 を と お し て 、 家 庭 で の 気 付 き を 大 切 に し な が ら 保 護 者 と 情 報 を 共 有 し 、 特 別 な 教 育 的 支 援 が 必 要 な

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(3) 関 係 機 関 の 相 談 担 当 者 教 育 セ ン タ ー 等 の 関 係 機 関 の 相 談 担 当 者 は 、 子 ど も が 必 要 と す る 支 援 の 内 容 と 方 法 を 明 ら か に す る た め に 、 保 護 者 や 担 任 等 、 子 ど も の 支 援 を 実 施 す る 者 か ら の 相 談 を 継 続 的 に 受 け る と と も に 、 活 動 場 面 の 観 察 や 必 要に応じて検査等を行って、障害の状態を的確に把握することが大切で す 。 保 護 者 に 対 し て は 、 障 害 の 特 性 の 説 明 だ け で な く 、 以 前 と 比 較 し て 成 長 し た と こ ろ や 改 善 さ れ た と こ ろ を 伝 え る こ と が 重 要 で す 。 ま た 、 家 庭 で 取 り 組 む こ と が で き る 具 体 的 な 配 慮 事 項 を 伝 え 、 保 護 者 が 子 育 て を 意 欲 的 に 行 う こ と が で き る よ う 助 言 す る こ と が 大 切 で す 。 そ の た め 、 相 談 担 当 者 は 、 日 頃 か ら 学 校 や 教 育 委 員 会 と 連 携 し 、 最 新 の 情 報 を 把 握 し て お く こ と が 必 要 で す 。 (4) 医 療 ・ 福 祉 ・ 保 健 師 等 担 当 者 母 子 保 健 法 に 基 づ き 市 町 村 が 実 施 し て い る 「 乳 幼 児 健 康 診 断 」 及 び 「 母 子 訪 問 指 導 事 業 」、 児 童 福 祉 法 に 基 づ き 市 町 村 の 実 施 し て い る 「 乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 」 は 、 疾 病 や 障 害 な ど の 早 期 発 見 の 機 会 と し て 重 要 で す 。 保 健 所 、 福 祉 事 務 所 、 児 童 相 談 所 、 児 童 福 祉 施 設 、 発 達 障 害 者 支 援 セ ン タ ー 等 の 担 当 者 は 、 相 談 が そ の 先 の 支 援 に つ な が る よ う 市 町 村 に 設 置 さ れ て い る 特 別 支 援 連 携 協 議 会 等 を 有 効 に 活 用 し 、 障 害 の あ る 子 ど も の 情 報 を 共 有 し 、 地 域 で 子 ど も を 支 え て い く と い う 体 制 づ く り を す る こ と が 大 切 で す 。 (5) 学 校 関 係 者 小 ・ 中 学 校 及 び 特 別 支 援 学 校 等 に つ い て も 、 就 学 前 か ら の 支 援 を 受 け 継 ぐ 機 関 と し て 、 障 害 の あ る 子 ど も へ の 教 育 支 援 に 対 し 、 幅 広 く 関 わ っ て い く こ と が 必 要 で す 。ま た 、就 学 後 の 障 害 の 状 態 等 の 変 化 に 対 し て も 、 各 学 校 の 関 係 者 が 主 体 的 に 支 援 を 行 う こ と が 大 切 で す 。 そ の た め 、 全 て の 教 員 は 、 特 別 支 援 教 育 に 関 す る 一 定 の 知 識 ・ 技 能 を 有 し て い る こ と が 重 要 で す 。 特 に 、 発 達 障 害 に 関 す る 一 定 の 知 識 ・ 技 能 を 有 す る こ と は 、 発 達 障 害 の 可 能 性 の あ る 子 ど も の 多 く が 、 小 ・ 中 学 校 の 通 常 の 学 級 に 在 籍 し て い る こ と か ら 極 め て 重 要 で す 。 また、特別支援学校については、小・中学校等の教員への支援機能、小・ 中学校等への研修支援機能、特別支援教育に関する相談・情報提供機能、障 害 の あ る 子 ど も へ の 指 導 ・ 支 援 機 能 、 関 係 機 関 等 と の 連 絡 ・ 調 整 機 能 等 と い っ た セ ン タ ー 的 機 能 を 発 揮 し 、 そ の 一 層 の 充 実 を 図 り 、 更 な る 専 門 性 の 向 上 に 取 り 組 む こ と が 大 切 で す 。

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3 教 育 相 談 の 進 め 方 教 育 相 談 の 実 際 例 保 護 者 と 相 談 機 関 が 最 初 に 行 う 面 接 で す 。 受 理 す る 人 は 、 保 護 者 の 受 理 面 接 訴 え (主 訴 )を 聞 き 、 意 図 を く み 取 り 、 問 題 点 を 把 握 し て 援 助 へ と つ な (インテーク) い だ り 、 他 機 関 へ 紹 介 し た り す る 役 割 を 担 い ま す 。 受 理 面 接 の 結 果 、 保 護 者 の 来 談 動 機 、 問 題 解 決 意 欲 が 高 ま り 、 相 談 機 関 と の 間 に 信 頼 関 係 が 確 立 さ れ 、 以 下 に 述 べ る 相 談 の 過 程 へ ス ム ー ズ に 橋 渡 し が 行 わ れ る よ う 支 援 す る こ と が 重 要 と な り ま す 。 カ ウ ン セ リ ン グ マ イ ン ド を も っ て 接 し 、 話 を 聞 く と き に は 保 護 者 の 面 談 言 葉 だ け で 理 解 す る の で は な く 、 表 し た 言 葉 に 込 め ら れ て い る 気 持 ち (カウンセリング) を 受 け 止 め る よ う に 「 聴 く 」 こ と が 大 切 で す 。 ま た 、 保 護 者 と 気 持 ち を 分 か ち 合 え る 関 係 を 築 き な が ら 、 保 護 者 自 ら が 課 題 を 発 見 し 取 り 組 め る よ う 支 援 す る こ と も 大 切 で す 。 面 談 に お い て は 保 護 者 と の 適 切 な 距 離 を 保 ち 、 場 当 た り 的 な 質 問 や 必 要 以 上 の 評 価 的 な 対 応 、 診 断 的 な 発 言 、 あ る い は 一 方 的 な 助 言 な ど は 行 わ な い よ う に 心 が け ま す 。 障 害 の あ る 子 ど も の 教 育 相 談 で は 、 発 達 の 状 態 や 障 害 の 程 度 、 特 性 観 察 ・検 査 を 的 確 に 捉 え る た め の 評 価 ・ 診 断 が 特 に 重 要 で す 。 評 価 ・診 断 ◇ 調 査 ( 生 育 歴 調 査 、 養 育 環 境 調 査 等 ) (アセスメント) ◇ 検 査 ( 発 達 検 査 、 心 理 検 査 、 医 学 的 検 査 等 ) → 分 析 ・ 総 合 ◇ 観 察 ( 行 動 観 察 等 ) 調 整 、 総 括 そ の ケ ー ス に か か わ る ス タ ッ フ に よ り 、 具 体 的 な 援 助 の 内 容 や 方 法 支 援 に 関 す る を 検 討 し 、 進 め て い く た め に 行 わ れ る 会 議 で 、 そ の ケ ー ス に か か わ る 検 討 、 協 議 全 ス タ ッ フ が 出 席 し て 行 う こ と が 望 ま れ ま す 。 保 護 者 の 意 向 や 評 価 ・ (ケース・カンファレンス) 診 断 の 内 容 、 問 題 の 所 在 、 具 体 的 な 援 助 の 内 容 、 方 法 等 に つ い て 、 報 告 や 分 析 、 協 議 等 を 行 い ま す 。 助 言 保 護 者 の 主 訴 や 気 持 ち に 沿 い な が ら 、 子 ど も の 発 達 の 状 態 や 障 害 の (アドバイス) 特 性 、 子 ど も へ の か か わ り 方 や 関 係 機 関 の 活 用 等 に つ い て 、 具 体 的 に 紹 介 ・ 案 内 分 か り や す く 説 明 、 助 言 を し ま す 。 そ の 際 、 保 護 者 の 障 害 受 容 の 状 態 (ガイダンス) を 考 慮 す る こ と が 重 要 で す 。 ま た 、 相 談 の 継 続 に つ い て は 、 他 の 関 係 機 関 で 受 け ら れ る サ ー ビ ス 内 容 の 紹 介 も 含 め て 複 数 の 選 択 肢 を 用 意 し 、 保 護 者 の 意 向 を 尊 重 し な が ら 決 定 し ま す 。 (1) カ ウ ン セ リ ン グ マ イ ン ド を 大 切 に ! 相 談 者 は カ ウ ン セ リ ン グ マ イ ン ド を も っ て 共 に 考 え 、 共 に 歩 む 基 本 姿 勢 で 相 談 を 進 め る こ と が 大 切 で す 。 (2) 保 護 者 へ の イ ン フ ォ ー ム ド コ ン セ ン ト (十 分 な 説 明 と 同 意 )を ! (3) 守 秘 義 務 の 徹 底 を !

(25)

4 就 学 相 談 に 当 た っ て 必 要 な 配 慮 我 が 子 に 障 害 が あ る と 分 か る と 、 保 護 者 の 心 情 は 様 々 に 揺 れ 動 く も の で す 。 保 護 者 が そ の 心 の 葛 藤 を 克 服 し 、 解 決 へ の 努 力 を 続 け 、 や が て 子 ど も の 障 害 を 受 容 し て い く に は 、 相 談 者 が 果 た す 援 助 者 と し て の 役 割 が 非 常 に 重 要 で す 。 相 談 者 と し て 必 要 と さ れ る 配 慮 事 項 等 は 、 以 下 の と お り で す 。 (1) 保 護 者 の 心 情 の 共 感 的 理 解 特 別 支 援 学 校 へ の 就 学 が 適 切 で あ る と 判 断 さ れ 、 そ の こ と が 伝 え ら れ た と き は 、 動 揺 す る 保 護 者 も み ら れ ま す 。 相 談 者 は 、 保 護 者 の 心 情 や 、 子 ど も の 現 在 ま で の 治 療 ・ 療 育 歴 、 育 児 等 の 経 過 に つ い て 傾 聴 す る と と も に 、 共 感 的 理 解 に 努 め 、 温 か い 人 間 関 係 の 中 で 、 保 護 者 と の 信 頼 関 係 を 築 き な が ら 、 相 談 に 当 た る こ と が 大 切 で す 。 (2) 相 談 場 面 に 当 た っ て 必 要 な 配 慮 保 護 者 と の 面 接 は 、 子 ど も の 障 害 の 状 態 、 生 育 歴 、 教 育 や 保 育 な ど の 状 況 、 希 望 す る 教 育 内 容 や 方 法 等 に つ い て 、 保 護 者 か ら 必 要 と な る 情 報 を 得 る と と も に 、 特 別 支 援 学 校 等 に お け る 教 育 の 内 容 や 子 ど も の 発 達 の 段 階 に 応 じ た 学 習 内 容 等 に つ い て 、 保 護 者 へ 情 報 を 提 供 す る 機 会 で も あ り ま す 。 ま た 、 保 護 者 と 相 談 者 が 、 面 接 と い う 機 会 を 通 じ て 、 適 切 な 就 学 の 場 に つ い て 、 互 い の 意 見 や 情 報 を 交 換 し 、 共 通 理 解 を 深 め る 場 で も あ り ま す 。 こ の た め 、 面 接 に 当 た っ て は 、 以 下 の 点 に 配 慮 す る こ と が 大 切 で す 。 (3) 援 助 者 と し て の 姿 勢 就 学 期 の み な ら ず 保 護 者 に 対 し て 、 子 ど も の 可 能 性 を 伸 長 す る 教 育 環 境 や 教 育 内 容 ・ 方 法 に つ い て 、 継 続 的 に 指 導 ・ 助 言 を 行 う こ と が 必 要 で す 。 さ ら に 、 保 護 者 に 教 育 の 場 に お け る 提 供 可 能 な 教 育 内 容 等 の 情 報 を 提 供 し 、 そ れ ら を 保 護 者 が 自 ら 整 理 ・ 統 合 し 、 適 切 に 判 断 す る こ と が で き る よ う 、 援 助 す る 姿 勢 で 相 談 に 臨 む こ と が 大 切 と な り ま す 。 ・保護者が心を開いて話せる雰囲気をつくるために、面接する場の環境を静かでくつろげる ようにすること。 ・限られた時間内での大切な出会いの機会であることを念頭に置いて、相互の信頼関係を築 くことができるように配慮すること。特に、相談が単なる質問や調査に終わらないように 十分留意すること。 ・保護者に不安感を与えたり、誤解を生じさせたりすることのないように配慮すること。 ・相談者は、個人情報の保護のために、相談内容を守秘する義務があること。

(26)

Q 14

総 合 的 な 情 報 を 提 供 す る た め に

教 育 相 談 に お い て 保 護 者 に 提 供 し な け れ ば な ら な い の は 、 子 ど も の 可 能 性 を 最 大 限 に 伸 長 さ せ る こ と が で き る 教 育 の 場 に 関 す る 正 確 な 情 報 で す 。 こ の た め 、 教 育 相 談 の 初 期 段 階 に お い て は 、 相 談 者 は 、 保 護 者 に 対 し 、 そ の 子 ど も に と っ て 「 今 、 ど の よ う な 学 び が 必 要 で あ る か 」 が 認 識 で き る よ う な 援 助 を 行 う 視 点 を も つ こ と が 大 切 で す 。 そ の 際 、 様 々 な 情 報 を 保 護 者 が 理 解 し や す い 表 現 で 示 し 、 ま た 、 特 別 な 教 育 的 対 応 の 必 要 性 に つ い て 保 護 者 が 判 断 で き る よ う な 情 報 を 提 供 し て い く こ と が 必 要 で す 。 さ ら に 、 子 ど も の で き る こ と や 進 ん で い る 面 ( 良 い 面 ) を 具 体 的 に 示 し 、 今 後 の 教 育 目 標 や 課 題 を 明 確 に す る こ と も 大 切 で す 。 特 に 、 就 学 先 の 決 定 に つ い て は 、 保 護 者 に と っ て 最 大 の 関 心 事 項 の 一 つ で あ り 、 保 護 者 の 多 く は 、 就 学 す る 予 定 の 学 校 に お い て 、 自 分 の 子 ど も に ど の よ う な 学 習 内 容 を 設 定 し 、 ど の よ う な 方 法 で 教 育 を 行 う の か 、 子 ど も の 成 長 ・ 発 達 の 見 通 し な ど に つ い て 、 具 体 的 に 知 り た い と 考 え て い ま す 。 こ の よ う な 保 護 者 の 希 望 に 応 え 、 保 護 者 の 十 分 な 理 解 を 得 る た め 、 学 校 と の 連 携 や 協 力 を 十 分 に 図 り な が ら 、 具 体 的 な 情 報 提 供 の 機 会 と な る 学 校 見 学 や 体 験 入 学 の 機 会 を 活 用 す る よ う 保 護 者 へ 積 極 的 に 働 き か け る こ と が 大 切 と な り ま す 。 ま た 、 保 護 者 を は じ め 小 ・ 中 学 校 等 の 教 員 や 一 般 社 会 の 人 々 の 障 害 の あ る 子 ど も に 対 す る 教 育 へ の 理 解 ・ 認 識 を 深 め る こ と も 大 切 で す 。 学 校 見 学 保 護 者 の 学 校 教 育 に 対 す る 期 待 を 十 分 理 解 し 、 就 学 し た 場 合 の 指 導 の 内 容 や 子 ど も の 成 長 ・ 発 達 の 見 通 し な ど の 具 体 的 な 説 明 を 。 体 験 入 学 具 体 的 な 計 画 に つ い て 、 学 校 全 体 の 共 通 理 解 を 図 り 、 子 ど も が 温 か い 雰 囲 気 の 中 で 、 楽 し く 活 動 が で き る よ う な 配 慮 を 。 啓 発 資 料 の 活 用 保 護 者 等 の 就 学 に 対 す る 理 解 を 深 め る た め に 学 校 の 教 育 活 動 等 の ビ デ オ や 写 真 、 学 校 紹 介 パ ン フ レ ッ ト 、 ホ ー ム ペ ー ジ 等 の 活 用 を 。 先 輩 の 経 験 に 学 ぶ 機 会 を 既 に 就 学 し て い る 子 ど も の 保 護 者 の 体 験 を 聞 く 機 会 や 就 学 に 関 す る 体 験 集 の 活 用 を 。

(27)

Q15

道立特別支援教育センターの教育相談は

道 立 特 別 支 援 教 育 セ ン タ ー で は 、 総 合 的 な 観 点 か ら 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 の 障 害 や 発 達 の 状 態 等 を 的 確 に 把 握 し 、 健 や か な 成 長 発 達 を 目 指 し 、 子 ど も 一 人 一 人 の よ さ や 可 能 性 を 十 分 に 発 揮 で き る よ う 、 教 育 相 談 を 行 っ て い ま す 。 教 育 相 談 の 内 容 に つ い て は 、 就 学 、 障 害 や 発 達 の 状 態 、 早 期 教 育 や 家 庭 教 育 、 学 校 教 育 や 進 路 、 補 装 具 や 教 育 機 器 な ど を 扱 っ て い ま す 。 相 談 の 実 施 に 当 た っ て は 、 個 々 の 障 害 の 状 態 等 に よ っ て 、 専 門 の 相 談 員 が 行 っ て い ま す 。 ま た 、 医 学 的 な 診 断 や 福 祉 制 度 の 活 用 等 に 関 す る 相 談 に つ い て は 、 併 設 す る 北 海 道 立 心 身 障 害 者 総 合 相 談 所 や 石 狩 保 健 福 祉 事 務 所 児 童 相 談 部 ( 北 海 道 中 央 児 童 相 談 所 ) と 連 携 を 図 り 、 相 談 者 の ニ ー ズ に 応 じ た 相 談 を 行 っ て い ま す 。 特 に 、 就 学 に 関 す る 相 談 に お い て は 、「 適 切 な 教 育 を 受 け る た め の 就 学 の 場 は ど こ だ ろ う か 」「 特 別 支 援 教 育 の 対 象 の 子 ど も で あ る と 言 わ れ た ら ど う し よ う か 」「 特 別 支 援 教 育 の 必 要 性 は 理 解 で き る が 、 受 け 入 れ が た い 」 な ど の 保 護 者 の 心 情 や 「 親 戚 や 近 所 の 目 が 気 に な る 」 等 、 障 害 の 種 類 や 状 態 を 問 わ ず 、 保 護 者 の 不 安 や 悩 み な ど は 大 変 大 き な も の が あ り ま す 。 そ の た め 、 相 談 に 当 た っ て は 、 保 護 者 の 不 安 や 悩 み 等 を 十 分 に 理 解 し た 上 で 、 そ の 子 ど も の 障 害 や 発 達 の 状 態 は も と よ り 、 教 育 的 ニ ー ズ 等 を 的 確 に 把 握 し 、 よ さ や 可 能 性 を 最 大 限 に 伸 ば す こ と の で き る 教 育 の 場 に つ い て 情 報 を 提 供 す る と と も に 、 保 護 者 が 就 学 の 場 を 適 切 に 選 択 で き る よ う に 助 言 を 行 っ て い ま す 。 ま た 、遠 方 の た め 、来 所 が 困 難 な 保 護 者 に 対 し て は 、巡 回 教 育 相 談 に お い て 、 就 学 等 の 相 談 を 行 っ て い ま す 。 な お 、 就 学 に 関 す る 相 談 に お い て は 、 次 の 点 に 留 意 し て 相 談 を 進 め て い ま す 。 ・ 障 害 や 発 達 の 状 態 等 を 的 確 に 把 握 す る た め に 、 種 々 の 心 理 検 査 等 を 活 用 す る と と も に 、 保 護 者 や 関 係 者 か ら 、 様 々 な 視 点 で 情 報 収 集 を 行 っ て い ま す 。 ・ 保 護 者 の 心 情 等 を 十 分 に く み 取 る と と も に 、 保 護 者 の 願 い や 将 来 の 希 望 な ど に つ い て 十 分 に 聞 き 取 り ま す 。 ・ 望 ま し い 就 学 の 場 に つ い て 、 保 護 者 や 関 係 者 と と も に 考 え ま す 。 ・ 子 ど も の 教 育 上 の 課 題 を 明 ら か に す る と と も に 、 望 ま し い 教 育 内 容 や 指 導 方 法 等 、 特 別 な 教 育 的 ニ ー ズ に つ い て 具 体 的 に 説 明 等 を 行 い ま す 。 ・ 特 別 な 指 導 の 必 要 性 や 特 別 支 援 教 育 の 成 果 等 に つ い て 理 解 で き る よ う 、 分 か り や す く 説 明 し ま す 。 ・ 相 談 内 容 は 、 個 人 情 報 保 護 の 観 点 か ら 、 道 立 特 別 支 援 教 育 セ ン タ ー が 知 り 得 た 個 人 情 報 の 安 全 管 理 に 努 め て い ま す 。

(28)

Q16

障害の種類、程度等に応じた適切な教育の場とは

特 別 支 援 学 校 で 教 育 す る 視 覚 障 害 者 、 聴 覚 障 害 者 、 知 的 障 害 者 、 肢 体 不 自 由 者 又 は 病 弱 者 の 障 害 の 程 度 は 、 学 校 教 育 法 施 行 令 第 22条 の 3 で 示 さ れ て い ま す 。 こ の 障 害 の 程 度 に つ い て は 、 平 成 25 年 9 月 の 学 校 教 育 法 施 行 令 の 一 部 改 正 に 伴 い 、 障 害 の あ る 児 童 生 徒 等 に 対 す る 早 期 か ら の 一 貫 し た 支 援 に つ い て ( 平 成 25年 10月 4 日 付 け 25文 科 初 第 756号 通 知 ) の 中 で 示 さ れ て い ま す 。 こ れ ら を ま と め る と 次 の よ う に な り ま す 。 障 害 障 害 の 程 度 と 教 育 の 場 別 視 覚 障 害 者 及 び 弱 視 者 聴 覚 障 害 者 及 び 難 聴 者 両 眼 の 視 力 が お お む ね 0.3未 満 の も の 又 は 視 力 以 外 の 視 機 能 障 害 が 高 度 の も の の う ち 、 拡 大 鏡 等 の 使 用 に よ っ て も 通 常 の 文 字 、 図 形 等 の 視 覚 に よ る 認 識 が 不 可 能 又 は 著 し く 困 難 な 程 度 の も の 障 害 の 状 態 、 本 人 の 教 育 的 ニ ー ズ 、 本 人 ・ 保 護 者 の 意 見 、 教 育 学 ・ 医 学 ・ 心 理 学 等 専 門 的 見 地 か ら の 意 見 、 学 校 や 地 域 の 状 況 等 を 踏 ま え た 総 合 的 な 観 点 か ら 、 当 該 児 童 生 徒 が よ り 適 切 な 教 育 を 受 け る こ と の で き る 学 校 種 が 小 学 校 、 中 学 校 で あ る と 判 断 さ れ た も の 拡 大 鏡 等 の 使 用 に よ っ て も 通 常 の 文 字 , 図 形 等 の 視 覚 に よ る 認 識 が 困 難 な 程 度 の も の 拡 大 鏡 等 の 使 用 に よ っ て も 通 常 の 文 字 、 図 形 等 の 視 覚 に よ る 認 識 が 困 難 な 程 度 の も の で 、 通 常 の 学 級 で の 学 習 に お お む ね 参 加 で き 、 一 部 特 別 な 指 導 を 必 要 と す る も の 特別支援学校 (視覚障害) 特別支援学級 (弱視) 通級指導教室 (弱視) 小・中学校 両 耳 の 聴 力 レ ベ ル が お お む ね 60デ シ ベ ル 以 上 の も の の う ち 、 補 聴 器 等 の 使 用 に よ っ て も 通 常 の 話 声 を 解 す る こ と が 不 可 能 又 は 著 し く 困 難 な 程 度 の も の 障 害 の 状 態 、 本 人 の 教 育 的 ニ ー ズ 、 本 人 ・ 保 護 者 の 意 見 、 教 育 学 ・ 医 学 ・ 心 理 学 等 専 門 的 見 地 か ら の 意 見 、 学 校 や 地 域 の 状 況 等 を 踏 ま え た 総 合 的 な 観 点 か ら 、 当 該 児 童 生 徒 が よ り 適 切 な 教 育 を 受 け る こ と の で き る 学 校 種 が 小 学 校 、 中 学 校 で あ る と 判 断 さ れ た も の 補 聴 器 等 の 使 用 に よ っ て も 通 常 の 話 声 を 解 す る こ と が 困 難 な 程 度 の も の 補 聴 器 等 の 使 用 に よ っ て も 通 常 の 話 声 を 解 す る こ と が 困 難 な 特別支援学校 (聴覚障害) 特別支援学級 (難聴) 小・中学校

参照

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