1997年度目本オペレーションズ・リサーチ学会
春季研究発表会
1−B− 9
石油精製業における生産管理システムの統合化
−システム構築の要素技術について−
01011280 富士石油
富士通
1．緒言
石油業界では規制緩和や国際化に伴い企業競
生産管理システムが要求されている。そのシス
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（1）計画立案
（2）データベース（統合化）
（3）操作支援
がある。これらの機能を強化改善するための概念や実装技術については、現時点
では石油企業に適用するものと して完成されたものはない。そのため上記3項目
について技術開発研究を行っており、その経緯と結果について報告する。
2．技術開発の目標・目的
（1）計画立案機能の目標はスケジューリ ングの自動化最適化である。石油精製工
場の生産設備の可能な限り大きな範閉をモデル化し、数理計画法を適応した
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（2）計画と実績の管理にはかなり コンピューター
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3．技術開発の内容
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・計画と実績のデータの
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記憶蓄積方式、分析検索編集機能について設計し、試験システムを開発した。
（3）計画作成操作支援機構
画面上でガントチャート形式の表を操作して計画作成する。データ入力に対
し担当者の思考を補助するシステムを考え、操作量を極力減少させる設計を行
ないテスト システムを開発した。
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4．結果及び考察
（1）スケジューリ ング機
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支援
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待
期
展
の拡大等のハードウェアの発
5．ま とめ
上記目標のデータベースと操作支援機能については、技術的には情報システム
り比較的容易に実現できると考えられる。 しかし計画立案機
全体の生産計画について解析を行い、組織や職務分担等を合
して今後も研究を継続していく必要がある。
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面からシステムとして構築していく には、コンピューター技術
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実
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当面
の向上も利用しならが、対話的機能と複数の方法を組み合わせた自動計画立案機
能とを両面からさらに発展させて行く努力を続けて行きたい。
尚、本研究は、（財）石油産業活性化センターの石油産業高度化技術開発車業の
一環と して、実施したものである。
参考文献
［1］草刈他、’石油精製工場におけるスケシ■ユーリンク■への数理計画法の適用’、
1997春期O R学会予稿
［2］安藤他、’出荷量想定機能へのニューラルネットワーク技術の適用’、
1997春期O R学会予稿、
［3］常磐他 ’統合生産管理テ■一夕へ■−スの課題と関連技術’、
1997春期O R学会予稿、
一一39−−
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