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中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識

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Academic year: 2021

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(1)Title. 中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識. Author(s). 川上, 幸三. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 38(1): 59-73. Issue Date. 1987-10. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5041. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 中o高校教員の喫煙行動o喫煙意識. 上. 川. 1. は. 幸. じ. め. ニ. に. 喫煙の健康に及ぼす影響が明らかにされるにつれて, 喫煙と健康障害についての国民の関心も次 第に高まりをみせ, 我が国の成人男子の喫煙者率1は, 緩慢ではあるが着実に減少傾向を示しはじめ て き た.. しかし, この現象とは裏腹に喫煙開始年齢の若年化, 中・高校生喫煙者の増加が問題となっ てき ) 川上3 }の公立普通高校男子の常習喫煙者率は約30%と報告 ており, 憂慮すべき事態である, 野津2 , していることからも, 高校生全体としてはかなり多くの者が喫煙していると推測される.. 中・高校期から喫煙することの問題点として①非行との結 びつきが強い, ②喫煙開始年齢が早い ほど健康に及ぼす影響は大きい, ③将来, ヘ ビースモーカーになりやすく, 喫煙習慣が断ちにくい,. などがあり, 中・高校生に対する喫煙防止対策は, 生徒指導上, 保健教育上の極めて重要な課題で あると言える. 特に, 生涯にわた って健康を確保していく上からも, より積極的な喫煙防止対策を. 展開していくことが 急務である. タバコを吸わない世代 づくりは, 学校・家庭・地域社会の連携のもとに, 一致協力した指導体制. が必要であることは言うまでもない. 特に, 中・高校生の喫煙防止に心理的に最も近い距離にいる 両親や教師の果たす役割は極めて大きいと言われていることから, 両親や教師の喫煙状況 並びに喫 煙意識・態度を明らかにすることは大変意義のあることと思われる, そこで本研究は, 学校における喫煙防止対策の手がかりとなる資料を得ることを目的に, 学校に. おいて直接生徒達を指導する立場にある中学校と高校の教員を対象として,喫煙者率及び喫煙状況, 喫煙・タバコに対する意識・態度, 喫煙防止教育に対する考え方を明らかにすることである,. 工 1 調査対象並びに方法 1. 調査対象 北海道函館市及 び渡島支庁管内1市13町の中学校と高校の教員923名を対象とした, 内訳は, 中. 23名, 女子58名) である, 42名 (男子2 71名, 女子71名) 学校18校3 , 高校19校581名 (男子5 対象者の校種別, 性別, 年齢別の構成人員は, 表1の通りである. 2. 調査期間と方法 調査は, 昭和61年2月上旬~下旬にかけて, 無記名の質問紙調査法で実施した. 事前に学校長宛. に調査協力依頼状を発送し, 調査協力に承諾のあった学校に対して調査票を送付し, 当該学校の責 任において配票調査し, 回収した, 回収率は88,4%であっ た, 0型を使用 した. 調査票からの結果の集 計・整理は, TANACCARD SBLECTOR62. 59.

(3) . 川 上 幸 三 表-. 3. 調 査 項 目 調 査項 目 は次 の. 2 o代. 通 り で あ る.. 1) 喫 煙 状 況. 2). 禁煙.節煙 経 験 の. 禁響 麗 ≠暮 裏. の 理由. 7). 男. 33. 4 5. 83. 101. 27 1. 1 8. 1 9. 2 3. 1 1. 7 1. 計. 5 1( 1 4.9 ). 2 1,3 73( ). 枝 …………………-----…‐ ‐…………………-…-----……………--榊. i g. i ¥ さ. △. ぞ ;. 112( 32 ) .8. 2 o g. ) 3 42( 37 .1. 5 g 琶. 男. 8 ・( 1 0 2 ) .. 1 5 5( 1 9 5 ) .. 2 3 2 1 5 5( ) .. 3 0 3{38.2). 9 4( 8 6. 0 ) 7. 118( ) 12.8. 190( 20.6 ). 29 2( 31.6 ). 323( 35 ) .0. 923. ( } は%. 喫煙防止教育支障の有無. 8) 禁煙経過年数. 9) 禁煙後の健康状態の変化. 12 ) 喫煙・タ バコに対する意識. 非喫煙の理由. 106( 3 1,0 ). 37( ) 35( 27.1 28 3 28. ) 7( 7 ) 20 { 15 129( 1 4. 三 女 ) 0 ) .7 .5 訂 -許…--…………………----一柚…一…………………一一一……………一. の健康 に対する 有 喫煙 の効用. 計. .. 5) 喫 煙 6). 5 o代. 校 = ………………------…-……………………---………………--一 計 11 67( ) ) 186( 3 2.0 ) 211{ ) 117( 20 36 58 1( 6 29 ) .5 .1 .3. 4) 自己. 害性の認識. 4 o代. 女. 高婁. の喫煙習慣に対す. る意 識. 中. 学. 3 o代. ・. 調査対象者. 10 ) 禁煙理由. 13 ) タバコ煙に対する快・不快の感情. 11 ). 14 ) 喫煙. と肺がんの関連についての認知 する意識. 15 ) 生徒の 喫煙問題 に対する関心度 16 ) 中・高校生の喫煙に対 17 ) 中・高校生に対する喫煙防止教育の必要性 18 ) 喫煙防止教育の実施の場・機会並. びに指導の適任者. 表2 喫煙状況 非喫煙者 男. 喫煙経験者※ 喫 煙 者 10本以下 11~20本. 50代. ) 29 { 35 .8 15( 18 ) .5. 45( 29.0 ) 45( ) 29.0. ) 57( 22 .3 65( 25 ) .5. 56( 18 ) .5. 37( 45 ) .7 6. 42.0 65( ) lo. 155( 51, 1 ) 2 2. 18 7( 23 ) .6. 27 ) 21 7{ .3 90( ) 3 49. 1 49 19 4. 28. 71. 77. 16. 3 2. 3 4. 90. 2. 8. 15. 13. 41本以上. 3 o. 3 o. 3 1. 4. 38 、 1 3. 5. 6. 8 1. 155. 25 5. 3 03. 79 4. A. 29 { 78. 4 ). 者. 33( 94. 2 ). 7{ 18.9 ) ) 1 (2.7. 1(2. 9 ) 1{2. 9 ). 30 ( 81 ) ,1 1(2.7 ) 6( ) 16 .2. 18( 90 o ) .. 1 (5. o ). 1(5 o ) .. ) 11 0( 85 .3 1 0(7 ) .7. 9(7 ) .o. 10本以下. 1. 0. 0. 1. 2. 41本以上. o. o. l. o. I. o. o. o. o. o. 37. .35. 37. o 2. 129. N 計. A. 注) ※喫煙経験者;過去に喫煙していたが, 現在は吸っていない。. 60. 133( 2,2 ) 5 l1. 9 ) 2{ 30 .4. 計. 8. 非喫煙者 喫煙経験者※ 煙. 40代. 18. 計. 喫. 30代. 21~30本 31~40本 N. 女. 20代.

(4) . 中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識. 1 1 1 結 果 と 考 察 1. 喫煙状況 表2は, 性別, 年齢別の喫煙状況 (喫煙習慣の有無と喫煙量) を示したものである, ・歳 男性の喫煙者率は, 全体でみると49,1%であり, 2人に1人が喫煙者である, 年齢別では,40. 1.1%, 2 0歳代45.7%, 30歳代42.0%の順となっている 代が52.2%と最も高く, 次いで50歳代5 が, 喫煙者率の年齢による有意差はみられなかった. しかし40歳以上と未満と比較すると, 高年齢. 層の方が有意に高率を示した, また, 現在喫煙していない者のうち, 過去に喫煙していたが現在は吸っ ていない者 (以下 「喫煙 経験者」という)の割合は, 20歳代では34 ,1%であるが, 年齢が高くなるにつれて漸増し, 50歳代. では62.2%と最も高率を示す. 高年齢ほ どタバコ離れがみられるのは, 喫煙が肺がんはじめ虚血性 心疾患など成人病の誘因であることを理解認識するようになるためと考えられる. )の新潟県の中・高校男性教員と比較すると, 中学校56.3%(本調査50,9%) この喫煙者率を皆川4 , 高校4 6,1%(本調査48,2%) であり, ともに両者の間には有意差はみられず, ほぼ一致した数値で )と比較すると あった, また, 一 般社会人を対象とした 「昭和60年度 全国た ばこ喫煙者率調査」1 , 表3に示すように, すべての年齢層において全国平均値より有意に低率を示し, 特に若年齢層ほ ど 顕著であっ た, 次に, これを医師の喫煙者率と比較する. }は 昭 和 60 年 尼 崎 市 医 師 会 員 と, 西 村5 , )は 昭 和 274名 の 喫 煙 者 率 は 33,2%, 皆 川6 ,. 表3 喫煙者率と喫煙量の全国平均値との比較 (男) N. 60 年 新 潟 県 の 学 校 医 609名 の 喫 煙 者 率 は. 2 0代. 33.9% と 報 告 して お り, 医 師 よ り 有 意 に 高. 3 0代. 率 を 示 し た.. 喫 煙 量 で は, 「11~20 本」 が 49,7% と 最. も高. 以下 瓢 ~3 0本 鐙 . 1%, ー 本. 以 下」12.6%, 「31~40 本」9.7% の 順 で あ. り, 「41 本 以 上」の い わ ゆ る ヘ ビ ー ス モ 一 カ ー″は僅 か 3.3% で あ っ た. 平 均 す る と, 22,9士10,8 本 / 日 で あ り,年 齢 に よ る 有 意. ) 差 は み ら れ な か っ た. こ の 喫 煙 量 を 前 出1 の 全 国 調 査 と 比 較 す る と,20 歳 代・30 歳 代. 4 0代. 晒 計. 全 本. 9 3 2 8 1. 6 9 6 3 7. 全 本. 1 492 , 1 55. 1 ,047 6 5. 全. 1 3 7 2 ,. 8 6 6. 杢. ,蕊. 繋. 駕. 0 3 3. 1 5 5. 4 996 ,. 2 3 ,34. 5 1 1 .. 本 全. 本 N;総人数. 7 9 4. n;喫煙者数. 全;全国平均値 本;本調査. 喫 煙 量 本/日 (SD). 喫 煙 者 率 n %. 9 3 0. 7 1 8 ** 2 2 7 . . ) 2 4 3( 1 7 o 4 5 7 . , .. 2 ** 26 70, .7 42. 0 24, 2( 11, 1 ) ** 6 3 1 ** 26.8 .. “. (9 ) 3 ・ l i 8 : 2 2 0(9.9) .. 66, 9 ** 24.6. 4 9 1 .. SD;標準偏差. **. 8 2 2 9( 1 o ) , ,. 昭和6 0年度全国たばこ喫煙者率調査」 (日本組まこ産業株式会社)ょり ** 1%有意水準, *5%有意水準. 0歳代・50歳代の高年齢層においては有意に低い値 を示 の若年齢層では差異はみ られなかったが, 4 した,. 女性の喫煙者率は, 全体として7.0%であっ た. 対象人数が少なく, 年齢による有意差はみ られなかったが, 40歳以上と未満を比較する と, 高年齢層の方が有意に高率を示しており, 男性と 同じ傾向がみられた, これを全国調査と比較すると,40歳代を除きすべての年齢層において 全国平 0歳代のみであった. 均値より低率を示したが, 有意差がみられたのは2 一方. 以上, 中・高校教員の喫煙者率は, 一般社会人より低率を示したが, 医師と比べるとま だまだ高 率であっ た, 国民の健康を預かる, また, 健康生活の模範者としての医師 が, 喫煙の有害性をいち 早く理解認識して禁煙を実行した者が多いのに対して, 教員は, 自分の健康上, また, 生徒達の教 育上から禁煙して 生徒達に範を示そうとする姿勢にまだまだ欠けるようである,. 61.

(5) . 川. 上 幸 三. 2. 喫煙者の禁煙・節煙経験及び意思の有無など 禁煙経験有り 0. 節煙経験有り. 50. 0. 50. どちらもない 0. 50. {%). 2 0 代 30 代 40 代 50 代. 図1 禁煙・節煙経験の有無 1) 禁煙・節煙経験の有無 喫煙者 の禁煙及 び節煙経験の有無については, 図1に示すように, 過去に禁煙を試みた 者は 全 , 体でみると48.6%であり, 喫煙者の2人に1人は禁煙経験者である. 年齢による有意差はみられな かった. しかし, 禁煙・節煙の どちらも試みたことのない者は, 20歳代が18.4%と最も少いが, 年. 齢が高くなるにつれてその率は有意に増加し, 50歳代で3 0.8%と最も高い値を示す. 喫煙者の約半数は禁煙経験が, また3/4は禁煙または節煙を試みており, 何かのきっ かけでタ バ コを止めようと考える者がいかに多いかを示している . 2) 禁煙・節煙意思の有無とその理由. 喫煙者の現在の禁煙・節煙意思については, 表4に示すように, 「禁煙 したい」 が38.3%と最も高 く, 次いで「節煙したい」31.1%, 「その意思なし一29.3%の順となっ ており, 喫煙者 の約7 0%は禁 煙または節煙意思をもっ ている. 年齢別にみると, 禁煙または節煙意思をもっ ている者は 20歳代 , では76.3%と最も高く, 年齢が高くなるにつれて僅かな減少傾向を示しているものの 年齢による ,. 有意な差はみ ら れ な かっ. 表4. た. 禁煙・節煙. 経験の 有無 と の関連 につ い. 禁煙したい 2o 代. 3 0 代 4 0 代. て は, 禁 煙 経. 50 代 禁煙経験有り. 7% は 現 在 も. 節煙経験有り どちらもな い. 験 者 の 56. なお禁煙意 思 をもっている が, 禁 煙.節 煙 の どち ら も 試 みた こ との な. い 者 の. 65,. 4% は 禁 煙・節. A. N. I O本以下 1 1~20本 2 1~30本 31~40本 41本以上 N. A 計. 2o( 2.6 5 }. 2 2{33.3} 5 5{39.5). ) 56( 35. 9 110( 5 6,7 ) 66( 39.5 ). 16( 1 5,0 ) O. ) 24( 47.1 ) 7 9( 3 9. 9. 35( 38. ) 0 1 0( 26. 3 ). 3( 21. 4 ) 2. 1 53( 38 ) .3. 現在の禁煙・節煙の意思. 節煙したい 9( 23. 7 }. 26( 39 ) .4. 41( 29 ) .5 48( ) 30 .8 49( ) 25.3 80( 47.9 ). 19( 1 ) 7.8 O. 9( 17.6 ) ) 60 ( 30,3 ) 31( 33 .7 14( ) 36 .8. その意思なし 9( 23 ) .7. A. 1 6( 24 ) .3. ) 0( 0 2(3 ) 0 .. 33 ) 52( .3 33( 17 0 .). 2 {1. 0 ). 40( 28 ) .8. 19 ( 11. ) 4 70( 6 4 ) 5. I. 18( 35 ) .3. 58( 29 ) .3 24( ) 26 1 .. 8( 57 ) .2. ) 12( 31 .6 3( 2 1.4 ). 1 24 ( 1. 1 ) 3. 117( 2 9. ) 3. 2. N. 2. 3{2. 2 ) 0( 0 ). 2 (1 ) ,2. 瀞 計 38 66 1 39 1 56 1 9 4 167 **. 2(1. 8 ) O 0( 0 ) 1(0 ) .5. 107. 2 (5 ) .3. 38. I 5 1 1 98. 2 (2 ) .2. 92. ) 0( 0 0. 14. 5 (1 ) .3. ** 1%有意水準. 6 3 99 * 5%有意水準. 煙意思をもっ ていなかっ た. 両者には有意な関連がみられた. 喫煙量との関連については, 喫煙量が多い者ほ ど禁煙意思をもつ者は減少傾向を示したが 統計 , 62.

(6) . 中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識. 的には有意差を示すまでには至らなかった. 喫煙量の多い者ほ ど禁煙意思をもつ者が多くなるので. はないかと予想していたが, 結果は逆の傾向を示した. 喫煙量の増加によるニコチンの薬物依存性 }が強いため 禁煙意思を起こさせないためではないかと思われる (習慣性)7 , . 「 禁煙・節煙したい理由は, 表5に示すように, 、 肺がん・心臓病など 将来の健康を心配して」 が 8%, 「健康障害があっ 80.5%と最も高く, 次いで「他人への迷惑」33.9%, 「家族の健康を心配」10, 表5 禁煙・節煙の理由 理. 由. 0代 3. 20代. 健. 将来の 健 康 を 心配 家族の 健 康 を 心配. 康. 健 康 障害 が あ っ て. ) 23( 79,3. 4( I3,8 ) ) 2(6.8. 美 容 上 の 理 由 胎 児 へ の 影 響 他 人 へ の 迷 惑 家 族.仲 間 が 嫌煙. 4 ) 1(3. 2(6.8 ) 6( 20.7 ). 会. 家族・仲間の 忠告. 的. 生徒の 教 育 に 悪 い. 1 0 ) 3( .3 ) 2(6,8. 的 社. 子供の 教 育 に 悪 い. o( o ). 0(. ) 」 0. 40代. ) 40( 83.3 ) 9( 1 8.8. 2(4.2 ) ) 0( 0. 0(. 0 ). ) 82( 85 .4 ) 6(6,3. ) 11( 11.5 1(1.0 ). 0( 0 ). 1 4( 2 9.2 ) ) 3(6 .3. 35( 36.5 ) ) 12( 12.5. ) 5( 1 04. ) 3(31. 1 0. 4 ) 5( ) 2(4,2. 計. 5 0代. ) 8(8 .3 6(6, 3 ). ) 5.0 78( 7 1( 1 ) 1 0.6. ) 2 23( 8 0. 5. 0( 0 ). 2(0. 7 ). 1 4( 1 3 ) .5. 3 0( 10. 8 ) 9( 1 2 0. 5 ). 0( 0 ) ) 39( 37, 5. 2(0, 7 ) 94( 33 9 ) ,. ) 1 2( 1 1 .5. 27(9, ) 7. ) 8(7.7 ) 8(7 .7. ) 2(19. ) 24(8 .7 18(6 ) .5. . . , “一“ ー一一ー一一 ー ” 一一一一ーー)ー”…ー ー ーーー ー ー ー ー ー =…ー……ー ー ー ー ー = ー ー ーー ) ) 6(5 ) 24.1 4(8, 3 7(7,3 7( 離 羅済議 員 髭嘉夫 .8 の 他. タバコがまずい 火 災 の 心 配. 1(3.4 ) 0( 0 ). 4(8. 3 ) 0( 0 ). 何. o( ) 0( o 0. o( 0(. と. な. く. そ の 他 . ・ N A 計. 0( o 0 ) 2 9. o ) 0. 1(2,1 ) 48. 4(4,2). 1(1.0 ) 1(1 ) 0 ,o. 3(3.1 ) 96. ** 1%有意水準. 3(2.9) 3(2.9 ) ) 2 (1 .9. ) 0( 0. 1 04 * 5%有意水準. 10(3 ) .6 24(8, 7 )* 12(4, 3 ) 4(1 ) .4 ) 3(1, 1. ) 4(1. 4 277. 複数回答 (2つまで). て一 1 0.5%, 「家族・仲間が嫌煙」9,7%の順であっ た. やはり, 将来の健康を危倶しての禁煙・節煙希望者が圧倒的に多い, 喫煙が肺がん・心臓病はじ め多くの疾患発生に重大な影響を及ぼしていることの認識が高まっ てきたと言える.. タ バコは他人に迷惑をかけるので止めたい, と考えている者が喫煙者の1/3を占めていること に注目される, タ バコ煙は, 非喫煙者に心理的生理的に迷惑をかける, という意識の高揚のあらわ. れとみるべきであろう. また, 自分の子 ども達や学校の生徒達の教育上に悪い影響を与えるので禁煙したい, と考えてい る者はそれぞれ3,6%, 6.5%と極めて少ない. 教師自ら禁煙・節煙して範を示そうとする意識は極 }も「教師自ら禁煙して 生徒達の手本となる べきである と考えている めて希薄なようである. 皆川4 , 教師は少ない」 と同様の報告をしている, 教員は, 生徒達に対してすべての面で指導的立場にある. ことから, 生徒達の教育のためにも禁煙しようとする意識・態度がもっ とあっても良いのではない かと思われる. 経済的なことも禁煙・節煙理由の 一つとなっている, 特に, 20歳代では禁煙・節煙理由の第2位 であり, 1/4が経済的負担の大きいことを挙 げている. タ バコが安価に入手できることも喫煙者. 率が減少しない理由の 一つと考えられる,. 3) 自己の喫煙習慣に対する意識と健康への有害性の認識. 3 9 9名中7名) と極 自分の喫煙習慣に対する意識については, 「良い習慣」 と答えた者は,.1 .8% ( 「 めて少なく, 喫煙者の約80%は 好ましくない習慣」 と思っ ている. 年齢による有意差はみられな かっ た, 喫煙者であっ ても自分の喫煙習慣に対しては, 大部分の者は否定的であっ た, 63.

(7) . 川 上 幸 三 0 50 ‐ ‐ m 一′ - …r”” ” ” ” -” . ▼ 1 憎 m . ‐ r ÷ ÷T r一 ▼. r T. ー00 (%). i l i l l n- 51 l i l i ~JO. 曇 署 審 , nニー98. ~i o. … i n= 92 … … … n= 38 … …. . 本以上「 “. 4 … ≧ …滋藁葺難題 … i雛 n=1. 醐璽圏閣閣囲圏 1 醐醐囲 閣圏嚢皿 剛扉加 膨 麗 饗 扉 輝顔ー 9 9 , N=3. 計. モニ37・968 ,df; =8,P <○・01 ズ. 園圏 大変害がある 圏囲 何らか害がある. 図囲 あまり害はない 圏園 害はない. [コ 無 回 答 図2 喫煙量別 健康への有害性の認識 「 次に, 健康への有害性の認識では, 図2に示すように, 「大変害がある」 24 .8%, 何らか害があ る」 41.4%を合わせると, 喫煙者の2/3は将来の健康 への有害性を認めている, これを喫煙量別 にみると, 喫煙量が多 い者ほど健康の有害性を認めている者の割合は有意に高率を示した. 特に,. 1日21本以上喫煙者の約80%は健康への有害性を認めており, 将来の健康に害があることを認識 しつつ喫煙 していることが明らかとなっ た, 将来の健康に有害であることを認識しつつ, なお喫煙 )は 「喫煙という行為は 生理学的 レベルを超えて社会心理学的 を続けている現象に ついて, 後藤8 , , レベル, 即ち, 選好的態度の次元の問題と考えた方がよい」 と指摘 し, さらに 「健康保持のウエイ トよりも, 暗好的性格づけに重みがかかっ ているのではないか」と説明している. 一方, 喫煙量「1 0 「害はない」 と答えており 喫 本以下」 の軽度喫煙者の場合は, 54,9%の者は 「あまり害はない」 , , )は 喫煙量「10本以下」 煙量が少なければ健康にそれほど影響 はないと認識している. しかし, 平山9 , 喫煙者の肺がん並びに心臓病死亡率 は, 非喫煙者の2倍, 1 .6倍と報告していることから, たとえ, 「 10本以下」 であっ ても, 決して健康 への影響は無視できないよう である. 禁煙経験あり. 5 0 ,. ,. 大変害がある 何らか害がある 圏圏圏圏幽 あまり書はない 圏圏圏圏. 害はない. 圏. 節煙経 験あり どちらもない ÷ + ÷ 』0 ÷ ÷÷』0 {%) 国璽圏圏扉. にコ. 圏国璽圏 圏髭圏図. ヒニコ ー「酬n l L. 圃. L□. n= 99 5 n=16 0 n=11. 1 ;2 n. モニ17・779df;3,P<QOー %. 図3 喫煙の有害性の認識と禁煙・節煙経験の有無 禁煙したい. 50. 大変 害が ある. 何らか害がある 園園圏圏 あまり害はない 圏 圏 害 は な い 圏闘. 節煙した い その意思なし 40. 50. (%). 圃圏国. ロ. n= 99. 圏圏捌. こコ. 6 5 n=1. 国璽圏 図. 10 Lー一一一「 J n=1 21 = n - J -. モニ6LO03,df=3, P<○.01 ズ. 図4 喫煙の有害性の認識と禁煙・節煙の意思 64.

(8) . 中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識. 喫煙の有害性の認識と禁煙・節煙経験の有無並びに禁煙・節煙意思との関連では, 図3, 図4に 示すように, 喫煙の有害性を認識している者ほ ど過去に禁煙・節煙経験者が, また現在禁煙・節煙 の意思をもっ ているものが有意に高率を示 した, このことから, 将来禁煙・節煙の意思をもたせる ためにも, タ バコの有害性を十分に理解認識して貰うよう啓蒙することが必要と思われる. 4) 喫煙の効用. 2,6%と最も高く, 次いで 「精 喫煙の効用 (2つまで回答) については, 「気分転換が図れる」 が5 1%, 「気持ちを落着かせる」36,3%の順であった. これらはいずれも精神 神的ストレスの解消」43, 的効用であり, 喫煙の3大効用と言える. 気分転換や精神的ストレス解消にタ バコの効用 を見い出. している者が多いのは, 中・高校教員は, 精神的に不安定な生徒達を相手に毎日教育活動に従事し ている関係上, 精神的ストレス が多いためと考えられる,. 5) 喫煙防止教育支障の有無. 自分の喫煙習慣が生徒達に喫煙防止教育を実施する上 での支障の有無については,「大いに支障が 9.8%を合わせると, 喫煙者の約2/3は支障があると答えている, ある」 24.1%, 「少しはある」 3 喫煙量による有意差はみられなかった, 0 )は 「教師が習慣喫煙者であれ ば, 喫煙者であることのうしろめたさから, タ バコの害を説 伊藤1 ,. く熱意も低下し, なるべくなら避けて通りたいという消 極的な禁煙教育になる恐れがある」 と指摘 )と認識しつつも, 喫煙行為が生徒達に喫煙防止教育を実施 しているように, 禁煙教育は教師の責務4 していく上で大きなネ ックとなっ ていることが明らかとなった.. このことから, 喫煙防止教育の効果をあ げるためには, 教師自ら禁煙を実行するか, あるいは少 なくとも学校内での喫煙自粛 が対策の一つと考える,. 3. 喫煙経験者の禁煙経過年数, 禁煙後の健康状態, 禁煙理由 1) 禁煙経過年数. 喫煙経験者の禁煙してからの年数については, 各年齢層とも 「5年未満」 が最も多い. 特に, 若 年齢層ほどその割合は有意に高率を示した, 近年,喫煙の有害性が新聞・雑誌・テレ ビ等 で盛んに PR されるようになっ てきたためと思われる. 2) 禁煙後の健康状 態の変化. 禁煙後の健康状態が喫煙中と比べて どのような変化があったかについては, 禁煙によっ て健康状 5.9%, 逆に 「悪くなった」 と答えたのは227名中わ ずか2名だ 態が 「良くなった」 と答えた者は5. た. やはり, 禁煙によって健康は確実に回復するようである. けであっ● 7%と最も高く, 次い 健康面で良くなった点としては, 「食欲旺盛, 食事がおいしくなっ た」が41. 「 「 で 「体重増加」 12.6%, 「疫・咳が出なくなった」 11 .8%, 動棒・息切れがなくなった」 8.7%, 胃. 腸の調子が良くなった」 7,1%の順であった. 1 2 ) 浅野1 }も報告しているように, 喫煙は消化器系・呼吸器系・循環器系に影響を与えている 小川1 , ことが確認された, 3) 禁煙した理由. 禁煙に踏み切った理由としては, 表6に示すように, 健康的理由が圧倒的に多く, その中でも「将 来の健康を心配して」44.9%と 「健康障害があっ て一38.8%が高率であった, 肺がんや心臓病 など, 将来の健康を心配して禁煙した者が約半数を占めているのは, 近年, 喫煙と肺がん並 びに心臓病の )が明らかにされ, 喫煙の健康に及ぼす有害性の認識が高まっ てきたことが大きな 理由と言え 関連9 る. また, 健康障害のために禁煙に踏み切った者は, 年齢が高くなるにつれて有意に高率を示し,. 65.

(9) . . 川 上 幸 表6 理. 由. 2 0代. 三. 禁煙に踏み切った理由 30代. 40代. 50代. 計. * 端 喬 馨 書 麗麗 ¥ 戸 龍一誓 書誓 書 1一種一瞥 心 口 への 他人に迷惑をかける. 社 生 徒 達の 教 育 に 悪 い 会 家族・仲間が嫌煙 的 家族・仲間の忠告 子供の教育に悪い み. と. 4,5 2 (9 1 ) .. 2(9.1) 0{ 0 ) 1(4,5) 0{ 0 }. な ま い. 3 3( ) 1 3. 6. タ バ コ が ま ずく な っ た. 1(4,5 ) 1{4.5 ). っ. も. 1. 2(4, 3 ) 5( 10. 9 ). 3(6,5 ) 1(2.2 ) 1(2.2 ). 1(2.2 ) 0( 0 ) 8 17 ). 2(3,0 ) 6(9. 1 ). 6 {9. 1 ) 2(3,0 ) 3(4.5 ). 5 1( ) 54.8. 88( 38 )** .8. 0( ) 0{ 0 12 ( 12.9 ). 5(2 ) .2 , 2 11 51 5( 0 ) .O 24( 10 ) .6. 3 {3 ) .2. 13( 14.0 ). 7 {7,5 ) 2(2.2 ). 0{ 0 ) 0{ 0 ). 3(3.2). 10( 15 ) .2. 9(9. 7 ) 1(1. 1 ) 1 {1. 1 ). 1 (1. 1 ). )ニニコ 6( 登り 9( 鉄刀 :暮: : :手軽 = 夏至孝三= 達三:二=ゴ4ロ ] 変電 1 コ メ 仁愛ニニニ ! ] : 【蟹 江: : : : : : : : ] ! : 【 ] 1 ; 晴. そ の 他. 意志の強さの確認 煙 ・ タ ー ル の 嫌悪 感 口 臭 が 気 に な っ て 火 災 を 心 配 し て し た ため 禁 煙 競 争 を した. 身 内 (喫 煙 者) の 死 何 と な く (理 由 な し) そ の 他 N. A 計. 0( 0 ). 6{ ) 1 3.0. 0( 0 } 0{ 0 ). 0( 0 ) 0{ 0 ). 1(2.2). o( 0( o ) 0 0{ 0 ) 2(9 ) .1. I(2 2 ) 1( .2. 3( 1 3.6 ) 2(9. 1 ). 22. 1 (2 ) .2 0( 0 ) 3(6.5 ) 0 0( { 0 ). 1 (2,2 ) 46. ) 2(3 .0 1(1.5 ) 0{ 0 }. 1(1,5 ) 2(3,0 o ) ) 1(1.5 3(4.5 ). ) 4. 5 3(4 3( 2 (3. ) 0. 66. ** 1%有意水準. 0{ 0 ) 1(1. 1 } 0 o( { 0 ) o 0 0( { 0 ) 2(2.2 ) 1 (1.1 ) 0(. 93 * 5%有意水準. 0 ). 17(7 ) .5. 1 0(4. 4 ). ) 7(3 .1 4(1 ) .8 4{1 ) .8. 27( 11 .功 26( 1 1 ) .5 4(1 8 .) 2(0 ) .9. 1{0.4). ) 3(1. 3 ・ 3(1.3 ) 1(0 4 ) .. 10(4. 4 ) 7(3 1 ) . ) 5(2. 2 2 27. 複数回答 (2つまで). 50歳代では禁煙理由の第1位である, 健康障害が禁煙 の大きな動機となっ ている 「不経済であるJ . II.9%の経済的理由, 「他人に迷惑をか ける」 11, 0%, 「生徒達の教育に悪い」 10 .6%の社会的理由 と続 いているが, 僅か10%前後である . 4. 非喫煙者の非喫煙 の理由 非喫煙者が今までにタ バコを吸わなかった理由としては, 「喫煙意思がなかっ た」67 7%が最も多 , く, 次 い で 「健 康 に 有 害」 31,3%, 「タ バ コ 煙 が 嫌 い」 16 2% の 順 で あ っ た , .. 5. 喫煙・タバコに対する意識 喫煙・タバコに対して どのような意識をも っ ているかを明らかにするため 喫煙・タバコを肯定 , する設問5題, 否定する設問5題に対して 「賛成」 「反対」 「どちらでもな い」 で回答させた 表7 . は, 喫煙状況別の結果を示したものである. 喫煙・タバコを肯定する設 問に 「賛成」 した者は, 「喫煙は個人の自由」 が34 5%と最も高く 次 , , 「仕事の能率向上」174% 「気分転換 11 9% 「社交の道具とし いで 「喫煙する楽しみ」23 2 % 」 , , . , , , て不可欠」4,9%の順であった. これを喫煙状況別にみると, 喫煙者は, 「社交の道具として不可欠」 を除いた4項 目において非喫煙者より有意に高率を示した しかし 最も高い値でも 「喫煙は個人 . , の自由」 で39.9%であり, 喫煙者であっ ても喫煙を肯定する者の割合は全体として低率であっ た . 一方, 喫煙・タバコを否定する設問に 「賛成」 した者は 「職員室や会議室 での喫煙規制」 が61 , . 2%と最も高く, 次いで 「健康に良くないので吸うべきではない」57.9%, 「喫煙は不経済」50 3% . , 「政府の禁煙運動 の推進」36 5% 「時代遅れの悪習 22 3%の順であ た これを喫煙状況別にみ っ . 」 , . , ると, 非喫煙者は, 「喫煙は不経済」 を除いた他の4項 目において喫煙者より有意に高率を示した . 66.

(10) . . 中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識 表7 項. 喫煙・タバコに対する意識 賛. 目 s. 喫煙する楽しみが得られるな らば, それだけで十分に価値 あることである. 好 2, 気分転換が図れ, 精神安定剤 としてなくてはならないもの である. 煙. 反. 対. ) 1 44( 36,1. 9 2( 2 3.1 ). 47( 20.7 ). 72( 31.7 ). 81( 35. ) 7. Ns. 42( 1 4,1 ). 89( 30.0 ). I Do、 0 ‘・ ‘ ノ. 計. . N A 3 8(9.5 )要 「 * * 27( )当 白 ・・,9. u\J・〃 - -. 21 4( 23 2 ) ,. 3 05( 33,1 ). 3 28( 35 ) .5. 7 6(8, 2 ). S. 20 81( ) .3. 1 42.6 ) 70(. 1 1 6 ) 0( 27.. SE. ) I9(8 4 ,. 3 8(9 )工 「 5 ,. 66( 29.1 ). NS. 1 14 ( ) 5 O.2 . I0(3 4 ) ,. 23.9 ) 71(. 207( 6 ) 9.7. 計. 1 10( 119). 307( 33.3 ). 431( 4 6.7 ). 豪語 ) 8(3 ,5. 計. 識. どちらでもない ど で たい. ) 125( 31 3 .. SE. 8, 仕 事の能 率 向上 に 必要 な ら ば, 喫煙習慣は否定すべきで はない. .. SE. ミ 一 撮暮 と し て , 鞄夢 も 意. 成. ) 45(4.9. )ず 尋 28( 12, 3. 》 d・ U ノー ー. 1 ー * 1 ……i き ヨ 喜一… 響 7 5(8, 1 ). 49( 21.6 ). ) 2 5 4( 27.5. 5 47( 59, 3 ). 77(8. 3 ). S. 9 7( 2 4,3 ). 1 73( 43. 4 ). 89( 22, 3 ). 10. 40( 0 ). SE. 32( 1 4,1 ). 57( 25.1 ). 皿( 48, ) 5. も「. NS. ) 32( 10 ,8. 1 01( 3 4,0 ). 1 56( 5 2, 5 ). 2 8( 1 2 )」ゴ* 3 . 8(2 ) 」 7 .. 計. ) 16 1( 17. 4. 33 1( 3 5.9 ). 355( 38. ) 5. ) 7 6(8, 2. * ヨ 三 誓 * r藁 葺 言 1 喜 … 三 義 三 驚 雲 一瞥 … 学甑塾 薦. l -“ 滋 キ 養 ー ¥ 1 = ; ≦ … i一瞥一 後難驚きい. 嫌. 煙. 計. 319( 3 4.5 ). 287( 31, 1 ). 2 47( 26, 8 ). ) 7 0(7 ,6. 計. 53 4( 57 ) .9. 23 4( 25 ) .3. 91(9. 9 ). 6 4(6.9 ). . ・ 一 献れ ー でミ ーキ ー≧ --好評 . 計. S 的. 6. 喫煙することは, 大変に不経 済なことである. 意 .. ,. SE. 8(8.5 ) 7. 9( 1 4. ) 5 8. ) 39(9.8. I 13( 49,8 ). 67( 29.5 ). 21(9. ) 3. ) 26( 11. 4. 153( 1.5 ) 5. 1 ) 01( 3 4.0. ) 3 1( 1 0. 4. 1 2(4, 1 ). 46 4( 5 0.3 ). 27 1( 2 9.4 ). 111( 1 2. 0 ). 77(8 ) .3. の喫煙は規量言 7冊学芸霜害で 計. SE:喫煙経験者. 287( 31.1 ). 1 03( 25.8 ). 計. 1 8 1 ( 4 4 ) 5 ‐. 1 3 4 ( 3 3 ) 5 ‐. 憂欝書. 留驚三 ;. ) 565( 6 1, 2. 22 3( 24, 2 ). 4 龍 蚕呈 :. ,細め 69(7 5 ) .. 二g g目送 :. 伽 一. 6(7. 1 6 ). 1. 84( 2 1 ). 1 37( 3 4, 3 ). 135( 33 8 ) .. SE. I O1( 4 4.5 ). 59( 26, 0 ). 40( 17 6 ) .. 27( 11 9 )」 ** .. NS. 152( 5I, 2 ). 94( 31.6 ). ) 39( 13 .1. 1 ) 12(4.. 計. 337( 36,5 ). 290( 4 ) 31.. ) 21 4( 23 2 ,. ) 82(8.9. S. S;喫煙者. 352( 38ユ). NS. S. 1 0 . 政府は国民に対して強力に禁 煙運動を推進すべきである. 2 06( 223). 1 98( 49,6 ). NS;非喫煙者. ′. ** 1%有意水準. 43( 10.8 )1. 」. * 5%有意水準 67.

(11) . 川 上 幸 三. また, 「喫煙は時代遅れの悪習」は31,0%であるが, 他の4項目は50%以上の賛成であり, やはり, 非喫煙者の方が喫煙を否定 (嫌煙) する者の割合は有意に高率であった, 反面, 喫煙者においても 「喫煙は不経済」 「健康に良くないので吸うべきではない」 「職員室や会議室での喫煙規制」 の3 , , 項目は, それぞれ49.6%, 47,6%, 45.4%, と約半数近くがこれに賛成していることから, 喫煙に. 対して否定的意識をもっ ている者が多かった. 喫. 煙 者 5. 喫 煙 経 験者. 10 0. 5. 非 喫 煙 者 10. 0. 5. 10. (%). 十lo ←9 十 8 p‘ + 2. 図5 喫煙状況別の喫煙・タバコに対する意識 このことは図5からも明らかである, これは喫煙・タ バ コを肯定 (好煙) または否定 (嫌煙) し ているかを喫煙状況別に点数化して 図示したもので,十10は完 全肯定,-1 0は完全否定を表わ して. いる.これによると非喫煙者の83.1%は,否定的意識をもっ ているのは当然の結果と考えられるが, 喫煙者の51 .3%が否定 (嫌煙) 的意識をもっ ていることが注目される, 喫煙していても, すべての 喫煙者が喫煙・タバコに対して肯定 (好煙) 的意識をもっ ているわけではない, という興味ある結. 果が得られた. このことは, 喫煙者の中には自分の喫煙習慣に対して何らかの葛藤を感じている者, 即ち, 健康に有害であるから止めたいと考えている者が約35%いることからも明らかである. 「職員室や会議室での喫煙規制」 に賛成した者は全体として61 2%であり 皆川4 }の調査 (校内喫 , . 煙規制に賛成した教師は61.7%) と 一致した 数値であった. 教員の2/3が職員室や会議室での規 制を要望していることが明らかとなった, これを喫煙状況別にみると, 非喫煙者は77,1%と最も高. 率を占めるが, 喫煙経験者68.3%, 喫煙者45.4%の順に有意に低率を示した, 学校内での喫煙規制 については, 喫煙教師の 意識が問題となるところであるが, 喫煙教師の約半数は, 職員室や会議室 での喫煙規制に賛成 し, 反対者は僅か11.8%であることから, 職員室や会議室での喫煙規制を推進. しても問題はないように思われる. 最近, 職員室や会議室での喫煙を禁止している学校がみられる ようになっ たが, これらの室の空気を清浄に保 つこ とは, 非喫煙教師の健康管理上, また, 生徒に 対する喫煙防止教育上も極めて重要な意義をも つものと考えられるので, 是非実行したいものであ る,. 次に, 学校において喫煙防止教育を実施 していく上で明らかにしておかなければならないことが. 0 )が 指 摘 して い る こ と であ る が 1 つ は タ バ コ を 酒・コ ー ヒ ー と 同 じよ う に 暗 好 あ る. こ れ は 伊 藤1 , ,. 品として扱い, 吸い過ぎなければ良い, として是認するか, あるいは喫煙量の多寡に関係なく健康 68.

(12) . 中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識. ,として絶対禁止とするのか いま1つは 成人にな たら吸 てもよ l hHaga ) 阻害因子 (Hea t っ っ rd , , せないように指導するか いが, 未成年のうちは絶対 禁止とするか, あるいは生涯にわた って喫煙さ , である. 以上の2点について, 教師がどのような意識をもっ ているかは大変興味深いところである. 表 8 は, こ の 2 点 につ いて 喫煙. 表8. 状況別にまとめ. タバコは吸し 過 ぎなければ良い. た も の で あ る. 「タ バ コ は 喫 煙. 喫. 量に関係 なく 吸. 喫煙経験者. う べ き で は な い」. 煙. 者. 非 喫煙者 計. と 答 え た 者 は, 全. 体 と し て 51.4%. ) 231( 5 7.9. ( ) 6 9 3 0 4 .. 26, ) 8 0( 9 41 2 38o( ,). 大人は良しか 未成年. 者は吸うべきでない. であ り, 約 半 数 は タ バ コ を 健 康 の. 喫 煙. 阻害因子 と して. 喫煙経験者 非喫煙者. 認 識 して い る, し. 喫煙・タ バコに対する意識. か し, 「タ バ コ は. 吸し 過ぎなければ良い. 計. 者. 22 2( 6 ) 55 ,. 喫煙 徴こ関係なく 吸うべきでない ) 13 6( 34 .1. 6 0 4 1 3 7( ) . 2 02( 6 8. 0 ). 1. 4 ) 47 5( 5. N. A. 3 2(8 0 ) ,. 1(9.2) 2. ) 15(5 ,1 ) 68(7 4 .. 計 399 227 297 9 23. 01 “ =90.378 , df=2, P<0. 大人も未成年者も. N. A. 計. 吸ぅべきでない. ) 1 32( 33 ,1. ) 45( 11.3. 3 99. 3 3 9 ) 7 7( . ( 1 ) 9 2 3 0 .. ) 1 2 4( 5 4 6 . 6 1 8 9( 6 3 ) .. 2 1 1 5 ) 6( . 1 6 (5.4). 2 2 7. 39 1( 42, 4 ). 48 2 ) 82 445( .. ). 87(9. 4. 9 23. 297. ・ とする者は4 1 2%も占めており, 酒やコーヒー 編 匙 鷺 程論 過ぎ 飾 .. れば良い, と考えている者はまだまだ多い. これを喫煙状況別にみると, 「吸い過 ぎな けれ ば良い」 7.9%) に, また, 「喫煙量に関係なく吸うべきではない」 は, 5 は, 非喫煙者 ( 26,9%) より喫煙者 ( 68, 0%) の方が有意に高率 を示した. 喫煙者と喫煙経験者・非喫 喫煙者 ( 34 .1%) より非喫煙者 ( 煙者の間には明らかに意識の 違いがみられた, 次に, 「大人も未成年者も吸うべきでない」 , 即ち, 8,2%) を占めて 4 タ バコは生涯にわたっ て吸うべきでない, と考えている者は全体として約半数 ( いる が, 成人の喫煙を肯定する者も42,4%と少なくない, これを喫煙状況別にみると,「大人は良い 55,6%) に, 「大人も未成年者も 31.0%) より喫煙者 ( が未成年者は吸うべきでない」 は非喫煙者 ( 63,6%) の方が有意に高率 を示した, 文部省 33.1%) より非喫煙者 ( 吸うべきでない」 は喫煙者 ( 1 3 )の指導目標に が日本学校保健会に委託して作成した「小学校喫煙防止に関する保健指導の手引き」 は, 「…… 生涯にわたっ て喫煙しない態度を養う」と記載されているが, 指導目標と現場で指導する 教師, 特に喫煙教師の意識の間にかなりのギャッ プが感 じられる, タ バコは吸い過ぎなければ良い, また, 未成年者は吸うべきでない が大人は良い, と考えている 者は約40%を占めていることから, 教師集団全体としては, 日常生活からタ バコを排除しよう とす る意識はまだまだ希薄なようである.. 6. タ バコ煙に対する快・不快の感情 他人の吸うタ バコ煙に対する快・不快の感情については, 図6に示すように,「大変不快に感じる」 「 バコ煙に対して不快感を 21 .1%, やや不快に感 じる」36.7%を合わせると, 60%弱が他人の吸うタ 「 もっており, 何とも感じない」 35.8%より大幅に上回っ た, 年齢別にみると, 若年齢層ほ どタバコ煙を不快に感じている者が有意に高率となり, 反対に年齢 が高くなるにつれて 「何とも感じない」 者の増加傾向 がみられた. 年齢が増すほ ど喫煙に対して好 4 )の間接 喫煙 ( Second hand Tabacco Smoke) の 影 響 調 意的になることを示唆している. 村松ら1 ‐ 査によると, 小学生から大学生まで年齢 が進むにつれて, 他人の吸うタ バコ煙に対して 「感 じが悪. 69.

(13) . 川 上. 幸 三. 50 喫. 煙. 者. {%) n=399. : : : … ☆ 全域: : :. 喫 煙 経 験者. n=227. 非 喫 煙 者. n=297. ・ 討. . : : ・ : ・ : ・ : . : . : ・ : : : :欄慶慶慶 ド ・ . . 圏 圏. 2 3 ニ9 詰 ニ284,127, df=4,P<○.ol. 大変不快に感じる やや不快に感じる 何とも感じない N. A. 図6 他人の吸うタバコ煙に対する快・不快の感情 い」 という意識が薄らぐことを報告しており, 成人の場合も同様の傾向がみられた 高年齢層ほど , 喫煙の経験者が多いためと考えられる , 喫煙状況別 では, タバコ煙を不快 に感 じている者は喫煙 者より喫煙経験者に 喫煙経験者より非 , 喫煙者の方が有意 に高率を示した. 特に, 非喫煙者の86 2% 喫煙経験者の71 8%は不快感をもっ . , . ており, 喫煙していない者がいかにタバコの煙を嫌っ ているかがわかる このことは 非喫煙者の , , 80%弱が職員室や会議室 での喫煙規制に賛成して いることと結 びついていると言える . 7. 喫煙と肺がんの関連についての認知 喫煙が肺がん発生の原因であることを認めているかどうかについては 「肺がんは喫煙と関係がな , い」 と答えた者は僅か3.0%であり, 大部分の者 は喫煙の肺がん説を認めている しかし 「肺がん , , の最大原因は喫煙である」 と答えた者は26. 9%に対して, 喫煙以外にも大気汚染や自動車の排ガス など他の要因も関連している, と考えている者 は64.8%と最も高率を占めた 喫煙と肺がんの関連 . がこれほどまでに明らかにされてき ているにもかかわらず 喫煙が肺がん発生の最大原因であるこ , とを認めている者はまだま だ少ないよう である . 喫煙状 況別にみると, 「肺がんの最大原 因は喫煙である」 と答えた者 は 非喫煙者 ( 35.0%) より , 喫煙者 ( 18,6%) の方が有意に低率であった, 喫煙者 は非喫煙者より喫煙の肺がん説を信じない傾 5 }で説明しているよう に 自分の喫煙 向を示したが, これは, Fe i t s ngerが「認知的不協和の理論」1 , 行為と不協和が生じるような情報を無視したり 過小評価しよ うとする傾向をも ているためと考 っ ・ , えられる. 8. 中・高校生の喫煙問題について 1) 生徒の喫煙問題に対する関心度 生徒の喫煙問題に対する関心度 については, 「非常に強い関心」 が450%と最も高く 「かなりの . , 関心」 41.9%を合わせると, ほとん どの教師 は生徒の喫煙問題に関心をもっ ており 無関心派は僅 , か 8.2% で あ っ た,. 年齢別にみると, 若年齢層より高年齢層に, また, 校種別では, 高校より中学校 に関心を示す者 は有意に高率を示した, 高年齢層ほど生徒の喫煙問題に強い関心を示した のは 中・高校生をもつ , 親の立場から喫煙問題を考えるためではないかと推測さ れる また 高校より中学校 の教師が強い , . 関心を示した のは, 高校生より中学生の方が非行との結びつきが強いためと考えられる , 70.

(14) . 中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識. 2). 中・高校生の喫煙に対する教師の意識. 中・高校生の喫煙に対する教師の意識については, 「絶対吸うべきでない」 と答えたのは88.3%で あり, ほとんどの教師は中・高校生の喫煙に対して否定的であった. 年齢別, 喫煙状況別, 校種別 には有意な差はみられなかった. 中, 高校 生 が喫煙. 表9. すべきでない理由は. 中. 高校生が喫煙 すべきでない理由 (上位5 つ) 喫煙者. 表 9 に 示 す よ う に,. 「発 育 途 上 に あ り 健. 康 に 有 害」 が 80.8% と最 も 高く, 次 い で. 「将 来 の 健 康 が 心 配」239%, 「習 慣 性. 1 発育・健康0 こ有害 2 将来の健康を心配 3. 習慣性喫煙の心配. 4 非行にっながる 5 法 律 で 禁 止 計. 喫 煙 の 心 配」23,9%,. 喫煙経験者. 計. 非喫煙者. 2 9 0( 7 8 0 ) , ) 6 8 1 8 3 ( ,. 2 1 7 3 { 8 8 ) . 5 5( 2 6 3 ) ,. 4 4( 2 8 3 0 ) . ) 8 6( 2 9 3 .. 7 0 7 ( 8 0 8 ) , 2 0 9( 2 3 9 )** .. ) 9 3( 2 5 o , ( 8 6 2 3 1 ) ,. ( ) 5 2 2 4 9 , 4 4( 2 1 1 ) ,. 4( ) 5 1 8 4 . 3 6( 1 2 2 ) .. ) 1 9 9( 2 2 7 . 1 6 6( 1 9 ) ** 0 .. 8 4( 22,6 ). 2 3 7. ** 1%有意水準. 43( 2 0. 6 ). 2 0 9. ) 82( 27.9. 2 9 4. 209( ) 23.9. 8 7 5. 複数回答 (2っまで). * 5%有意水準. 「非行につながる」227% 「法律で禁止」1 9,0%の順であった, やはり, 生徒達の現在及び将来の . , 健康上の理由を挙げた者が多い. かっ て未成年者の喫煙は, 非行との関連, 即ち, 生徒指 導上の問 題として取り扱われていたが, 近年は未成年者 の喫煙イコール非行と考えている教師は少なくなっ て き て い る こ と が こ の 結 果 か ら も う か が い 知 る こ と が で き る,. この理由を喫煙状況別にみると, 「発育途上にあり健康に有害」は三者とも圧倒的に高い比率を示 「 「 「 した, 次いで, 喫煙者は「非行につ ながる」 , 法律で禁止」 , 非喫煙者は 将来の健康が心配」 , 習 慣性喫煙の心配」 の順となっている, 喫煙者は非行防止や法律遵守を重視しているのに対して, 非 喫煙者は習慣性喫煙者となること への危倶と将来の健康障害を心配する者が多い. 3) 中・高校生に対する喫煙防止教育の必要性. 中・高校生に対する喫煙防止教育の必要性の有無については, 「非常に必要である」59.3%が最も 高く, 「必要である」 34. 3%を合わせると, ほとんどの教師は喫煙防止教育の必要性を認めており, 否定的回答は僅か1 .8%であった, しかし, 喫煙状況別にみると, 喫煙者は喫煙経験者・非喫煙者よ り必要性を認めている者は有意に低率であった.. 4) 喫煙防止教育の実施の場・機会並 びに指導の適任者. 表1 0は, 「喫煙防止教育は, どのような場・機会に実施するのが効果的であると思いますか」 の o 禁煙教育の実施の場・機会 表l 家庭教育. 学校行事. 学級指導. 保健学習. N. 喫 煙 者 喫煙 経 験者 非 喫 煙 者. 1 9( 43 8 ) 5 . 34. 3 ) 71(. ) 69( 19, 0 4 3( 20.8 ). 63( 17, 4 ). 2( 5 17.7 ). 6. ) 34( 1 4 62( 21, 1 ). 4(1 ) .1. 116( 39 5 ) .. ) 91( 25 .1 66( 31 9 ) ,. ) 2(1,0 3(1 ) .0. 207 29 4. 計. 3 46( 40 ) ,1. 233( 27 0 ) .. 1 64( 19.0 ). 1 59( 1 8, 4 ). 9(1 10 ) .0. 864. 25 9 76( ) .. A. 計 363. 注) 複数回答があり, 横計1 0 0%を超える。. 質問に対して喫煙状況別に示したものである. 喫煙防止教育は, 「家庭教育」 の中で行うのが効果的であると考えている者が40.1%と最も高く, 次いで 「学校行事」 27.0%, 「学級指導」 1 9. 0%, 「保健学習」 1 8. 4%の順であっ た, 喫煙対策は, 学校・家庭・地域社会の協力体制が必要であるが, 中・高校生の喫煙問題を教師サ. イ ドから見ると, 学校教育より家庭教育の膜の問題と考えている教師が多いことを示している. し. 71.

(15) . 川 上. 幸 三. たがっ て, 指導の適任者として 「保護者」 が期待されている, 学校における喫煙防止教育の適任者としては,「学級担任」が49.1%と最も高率を占め,次いで「保 健体育科教諭」 2 6.9%, 「養護教諭」 18.5%, 「学校医」 1 7,5%の順であっ た. やはり, 生徒達と心 理的に最も近い距離にいる 「学級担任」 が学校における適任者として期待されている.. IV. 要. 約. 本調査研究は, 中・高校生に対する喫煙防止対策の手がかりとなる資料を得ることを目的に, 中・ 高校教員923名 を対象として, 喫煙状況, 喫煙・タバコに対する意識・態度, 喫煙防止教育につい. ての考え方について質問紙調査を実施 した. その結果, 次のような所見を得た,. 1) 男性の喫煙者率は, 全体として49.1%であり, 2人に1人は常習喫煙者であっ た. 各年齢とも 一般 社会人より低率であるが, 医師に比べるとまだまだ高率であった.. 2) 喫煙者の約半数は禁煙経験があり, また, 3/4は禁煙・節煙を試みている. 3) 禁煙または節煙意思をもっている者は, 喫煙者の約7 0%を占めた, その理由として, 「将来の 健康を心配して一 が最も多い, 4) 自分の喫煙習慣に対しては, 喫煙者の80%は好ましくない習慣と思っ ている,. 5) 喫煙量が多い者ほど健康 への有害性を認めており, また, 健康への有害性を認識している者ほ. ど禁煙・節煙経験者並びに現在, 禁煙・節煙意思者は多い. 「 「 6) 喫煙の効用として, 「気分転換が図れる」 , 精神的ストレス解消」 , 気持ちを落着かせる」 を 挙 げている.. 7) 教師の喫煙習慣は, 生徒達 に喫煙防止教育を実施する上で大きな 障壁となっ ている. 8) 喫煙経験者に対して, 禁煙してからの年数は, 各年齢層とも5年未満が最も多い, 禁煙に踏み 切っ た理由として, 「将来の健康を心配して一 「健康障害があって一 が高率であった. 9) 禁煙によっ て健康状態が良くなっ た者は約半数を占め,悪くなっ たと答えた者は22 7名中わず か2名だけであっ た. 健康上最も良くなっ た点は 「食欲が増し, 食事がおいしくなった」 である. 10 ) 喫煙者は, 「喫煙することは不経済」 を除いた他のすべての項目に肯定的 (好煙的) 意識を, また非喫煙者は否定的 (嫌煙的) 意識をもつ者 が多い, しかし, 喫煙者の中には, 喫煙・タバコ. に対して否定的な意識をもつ者が多くみられた. 11 ) 喫煙者の約半数は成人の喫煙を是認するとともに, タ バコは吸い過 ぎな けれ ば良い, と認識し ている. しかし, 非喫煙者の70%弱は, 成年・未成年, 喫煙量に関係なく喫煙行為に否定的であっ た,. 12 ) 他人の吸うタ バコ煙を不快に感じている者は, 高年齢層より若年齢層に, また, 喫煙者より非. 喫煙者に有意に高率であっ た. 13 ) 喫煙が肺がん発生の最大原 因であることを信じている者は少ない. 特に, 非喫煙者より喫煙者 の方が喫煙の肺がん説を信 じない傾向がみられた.. 14 ) 中・高校生の喫煙問題に対しては, ほとんどの教師は強い関心を示し, 無関心派は僅か8%で あ っ た.. 15 ) 中・高校生が喫煙することについては, ほとん どの教師は 「絶対吸うべきでない」 と答えてお り, 極めて否定的であった. その理由として, 現在及び将来の健康上の理由が最も多く,「非行に 72.

(16) . 中・高校教員の喫煙行動・喫煙意識. 「 つな がる」 , 法律で禁止」 は, 第4位, 第5位であっ た, 1 6 ) 中・高校生に対する喫煙防止教育の必要性については, ほとんどの教師が認めている, しかし, 「家庭教育」 で行うのが効果的である, と答えた者が最も多かった.. 参考 (引用) 文献 1) 日本た ばこ産業株式会社:昭和60年度全国た ばこ喫煙者率調査, 調査結果の概 要, 1986年2 月. 2) 野津有司:青少年の 喫煙に関する調査研究(第1報) , 高校生の喫煙率及 び喫煙状況について, 学 校 保 健 研 究, Vol , 1984, .26 , No.2, 571-579. l 3) 川上幸三:高校生の喫煙行動 とその意識, 北海道教育大学紀要(第 一部C) .33 , No.1, , Vo 81--94 , 1982.. 91-600 4) 皆川興栄:教育者の「喫煙と健康」の意識, 新潟大学教育学部紀 要,VOL24 ,No.2,5 , 1983. l 0 5) 西村亮 一:た ばこと健康, 医師会の実践, 公衆衛生, Vo , No.4, 258 259, 1986 .5 l 6) 皆川興栄:学校医の「喫煙と健康」の意識, 新潟大学教育学部紀要,Vo .27 ,No,2,423-439 , 1986. 7) 平山. 4, 雄:流行するタ バコ病, 健友館, 46-49 , 198. 8) 後 藤 啓 一 : 喫 煙 の 心 理 学, 公 衆 衛 生, Vol,43, No,11, 761-764, 1979 3-117 9) 平山 雄:タ バコ病とその疫学, 喫煙の医学, 講談社, 7 , 1982. 1 0 ) 伊藤 11 ) 小川. 982 l 61 章:喫煙予防と学校保健, 学校保健研究, Vo ,1 , No,12 , 558-5 ,24 981. 8 9 1 一 9 9 浩:成人男子の紙巻きタ バコ喫煙と健康状態, 日本公衛誌, 2 ,1 ,. l 27 1 2 ) 浅野牧茂:未成年喫煙の健康問題, 学校保健研究, Vo , 1985. , 476一484 , ,No.10 1 8 9 6 小学校喫煙防止に関する保健指導の手引き 1 3 ) 日本学校保健会: , ,. 1 4 ) 村松園江他:喫煙の経験と習慣に影響を及ぼす諸要因の研究 (第5報) , 大学生の喫煙とSec ond Hand Tabacco Smoke に つ い て, 学 校 保 健 研 究, Vol , 1978. .20 , No.8, 391一396 i t vedi ssonance 15 ) Festinger, L: A theory ofcongni , 1957 (末 永 俊 郎 : 認 知 的 不 協 和 の 理 論,. 48 965 ) 誠信書房, 14 6-1 ,1 付. 記. 稿を終えるに当り, 本研究のため調査に ご協力下さいました函館市及 び渡島管内の中・高校の 諸 先生方に深謝致します, (本学教授 函館分校). 73.

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参照

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