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核燃料用ウラン中の微量不純物分析

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核燃料用ウラン中の微量不純物分析

Determination

of TraceImpuritiesin

Uranium

Fuels

寧*

登*

馨**

YasusbiSugawara Fumito Nakasbima KaoruSakai

概 核燃料用金属ウランおよび二酸化ウラン中の不純物許容量と分析に要求される定量下限ほきわめて低い。こ こでは吸光光度法,ポーラログラフ法,′意気伝導度法,発光分光分析法などにより種々検討して,中性子吸収 断面積の大きい元素や核燃料の性質に種々影響すると思われる元素など約30種類について,日常分析に適用す るに至った分析方法と分析結果を述べる。 第1衷 核燃料用ウランの小純物許容量と分析要求仙

1.緒

言 核燃糾こ用いられる金城lクランや二酸化ウランでは (A)中性イ・吸収断面桜の大きいB,Cd,ある種の希土班など (B)核燃料の性田に主旨苧撃する金娼ウランり--のN,C,0;二酸化 ウランの0/U比など (C)製錬や各種処理`1二程で混入しがちなSi,Fe,Cr,Ni,Al, Cl,F,Co,Cu,Mg,Znなど を分析する必要がある。第1表はこれら核燃料用ウランの不純物許 容量と核設計者が分析に要求する定量ド限の例であって,これら約 30成分に対し,きわめて高感度の分析力法を確、∵L′なければな仁)な い。第1表には記していないが,金属ウランlいの0や中性子吸収の 大きいSm,Euなどの分析も必要となる。 従来,この方面の研究ほきわめて数多く発表されているが`1)∼(3), 各国でも種々の困難のため規格化されるに至っていない。日立製作 所では約3年前よりこの方面の研究を実施し,そのいくつかは「金 鵜ウラソ分析合同委員会+にも提案し,学会誌にも投稿した。ここ では,現在日常分析に採用している分析方法と実試料による各種分 析例とを総括的に記す。 これまでに検討した方法を分顆すると, (A)化学分析法 (a)吸光光度法 (b)ポーラログラフ法 (c)電気伝導度法 (B)発光分光分析法 (a)担体蒸留法 (b)銅スパーク法 となる。研究の初期には化学分析法のうち牛如こ吸光光度法が主とし て用いられたが,迅速分析の可能な発光分光分析法が閑雅されるに 及んで,大部分をこれに切り換え,発光分析法でほ不可能な成分 (F,N,C,Th,P,0/U比など)や掛こ低濃度またほ高濃度を 精解に分析する必要のある成分(Cd,Mn,Ni,Pb,Al,Siなど) のみを化学分析するようにした。以下,上記分掛こしたがって各分 析法の概要を述べる。

2.化学分析法

一般に共作する多量のウランは不純物元素の化半分折に著しく妨 害となることが多い。したがって,妨害をなくするにほ (A)妨害成分の分離 (a)所収榔-H法(TBP,ベンゼン,クロロホルム,凹塩化炭 鼠 7′しコーー′し軌エステ′L鮒など)  ̄ ̄盲 ̄ 日立製作所日立研究所 ** 日立製作所日立研究所 理博 物 納 小 AgAIBCCaCduCOCrCuDyFFeGdHhMgMnMONNi2PbSISn↑iVW2n2r HTR*(UO2〕 I窮

料!ペレット

一20201〇一6〇一100010 6040100 ■260 ■1550015 * 口立教再訓練用原子炉 ** 参考値 JRR・・・3 (U) 30** 0.2 600 0.2 20** 150 * * 301〇一■ 8〇一一50 0 3 分 析 要 求 u I uo2 020000一〇512010〇一30010 105一20301〇一20 000000 】 1 000000 2 3 2 2 1 2 3

i-;l王弓

l l 〔単位 ppm〕 (b)イオン交換法(主として慮塩基性陰イオン交換樹脂) (c)沈でん法 (d)蒸留法 (e)電解法 (B) マスキング EDTA,酢酸,フッ化ナトリウム,クエン酸などの添加 などの操作を賛することが多い。これらの前処理操作条件を決定し た後の分析操作ほ,従来の金属中の微量成分分析法を適用できる場 合が多いが,ウラン以外の妨害成分を除去するために,さらに逆抽 F七するとか,pH調節やマスキング操作を必要とする場合もある。 また,共存成分や1]的成分の含量とか含有比によっても,いろいろ の対策が必要となる。 2.1吸光光度法 現在R立製作所で,すでに検討し日常分析に用いている吸光光度 法は第2表のとおF)である∩ これらの方法のうち,Al,F以外ほ「金 川ウラン分析r州委rl公_川川iの火砲.試料により,他研究機関と分 析法の検討を行ない,第3表のように,Th,Cuをのぞく成分につ いては,かなりよく一致した結果を得ている。第3表のうちでAは

(2)

昭和38年3月 第2表 ウラン中の不純物の吸光光度分析法

蔑芳l妨害除去法

TBP 抽 出 四塩化炭素抽出 直 EDTAマスク 四塩化炭素抽出 水蒸気蒸留 直 TBP N 水蒸気蒸留 クロロホルム抽出 直 TBP 出 発 色 法 オキシソーベンゼン抽出 ジエチルジチオカルノミミン酸錯塩 とし,抽出後, し旦_土星堅塁旦 KMnO4酸化,ジフェニルカルパ ンド発色 ジュチルジチオカルバミソ酸錯塩 として抽出 ネオトリノ発色 0「フエナントロリソ発色 KIO3酸化し,KMnO4とする グロラミンT,どリジン,ピラブ ロソ混液発色,四塩化炭素抽出 pH8 でジメチルグリオキシム発 色 リ.ソモリブデン酸を還元し, プデソ育とする ケイモリナデソ憮を還元し, プデソ育とする トリノ発色 モリ モリ (m〃) 370 420 540 437 570 508 525 450 375 815 815 545 * 最適条件での精度を示す 第3表 共通試料による化学分析値の比較 (ppm) 精度* (プJ)

竺l_三土き

ト10】±1・0

>5 1∼10 5′-500 10∼300 2∼150 5∼150 5∼50 1∼50 ±1,5 ±1.5 ±3 土2 土1.5 士2.0 士1.5 土2 A B CI D

ー_L⊥

F G H IIJ

F平均値

FeNiCOCrMnCuTbPSiN 72 19 1.4 8.3 4.3 1.5 1,005 12 58 72 17 1.9 7.9 4.3 1.8 13 20

F忘与

/抑 ノワ

+

dr 汐 -態べ・ ..℃hノN

.+

1,2蔓章二喜ぎ

---+ _l l /=‖ 40 19 1.0 7.4 5.7 2.8 >90 60 Jβ卜 /ク 必 66 19 1.6 7.8 3.7 1.7 978 11 63 23 dr 〃 71 20 1.6 7.6 5.3 2.6 950 11 25 1 9 1 7 1 7.9 4.4 1.5 680 12 50 20 (単位ppm)

フ ッ素走品用蒸留装置 71.5 18.9 l.4 7.7 4.6 1.9 974 11.9 56.2 22.5

丁零1「

さ"く・-1て-もへく・‥⊥

§日記製作所日立研究所が分析した伯である。実験に用いた機器ほ日

立EPU】2A形分光光電光度計およびFPW-4形フィルタ光電光度 計である。ここでほ,これら分析法の一々についての記述を避け, 他所ではとんど行なわれていない二酸化ウラン中のFの分析法のム を述べる。 従来は,金属ウラン中のFの分析には硝酸トリウムによる満足 法(4〕が広く行なわれていたが,二酸化ウランでほ含有量が低いので 日記 ̄製作所日立研究所でほGrimaldi氏(5)や汁二見氏ら(6)が行なって いるキー捕小のF分析法の油川を.拭Lんた。検.ト1の緋丸確-、‡したノ/臼こ ほ次のとおりである。まず,二酸化ウラン試料を第1図のような蒸 留フラスコにはかりとり,硫酸(1+1)20mJおよび垂クロム恨カリ 第45准 第3号 第4真 実試料の 分析結果 .試 料 *Eldorado S2(E〕 Eldorado S3(K) **MCW Lot 2 MCW Lot 3 *糊SGM Heavy(H) SGM Ligbt(F) Davison 横 沢 化 学 UO2++

竺撃+竺戸

15.76 16.83 8,61 8.63 3.29 5.40 1.06 4.29 モ ル比0/U 2.158 2.168 2.086 2.086 2.033 2.054 2.011 2.043 1=Eldorado= EldoradoMiningandRe丘ningLtd. 榊MCW:Mallinckrodt CbemicalWorks *榊SGM= SocieteGeneraleMetallur由quedeHoboken 第2図 UO2+十のホーラログラフ波に対するリン酸の影響 ウム3gを加えて加熱溶解したのち,水蒸気を送りながら,留出液 が150mgとなるまで蒸留する。.これに一定量の硝酸トリウムを添 加Lたのち,ネオトリンを滴卜して発色させ,光電光度計によって 570m+′亡の吸光度を測超する。=.その際,発色強度はF含有量の増加と ともにj出色するので,吸光度とF含篤との関尉ま通常の検量線とは 逆になる〔これほ間接l吸光光度法とよばれる。本法による定量下限 ほ5ppm,分析精度ほ±3ガである。 2.2 ポーラログラフ法 2・2・1直流ポーラログラフ法による二酸化ウランの0/U比 0/U比の求め方にほ,Eldoradoの熱天びん法(7),電位差滴走 法(7',AEREの還7亡法(8),Hanfordの吸光光度法(9),Westing-house`18'および日本原子力研究所(11)のポーラログラフ法などが ある。1]了■硝竺作所日立研究所でほ迅速簡便という点を考慮してつ ぎのようなホーラログラフ法を開発した(12)。 分析力法ほ二酸化ウラン試料を濃リン酸と煮沸して完全に溶解 し,放冷希釈後,一0.7∼-1.0V vsHgにおけるポーラログラム 波高からUO2++を連星し,次式により0/U比を計算する。 0/U=2+---一一一一理 I町-ぴ

1旦_

270 UO2++伯が′+、さいときはつぎの近似式による。

0/U=2+蒜

(1) ‥(2) 本l川勺にほ(2)式で十分である。ここに Ⅳ=.試料採取量(mg),紺:UO2++の定量値(皿g)

(3)

ー42-核

用 ウ ラ

量 不

∋ 】 転 【 ⊂:⊃ 一寸 l l l l l r と

1等

j⊥

l l 1 l l l くも /J声 l l l 【 年) \

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l l r l l J 】 ‥ l l l l l

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l ://ガラスフィルタ l l l l: l 記 ・ 第3岡 イ オ ン 交 換 塔 一一叫/〟 ββ 〃 卯 〃 相賀トハ■へ□小-半 箭咄僻岬叫り√十せも 〃 〃 ハ‖U一

十山什

凸lケ/け〟〟仏 「+ 鉛L「 Lr■ ニ見料 涼 み〟釘+1一々ダr〟++を含む J〝〟r/)容濾/仇かエ 〝 .ガ ノ次:7 流 出 液 量(仇り 第4図 UO2十十,Cd十+ の 曲 線 である。本法によれば,UO2++として0.05%まで定量できる。第 2図はUO2十十 のポーラログラムに及ばすリン恨濃度の去汐禦を示 す例である。弟4表は実試料による分析結果である「. 2.2.2 矩形波ポーラログラフi去によるCd,仙-,Pb,Niの定量 カドミウムの熱中性子吸収断面積ほ2,400±200barnsと非常に 大きく,その制限値は0.1∼0.2ppmとされているが,吸光光度法 や発光分光分析法では操作が複雑で,感度がイく十分である。新形 波ポーラログラフほ直流で分梅された指示電極に微少の矩形波電 圧を重捏し,電解電流の交流成分を測止することにより,残余唱 流の妨害を除去し,直流ポーラログラフの数百倍という高感度と する装i琵である(13)。本法を用いれば,Cdのみならず,Mn,Pb, Niの定量にも適すると思われたので検討した(14)。 本法においても,吸光光度法や発光分光分析法の場合と同様, 大量のウランを含有するときは妨害となるので,ここでは陰イオ ン交換法によi)分離した。用いた陰イオン交換カラムは第3図の ような硬質ガラス尊皇の筒内に弧塩基性陰イオン交換料脈(Dowex ど ββ β二 〝ク/≠化仲 A:1M塩酸 B:1M塩化カリウム+0.1M塩憶 C:1M塩化カリウム 第5岡 tJO2++,Pb++,Cd+十共存下のCd十+のポーラログラム ♂β 斤′ワ イ 却 中学卜「小トロ小1半

+

+,

L]

十 ∩. / -「-+ 一

一戸J十十

1 +一「 l t l L-1 し-1 し-「 し-1■「 ♂ ∠♂ イ♂ ♂β 溶出液量(仰J) 第6図 9M塩酸によるMn十+,PB十十,Ni十+の桁Fl ̄渦紋 1×4,50∼100メッシュ)を充てんしたものである∩試料溶披は 約1mJ/minの流速で流して吸着される。 Cdの分析でほ,1M塩酸40mJ,0.5M硝酸15m7の順に通し てUO2++を溶出して後,残留するCd十十を0.5M硝酸30mgで析 出させ,溶出披を濃縮してポーラログラフにかける。その溶肘曲 線は第4図のとおりである。また,UO2++,Pb++,Cd++共存下 の軒形波ポーラログラムは弟5図に示すとおりである。一方Mn, Pb,Niの分析でほ,9M塩酸50mgを通して不純物のみを溶出捕 り三L,蒸発乾田する。これに1M水酸化カリウムー0.4Mトリエタ ノールアミン溶液5mgを加えて残溶(さ)を柄解し,ポーラログ ラフにかけてMnを定量し,Ni,Pbは1M水酸化カリウムー0.1M シアン化カリウムを支持電解質として同時定量する。第占図ほ Mn,Pb,Niの溶出曲線で,UO2++ほこの条件で完全に分離する。 舞5表ほ市販の二酸化ウラン試料について,本法と発光分光分析 法,吸光光度法により得た分析値との比較であって,本法がもっ とも紙状度まで分析できることが知られる。

(4)

472 昭和38年3月 第5表 各種分析法による定量結実の比較

J Mn 方 法 三菱製UO2 Lot No.5 三菱製UO2 Lot No.10 横沢化学製 試薬UO2 (注)

▲_l型】撃rクポ

Pb

表紳クニ占

発光:発光分光分析法 吸光:吸光光度法 クポ:ク形渡ポーラログラフ法 Ni

表立桓壷中

<10 <10 <10 Cd

発光】姦オー ̄ ̄石

(単位 pptn) 2・3 電気伝導度法 従来,微量炭素の定量にほ鉄鋼分析に用いられる凝縮気化法(15) がおもに適用されてきた。ところが,それは水銀拡散ポンプなどを 使用する高真空系や液体空気などを必要とするため,分析操作も複 雑であったので,操作に便利で迅速分析の可能なLeco製のCon-ductometricCarbonAnalyzerを用いて定量する方法を検討Lた。 分析方法は試料を300mJ/minの酸素気流中で3分間加熱した後, さらに15分間酸素を通して,生成した炭酸ガスを水酸化バリウム中 に描捉(そく)し,その溶液の電気伝導度を標準溶液と比較して定量 する。酸化ウラン試料を高周波炉で加熱する場合,助燃剤として金 属錫と純鉄とをおのおの1g添加する。このようにすることにより 分析偵は凝縮気化法とよく一致し,定量下限ほ10ppm,分析精度 ほ±5%である。

3.発光分光分析法

ウランの発光スペクトルはきわめて多数の複雑な線スペクトルを 有し,それが不純物のスペクトル線と重複することが多い。この障 告を除去するため,ウランの発光を抑制する担体蒸留法(16)・(21)とか, あらかじめウランを溶媒抽出法(17)・(18)やイオン交換法(19)で分離し, 銅スパーク法(17),(19),交流アーク法(18)で発光する方法が用いられる。 3.1担体蒸留法 試料中の不純物の分別蒸留を容易ならしめ,アークを安定せしめ るため,従来,担体として酸化ガリウム(16),(21)や塩化銀(20)・(21)が用 いられてきた∩ この方法はU308を蒸留せしめず,不純物のみを蒸 留させる方式であるが,高沸点酸化物を生成するような元素の分析 では分析値がバラツキやすい。このバラツキを補正するため,定量 元素と蒸留特性の類似している元素との線強度比を求める内原準法 が使用されるが,含有成分自体を内標準物質としたのでは,それの 化学分析を一々行なわなければならないので,あまり迅速分析のH 的にそわない。二酸化ウラン中に付在するコバルトほ比較的少ない ので,われわれは,その一姫量を担体に混入し,これを内標準物質 として使用することにより,分析の精度を向上し,迅速化の目的を 達した。 すなわち,試料を900℃で2時間加熱し,安定なU308として後, 1・5%のCo304を含む酸化ガリウム2%を加えてよく混合し,その 0・1gを弟7図(a)に示すような黒鉛電極に採取し,下記の条件で 分光分析した。 分 光 器 回 折 格 子 ス 投影波長域 フ 乾 板 電 極 試料穴あけ器 JACO聾竺3.4m回折格子分光写真器 15,000本/in,設悍角度5.8度 15/JX9.5mm 2,150∼4,650A 三段(透過率100,65,40%) コダックSA-1(2,150∼3,200A) 富士プロセス(3,200∼4,650A) 弟7図(a),電極間隔4mm 第7図(b) 頗 =刈

dr っ′ っJ

「\N←基J

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1

J川r っJ ハa dr ′〃 誌 料 極 \試料十担体 /支 持 踵 第45巻 第3号 恥屯h ♂J¢ Jβイクー ♂♂〆 (a) (b) 第7囲 担体燕摺用電極および付属品 第6蓑 分光分析値と化学分析値の比較例 試料名l 分 析 法 分光分析値 再生UO2 三菱製UO2 (原料粉末) NBL U308 * **

〈告B去*

化 学 分 析 伯

分光分析値‡冨B去ネ

化 学 分 析 偵 Fe 69 70 74 30 32 29

芸霊芝琵ヂ分(宗鷲ll…喜

NBL:New Brunswick 外そう値 AllCr 170 186 5 5 3 4 7 8 > 1 1 RU O 2 <り * * 一 6 5 く6 49 45 Ni

36424。石川5

Laboratory Si 50 3一1 9 8 ”3841¶1。。1。

三言言r:…三

21 24 d 二一d <1 (単位ppm) Pb 55T d <1 発 光 法 直流弧光,280V,10A 時 間 予備放電10秒,露肘時間30秒 従来ほアメリカのNBL標準試料が分光分析に用いられているが, この試料ほ主として金属ウラン中の不純物分析に適する含有成分や 濃度範囲を対象につくられ,二酸化ウランや再生燃料の分析には不 便を感ずることが多かった。そこで,われわれほ高純度の二酸化ウ ランに一定量の不純物元素を添加し,化学分析によりこの量を確認 して堪準試料となし,これを高純度二願化ウランで階段的に希釈す る方法によって標準試料を合成した。この際,不純物成分は酸化物 として向接混合すると濃度の偏りを生じやすいので,高純度二酸化 ウランに柄液の形で配合,むらのないよう拝意して混和し,これを 400℃で3時間加熱し,メノウの乳ばちで軽く粉粋して基準試料と した〔希釈に際してはSpex社製ミキサーを用い,濃度の偏りのな くなるよう十分混和した。弟る表は分光分析Lた伯と化学分析した 値との比較である。ここでNBLとあるのはNBL製際準試料を用い た分光分析値,自家とあるのほ上記のような方法で調製した自家製 標準試料を用いた分光分析他のことである。三者の若干の差は化学 分析と分光分析との誤差で,特に合成標準試料【寸+の不純物の偏りに よる誤差の影響ほ認められなかった。 3.2 溶媒抽出分離一銅ス/く-ク法(22) 希ニヒ類元素のうちには,熱中性ア・吸収断面積のきわめて大きいも の,たとえば,Gd(叫000±2,000barns),Dy(1,100±150barns), Sm(6,500±1,000barns),Eu(4,500±500barns)などがあり,その 微量分析法の確立がのぞまれる。ところが,これらのスペクトル感 度は一般に他種金属元素より低いものが多く,また,多数の複雑な

(5)

ー44-核

量 不

第8大 分椚線対と定罷穐i出1 対 福

L

丁§⊥T苛+

/一一節】電 梅 第8阿 銅 電 梯 第7衰 分 離 濃 縮 拙 作 試料 1 蒸発乾 1 i溶媒抽 1 「 有機層 (U,Fe,Moなど混入) 有機層 (Tllなど混入) 1 有機層 11N 辿抽= 線スペク (20g) HCl(1十1),H202(30%) 固 9N HClで存≠解 出 分液ロートでTBP仙H 水屑 1 HC104, 蒸発乾囲 1 HNO3 溶媒抽‖ 1 分液ロ【 HClを添加 亡桁僻 HNO3でイi機物七分郎 (1+5)で溶解 トでTTA抽出 1 水屑 J CH3COONH4でpH5.0、5.5に調節 病根抽付 +分液ロートでTTA和如= 水屑 など睨入) 水屑 1 蒸発乾固 11N HCll血Jで溶解 発光分光分析 トルにより構成されている。それで, 希土類のみを選択的 に添媒抽出法により分離し,ランタン溶液を内部標準用に添加して 濃縮乾固し,これを弟8図のような銅電極上において, な分析条件で発光分光分析した∩ 回折格子 スリ ット 収影波長域 乾 ;阪 電 極 発 光 法 1,500本/in,設置角度5.42度 20/∠×2mm 3,200∼4,450A コダック SA-1 舞8図,電極間隔2mm 高忙スパーク(1次電圧:200V, ンス:40/∠H,キャパシタンス: 二次抵抗:残印紙抗,放電電流: 電何数:10同/cycle つぎのよう インダクタ 0.005/gF, 7,75A,放 時 間 予肺放電なし,露Hl時間20秒 なお,この際の分離濃縮操作ほ弟7表のとおりである。 従来はこれら希土類元素の分析に,Cr,Y,Er,Pd(19)・(2さ)などが 内部標準物質として用いられていたが,われわれは分析する希土放 と化学的性質が等しくて,蒸発特性の酷似したランタンを月れ、た。 使用した分析線対と定量範囲ほ第8表に示すとおF)であり,実際の 試料に一定量の希土類を添加したときの分析結果ほ第9表に示すと おりである。定量下限は核燃料としての許糾【ほたはそれ以下とな 止よ▲喜 Gd Dy Sm Eu l い甜用ス/くク川線 Gd 3,422.47 Dy 3,531.71 Sm 3,568.26 3,941.84 Eu 3,819.66 3,688.44 第9表 (A) 内標叩ミスペグトル線(A) La 3,936.22 La 3,936,22 La 3,936.22 La 3,936.22 Ⅰ一a 3,936.22 La 3,936.22 添加希土塀の回収定量値 定丑範閃(/唱/mg) 2∼100 2∼100 10∼200 100∼1,000 1∼20 10∼100 \ 成分(帽) 「試 料イニLローケーー1キ採取Elt 2g UO2 抹 耽 1 2g UO2 採 取 _【_1 20g Gd l Dy l Sm 川 』 ハU nU 5 2 ハリ O 1〇.2. J j .8 川 ∩八U 4 1 3 5 1月丁 0 112. .〇 』 0 0 5 2 00 1〇.2. 0 6 4 4 £U 4 .〇 .〇 〇 〇 〇 205 2 9 qい L (U O O.〇. 10 2 ハU 2 5 1 9 5 < 1 5 ∩入U 10 1 u E .〇 乃 nU O 5 2 八U ハリ 1〇.2. 第10末 日立教育訓練月J原子炉の10%波紺ウラン分析伯 1 8 5 く 1 9 川L 元 り, 宗 粕AIB㍗CaCdCrC。DyE。㍗F。GdMgMnM。NiPbSiSmSnV UNCに よる原料 の分析値 く く 6 く 2 く ‖ 5 く 4く" United Nuclear 化学分析による 原料粉末 A くく<6" 1 く<34く 、XU 1 7 1 3 (U 3くd< り Corp. わJtわれの分析値 宿榊紆頁 ̄ ̄ ̄ ̄「 ̄ニミレット B

IA_4

0 5 0 〔U nU O 8 4 0 ハリ 亡U ハU O 2 つJ 4 6 1 く < < 6 ■2 1 < く 3 4 く 4 < ・⊥ 7 1 4 0 <りく り <1<2"く1 く く 6 く 0 5 2 1 ハリ l 1 0 8く3く<り 実際の試料の管刃i!分析川として適当である。 ッ一7 レA 1 2 0 2 1 亡U 2 0 0 (U O 爪U nU ハU l 1 0 0 5 3 0 6 2 6 7 1 4 1 1 0 <2く4"く2 <く 8く 7く4<<q 以上のような分析方法を用いて,日立教和訓練川原了知了の10%濃 桁ウラン原料および焼結ペレットを分析L-た結果は第10表に示す とおりであって,原料の分析値は大部分の元素ではUnited Nuclar Corp.で分析した結果の正当性を確認する値となったが,F,Cd ではかなり相違している。念のため数卜享川こわたり分析したところ, 精度はいずれも±2%以下であった。Cdに関するわれわれの方法 ほ特に低濃度に適するよう開発されているので,UNCがわれわれ のより高いのは分析の際のブランクがかなりあるためと考えられ る。なお,ペレットにした場合,原料そのままよりも,F,Cd,C, Sn,Mnの含量ほ減少L,Fe,Mg,Ni,Siの含品ほ脚加している が,それは焼柿過私㍑こおいて,前掛ま舛郵,彼老は混入Lたためと 考えられる。

4.結

口 核燃料用ウラン巾の不純物分析法について稀々検討し,円満の分

(6)

474 昭和38年3月 析に適用せしめるに争った分析力法ほ次のと‥か)である。 (1)化学分析法 (a)吸光光度法 Al,Co,Cr,Cu,Fe,Mn,N,Ni,P,Si,Thの分析ほ 「金属ウラン分析合同委貝会案+や各稗文献の力法にほぼ準じて 行ない,Fほ水蒸気蒸留後,ネオトリソで発色L,剛基吸光光 度分析する。 (b)ポーラログラフ法 (イ)二酸化ウランの0/U比測定は,試料を濃リソ掛こ溶解 し,直流ポーラログラフ法によってえた六価ウラン伯から計 算によって求める。 (ロ)Cd,Mn,Pb,Niの定副こは,強塩基性陰イオン交 換樹脂で,多量のウランを分離し,矩形波ポーラログラフ法 による。 (c)電気伝導度法 Leco製装置を用い,加熱により生成した炭酸ガスを水酸化バ リウムに捕捉し,電乞も仁増度を測定してCを冠吊する。 (2)発光分光分析法 (a)担体蒸鰭法 酸化ガリウムを担体とし,コバルトを内標準元素とし,あら かじめ多種の標準試料を調昏呈し,Fe,Al,Cr,Ni,Si,Mn, Mg,Sn,Pb,Mo,Cu,Ag,Ⅴ,B,Inを定量する。 (b)銅-スパーク法 溶媒抽出法により,妨害するU,Th,Fe,Mo,Caなどを 分離し,銅電極上にランタンを内標準元素とする試料をおき, 発光せしめることにより,Gd,Dy,Sm,Euを定量する。 以上の研究にあたり,ご懇切なご指導を賜わった日立製作所の中 戸川部長,川島主任研究員,熱心に協力された分析担当者各位に深 甚なる謝意を表する。

特許 弟279811号 空 気 空気遮断器は保守が簡単で大電流の遮断性能がすく、lれているため もっとも多く使用されているが,遮断時に爆発的な大騒音を発生す る。 この発明はノズル形接触子の背後に消音箱を設け,この消音箱に 面積をその周囲の距離で割った値が1mm以下であるような細孔を 多数穿(せん)設し,排気ガスをこの細孔を通して外気に放出するよ うにしたものである。 周知のように絶対圧力が2気圧以上の空気がノズルを通して外気 に放出されるとき,ノズルでの流速は最大となって音速に達する。 大気中への放出速度が大きいとき静止気体と衝突して大なる気流 の乱れを生じ騒音が大きいが,放汁i速度を低下すると騒音ほ著しく 低減するので排気ガスを細孔より故山すれば,空気の粘性のために 冷却装置 部がい管 ノスル形磋触子 第1図 /茸定子 遮

第45巻 第3号 参 男 文 献 (1)H木原ナカ研究所分析化学研究室:原研調査報告 およびトリウム巾の各種元素の分析法文献抄録 (1959-10)(日本原子力研究所) "ウラン ”No.13 (2)M・W・Lerner:TheAnalysisofEssentialAtomicReactor (3) (4) (5) 678910 (18) (19) (20) (21) Materials,TraceElements,July24,1961,(USAEC) 金属ウラン分析介同委員会:金属ウラン巾の徴読物門の分 析法(1960) J.0.Hibbits:Y-883(1956) F・S・Grimaldi,B・Ingram,F・Cuttitta‥ Anal・Chem.,27, 918(1955) 汀見浩一,速水謹:日化7る,1291(1955) L・G・Stonhill:Canad.J.Chemリ3る,1487(1958) IJ・E・J・Roberts,E・A.Hasper:AERE,C/R-885(1952) H・H・Van Tuyl:HW-24700(1952) G・H・Tishko庁:AECD-2005(1948);R.M.Burd,G.W. Goward:WAPD-205(1959) 本島健次,星野旧:日本原子力学会誌2,1(1960) 小島史任‥ 分析化学,9,961(1960) G・W・C・Milner,L.J.Slee:Analyst,82,139(1957) F・Nakashima= Anal.chilll.Actaリ印刷中27(1962) 日本工業標準調査会:JISG1211,p.16(1958) B・F・Scribner,H・R・Mullin:J.Res.NBS,37,379(1946) 森田矩夫,武内次夫:日本化学会名古屋地方大会(1960-11月) 石井大道,武内次夫二 分析化学投稿中

J・A・Carter,J・A・Dean‥ Applied Spectroscopy,14,50

(1960) UKAEAIndustrialGroup:UKAEA Report,IGO-AM/ S-117(1958) 「い島篤之助,河口広司,高鳥教一郎,宇留野入電子:分析化 学,10,221(1960) (22)菅原寧,白土房男:日本化学会第15年会講演(1962-4月) (23)E・J・Center:AMト260(1952);C.Feldman,J.Y.Ellen・ burg= Anal・Che皿.,30,418(1958);中島篤之助,高橋正 雄,河口広司:金属学会誌22,564(1958)

●-一■■よ 高 砂 常 義・伊藤忠二郎 断 器 細孔の壁に接近した空気の流速が低下するため騒音も低減する。 また細孔の間隔dlおよびd2が小さいと,細孔からある立体角を もって噴出している気流が隣接せる気流と干渉して流速が十分低下 しないので,実験的結果より間隔dl,d2を細孔の両径の2∼3倍以 上にしたものである〔 ニうすることによって細孔から放出する排気ガスの流速ほ十分低 下L遮断時の騒芹を低減することができる。 (岩田) 00

+2記。

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参照

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