認証システム向け負荷テスト方式の提案
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(2) 情報処理学会第 77 回全国大会. 実際の 認証システム アクセスログ. 負荷コントロールシステム アクセスログを元に モデル生成 実負荷モデル 作成機能. フィードバック 負荷モデルDB 負荷モデル フィードバック機能 負荷テストの アクセスログを フィードバックし モデル修正. フィードバック 調整ポリシー. 負荷モデルDB 負荷パラメータ 算出機能. 4. 負荷コントロールシステム適用結果 前章の負荷コントロールシステムを従来方式 に適用したものが図 3となる。. ・HTTPリクエスト数 ・IPアドレス数 ・ユーザ数 負荷要件 ・コントローラ情報 ・エージェント情報 負荷テストツール情報. 実際の 認証システム アクセスログ. パラメータ情報 負荷パラメータDB. アクセスログを元に モデル生成. パラメータ情報. パラメータ情報 負荷コントロールシステムで 算出したパラメータを負荷ツールに入力. 負荷テストツール 負荷テスト試行時 認証システム アクセスログ. 負荷コントロールシステム. 負荷テストの アクセスログを フィードバックし モデル修正. 負荷テスト 実行機能. 負荷テストツール 負荷コントローラ. 負荷をかける. 負荷テスト エージェント. 認証システム. 図 2 負荷コントロールシステムの構成. 負荷テスト試行時 認証システム アクセスログ. 本方式における負荷テストツールのパラメー タ算出の流れを以下に示す。 ① 負荷テストで再現したいケースの実際の認 証システムのアクセスログを取得し、負荷 モデル作成機能が負荷モデルを作成(実負 荷モデルと呼ぶ) ② 作成した負荷モデル、負荷要件、負荷テス トツール情報を基に負荷パラメータ算出機 能が負荷パラメータを算出 ③ 算出された負荷パラメータを基に、負荷テ スト実行機能が負荷テストツールを実行し、 認証システムに負荷をかける(試行) ④ 負荷テスト試行時のアクセスログを基に、 負荷モデルを作成 ①の実負荷モデルと④の負荷モデルとが一致 すれば、パラメータ値が正しいことは明確であ るが、モデルが複雑であれば一致する可能性は 低いと考えられる。パラメータ値を収束させる ためには複数回の試行が必要となる。 初回の試行により生成した負荷モデルに対し て、補正を加えた負荷モデル(フィードバック 負荷モデル)を作成する。負荷モデルを補正す るためのポリシーをフィードバックポリシーと して定義し、それに従ってフィードバック後の 負荷モデルを調整する。負荷テストの試行、負 荷モデル生成と補正を繰り返すことでパラメー タ値を決定する。本方式の流れを以下に示す。 1) 負荷テスト結果からフィードバック負荷モ デルを作成 2) 前回のフィードバック負荷モデルと突合せ、 差異とポリシーに従って負荷モデルを修正。 3) 修正したモデルによりパラメータを再算出 し、負荷テストを実施 1)~3)を負荷モデルの差が一定値内に収まる まで実施することで負荷テストツールのパラメ ータを決定する。. 負荷テスト 負荷テスト エージェント エージェント. 認証システム 認証 認証 認証 サーバ サーバ サーバ. 業務システム. 業務システム. 業務システム. 図 3 負荷コントロールシステム適用構成 この方式により、負荷要件に適したパラメー タを短時間で自動算出することが可能になると ともに、負荷テストの結果をフィードバックす ることにより、より最適なパラメータ値を算出 することが実施可能なる。結果、負荷テスト時 間の短縮が可能となり、一例ではあるが、端末 数 4 万台、HTTP リクエスト数 5000HTTP リクエス ト/秒のモデルに対して、従来は約 2 日必要だっ たものを約半日に短縮可能であることを机上に て算出した。. 4.まとめ 本方式では、複数の負荷コントローラサーバ を制御することできめ細かな負荷テストを実施 可能であること、モデル定義の追加によりさま ざまな負荷テストへの対応が可能(ピークモデ ル 、 現 実 モ デ ル : 週 初 、 週 末、月初、月末な ど)であるという効果が得られる。 本稿では、現実システムのログから負荷テス トツールのパラメータを自動的に算出する方式 を提案した。ピークモデルに対しては、本方式 が有効であることが確認できている。今後は、 さまざま負荷モデルに対して、正しくパラメー タ値が算出可能であることを示す予定である。. [参考文献] [1] 富士キメラ総研, 2014 ネットワークセキュリティビ ジネス調査総覧(上巻), 2014. [2] IPA, 情報セキュリティ白書 2014, 2014 [3] IBM 社 Rational Performance Tester [4] HP 社 LoadRunner [5] オープンソース Jakarta JMeter. 3-438. Copyright 2015 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
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