AirStation
TMPro
WAPM-APG600H
WAPS-APG600H / WAPS-AG300H
設定事例集
このたびは、当社製AirStationProをお買い 求めいただき、誠にありがとうございます。 本書は、AirStationProの各種設定事例につ いて説明しています。ユーザーズマニュアル とあわせて本書をお読みください。 35020022-04 2017.02■ 本書の著作権は当社に帰属します。本書の一部または全部を当社に無断で転載、複製、改変などを行うことは禁 じられております。 ■ BUFFALO™は、株式会社メルコホールディングスの商標です。AirStation™、AOSS™は、株式会社 バッファローの商標です。本書に記載されている他社製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。 本書では™、®、©などのマークは記載していません。 ■ 本書に記載された仕様、デザイン、その他の内容については、改良のため予告なしに変更される場合があり、現に 購入された製品とは一部異なることがあります。 ■ 本書の内容に関しては万全を期して作成していますが、万一ご不審な点や誤り、記載漏れなどがありましたら、 当社サポートセンターまでご連絡ください。 ■ 本製品は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など人命に関わる設備や機器、及び高度 な信頼性を必要とする設備や機器としての使用またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。こ れら、設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、本製品の故障により、人身事故、火災事故、社会的な損 害などが生じても、当社ではいかなる責任も負いかねます。設備や設計、制御システムなどにおいて、冗長設計、 火災延焼対策設計、誤動作防止設計など、安全設計に万全を期されるようご注意願います。 ■ 本製品は、日本国内でのみ使用されることを前提に設計、製造されています。日本国外では使用しないでくださ い。また、当社は、本製品に関して日本国外での保守または技術サポートを行っておりません。 ■ 本製品(付属品等を含む)を輸出または提供する場合は、外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規 等の規制をご確認の上、必要な手続きをおとりください。 ■ 本製品の使用に際しては、本書に記載した使用方法に沿ってご使用ください。特に、注意事項として記載された 取扱方法に違反する使用はお止めください。 ■ 当社は、製品の故障に関して一定の条件下で修理を保証しますが、記憶されたデータが消失・破損した場合につ いては、保証しておりません。本製品がハードディスク等の記憶装置の場合または記憶装置に接続して使用する ものである場合は、本書に記載された注意事項を遵守してください。また、必要なデータはバックアップを作成 してください。お客様が、本書の注意事項に違反し、またはバックアップの作成を怠ったために、データを消失・ 破棄に伴う損害が発生した場合であっても、当社はその責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。 ■ 本製品に起因する債務不履行または不法行為に基づく損害賠償責任は、当社に故意または重大な過失があった 場合を除き、本製品の購入代金と同額を上限と致します。 ■ 本製品に隠れた瑕疵があった場合、無償にて当該瑕疵を修補し、または瑕疵のない同一製品または同等品に交換 致しますが、当該瑕疵に基づく損害賠償の責に任じません。
本書の使い方
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マーク 製品の取り扱いにあたって注意すべき事項です。この注意事項に従わなかった場 合、身体や製品に損傷を与えるおそれがあります。 マーク 製品の取り扱いに関する補足事項、知っておくべき事項です。 マーク 関連のある項目のページを記しています。 ・ 文中[ ]で囲んだ名称は、操作の際に選択するメニュー、ボタン、テキストボックス、チェックボッ クスなどの名称を表わしています。 ・ 文中「 」で囲んだ名称は、ソフトウェアやダイアログボックスの名称を表しています。 ・ 本書では原則として当社製無線アダプタを装着したパソコンを無線パソコン、本製品の設定に 使用するパソコンを設定用パソコンと表記しています。 ・ ケーブルで接続された10/100/1000BASEのLANとケーブルを使用しない無線LANを明確に するために本書では次の用語を使用しています。 有線LAN…ケーブルで接続されたLAN 無線LAN…無線通信を使用したLAN 上記は、説明のために本書のみで便宜上使用する用語であり、一般的には使用されません。あら かじめご了承ください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 1
目次
例1:部署間のセキュリティーを保ちたい(マルチSSID)
...3
構成例
...3
条件
...3
使用機器
...3
設定手順
...4
例2:部署間のセキュリティーを保ちたい(TagVLAN、追加VLAN)
..8
条件
...9
使用機器
...9
設定手順(L2スイッチ)
...9
設定手順(本製品)
...13
例3:ホテルでのネットワーク構築事例
...18
構成例
...18
条件
...19
使用機器
...19
設定手順(L2スイッチ)
...19
設定手順(本製品)
...20
例4:来客用フリースポットの設置(TagVLAN)
...24
構成例
...24
条件
...24
使用機器
...24
設定手順(配線)
...25
設定手順(ルーターの設定変更)
...25
設定手順(本製品)
...26
設定手順(L3スイッチのVLAN設定)
...30
設定手順(L3スイッチのRIP設定)
...34
設定手順(L3スイッチのDHCPプール設定)
...35
設定手順(L3スイッチのハードウェアIPフィルター設定)
...38
例5:SSID毎に無線をOFFにする時間を設定する
...41
条件
...42
使用機器
...42
設定手順
...42
例6:USBメモリーに本製品のログを記録する
...46
条件
...46
使用機器
...46
設定手順
...47
ログ情報の確認方法
...48
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 2
例7:USBメモリーからファームウェアを起動する
...49
条件
...49
使用機器
...49
設定手順
...49
ファームウェア起動デバイスの確認
...50
ファームウェアの更新について
...51
例8:AOSS/WPSを使って本製品と無線接続する
...52
構成例
...52
条件
...52
使用機器
...52
設定手順
...53
AOSS/WPSで無線接続できないときは...
...55
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 3
例1:部署間のセキュリティーを保ちたい(マルチSSID)
本製品は1台で複数の無線ネットワークを設定することができます。この機能を利用すると、あた かも複数台のエアステーションが設置されているかのようなネットワークを構築することができ ます。 ここでは例として、VLANを使用せずに簡易的にネットワークを分ける方法を説明します。構成例
̷̜ᴥÓÓÉÄᴷÊéîêéᴦ ؆ഈᴥÓÓÉÄᴷÅéçùïᴦ 1719 2123 1820 22 24 ɮʽʉ˂ʗʍʒɑȲɂǾ ɮʽʒʳʗʍʒ టᛏֿ ʃɮʍʋ ᇋюɿ˂ʚ˂ ʵ˂ʉ˂ Router条件
・ 無線でインターネットに接続できる環境で、人事部と営業部など他部署間での無線通信に制限 を設ける。(他部署間では無線通信を禁止する)※ ※有線区間やプロキシ利用環境の場合を除きます。 ・ 802.11a、802.11gともにメインの無線がすでに動作している。使用機器
対象機器
本製品(WAPM-APG600H/WAPS-APG600H/WAPS-AG300H)必要機器
・ クライアントパソコン ・ 有線側ネットワーク機器(例:スイッチ、ルーターなど)WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 4
設定手順
※ここではWAPM-APG600Hの画面を例に説明します。1
本製品の設定画面を表示します。 設定画面へのログイン方法は、本製品に添付されている「かんたん導入ガイド」を ご参照ください。2
「詳細設定」をクリックします。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 5
3
営業部・人事部共通の設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線基本]をクリックし、以下のように設定 して、[設定]をクリックします。 無線LAN : 有効 有効SSID# : 2# SSID VLANモード VLAN ID 追加VLAN ID
1 Eigyo Untagged 1
-2 Jinji Untagged 1
-※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 6
4
営業部の設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線セキュリティー]をクリックし、以下の ように設定して、[設定]をクリックします。 SSID : Eigyo ANY接続 : 有効 プライバシーセパレーター : SSIDセパレーター ロードバランス : 初期値のまま変更なし 認証方式 : WPA-PSK WPAタイプ : WPA2-PSK 暗号化 : AES キー更新間隔 : 60(分) 事前共有キーの種類 : 文字入力(8-63文字) 事前共有キー : abcdefgh(任意の値) 追加認証 : 追加認証を行わない ※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 7 以上で本製品の設定は完了です。 無線パソコンからそれぞれのSSIDを使って、ネットワークへ接続してください。接続手順は、無線 パソコンまたは無線子機のマニュアルを参照してください。
5
人事部の設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線セキュリティー]をクリックし、以下の ように設定して、[設定]をクリックします。 SSID : Jinji ANY接続 : 有効 プライバシーセパレーター : SSIDセパレーター ロードバランス : 初期値のまま変更なし 認証方式 : WPA-PSK WPAタイプ : WPA2-PSK 暗号化 : AES キー更新間隔 : 60(分) 事前共有キーの種類 : 文字入力(8-63文字) 事前共有キー : ijklmnop(任意の値) 追加認証 : 追加認証を行わない ※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 8
例2:部署間のセキュリティーを保ちたい(TagVLAN、追加VLAN)
本製品は1台で複数の無線ネットワークを設定することができます。この機能を利用すると、あた かも複数台のエアステーションが設置されているかのようなネットワークを構築することができ ます。また、追加VLAN IDを設定することで、一つのSSIDから複数のネットワークへアクセスする ことができるようになります。 ここでは例として、既存のVLANネットワークに本製品を追加し、追加VLAN機能を使用して共通 のルーターからインターネットに接続する方法を説明します。構成例
人事部 (SSID:Jinji) 営業部 (SSID:Eigyo) ̲ʃɮʍʋ ʵ˂ʉ˂ ɮʽʉ˂ʗʍʒ 管理用PC (有線接続) 本製品 ̲ʃɮʍʋ ´Æ ³Æ ̷̜ ɿ˂ʚ˂ ؆ഈɿ˂ʚ˂ RouterWAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 9
使用機器
対象機器
本製品(WAPM-APG600H/WAPS-APG600H/WAPS-AG300H)必要機器
・ クライアントパソコン ・ 有線側ネットワーク機器(例:TagVLANに対応したL2スイッチなど)設定手順(L2スイッチ)
L2スイッチの設定画面から、TagVLANの設定を行います。(ここでは例として、BS-G2116M(別 売)を使用します)構成例の3Fのスイッチでは以下のように配線します。4Fのスイッチも同じよう に設定した場合、人事部・営業部それぞれのサーバーを割り当てたポートに接続することで、その 部署の人だけがアクセスできるようになります。 この設定を行うと、ポート1および3~6に他のL2スイッチを接続することで他の階などのスイッ チにも設定を拡張することができます。また、複数台の本製品を接続することで、無線の範囲を拡 張することもできます。条件
・ 各階にTagVLANに対応したL2スイッチ(例:BS-G2116M(別売))が導入されている。 ・ TagVLANを利用して、L2スイッチ同士を接続する。 ・ 本製品の有線LAN端子「有線ポート(#1)」とL2スイッチをTagged接続する。 ・ 本製品の管理を行う管理用PCと、本製品の管理VLANを統一する。 ・ 各部署のサーバーにVLAN、SSIDを使用して接続できるようにする。 ・ 他部署のサーバーやパソコンへは通信できないが、共通のルーターを経由してインターネット に接続できるようにする。 L2スイッチ 同士を接続 本製品の有線ポート (#1)と接続 管理用PCを接続 (有線) 人事部 (VLAN ID:2) 営業部 (VLAN ID:3) ルーターと接続1
L2スイッチのマニュアルを参照して、L2スイッチの設定画面を表示します。2
[詳細設定]-[VLAN設定]-[VLANステータス]をクリックします。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 10
3
VLAN ID 1を管理用VLANとして設定します。 VLANステータスに表示されているVLAN1の欄にある[編集]をクリックし、以 下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 VLAN ID : 1 VLAN名 : Kanri VLAN Management : チェックあり ポート : 「Static Tagged」:1、3~6 「Static Untagged」:2、16 「Not Member」:7~154
人事部のVLAN(2)を作成します。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 VLAN ID : 2 VLAN名 : Jinji VLAN Management : チェックなし ポート : 「Static Tagged」:1、3~6 「Static Untagged」:7~10、16 「Not Member」:2、11~15WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 11
5
営業部のVLAN(3)を作成します。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 VLAN ID : 3 VLAN名 : Eigyo VLAN Management : チェックなし ポート : 「Static Tagged」:1、3~6 「Static Untagged」:11~16 「Not Member」:2、7~106
インターネットに接続するためのVLANを設定します。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 VLAN ID : 4 VLAN名 : 空欄 VLAN Management : チェックなし ポート : 「Static Tagged」:1、3~6 「Static Untagged」:2、7~16 「Not Member」:なしWAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 12
7
[詳細設定]-[VLAN設定]-[VLANポート設定]をクリックします。8
各LAN端子にPVIDを設定します。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 ポート1、3~6、16 : 4 ポート2 : 1 ポート7~10 : 2 ポート11~15 : 3WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 13 以上でL2スイッチの設定は完了です。L2スイッチを複数台使用する場合は、それぞれのスイッチ に同様の設定を行ってください。 続いて、本製品の設定を行います。
9
[詳細設定]-[VLAN設定]-[VLANステータス]をクリックし、以下のように表 示されていれば、設定は完了です。設定手順(本製品)
Webブラウザーを使って、本製品の設定画面へログインし、VLANおよびマルチSSIDの設定を行 います。 ※ここではWAPM-APG600Hの画面を例に説明します。1
本製品の有線ポート(#2)と管理用PCを直接LANケーブルで接続します。2
本製品の設定画面を表示します。 設定画面へのログイン方法は、本製品に添付されている「かんたん導入ガイド」を ご参照ください。3
「詳細設定」をクリックします。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 14
4
人事部、営業部共通の設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線基本]をクリックし、以下のように設定 して、[設定]をクリックします。 無線LAN : 有効 有効SSID# : 2# SSID VLANモード VLAN ID 追加VLAN ID
1 Jinji Multiple 2 4
2 Eigyo Multiple 3 4
※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 15
5
人事部の設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線セキュリティー]をクリックし、以下の ように設定して、[設定]をクリックします。 SSID : Jinji ANY接続 : 有効 プライバシーセパレーター : SSIDセパレーター ロードバランス : 初期値のまま変更なし 認証方式 : WPA-PSK WPAタイプ : WPA2-PSK 暗号化 : AES キー更新間隔 : 60(分) 事前共有キーの種類 : 文字入力(8-63文字) 事前共有キー : ijklmnop(任意の値) 追加認証 : 追加認証を行わない ※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 16
6
営業部の設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線セキュリティー]をクリックし、以下の ように設定して、[設定]をクリックします。 SSID : Eigyo ANY接続 : 有効 プライバシーセパレーター : SSIDセパレーター ロードバランス : 初期値のまま変更なし 認証方式 : WPA-PSK WPAタイプ : WPA2-PSK 暗号化 : AES キー更新間隔 : 60(分) 事前共有キーの種類 : 文字入力(8-63文字) 事前共有キー : qrstuvwx(任意の値) 追加認証 : 追加認証を行わない ※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 17
7
画面左側の[LAN設定]-[VLAN設定]をクリックし、以下のように設定して、[設 定]をクリックします。 有線ポート(#1) : Tagged 管理VLAN ID : 1 以上で本製品の設定は完了です。 Webブラウザーを閉じ、本書のP8の図に合わせて本製品の有線LAN端子「有線ポート(#1)」とL2 スイッチ、およびL2スイッチ同士を接続してください。 無線パソコンからはそれぞれのSSIDを使って、ネットワークへ接続してください。接続手順は、無 線パソコンまたは無線子機のマニュアルを参照してください。 設定完了後、本製品の設定画面にアクセスする場合は、P8の図に合わせて管理 用PCをL2スイッチに接続し、設定画面にアクセスしてください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 18
例3:ホテルでのネットワーク構築事例
追加VLANとインターネットマンション機能を使って、ホテルの客室へのネットワークを構築す る例を説明します。 WAPM-APG600Hでは1つのインターフェースに対して追加VLANを3つまで登録できるため、 WAPM-APG600Hを複数台接続して、接続されている機器間のセキュリティーを保ちながら無線 の範囲を拡張することができます。構成例
客室用SSID (SSID:Guest) 客室PC (有線接続) ႊ̲ʃɮʍʋ ʵ˂ʉ˂ ɮʽʉ˂ʗʍʒ 管理用PC (有線接続) ژࢷ̲ʃɮʍʋ 本製品① Router 本製品②WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 19
条件
・ 各階の客室用および基幹スイッチとしてTagVLANに対応したL2スイッチ(例:BS-G2116M (別売))が導入されている。 ・ インターネットマンション機能を利用して、客室用スイッチと基幹スイッチを接続する。 ・ STAセパレーターにより、同じSSIDに接続した機器同士が通信できないようにする。 ・ VLAN、追加VLANを設定することで、本製品の有線ポート同士を接続して無線範囲を拡張した 場合でも、別のインターフェースに接続した機器同士が通信できないようにする。使用機器
対象機器
本製品(WAPM-APG600H/WAPS-APG600H/WAPS-AG300H) ※ WAPM-APG600Hの場合は、製品を複数台連結して接続することで、より広範囲の無線ネット ワークを構築することができます。必要機器
・ クライアントパソコン ・ 有線側ネットワーク機器(例:TagVLANに対応したL2スイッチなど)設定手順(L2スイッチ)
L2スイッチの設定を行います。基幹スイッチ、客室用スイッチともに同じ設定を行ってください。1
L2スイッチのマニュアルを参照して、L2スイッチの設定画面を表示します。2
[詳細設定]-[VLAN設定]-[VLANステータス]をクリックします。 基幹スイッチと接続 本製品の有線ポート(#1)と接続 ルーターと接続 客室用スイッチと接続 管理用PCを接続 (有線) 客室用スイッチ 基幹スイッチWAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 20
設定手順(本製品)
Webブラウザーを使って、本製品の設定画面へログインし、VLANおよびSSIDの設定を行います。 WAPM-APG600Hをお使いで複数台接続する場合は、すべてに同じ設定を行ってください。 ※ここではWAPM-APG600Hの画面を例に説明します。1
本製品と管理用PCを接続します。2
本製品の設定画面を表示します。 設定画面へのログイン方法は、本製品に添付されている「かんたん導入ガイド」を ご参照ください。3
「詳細設定」をクリックします。3
「インターネットマンション」で「有効」を選択します。4
ポート1と2を「Up link」、その他のポートを「Down link」に設定し、[設定]をク リックします。以上でL2スイッチの設定は完了です。 続いて、本製品の設定を行います。
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 21
4
画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線基本]をクリックし、以下のように設定 して、[設定]をクリックします。無線LAN : 有効
有効SSID# : 1
# SSID VLANモード VLAN ID 追加VLAN ID
1 Guest Multiple 2 1
※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 22
5
画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線セキュリティー]をクリックし、以下の ように設定して、[設定]をクリックします。 SSID : Guest ANY接続 : 有効 プライバシーセパレーター : STAセパレーター ロードバランス : 初期値のまま変更なし 認証方式 : WPA-PSK WPAタイプ : WPA2-PSK 暗号化 : AES キー更新間隔 : 60(分) 事前共有キーの種類 : 文字入力(8-63文字) 事前共有キー : ijklmnop(任意の値) 追加認証 : 追加認証を行わない ※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 23
6
画面左側の[LAN設定]-[VLAN設定]をクリックし、以下のように設定して、[設 定]をクリックします。有線LANポート VLANモード VLAN ID 追加VLAN ID 有線ポート(#1) Multiple 1 2、3※1 有線ポート(#2)※2 Multiple 3 1
無線 VLANモード VLAN ID 追加VLAN ID SSID [Guest] (11g) Multiple 2 1
SSID [Guest] (11a) Multiple 2 1 管理VLAN ID: 1 ※1:WAPS-APG600HおよびWAPS-AG300Hをお使いの場合は、追加VLAN IDを「2」の み設定してください。 ※2:WAPS-APG600HおよびWAPS-AG300Hをお使いの場合、有線ポート(#2)は今回の 設定では使用できません。 以上で本製品の設定は完了です。 本書のP18の図に合わせて本製品、客室用スイッチ、基幹スイッチをそれぞれ接続してください。 客室のPCから有線でインターネットに接続する場合は、図の「本製品②」の「有線ポート(#2)」へ 接続してください。 図では2台のWAPM-APG600Hを接続していますが、同じ設定を行った3台以上のWAPM-APG600Hを接続し、さらに無線の範囲を拡張することができます。 設定完了後、本製品の設定画面にアクセスする場合は、P18の図に合わせて管理 用PCを基幹スイッチに接続し、設定画面にアクセスしてください。
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 24
例4:来客用フリースポットの設置(TagVLAN)
本製品は1台で複数の無線ネットワークを設定することができます。この機能を利用すると、あた かも複数台のエアステーションが設置されているかのようなネットワークを構築することができ ます。 ここでは例として、本製品を社内の無線アクセスポイント兼来客用フリースポットアクセスポイ ントとして使用する方法を説明します。構成例
ᇋюႊʗʍʒʹ˂ɹ
఼ᐐႊʗʍʒʹ˂ɹ
టᛏֿ ̳ʃɮʍʋ ʵ˂ʉ˂ɮʽʉ˂ʗʍʒ
Router条件
・ ハードウェアIPフィルターに対応したL3スイッチ(例:BS-G3024MR(別売))が導入されている。 ・ TagVLANを利用して、本製品の有線LAN端子「有線ポート(#1)」とL3スイッチを接続する。 ・ 来客用フリースポットとして使用できるように本製品を設定する。 ・ 来客用フリースポットからは、社内ネットワークにアクセスできないようにする。使用機器
対象機器
本製品(WAPM-APG600H/WAPS-APG600H/WAPS-AG300H)必要機器
・ クライアントパソコン ・ 有線側ネットワーク機器(例:ハードウェアIPフィルターに対応したL3スイッチ、ルーターなど)WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 25
設定手順(ルーターの設定変更)
Webブラウザーを使って、ネットワークからルーターへログインし、ルーターのRIPの送受信を有 効にします。(ここでは例として、BHR-4GRV(別売)を使用します)1
ルーターのマニュアルを参照して、ルーターの設定画面を表示します。2
[Internet/LAN]-[RIP]をクリックします。3
LAN側のRIPの送受信を有効にします。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 LAN側RIP送信 : RIP1とRIP2両方 LAN側RIP受信 : RIP1とRIP2両方設定手順(配線)
最初にL3スイッチに以下の図のように配線してください。 5ポート : 本製品(有線ポート1) 9ポート : 設定用パソコン 24ポート : ルーター(192.168.100.1:LAN側IPアドレス) 以上でルーターの設定は完了です。 続いて、本製品の設定を行います。 టᛏֿɁ፷ʧ˂ʒᴥ£±ᴦȻፖ ఼ႊ ᴥÖÌÁÎ ÉÄᴷ±°ᴦ ከျ ᴥÖÌÁÎ ÉÄᴷ±ᴦ ᇋюʗʍʒʹ˂ɹ ᴥÖÌÁÎ ÉÄᴷµ°ᴦ ᜫްႊʛʇɽʽ ʵ˂ʉ˂ɥ ፖ ɮʽʉ˂ʗʍʒ و፷ႊ ᴥÖÌÁÎ ÉÄᴷ±°°ᴦWAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 26
設定手順(本製品)
Webブラウザーを使って、本製品の設定画面へログインし、TagVLANおよびマルチSSIDの設定 を行います。 ※ここではWAPM-APG600Hの画面を例に説明します。1
本製品の設定画面を表示します。 設定画面へのログイン方法は、本製品に添付されている「かんたん導入ガイド」を ご参照ください。2
「詳細設定」をクリックします。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 27
3
来客用・社内用ネットワーク共通の設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線基本]をクリックし、以下のように設定 して、[設定]をクリックします。 無線LAN : 有効 有効SSID# : 2# SSID VLANモード VLAN ID 追加VLAN ID 1 FreeSpot Untagged 10
-2 Shanai Untagged 50
-※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 28
4
来客用ネットワークの設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線セキュリティー]をクリックし、以下の ように設定して、[設定]をクリックします。 SSID : FreeSpot ANY接続 : 有効 プライバシーセパレーター : STAセパレーター ロードバランス : 初期値のまま変更なし 認証方式 : WPA-PSK WPAタイプ : WPA2-PSK 暗号化 : AES キー更新間隔 : 60(分) 事前共有キーの種類 : 文字入力(8-63文字) 事前共有キー : freespot(任意の値) 追加認証 : 追加認証を行わない ※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 29
5
社内ネットワークの設定を行います。 画面左側の[無線設定]-[802.11g 無線セキュリティー]をクリックし、以下の ように設定して、[設定]をクリックします。 SSID : Shanai ANY接続 : 有効 プライバシーセパレーター : SSIDセパレーター ロードバランス : 初期値のまま変更なし 認証方式 : WPA-PSK WPAタイプ : WPA2-PSK 暗号化 : AES キー更新間隔 : 60(分) 事前共有キーの種類 : 文字入力(8-63文字) 事前共有キー : shanainet(任意の値) 追加認証 : 追加認証を行わない ※ WAPM-APG600HおよびWAPS-APG600Hをお使いの場合は、802.11aに対しても、 同様に設定してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 30
設定手順(L3スイッチのVLAN設定)
Webブラウザーを使って、ネットワークからL3スイッチへログインし、TagVLANの設定を行いま す。(ここでは例として、BS-G3024MR(別売)を使用します)1
L3スイッチのマニュアルを参照して、L3スイッチの設定画面を表示します。2
[基本設定]-[VLAN・IP設定]-[VLAN・IPステータス]をクリックします。 以上で本製品の設定は完了です。 続いて、L3スイッチの設定を行います。6
画面左側の[LAN設定]-[VLAN設定]をクリックし、以下のように設定して、[設 定]をクリックします。 有線ポート(#1) : Tagged 管理VLAN ID : 1WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 31
3
来客用(FreeSpot)のVLAN(10)を作成します。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 VLAN ID : 10 VLAN名 : FreeSpot IPアドレス : 192.168.10.254 サブネットマスク : 255.255.255.0/24ポート : 1~4を「Static Untagged」、5を「Static Tagged」、 6~26を「Not Member」
4
社内ネットワークのVLAN(50)を作成します。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 VLAN ID : 50 VLAN名 : Shanai IPアドレス : 192.168.50.254 サブネットマスク : 255.255.255.0/24ポート : 5を「Static Tagged」、13~22を「Static Untagged」、1~4と6~12と 23~26を「Not Member」
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 32
5
インターネット回線のVLAN(100)を作成します。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 VLAN ID : 100 VLAN名 : Internet IPアドレス : 192.168.100.254 サブネットマスク : 255.255.255.0/24ポート : 23~24を「Static Untagged」、1~22および25~26を「Not Member」
6
[基本設定]-[VLAN・IP設定]-[VLANポート設定]をクリックします。7
各LAN端子にPVIDを設定します。 以下のように項目を設定して、[設定]をクリックします。 ポート1~4 : 10 ポート5~12および25~26 : 1 ポート13~22 : 50 ポート23~24 : 100WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 33
8
[基本設定]-[VLAN・IP設定]-[VLAN・IPステータス]をクリックします。9
管理部のVLAN(1)の設定を変更します。 VLAN 1の[編集]をクリックして、以下のように項目を設定し、[設定]をクリッ クします。 VLAN ID : 1 VLAN名 : Kanri IPアドレス : 192.168.1.254 サブネットマスク : 255.255.255.0/24ポート : 5を「Static Tagged」、6~12および25~26を「Static Untagged」、 1~4および13~24を「Not Member」
以上でVLAN設定は完了です。
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 34
設定手順(L3スイッチのRIP設定)
L3スイッチのVLAN設定が終わったら、RIPの設定を行います。1
[基本設定]-[経路設定]-[静的経路設定]をクリックします。2
デフォルトゲートウェイ欄に、ルーターのLAN側IPアドレスを入力し、[追加]を クリックします。3
[基本設定]-[経路設定]-[動的経路設定]をクリックします。4
RIPを以下のように設定し、[設定]をクリックします。 VLAN ID : 100 RIP有効化 : ON RIP送信 : RIP 1 RIP受信 : RIP 1 以上でVLAN設定は完了です。 続いて、L3スイッチのDHCPプール設定を行います。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 35
設定手順(L3スイッチのDHCPプール設定)
L3スイッチのRIP設定が終わったら、DHCPプール設定を行います。1
[詳細設定]-[DHCPサーバ設定]-[DHCPプール設定]をクリックします。2
管理部のDHCPプールを以下のように設定し、[設定]をクリックします。 DHCPプール名 : Kanri DHCPプール有効化 : 有効 割り当てIPアドレス : 192.168.1.2/24 から 100台 除外IPアドレス : 空欄 リース期間 : 48時間 デフォルトゲートウェイ : VLAN I/FのIPアドレス DNSサーバの通知 : 指定したIPアドレス(192.168.100.1:ルーターのLAN側IPア ドレス) セカンダリDNSサーバの通知 : 空欄WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 36
3
来客用(FreeSpot)のDHCPプールを以下のように設定し、[設定]をクリックし ます。 DHCPプール名 : FreeSpot DHCPプール有効化 : 有効 割り当てIPアドレス : 192.168.10.2/24 から 100台 除外IPアドレス : 空欄 リース期間 : 48時間 デフォルトゲートウェイ : VLAN I/FのIPアドレス DNSサーバの通知 : 指定したIPアドレス(192.168.100.1:ルーターのLAN側IPア ドレス) セカンダリDNSサーバの通知 : 空欄WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 37
4
社内ネットワークのDHCPプールを以下のように設定し、[設定]をクリックしま す。 DHCPプール名 : Shanai DHCPプール有効化 : 有効 割り当てIPアドレス : 192.168.50.2/24 から 100台 除外IPアドレス : 空欄 リース期間 : 48時間 デフォルトゲートウェイ : VLAN I/FのIPアドレス DNSサーバの通知 : 指定したIPアドレス(192.168.100.1:ルーターのLAN側IPア ドレス) セカンダリDNSサーバの通知 : 空欄5
[詳細設定]-[DHCPサーバ設定]-[DHCPグローバル設定]をクリックします。6
DHCPサーバ機能をONに設定し、[設定]をクリックします。 以上でDHCPプール設定は完了です。 続いて、L3スイッチのハードウェアIPフィルター設定を行います。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 38
設定手順(L3スイッチのハードウェアIPフィルター設
定)
RS-232C(コンソール)接続でL3スイッチへログインし、ハードウェアIPフィルターの設定を行い ます。1
L3スイッチと設定用パソコンを、RS-232Cケーブルで接続します。2
ターミナルソフトを次のとおりに設定し、L3スイッチにアクセスします。 ・ 接続方法:COM1など ・ データレート:9600bps ・ データビット:8 ・ ストップビット:1 ・ パリティ:なし ・ フロー制御:なし ・ エミュレーション設定:VT100(または自動検出) ・ キーの使いかた(ハイパーターミナル使用時):ターミナルキー3
ターミナルが適切にセットアップできたら、ログインメニューが表示されます。 文字が表示されない場合は<Enter>を押してください。4
Login:にadminと入力し、<Enter>を押します。5
Password:に、L3スイッチに設定されているパスワードを入力し、<Enter>を押 します。 (BS-G3024MRの場合、初期設定ではパスワードは設定されていません)WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 39
6
以下のメニュー画面が表示されたら、<n>を押します。 <n>を押すと、CLIモードに切り替わります。7
Global Configurationコマンドモードに入ります。BS-G3024MR# configure
Configuring from terminal.... BS-G3024MR(config)#
8
「buffalo1」というアクセスリストを登録します。BS-G3024MR(config)# access-list buffalo1 BS-G3024MR(config-access)#
9
アクセスリスト(buffalo1)に、来客用ネットワーク(192.168.10.0/24)から社 内ネットワーク(192.168.50.0/24)へのアクセスを禁止する内容を登録しま す。 BS-G3024MR(config-access)# deny 192.168.10.0/24 192.168.50.0/24 BS-G3024MR(config-access)#10
アクセスリスト(buffalo1)に、社内ネットワーク(192.168.50.0/24)から来客 用ネットワーク(192.168.10.0/24)へのアクセスを禁止する内容を登録しま す。 BS-G3024MR(config-access)# deny 192.168.50.0/24 192.168.10.0/24 BS-G3024MR(config-access)#WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 40
11
Global Configurationコマンドモードに戻ります。 BS-G3024MR(config-access)# exit BS-G3024MR(config)#12
Interface Configurationコマンドモードに入り、ポート5の設定を開始しま す。BS-G3024MR(config)# interface ethernet 5 BS-G3024MR(config-if)#
13
手順8~10で作成したアクセスリスト(buffalo1)の内容を、ポート5に適用しま す。BS-G3024MR(config-if)# ip access-list buffalo1 inbound BS-G3024MR(config-if)#
14
Global Configurationコマンドモードに戻ります。BS-G3024MR(config-if)# exit BS-G3024MR(config)#
15
ここまでの設定内容を保存します。BS-G3024MR(config)# system save Saving Configuration ... Configuration saved to NVRAM BS-G3024MR(config)#
16
exitコマンドを入力し、ログアウトします。 BS-G3024MR(config)# exit BS-G3024MR# exit 以上で設定はすべて完了です。 無線パソコンからそれぞれのSSIDを使って、ネットワークへ接続してください。接続手順は、無線 パソコンまたは無線子機のマニュアルを参照してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 41
例5:SSID毎に無線をOFFにする時間を設定する
本製品のスケジュール機能を使って、無線をOFFにする時刻を複数のSSIDそれぞれに設定するこ とができます。 ここでは例として以下のように来客用と社内用2つのSSIDを使い、来客用は平日9:00~18:00ま で、社内用は平日24時間有効にする設定を行います。設定例
ÓÓÉĺ Óèáîáé ÓÓÉĺ ÆòååÓðïô ࢲஓ ¹º°°ᵻ±¸º°°ɑȺ ÓÓÉĺ Óèáîáé ÓÓÉĺ ÆòååÓðïô ࢲஓ ±¸º°°ᵻஓ¹º°°ɑȺ టᛏֿ ÓÓÉĺ Óèáîáé ÓÓÉĺ ÆòååÓðïô ٠ˁஓ ጶஓ టᛏֿ టᛏֿWAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 42
条件
・ 来客用フリースポット用(SSID:FreeSpot)と社内ネットワーク用(SSID:Shanai)の2つの SSIDを設定している。使用機器
対象機器
本製品(WAPM-APG600H)必要機器
・ クライアントパソコン設定手順
1
本製品の設定画面を表示します。2
「詳細設定」をクリックします。3
「例4:来客用フリースポットの設置」の本製品への設定手順3~6に従って、来客 用ネットワークと社内用ネットワークの設定を行います。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 43
4
画面左側の[管理設定]-[時刻設定]をクリックし、時刻の設定を行います。 手動で設定する場合は、年・月・日・時・分・秒を手動で選択してください。 [現在アクセス中のパソコンから時刻を取得]をクリックすると、現在設定を行っ ているパソコンに設定されている時刻を本製品にも適用します。 NTPサーバーを使用する場合は、[NTP機能]の「有効」にチェックマークを付け、 サーバー名と確認時間を入力します。 設定が完了したら、[設定]ボタンをクリックして設定内容を保存します。 ※ 時刻を設定していない場合、スケジュール機能は正しく動作しません。5
画面左側の[無線設定]-[スケジュール]をクリックします。6
[追加]をクリックします。7
来客用ネットワークのスケジュール設定を行います。 802.11g、802.11a両方の「SSID1:FreeSpot」にチェックマークを付けます。8
「日」~「金」すべてにチェックマークを付けます。9
開始時刻を「18:00」に、終了時刻を「09:00」に設定します。10
「設定」をクリックします。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 44
11
続いて、土曜日・日曜日は無線ネットワークを無効にする設定を行います。 [追加]をクリックします。12
802.11g、802.11a両方の「SSID1:FreeSpot」、「SSID2:Shanai」にチェック マークを付けます。13
「土」「日」にチェックマークを付けます。14
開始時刻・終了時刻ともに「00:00」に設定します。15
「設定」をクリックします。以下の画面のように表示されていれば、正しく設定さ れています。16
スケジュールの「有効」を選択し、「設定」をクリックすると、設定したスケジュー ル通りに各SSIDが無効になります。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 45 スケジュール設定を行うSSIDに接続して本設定を行う場合、設定した時間帯にスケ
ジュールを有効にすると無線が切断されるため、設定を続行できなくなります。スケジュール 設定を行わない別のSSIDに接続するか、有線で本製品に接続して設定を行う、または設定した 時間帯ではない時間に設定を行うようにしてください。
WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 46
例6:USBメモリーに本製品のログを記録する
本製品に搭載されているUSB端子に別売のUSBメモリーを取り付けると、本製品のログ情報を記 録することができます。 ここでは、USBメモリーに本製品のログ情報を記録するために必要な設定を説明します。条件
・ 別売のUSBメモリーを使用する。 ・ ログ情報をUSBメモリーに記録する。使用機器
対象機器
本製品(WAPM-APG600H/WAPS-APG600H/WAPS-AG300H)必要機器
・ 当社製USBメモリー (対応USBメモリーについては、当社ホームページをご参照ください)WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 47
設定手順
Webブラウザーを使って、本製品の設定画面へログインし、Syslog設定を行います。 ※ここではWAPM-APG600Hの画面を例に説明します。1
本製品の設定画面を表示します。 設定画面へのログイン方法は、本製品に添付されている「かんたん導入ガイド」を ご参照ください。2
「詳細設定」をクリックします。3
画面左側の[管理設定]-[ログ情報転送(syslog)]をクリックします。 USBメモリー転送機能の「有効」にチェックマークをつけて、[設定]をクリックし ます。 以上で本製品の設定は完了です。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 48
ログ情報の確認方法
USBメモリーに転送されたログ情報の確認は、以下の手順で行います。1
本製品を壁掛け金具やセキュリティーケースから取り外します。2
USBイジェクトボタンを3秒以上押します。3
USB LEDが消灯したら、USBメモリーを抜き取ります。4
USBメモリーをパソコンに挿して、記録されたログ情報を確認します。 以上でログ情報の確認は完了です。 USB LED USBイジェクトボタンWAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 49
例7:USBメモリーからファームウェアを起動する
本製品は、USBメモリーから直接ファームウェアを読み込んで起動することができます。 ここでは、USBメモリーに記録したファームウェアを読み込んで起動する手順を紹介します。 USBメモリーからのファームウェアの読み込みは、4分程度かかる場合があり ます。条件
・ 別売のUSBメモリーを使用する。(USBハブなどを使用せず、本製品に直接接続する) ・ USBメモリーが書き込み可能であり、16MB以上の空き容量がある。 ・ USBメモリーのフォーマット形式がFAT12、FAT16、FAT32のいずれかである。使用機器
対象機器
本製品(WAPM-APG600H/WAPS-APG600H/WAPS-AG300H)必要機器
・ 当社製USBメモリー (対応USBメモリーについては、当社ホームページをご参照ください)設定手順
1
USBメモリーのルートフォルダーに製品名のフォルダーを作成します。 WAPM-APG600Hをお使いの場合 : WAPM-APG600H WAPS-APG600Hをお使いの場合 : WAPS-APG600H WAPS-AG300Hをお使いの場合 : WAPS-AG300H2
上記で作成したフォルダーに、起動したいバージョンのファームウェアファイル を入れます。 ・ ファームウェアファイル名は「製品名*.bin」(例:WAPM-APG600Hであれば 「wapm-apg600h*.bin」)の形式である必要があります。 当社ホームページに掲載されているファームウェアファイルの名称を変更せずに そのままお使いください。 ・ USBメモリー内に複数のファームウェアファイルを入れないでください。本製品 では、読み込み対象のファームウェアファイルを指定できません。3
本製品の電源がONの場合は、いったん電源をOFFにして、本製品にUSBメモ リーを取り付けます。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 50
4
本製品の電源をONにします。 故障の原因となりますので、起動中(本製品前面のDIAGランプが赤色に点灯中) は、本製品の電源をOFFにしたり、USBメモリーを抜いたりしないでください。 以上で本製品の設定は完了です。ファームウェア起動デバイスの確認
本製品のファームウェアの起動デバイス(ファームウェアをどこから起動しているのか)について は、以下の手順で確認できます。1
本製品の設定画面を表示します。 設定画面へのログイン方法は、本製品に添付されている「かんたん導入ガイド」を ご参照ください。2
「システム情報」をクリックします。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 51
3
ファームウェア起動デバイス欄を確認します。 本体内蔵フラッシュから起動の場合 : 本体内蔵フラッシュメモリーから起動 USBメモリーから起動の場合 : USBデバイスから起動 以上で起動デバイスの確認は完了です。ファームウェアの更新について
本製品の設定画面からファームウェア更新を行うと、ファームウェアの読み込み元(本体内蔵フ ラッシュメモリー/USBメモリー)に関係なく常に本体内蔵フラッシュメモリーに記録されている ファームウェアが更新されます。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 52
例8:AOSS/WPSを使って本製品と無線接続する
本製品はAOSS/WPS機能を搭載しており、これらの規格に対応した無線機器をかんたんに接続す ることができます。ここではAOSSもしくはWPS(プッシュボタン式)を使って、新たに無線機器 を本製品に接続するための手順を紹介します。構成例
条件
・ 本製品にすでにAOSS/WPS接続している無線機器がある環境に、新たな無線機器をAOSS/ WPSを使って接続する。 ・ 新たに無線機器を追加しても、既存の無線機器は接続と暗号化を維持できる。使用機器
対象機器
本製品(WAPM-APG600H/WAPS-APG600H/WAPS-AG300H)必要機器
・ AOSS/WPSに対応したクライアントパソコン クライアントパソコンには、あらかじめ「クライアントマネージャV」がインストールされ ている必要があります。「クライアントマネージャV」はWindows 10/8.1/8/7/Vista対 応です。 ȬȺȾÁÏÓÓ¯×ÐÓፖ Ȫȹȗɞʛʇɽʽ ȾÁÏÓÓ¯×ÐÓፖ ȬɞʛʇɽʽWAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 53
設定手順
1
クライアントマネージャVを起動します。 Windowsロゴ(スタート)からアプリの一覧を表示し、[クライアントマネージャ V]をクリックして、「接続先の作成」をクリックします。2
「自動セキュリティ設定」 をクリックします。3
画面にしたがって、本製品背面にあるAOSSボタンを5GHz/2.4GHzランプが点 滅するまで(約1秒間)押し続けます。 本製品背面のAOSSボタンの代わりに、本製品の設定画面([詳細設定]-[無線設定]- [AOSS]や[詳細設定]-[無線設定]-[WPS])にあるボタンを押して接続設定をするこ ともできます。 AOSSボタンWAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 54
4
接続に成功すると、30秒~1分程度してから、「接続が完了しました」と表示され ます。 [保存して閉じる]をクリックします。 以上で接続は完了です。 接続完了後、「ネットワークの場所の設定」画面が表示された場合は、ご利用の環境にあった場所を 選択してください。 接続に失敗した場合は、5GHz/2.4GHzランプが点滅しますので、もう一度最初から接続 をやり直してください。WAPM-APG600H / WAPS-APG600H / WAPS-AG300H 設定事例集 55