函 館 市 の 観 光
平 成 2 9 年 度
目 次
1 函館市の概要 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 2 観光部略年表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 3 部の機構と分掌事務 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6 4 平成29年度予算 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7 5 平成29年度観光関係予算 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8 6 観光行政の概要 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9 7 観光振興施策の基本方針~「函館市観光基本計画」 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10 8 平成29年度主要観光施策 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12 9 函館市の観光統計 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21 10 観光施設の概要と利用状況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26 11 支所所管の観光施設 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 31 12 国際観光都市宣言 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 341 函館市は,室町時代の享徳 3 年(1454 年),津軽の豪族 河野政通が宇須岸(ウスケシ:アイヌ 語で湾の端の意)と呼ばれていた漁村に館を築き,この館が箱に似ているところから「箱館」と呼 ばれることになり,その後,明治 2 年(1869 年),蝦夷が北海道となり,箱館も函館と改められた。 本市は,北海道南端の渡島半島南東部に位置 し,温暖な気候,恵まれた自然,集積した都市 機能,さらには歴史と伝統に培われた文化,豊 富な人文資源など数多くの優れた特性を背景 に,北海道と本州を結ぶ交通の結節点として, また,南北海道における行政・経済・文化の中 核都市として成長してきた。 このような中,昭和 63 年の青函トンネル開 通記念博覧会や平成元年の「国際観光都市宣 言」を契機に,恵まれた美しい自然と歴史的文 化遺産を生かした観光資源・施設の整備や,航 空路線網の拡大など交通アクセスの充実を図 り,歴史とロマン溢れる街として多くの方々に 親しまれる国際観光都市としてのまちづくり を進めてきた。 また,平成 16 年 12 月に戸井町,恵山町,椴法華村,南茅部町と合併し,豊かな海を擁する新た な函館市となり,平成 28 年 3 月には,北海道新幹線の開業によりさらなる飛躍の時を迎えた。 市 制 施 行 大正 11 年(1922 年)8 月 1 日 面 積 677.87 ㎢ (H28.10.1 現在) 人 口 263,706 人(住民基本台帳人口 H29.3 末現在) 地 勢 渡島半島の南東部に位置し,東・南・北の三方を太平洋・津軽海峡に囲ま れ,西は北斗市・七飯町・鹿部町と接している。
2 観 光 は ,宿 泊 , 運 輸, 飲 食 ・ 小 売 そ の 他 の サ ー ビ ス 業 , さ ら に は 製 造 業 や 農 林 水 産 業 な ど , 幅広い産業に波及する裾野の広い総合産業であることから,平成26年度から平成35年度までを 計画期間とする新たな観光基本計画を策定し,官民が一体となって観光振興に取り組んでいる。 1922(大正11年) ・8月1日市制施行 1935(昭和10年) ・7月1日を開港記念日と定め,第1回港まつりを挙行(開港77年) ・函館観光協会設立 1946(昭和21年) ・函館山を一般に開放 1952(昭和27年) ・北洋漁業再開(関連産業の復興始まる) ・五稜郭跡の特別史跡指定 1954(昭和29年) ・北洋漁業再開記念北海道大博覧会開催 1957(昭和32年) ・函館物産協会設立 1958(昭和33年) ・高田屋嘉兵衛銅像(建立)除幕 ・函館山ロープウェイ営業開始(30人乗り) ・函館開港100年記念式典挙行 1960(昭和35年) ・函館空港ターミナルビル完成(翌年,定期航空路営業開始 函館~札幌) 1964(昭和39年) ・五稜郭タワー完成(旧タワー:高さ62m) ・函館~大間間にカーフェリー就航 1966(昭和41年) ・函館港まつり,8月開催となる 1970(昭和45年) ・第1回箱館五稜郭祭開催 1971(昭和46年) ・函館空港拡張工事(2,000m滑走路およびターミナルビル等)完成, 中距離ジェット機就航 1973(昭和48年) ・はこだてグリーンプラザA,Bブロック開園(翌年,Cブロック開園) ・ 第 一 次 オ イ ル シ ョ ッ ク , 漁 業 専 管 区 域 200海 里 に よ り , 造 船 業 , 水 産 加 工業などが大きな影響を受ける 1974(昭和49年) ・旧函館区公会堂,重要文化財に指定 1978(昭和53年) ・函館空港2,500m滑走路完成(翌年,エアバス就航) 1980(昭和55年) ・函館~名古屋線航空路開設 1982(昭和57年) ・元町公園開園 ・旧北海道庁函館支庁庁舎の保存修理,元町観光案内所を開設 ・函館市観光基本計画策定 ・カナダ ハリファックス市と国際姉妹都市提携 1983(昭和58年) ・重要文化財・旧函館区公会堂,一般公開 ・函館ハリストス正教会復活聖堂,重要文化財に指定 1986(昭和61年) ・第1回はこだて冬フェスティバルを開催 1987(昭和62年) ・函館・大沼地区の国際観光モデル地区指定 1988(昭和63年) ・青函トンネル・津軽海峡線開業 ・青函連絡船,80年の歴史に幕を閉じる
3 ・函館山展望台の増改築,125人乗り大型ロープウェイ運行開始 ・青函トンネル開通記念博覧会開催(7月9日~9月18日) 1989(平成元年) ・青森市とツインシティ(双子都市)提携 ・国際観光都市宣言 ・函館~東京線航空路ダブルトラック(JAL就航) 1990(平成2年) ・函館~大阪線航空路,18年ぶりに再開 ・函館シーポートプラザ開業 ・夜の観光資源を創造するファンタジー・フラッシュ・タウン計画(ライ トアップ)始まる ・函館港まつり一万人踊りパレード五稜郭コース始まる 1992(平成4年) ・観光客入込み数が初めて 500万人を超える(平成3年度) ・旧イギリス領事館(開港記念館)開館 ・ロシア ウラジオストク市,オーストラリア レイクマコーリー市と国際 姉妹都市提携 1994(平成6年) ・新函館市観光基本計画策定 ・函館~ユジノサハリンスク国際定期航空路開設 1995(平成7年) ・函館市写真歴史館開館 ・(社)函館観光協会が(社)函館国際観光協会に名称変更 ・函館コンベンションビューロー設立 1996(平成8年) ・函館~大阪線航空路ダブルトラック化(JAL就航) ・函館~仙台線航空路開設 1997(平成9年) ・ロシア ユジノサハリンスク市と国際姉妹都市提携 1998(平成10年) ・函館~新千歳線,函館~旭川線および函館~釧路線航空路開設 ・第1回函館クリスマスファンタジー開催 1999(平成11年) ・(社)函館国際観光協会と函館コンベンションビューローが合併し, (社)函館国際観光コンベンション協会に名称変更 ・函館~女満別線航空路開設 2001(平成13年) ・元町観光駐車場オープン ・旧岩船氏庭園「香雪園」(見晴公園)が国の名勝に指定 ・中国 天津市と友好交流都市提携 2002(平成14年) ・ペリー来航150周年記念事業開催 ・第1回函館塩ラーメンサミット開催 2003(平成15年) ・五稜郭観光駐車場オープン ・JR函館新駅開業 ・第2回函館塩ラーメンサミット開催 ・はこだてフィルムコミッション設立 ・函館~丘珠線ダブルトラック化(HAC就航) 2004(平成16年) ・第3回函館塩ラーメンサミット開催 ・函館市観光基本計画(2004-2013)策定 ・戸井町,恵山町,椴法華村,南茅部町を編入合併 2005 (平成17年) ・函館駅前広場完成 ・函館~羽田線トリプルトラック化(ADO就航)
4 ・函館空港ターミナルビル増改築オープン ・北海道新幹線新青森~新函館間建設着工 ・はこだて・シー・コンベンション2005開催 ・函館ひかりの屋台・大門横丁オープン 2006(平成18年) ・新五稜郭タワー完成(高さ107m) ・函館~ソウル国際定期航空路開設(週3便:日,火,木曜日) ・函館市夜景グレードアップ構想・基本計画策定 2007(平成19年) ・函館~青森間新型高速フェリー就航(ナッチャンRera)(~2008.10) ・「中空土偶」が北海道内唯一の国宝に指定 2008(平成20年) ・観光コンベンション部発足 ・観光情報サイト「はこぶら」の開設 2009(平成21年) ・旧イギリス領事館(開港記念館)の展示物リニューアル ・開港150周年記念事業開催 2010(平成22年) ・「はこだて観光圏」の認定 ・JRA函館競馬場リニューアルオープン ・箱館奉行所復元オープン ・東北新幹線新青森開業 2011(平成23年) ・東日本大震災 ・「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において 市内21地点が星を獲得(「函館山からの眺望」は三つ星) ・韓国 高陽(コヤン)市と国際姉妹都市提携 ・函館市縄文文化交流センターオープン ・全国産業観光フォーラムinはこだて開催 2012(平成24年) ・「ミシュランガイド北海道2012特別版」刊行 ・北前船寄港地フォーラムinはこだて開催 ・市制施行90周年記念事業:函館港まつりにディズニーパレードを招へい ・北海道新幹線新函館~札幌間建設着工 ・函館~台北国際定期航空路開設(復興航空) ・市制施行90周年記念事業:はこだてグルメサーカス開催 ・函館~台北国際定期航空路開設(エバー航空) 2013(平成25年) ・青函圏観光都市会議設立(青森,弘前,八戸,函館の4市で構成) ・函館国際観光コンベンション協会が「一般社団法人」に移行 ・函館~大阪(伊丹)線定期航空路,8年ぶりに再開(JAL) ・JRA函館競馬24日開催(札幌競馬場のスタンド改築等のため) ・GLAY野外ライブ「GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.1」開催 ・函館港まつりで「青森ねぶたの海上運行」実施 ・函館~三沢線航空路開設(HAC) ・函館ロゴマークの作成 ・第2回はこだてグルメサーカス開催 2014(平成26年) ・観光部発足(観光コンベンション部から名称変更) ・函館市観光基本計画(2014-2023)策定 ・五稜郭築造150年祭開催
5 ・第3回はこだてグルメサーカス開催 ・北海道新幹線開業 青函圏・みなみ北海道連絡会議設立 (函館,道南,胆振・後志地方,青森県内の自治体で構成) 2015(平成27年) ・函館~天津国際定期航空路開設(天津航空) ・観光部内の組織見直し(4課体制:観光企画課,コンベンション推進課, 観光推進課,国際観光課の) ・函館市観光案内所の改修 ・函館~北京国際定期航空路開設(中国国際航空) ・「GLAYと宝探し」開催 ・函館アリーナこけら落とし公演
「GLAY Special Live at HAKODATE ARENA GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.2」開催 ・函館アリーナオープン ・北海道新幹線開業プレ事業:第4回はこだてグルメサーカス開催 ・函館~杭州国際定期航空路開設(中国東方航空) 2016(平成28年) ・ふるさと祭り東京2016に大型ブース出展 ・北海道新幹線新函館北斗開業 ・新幹線開業おもてなし事業実施 (おもてなし隊(観光案内,幕末衣装隊)設置,歓迎フラッグ掲出など) ・函館市写真歴史館閉館 ・青函圏周遊博開催 ・青森県・函館デスティネーションキャンペーン実施 ・東京ディズニーシー15周年スペシャルパレード開催(函館港まつり) ・函館~台北国際定期航空路開設(タイガーエア台湾) ・北海道新幹線開業記念事業:第5回はこだてグルメサーカス開催 (東北6県お祭りパレード実施,お祭り広場設置) 2017(平成29年) ・外国人観光コンタクトセンター開設 ・フェスティバルタウンウェブページ開設 ・中国向け観光PR動画配信開始 ・みなみ北海道・北東北食旅フェスタin仙台へのブース出展 ・第6回はこだてグルメサーカス開催 (3D連携による秋田犬「MOFUMOFU」ひろばほか開催)
6 観光企画課・コンベンション推進課・観光推進課・国際観光課の 4 課体制により,国内外からの 誘客,MICE 誘致,国際観光都市としてのブランディングに取り組んでいる。 【観光部組織機構】(人員 26 人 H29.4 現在) 部長 次長 観 光 企 画 課 7 人 庶 務 係 4 人 (26 人) (25 人) 企 画 担 当 2 人 コンベンション推進課 4 人 コンベンション担当 2 人 フィルムコミッション担当 1 人 観 光 推 進 課 8 人 誘客・受入担当 4 人 広 域 担 当 3 人 国 際 観 光 課 5 人 【分掌事務】 観光企画課 ( 1 観光に関する調査および統計に関すること。 ( 2 観光計画の策定および推進に関すること。 ( 3 観光資源の開発等に関すること。 ( 4 観光情報の発信に関すること。 (庶務係) ( 1 部内の庶務および経理に関すること。 2 観光施設の整備および維持管理に関すること。 ( 3 国内の観光関係団体との連絡に関すること。 ( 4 市が設置する観光客用駐車場に関すること。 ( 5 観光案内に関すること。 ( 6 旧イギリス領事館(開港記念館)に関すること。 コンベンション推進課 1 コンベンションの誘致に関すること。 2 映画等の撮影に係る誘致および支援に関すること。 観光推進課 1 国内観光客の誘致に関すること。 2 国内観光客の受入れに関すること。 3 広域観光に関すること。 4 観光関係諸行事に関すること。 国際観光課 1 外国人観光客の誘致に関すること。 2 外国人観光客の受入れに関すること。 3 外国の観光関係団体等との連絡に関すること。
7 函館市の一般会計予算は 1,371 億 2,000 万円で,対前年度比 0.6%の増となっている。 また,観光関連の予算は,観光費 4 億 1,214 万 8 千円,商工総務費 270 万円が計上されており, 一般会計に対する構成比は 0.3%となっている。 【平成 29 年度函館市一般会計歳出当初予算】 科 目 本年度当初予算 前年度当初予算 比 較 金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 構成比(%) 増減額(千円) 増減率(%) 1 議会費 403,283 0.3 405,071 0.3 △1,788 △0.4 2 総務費 5,306,081 3.9 5,159,062 3.8 147,019 2.8 3 民生費 52,094,092 38.0 52,506,067 38.5 △411,975 △0.8 4 衛生費 8,821,982 6.4 8,790,224 6.5 31,758 0.4 5 労働費 146,436 0.1 150,893 0.1 △4,457 △3.0 6 農林水産費 741,816 0.5 719,685 0.5 22,131 3.1 7 商工費 11,336,176 8.3 12,276,452 9.0 △940,276 △7.7 商工総務費 2,700 0.0 2,761 0.0 △6 △2.2 観光費 412,148 0.3 409,146 0.3 3,002 0.7 8 土木費 10,879,749 7.9 11,350,279 8.3 △470,530 △4.1 9 消防費 694,581 0.5 819,438 0.6 △124,857 △15.2 10 教育費 8,027,688 5.9 6,795,090 5.0 1,232,598 18.1 11 公債費 14,123,677 10.3 14,284,098 10.5 △160,421 △1.1 12 諸支出金 7,028,612 5.1 5,649,044 4.1 1,379,568 24.4 13 職員費 17,415,827 12.7 17,264,597 12.7 151,230 0.9 14 予備費 100,000 0.1 100,000 0.1 0 0.0 合 計 137,120,000 100.0 136,270,000 100.0 850,000 0.6 ※ ゴシックは観光部関係予算。ただし,観光費には 4 支所関係経費を含む。
8 平成 29 年度の観光関係予算は,国内外のプロモーションの推進や函館ブランドの確立など 誘致宣伝の充実に要する経費のほか,新たな観光資源の創出や滞在型観光の促進,コンベンシ ョンの誘致,ホスピタリティの向上や受入体制の充実に要する経費など 4 億 1,484 万 8 千円を 計上している。 【平成 29 年度観光関係予算】 414,848 千円(当初予算ベース) 観光費(商工費):412,148 千円 国内観光プロモーション実施経費 29,983 (8)第33回日本診療放射線技師学術大会第24回 (1)観光キャンペーン実施経費 (27,983) 東アジア学術交流大会開催補助金 (1,000) (2)青森県・函館ディスティネーションキャンペーン実施経費 (2,000) (9)コンベンション開催補助金 (1,000) 海外観光プロモーション実施経費 23,222 観光行事関係経費 59,496 (1)観光プロモーション実施経費 (18,522) (1)はこだて冬のイベント開催負担金 (6,500) (2)海外観光客誘致促進協議会負担金 (4,700) (2)箱館五稜郭祭開催負担金 (2,700) 観光客受入環境整備経費 41,071 (3)港まつり開催負担金 (24,900) (1)函館駅前イルミネーション関係経費 (27,500) (4)はこだてクリスマスファンタジー開催負担金(15,800) (2)滞在型観光促進経費 (2,350) (5)大沼・函館雪と氷の祭典開催負担金 (240) (3)観光ホスピタリティ向上経費 (1.291) (6)湯の川温泉花火大会開催補助金 (1,500) (4)観光説明板多言語化経費 (730) (7)五稜星の夢開催補助金 (1,000) (5)外国人観光コンタクトセンター開設経費(3,000) (8)はこだてMOMI-Gフェスタ開催経費 (4,300) (6)HAKODATE FREE Wi-Fi 運営管理費 (2,300) (9)その他諸経費 (2,556) (7)観光動向調査経費 (3,900) はこだてグルメサーカス開催負担金 20,000 広域観光連携関係経費 8,860 観光関係団体負担金 1,290 (1)道内周遊ルート構築関係経費 (3,000) (1)北海道観光振興機構負担金 (670) (2)みなみ北海道観光推進協議会負担金 (960) (2)日本観光振興協会負担金 (100) (3)青函圏観光都市会議負担金 (1,500) (3)函館圏優良土産品推奨実行委員会負担金 (20) (4)道内中核都市観光連携協議会事業負担金(1,400) (4)国際観光振興機構負担金 (300) (5)広域観光連携推進経費 (2,000) (5)箱館高田屋嘉兵衛顕彰会負担金 (200) 地域ブランド関係経費 4,300 函館国際観光コンベンション協会補助金 34,400 (1)フェスティバルタウン推進経費 (3,300) ツインシティ交流事業費 2,400 (2)ブランド形成推進費 (1,000) (1)青函祭交流経費 (1,800) 観光客誘致宣伝経費 30,101 (2)青函観光宣伝協議会負担金 (600) (1)観光宣伝印刷物等作成経費 (14,635) 観光施設維持管理費 51,792 (2)観光ポータルサイト「はこぶら」関係経費 (1)函館山山麓駐車場管理委託料 (7,680) (13,958) (2)その他諸経費 (44,112) (3)観光大使等関係経費 (1,508) 観光拠点地区駐車場関係経費 24,714 はこだてフィルムコミッション関係経費 2,724 (1)元町観光駐車場管理委託料 (11,509) (1)ロケーション誘致・支援推進費 (724) (2)五稜郭観光駐車場管理委託料 (4,485) (2)函館港イルミナシオン映画祭開催補助金(2,000) (3)観光駐車場維持管理経費 (8,720) コンベンション誘致関係経費 7,369 観光案内所(函館駅・元町)管理運営費 37,473 (1)コンベンション誘致推進費 (3,369) (1)観光案内業務委託料 (35,132) (2)第55回日本口腔科学会北日本地方部会 (2)その他諸経費 (2,341) 第43回日本口腔外科 学会北日本支部 その他所要経費 10,553 学術集会開催補助金 (100) 4支所関係経費 22,400 (3)第6回日本感染管理ネットワーク学会学術 恵山つつじまつり開催負担金 (2,500) 集会開催補助金 (500) 恵山ごっこまつり開催負担金 (300) (4)第46回全国みなと同名ライオンズクラブ ひろめ舟祭り開催負担金 (4,000) 年次大会開催補助金 (200) 観光資源施設整備費 (2,000) (5)第23回日本ヘリコバクター学会学術集会 南かやべ保養センター改修事業費 (13,600) 開催補助金 (500) (6)第8回スティミュレーションセラピー研究会 開催補助金 (200) (7)電気学会産業応用部門大会開催補助金 (500) 商工総務費(商工費):2,700 千円 事務所要経費 2,700
9 観光は,宿泊,運輸,飲食・小売その他のサービス業,さらには製造業や農林水産業など,幅広 い産業に波及する裾野の広い総合産業として,地域の経済に大きな影響を与えている。 本市の観光は,昭和63年の青函トンネル開通記念博覧会や,平成元年の「国際観光都市宣言」を 契機に,恵まれた美しい自然と数多くの歴史的文化遺産を生かした観光資源・施設の整備や,宿泊施 設の収容能力の増強,航空路線網の拡大など交通アクセスの充実が図られてきており,あわせて積極 的な観光客誘致宣伝活動の展開や観光客受入体制の整備が進められるなど,官民一体となって観光振 興に取り組んできたところである。 このようななかで,本市の観光入込客数については,平成3年度に500万人を超えて以来,年間 500万人前後で推移し,平成14年度には531万1千人を記録した。その後,社会経済情勢の低 迷による観光行動の減退などの影響から漸減傾向となり,平成21年度には,433万2千人まで落 ち込んだが,平成22年度は,函館競馬場のリニューアルオープンや箱館奉行所の復元オープン,さ らには東北新幹線の全線開通などの効果により458万6千人に回復した。震災後の平成23年度は, 国内における観光の自粛や原発事故の風評被害などを受け,410万8千人と大きく減少したが,平 成24年度は,前年度の反動増や函館~台北線が定期便化したことなどにより450万1千人となり, 平成25年度は,函館競馬場の長期開催やGLAYの野外ライブなどのほか,台湾人観光客が引き続 き好調であったことなどにより,481万9千人となり,平成26年度は,北海道人気や円安傾向に よる外国人観光客の大幅増加に加え,これまでのプロモーション活動や冬の函館観光の魅力創出の取 り組みなどにより484万人となり,平成27年度は,北海道新幹線開業に向けたマスメディア等に よる函館の紹介が多かったことや函館アリーナのオープンに伴い,GLAYによるこけら落としライ ブや大規模な学会,大会が開催されたほか,外国人観光客も好調であったことなどにより,494万 7千人の入込客数となり,平成28年度は,北海道新幹線の開業やマスメディア等による発信をはじ め,開業関連イベントや本市初のフルマラソン大会の開催効果のほか,青森県・函館ディスネーショ ンキャンペーンによる誘客などにより,約560万7千人の入込客数となった。 また,観光客の誘致促進に大きな影響力を持つ航空路線等の拡充に関しては,従来から地域一丸と なって取り組んできたところであり,現在,本市と本州とを結ぶ定期路線については,東京線,名古 屋線,大阪線の3路線となっており,国際定期路線については,平成29年7月末時点において,台 湾,天津の2路線が運航している。新幹線に関しては,平成28年3月には北海道新幹線が開業した ことで,改めて北海道の新しい陸の玄関口となった。こうした情勢を踏まえ,本市のさらなる観光振 興はもとより,基幹産業として大きく成長した「観光産業」のより一層の振興と交流人口の拡大に向 け,観光客の多様化するニーズに即応した観光メニューの造成やプロモーション活動,さらには道南 圏,青函圏における周遊観光の促進などによる経済効果の高い滞在型観光の実現に向け,これまでの 「点の観光」から「線の観光」「面の観光」へと発展していくための取り組みを官民がしっかりと連 携したなかで積極的に推進するとともに,市民全体で観光客を迎え入れるホスピタリティの向上に取 り組み,地域が一体となって「国際観光都市・函館」の推進に努めていきたい。
101 1 「函館市観光基本計画」に基づき,各種施策を展開する。また,広く関係機関,学識経験者等の 意見を反映させるため,函館市観光アドバイザー会議を設置する。 【函館市観光基本計画(2014-2023)】:平成 26 年(2014 年)4 月策定 1 基本理念 人・まち・文化の宝石箱 新・国際観光都市 函館へ 2 需要目標 平成 35 年度における観光入込客数 年間 550 万人 3 基本方針 基本理念を実現させるために 3 つの基本方針を設定し,施策を展開します。 (1)1 交流・にぎわいの創出1 ○ 市民と観光客がともに集い,楽しむことで,さまざまな交流が生まれる,にぎわいの あるまち。 (2)1 おもてなし・満足度の向上1 ○ 観光客の満足度が極めて高い,おもてなしにあふれたまち。 (3)1 国際化の促進1 ○ 海外からの観光客が安心して快適に楽しめる,世界に通じる観光のまち。 4 キーワード 基本方針から各施策へどのようにアプローチしていくべきか,そのポイントを明確に捉えら れるよう,5 つのキーワードを設定し,基本方針と組み合わせることで,具体的な施策へ結び つけます。 (1)1 函館ブランド1 ○ 異国情緒あふれる街並みや歴史的建造物の保存活用,函館ならではの「食」や「歴史」 の観光資源,地域性を生かした観光メニューの創出などにより,「憧れ」と「身近さ」 を兼ね備えた,市民が誇れる函館ブランドの確立を図ります。 (2)1 プロモーション1 ○ 北海道新幹線の開業を見据えた首都圏・北関東・東北や,誘客が期待できる東南アジ ア等の海外への誘致宣伝活動をはじめ,修学旅行,新規航空路線,クルーズ客船寄港な どを対象とした誘致宣伝活動に取り組みます。 (3)1 ホスピタリティ1 ○ 観光客を迎えるホスピタリィ意識の醸成,人材の育成などにより,国内外からの観光 客に感動を与えられるよう,まちを挙げてのホスピタリティの向上に努めます。 (4) もう一泊したいまち ○ 既存観光資源の見直しや新たな観光資源の創出のほか,広域連携による観光メニュー の充実などにより,滞在型の観光を促進します。 (5) MICE ○ MICE を推進するため,函館アリーナをはじめ,受け入れ施設などに関する情報提供 や誘致宣伝活動,各種支援サービスなどに取り組みます。
111 1 《函館市観光アドバイザー会議設置要綱》 (設置) 第1条 函館市観光基本計画(以下「計画」という。)の推進にあたり,広く関係機関,学識経 験者等の意見を反映させるため,函館市観光アドバイザー会議(以下「会議」という。)を設 置する。 (組織) 第2条 会議は,広く観光に関連する分野に属する各種団体から推薦された者および市が指定す る者,計11人以内をもって組織する。 (任期) 第3条 委員の任期は,2年とし,再任を妨げない。ただし,委員が欠けた場合における補欠の 委員の任期は,前任者の残任期間とする。 (会議) 第4条 会議に座長を置く。 2 会議は,座長が招集する。 3 座長は,会議の進行と調整を行う。 4 市長は,必要に応じて会議に専門部会を置くことができる。 (意見の聴取) 第5条 会議は,施策展開等の検討に関し,必要があると認めるときは,委員以外の関係者の出 席を求め,その意見を聞くことができる。 (庶務) 第6条 会議の庶務は,観光部観光企画課において処理する。 (その他) 第7条 この要綱に定めるもののほか,会議の運営について必要な事項は,その都度座長が会議 に諮って定める。 附 則 この要綱は,平成17年9月14日から施行する。 附 則 この要綱は,平成20年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は,平成21年11月22日から施行する。 附 則 この要綱は,平成24年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は,平成26年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は,平成27年4月1日から施行する。
12 各種プロモーションの推進など誘致宣伝活動の強化を図るとともに,国際観光都市として観光客 の受け入れ体制や観光資源の充実に努め,MICEの推進などに取り組むほか,将来を見据えた広 域観光を推進します。 【主要施策】 1 誘致宣伝の充実 (1)プロモーションの推進 〇 冬季の観光入込客数の底上げを図るため,冬季に開催されるイベントや食などの観光資源 に加え,近隣地域とも連携し,冬季アクティビティ等の観光資源を活用した一体的なPRを 実施します。 〇 更なる誘客の増加を図るため,これまで関係部局が個別に行ってきた観光資源や物産品, 食材等のPRについて,関係部局が連携し,それぞれの情報発信の場を活用した一体的なP Rを実施します。 〇 報償旅行や社員旅行などにおける誘客の増加を図るため,企業の福利厚生部門に対しPR を実施します。 〇 7月~9月までJRと自治体が共同で実施する青森県・函館観光キャンペーン(アフター DC)に参画し,関係団体や青函圏観光都市会議等との連携を図り,誘客促進を図ります。 〇 国外においては,アジアへのトップセールスを実施するとともに,シンガポール・マレー シア等の旅行会社やメディア関係者等を招へいし,積極的な外国人観光客の誘致に努めます。 また,旅行形態の団体型から個人型へのシフト等に対応するため,各地域で実施される見本 市や即売会,海外個人旅行向けのイベントにおいてプロモーションを実施します。 (2)コンベンション誘致の推進 〇 函館国際観光コンベンション協会や北海道MICE誘致推進協議会と連携しながら,本市 でのより多くのコンベンション開催を目指し,コンベンション主催団体や学会事務局,大学 関係者等を直接訪問し積極的な誘致活動と開催支援に取り組みます。 〇 新幹線開業に伴い利便性が向上した交通網,充実したコンベンション施設,豊かな観光資 源など本市の魅力をPRし,コンベンション以外の企業ミーティングや各種集会,インセン ティブツアーなどの多種多様なMICE開催に向けた効果的な手法の検討を進めます。 〇 MICE開催の誘致推進のため,主催団体や旅行会社等のニーズを捉え,支援メニューの 充実に向けた検討を進めます。 (3)映像等による観光客誘致の促進 〇 映画やドラマなどのロケ支援,プロモーション等の実施により,函館へのロケの誘致に取 り組むとともに,映画などのロケ地巡りを楽しんでいただけるツールの整備,情報発信に努 めます。
13 〇 国外においては,中国人モデルをナレーターとして起用した函館観光PR動画を制作し, 中国で人気のあるウェブサイトで配信することにより,中国国内における本市の知名度向上 を図り,観光客の誘致促進に繋げます。 (4)広域観光の充実 〇 滞在型観光を実現させるため,青函圏観光都市会議,みなみ北海道,札幌・登別連携など 道内や青森圏をエリアとした広域観光ルートの構築を目指すとともに,観光客へのサービス 向上等を図るため,情報の一元的な発信や観光プロモーション等を実施します。 〇 さいたま市を中心とした東日本連携や,北秋田,ニセコ地域など,新たな広域連携を推進 し,周遊観光コンテンツの充実を図るとともに,函館が様々な周遊観光のハブ都市として確 立することを目指します。 (5)観光情報の提供 〇 函館市公式観光情報サイト「はこぶら」をはじめ,多様な媒体を効率よく活用し,効果的 な情報発信に努めます。 2 受け入れ体制の充実 (1)受け入れ環境の充実 〇 ゴールデンウィークやお盆の時期の観光シーズンにおいて,観光客の流動地点にまちある き観光案内窓口を開設します。 〇 多くの外国人観光客が訪れる観光エリア,クルーズ船の入港するふ頭,市電の車両内など において,無料Wi-Fiサービスを提供するほか,ホスピタリティの向上を目的としたイ ンバウンドセミナーを開催します。 〇 まちあるき観光を推進するため,既存の観光ボランティア団体などとも連携し,新たな観 光ガイドの育成に努めます。 〇 市内で開催されている様々なイベント情報を集約し,その魅力を効果的に発信し,フェス ティバルタウンの推進を図ります。 〇 外国人観光客の旅行計画時や旅行中の問合せに即時性の高い対応をするため,外国人観光 コンタクトセンターを開設します。 (2)イベントの充実 〇 港まつりやクリスマスファンタジーなど,既存イベントを継続開催するとともに,内容の 見直しを検討しイベントの充実を図ります。 〇 函館と縁のある地域と連携した食と観光のイベント「はこだてグルメサーカス」を開催し, 駅前・大門地区の活性化と観光客誘致を図ります。
14 (3)ホスピタリティの向上 〇 観光関連事業所で従事する従業員,まちかど観光案内所開設者,観光関連団体等を対象に 観光ホスピタリティ講演会を開催し,市民の観光客をもてなすホスピタリティ意識の醸成を 図ります。 【主な個別施策】 1 誘致宣伝の充実 (1)プロモーションの推進 〇国内プロモーション(当初予算ベース) 函館誘客プロモーション事業 青森県・函館デスティネーションキャンペーンアフター事業 各航空会社(JAL,ANA,ADO,バニラ・エア)とのタイアップによるブランドPR事業 旅行商品説明会への参加 教育旅行誘致活動 ミスはこだて事業 〇海外プロモーション トッププロモーション(中国,シンガポール) 旅行博等への参加 遠東百貨店物産展参加(台湾,経済部合同) 北海道観光振興機構海外プロモーションへの参画(中国,韓国,インドネシア) JR北海道FITイベントへの参画(香港,マレーシア) タイFITフェア出展(タイ) 招請事業 旅行会社・メディア招請事業(中国,シンガポール,マレーシア,フィリピン) 中国向け観光PR動画配信事業 タイ観光コーディネーター委託事業 ・函館市海外観光客誘致促進協議会 函館~ソウル線の安定運航を図るため,平成18年9月に市や観光関連団体で構成する 「韓国観光客誘致促進協議会」を設立したところであるが,韓国以外の国・地域に対して の誘致活動も積極的に行う必要があるとのことから,協議会の名称を「函館市海外観光客 誘致促進協議会」とし,海外からの観光客誘致に向けた各種事業を実施している。 (2)コンベンション誘致の推進 ○コンベンション誘致への取り組み等 平成27年8月に最大5千人収容のコンベンション施設「函館アリーナ」がオープンした ことに加え,平成28年3月には北海道新幹線が開業し,交通アクセスの向上が図られたこと から,これまで以上に大規模コンベンションの積極的な誘致に取り組むとともに,(一社)函
15 館国際観光コンベンション協会と連携しながら,コンベンション以外のインセンティブツアー やイベントなどMICEの推進に向けた新たな誘致先や支援メニューの検討を進めている。 函館市開催のコンベンションの推移 (単位:件,人) 区 分 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 国際 件数 人数 6 3,060 5 1,990 6 2,120 6 1,870 7 2,835 国内 件数 人数 28 10,788 28 11,683 26 17,678 39 32,725 29 30,670 道内 件数 人数 45 15,770 41 11,761 41 10,592 43 20,672 30 13,700 合計 件数 人数 79 29,618 74 25,434 73 30,360 88 55,267 66 47,205 ※ コンベンションカレンダーによる数値を記載。 〇コンベンション開催補助金 国際的または全国的,全道的な規模で開催される各種会議,大会,学会等のコンベンション の誘致ならびに市内での円滑なコンベンションを促し,当市の観光・コンベンション産業の振 興・発展や地域の活性化等を図ることを目的とし,平成21年度から実施。 《補助基準》 ・ 市内において開催され,参加者のうち概ね50人以上が市内での宿泊を伴うもので あること。 ・ 表に定める補助金額を限度として交付するものとする。 参加人員 補助金の限度額 国際 全国 全道 100 人以上 500 人未満 300 千円 200 千円 100 千円 500 人以上 1,000 人未満 300 千円 300 千円 300 千円 1,000 人以上 1,500 人未満 500 千円 500 千円 500 千円 1,500 人以上 2,000 人未満 800 千円 800 千円 800 千円 2,000 人以上 3,500 人未満 1,000 千円 1,000 千円 1,000 千円 3,500 人以上 市長が別に定める額 (3)映像等による観光客誘致の促進 〇はこだてフィルムコミッション事業 平成15年12月に「はこだてフィルムコミッション」を設立し,テレビ,映画,雑誌等の 取材に積極的に協力している
16 撮影支援件数 区 分 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 テレビ,映画 73件 80件 140件 121件 ※ 直接取材を含まない (4)広域観光の充実 広域連携の取り組みとして,南北海道地域をはじめ,青森市・弘前市・八戸市との「青函圏 観光都市会議」や登別市・札幌市との連携による周遊観光のPRや旅行商品造成などを進めて おり,加えて,首都圏~青函圏~道央圏といった周遊観光ルートの創出に向けて東日本エリア における新たな広域連携にも取り組んで行くこととしている。 ○青函圏観光都市会議(平成25年3月設立) 北海道新幹線開業の効果を最大限に享受するため,青森市・弘前市・八戸市・函館市の4市 において広域観光エリアを形成し,それぞれの地域ならではの魅力を十分に活用した滞在型観 光を促進し,仙台圏や札幌圏にも対抗できる青函圏での観光地づくりを推進するため,「青函 圏観光都市会議」を設立し,官民一体で各種広域観光振興策に取り組んでいる。 <目的> 4市の広域連携によって広域観光エリアを形成し,その観光の魅力の増進により,国際競 争力を高め,内外からの観光客の来訪および滞在を促進する。 <構成等> ・ 4市の行政のみで構成されているが,事業については民間事業者と連携しながら取り組 んでいる。 ・ 現在,会議共同代表を4市の市長,事務局は函館市観光部が担うこととしている。 <主な取組> ・ 共同宣伝物作成事業 ・ 4市共同プロモーション事業 ・ ホームページ等運営事業(4市の旬の情報を発信,フェイスブックや上記プロモーショ ン映像の配信等) ○道内中核都市観光連携協議会(平成23年4月設立) 北海道6圏域の中核都市が相互に観光情報を発信するとともに,観光プロモーション事 業などを共同で実施するなど観光事業の一部を連携して実施する。 <構成等> ・ 札幌市・旭川市・函館市・釧路市・北見市・帯広市 <主な取組> ・ トク旅北海道キャンペーン(クーポン冊子の作成,ウェブサイトの運営等) ・ 効果測定等
17 ○青函ツインシティ交流 昭和63年3月13日の青函トンネルの開通を契機に,函館・青森両市の一層の相互理解 と友好親善の理念のもとで一体的な地域振興を図るため,平成元年3月13日,「ツインシ ティ」(双子都市)の提携が行われた。 観光面においては,「まつり交流」として,青森ねぶたと函館いか踊りを隔年で交互に派 遣しているほか,青函観光宣伝協議会を組織し,各種の観光キャンペーンを行っており,平 成29年度は,青森ねぶたが来函する年となっている。 ○道内周遊ルート構築関係 北海道新幹線開業を契機として,函館および道南への観光客の増加が見込まれる中,日本 有数の観光資源を有し,道内の拠点的役割を担う札幌市,登別市,函館市の3市および高越 事業者等が連携強化を図り,首都圏・東北地域を中心とした誘客と3市が基軸となった周遊 ルートの構築とその定着化を図るため,観光情報の発信機能・滞在コンテンツを充実させな がら,旅行会社への売り込みにより旅行商品の造成と個人旅行客の獲得を目指す。 <主な取組> ・ 商談会やJR駅内等での各種プロモーション ・ 交通事業者等との連携 ・ ツーリズムEXPOジャパンへの参加 ○さいたま市連携関係 平成27年度からさいたま市主催の北海道新幹線沿線自治体の「東日本連携・創生フォー ラム」首長連携会議が開催され,今年度も引き続き実施。本フォーラムの枠組みを活用し, 東日本連携各自治体間の広域連携による物産・食・文化・祭・イベント等の地域資源を相互 活用した広域観光周遊ルートの策定および当該周遊ルートの国際的な観光認知度の向上を 図る。 <主な取組> ・ 研究部会設立による周遊ルートの策定 ・ 第3回首長フォーラムの開催 (5)観光情報の提供 ○函館市公式観光情報サイト「はこぶら」 開設年月日:平成20年12月1日 掲載内容 :飲食・観光スポット・土産品等の情報,イベント情報,フォトライブラリー, 交通・宿泊情報,観光コラム 等 対応言語数:8言語(日本語,英語,中国語(簡体字,繁体字),韓国語,タイ語, インドネシア語,マレーシア語) ページビュー数 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 7,331,356 件 8,702,469 件 11,517,967 件 14,407,002 件
18 ○観光宣伝印刷物 観光ポスター(B1版 2種類) 観光パンフレット「函館旅時間」 夜景ポスター(B2版) 外国語観光リーフレット ガイドマップ(函館観光宣伝共同事業委員会作成) ○雑誌等 函館観光の定番スポットのほか,函館の潜在的な観光資源である,「歴史」,「景観」,「食」 など,個々の魅力を結びつけた誌面展開と「質の高さ」を宣伝することにより函館観光の磨き 上げを行っている。 (6)ふるさと懇談会 函館出身者のふるさと会に参加し,情報を提供している。 北海道道南会(東京)昭和 35 年設立 関西函館をおもう会(大阪)昭和 57 年設立 宮城県函館臥牛会(仙台)平成 2 年 2 月設立 (7)観光大使 函館出身者や函館にゆかりのある方を「はこだて観光大使」に委嘱し,函館観光のPRについ て協力を依頼している。(平成29年3月末現在 委嘱者数 310名) 2 受け入れ体制の充実 (1)受け入れ環境の充実 ○まちあるき観光窓口案内業務 繁忙期に訪れる観光客の利便性向上のため,観光の拠点となるスポットでの臨時観光案内窓 口を開設し,同時にまちあるき観光の促進のため,ミニガイドも実施している。 平成21年度から実施。平成25年度~平成27年度はまちあるきネットワークに委託し, 平成28年度は,新幹線開業おもてなし事業として,4月から9月までの土曜日,日曜日, 祝日に五稜郭タワーおよび金森赤レンガ倉庫群において,臨時観光案内窓口として開設。(五 稜郭タワーにおいては,お盆,シルバーウィークの期間も開設) ※ 平成27年度以前は,まちあるきネットワークへの委託事業であったため問合せ件 数の集計方法が異なる。 ※ 平成28年度の問合せ件数は,五稜郭タワーおよび金森赤レンガ倉庫群における臨 時観光案内窓口を含む。 平成26年度 問い合わせ件数 11,201件(GW,盆,SW) 平成27年度 問い合わせ件数 11,033件(GW,盆,SW) 平成28年度 問い合わせ件数 6,895件(GW,盆,SW)
19 ○HAKODATE FREE Wi-Fi 平成27年度に函館市内の主要な観光エリアである元町エリアおよびベイエリアにおいて, 35施設に48アクセスポイントの整備を行い,平成28年4月1日から HAKODATE FREE Wi-Fi としてサービスの提供を開始し,平成28年度には,整備エリアを函館駅前,五稜郭, 湯川等に拡大したものである。 (2)イベントの充実 主なまつり・イベントの開催一覧 名 称 主 催 者 名 開 催 時 期 行 事 内 容 箱館五稜郭祭 箱館五稜郭祭協賛会 5月第3日曜日・ 前日の土曜日 碑前祭(5月第3土曜日), 維新行列, 開城セレモニー 恵山つつじまつり 恵山つつじまつり 実行委員会 5月中旬~6月上旬 ソーラン踊り,吹奏楽演奏ほ か 南かやべひろめ舟祭り 南かやべひろめ舟祭り 実行委員会 6月第2土曜日 舟こぎ競争,郷土芸能ほか 函館港花火大会 函館新聞社 7月 海の日を記念した花火大会 市民創作函館野外劇 市民創作「函館野外劇」の会 7月上旬~8月上旬 野外劇「星の城,明日に輝 け」 函館港まつり 函館港まつり実行委員会 8月1日~5日 ワ ッ シ ョ イ はこ だ て ,歩 行 者天国, 道新花火大会ほか 湯の川温泉花火大会 湯の川温泉花火大会実行委員 会 8月中旬 花火大会 はこだてグルメサーカス はこだてグルメサーカス実行 委員会 9月 飲食ブースの出展, ステージイベント はこだてMOMI-G フェスタ 函館市 10月中旬~11月上旬 紅葉のライトアップ, ミニライブほか はこだてクリスマス ファンタジー はこだてクリスマス ファンタジー実行委員会 12月 巨大もみの木のクリスマス ツリーの設置, 各種ステー ジイベントの実施 五稜星(ほし)の夢 五稜星の夢実行委員会 12月~2月 特別史跡五稜郭跡の外堀の イルミネーション はこだて冬フェスティバル はこだて 冬フェスティバル実行委員会 12月~2月 坂道,元町公園,二十間坂通, 開港通りのイルミネーショ ンほか 函館港イルミナシオン映画祭 函館港イルミナシオン 映画祭実行委員会 12月11日~12月13日 (平成27年度) 映画の上映,トークショー, シナリオ大賞受賞式ほか 注)各支所管内のまつり・イベントを含む。
20 (3)ホスピタリティの向上 観光ホスピタリティ講演会の開催 インバウンドセミナーの開催 観光ボランティアガイド育成セミナーの開催(平成22年度~) 平成18年度から,函館を訪れる方々に,心のこもったおもてなしができる「人づくり」の一環 として,函館歴史文化観光検定「通称:はこだて検定」(主催:函館商工会議所)を実施し,観光 客に対するホスピタリティの向上に努めている。 ○ 観光ボランティア団体一覧 平成29年4月現在 団体名 設立年 代表者 料金 備考 函 館善意 通訳 会 昭和61年 会長 市根井惠子 賛助金として, ガイド(3時間):3,000円 通 訳(2時間):2,000円 (入館料,交通費等別途負担) 上記時間を超える場合は要相談 対応可能言語: 英・中・韓・ 露 函 館観光 ボラ ンティア「愛」 昭和59年 会長 小島 洋一 行程・人数により異なるため要問合 せ(入館料,交通費等別途負担) 函 館観光 案内 ボランティア 「一會の会」 昭和63年 会長 佐藤喜久恵 行程・人数により異なるため要問合 せ(入館料,交通費等別途負担) 縁 ジョイ 倶楽 部 平成27年 代表 加藤 政代 実費負担(施設入場料)
212 2 函館市の観光入込客数は,平成 35 年度の目標を 550 万人とし,観光の振興に向け,様々な施策 に取り組んできており,平成 28 年度実績においてその目標を達成したところである。 2 1 来函観光入込客数 (1) 道外・道内別,宿泊・日帰り別観光客数 区 分 総 数 (千人) 道外客 道内客 宿泊客 日帰客 観光客 (千人) 構成比 (%) 観光客 (千人) 構成比 (%) 観光客 (千人) 構成比 (%) 観光客 (千人) 構成比 (%) 平成26年度 4,840 3,140 64.9 1,700 35.1 3,092 63.9 1,748 36.1 平成27年度 4,947 3,215 65.0 1,732 35.0 3,193 64.6 1,754 35.4 平成28年度 5,607 3,761 67.1 1,846 32.9 3,646 65.0 1,961 35.0 (2) 交通機関別観光客数 区 分 総 数 (千人) 入込み観光客 ( )内は構成比% J R (千人) バ ス (千人) 乗用車 (千人) 船舶 (千人) 航空機 (千人) 平成26年度 4,840 997 (20.6) 2,117 (43.7) 812 (16.8) 262 (5.4) 652 (13.5) 平成27年度 4,947 999 (20.2) 2,176 (44.0) 855 (17.3) 233 (4.7) 684 (13.8) 平成28年度 5,607 1,382 (24.6) 2,394 (42.7) 912 (16.3) 262 (4.7) 657 (11.7) (3) 外国人観光客宿泊数 (単位:人) 中国 韓国 台湾 香港 シンガ ポール マレー シア タイ インド ネシア その他 計 26 年度 50,772 10,437 228,774 12,131 10,394 5,697 10,159 2,467 15,123 345,954 27 年度 86,317 19,122 225,518 13,416 11,867 9,805 11,106 3,753 16,564 397,468 28 年度 81,081 17,020 220,684 13,067 14,555 14,424 18,841 3,665 21,640 404,977 前年 増減数 ▲5,236 ▲2,102 ▲4,834 ▲349 2,688 4,619 7,735 ▲88 5,076 7,509 前年比 93.9% 89.0% 97.9% 97.4% 122.7% 147.1% 169.6% 97.7% 130.6% 101.9% 2 主な観光施設利用者数 区 分 函館山ロープウェイ(人) 旧函館区公会堂(人) 五稜郭タワー(人) 平成26年度 1,619,850 156,041 765,077 平成27年度 1,820,876 151,554 774,554 平成28年度 1,978,938 174,408 1,018,985
222 2 3 観光客動向調査の実施 (目 的) 北海道新幹線が開業し,これまで函館を訪れていなかった国内地域からの観光 客も増加すると考えられることから,国内観光客の動向や函館観光の期待度およ び満足度など函館観光の現状と課題を把握するとともに,近年,急増している外 国人観光客についても,同様に調査を実施する。 (調査方法) 調査員による聞き取り調査 (実施主体) 函館市観光部,(一社)函館国際観光コンベンション協会 ■ 国内観光客 (1)調査概要 ア 調査期間 ・ 平成 28 年 4 月~平成 29 年 3 月 イ 実施方法 ・ 函館市内の観光ポイント(元町周辺,ウォーターフロント,五稜郭タワー等)および交通 拠点(函館駅,函館空港,新函館北斗駅)での調査員による聞き取り調査 ウ 調査数 ・ 3,025 人 (2)調査結果の概要 ア 来函時交通手段 ・ 北海道新幹線利用が 39.3%。北関東までは北海道新幹線利用の方が飛行機より多い。 イ 離函時交通手段 ・ 北海道新幹線利用が 35.5%。往路復路のペアで見ても往復新幹線利用が 30.8%で最も多い。 ウ 新幹線利用者の乗車駅,市内交通手段,新幹線選択理由 ・ 仙台駅の利用が 25.2%と最も多い。 ・ 市内の交通手段は「はこだてライナー」が 76.5%と最も多い。 ・ 選択理由は「移動時間が短いから」が 40.9%と最も多い。その他の理由としては「新幹線に乗りた かった」が多かった。 エ 次回の北海道新幹線利用意向 ・ 次回,北海道新幹線を利用するという回答が 53.3%であった。 オ 来函回数 ・ 「初めて」が 37.6%で,リピーターが 6 割以上を占めた。 カ 函館観光情報の入手方法 ・ 「旅行雑誌やガイドブック」が 54.9%と最も多く,次いで「インターネット」が 47.9%,「旅行代理店」 が 20.5%と続く。 キ 函館を選んだ理由 ・ 「函館の夜景を見たくて」が 54.1%と最も多く,次いで「海産物等グルメを楽しみたくて」が 52.9%, 「北海道新幹線が開業したから」が 35.7%と続く。
232 2 ク 訪問した(する予定)観光ポイント ・ 「函館山」と「五稜郭」が 8 割を超え,次いで「元町周辺」,「ウォーターフロント」,「朝市」が約 6 割で あった。 ケ 函館市内での宿泊の有無と泊数 ・ 「1 泊」が 57.4%で,次いで「2 泊」が 28.6%,「3 泊以上」が 7.2%と続く。 コ 他地域訪問先 ・ 「道央(札幌・小樽・千歳等」が 30.5%と最も高く,次いで「道南(室蘭・登別・洞爺等)」が 15.2%, 「函館近郊(大沼・江差・松前等)」が 15.1%と続く。 サ まちあるき観光のニーズ ・ 「教会など異国情緒ある建築物めぐり」が 44.1%と最も多く,次いで「幕末,その他歴史めぐり」が 34.8%,「映画や CM のロケ地めぐり」が 19.3%と続く。 シ 函館市内での消費額 ・ 平均の 1 人当たり消費額は 40,148 円であった。 ス 函館の印象(満足度) ・ 「とてもよい」と「よい」を合わせると満足度は 95.6%に上る。 セ 期待度と満足度,不満内容 ・ 全体的に期待度と満足度のギャップは大きくなかった。料理の魅力・特色について,期待 度と満足度が共に高く,移動・情報に関しては期待度と満足度が共に低い。 ■ 外国人観光客 (1)調査概要 ア 調査期間 ・ 平成 28 年 4 月~平成 29 年 3 月 イ 実施方法 ・ 函館市内の観光地点(函館山ロープウェイ,五稜郭タワー)および交通拠点(函館空港) での調査員による聞き取り調査 ウ 調査数 ・ 1,016 人 (2)調査結果の概要 ア 旅行メンバー ・ 「家族」が 53.1%と最も多く,次いで「友人等」が 35.1%であった。 イ 来訪回数(日本,北海道,函館) ・ 函館を訪れたのが「今回が初めて」が 84.9%で,リピーターの割合が 15.1%となっており,台湾人 観光客ではリピーターの割合が 21.3%であった。 ウ 函館を選んだ理由 ・ 「函館の夜景を見たくて」が 74.7%と最も多く,次いで「海産物等グルメを楽しみたくて」が 48.6% であった。
242 2 エ 入国経路 ・ 「新千歳空港」が 42.6%と最も多く,次いで「旭川空港」が 28.4%であった。 オ 出国経路 ・ 函館空港での調査を主として行ったため,「函館空港」が 90.1%と最も多く,次いで「成田空港」が 3.9%であった。 カ 滞在日数 ・ 「6 泊 7 日」が 43.0%と最も多く,「4 泊 5 日」が 37.9%であった。 キ 函館市内での宿泊の有無と泊数 ・ 「1 泊した」が 70.2%で,宿泊率は 97.9%であった。 ク 他地域訪問先 ・ 「札幌・小樽」が 81.0%と最も多く,次いで「登別・洞爺」が 53.6%であった。 ケ 函館に来訪時の経路 ・ 「ツアーバス」が 44.2%と最も多く,次いで「飛行機(函館空港直行便)」が 29.4%であった。 コ ツアーや航空券の申込方法 ・ 「店(旅行会社や航空会社等)で申し込んだ」が 45.0%と最も多く,次いで「ウェブサイトから申し込 んだ」が 42.8%となっていた。 サ 函館を何で知ったか ・ 「旅行雑誌やガイドブックを見て」が 51.8%と最も多く,次いで「旅行番組をテレビ・ラジオで視聴し て」が 25.5%であった。 シ 函館観光情報の入手方法 ・ 「事前にインターネットで調べた」が 50.9%と最も多く,次いで「事前にガイドブックで調べた」が 41.9%であった。 ス 訪問した(する予定の)観光ポイント ・ 「函館山(夜景を含む)」が 86.0%と最も多く,次いで「五稜郭」が 50.9%であった。 セ 函館市内の利用交通機関 ・ ツアーバスを利用した人が 73.6%と最も多く,次いで路面電車が 17.2%であった。 ソ 金融機関,決済方法 ・ 函館市内での金融機関の利用は全項目で1割に満たない状況となっていた。決済方法は,現金を 利用していた人が 74.9%と最も多く,次いでクレジットカードを利用していた人が 49.4%であった。 タ 函館市内での消費額 ・ 平均の 1 人当たり消費額は 41,663 円であった。 チ 購入したお土産 ・ 「お菓子」が 61.3%と最も多く,次いで「薬・健康食品・化粧品」が 47.0%,「海鮮・珍味」が 37.6%と 続く。 ツ 気に入った(美味しかった)食べもの ・ 「ソフトクリーム」が 57.3%と最も多く,次いで「寿司・海鮮丼」が 54.4%であった。
252 2 テ 観光ガイドのニーズ ・ 「寺社,教会などの観光名所」が 44.7%と最も多く,次いで「まち歩き」が 36.9%であった。 セ 困ったこと ・ 「言葉でのコミュニケーションが難しい」が 41.7%と最も多く,次いで「無料 Wi-Fi が使える場所が少 ない」が 18.3%となっていた。 ソ 函館に再訪の意向 ・ 「ぜひ来たい」が 33.0%,「来たい」が 51.7%で,再訪の意向はあわせて 84.7%であった。 タ 再訪時の季節 ・ 「冬」という回答が 50.1%と最も多く,次いで「春」が 35.6%であった。 参考 函館観光の経済波及効果 ・ 平成 28 年度来函観光入込客数推計の「観光客数」と本調査の「宿泊客の消費額」および「日帰り 客の消費額」を乗じて得られた推計上の「観光消費額」は 1,777 億円であり,本市の生産波及効果 の倍率 1.49 倍を用いた結果,「函館観光の経済波及効果」は,2,648 億円規模と推計される。
26 函館市旧イギリス領事館(開港記念館)および観光客や市民の利便に供するため,元町地区 および五稜郭地区に観光駐車場等を設置している。 1 函館市旧イギリス領事館(開港記念館)の概要 (1) 設置の趣旨 歴史的建造物を保存し,および活用して,箱館開港の歴史を広く市民および観光客に伝えるとと もに,その利用に供し,もって本市の文化の向上と観光の振興に資する。 (2) 施設の概要 所 在 地 函館市元町 33 番 14 号 構 造 レンガ造 2 階建て瓦葺き 規 模 展示室(5),資料室,開港記念ホール,研修室(2), ティールーム,ショップ,洋式庭園,その他 開 館 時 間 午前 9 時~午後 7 時(4 月 1 日~10 月 31 日) 午前 9 時~午後 5 時(11 月 1 日~3 月 31 日) 休 館 日 12 月 31 日・1 月 1 日 建 物 面 積 延べ床面積 965.35 ㎡ 敷 地 面 積 3,762.32 ㎡ 駐 車 場 なし 開設年月日 平成 4 年 8 月 1 日 管 理 運 営 指定管理者((一社)函館国際観光コンベンション協会) (3) 利用者数 年 度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 利用者数 63,528 人 59,101 人 74,083 人 2 函館市元町観光駐車場(広場式)の概要 (1) 設置の趣旨 マイカーやレンタカーを利用する観光客が増加している状況のなかで,元町公園周辺地区の交通 混雑,路上駐車等による交通渋滞を解消し,観光客や市民の利便に供する。 (2) 施設の概要 所 在 地 函館市元町 33 番 規 模 収容台数 乗用車 41 台 供 用 時 間 午前 0 時~午後 12 時
27 供 用 期 間 1 月 1 日~12 月 31 日 敷 地 面 積 1,294.55 ㎡ 開設年月日 平成 13 年 4 月 21 日 管 理 運 営 指定管理者((株)マルゼンシステムズ) (3) 利用台数 年 度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 利用台数 16,813 台 19,720 台 19,827 台 3 函館市元町観光駐車場(立体式)の概要 (1) 設置の趣旨 マイカーやレンタカーを利用する観光客が増加している状況のなかで,元町公園周辺地区の交通 混雑,路上駐車等による交通渋滞を解消し,観光客や市民の利便に供する。 なお,観光客等の利用状況を勘案し,付近住民や企業からの要望もあったことから,平成 20 年 4 月より一部月ぎめ駐車場として供用している。 (2) 施設の概要 所 在 地 函館市末広町 20 番 13 号 構 造 鉄骨造陸屋根 3 階建て 規 模 1 階 収容台数 乗用車 52 台(月ぎめ) 2 階 収容台数 乗用車 39 台(月ぎめ) 3 階 収容台数 乗用車 52 台 供 用 時 間 1・2 階 午前 0 時~午後 12 時 (月ぎめ) ただし,開場時間は午前 6 時~午後 10 時 3 階 午前 9 時~午後 7 時 30 分(4 月 1 日~10 月 31 日) 午前 9 時~午後 5 時 30 分(11 月 1 日~3 月 31 日) 供 用 期 間 1・2 階(月ぎめ) 1 月 1 日~12 月 31 日 3 階 1 月 4 日~12 月 30 日 建 物 面 積 延べ床面積 3,510.60 ㎡ 敷 地 面 積 1,664.57 ㎡ 開設年月日 平成 13 年 4 月 21 日(1・2 階の月ぎめ駐車場化は平成 20 年 4 月 1 日) 管 理 運 営 指定管理者((株)マルゼンシステムズ) (3) 利用台数 年 度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 利用台数 6,817 台 7,987 台 8,629 台 ※ 利用台数については,月ぎめ駐車場利用分は,含まれていない。
28 4 函館市五稜郭観光駐車場の概要 (1) 設置の趣旨 マイカーやレンタカーを利用する観光客が増加している状況のなかで,特別史跡五稜郭跡周辺地 域の,交通混雑,路上駐車等による交通渋滞を解消し,観光客や市民の利便に供する。 (2) 施設の概要 所 在 地 函館市五稜郭町 27 番 規 模 収容台数 乗用車 97 台(車椅子専用 2 台含む) 供 用 時 間 午前 0 時~午後 12 時 供 用 期 間 1 月 1 日~12 月 31 日 敷 地 面 積 3,317.97 ㎡ 開設年月日 平成 15 年 4 月 1 日 管 理 運 営 指定管理者(セントラル警備(株)) (3) 利用台数 年 度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 利用台数 33,581 台 34,344 台 38,364 台 5 観光案内標識・観光照明灯等 市内に点在する観光資源を紹介するため,案内板や名所説明板等を計画的に配置し,観光客の利便 性を高めるとともに,散策コースおよび各観光地にガス灯風の観光街路灯等を設置するなど,観光環 境の整備に努めている。 (1) 観光案内標識の整備状況(平成 29 年 4 月末現在) 種 類 設置数 多 言 語 表 記 案内板 53 基 5 言語表記 39 基 2 言語表記 14 基 名所説明板 83 基 5 言語表記 2 基 3 言語表記 4 基 2 言語表記 77 基 坂説明柱 43 基 2 言語表記 43 基 誘導指標 255 基 歓迎塔 2 基 計 436 基
29 (2) 観光照明灯の整備状況(H29.4 末現在) 種 類 設置数 観光街路灯 760 基(西部地区 628 基,湯川地区 132 基) ガス灯 3 基 観光施設照明器 12 基(5 か所) 計 775 基 (3) ライトアップ施設の整備状況(H29.4 末現在) 投光器設置施設 29 箇所 (4) 観光客誘導ラインの整備(H29.4 末現在) 歩道上に誘導先を表示した石板またはシールを貼り,観光施設への円滑な誘導を図っている。 誘導ライン施工延長 7 路線延べ 8,630m (5) 観光車両案内標識の整備 市内の主要道路や観光施設の周辺部に,観光車両の円滑な誘導を図るため,車両対応型の案内 標識を整備している。 (H8 年度事業 70 基 H10 年度事業 20 基 H16 年度事業 2 基) (6) まちあるき休憩ベンチの整備(H29.4 末現在) 散策の途中で気軽に休憩できるスペースとしてベンチを設置している。 まちあるき休憩ベンチ設置数 11 基 6 観光案内所 函館駅内(「V」案内所:昭和 62 年指定。平成 24 年には,JNTO による外国人観光案内所(カテゴリ ー1)に認定)と元町公園内に観光案内所を設置している。 平成 23 年度は,国の交付金による緊急雇用創出事業を活用し,五稜郭地区に観光案内所を試験的 に設置した(設置期間:平成 23 年 4 月 25 日~平成 24 年 3 月 25 日 来所人員:17,702 人)ほか,平 成 28 年度には,新幹線開業おもてなし事業として,4 月から 9 月までの土日,祝日に五稜郭タワーお よび金森赤レンガ倉庫群において臨時観光案内窓口を開設した。 函館市観光案内所来所人員 区分 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 駅 内 114,754 人 122,701 人 159,496 人 元 町 64,442 人 60,229 人 71,819 人 計 179,196 人 182,930 人 231,315 人 前年対比 109.3% 102.0% 126.5%
30 7 まちかど観光案内所 観光客の利便性を高めるとともに,観光客と地域住民との交流を通じた市民と行政との協働による 観光地づくりを目的に,市内の観光関連事業者等が「まちかど観光案内所」の開設者となり,観光客 に対し道案内や観光情報を提供している。 開 設 平成 16 年 3 月 23 日 開設者数 109 施設(H29.4 末現在)