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Copyright (c) 2014 Makoto Minagawa All Rights Reserved Small Voice 細きほそき こえ聲 聖書研究 大いなる強き風山を裂き岩石を砕きしが風の中にはエホバ在さざりき 風の後に地震ありしが地震の中にはエホバ在さざりき 又地震の後に火ありしが

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全文

(1)

Small Voice 細き

ほ そ き

こ え

聖書研究

大いなる強き風山を裂き岩石を砕きしが風の中にはエホバ在さざりき、風の後に地震ありしが地震の中にはエホバ在さざりき。 又地震の後に火ありしが、火の中にはエホバ在さざりき、火の後に静なる細微き声ありき。 列王記略上19:11、12 明治元訳聖書

日本学生宣教会

マタイによる福音書

8章9節

福音書縦観 「カペナウムの百人隊長」 マタイ8:5~13

マタイ8:5~13 ルカ7:1~10

Matt.8:9 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行 き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。 口語訳聖書

† 日本語訳聖書 マタイ8:9

【漢訳聖書】 Matt. 8:9 蓋我權屬人、亦有兵屬我、我命此去則去、命彼來則來、命我僕行是則行是。 【明治元訳】 Matt. 8:9 蓋(そは)われ人の權威(ちから)の下(した)にある者(もの)なるに我下(わがした)に亦兵卒(へいそつ)あ りて此(これ)に往(ゆけ)と曰(いへ)ばゆき彼(かれ)に來(きた)れと曰(いへ)ば來(きた)る我僕(わがしもべ)に此(これ) を行(なせ)と曰(いへ)ば則(すなは)ち行(なす)が故(ゆゑ)なり 【大正文語訳】 Matt. 8:9 我みづから權威の下にある者なるに、我が下にまた兵卒ありて、此に「ゆけ」と言へば往き、彼に「き たれ」と言へば來り、わが僕に「これを爲せ」といへば爲すなり』 【ラゲ訳】 Matt. 8:9 蓋我も人の権下に立つ者ながら、部下に兵卒ありて、此に往けと云へば往き、彼に來れ[と云へば]來 り、又我僕に是を為せ[と云へば]為すなり、と。 【口語訳】 Matt. 8:9 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば 行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。 【新改訳改訂3】 Matt. 8:9 と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私自身の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに 『行け』と言えば行きますし、別の者に『来い』と言えば来ます。また、しもべに『これをせよ』と言えば、そ のとおりにいたします。」 【新共同訳】 Matt. 8:9 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、 他の一人に『来い』と言えば来ます。また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」 【バルバロ訳】

(2)

Matt. 8:9 私自身も権威の下についていますが、私の下にも兵卒がいます。そして、こちらの者に<行け>と言 えば行き、あちらの者に<来い>と言えば来ます。また下男に<これをしろ>と言えばそうします」と答えた。 【フランシスコ会訳】 Matt. 8:9 わたくし自身、権威の下にある人間ですが、わたくしの下にも兵士がいて、その一人に、『行け』と 言えば、行きます。他の一人に、『来い』と言えば、来ます。また、しもべに、『これをしろ』と言えば、そのと おりにします」と。 【日本正教会訳】 Matt. 8:9 蓋(けだし)我人の權(けん)に屬すれども、我が下に兵卒ありて、我此に往けと云へば往き、彼に 來れと云へば來り、我が僕に是を行へと云へば行ふ。 【塚本虎二訳】 Matt. 8:9 というのは、わたし自身も指揮権の下にある人間であるのに、わたしの下にも兵卒がいて、これに『行 け』と言えば行き、ほかのに『来い』と言えば来、また僕に『これをしろ』と言えば(すぐ)するからです。(ま してあなたのお言葉で、病気が直らないわけはありません。)」 【前田護郎訳】 Matt. 8:9 それはわたくしも権威に服する人間で、わたくしの下に兵卒がいます。これに『行け』といえば行き、 かれに『来い』といえば来、僕(しもべ)にこれをせよといえばします」。 【永井直治訳】 Matt. 8:9 そは我自身の下に兵士をもちながら、我も権の下に在る人なるに、これに往け、と云へば、往き、ま た別の者に、来れ、〔と云へば〕来り、また我が僕に、これを為せ、〔と云はん〕に、為せばなり。 【詳訳聖書】 Matt. 8:9 というのは、私自身も権威に服従している人間ですが、私に服従する兵卒を持っています。そのひと りに『行け』と言えばいき、また、ほかのひとりに『来い』と言えば来、また私のしもべに『これをせよ』と言 えばそれをするからです」。

† ギリシャ語聖書

Interlinear

Matt. 8:9 kai. ga.r evgw. a;nqrwpo,j eivmi u`po. evxousi,an( e;cwn u`pV evmauto.n stratiw,taj( kai. le,gw tou,tw|( Poreu,qhti( kai. poreu,etai( kai. a;llw|( :Ercou( kai. e;rcetai( kai. tw/| dou,lw| mou( Poi,hson tou/to( kai. poiei/Å

kai. ga.r evgw. a;nqrwpo,j eivmi u`po. evxousi,an( also For I a man am under authority,

e;cwn u`pV evmauto.n stratiw,taj( kai. le,gw t ou,tw|( having under myself soldiers, and I say to this:

Poreu,qhti( kai. p oreu,etai( kai. a;llw|( :Ercou( kai. e;rcetai( Go, and he goes, and to another: Come, and he comes,

kai. tw/| dou,lw| mou( Poi,hson tou/to( kai. poiei/Å and to the slave of me: Do this, he does[it].

† 私訳(詳訳)

【私訳】 「なぜなら、わたしは権威(全権、支配権、影響力)の下にある(持つ、所有する)者です。私自 身の下に兵士がおり、この者には『行け』と言えば行きます。別の者に『来い』[と言えば]来ます。わたし

(3)

の奴隷(部下)にこのことを『しろ』[と言えば]します」

† 新約聖書ギリシャ語語句研究

【なぜなら】

kai. kai, カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)そして 2)~さえ 3)しかし 4)しかも 5)それでは 6)そうすれば ga.r ga,r ガル gar {gar} (cs 接続詞・従位)

1)なぜなら 2)というのは 3)すなわち 4)だから

【わたしは】 evgw. evgw, エゴー egō {eg-o‘} (npn-1s 代名詞・主1単) 1) 私、わたし

【権威の】 evxousi,an evxousi,a エクスウシア exousia {ex-oo-see‘-ah} (n-af-s 名死・対女単)

1)~し得る力、選択の自由 2)権利、権威、権能、権限、権力、可能性、能力 3)全権、支配権、 主権、影響力、勢力

【下に】 u`po. u`po, ヒュポ hupo {hoop-o‘} (pa 前置詞・対)

1) 下に、~の下から 2)~の下に 3)によって 4)~の故に 5)と共に 【ある】 e;cwn e;cw エコー echō {ekh‘-o} (vppanm1s 分詞・現能主男単)

1)持っている、保持している、保存する、保管する、所有する、保つ 2)身につける、帯びる、 具備している 3)含んでいる、抱く、とどめる、しっかり捕らえている

【者】 a;nqrwpo,j a;nqrwpoj アントローポス anthrōpos {anth‘-ro-pos} (n-nm-s 名詞・主男) 1)人間、人、人類 2)男、夫 3)ある人、或る者、この人

【です】 eivmi eivmi エイミ eimi {i-mee‘} (vipa--1s 動詞・直・現・能・1単)

1) ある、~である、~です 2)行われる、おこる、生ずる、現れる 3)いる、滞在する 4) 存在する

【わたし自身の】 evmauto.n e`autou/ ヘアウトウ heautou {heh-ow-too‘} (npam1s 代名詞・対男1単) 1)彼自身 2)自分自身 3)自らの中に、自分自身に

【下に】 u`pV u`po, ヒュポ hupo {hoop-o‘} (pa 前置詞・対)

1) 下に、~の下から 2)~の下に 3)によって 4)~の故に 5)と共に

【兵隊が】 stratiw,taj stratiw,thj ストラティオーテース stratiōtēs {strat-ee-o‘-tace} (n-am-p 名詞・ 対男複)

1)兵卒、兵士

【おり】 e;cwn e;cw エコー echō {ekh‘-o} (vppanm1s 分詞・現能主男1単)

1)持っている、保持している、保存する、保管する、所有する、保つ 2)身につける、帯びる、 具備している 3)含んでいる、抱く、とどめる、しっかり捕らえている

【そして】 kai. kai, カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)そして 2)~さえ 3)しかし 4)しかも 5)それでは 6)そうすれば 【この者に】 tou,tw| ou-toj フートス houtos {hoo‘-tos} (apddm-s 指示代名詞・与男単)

1)その、この 2)そんな、こんな 3)すなわち、だから 4)そこで、それ故

【行け】 Poreu,qhti poreu,omai ポレウオマイ poreuomai {por-yoo‘-om-ahee} (vmao--2s 動詞・命・1ア オ・能欠)

< po,roj 徒渉できる浅瀬、渡し

1)進ませる、歩かせる 2)渡す、越えていく、通り過ぎる 3)旅する、旅に出る、行く、歩く、進 む、旅を続ける、~から去る

【言う】 le,gw le,gw レゴー legō {leg‘-o} (vipa--1s 動詞・直・現・能・1)

1)言う、告げる、語る、話す、言い表す、述べる 2)呼ぶ、命ずる、指図する 3)名づける 【そうすれば】 kai. kai, カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)そして 2)~さえ 3)しかし 4)しかも 5)それでは 6)そうすれば

【行きます】 poreu,etai poreu,omai ポレウオマイ poreuomai {por-yoo‘-om-ahee} (vipn--3s 動詞・直・ 現・能欠・3単)

(4)

< po,roj 徒渉できる浅瀬、渡し

1)進ませる、歩かせる 2)渡す、越えていく、通り過ぎる 3)旅する、旅に出る、行く、歩く、進

【他の者に】 a;llw| a;lloj アルロス allos {al‘-los} (ap-dm-s 形容詞・与男単)

1)けれども、しかし、そうではなくて、それどころか 2)むしろ、反対に、別の、他の、もう 一つの

【来い】 :Ercou e;rcomai エルコマイ erchomai {er‘-khom-ahee} (vmpn--2s 動詞・命・現・能欠・2単) 1)来る、やってくる、~しにやってくる 2)近づく、臨む、達する 3)着く

【そうすれば】 kai. kai, カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)そして 2)~さえ 3)しかし 4)しかも 5)それでは 6)そうすれば

【来ます】 e;rcetai e;rcomai エルコマイ erchomai {er‘-khom-ahee} (vipn--3s 動詞・直・現・能欠・3 単)

1)来る、やってくる、~しにやってくる 2)近づく、臨む、達する 3)着く

【そして】 kai. kai, カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)そして 2)~さえ 3)しかし 4)しかも 5)それでは 6)そうすれば 【わたしの】 mou evgw, エゴー egō {eg-o‘} (npg-1s 代名詞・属1単)

1) 私、わたし

【部下に】 dou,lw| dou/loj ドウロス doulos {doo‘-los} (n-dm-s 名詞・与男単) 1)奴隷の 2)しもべ

【これを】 tou/to ou-toj フートス houtos {hoo‘-tos} (apdan-s 指示代名詞・対中単) 1)その、この 2)そんな、こんな 3)すなわち、だから 4)そこで、それ故

【しろ】 Poi,hson poie,w ポイエオー poieō {poy-eh‘-o } (vmaa--2s 動詞・命・1アオ・能・2単) 1)造る、こしらえる、建てる 2)創造する、原因となる、準備する、生み出す 3)やる、な す、行う~にならせる、~にする、こしらえる、準備する、~を~とする、ある状態にする 【そうすれば】 kai. kai, カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)そして 2)~さえ 3)しかし 4)しかも 5)それでは 6)そうすれば 【します】 poiei/ poie,w ポイエオー poieō {poy-eh‘-o } (vipa--3s 動詞・直・現・能・3単)

1)造る、こしらえる、建てる 2)創造する、原因となる、準備する、生み出す 3)やる、な す、行う~にならせる、~にする、こしらえる、準備する、~を~とする、ある状態にする

† 英語訳聖書

Latin Vulgate

8:9 nam et ego homo sum sub potestate habens sub me milites et dico huic vade et vadit et alio veni et venit et servo meo fac hoc et facit

King James Version

8:9 For I am a man under authority, having soldiers under me: and I say to this [man], Go, and he goeth; and to another, Come, and he cometh; and to my servant, Do this, and he doeth [it].

American Standard Version

8:9 For I also am a man under authority, having under myself soldiers: and I say to this one, Go, and he goeth; and to another, Come, and he cometh; and to my servant, Do this, and he doeth it.

New International Version

8:9 For I myself am a man under authority, with soldiers under me. I tell this one, `Go,' and he goes; and that one, `Come,' and he comes. I say to my servant, `Do this,' and he does it."

Bible in Basic English

8:9 Because I myself am a man under authority, having under me fighting men; and I say to this one, Go, and he goes; and to another, Come, and he comes; and to my servant, Do this, and he does it.

(5)

Darby's English Translation

8:9 For I also am a man under authority, having under me soldiers, and I say to this one, Go, and he goes; and to another, Come, and he comes; and to my bondman, Do this, and he does it.

Douay Rheims

8:9 For I also am a man subject to authority, having under me soldiers; and I say to this, Go, and he goeth, and to another, Come, and he cometh, and to my servant, Do this, and he doeth it.

Noah Webster Bible

8:9 For I am a man under authority, having soldiers under me: and I say to this man, Go, and he goeth; and to another, Come, and he cometh; and to my servant, Do this, and he doeth it.

Weymouth New Testament

8:9 For I myself am also under authority, and have soldiers under me. To one I say 'Go,' and he goes, to another 'Come,' and he comes, and to my slave 'Do this or that,' and he does it.'

World English Bible

8:9 For I am also a man under authority, having under myself soldiers. I tell this one, 'Go,' and he goes; and to another, 'Come,' and he comes; and to my servant, 'Do this,' and he does it.'

Young's Literal Translation

8:9 for I also am a man under authority, having under myself soldiers, and I say to this one, Go, and he goeth, and to another, Be coming, and he cometh, and to my servant, Do this, and he doth it.'

† 細き聲 聖書研究ノート

<ローマ兵> ローマ皇帝は部下がいかに命令に忠実であるかを示して、10人の部下を呼び、二人で相向かいになって剣で互 を刺せと命じた。すると10人の兵は顔色も変えずに従い全員が死んだ。皇帝はさらに10人を呼び、同じよう に命令すると、次の10人も同様にして死んだ。諸国の王たちは3度ローマ兵が死んで行くのを見て、ローマへ の戦意を失ったという。 百人隊長は「権威」を熟知していた。自分のいかなる命令も実現されないことはなく、また、彼自身も命令され れば命をかけて服従した。 <権威の下にある者> 百人隊長はまだイエスに会っていない。「その資格もない者である」というのがその理由である。しかし、家で 下僕の病状を見守りながら、百人隊長は自分の願いがイエスを動かし我が家の近くまで来ておられることを知っ て、イエスに「ただ、願ってください。私のようなものでも願えば実現します。一言いただけましたら、下僕は 癒えます」と言い送ったのである。

† 心のデボーション

「我みづから權威の下にある者なるに、我が下にまた兵卒ありて、此に「ゆけ」と言へば往き、彼に「きたれ」 と言へば來り、わが僕に「これを爲せ」といへば爲すなり』」 マタイ8:9 大正文語訳聖書 百人隊長の「ひと言おっしゃってください」は、命じればことば通りに実行される自分の立場から出たものであ る。それはこの百人隊長にしかできない信仰の告白であって、たとえ同じ百人隊長であっても真似のできないも のである。人はみな、内にイエスを見出す場がある。信仰の告白は個々それぞれの場においてなされる固有のも

(6)

のであり、それぞれの輝きを放つのである。自分の場がなければ信仰は現われようがない。

† 心のデボーション

「我みづから權威の下にある者なるに、我が下にまた兵卒ありて、此に「ゆけ」と言へば往き、彼に「きたれ」 と言へば來り、わが僕に「これを爲せ」といへば爲すなり』」 マタイ8:9 大正文語訳聖書 モンゴルの英雄 冒頓単于(ぼくとつせんう)は音を発して飛ぶ鏑矢「鳴鏑(めいてき)」をつくり、「鳴鏑」 を射かけるものを射ない者は斬刑にした。狩りをおこない、「鳴鏑」が射た獲物を射ない者はすべて斬刑とした。 自分の善馬を射て、左右の者がためらうと、ただちに左右の者を斬刑とした。自分の愛妻を射て、ためらって射 ようとしない者を斬刑とした。ついにみなが「

鳴鏑」

の音のする方向に一斉に射るようになると、冒頓(ぼくと つ)は左右の者が使えることがわかった。こうして冒頓は継母と弟、大臣のうち服従しない者をことごとく殺害 し、自分で単于(せんう 太子)の位についたという。 ローマの軍隊にも同様の厳しい掟は存在したが、イエスを訪れた「百人隊長」と「病める若者」の間にあったの は、冒頓と部下のそれではなかったに違いない。

† 細き聲 説教

参照

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