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通気翼形の線形解析

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−13−

通気翼形の線形解析

伊藤 惇・木村文雄嵐

(昭和61年10月31日受理)

LinearAnalysisofBase‑ventedHydrofoil

JunlTo, FumioKIMuRA

The linearized disturbed flowfield on the base‑vented thinhydrofoil is described・ Then, thesetof integral equations concernmgthevortexandsource distributions is introducedfromtwokindsofboundaryconditions‑thepressure constancyconditiononthecavityandthetangential flowconditiononthecamber andthickness. Expandingtheunknownfunctionsof integral equationsmtoseries satisfying the singularities pecunar to base‑vented flow, the set of integral equations is redu"d to the set of linearalgebraic equationswithunknown coefficientsoftheseries.Atthesametime, theclo=dmodelofcavityisintroduced into thesealgebraic equations.

NumericalcalculationsaremadeforsymmetricalwedgeandNACAbase‑vented sectionand suchcharactelisticsas cavitationnumlEr and lift coefficient in base‑ventingconditionareclarified.

1. はじめに

近年,流体機械の高速化に伴い, スーパーキャビ テーション翼やベンチレーション翼を軸流ポンプ.,

軸流水車さらには水中翼船などに応用することが考 えられている。

ベンチレーション翼に関してはTulinによるくさ

び形通気翼に関する研究')などがあるが,本研究は 一般の通気翼形についての解法を提案すると共に,

若干の特性計算を行った。

最初流れ場の基礎式として積分方程式を誘導し,

未知関数を級数展開し,連立一次方程式を求めた。

次にこれを解いて未定係数を求めることにより,特 異点分布を決定し諸特性を算出した。

y

v:.fMO

I̲L

図1 座標系

y

M鴎三二O

U‑ U‑+u

2. 基礎方程式 図2 接線流れ

2. 1 かく乱速度

図1のような座標系において,通気翼形の反りと 迎え角を渦分布γ(x)で表わし,翼厚と空洞を吹き 出し分布q,(X), q2(X)で表わす。このときかく

y

‑=‑=OU=

xX+dx

図3 連続の条件

X

※川重防災工業

昭和62年2月

(2)

−14−

伊藤 惇・木村文雄

となる。これが翼厚に関する流れの条件となる。

2. 2. 3 空洞部分の境界条件無限前方の圧 力をP‑とし,空洞部分のかく乱速度および圧力を

uc, Vc, pCとするとベルヌーイの定理より

/o(U島川島)w‑‑ p{ (U…uc)2

+(V。。+vc)2}+Pc I8)

となり,展開し,盤班すると

P‑‑Pc=3{2(U̲ucRw÷uそ÷v:} (8)'

となる。 Vc風。=Uoo tana。。≠U−aooより2次の 微小識を無視すると, キャビテーション係数oは

O=二一一一一一2uc (9)

U‐

ただし, 0は次のように定義される。

‑号流,w&=U呈・v島

2. 2. 4 空洞後端の条件実在する空洞流れ においては,空洞後端では, はね返り噴流,気泡の 流出,振動など全く不規則な流れとなっている。 し たがって数学的に取り扱うためには何らかのモデル を設定しなければならない。種々のモデルが考えら れるがここでは閉鎖型モデルを導入する。 したがっ て次式が成立しなければならない。

"q, (x)d×JJq,(×)dx=0 00)

2. 2. 5 無限前方における流れかく乱速度 u, Vは無限前方で消失しなければならない。したが って limu(x, y)=0 1imv(x, y)=0 01)

X→−ー X−−函

2. 2. 6 翼形後縁の条件Kuttaの条件よ り,通気翼形の場合も一般の翼形と同様に,翼形後 縁では圧力差は存在しないので次式が成立する。

7(c)=0 (13

2. 3 積分方程式

(5)(9)に(1)(2)を代入すれば,流れ場の基礎方程式 として次の積分方程式を得る。

砦=α‑‑万治三J舌筈ldx′ 側

。‑赤魔磐二d群赤児鶚二.洲

これら2つの式は,通気翼形流れにおける場の基礎 方程式であり,付帯条件uO)Ul)(12)式を満足するように 解を求めればよいことになる。

乱速度のx, y成分u, Vは各々次のようになる。

u(x,±0)=±工≦且半会席砦;ldx,

≠去児碆三dx'

(1)

v(x,±0)=±(。」;x) 。 。=z')

−壷Jざ三二ldx, (2)

多くの場合翼形の反り厚みは一次の微小殿として扱 いうるので,積分路はx軸で代用してある。また,

u(x,±0), v(x,±0)はlimu(x, y), lim

y→士0 y→±0

v(x, y)とする。

2. 2 境界条件

2. 2. 1 反り線に沿う流れ翼形上面下面の 座標をyU, yLとして,反りyCを次式で定義する。

yc‑f(yuW) (3)

ゆえに,筈一会(鶚手筈) (3ソ

ー様流Wooのx, y成分をU。。, Vooとすると,

接線流れの条件は次のようになる。

鶚‑苦三幸畿圭器,筈苦姜睾畿三器 (4)

上式においてu<<Uooであるから,

砦=α‑÷ U。。 ' dxv(=,+0),4zL="。。+等三四(4)'

ここでα・・は迎角すなわち一様流と翼弦のなす角で ある。 (4)'の2つの式を(3)'に代入すると,

普=α‑+雨V (5)

ここで v=:(v(x,ナ0)+v(x,‑0)}

‑*Jご妾望dx'

である。

2. 2. 2 翼厚の関係式翼厚については,一 様流Uoo中におかれた厚さydなる翼形を与えると 吹き出した流体が翼内を流れるという条件から

fq' (x)dxHU‑÷u)yd=(U。。+uナ釜dx) x(yd十鶚dx川

が成立する。 この式で2次の微小量を無視すると

3q!(x)dx=(U‑仙鶚d×

ここにuは特異点によって誘起されるx方向の誘起

I

0

1019日1

l︲I

6

■lVL10■■gⅡIIIIl6日■■口L■■■■■■■■■■■■■■ロ

h

I

3. 速度成分でありu<<UCCであるから,

fq! (x)=U.。ffdyd 3.3. 1.1 1 r(x)について渦分布については (7)

秋田高専研究紀要第22号

(3)

−15−

通気翼形の線形解析

(n6')}‑X謡竺器)≠ホ"2U̲{C̲'

+C。tan害領Cmsin(md')}

X ¥s"'dd'

X‑{c+¥(1‑cosの')}

となる。上式を解くための標点位置は,標点の数を n,前縁側よりの順番を〃とすると

Xg)=]+(1/c‑4)(2y−u, "=1,2.3…n⑫c ‑ ' 2n

とした。

3. 3 連立一次方程式

3. 3. 1 翼形部分側'式の積分を実行すると

‑Ao+A,cos6+A2cos26+……=−a。。+y6 また(7)式にu6)式を代入すると

B̲1÷B。cot号÷BIsin6+B2sin26十…=兇伽

翼弦上n個の点において卿@4)式をつくれば, 2n個

の方程式が得られ,また,翼後端において(兇)6‑r=

B‑1であるから

A。, Al, A2,……, An̲1 B‑1 , B。,B,,B2,…, Bn̲1

の値が決定される。Anについては次の表示を用い,

An=An。+αooAn6 凶式に代入すると

[‑Aoo+AIocos6+A20cos26+…]‑y6

=−a。。[1‑AoB+A,Bcos6+A26cos26+…〕㈱

となる。この式がa。。を変えても成立するためには,

両辺共に0にならなければならない。したがって

‑Aoo+A,0cos6+A20ms26+…=y6 (27a)

‑AoB+A,Bcos6+A28cos26+…=‑1 (27b) Ano,Anβはa。。に無関係に決まる。また'(27b) 式はβの値によらず成立するので

AoB=1 , A,8=A28=……=0 m

総合すると,迎角に無関係に伽式からBnを求め,

(27a)式からAnoを求めると,任意の迎角に対して Anは, Ao=Aoo+αoo

An=Ano(n=1,2,3,‑) } (2'

このようにして,渦と吹き出し分布旧旧式が決定さ れる。

3. 3. 2 空洞部分雌式を整理変形すると

。=曼仰B‑HBocO$g+gBosin(n6')}

×萎当鶚"割き藍鰕伽害

≠高c。。m(xn.'))1旦告辺‑1 }÷cosO,

グロアート級数を採用する。即ち前縁の特異性と付 帯条件を考慮して

7.(X)=2U‑{A。cot号噌,Ansin(n6)} 05j

ここで x=c(1‑cos6)/2

3. 1. 2 q, (×)について翼厚に関しては文 献2)にみられるような級数が有名であるが,翼形形 状を考腫すると次のように展開した方が妥当であろう。

q,(x)=2U。。旧、B。cot吾電Bnsin(n6)}00

この級数の特徴は,定数項B̲】を含めることにより,

翼後端の傾斜を考腫した点である。また第2項に前

縁の特異性が考慮されている。参考のために文献2)

の一般の通気翼でない翼形の級数表示を示す。

q (x)‑2U。。{B。(cotg‑2smO)gB。sin(n@)}

3. 1. 3 q2 (×)について空洞部分の吹き出 し分布q2(x)は,空洞後端の特異性,翼形との接 続条件を考慮して次のように展開した。

q2(x)=2U。。{C̲,+C・伽隷,CmSin(m・川 ここで ×=c+¥(!̲c。so)

ただし, 自由流線が翼形後縁よりなめらかに流れ去 ることにより次の関係を満足しなければならない。

C̲,=B̲,

3. 2 標点位置

3. 2. 1 翼面上積分方程式側にu5)を代入

鑿"…妾暗雲蒜鶚,

×号sin6' d6,

弾‐剤ざへ唾幾等 Ⅷ

xsin6'dβ′ q9'

となる。上式を解くにあたり,境界条件を与える翼 面上の標点すなわち標点位置はシユリヒティングに よる4分の3弦法を導入した。したがって標点の数 をn,前縁よりの順番をしとすると

xjn) 4〃−1

−−−丁百一, 〃=1, 2, 3……, nmC

となる。

3. 2. 2 空洞部分側式にu6)伽式を代入す ると

。=万古百J否2U。。旧什B。cot争昌Bnsio

昭和62年2月

11

(4)

目■

−=

−16−

伊藤 惇・木村文雄

伽'式の積分を実行するとoはXの関数となる。ま た係数Bnは伽式において求まっているから,空洞 部分のn個の点において−次方程式をつくることがで きる。Cl)'の積分は,少々困難なようにも思われる力3,

D‑¥‑l , E=2筈舌g)‑1 (M)

とおくと,

jj

lEく

犀吋

22.劃

届E

naafvt32f︑n・1

●︑日一Sfl××

X2において

I

(34b) o=M‑2Co+2C2

166

+昭〃の醐托川1 n6C ︿U〃

JmDl1

・鄙醒兀O︐采妙

Bo6j

且2忙︽jJ12万BD帥D2秀一一孔o叶伽

+戯︐兀O

d證伽訂ぶり$ ○〃Bβ︑〃C︐十−6αlの吋州戦︐S砥ヴヴ俳率〃〃器夛随E夛慨Mmc差D+ 〃ββハワSnoハノ醍醐法研田元托硅DS鵬帥のCのcの凱glE訳1︐++m++︑︑B抓D︐の弧EDIQm

クウ︹︑︶●勺■︽fISのOS11−2rLrL1−2

元0mnm

丑元OjJ&・麺托ClCrJC

2−冗蚕回E函刊画卜蚕回2一元2一元四冊四一一××

++++

X3において

o=M+昊(c̲ ! !。g,gl̲c。芦蔵

xsin(伽、写)‑号忘sin(2tan‑I 正亭‑号向{sin(ヨⅧ|写)

‑sm(Ian‑!¥Z)) ] (34c)

ここで

M=‑(B̲│ loglg=+│+B。7言弓(1‑D

÷炳両)÷号后君{1‑(‑Ⅲ〃二T)2}

≠等布姜〒(‑,千〃=T川‑(‑D+

イーがご両2} 〕

である。またuO)式にu6)伽式を代入すると

Jざ2U。。{B‑l+B。cot号手萬B。sin(n6)}‑

xsin6d6ナ"2U.。IC̲!+CO tan芸ナ員Cm xsin(m・))¥sinldO=。

となり結局

2B‑l十寵B。ナ芸B」÷2(f̲,)C̲H(f‑,) x"c。+(t̲,)=c!‑。

となる。またu8)式よりB‑1=C‑1であるから結局5 元の連立一次方程式をつくることができ

o, C‑1 , C。, C,, C2

の値が決定される。このようにして渦と吹き出し分 布の式旧mOWがすべて決定される。

3. 4 翼形特性

翼の諸特性の性能は次のように計算される。まず 翼のまわりの循環は

『=J:r(x)dx‑U‑."(A。*A, ) M

揚力は

L=pW。。j '=川。。W。。cJr(A。÷告A,)

=告,W‑'・2"(A。+3A!)。。sα‐

I

11

となるから, これらの残りの積分はすべて

I=Jご簔謡d6

の積分を解くことに帰着する。剛式の定積分は留数 計算から次のようになる。

oa>1の場合【=7冒告(‑a+fgr三丁)n (33a)

llq■■■■・■■■ロ11

9

。1>a>0の場合I=両二言テsin(ntan‑'工亭)

(33b)

。。 0の場合I‑{2!(鰯謡」号,

n=奇数) (33c) oO>a>‑1の場合

【−万寿sin(, zg)

(33d) 本解法では標点の数はn=3とし, またその位置は 3.2.2に述べたように決めたので, これらの公式を 使って剛式の積分を実行すると, X】においては

o=M十且(c̲! ,。g,¥Mc。荒亨

※・"r' IT)羊号向

lI

11

秋田高専研究紀要第22号

(5)

-17-

通気翼形の線形解析

揚力係数は 000000 050505445566

0.04745 0.05030 0.05300 0.05560 0.05805 0.06050

0.04739 0.05028 0.05300 0.05559 0.05806 0.06157

Ⅱ■且■■■P ﹄nくJa︑JCα

AS2函十α

Ao

−血︑Iノ

二2

LWK

p江

1−つ︺ワ︺

11 CI

4. 数値計算例

0.7()

0.75 0.80 0.85 0.90 0.95 1−00

0.06270 0.06495 0.06710 0.06915 0.07120 0.07310 0.07500

0.06270 0.06489 0.06702 0.06908 0.07110 0.07307 0.07500

I 数値解法においては境界条件を合わせる位flにつ

いて極々の方法を試みた結果, 前述のように翼面上 に対してはシユリヒティングの4分の3弦法を採用 し、 採点の数を3個とした。また空洞部分に対して は,空洞部分を3零分し, それぞれの中点を採用し た。 したがって, (24)(27a)式に対しては弦長上で次 の3点

n xn "rad y(i y&

1 0、250000c l.047198 0.07500 0.03510 2 0.583333c l.738202 0.04900 ‑0.01073 3 0.916667c 2.556034 0.03950 ‑0.07748 また 式に対しては空洞上次の3点

xI=c+(1‑c)/6, x2=c+3(1‑c)/6, x3=c+5(1‑c)/6

となる。 したがって数値計‑算には空洞の長さl c と空洞後端模型uO)式を初めに与え,"(27a)式をXn, 式をX・の点で成立せしめ連立方程式を解き,係数 An, Bn, Cmを決定した。揚力係数は(39)式, キャ

ビテーション係数は 式から求められる。

4. 1 くさび形通気翼

第6区│に空洞長さとキャビテーション係数の関係 を示した。この図より空洞長さが長い場合にはTulin の解析結果とよく一致することがわかる。空洞長さ が短い場合は不安定空洞となり空洞後端の流れモデ ルの選定もむづかしいものと考えられる。

4. 2 NACAのベースベンテッドパラボラ

NACAのa=1なるベースベンテッドパラボラ(t/c

=0. 15)の翼弦上の渦分布および吹き出し分布を第 7図と第8図に示す。この翼の与えられた厚み分布 ydgと計算して得られたydcとの比較を下に示す。

11

I︑.q︲b

ql11 (a) q】

prI廿竪一I β並︑〆L閏︽し︑

1 1

9-2gin8_

0。120。150意而冒(8)0

0

、、30。 60:90。120。150・

、ノ

1

ノ皇、 −−〆

。(帥 30. 60.90.120.150。180

−1

一一 ノ

‑2sin"

IllLPILD

■ q

図4 級数の主要項

x" 4Lノーl

=三二

c 4n

X,ノ ̲.l/c‑1

I

V

巳トョ

2, (2"−1)、ー" 一′ C

三三壹工亙参

0 一x

1

図5 標点位置(n=3の場合)

翼厚(ydc)

0.00330 0.01735 0.02387 0.02905 0.03348 0.03742 0.04101 0.04270 翼弦長(x/c)

0.

0.05 0.10 0.15 0.20 0.25 0.30 0.35

翼厚(ydg)

0.00000 0.01677 0.02370 0.02905 0.03355 0.03750 0.04105 0.04430

54O0

C−l B̲,=tanl5。

=0.267949

L卜 0.3

0.2 0 1

0

(,

図6

トゥ■■B■昼ワ

()40.060.080.100.120,140. 16

30度の先端角を有するくさび形通気翼の 空洞長さとキャビテーション係教

昭和62年2月

1

l幸

I | ,/l rulinの解析解

一国戸「

本解法による

(6)

−18−

伊藤 惇・木村文雄

次に示す値は│司じ翼形の与えられた反り分布ycgと 計算により求めた反り分布yccの比較である。

翼弦長(x/c) 反り(ycg) 反り(ycc)

0.00 0.00000 0.00549

0.05 0.00631 0.00820

0.10 0.01033 0.01074

0.15 0.01347 0.01309

0.20 0.01592 0.01521

0.25 0.01790 0.017"

0.30 0.01943 0.01871

0.35 0.02060 0.01942

0.40 0.02142 0.02106

0.45 0.02190 0.02174

0.50 0.02206 0.02206

0.55 0.02190 0.02200

0.帥 0.02142 0.02154

0.65 0.02060 0.02002

0.70 0.01943 0.01929

0.75 0.01790 0.01745

0.80 0.01弱2 0.01513

0.85 0.01347 0.01228 0.90 0.01033 0.00888 0.95 0.00631 0.00490

1−00 0.00000 0.00034

これらの図表より,最初に仮定した渦および吹き出 し分布の級数はかなり精度のよいことが示された。

特に吹き出し分布の級数は精度が良いことがわかっ た。第9図は空洞長さとキャビテーション係数の関 係,第10図は迎角と揚力係数の関係を示した。

08642086422111110000●●●●●●●●●●00000000000LL

00.10.20.30.40.50.60.70.80.91.0舌X

図7 うず分布;NACAa=1.0ベースベンテ ドパラボラ(t/c=0.15)

76●●00

LL

00000 ●●ゆ●● 543210

x−C

00 20.30.40.50.60.70.80

図8 吹き出し分布;NACAa=1.0ベースベ ンテドパラボラ(t/c=0.15)

I

L■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■qb■■■■■■■■■■■■■1bL■■■■■■■■■■﹃巳込■■■■■■■■■■■■■日日■■■■■■■009000001L1日IⅡ1111141L一■■■■■■■■日日1﹄■■■■■■

0.4

5. むすび

O 0.020.040.060.080.10ぴ

ベンチレーション翼の流場の基礎式である積分方 程式を立て, これに対する解法を考え出し,実際に 計算した結果次のことがわかった。翼厚の級数が極 めて精度が良いことが示され, キャビテーション係 数と空洞長さの関係は,空洞長さの大なる領域では Tulinの解析結果と良く一致する。空洞流線が満足 な結果を与えないことや抗力係数がまだ求められて いないなどまだ問題は残っている。

図9 NACAa=1.0ベースベンテドパラボラ (t/c=0.15)の空洞長さとキヤビテーション係数

伽=0.009080

参考文献

0 10. 20. 30.α函

1)M.P.Tulin,NavyDepartment,David ModelBasin, Report834,Mayl953,Ns

715−102.

図10揚力係数;NACAa=1.0ベースベンテド パラボラ(t/c=0.15)

秋田高専研究紀要第22号

1 I

〆1 1 0 0

■■■■■■■

̲

α画=二0

A00=0.009080 A1=0.076589 A2=‑0.011772

l l l l I

I

I I

BB −O 一一一一 00 ●● 3200 0887 0802

B1=‑0.012754

D 4■

B2 =−0.000179

Q Q D

'

A1=0.076589

(7)

−19−

通気翼形の線形解析

2)H. Schlichting, VDI‑Forschungsheft447, AusgabeB, Band21, 1955.

州唖岬岬00−0●●

一一一一一一一一

−0.1ワ︾BBBB

111

付録1 翼厚

付録2 反り 翼厚を代表する吹き出し分布q,(x)が求まれば,

‑F=q!(x)1

yd= 2U‑

=B‑1÷B。cot号十B, sin6+B2sin咄…

であるから

γ、‑J旧1+B。cot号羊BIsin6+B2sin26

(27a)式より

y=J(‑Aoo+A│ocosO+A"cos2'十…)

×告sin6d6

となる。 したがって積分を実行すると

yo‑3!Aoocosl‑ A│ocos28+A20 x(‑=c。sM3c。sO)M

ここにbは積分定数でβ=等で(yc)6=Z=0.02206−−.− ‐ ,、"、ー〜'ー。、'、、‐ ‐ 2 2

+…)fsinOd6=f{‑B! c。sO +B。(sin6+6)+B,(号一士sin26)

$2(:sin,̲fsin3"a)

ここにaは積分定数でβ=兀=0.075であるから

a=2(yd)6=兀一B,‑B。兀一B, 7r/2

であるからydを計算することができる。

であるから

b=(y。)'̲=‑:AI,

となりycを計算できる。

Aoo=0.009080 A,0=0.076589 A20=‑0.011772

昭和62年2月

参照

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