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Taro-素案(全体版)

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第四次やまぐち高齢者プラン

(素案)

山口県健康福祉部

長 寿 社 会 課

(2)

<目次>

策定に当たって 1 策定の趣旨 P 1 2 計画の位置付け 1 3 県計画と市町計画 1 4 老人保健福祉圏域の設定 1 5 計画の期間 1 第1章 計画の基本目標 1 基本目標 2 2 計画推進の基本的方向 2 3 施策体系 2 第2章 高齢者を取り巻く現状と将来推計 1 高齢化の進行 2 2 高齢者の状況 3 3 高齢者施策の推進状況と課題 4 第3章 地域包括ケアの推進 5 1 地域におけるサービスの連携 5 2 地域包括支援センターの機能強化 6 3 地域住民等の参加促進 6 第4章 介護サービスの充実 1 介護サービスの見込量と提供体制の整備 6 2 介護サービスの円滑な提供 8 第5章 在宅生活を支える体制の充実 1 在宅生活への支援 9 2 地域における支援の充実 9 第6章 介護予防と認知症施策の推進 1 介護予防の推進 10 2 認知症施策の推進 10 第7章 人材の確保と資質の向上 1 福祉・介護人材の養成と確保 11 2 福祉・介護人材の資質の向上 12 3 魅力ある福祉・介護職場づくり 12 第8章 シニアが活躍する地域づくりの推進 1 実践的な社会参加・社会貢献活動の促進 12 2 「活動的な85歳」を目指す健康づくりの推進 13 第9章 計画の推進・点検体制 13

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策定に当たって

1 策定の趣旨 「団塊の世代」が平成27年までに高齢者世代に加わり、高齢化がさらに進む中、 高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、安心していきいきと暮らせる社会づくりを進 めていくことが、県及び市町の重要な課題となっている。 こうした中、介護保険が平成24年度から第5期事業計画期間に移行することなど から、現行の「第三次プラン」を見直し、平成24年度から平成26年度までを計画 期間とする「第四次やまぐち高齢者プラン」を策定する。 2 計画の位置付け 老人福祉法に基づく「老人福祉計画」と介護保険法に基づく「介護保険事業支援計 画」を一体のものとして策定する。 今後3年間の本県の高齢者保健福祉推進の基本となる計画として策定する。 県 老 人 福 祉 計 画 第四次やまぐち高齢者プラン (計画期間:H24~H26) 県介護保険事業支援計画 3 県計画と市町計画 市町においては、地域のニーズを踏まえ、県との連携の下、介護保険サービスをは じめとする高齢者サービスの見込量を設定するとともに、その計画的な提供を目的と して、「市町老人福祉計画」と「市町介護保険事業計画」を一体的に策定する。 県計画においては、市町の計画を基に、各保健福祉圏域及び県全体の介護サービス 見込量を設定するとともに、広域的な観点に立って、地域包括ケアの推進、人材の養 成と確保、シニアが活躍する地域づくりなど、今後、取り組むべき施策について定め る。 4 老人保健福祉圏域の設定 保健・医療・福祉の緊密な連携により推進することが重要であることから、老人保 健福祉圏域のそれぞれの区域は、「山口県保健医療計画」に定める保健医療圏と同一と し、県内を8圏域に区分する。 5 計画の期間 平成24年度から平成26年度までの3年間とする。 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 策 定 第二次高齢者プラン 策 定 第三次高齢者プラン 策 定 第四次高齢者プラン

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第1章

計画の基本目標

1 基本目標 『だれもが生涯にわたり、住み慣れた家庭や地域で、 安心していきいきと暮らせる社会づくり』 *現行計画と同じ 2 計画推進の基本的方向 基本目標の実現に向け、保健・医療・福祉の連携を図りながら、「生涯現役社会づく り」のための各分野にわたる施策を着実に推進する。 3 施策体系 【基 本 的 方 向】 「生涯現役社会づくり」のための諸施策の推進 【施 策 体 系】 地域包括 介 護 在宅生活 介護予防 人材の確 シニアが ケ ア の サービス を支える と認知症 保と資質 活躍する 推 進 の 充 実 体 制 の 施 策 の の 向 上 地域づく 充 実 推 進 りの推進

第2章

高齢者を取り巻く現状と将来推計

1 高齢化の進行 ・本県は、全国平均に比べ約10年早く高齢化が進行 出典:平成22年以前は「国勢調査」、平成27年以降は国立社会保障・人口問題研究所の 「都道府県の将来推計人口(平成19年5月推計)」による。 24.9万 29.6万 34.0万 37.3万 40.5万 44.8万 46.1万 45.0万 43.0万 41.3万 16.3 19.0 22.2 25.0 28.0 32.3 34.9 36.0 36.5 37.4 (12.0) (14.5) (17.3) (20.2) (23.0) (26.9) (29.2) (30.5) (31.8) (33.7) 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 50.0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年 平成32年 平成37年 平成42年 平成47年 (%) (万人) 山口県の高齢者人口の推移と将来推計山口県の高齢者人口の推移と将来推計山口県の高齢者人口の推移と将来推計山口県の高齢者人口の推移と将来推計 高齢者数(65歳以上人口) 高齢化率 参考:全国平均の高齢化率

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2 高齢者の状況 高齢化の進行に伴い、要支援・要介護者数や高齢者単身世帯等、認知症高齢者の増 加が見込まれる。 (1) 「団塊の世代」の高齢化 ・平成27年までに「団塊の世代」が全て65歳を超え、県全体の高齢化率を押し上 げる。 【団塊の世代(S22~24年生)の状況】 約85,000人(H22.10.1現在) (2) 要支援・要介護者数の増加 ・高齢化の進行に伴い、要支援・要介護認定者の割合が増加 【要 支 援 ・ 要 介 護 認 定 者 数】 H23年:76,366人 → H26年:約85,000人 【第1号被保険者における要支援・要介護認定者の割合】 H23年: 18.1% → H26年:約 19.0% (3) 高齢単身世帯等の増加 ・高齢化の進行に伴い、高齢単身世帯及び高齢夫婦のみ世帯が増加 【高 齢 単 身 世 帯】 H22年:75,403世帯 → H27年:約85,000世帯 (12.6%) → (14.6%) 【高齢夫婦のみ世帯】 H22年:85,103世帯 → H27年:約91,000世帯 (14.3%) → (15.6%) (4) 認知症高齢者の増加 ・高齢化の進行に伴い、認知症の高齢者が増加 【認 知 症 高 齢 者】 H22年:29,200人 → H27年:約34,000人 (5) 高齢者の住居の状況 ・高齢者のいる世帯の住まいは、全国に比べ持家率は高いが、借家が増えている。 【高齢者がいる世帯の住まい】H17年:山口県 持家:86.9%、借家:12.8% 全 国 持家:83.2%、借家:16.5% H22年:山口県 持家:86.3%、借家:13.5% 全 国 持家:82.3%、借家:17.4% (6) 高齢者の就業の状況 ・高齢者の22.2%が職業に就いている。 【就 業 者 数】 H17年:82,988人(就業率:22.2%) (1次:約3.2万人、2次:約1.2万人、3次:約3.9万人) (7) 高齢者の社会活動等の状況 ・高齢者の62.4%が社会活動に参加している。 【社会活動に参加している高齢者の割合】H20年:山口県62.4% 全国57.1%

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3 高齢者施策の推進状況と課題 介護保険については、制度開始後10年以上を経過して県民に広く定着し、サービ スの利用者数等も増加するなど、制度としては概ね順調に推移している。 また、見守り活動など高齢者の日常生活を支えるための高齢者の生活環境の整備や 認知症高齢者への支援等についても、着実に進んでいる。 一方、高齢化が進行し、また、高齢単身世帯、高齢夫婦のみ世帯がさらに増加する ことに対応するため、地域包括ケアの推進や介護サービス提供体制の整備を図る必要 がある。 (1) 地域包括ケアの推進 ア 推進状況 ・高齢単身世帯等の増加に対応するための多様な見守り体制の整備を進めた。 ・高齢者向け住まいの確保や介護予防の推進、在宅ケアの充実を図るための医療と 介護の連携を進めた。 【高 齢 者 の 居 宅 サ ー ヒ ゙ ス 利 用 者 数】H18年:36,400人 →H22年:41,101人 【見 守 り ネ ッ ト ワ ー ク 数】H19年:16,158ネット→H21年:16,553ネット 【地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 設 置 数】H20年: 29箇所 →H23年: 36箇所 【通所型介護予防サービス実施事業所数】H20年: 445箇所 →H23年 528箇所 イ 課題 ・地域包括支援センターは全ての市町に設置されているが、地域包括ケアを円滑に 進めるため、機能強化を図る必要がある。 ・多様な見守り体制や高齢者向け住まいの充実、訪問看護ステーション等による在 宅医療の充実、認知症高齢者に対する支援の充実などを図る必要がある。 (2) 介護サービス提供体制の整備 ア 推進状況 ・要支援・要介護認定者数の増加等に対応し、居宅サービスと施設・居住系サービ スに係る適切なサービスの提供を進めた。 【主な居宅サービスの利用】 ・訪 問 介 護: H20年:110,508回/年 → H23年:130,145回/年 ・通 所 介 護: H20年:113,629回/年 → H23年:152,969回/年 【施設・居住系サービスの整備】 ・介 護 老 人 福 祉 施 設: H20年: 6,391人 → H23年:6,673人 ・介 護 老 人 保 健 施 設: H20年: 4,452人 → H23年:4,724人 ・介 護 療 養 型 医 療 施 設: H20年: 3,029人 → H23年:2,624人 ・ク ゙ ル ー フ ゚ ホ ー ム: H20年: 1,784人 → H23年:2,284人 ※H23年度は見込値 ※「介護老人福祉施設」には、利用定員29人以下の小規模なもの(地域密着型)を含む。 イ 課題 ・居宅サービスと施設・居住系サービスとのバランスのとれたサービス提供体制を 整備することが必要である。 【サービスの割合】 H21[本県]居宅:施設=53:47 [全国平均]59:41

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(3) 福祉・介護人材の確保 ア 推進状況 ・サービスを担う人材の安定的な養成・確保を図るとともに、潜在的有資格者や新 たな人材を掘り起こし、福祉・介護現場への就業を進めた。 【介護支援専門員登録者数】 H19年:5,971人 → H22年:7,012人 イ 課題 ・サービスを提供する事業所等の職員の離職率が他の産業に比べて高く、引き続き、 福祉・介護人材を確保する取組が必要である。 【離 職 率】 H22 全産業:17.9% 介護関連職種:18.1% 【求 人 倍 率】 H22 全職種:0.5倍 介護関連職種:1.04倍 (4) シニアが活躍する地域づくりの推進 ア 推進状況 ・生涯現役社会づくりに向けて、産学公連携による推進基盤を中心に、シニアが地 域社会の担い手として活躍する実践的な取組を進めた。 ・活動的で生きがいに満ちた生活を送れるよう、住民が主体となった健康づくりや 介護予防活動と一体的な社会参加の促進による地域づくりの取組を進めた。 【長 寿 社 会 推 進 員 数】 H19年: 814人 → H22年: 879人 【ふれあい・いきいきサロン数】 H19年:1,448箇所 → H22年:1,509箇所 イ 課題 ・シニアの地域活動の担い手養成事業やシニアグループによる地域貢献活動への支 援など、引き続き、実践的な取組を推進することが必要である。

第3章

地域包括ケアの推進

高齢者が可能な限り住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、高齢者の状態の変化に 応じて、介護予防サービスや医療・介護などの様々なサービスを切れ目なく提供する「地 域包括ケア」の取組を推進する。 1 地域におけるサービスの連携 高齢者が地域で安心して暮らせるよう、高齢者の状態に応じた適切なサービスを 提供するため、各サービスの連携を推進する。 拡(1) 利用者の状態に応じた各サービスの連携 ・医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスの有機的な連携を進め、地域ニーズ に応じたネットワークの整備を促進 ・地域包括支援センターを拠点として、地域のネットワークの様々な資源をコーディ ネートすることにより、高齢者の生活を包括的に支援する取組を推進

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2 地域包括支援センターの機能強化 地域包括ケアを支えるサービスをコーディネートする地域包括支援センターの機 能の強化を図り、高齢者を地域で支える仕組みづくりを推進する。 (1) 体制の強化 ・実情に応じた職員配置を図るため、職員のスキルアップなど専門職員の養成・確保 の取組を推進 ・日常生活圏域を踏まえ、地域の実情に応じた地域包括支援センターの適切な配置を 推進 拡(2) コーディネート機能の強化 ・地域包括支援センターが、利用者のニーズに合った適切なサービスにつなぐワンス トップ相談機能を充実する取組を支援 ・地域ケア会議における多職種・他制度間調整や専門職員の連携による対応(チーム ケア)の強化を図ることにより、利用者や介護支援専門員を支援 3 地域住民等の参加促進 地域包括ケアの普及啓発を行い、理解の促進を図ることにより、地域住民等に よる地域の支え合いの体制づくりへの参加を促進する。 (1) 支え合いの体制づくりの促進 ・地域住民等に対し、地域包括ケアの理解を深め、見守り等の取組への参加を促進

第4章

介護サービスの充実

要支援・要介護認定者数の増加等に対応し、高齢者一人ひとりの介護ニーズに即した 介護サービスが提供されるよう、居宅サービスと施設・居住系サービスとのバランスの とれたサービス提供体制を整備するとともに、安定的な財政運営等、介護保険制度の円 滑な実施を図る。 1 介護サービスの見込量と提供体制の整備 市町と連携の下、介護サービス提供の見込量を設定し、居宅サービスと施設・居 住系サービスとのバランスのとれたサービス提供体制の整備を進めるとともに、療 養病床の再編成を円滑に推進する。 (1) 居宅介護支援サービス、介護予防支援サービス ・介護支援専門員の養成・確保のための研修を実施するとともに、ケアマネジメン トのレベルアップに向けた取組を推進 (2) 居宅サービス、介護予防サービス ・「訪問介護」や「通所介護」などの居宅サービスについて、地域のニーズを踏まえ、 適切なサービス量の拡大及び質の向上に向け、サービス提供体制を充実 拡(3) 地域密着型サービス、地域密着型介護予防サービス ・「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」などの新サービスや「認知症対応型通所介 護」など、地域密着型サービスの提供体制を充実

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(4) 施設・居住系サービス ・施設サービスについては、在宅での生活が困難な中・重度の要介護者に適切に対応 できるよう、入所者を重度者に重点化しながら、各市町の利用見込者数等を基に必 要定員総数を設定 ・居住系サービスについては、中・軽度の要介護者及び要支援者の受け皿としての役 割を踏まえ、必要利用定員総数を設定 ※ サービス見込量(中間取りまとめ) 国の基本指針(案)を踏まえ、今後、市町等とさらに協議・調整の上、最終的な取 りまとめを行う。 《高齢者数等》 ・高齢者(第1号被保険者)及び要介護者等は引き続き増加することが見込まれる。 (単位:人) 区 分 H23年度 H26年度 伸び率 高齢者数(65歳以上) 409,423 433,868 +6.0% 要 介 護 等 認 定 者 数 74,186 82,339 +11.0% (注)要介護等認定者数には、第2号被保険者の認定者数は含まない。 《主な居宅サービス》 ・今後も利用者が大幅に増加することが見込まれる。 (単位:利用回数/月) 区 分 平成23年度 平成26年度 伸び率 訪 問 介 護 130,145 210,000~220,000 +61.4~69.0% 通 所 介 護 152,969 180,000~190,000 +17.7~24.2% 《主な地域密着型サービス》 ・今後も利用者が大幅に増加することが見込まれる。 (単位:利用人数/月) 区 分 平成23年度 平成26年度 伸び率 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 2,195 2,600~2,700 + 18.5~ 23.0% 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 750 1,300~1,400 + 73.3~ 86.6% 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 - 350~ 400 - 《施設サービス》 ・介護老人福祉施設及び介護老人保健施設については、利用者が増加することが 見込まれる。 ・介護療養型医療施設については、平成29年度末までに廃止されることに伴い、 減少が見込まれる。 (単位:利用人数/月) 区 分 平成23年度 平成26年度 伸び率 介 護 老 人 福 祉 施 設 6,491 7,000~ 7,200 + 7.8 ~ 10.9% 介 護 老 人 保 健 施 設 4,671 4,800~ 5,000 + 2.8 ~ 7.0% 介護療養型医療施設 2,488 2,000~ 2,200 ▲ 19.6 ~ ▲11.6%

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(5) ユニット型施設の整備の推進 ・介護保険施設の居住環境を改善するため、ユニットケア型施設の整備を促進 (6) 円滑な療養病床再編成への対応 ・本県の実情を踏まえ、必要な医療や介護サービスを確保することを基本として、再 編を推進 2 介護サービスの円滑な提供 高齢者がニーズに合った質の高いサービスを適切に選択し、安心して利用できる よう、利用者主体の体制づくりや介護サービスの質の向上に向けた取組を推進する。 (1) 利用者主体の体制づくり ・介護保険制度のなお一層の普及啓発及び制度の円滑な実施やホームページ等により 情報を提供 ・事業者に対する苦情相談体制の確保や要介護認定等の行政処分に対する不服申立へ の適切な対応 ・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)に対して優先入所指針の遵守の徹底を図 ることにより、真に入所が必要な者の入所を促進 (2) 介護サービスの質の向上 ・「自己評価」や「第三者評価」のサービス評価を推進するとともに、「外部評価」の 適正かつ円滑な実施 ・施設における身体拘束のないケアの実現に向けた取組やサービスの質の向上を図る 関係団体の取組を支援 ・施設内における入所者の重度化に対応するため、施設内職種間の一層の連携強化を 支援 (3) 安定的な制度運営のための体制づくり ・「第2期山口県介護給付適正化指針」に基づく適正な要介護認定の実施や制度運営 のための保険者(市町)への指導・支援 ・県財政安定化基金による介護保険財政の不測の資金不足への対応 ・法令遵守による適正な事業運営、サービスの質の確保・向上を図るため、集団指導、 実地指導などを通じた事業者の育成・支援 新(4) 地域の実情に応じた事業者指定基準の設定 ・介護保険サービス事業者に係る人員、設備及び運営に関する基準について、地域の 実情により、県及び市町において事業者指定基準を設定 新(5) 事業所における災害時要援護者への支援 ・事業所間における非常災害時相互応援協定の締結の促進 ・事業者に対する災害対策マニュアル等の策定の指導 ・事業者に対する土砂災害防止のための立地に関する指導

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第5章

在宅生活を支える体制の充実

在宅で安心して暮らすためには、見守りや権利擁護などの多様な生活支援、住まいの 充実、在宅医療・介護の充実などが求められることから、高齢者の状態に応じた支援体 制の充実を図る。 1 在宅生活への支援 ひとり暮らし高齢者等の増加に対応するための多様な見守り体制を整備するとと もに、高齢者向け住まいの確保や、医療と介護の連携を推進する。 (1) 生活支援サービスの充実 ・配食、緊急通報システム等による生活支援の促進 ・「福祉の輪づくり運動」の促進や地域資源を活用した見守り体制の構築 ・介護実習普及センターを中心とした一般県民及び家族介護者に対する介護知識や 技術の普及促進 (2) 家族介護者への支援 ・家族介護教室や家族介護者交流事業等の活動を推進 ・介護者の充実した暮らしを継続できるよう、デイサービスやショートスティなどの 介護サービスの利用を促進 ・介護者の負担の軽減等を図るため、高齢者の心身の状態に合った適切な福祉用具の 活用の促進 拡(3) 良質な高齢者向け住まいの確保 ・養護老人ホーム等の整備の促進 ・サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームについて、民間事業者への普及啓発 と県民への情報提供の推進 ・サービス付き高齢者向け住宅及び有料老人ホームに対する行政の指導監督の実施 ・高齢者等の優先入居等、公営住宅における住まいの確保 拡(4) 医療と介護の連携 ・在宅療養支援診療所をはじめとしたかかりつけ医や訪問看護ステーション等による 在宅医療(終末期ケアを含む。)の充実 ・やまぐち医療情報ネットを活用した医療と介護の連携情報の提供 ・退院・退所後の在宅生活への移行に向けた、介護支援専門員と病院・施設等との情 報共有の促進 ・医療・介護関係の多職種の連携・協働による地域のネットワークの形成 2 地域における支援の充実 認知症やひとり暮らし高齢者等の増加が見込まれる中、高齢者の生活を地域で支 える仕組みや基盤の整備を推進する。 (1) 高齢者虐待の防止・権利擁護の推進 ・地域包括支援センターを中心とした相談・支援体制の充実 ・地域における関係者のネットワークの形成の推進 ・高齢者虐待の早期発見から的確な対応を促進 ・地域福祉権利擁護事業及び成年後見制度の普及促進

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拡(2) 地域での生活を支える基盤づくり ・公共的施設の整備、高齢者向け交通サービスの充実等、福祉のまちづくりの推進 ・高齢者が関わる交通事故の割合が増加傾向にあることを踏まえ、高齢者を重点とし た各種交通安全対策(免許の返納含む。)の実施 ・高齢者の振り込め詐欺等の犯罪から守るための防犯対策の促進 ・高齢者安心・安全訪問ネットワークの活性化や高齢者に必要な情報の発信 (3) 在宅における災害時要援護者への支援 ・市町における災害時要援護者支援マニュアル及び要援護者個別避難支援プランの 策定を推進 ・自主防災組織の結成と活動の活性化を促進

第6章

介護予防と認知症施策の推進

要介護状態になる前の段階から一貫・連続した介護予防サービスの提供を推進すると ともに、認知症の初期段階から適切な対応が図られるよう、早期発見・早期対応に重点 を置いた、認知症高齢者や家族に対する支援を充実する。 1 介護予防の推進 要介護状態となる前の早い段階からサービスが提供できるよう、高齢者一人ひと りの状態に応じた介護予防を推進する。 (1) 生活習慣病の予防 ・生活習慣病の予防を図るため、健康教育をはじめとする保健サービスやがん検診を 推進 (2) 介護予防ケアマネジメントの推進 ・基本チェックリストの実施等による介護予防が必要な高齢者の早期把握 ・高齢者一人ひとりの状態に応じたプラン作成のために介護予防ケアマネジメント を円滑に実施 拡(3) ニーズに応じた介護予防の提供 ・地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業含む。)の推進とサービス基盤 の整備 ・地域包括支援センターと事業者との連携強化 2 認知症施策の推進 認知症高齢者の増加が見込まれる中、認知症の普及啓発や予防対策を推進する。 特に、早期発見・早期対応に重点を置き、本人や家族を支援する取組を推進する。 (1) 認知症に関する理解促進 ・認知症に対する地域住民への正しい理解を促進するため、認知症の原因や予防、 介護等に関する知識や施策を普及

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(2) 予防対策の推進 ・地域支援事業等の活用による予防活動の推進 ・脳血管疾患の要因となる高血圧症、動脈硬化等の健康教育の推進 ・「ふれあい・いきいきサロン」等の住民参加の取組を推進 ・かかりつけ医による発見や専門医療機関への紹介等による早期診断の推進 (3) 各ステージに応じた施策の推進 ・認知症ケア手法の普及のための情報を適切に介護施設・事業者等へ提供 ・基本チェックリスト等の活用等による早期発見・早期支援体制の整備 ・認知症対応型通所介護(デイサービス)や認知症対応型共同生活介護(グループホ ーム)等の身近にサービスが利用できる体制を整備 ・在宅生活を支援するため、かかりつけ医やかかりつけ歯科医、訪問看護ステーショ ン看護師、介護支援専門員等の多職種関係者の連携を強化 ・地域包括支援センター等にコーディネーター的な役割を担う認知症地域支援推進 員を配置するなど、医療と介護の連携を強化 ・「認知症疾患医療センター」に認知症連携担当者を配置し、医療と介護の切れ目の ないサービス提供を推進 (4) 本人・家族への支援と地域づくり ・認知症サポーターの更なる増員による支援の充実 ・小・中学校における認知症理解の促進 ・地域包括支援センターや市町保健センター等による相談・支援体制の整備・充実 ・家族介護者の会などによるピアサポート(介護経験を生かした相談・支援活動) の推進 ・市町における徘徊・見守りSOSネットワーク(模擬訓練等)の取組の普及 (5) 若年性認知症者に対する支援 ・若年性認知症に対する理解の促進を図るとともに、介護サービスや障害福祉施策等 を含めた支援体制の整備

第7章

人材の確保と資質の向上

少子高齢化の進行等により、今後、労働力人口は減少する一方で、県民の福祉・介護 ニーズはますます増加することが見込まれることから、これに対応できる質の高い人材 を安定的に養成・確保するとともに、その定着や資質の向上を図る。 1 福祉・介護人材の養成と確保 拡大、多様化する福祉・介護ニーズに的確に対応できるよう、福祉・介護サービ スを担う人材を安定的に養成・確保する取組を推進する。 (1) 福祉・介護人材の安定的な確保 ・潜在的な有資格者等、多様な人材の参入を促進するため、就業に関する情報提供等 を実施 ・介護サービス情報の公表制度を利用した希望する事業所に係る雇用管理情報の公表 ・学校教育との連携による福祉・介護サービスや職種に対する周知・理解や就業の促 進 (2) 福祉・介護人材の養成 ・関係機関・団体等と連携しながら、福祉・介護人材の着実な養成と質の高い人材の

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2 福祉・介護人材の資質の向上 福祉・介護ニーズの多様化・高度化に的確に対応できるよう、福祉・介護サービ ス従事者に対する研修を計画的に実施するとともに、介護福祉士等の資格取得を支 援する。 拡(1) 福祉・介護サービス従事者に対する研修の実施 ・社会福祉施設の種別や職種等に配慮した階層別研修体系に基づき、実効性のある研 修を計画的に実施 ・介護職員等が痰の吸引を行うための研修など専門性の向上を図るため研修を実施 (2)資格取得の支援 ・介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士等の資格取得の支援 3 魅力ある福祉・介護職場づくり 福祉・介護の業務に安心して従事できるよう、労働条件・職場環境の改善や福利 厚生の充実を図るとともに、福祉・介護サービスの周知・理解や職種のイメージア ップに努めるなど、魅力ある福祉・介護職場づくりを推進する。 (1) 労働条件・職場環境の改善と福利厚生の充実 ・適切な雇用管理のあり方や労働法規の内容の周知と理解を進め、雇用管理を改善 ・育児休業支援・介護休業等の取得、短時間勤務・短時間正社員制度の活用等の促進 し、職場環境を整備 ・県健康福祉財団が実施する各種厚生事業の充実が図られるよう支援 (2)社会的評価の向上 ・情報提供や介護実習普及研修の実施などにより、「福祉・介護の仕事」の社会的評 価の向上

第8章

シニアが活躍する地域づくりの推進

シニア(中高年・高齢者)が、その豊かな知識や経験、技能等を活かし、様々な分野 でいきいきと活躍する生涯現役社会づくりに向けた実践的な取組を、「活動的な85歳」 をめざす健康づくりと一体的に推進する。 1 実践的な社会参加・社会貢献活動の促進 生涯現役社会づくりに向けて、産学公連携による推進基盤を中心に、シニアが地 域社会の担い手として活躍する実践的な取組を推進する。 (1) 産学公連携による生涯現役社会づくり ・生涯現役社会づくりに向けて、生涯現役推進センター等、産学公の関係機関・団体 等の連携・協働を推進 ・生涯現役社会づくりに向けた県民意識の醸成 (2) 「生涯現役社会づくり学会」を核とした実践的な取組の推進 ・「生涯現役社会づくり学会」を中心として、地域の多様なニーズに対応できるシニ アの実践的・先駆的な社会貢献活動等を促進 ・地域デビュー応援ガイドの活用、オパール事業の推進

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拡(3) シニアの活力発揮による多様な社会参加の促進 ・シニアが地域社会の担い手として活躍できるよう、NPO活動、ボランティア活動、 コミュニティ活動を始めとする多様な社会参加を促進 ・老人クラブ活動の推進、仲間づくりへの支援 ・産学公連携の下、シニアの社会貢献活動等の情報発信をさらに充実し、県内外の団 体や地域活動家等の交流活動を推進 ・地域ぐるみによる体験型教育旅行等の受け入れや農林漁家民宿等の交流基盤づくり を推進 ・「ルーラルガイド」の認定等により農山漁村の高齢者が生産やくらしの中で培った 知恵や技を評価するとともに、知恵や技を活かした地域活動を推進 ・農山漁村の高齢者自身による、地域の課題解決への取り組みと、生産やくらしを支 える相互扶助システムづくりを支援 ・小中学生と高齢者との交流活動を通じた伝統や文化に関する教育や体験等の充実 (4) 就業機会の確保・働く環境づくり ・高齢者等の多様な就業ニーズに対応できるよう、意欲や能力に応じた就業機会の確 保や働く環境づくりを推進 ・希望者全員が65歳まで働ける制度の周知啓発 ・集落営農法人や生産組織等において、高齢者の能力や体力に応じて働きやすい生産 環境づくりを推進するとともに、高齢者の知恵や技、豊富な農林水産資源を活かし た起業活動を支援 ・魅力あるシルバー人材センターづくりへの支援 (5) UJIターンの支援 ・産学公連携の下、情報提供や相談体制の強化等を図り、UJIターンを促進 2 「活動的な85歳」を目指す健康づくりの推進 高齢期においても、活動的で生きがいに満ちた生活を送れるよう、住民が主体と なった健康づくりや介護予防活動と一体的な社会参加の促進による地域づくりを推 進する。 (1) 健康的な生活習慣の確立 ・健康づくりに関する普及啓発、「やまぐち健康応援団制度」の推進 ・生活習慣病の予防を重視した健康づくり対策の推進 ・健康づくりセンターの機能拡充 ・食生活改善推進員による健康づくりの実践活動 (2) 自主的な介護予防活動の推進 ・「健康づくりサポーターバンク」の活用促進 ・「8020運動」の推進 ・「ふれあい・いきいきサロン」等における日常的な健康づくり活動への支援

第9章

計画の推進・点検体制

基本目標の実現に向け、市町や関係団体等と連携しながら、「山口県高齢者保健福祉推 進会議」等で計画の進捗状況を点検するなど、適切な進行管理を行い、高齢者施策を着

参照

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