雑草剤2,4,5-Tの小麦作並びに大豆作に及ぼす影響-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

98 香川県立礫科大栄学術報告

殺草剤2,4・,5一丁、の小麦作並びに

大豆作に及ぼす影響

植 木 邦 和

On the effect of2,4,5−trichlorQphenoxyacetic acid upon the g上・OWth\and yield of wheat and soybean

By Kunikazu UEK王 (Received Apri130,1954)

Ⅰ.緒

q 最鱒.,琴革別による水甲雑草防除の英馴ヒと共に,2,4−di血)Ⅰ・Opbenb玄ya毒血acid(2,4−D)等産 (4)(5) (6) (8)(JO) よる坤作除草た閲す去研究(荒井戌等1952,1953;井上氏1953;笠鱒氏19織1952ノ;川面底 (11) (13) (14) 等.1953;農林省農業改良局研究部1b53;竹松民i951)が行われている. 筆者も1949年以来,米国で英恥供している2,4,5」trichioIOPhqnoxyチC去ticqcid(2, 雑草防除並びに腰単機碍に関する研究を行い,水[岬単に於いてほ,2,4」〕に劣らず冶■効であるこ (15)(1b) 七を指摘しておいた・(植木i950,′王952)本実験ほ・,翠,4,5−Tに・よる畑作除草に阿す亭研尭の して,小安作並びに大豆作に於ける2,4,5−Tの除草効果並びに各作物に冬鱒す影響を, 2−m∈坤yl・・4−dllorophenoxyacetiq acid(MCP)と比鞍して試験したものである.毛・.の結果, び大豆作に於いては,2,4,5−・Tも,他の殺単利と同様,各作物の生育呼期及び処理方法等によって, 影響を異にするカモ,処理を適切にすれば,メ田作殺軍法としで有利な羊とが判明した・囲って,蕊庭, 英験結果の大要を報告し,参.考に供する次第である. 本研究を芙施するに・当り,樫々御教示を賜った京大琴川教授,赤藤助教授並びに.多大¢御便宜を与 えられた本学果上学轟,野田農場炭に・苅㌧,深謝の意を表する次第である‥岡,涼■大鹿褒化学研究室 並びに石原産業株式会社より,殺単利の掟供をうけたものであり,本実験は.,文部省科学研究費め補 助の下に於いて行ったものである.共に樺・く御礼を申し上げる.

㌍.実験材料及び実験方法

1.実 験 材 料 供試作物及び品種は.,香川倍大農場産の小変「償林51号.」及び大豆「晩生30号」である. 2,4り5−Tソー・ダ墟(酸含崖80.0.%)ほ,京大俊英化学研究室に於いて,殺虫剤BHCの無効成分 より合成されたもので,比較に用いた2,4−Dソーダ塩(酸含旨80.5鬼),2,4−Dアミン塩(酸合憲 41.0%)並びにMCP アミン塩(酸含鼠41・0%)は,石原産業株式会社揆供の製品である. 2.実 験 方 法 実験計画の大要ほ,以下の如ぐであって,〔首〕では,播種藩後の便開が小変及び大豆に対する影 響を,〔Ⅱ〕に於いてほ,招種前或は春季の使用が小麦作紅,又生育中期畦内及び峡間使用が大豆作 に対する影響を検せんとしたものである∩

(2)

、99 欝6巻第1号(1954) (A)小麦に関する英験計由 (Ⅰ)播種直後に二.使用した場合 (1953) (Ⅱ)播種前或は春季に.使用した場合 (1952)

炉酢評評訂瑠頂

試験区膚可 殺革剤の種類及び反当 処:喋 螢(酸 蛍) 処 理 嘩⊥遡

月、日 エ2..6

4,20 12,.6 420 月 日u工212∽︼ 2い4・5−Tソーダ塩 24−・DソL−・ダ塩 2.4−Dアミン塩 MCPアミン塩 無.処 理 No. 6 No. 7 No. 8 No. 9 No.10 21・4・5・−Tソーダ塩 214…5−TソL−ダ垢 2・4−Dソ“∵ダ塩 2 ・4−・Dソ−・ダ墟 慣 行 除 草 No. 1 No. 2 No.、 3 No. 4 No. 5 ⊥⊥l1 11 ユ ユ (備考)播種期日:12月8日 試験区:1区劉1坪4遷御乱塊法 処理法:処理区は各処理時期に水溶 液と、して全面癖布し,慣行 除草区ぬ5月3目及び4月 20日に手取除草を行らね (備考)播種期日:11月12日 試験区こ:滞積鱒( 3個 1箱40粒宛播種 処理法:播種襟土後水溶液とし七撒 布 (B)大豆に関する実験計画 (Ⅰ)播種直後に使用した場合 (1953) (Ⅱ)生育中期畦間傭肝した場合 (Ⅰ9殉 敷革剤の桂類及び反当 処 三軍 螢(幣蜃) 処 理 牲 . 月 EJ 85 85 85 8。5 g 50505050剛50505〇一 ュ ー ユ ュ ユ 11− 寧飛石顧常夏百戻尊 く≡埋 蛍(酸∵壇) 試験区番号i琵 都21222324 〇〇 〇 〇 〇 4444 Z2,2,Z慣 5−・Tソ−\ダ墟 100g 5−・Tソーダ塩 150 5−Tソ−ダ塩 、200 222222一 88︵む フ7フ叫 880C D ソー・タ塩 150 行 除 草 (備考) 播種時期:7月16日 試験区:1区劉1坪,4連判乱塊法 処理法:各試験区共8月20日に中研除草を 行い,処理区ほ,その2E;傾永溶 液として畦間撒布し,慣行除草区 は8月4日把手取除革を行った” (備考) 1」、試験区 No・11′}No.15 播種期日:8月3El 試験区:播種箱(1尺×2尺)各区3個 1箱24粗宛播種 処理法:播種覆土後水溶液として撒布 2.試験区 No√・ユ6一}No19 播種期日:8月3日 試験区:磁製尺鉢各区共3個1鉢3株 処理法;1の場合と同株

皿.実験結果及び考察

11・播種膚彼の使用が小麦の発芽並びに初期生育に㌧及ぼす影響.

各試験区に於ける,小安の発芽歩合,発芽日数及び播種30日後並びに50日後の草丈,風乾重の調査

終発は,欝i表及び欝1図の如ぐである,

(3)

100 香川県立牒科大学学術報告 繋ぎ1図 播種即旧務力小変生育状況(汰去) 第1衷 小麦の発芽及び生育 挿 穂 播 種 30 日㌧ 務= 50 草丈l風乾層 7350 23125 99999 g22︻b滋▲ ﹁﹂2345 8\α 〇 (傭考)草丈及び凰乾魔は各試験区共35樹体平均 播種膚後全面土壌処琴レた,

15dg(酸乱

の発芽率食は,ニ触処鱒区のNo・、5や2,4−Dソ−ダ塩反 当15qg処理乱 写,4こDアミン蟻反当150g処理.区及び MC′Pアミン垢反当150g処理区のNo=2,No.3及びNo,4 と此戦して大差ほない.又,発芽日数については,2,4, 5−・Tソ」−・ダ塩反当ほOg処理区のNo.1は,2,4−Dソー ダ塩反当150g処理区のNo.2や触処理区のNo.5に比 し,等しいか殆んど同じであり,2,4−Dアミン塩反当15 0g処理区及びLMCPアミン塩反当卿g処戴!区のNo小3及 びが0・、4より促進している.即ち,発芽状況ほ,処瓢鼠 草T:無 処 理 TN:2,4,5】−rソーダ塩反当150g処理 DN‥2甚Pソーダ墟反当150g処理 及び処鱒時期等に・より興る牟思われるが,本実験でほ,著しい発芽避妊や発芽率申低下ほ認め坤な い∴⊥方,播種30日後戎ほ50軋後の小安くの郡階常に対しては,2,4−Dアミソ塩やMCpアミン埠程 (6) (9) 癖随及ぼすさないが,骨上界(溌3トや笠原■氏等(揃1)の場合の如く/知処理区二紅勒,梢,′殺 朝粧2,4,5ニTソ−ダ塩によ・恵庭笥阻害ゐ傾向を示している.従つrて,挿態直後の一2,4,5・−Tソ「・ダ塩 反当

はIsopropyトNpPhenylcarbonate(IPC)同様実用上適当でないようK,思われる

2・播種前及び春季便閏が小麦の生育,収巌並び庭雑草屋に及ぼす影瓢 小麦播′嘩2日前に全面皐壌処理した場合及び出穂直前の4月20日に.,楼内及び畦閏土壌軟処理した 場合に於ける小麦の生育,収崖並び に.畦上に残存した雑草鼠を調査した 結界ほ第2琴の如くである・ 即ち,稗艮及び茎数革ついてほ, 2,4,5−Tソーーダ塩反当100g処理区ほ, 2,4−Dソ−ダ塩反当100g処ヨ蟄区同様 出稔直酪処理区のNo..7の方が,播 種前処理区のNo.6より大であり, 穂長ほ,2,4,5−Tソ−ダ塩反当100g 及び2,4−Dソ−・ダ塩反当100g各処 理区共,播種鮒処理区のNoい6及び No.8が;出穂直前処理区の‘No‖7 及びNo・9くより硝長:いが,いづれも 第2衣 小安の生育,収屋及び残存雑草鼠  ̄■一 嘉蔽1元首丁意表1遍高僧三暦「悪訂卑語 言引 653 …・gl詣… ・ 言写主音 g50050 っノ○︶569 3︵J333 11﹂1−ユ 1⊥ g40⊥49 6﹁ノブ66 ︵J33つし3 g86437■

69フ6

1 No一6 No.フ No、8 No.9 No.10 4536︵0 4.4▲444 0ごuO〇〇 58505 (備考) 調査期日 ‥.生篭調査6月4 調査方法:押流及び根菜ほ名試執事共4連判1区30個体平均, 茎数ほ播種潤50c‡峰子測定,変粋風乾重,子実客質及 び残草塩ほ各試験区.共1坪当,残存推挙は6月8口 抜取後†動乱阻測定・

(4)

iOl

・欝6巻第1号(1954) 触処理区のNo.10 と大差がない.又,2,4い5−T ソーダ塩反当100g処頚至区の収鼠に/ついてほ,安梓 凧乾啓 子芙容鼠,精麦一升蚤及び千粒蚤は,出穂直前処理区二のNo・7が,挿程前処理区このNoり6 より梢増加しでいるが,2,4鵬Dソーダ墟反当iOOg処理区のNo小8及びNo.9並びに知処理区のNo・ゝ10 に比し?敵く少数の倒タトを除き著しい差異が認められない・子実容量の分散分析の終発,2,4逐一T シニダ塩出穂直前処理区のNoこサは,∴触処理区に比し,危険率1%として有意差が認められなかつ 鞍.∴挿程前処理区のNo・¢石こついでは,安梓風乾払 子笑容遠及び精麦山升董が,無敗哩区に比し 梢劣り,子寛容墨の分散分析の結果,1%の危険率で有意雇が認められた. (2) (1望) 場上の結束ほ,天辰氏等(1950)及び河合氏肇(1950)の2,4一由ソ−ダ塩による小安及び裸麦作 除草の結果と相似た傾向を示すものであり,2,4…5・−Tソ−ダ塩反当100g処理の場合は,播種前処理 は,梢小麦作隼影響を与え,出租直繭処理ほ・,生育及び収闘いこ著しヤ、瀞響は認め難いようである・ 尚,2,4;5−・Tソーダ墟反当100g処理区の雑草抑制状態は,2,4−Dソ−ダ塊反当iOOg処理区とl司様な 傾向を空し,挿種前処理・よりも出穂直繭処理の方が,その抑制効果が着い、0 猷′収穫時まで残存し た主賓雑草は,スヾメノチッポク,ハルクデ,ハコベ等であった・ 以上の如くゝホ安の播種前及び出楓畳前に・2,4,5−Tソーダ塩反卦iOOg処理㌧た場合ほ,崎型椅や崎 型茎の発生も認めならないが,伸長期の3月 界 2 図 1!岬′に2,4,5−Tソ・−ダ鴇反当100g処瓢の場 2,4,5−Tソ−ダ塩反当100g処理による 鰯2,岬ソー ̄ダ塩反当10Pg処理の場合と L 小変咽稚(×与) 同樺,筋卑屈の如き,噛型椎や崎型茎を発坐 骨る」ここ. 処理/した瘍合の小安及び裸麦に.わいて,河合 (l皇) く7) 戌専(1950),石井氏(1950)も認めている 処であるが,これは,殺革剤の花器姶原イ本分 化に及ぼす影響に,起因するものであろう. 3.挿種直後使用が大豆 並びにJ奴静に及ぼす彫響

第 3 図

大豆め発芽及び初期生滞 {\′/一

/イ

614121086 1 挿裡直後全面土壌処理をした場合の大豆め発芽歩・ 合,発芽日数並びに掃種12日彼の茎艮根長及び風乾 重の調査結果を示せば仁欝3図の如ぐである. 発芽歩合,発芽日数についてほ,2,4,5−・TソL−ダ 塩反当150g処檻区の虻0巾ilは,無処理区のNo.15に.比 し,特に著しい影響ほ.認められないが幼椒が薬害を うけ,第4区の如く,崎塑樺の発傾が甚しく,播種 彼12日喋の有難生笥ほ,2,4−・Dソ−ダ塩反当150g, 2,4−Dアミン塩反当150g,及びMCPアミノ塩反 当150g各処盟区のNo、・12,No∴ほ及びNo.14 と同 様,鰍処致区盲こ比し,梢劣サているい これと同様な (Ji) 結果を,荒井氏等(ヱ952)も,大豆の2,4−わソー・ダ 塩処理に於いて認めている・

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3 Abユま ∧b15 ∧む一11 ♪ゐ“12 .油1 (備考)草丈、植民及び夙乾蚤ほ令試堵剥ぎ:共15個体平均

(5)

香川県立厳科大学学術報告 第3東 大■豆の生簡及び収還 102 第 ′4,図 2,4,5−Tソータ櫨反撃150g処理による 大豆の鴫型板(×5)

蒜忘謂1讃−

塾 _− ︵=〇404 ∩︶′OUnW6 ︵∠⊥22 gフ683 2︵J23 mュO13 C4444 gO5フ5 つムつんュ2 本川沌84 56R︶︵b 叫牒凋凋凍 C 2 6フ89 1⊥十⊥11“ 0 0 0 0 NNNN g8086 4536 403フ ■⊥■⊥l l (備考) 調避親日:生簡調査11月21日, 収罷調一夜11月革0日 調査方法:

第6因

幡田の大豆(×姦) ST:無 処 理 TNニ24,5−Tソー・・ダ塩反当150g処理 DN:2,4−Dソ叫ダ塩反当150g処理 ST:無 処 理 TN:2,4,5−Tソーダ塩反撃150g処理 DN:2,4−Dソ−ダ嬢反撃150g処理 又,鉢試験により,挿種直後土壌処理した場合に於けるヮ ′ニト腎及び収量調査の結果は第3索及び第 5図,第6図の如くである. 即ち,初期生育の不良が,その後の去育及び収嵐にも彩饗してい・る.この傾向は,他の殺単剤2,4−D ソ・−ダ塩及びMCPアミン塩に於いても認められ,播種直後全面土壌処理ほ,2,4,5−Tソ・・一ダ塩 の場合に於いても,薬害回避の方法を遇Ⅶ聡しなければ,大豆作に障害を与えるものと思われる。 4.生育中期畦間使用が大豆の生育,椒牒並びに雑草量に及ぼす影響 大豆の生育中期に当る8月5酎こ,処理ぷを異にし,大豆にかゝらぬように,畦問土壌処理した瘍 合に.於ける大豆の生育,収軍並びに畦上.に残存した雑草≡去の調査結果ほ,第4衷の如くであるい 即ち,茎畏及び分枝数についてほゥ2ユ4,E−Tソ−ダ塩各処理区共,無処唾短や2,4−・bソ・−ダ垢処理 区に比し大貴が認められない.

(6)

第6巻第1骨(1954) 第ノ4教 大豆の生育,収鼠及び残存維単崖

103

茎校風乾壷及び爽盈についてほ, 2,4,5−Tソ・−ダ塩反当150g処理区の No.2まは,2,4,5−Tソ−・ダ塩反当100g 及び200g処理区のNo..20及びNo.22 や無処薫別茎のNo.24及び2,4,−・Dソ ーダ蟻反当ほOg処ヨ頭.区のNo.23に、比 し,梢すぐれているが,著大な差とは 云えないu 子笑壷についてほ,分散分 析め結果,熱処理区との間把は危険率 5鬼rとしても有意差がない.尚,2,4, 5−Tソーダ墟反当100g及び200g処理 区の No・20及びNo..22が,、茎枝風 乾妥,爽重及び子笑壷に.ついて,  ̄】 ̄ ̄ 麺師丁亮「面藤「妻板 ︵つノ9﹁ノ89 55555 本539OJ 6っノ6﹁ノ5 m88358 C﹁ノ7■m︵ロn0 3333︵J g41﹂958 ∂2 232つん3 げb4497・9 6 22 いト93266 ∠ Ol1⊥l −1﹂l ユ ユ ぴb5022 0仁山︵∪[じ 80UQU8 l l⊥1一2 94﹁ノニパー﹁/ g1921∩︶ 1〇〇2 3つ︶33︵J g 2 1 6 0 8 ∩︶−ふ234 2222つム 0 0 0 0 0 NNNNN (備考) 調査期日:生育調査臥月21日(処理前)11月14日(処理後) 収患及び残草敬調査1り]22日 調査方法:塞壌十分校数,茎校風乾爵,共感及び子笑壷は各試 験区共4適例1区40個体平均,残草竃は各試験区 共1坪当仁残存雑草ほ11月15日綾取後風乾蓋観客

2,4,5−Tソ「ダ塩反当i50g,2,4−Dソ…ダ蟻反当150g及び無処理区のNo・21,No.23及びNo.24

に比し,相計っているが,各試験区共卜著しい差異ほ認められない.又,雑草の抑制状況に.ついては 2,4,5・一丁ソ・−−ダ塩反当i50g処理区ほ,2,4−Dソーーダ塩反当ほOg処想区と同様,無処理区をこ比し,著し い効果を示しでいる」 (14) 以上は,竹松氏(19封)の2,4−Dソーダ塩に1於ける結果と略田似ているが,2,4,5−Tソ−−ダ塩反当 150g以外の処理の場合に.於ける,収量及び推挙抑制効果に.ついては,今後更龍検討せ要する. 以上の結果より,2,4,5′−Tソ・−ダ塩の場合も,大豆の主背中期に.於ける,中桝除草後の哩間土壌 処理は,反当150g程度であれほ,播種盾後の全面土壌処矧こ比し,減収する程の影響もなく,生育中 期後の唾間椎単の結芙及び東圭を防止することが可能と.なり,大豆作上効果的であるように思われ る. 即ち,土質,品て乱 栽培法及び降雨の尊期,量等により−一・概にほ云えないが,小麦作に於いて:は, 出穂直前反当用0感激和すれほ,又,大豆作に於いてほ,生育中期に,中排除単複反当15d畠を作物の 地上部にかゝらぬように畦間に撒布すれば,特に・減収・す−る程の影響もなく,生育後期の雑草め結夷及 び発生を阻止出来るようである (1) (3) ←かし乍ら,ノ安藤子戌等(1953)や荒井氏等(1捌)の言う如く,殺単科による畑作除草効舞は水 稲作ゐ場合程顕著なものでな)†・従って,今後ほ,作付体系上,他の除草法との適切な結合を図るこ とにより,穀草剤放用の.簸周漁忍義をたかめる必要がある.

軋 摘

要 1n ノ卒研究は,2,4,5−Tによる雑草防除並びに戯単機措に潤する研究の1郎として,殺草剤2,4,5 −Tソ−ダ塩土壌処理が,小安作並びに大豆作に及ぼす影響を調査したものである, 2・/小麦の灘蘭直棺の全備土壌処性ほ,小変作に梢恋い影響をもたらし,雑草防除効果も著しくな い′・/播種直後全面土壌処理は,・発芽にほ大した影響を及ぼさないが,2,4一・−Dソ・−−ダ塩,MCPアミ ン嘘及びIPC同敵初期生育を梢阻害する・−一・方,小麦め出穂直納反当100g(顔劉処理の場合 ほ,小麦作にほ影響を認め難く,処理後の雑草の結実及び発生;.を閉止する.軋仲良期処理は,崎型 穂や崎型茎を著しく発生せしめる 畠・大豆め播種直後全面土壌処理ほ,発・芽にほ特に大なる影響はないが,2,4・−Dソ−ダ塩及びア ミン塩やMCPアミン塩同線 著しく疇型板を発生せしめ,初期生育が不良であり,爾後の大豆作

(7)

104 香川県立鹿科大挙挙術報沓 に障害をもたらす。一・方,大豆の生育中瑚軋中耕除草後,2,4J5−Tソ:−ダ塩反当150g(酸鼠)十畦間 土壌処恐の場合ほ,2,4・−Dソーダ塩同様,除草効果もあり,大豆作にも影響を与えない. (本報告・の穿旨ほi954年4月4月1東扇二大学戊学部に.おける欝103担旧本作物学会講演会軋於いて.発裳 レた.) Ⅴ. 引 用 文 献 Ⅲ 安孫子翠{■他10名(i953):2,4−Dほ畑作除草法として有効であるか(3)腱及閲小Vol28−No・7 r.2ノ∴天板克己,陣聖‡久好(1950)‥殺単利2,4−D酸の麦作に対する影響・頗及阻Vol25・No8 (声jノ荒井正雄〉川島良一・(1951)=2,4−Dによる畑作雑草防除試験について・・(2,4−D普及会う (隼T−ノ熊崎吉男(1952):2,4−・牝よる畑作除草旗及園Vol271‰6・ (5)TT,片周孝義(1953)‥2,4−・Dによる畑作雄琴防除に濁する研究2・4−Dの研舟 No・2・ (6)井幸肇(19軍)‥ヱPCに.よる玉葱及び小安の雑草防止に関する試験殺草剤工PC応用試験成級(兵膵贋試) (7)石井輝士(1950):殺草剤2,4−Dの小変に対する影静.育種と儀芸‖ Vol“25No・12 (8)笠硬変犬(19鰻):2,4−Dによる耕地雑草の防除試験(第1報)農学研究Vol・38・No・2 (9)∴⊥ニニ⊥木村忠司(1951):工PCによる麦畑地の雑草防除試験(滞1報)… 日作紆Vo王−20」Noけ1∼2 」トー(1952):本邦畑地雑草の地理的労称 日作紀Vol・20・Noふ′4・ 的川田信一J灘,祭儀桂(1953):24−・Dを畑地雑草紅利用する場合の基礎的一児阻 贋及園りVdlゝ28/No・5 ㈹ 河合叫・郎,′J\野寺恭平(1950):214−Dによる除草が麦作に及ぼす影静靡及園・Volい25小 No9 ㈹∵ノ贋稀筍廣菜改良局研究部(1953):1耕一127年麓畑作試験中閏報告2・4−ひの研究・恥2 紬 竹松野犬(1951)‥2・4丁D瞳謂土壌処理による畑地維草野除拭臥 2・4−・Pによる本邦畑地雑草防除に閲す 基礎及び巧用試験成掛・(24−D普及会) ぬ∴鹿本知和(1650)‥2,4,5・Tに㈲る永田雑草防除言残験(予軌… 防虫科学…No。15∬ ぬ⊥⊥⊥(1952)‥永田除草忙対する2,4,5−Tの利用についで 日作紆Vol・21No1・}2

R e s u m e

l小 The effectsof$Odium sal七Of 2,4=,51Atrichlorophenoxyacetic acid uponthegrowthand yield Ofwbeatand soybean w・e‡e Studie且

2一・The applica貞on of this chemicalon the s〇ilsurface拍St before the sowlngShowed?Ome− what badinfluence upon the Ⅵheat,and the weed cc・ntrOlling effect was not remarkable. 3.’The application on th色sc・ilsurface ju$t after the sowing showed no badinfluence up〇n the

germination of wheatり But the chemicalinjury resernblingthat seenin the case when treatedwith the sodium salt of 2,4−D,the amine salt of MCP orIPC was observedinit岳

eaI・1y g工−OW軋

4.Applying100gof 2,4,5−Tper tan(990m2)jus七before the headingStage,badinfluence WaS SCarCely observeまon払e wheat,andthe fruitingand germination of weeds were chec・

ked小 The application atthe early grOWth stage,brought remarkably the malformeユ heads and stalks

5.Applying.iustafter thesowing,nO$eVereinfluence was seenonthegerminationof sc)ybean: But鱒alfor’me卓工00tS Were abundantiy proiuceユ,the early growth of plants was poor,and

th9 yield wasalsc>damagei,Similar with the case whe工e the sodi11m Salt of 2,4−p,the amine salt of2,4一−D oI・MCP w・e‡・e11Sed

6.Applyin琶150g of 2,4,5,T per・tan(990血2)at the middle stage of gr・OWth betweenthe rowsinthe field after c111tivating and weei主n3,the weeic〇ntrIOllin.g effect simi1ar with that of sodium salt of2,4−D was observedand the yield was normal

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