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SUUNTO AMBIT3 RUN

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Academic year: 2021

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SUUNTO AMBIT3 RUN

取扱説明書

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(2)

目次

1 はじめに... 1 1.1 本書で使用する記号について ... 1 1.2 同梱物の確認 ... 2 1.3 安全上のご注意 ... 2 1.4 防水性 ... 5 1.5 バッテリーの充電 ... 6

Suunto Ambit3 Run の充電方法 ... 7

2 画面表示... 8 2.1 ボタン操作 ... 9 2.2 バックライト機能とボタンロック機能 ... 10 2.3 初めて使用するとき ... 12 2.4 設定の変更方法 ... 14 3 機能説明... 16 3.1 TIME(時間)モード... 16 3.1.1 時刻・日付の設定方法 ... 16 3.1.2 日時の自動補正(Time syncing) ... 20 3.1.3 GPS timekeeping(タイムキーピング)機能 ... 21 3.2 3D コンパス ... 23 3.2.1 Calibration(コンパスの較正) ... 24 3.2.2 Declination(磁針偏差)の補正 ... 25 3.2.3 ベアリングトラッキング ... 28 3.3 ストップウォッチモード ... 30 3.4 カウントダウンタイマーモード ... 32 3.4.1 アクティビティモニタリング(Activity Monitoring) ... 34 3.4.2 ショートカット(Shortcut) ... 35 3.5 EXERCISE(エクササイズ)モード ... 36

3.5.1 Suunto Smart Belt(心拍ベルト) ... 36

3.5.2 心拍ベルトの着用方法 ... 39

3.5.3 エクササイズの開始方法及び終了方法 ... 42

3.5.4 サマリー表示(Logbook) ... 45

3.5.5 エクササイズ中の操作 ... 47

(3)

3.5.7 ラップの記録 ... 48 3.5.8 エクササイズ中の高度の記録 ... 49 3.5.9 エクササイズ中のコンパス表示... 49 3.5.10 インターバルタイマー ... 50 3.5.11 インターバルワークアウト ... 52 3.5.12 Autopause(オートポーズ機能) ... 55 3.5.13 Autoscroll(オートスクロール) ... 56 3.6 FUSEDSPEEDTM(ヒューズドスピード) ... 57 3.7 GPS Navigation(GPS ナビゲーション) ... 59 3.7.1 GPS 信号の受信 ... 59 3.7.2 GPS グリッドとポジションフォーマット ... 60 3.7.3 GPS 信号の受信間隔(精度)と電力消費 ... 61 3.7.4 現在位置(Location)の測定 ... 61 3.8 POI(Points of Interest) ... 62 3.8.1 手動による POI 登録 ... 62 3.8.2 POI へのナビゲーション ... 64 3.8.3 POI の削除 ... 66 3.9 Recovery(リカバリー) ... 67 3.9.1 リカバリータイム ... 67 3.9.2 リカバリーステータス ... 67

3.9.3 Quick recovery test (クイックリカバリーテスト) ... 69

3.9.4 Sleep recovery test ( スリープリカバリーテスト ) ... 70

3.10 Route navigation(ルートナビゲーション) ... 71

3.10.1 ルートの追加 ... 71

3.10.2 ルートナビゲーション ... 72

3.10.3 ナビゲーション中の画面表示 ... 76

3.10.4 ルートの削除 ... 77

3.11 Running performance level(ランニングパフォーマンス レベル) ... 78

3.12 エクササイズ中のスタート地点へのナビゲーション (Find back 機能) ... 81 3.13 エクササイズ中のスタート地点へのルート表示

(4)

3.15.2 Suunto Ambit3 Run のソフトウェアアップデート .... 85 3.15.3 Movescount.com でのカスタムモード編集 ... 87 3.15.4 Training program(トレーニングプログラム) ... 88 3.15.5 Suunto Apps(スント アプリ) ... 90 3.16 Movescount アプリ(スマートフォン用アプリ) ... 91 3.16.1 セカンドディスプレイ表示 ... 93 3.16.2 Movescount アプリ経由での同期 ... 94 3.16.3 Notifications (通知機能) ... 96 4 各種設定の変更 ... 98 4.1 サービスメニュー(ファクトリーモード) ... 102 5 心拍ベルトおよび POD のペア設定 ... 104 5.1 ペア設定の方法 ... 105 5.2 Foot POD のキャリブレーション(調整) ... 107 6 ICON(アイコン)表示 ... 109 7 お手入れと保管について... 112 8 仕様 ... 113 8.1 技術仕様 ... 113 8.2 CE ... 115 8.3 FCC ... 115 8.4 IC ... 115 8.5 商標 ... 115 8.6 著作権 ... 115 8.7 特許 ... 116 8.8 保証 ... 116 保証期間 ... 117 保証対象外 ... 117 その他の注意点 ... 118 免責事項 ... 118 索引 ... 119

(5)

1 はじめに

この度は、Suunto Ambit3 Run をお買い上げいただき誠にあ りがとうございます。

Suunto Ambit3 Run は、GPS ナビゲーション機能、スピード 表示機能、高度計(GPS ベース)、コンパス機能、心拍表示機 能を兼ね備えている高精度スポーツコンピューターです。 体重や最大心拍数等の情報を入力し、目的に合わせて機能を選 択することで、より充実したアウトドアアクティビティとなる ようサポートします。また、Suunto Movescount アプリと併 せて使用することでスマートフォンと連動し、ログデータの送 受信や各種 SNS へのアップロードを行なうことができます。 この取扱説明書をよく読み、使用方法、表示内容および制限事 項を理解した上で、安全かつ快適にお使いいただき、日々のエ クササイズやスポーツリクリエーションにお役立てください。

1.1 本書で使用する記号について

本書では、ご使用上の重要事項や補足説明を次の記号で示して います。 警告 命やケガにかかわる事項 注意 故障につながる事項 メモ

(6)

1.2 同梱物の確認

ご購入いただいたパッケージに次の物が含まれていることをご 確認ください。

●Suunto Ambit3 Run

●専用 USB 接続ケーブル

●Suunto Smart Belt( Suunto Ambit3 Run HR にのみ同梱)

●アメアスポーツジャパン株式会社発行の保証書

●Suunto Ambit3 Run 取扱説明書(本書)

同梱物に不足がある場合には、ご購入された店舗へご連絡くだ さい。

1.3 安全上のご注意

本機の機能を最大限にご活用いただくには、体重などの個人情 報を入力する必要があります。Suunto Ambit3 Run は入力さ れた個人情報を基に、トレーニングの効果や回復時間を計算し て表示します。このため、本機を他のユーザーと共用すること はお奨めしません。 本機の仕様、表示および制限について、必ず完全に理解した上で ご使用ください。説明書に沿った操作を行なわず、本機を不適切 に使用したことが原因で重大な事故につながる場合があります。 特に GPS ナビゲーション機能やバッテリー残量には充分にご注意 いただき、不測の不具合や電池切れにも対応できるよう、ご使用 時には必ずバックアップ機器を携帯し、万一に備えてください。 更に、GPS ナビゲーション機能を使用する場合は、必ず地図や コンパスを使用し、標識等で目視確認を行なった上で、本機の ナビゲーション情報と比較し、矛盾する情報はすべて解決して からご使用ください。

(7)

本機および付属アクセサリは、開発段階より細心の注意を払っ て製造していますが、直接身につけて使用するものですので、 使用状況によってはアレルギー反応や皮膚にかぶれや炎症が生 じる恐れがあります。万一、異常が生じた場合は速やかにご使 用を中止し、医師にご相談ください。 予期せぬケガや皮膚の炎症等を防ぐために、お手入れを定期的 に行ない、就寝時は本機を外すなど、充分にご注意ください。 本機は、日々のトレーニングやアウトドアアクティビティのサ ポートを目的として開発されたスポーツ機器であり、専門的ま たは業務レベルの精度を要する計測や医療行為、研究、実験に 使うことはできません。 長期間身体を動かしていないと、運動によって障害が生じるこ とがあります。運動を開始する前には必ず医師等に相談し、適 切な運動方法、運動量についてアドバイスを受けてください。 心臓ペースメーカー、その他の電子機器を使用している場合に は、本機および付属アクセサリの使用にあたり、医師のもとで 負荷試験を行ない、その安全性について確認し、自己責任の範 囲内でご使用ください。 本機は、リチウムイオン充電式電池を使用しています。ユーザー 自身による分解や修理は、火傷や火災の原因となる可能性があ りますので、絶対に行なわないでください。

(8)

化学物質が発散している場所や薬品に触れる場所に放置しない でください。シンナーなどの溶剤を使ってお手入れを行なわな いでください。殺虫剤、ガソリン、マニキュア、化粧品などの スプレー液、クリーナー液、トイレ用洗剤、接着剤等が付着す ると、ケースやストラップなどの変色や破損の原因となります のでご注意ください。 本機を送電線や強力な磁気を発する機器の近くや磁場が強い場 所などで使用すると、心拍、位置情報、速度、距離、コンパス 等の計測に誤差が生じたり、計測不能になったりすることがあ りますのでご注意ください。 本機は、内蔵ソフトウェアのアップデートが可能なモデルです。 アップデートにより表示や設定、その他の機能が本書と異なる 場合があります。ご不明な点はスントカスタマーサポートまで お問い合わせください。 製品を廃棄する場合は、家電ゴミとして扱い、適切に廃棄して ください。ご不明な点はスントカスタマーサポートまでお問い 合わせください。

(9)

1.4 防水性

Suunto Ambit3 Run は、ISO2281 規格に準拠した 5 気圧(50m) 防水機構を備えていますが、これは高水圧下での操作を保証す るものではありません。 ご使用にあたっては、下記の注意点をよく読んだ上で使用を開 始してください。 ●水中もしくは濡れた状態でボタンを押すなどの操作をしない でください。ボタン機構の内部に浸水して汚れが生じ、動き が鈍くなる場合があります。 ●使用方法を守り、記載以外の方法での使用はしないでください。 ●高温多湿な環境では内部に水蒸気がたまり、曇りや故障の原 因となります。入浴やサウナ、その他これに類する環境で使 用・保管・放置をしないでください。 ●濡れたり汚れたりしたときは、適切にお手入れをし、常に清 潔な状態で使用・保管をしてください。 ●水上、水中を問わず、温度差が激しく生じる環境では、使用・ 保管をしないでください。 ●ボタン側から水圧がかかるような使い方はしないでください。 ●落下や強い衝撃を与えないでください。ケースに破損が生じ 防水性が保たれなくなる場合があります。 ●内部に水蒸気がたまった状態で高所や気温の低い所へ移動す ると本機ガラス面の内側に曇りが生じることがありますが、 これ自体は不具合ではありません。通常の場合、数時間後に 曇りが解消されます。もし曇りが生じた場合は、本機裏面の 通気孔がふさがれないように注意して使用してください。 ●内部に水滴や浸水が生じた場合は、自身で分解等はせず、販

(10)

1.5 バッテリーの充電

Suunto Ambit3 Run は、リチウムイオン充電池を内蔵してお り、その性質上使用状況により徐々に充電容量が減少すること がありますが、約 300 回の再充電に対応できるよう設計され ています。1 回のフル充電によるバッテリー持続時間は、ご使 用方法によって異なります。 時計 & 曜日表示のみ 最大 14 日間 GPS情報取得(60 秒間隔) 最大 100 時間 HR ベルト使用 +GPS 情報取得(1 秒間隔) 最大 10 時間 本機を最長時間で計測するためには、電力消費とともにメモ リー容量にも注意が必要です。GPS 信号の取得間隔とともにそ の他の情報の取得間隔(計測間隔)を広くする設定を行なって ください。計測中にメモリーがフルになり計測ができなくなる ことを防ぐことができます。 バッテリー持続時間は、バックライトの多用や各種 POD の併 用によって、上記よりも短くなります。また、氷点下などの低 温の環境で使用すると、充電池の電圧が低くなり、正常に機能 しなくなる場合があります。 前述の電池寿命は新品の充電池を使用した場合の理論値となり ます。充電池の寿命はその性質上、ご使用期間および充電回数 が増えるほど徐々に短くなります。充電池の交換修理(有償)は、 スントサービスセンターへお問い合わせください。

(11)

バッテリー残量によって表示されるマークが変化します。 (フル) :76 ∼ 100% (3 目盛) :51 ∼ 75% (2 目盛) :26 ∼ 50% (1 目盛) :0 ∼ 25% バッテリー残量が 10% 以下になると、画面下部に表示されて いるバッテリーマークが 30 秒間点滅し、残量が 2% 以下にな ると、連続して点滅します。

Suunto Ambit3 Run の充電方法

1

USB 接続ケーブルを PC の USB ポートに差し込みます。

2

USB 接続ケーブルのクリップ部分を開き、クリップの電 極部分(4 本の突起)が本機裏面の電極部分にあたるよう に取り付けます。およそ 2 ∼ 3 時間程でフル充電となり、 が表示されます。 購入後初めて充電をする場合は、充分に充電するために最低 5 時間は充電を行なってください。

(12)

2 画面表示

SUUNTO アラーム バッテリー残量マーク Bluetooth接続 ボタンロック ボタンインディケータ クロノグラフ(ストッ プウォッチ)モード 現在スクリーン表示 DOWN/ 値を減らす GPS シグナルの強さ 心拍測定表示 着信 インターバルタイマー メッセージ / 通知 不在着信 NEXT/ 決定(次へ) ペアリング セッティング(設定) モード エクササイズモード UP/ 値を増やす アイコンの詳細は、P.109 の「6 ICON(アイコン)表示」をご 覧ください。

(13)

2.1 ボタン操作

Suunto Ambit3 Run の 5 つのボタンには、次の機能がありま す。また、ボタンの押し方で機能が変わります。

BACK

LAP STARTSTOP

NEXT LIGHT LOCK VIEW 2sec 2sec 2sec Tuesday 20.9

16:30

[START STOP(右上)ボタン ] ● スタートメニューの表示 ● エクササイズ(ストップウォッチ)の開始 / 一時停止 / 再開 ● 値を増やす / 上にスクロールする ● 長押しで、エクササイズの終了 / 記録 [NEXT(右中)ボタン ] ● 表示切り替え(TIME モード、ストップウォッチ、カウント ダウン、アクティビティモニタリング等) ● 決定(メニュー画面時) ● 長押しで、設定メニューの表示 / 終了 ● エクササイズモード時に長押しで、エクササイズオプション の表示 / 終了 [LIGHT LOCK(右下)ボタン ]

(14)

[VIEW(左下)ボタン ] ● 画面下段表示切り替え(各種モード時) ● 長押しで、液晶画面の反転(通常表示⇔反転表示)もしくは ショートカット機能 詳細は、P.10 の「3.4.2 ショートカット(Shortcut)」をご覧く ださい。 [BACK LAP(左上)ボタン ] ● メニュー画面時に、ひとつ前の項目に戻る ● エクササイズ時にラップを記録 ● エクササイズ時に長押しで、カスタムモード(種目)を変更

メニュー画面等で数値を変更するとき、START STOP(右上) ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)ボタンを長押しすると、 数値の増加 / 減少が早くなります。

2.2 バックライト機能とボタンロック機能

バックライト機能 LIGHT LOCK(右下)ボタンを押すと、バックライトが約 10 秒間点灯します(初期設定)。 ● Normal(ノーマル)モード:LIGHT LOCK(右下)ボタン を押すと約 10 秒間点灯します。また、アラーム起動時にも 点灯します。 ● Off(オフ)モード:LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して も点灯しません。また、アラーム起動時も点灯しません。

(15)

● Night(ナイト)モード: どのボタンを押しても数秒間点灯 します。また、アラーム起動時にも点灯します。このモード では電力が早く消耗します。 ● Toggle(トグル)モード:LIGHT LOCK(右下)ボタンを押 すと点灯し、再度 LIGHT LOCK(右下)ボタンを押すと消えます。 Movescount.com に接続することで、バックライトを TIME モー ドと EXCERCIZE モードのそれぞれについて設定できます。ま た、本機上では TIME モードの設定を変更することができます。 詳細は、P.11 の「4 各種設定の変更」をご覧ください。 ボタンロック機能 LIGHT LOCK(右下)ボタンを長押しすると、各ボタンがロッ ク(または解除)され、誤操作を防止することができます。ロッ クが掛かると、 が画面に表示されます。 Tuesday 20.9

16:30

2s Tuesday 2s 20.9

16:30

Tuesday 20.9

16:30

ボタンロックは、TIME モードと EXCERCIZE モードで、それぞ れ 2 種類あります。 TIME モード ● Actions Only(アクションオンリー): スタートメニューと 設定メニューがロックされます。 ● All buttons(オールボタン): すべてのボタンがロックされ

(16)

EXCERCIZE モード

● Actions Only(アクションオンリー): START STOP(右上)

ボタンと LIGHT LOCK(右下)ボタンおよびエクササイズオ プションがロックされます。 ● All buttons(オールボタン): すべてのボタンがロックされ ます。バックライトは Night モードのときのみ使用できます。 設定変更方法は、P.98 の「4 各種設定の変更」をご覧ください。 Movescount.com接続中は、自動的にボタンロックが機能し、 画面に が表示されます。

2.3 初めて使用するとき

Suunto Ambit3 Run はご購入時には画面が消えています。付属 の USB ケーブルを使い、お持ちのコンピューター(PC)につ ないで充電をすることで、自動的にスリープモードから起動し ます。バッテリーは、空の状態からフル充電となるまで約 2 ∼ 3 時間かかります。初回充電時にはそれ以上かかる場合もあり ます。充電中はボタンがロックされ、画面に が表示されます。 初期設定

1

専用 USB ケーブルを PC に接続し充電を開始します。 SUUNTO

2

充電が完了したらケーブルを外します。

(17)

3

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下) ボタンを押して言語を選択します。 Language English 2. 3. No Yes Pair MobileApp?

4

Movescountアプリをインストールされているスマート フォンとペア設定する場合は、START STOP(右上)ボタ ンを押します。スキップする場合は、LIGHT LOCK(右下) ボタンを押します。

5

初期設定ウィザードに従って、各種項目を設定します。数 値や項目を変更するには START STOP(右上)ボタンもしく は LIGHT LOCK(右下)ボタンを押します。決定は、NEXT (右中)ボタンを押します。 Step 1/4 Units 100% 20.9.

16:30

4. 5. 設定項目: 単位設定>時間>日付>個人設定(性別>年齢>体重)

(18)

7

PC上でデータ送受信や Suunto Ambit3 Run の設定が可 能 な Movescount.com(http://www.movescount.com/) に接続していただくため、ソフトウェアの Moveslink2 を PC へダウンロードしてください。詳細は、p.78「3.14 Mouvescount」をご覧ください。 本機の充電にあたっては、必ず専用 USB ケーブルを使用し、 スント社が指定しない方法での充電は絶対に行なわないでくだ さい。故障・火傷・火災の原因となる場合があります。 USB ケーブルを接続しても画面が表示されない場合は、NEXT (右中)ボタンを長押ししてください。画面が表示されない 場合および「Connect to Movescount」と表示される場合は、 Moveslink2に接続し、ソフトウェアのアップデートを行ってく ださい。詳細は P.83 の「3.15 Movescount」をご覧ください。

2.4 設定の変更方法

Suunto Ambit3 Run の 基 本 設 定 は Movescount.com や Movescount アプリに接続するほか、本機上でも変更できます。

1

TIME(時間)モードの状態で、NEXT(右中)ボタンを長 押しして、メニュー画面を表示します。 Tuesday 20.9

16:30

2s

(19)

2

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下) ボタンを押して、変更したい項目を選択します。

3

NEXT(右中)ボタンを押します。

4

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して、変更したい項目の値内容を変更し、NEXT (右中)ボタンを押します。

5

BACK LAP(左上)ボタンを押すと、ひとつ前の項目に戻 ります。メニュー画面を終了する場合は、NEXT(右中)ボ タンを長押しすると TIME モードに戻ります。 詳細は P.15 の「4 各種設定の変更」をご覧ください。 2-5.

(20)

3 機能説明

3.1 TIME(時間)モード

TIME(時間)モードでは、次の項目が表示されます。 ● 画面上段: 日付 ● 画面中段: 時刻 ● 画面下段: 曜日、秒、デュアルタイム、バッテリー残量 ※ VIEW(左下)ボタンで切替 Tuesday 20.9.

16:30

12 20.9.

16:30

17:30 20.9.

16:30

3.1.1 時刻・日付の設定方法

1

TIME モードの状態で、NEXT(右中)ボタンを長押しして、 設定メニューを表示します。

2

「GENERAL」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

START STOP(右上)ボタンを押し、「Time/date」を選択 し、NEXT(右中)ボタンを押します。 時刻の設定

1

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「Time」を選択し、

NEXT(右中)ボタンを押します。

2

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

(21)

中)ボタンを押します。同様に Minutes(現在分)の値を 調整し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

BACK LAP(左上)ボタンを押して前画面に戻るか、NEXT (右中)ボタンを長押しして、初期画面に戻ります。 1. 2. 3. Time [...] [...] Hold to exit Hours 16 :30 Time/date 2s 日付の設定

1

「Time/date」から、LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、 「Date」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

2

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して、Year(西暦)の値を調整し、NEXT(右 中)ボタンを押します。同様に、Month(月)と Day(日 付)の値を調整し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

BACK LAP(左上)ボタンを押して前画面に戻るか、NEXT

(右中)ボタンを長押しして、初期画面に戻ります。

曜日は日付を設定すると自動的に表示されます。月日の表示 順を変更するには、P.98 の「4 各種設定の変更」をご覧くだ さい。

(22)

Dual time(デュアルタイム)の設定方法

Dual time(デュアルタイム)は、異なる地域(タイムゾーン) の時間を表示するために使います。例えば海外にいるときに現 地時間をデュアルタイムに設定すると、日本時間と現地時間の 両方を表示することができます。

Dual Time(デュアルタイム)は、TIME(時間)モードで VIEW(左 下)ボタンを押すと、画面下段に表示されます。

1

TIME モードで、NEXT(右中)ボタンを長押しして設定

メニューを表示し、「GENERAL」を選択し、NEXT(右中) ボタンを押します。START STOP(右上)ボタンを押し、 「Time/date」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「Dual time」を選

択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して、デュアルタイム時の値を変更し、NEXT (右中)ボタンを押します。同様にデュアルタイム分の値

を変更し、NEXT(右中)ボタンを押します。

4

BACK LAP(左上)ボタンを押して前画面に戻るか、NEXT

(右中)ボタンを長押しして、初期画面に戻ります。

Dual time(デュアルタイム)設定時に画面上段に表示される のは、現在時刻です。Dual time を設定する際の参考としてご 活用ください。

(23)

Alarm(アラーム)の設定方法

1

TIME モードで、NEXT(右中)ボタンを長押しして設定

メニューを表示し、「GENERAL」を選択し、NEXT(右中) ボタンを押します。START STOP(右上)ボタンを押し、 「Time/date」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「Alarm」を選択し、

NEXT(右中)ボタンを押します。

2

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して、Alarm(アラーム)機能の ON/OFF を切 り替え、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して、アラーム時の値を調整し、NEXT(右中) ボタンを押します。同様に、アラーム分の値を調整し、

NEXT(右中)ボタンを押します。

4

BACK LAP(左上)ボタンを押して前画面に戻るか、NEXT

(右中)ボタンを長押しして、初期画面に戻ります。 1. 2-3. 4. Alarm off [...] [...] Hold to exit Off OO:00 Time/date Alarm Alarm(アラーム)機能を ON にすると、TIME(時間)モー

(24)

Alarm(アラーム)設定を ON にすると、設定した時間にア ラームが鳴ります。鳴っているアラームを止めるには、START STOP(右上)ボタンを押してください。

Suunto Ambit3 Run には Snooze(スヌーズ)機能があります。 アラームが鳴っている状態で、LIGHT LOCK(右下)ボタンを 押すと、アラームが一時的に鳴りやみ、5 分後に再度アラーム が鳴ります。Snooze 機能は、1 時間(最大 12 回)使用できます。 24h 5min 16:30 Snooze Stop Tuesday 20.9

16:30

鳴っているアラームを止めないと約 20 秒間アラームが鳴り続 け、その後スヌーズ機能と同様に 5 分毎(最大 12 回)に鳴り 続けます。また、アラーム機能を OFF にしない限り、翌日の 同時刻にアラームが再度鳴ります。

3.1.2 日時の自動補正(Time syncing)

Suunto Ambit3 Run を Moveslink2(PC)もしくは Movescount アプリ(スマートフォン)と同期すると、自動的に設定された タイムゾーン及び日時に更新されます。

(25)

3.1.3 GPS timekeeping(タイムキーピング)機能

Suunto Ambit3 Run は、GPS 信号から時刻情報を受信し、自 動的に時間を補正する機能を備えています。この GPS タイ ムキーピング機能は、その日初めて GPS 機能を使用したとき、 もしくは手動で時間を変更したあと初めて GPS 機能を使用し たときに行われます。 GPS タイムキーピング機能は、分と秒を補正します。時は補正 されません。デュアルタイムも同様に補正されます。 GPS タイムキーピング機能の補正可能範囲は、± 7.5 分です。 現在時刻と本機の時刻に 7.5 分を超える差がある場合、15 分 単位でずれて補正されてしまいます。時刻の設定はずれすぎな いようにご注意ください。

Suunto Ambit3 Run を補正せずに任意の時刻を表示させたい 場合は、GPS タイムキーピング機能を OFF にしてください。 < 例 > 現在時刻 =12:05、本機表示時刻 =12:10 のとき…… 差が 7.5 分未満となり、現在時刻(12:05)に修正されます。 現在時刻 =12:05、本機表示時刻 =12:15 のとき…… 差が 7.5 分を超えるので、現在時刻から 15 分ずれた時刻 (12:20)が表示されます。 GPS タイムキーピング機能の ON/OFF

(26)

3

START STOP(右上)ボタンを押し、「Time/date」を選択 し、NEXT(右中)ボタンを押します。

4

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「GPS timekeeping」

を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

5

START STOP(右上)ボタンもしくは、LIGHT LOCK(右

下)ボタンを押して、ON/OFF を切り替え、NEXT(右中) ボタンで決定します。

6

BACK LAP(左上)ボタンを押して前画面に戻るか、NEXT

(27)

3.2 3D コンパス

Suunto Ambit3 Run は 3D コンパス機構を採用しています。 これにより、コンパスモード使用時に本機を水平に保たなくて も正しく北を指し示すことができます。 エクササイズモード中にコンパス機能を ON にすると、エクサ サイズモードの画面表示の最後にコンパス画面が追加されます。

1

エクササイズモード中に NEXT(右中)ボタンを長押しし、 エクササイズオプションを表示します。

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して「ACTIVATE」を選択

し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「Compass」に切り

替え、NEXT(右中)ボタンを押します。 コ ン パ ス モ ー ド を 終 了 す る に は、「ACTIVATE」 か ら「End compass」を選択してください。 画面中段: 北に対して本機の 12 時方向が反時計回りに何度ず れているか 画面下段: 8 方位、現在時刻、表示なし ※ VIEW(左下)ボタンで切り替え

273

˚

(28)

コンパスモードは 1 分経過すると省電力モードになります。再 度コンパスモードを起動するには、START STOP(右上)ボタ ンを押します。 エクササイズモード中でもコンパス機能を使用するには設定の 変更が必要です。詳細は、P.49 の「3.5.9 エクササイズ中の コンパス表示」をご覧ください。

3.2.1 Calibration(コンパスの較正)

コ ン パ ス や ナ ビ ゲ ー シ ョ ン 機 能 を 使 用 し た と き に、 較 正 (Calibration)を求められることがあります。また、正しく北 が表示されていないときは、手動で較正を行なってください。

1

TIME モードで NEXT(右中)ボタンを長押しして、設定メ ニューを表示します。

2

「GENERAL」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

「Compass」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

4

「Calibration」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押し ます。

5

本機を 8 の字に回転させ、方角を認識させます。

(29)

6

較正が完了すると「Calibration successful」と表示され ます。較正が正しく行なわれなかった場合は、画面に 「Calibration failed」と表示されますので、START STOP (右上)ボタンを押し、再度較正を行なってください。 コンパスの較正(Calibration)を行なう際は、周りに電子機器 や金属製品がないことを確認した上で行なってください。イヤ ホンや他の電子機器と一緒に保管すると磁石の影響を受け、正 しく北を示さなくなる場合があります。

3.2.2 Declination(磁針偏差)の補正

通常コンパスの針は磁北(地球の磁場が示す北の極点)を指し ています。磁北と実際の北は異なる場合があるため、磁針偏差 の補正を行なうことにより、本機の指す北と地図上の北を一致 させることができます。偏差角度は、国土地理院発行の地図な どに「磁針偏差は西偏約○°」というように記載されています。 Suunto Ambit3 Run は偏差角度(実際の北と磁北との差)の 補正をすることができます。

1

TIMEモードで、NEXT(右中)ボタンを長押しします。

2

「GENERAL」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して、「Compass」を選択し、NEXT(右中)ボ タンを押します。

(30)

4

「Declination」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押し ます。

Declination

[...]

Compass

5

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して E(東偏)、W(西偏)、--(OFF)を選ん で、NEXT(右中)ボタンを押します。 Declination -- 0.0˚ Declination E 0.0˚

6

E(東偏)もしくは W(西偏)を選択した場合、START

STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)ボタン

を押して偏差の値を調整します。

Declination

(31)

7

NEXT(右中)ボタンを押します。 Declination E 8.0˚ 主な地域の磁針偏差の目安は下記の通りです(2014 年現在)。 ●札幌: 西偏 9.20° ●東京: 西偏 7.00° ●名古屋: 西偏 7.20° ●大阪: 西偏 7.00° ●福岡: 西偏 7.00° ●那覇: 西偏 4.70°

Suunto Ambit3 Run は 0.5°単位で補正できます。

オリエンテーリング用の地図は磁針北を基に描かれている場合 がありますので、これらの地図を使用しているときは、磁針偏 差を「--」(off)に設定してください。 コンパスを特定の場所で地図と併用して使用するときには偏差 の補正をすることをお奨めしますが、日常の使用でおおまかな 方位を知るときには、偏差の補正を厳密に意識する必要はあり ません。

(32)

3.2.3 ベアリングトラッキング

ベアリングトラッキングとは、目標物や目的地などの特定の方 角を指し示す機能です。移動中でも容易に目標とする方角を確 認することができます。

1

コンパスモードを表示して、自分の前に本機を構え、画面 の 12 時方向が目標に向くように方角を合わせます。 273˚ NW

2

BACK LAP(左上)ボタンを押すと、画面の 12 時方向に新 たな三角形が表示されます。

273

˚

NW

3

新たな三角形は目的地の方角を指し示し、常に設定した角 度を指し示します。

273

˚

NW

214

SW

˚

(33)

4

再度 BACK LAP(左上)ボタンを押すと、ベアリングトラッ キング機能は解除されます。

273˚

NW エクササイズ中にコンパスモードを使用した場合、BACK LAP (左上)ボタンを押すとベアリングトラッキング機能となりま す。手動でラップを記録したい場合は、コンパスモードではな く別の画面表示に切り替えてから BACK LAP(左上)ボタンを 押してください。

(34)

3.3 ストップウォッチモード

ストップウォッチを使うことで、エクササイズモードを使用せ ずに時間の計測を行なうことができます。ストップウォッチ モードを ON にすると、TIME モードに続いて、ストップウォッ チモードが追加されます。 ストップウォッチモードの ON/OFF

1

TIME(時間)モードから START STOP(右上)ボタンを押

して、スタートメニューを表示します。

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「DISPLAYS」まで

項目をスクロールし、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して、「Stopwatch」を選び、NEXT(右中)ボ タンを押して決定します。 ストップウォッチ機能を OFF に するには、「End of stopwatch」を選び、NEXT(右中)ボ タンを押して決定します。 ストップウォッチの使い方

1

ストップウォッチモードを ON にし、TIME モードから NEXT(右中)ボタンを押し、ストップウォッチモードを 表示させます。START STOP(右上)ボタンを押すと計測 を開始します。

2

ストップウォッチ計測中に BACK LAP(左上)ボタンを押 すと、ラップを刻みます。また、START STOP(右上)ボ タンを押すと計測を一時停止します。

3

計測が一時停止している状態で、START STOP(右上)ボ タンを押すと計測を再開します。

(35)

一時停止の状態で、BACK LAP(左上)ボタンを押すと各 ラップのタイムを表示します。

4

計測が一時停止している状態で、START STOP(右上)ボタ ンを長押しすると、ストップウォッチがリセットされます。 Lap 0 00’00.0

00’00.0

1. 2. 2. Lap 1 00’10.0

00’10.0

Lap 1 00’10.0

00’10.0

Lap 2 00’10.0

00’20.0

Lap 0 00’00.0

00’00.0

3. 4. 2s ストップウォッチ計測中には、以下の操作が可能です。 ●VIEW(左下)ボタンを押すと、現在時刻と現在のラップタ イムを切り替えることができます。 ●NEXT(右中)ボタンを押すと、モードを切り替えることが できます。 ●NEXT(右中)ボタンを長押しすると、設定メニューを表示 します。

(36)

3.4 カウントダウンタイマーモード

カウントダウンタイマーを使うことで、任意の時間(1 分∼最 大 99 時間 59 分)のカウントダウンを行なうことができます。 カウントダウンタイマーモードを ON にすると、TIME モード に続いてカウントダウンタイマーモードが追加されます。残り 10 秒前から 1 秒ごとにアラーム音が鳴ります。 カウントダウン終了後にカウントアップに切り替わる機能はあ りません。 カウントダウンタイマーモードの ON/OFF

1

TIME(時間)モードから START STOP(右上)ボタンを押

して、スタートメニューを表示します。

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「DISPLAYS」まで

項目をスクロールし、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して、「Countdown」を選び、NEXT(右中) ボタンを押して決定します。 カウントダウンタイマーモー ドを OFF にするには、「End countdown」を選び、NEXT (右中)ボタンを押して決定します。 カウントダウンタイマーの使い方

1

ストップウォッチモードを ON にし、TIME モードから NEXT(右中)ボタンを押し、カウントダウンモードを表 示させます。

2

VIEW(右下)ボタンを押すと、時間設定画面に移ります。

(37)

ボタンを押して、Hours(時間)の値を調整し、NEXT(右 中)ボタンを押します。同様に Minutes(分)の値を調整 し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

START STOP(右上)ボタンを押すとカウントダウンを開 始します。

4

カウントダウン中に START STOP(右上)ボタンを押すと 計測を一時停止します。

5

カウントダウンが一時停止している状態で、START STOP (右上)ボタンを押すと計測を再開します。

6

計測が一時停止している状態で、START STOP(右上)ボタ ンを長押しすると、カウントダウンがリセットされます。 2. 3. 4. Countdown Adjust

0:05’00

minutesSet Countdown

0:04’59

Started 00:05 カウントダウン終了後、2 分経過すると画面は自動的に TIME モードに戻ります。

(38)

3.4.1アクティビティモニタリング(Activity Monitoring)

Suunto Ambit3 Run は、エクササイズの結果として生じる回 復時間(Recovery Time)だけでなく、日常の動作による運動 量(消費カロリー)やその回復時間も計測し表示します。 アクティビティモニタリングは TIME モード時に NEXT(右中) ボタンを押して画面を切り替えると表示されます。

アクティビティモニタリングの表示 / 非表示

1

TIME(時間)モードから START STOP(右上)ボタンを押

して、スタートメニューを表示します。

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「DISPLAYS」まで

項目をスクロールし、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して ON/OFF を切り替えます。 アクティビティモニタリングには下記の 3 種類があり、VEIW (左下)ボタンで切り替えます。 ●デイリーアクティビティ:その日の午前 0 時から現在までの 消費カロリーがグラフで表示されます。横方向の点線は前日 から過去7日間の平均値が表示されます。 ●ウィークリーアクティビティ:過去 7 日間と本日の消費カロ リーが棒グラフで表示されます。横方向の点線と下段には前 日から過去7日間の平均値が表示されます。 ●リカバリータイム:計測したエクササイズや日常の動作から 計算される回復時間のグラフが表示されます。下段には、現 在の回復時間が表示されます。

(39)

Activity today 1962 kcal Recovery time 25h Week activity avg 1936 kcal

3.4.2 ショートカット(Shortcut)

初期設定の場合、TIME モードで VIEW(左下)ボタンを長押 しすると、液晶画面が反転(白⇔黒)します。 ショートカット先の機能を変更することで、VIEW(左下)ボ タンを長押ししたときに任意の機能を表示 / 変更することがで きます。

1

設定メニューもしくはスタートメニューの中から、ショー トカット先として変更したい項目を選びます。

2

VIEW(左下)ボタンを長押しすると、その項目をショー トカット先に登録できます。 個別のログブックなど、一部の機能や項目はショートカット先 として設定することができません。

(40)

3.5 EXERCISE(エクササイズ)モード

EXERCISE(エクササイズ)モードでは、エクササイズ情報の 記録ができます。

スタートメニュー画面は、TIME モードで START STOP(右上) ボタンを押すことで表示することができます。

エクササイズの種類によって表示や記録される情報は異なり ます。Suunto Ambit3 Run では、それぞれのエクササイズ について個別に表示や設定を変えて登録することができます。 Movescount.com を使用すると、既存のカスタムモード(種目) の編集や新規作成ができます。

Movescount.comや Movescount アプリで作成および変更し た内容を Suunto Ambit3 Run に反映するには、Movescount. com にて設定を保存してから同期を行なってください。 あらかじめ登録したルートや POI(目的地)を使用するときは、 「RUN A ROUTE」や「RUN A POI」を使用すると便利です。

エクササイズ開始時にルートや POI を選択することができ、エ クササイズオプションからナビゲーション選択する手間を省く ことができます。

3.5.1 Suunto Smart Belt(心拍ベルト)

Suunto Smart Belt を使用することで、エクササイズ中の心拍 数を計測することができます。

Suunto Smart Belt は、Bluetooth® Smart 規格を採用し、本機 と Bluetooth 信号でデータの送受信を行ないます。

(41)

Bluetooth® Smart規格を採用している心拍ベルトであれば、 他社の製品であっても本機とペア設定ができ、計測に使用する ことができます。 エクササイズ時に専用の心拍ベルトを使用することで、下記の 情報を表示、記録することができます。 【エクササイズ中】 ● 心拍数(リアルタイム表示) ● 平均心拍数(リアルタイム表示) ● 心拍変化のグラフ表示 ● 消費カロリー(リアルタイム表示) ● HR リミット使用時のガイダンス機能

● Peak Training Effect(ピークトレーニングエフェクト)

Peak Training Effect(PTE)とは、トレーニング中に身体にか かる有酸素運動の負荷の最大値(VO2max)を 5 段階で表した ものです。

Suunto Ambit3 Run に対応する心拍ベルトを追加でお求めの 際は、Suunto Smart Belt(品番:SS020566000)をお選びく ださい。ANT信号に対応する心拍ベルトは使用できませんので、 ご注意ください。 【エクササイズ後】 ● 消費カロリー ● 平均心拍数 ● 最大心拍数

(42)

回復時間(Recovery time)とは、次回のエクササイズをよ り効果的に行なうために必要な休息時間のことです。Suunto Ambit3 Run は、身体への負荷を基に回復時間を計算し、表示 します。

Suunto Smart Belt は、内部にメモリー機能を搭載し、Suunto Ambit3 Run と通信が途切れたとしても、その内部に心拍情報 を記録し、再度通信が再開されたときに情報を本機に反映する ことができます。 これにより、心拍信号が計測できなかった場合でも平均心拍や 消費カロリー、回復時間(Recovery time)を表示することが できます。

詳細は Suunto Smart Belt の取扱説明書をご覧ください。

心拍ベルトを使用しなくても、計測されるスピードや距離から 回復時間(Recovery time)を計算し表示することができますが、 あくまで限られた情報からの計算値となります。

Suunto Smart Belt を使用することで、より正確に回復時間 (Recovery time)を計測することができます。

(43)

3.5.2 心拍ベルトの着用方法

1

Suunto Smart Beltのセンサー部分(丸いパーツ)をスト

ラップ側の電極接続部分にしっかりと取り付けます。 SUUNTO

2

ストラップの長さを調節します。

3

ストラップの内側の樹脂部分を水で湿らせます。

4

下図を参考に、センサー部分のロゴマークが正しい向きに なるように装着します。 SUUNTO SUUNTO 本体(センサー)に書かれている SUUNTO ロゴが上を向くよ うに装着してください。きつく締めすぎると、ストラップのほ つれや劣化の原因となりますのでご注意ください。 Suunto Smart Beltは正しく装着されると自動的に起動し

(44)

心臓ペースメーカー、 その他の電子機器を使用している場合 には、心拍ベルトを自己責任の範囲でご使用ください。心拍 ベルトをご使用になる前に、医師のもとで負荷試験を行ない、 心臓ペースメーカーと心拍ベルトを同時に使用した場合の安 全性と信頼性について確認してください。長期間身体を動か していなかった場合、運動によって障害が生じることがあり ます。運動を開始する前に必ず医師に相談し、アドバイスを 受けてください。 本製品はその開発段階から細心の注意をもって製造されていま すが、心拍ベルトの締め付けすぎや装着位置のズレなどにより 皮膚に炎症を引き起こす場合がありますので、必ず正しい装着 方法でご使用ください。 摩擦による皮膚の炎症やケガを避けるために、樹脂部分は充分 に湿らせ、着用中は乾くことのないように注意してください。 また、本製品は運動時の心拍モニタリングを目的としています。 安静時に長時間の着用は摩擦が生じ思わぬケガにつながる場合 がありますので、充分にご注意ください。 また、皮膚に炎症の起きやすい方や肌に触れる物質についてア レルギーをお持ちの方などは、必ずご使用前に医師に相談をし てください。使用に際しては医師の指示に従うことはもちろん、 短時間ずつ使用して様子を見るなど、細心の注意を払ってお使 いください。 使用中に肌に違和感や炎症が生じた場合は、速やかに使用を中 止し医師の診察を受けてください。

(45)

使用後の心拍ベルト用のストラップは、40℃以下のぬるま湯 で手洗いしてください。すぐに洗えない場合は、水道水にさら して汚れを流してください。汗を多くかいたときは、皮脂や汚 れが電極部分に固着しないように中性洗剤を使ってよく洗い、 しっかりとすすいでください。手洗い後は、よく水分を拭き取っ てから樹脂部分を上にして吊るし、水分が樹脂部分にたまらな いように陰干ししてください。洗濯機、乾燥機は絶対に使用し ないでください。 トラブルシューティング: 心拍情報が表示されない 心拍情報が正しく表示されない場合は、下記をご確認ください。 ●心拍ベルトが正しく装着されているか(P.39 の「3.5.2 心拍 ベルトの着用方法」。) ●心拍ベルトの電極(樹脂)部分が充分に湿っているか。

●心拍ベルトと Suunto Ambit3 Run がペア設定されているか

(P.104 の「5 心拍ベルトおよび POD のペア設定」をご覧く ださい。) ●心拍ベルトのストラップ部分が汚れていないかもしくは劣化 していないか。 ●上記でも改善しない場合は、電池寿命の可能性もありますの で、電池交換を行なってください。詳細は、対応する心拍ベ ルトの取扱説明書をご覧ください。

(46)

3.5.3 エクササイズの開始方法及び終了方法

エクササイズの開始方法

1

心拍測定を行なう場合は、心拍ベルトを正しく装着してく

ださい。

2

TIME(時間)モードで、START STOP(右上)ボタンを押

し、スタートメニューを表示します。

3

「EXERCISE」を選択し、NEXT(右中)ボタンを押します。 1. 2. 3. Tuesday 20.9.

16:30

EXERCISE [...] [...] Running [...] [...]

4

登録されているカスタムモード(種目)が表示されますの

で、START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右 下)ボタンを押して希望する種目を選択し、NEXT(右中) ボタンを押します。 Later Searching... HR belt Searching...100% GPS Found HR+GPS Later Later

5

選んだカスタムモードが心拍測定や POD の使用を含む

場合、Suunto Ambit3 Run がペア設定されている心拍ベ ルトおよび POD との接続を自動的に開始します。接続が 完了すると「found」と表示されます。接続ができなかっ

(47)

た場合は、「Check HR belt(POD)」と表示されますので、 START STOP(右上)ボタンを押して再度接続を行なって ください。 心拍ベルトを使用しない場合は LIGHT LOCK(右下)ボタ ンを押します。GPS 信号の受信が始まります。GPS 信号が 弱い環境など、機能を使わないで開始する場合は、START STOP(右上)ボタンを押すと、GPS 受信開始を待たずに エクササイズモードが始まります。 00’00.0

0’00

/km avg 0’00 /km

6

画面がエクササイズモードに切り替わったら、START STOP(右上)ボタンを押します。ストップウォッチがス タートし記録を開始します。 エクササイズ中に NEXT(右中)ボタンを長押しするとエ クササイズオプションを表示し選択することができます。

7

ストップウォッチが動作中に START STOP(右上)ボタン を押すと、ストップウォッチを一時停止することができま す。START STOP(右上)ボタンを再度押すと、ストップ ウォッチを再開します。その場合、一時停止した時の情報 が LAP 情報として記録されます。

(48)

エクササイズの終了方法 エクササイズの終了は、下記の手順で行ないます。

1

エクササイズを計測中に START STOP(右上)ボタンを長 押しすると、ストップウォッチが止まり、エクササイズの 記録が自動的に保存されます。 また、ストップウォッチが動いている状態で、START STOP (右上)ボタンを押して一時停止し、BACK LAP(左上)ボ タンを押すと、終了するか続けるかの確認画面が表示され ます。 エクササイズを続ける場合は、LIGHT LOCK(右下)ボタ ンを押すと、ストップウォッチが再開します。エクササイ ズを終了する場合は、START STOP(右上)ボタンを押し ます。次に、エクササイズログを保存する場合は START STOP(右上)ボタンを押します。保存しないで終了する 場合は、LIGHT LOCK(右下)ボタンを押します。

2

エ ク サ サ イ ズ を 終 了 す る と、 そ の エ ク サ サ イ ズ の Summary(概要)を画面上で確認することができます。 Saving exercise 1. 2. 2s 09’00.0 alt25m asc 15 m 14.2.2014

16:30

Summary

(49)

Suunto Ambit3 Run内に保存されたデータは、手動での消去 はできません。新しいエクササイズログが作成されると、その 容量に応じて古いログから削除されていきます。大切なログ データは、定期的に Movescount.com へ転送し保存されるこ とをお奨めいたします。

3.5.4 サマリー表示(Logbook)

本機上では下記の情報(サマリー)を閲覧できます。 ● カスタムモード名 ● 開始時間 ● 開始年月日 ● 計測時間 ● ラップ数 エクササイズログの表示は、下記の手順で行ないます。

1

TIME(時間)モードで、START STOP(右上)ボタンを押

し、スタートメニューを表示します。

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して「LOGBOOK」を選

択し、NEXT(右中)ボタンを押します。まず、現在のリ カバリータイム(回復時間)が表示されます。 Tuesday 20.9

16:30

LOGBOOK [...] [...] 1. 2.

(50)

3

START STOP(右上)ボタンもしくは、LIGHT LOCK(右 下)ボタンを押して閲覧したいログを選択し、NEXT(右 中)ボタンを押します。 20.9 16:30 5.9 09:00 21.9 12:00 LOGBOOK Recovery time

15

h

4

NEXT(右中)ボタンを押すと次の画面に替わります。 20.9.2014

16:30

Running

(51)

3.5.5 エクササイズ中の操作

Suunto Ambit3 Run はエクササイズ中に速度・距離などの情 報を表示することができます。心拍ベルトを使用することで、 心拍情報や消費カロリーなどより多くの情報を表示することが できます。 エクササイズモード時に NEXT(右中)ボタンを押すと、画面 表示を切り替えることができます。また、VIEW(左下)ボタ ンを押すことで画面下段の表示を切り替えることができます。 エクササイズ中の画面表示は、エクササイズの内容や目的に合 わせて変更をすることができます。 エクササイズ中の誤操作を防ぐために、ボタンロック機能を使 用してください。

LIGHT LOCK(右下)ボタンを長押しすると、START STOP(右 上)ボタンおよび NEXT(右中)ボタンの長押し機能がロック され誤操作を防ぐことができます(解除したいときは、同じボ タン操作をもう一度行なってください)。

(52)

3.5.6 軌跡の記録

GPS 機能を使用することでエクササイズ中の移動の軌跡を記録 することができます。 カスタマイズモードによっては GPS 機能を使わないものもあり ます。設定の詳細は Movescount.com 上で確認してください。 GPS 機能が有効になると、エクササイズモード中の画面の最上 段に (GPS アイコン)が表示されます。

3.5.7 ラップの記録

エクササイズ中に BACK LAP(左上)ボタンを押すと任意 のタイミングでラップを記録することができます。また、 Movescount.com 上で設定することで、一定距離に達したと きに自動的にラップを記録するように設定できます。ラップを 記録すると、下記の画面が一時的に表示されます。 ●画面上段: スプリットタイム(ログの開始から今までの経過 時間) ●画面中段: ラップ番号 ●画面下段: ラップタイム(前回のラップから今回のラップま での経過時間) 09’00.0 alt

25

m asc 15 m 09’00.0 Lap

1

09’00.0

(53)

エクササイズ終了時に表示されるエクササイズサマリーでは、 そのエクササイズで記録したラップの回数が表示されます。

ラップ機能を使わなくても、エクササイズ開始から終了までを 1 つのラップとしてとらえているため 1Lap と表示されます。

3.5.8 エクササイズ中の高度の記録

Suunto Ambit3 Run はエクササイズ中の高度変化を GPS ベー スで計測し、リアルタイムに表示します。また、エクササイズ 後に Movescount.com にエクササイズデータを転送すること で、詳細な情報を閲覧することもできます。 カスタマイズモードによっては高度情報を記録しないものも あります。設定の詳細は Movescount.com 上で確認してくだ さい。

3.5.9 エクササイズ中のコンパス表示

エクササイズモード中にコンパス機能を ON にすると、エクサ サイズモードの画面表示の最後にコンパス画面が追加されます。

1

エクササイズモード中に NEXT(右中)ボタンを長押しし、 エクササイズオプションを表示します。

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して「ACTIVATE」を選択

し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して、「Compass」に切り

(54)

3.5.10 インターバルタイマー

Movescount.com 上でカスタムモード(種目)を編集するこ とで、インターバルタイマー機能を追加し、画面に表示するこ とができます。 インターバルタイマーで設定できる項目 ● インターバルタイプ(HIGH /LOW インターバル) ● 時間計測もしくは距離の選択 ● 反復回数(最大 99 回) インターバルタイマーは、設定した時間に向けてカウントダウ ンを繰り返す機能です。

1

エクササイズモード中に NEXT(右中)ボタンを長押しし、 エクササイズオプションを表示します。 Hold to enter options 2s

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して「ACTIVATE」を選択 し、NEXT(右中)ボタンを押します。 ACTIVATE [...] [...]

(55)

3

Start Stop(右上)ボタンを押して、「Interval」に切り替 え、NEXT(右中)ボタンを押します。

Interval ti...

[...] [...]

4

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

ボタンを押して ON/OFF を切り替えます。インターバル タイマーが有効になると、画面上に (インターバルタ イマーアイコン)が表示されます。 Interval timer On

(56)

3.5.11 インターバルワークアウト

Movescount アプリのワークアウトプランナーで作成したワー クアウト(エクササイズ)を Suunto Ambit3 Run に転送して、 インターバルワークアウトを行なうことができます。 ワークアウトプランナーの利用には、Wi-Fi もしくは携帯電話 のモバイルデータ通信によるインターネット接続が必要です。 尚、モバイルデータ通信での接続では、ご契約プランによって はパケット通信料がかかりますのでご注意ください。 インターバルワークアウトは目的やニーズに応じて、自由に設 定することができます。各インターバルごとに、種類と継続時 間、目標を設定できます。また、インターバルに任意のテキス トを追加して、画面に表示させることもできます。

Movescount アプリで作成したワークアウトを Suunto Ambit3 Run に同期させると、エクササイズモードのオプションメ ニューの項目として選択可能になります。 インターバルワークアウトを開始するには:

1

エクササイズモードで NEXT(右中)ボタンを長押しして オプションメニューを表示させます。

2

NEXT(右中)ボタンを押して、「WORKOUT」を選択し ます。

3

LIGHT LOCK(右下)ボタンあるいは START STOP(右上)

ボタンでワークアウトを選び、NEXT(右中)ボタンで決 定します。

(57)

4

START STOP(右上)ボタンを押して、エクササイズの記 録を開始します。 エクササイズの記録が始まるとワークアウトも自動的に スタートし、選択したエクササイズモードの最後にイン ターバル画面が表示されます。

5

ワークアウトを終了するには、最後まで完了するか、エク ササイズの記録を停止、あるいはオプションメニューから 「END WORKOUT」を選択します。 ワークアウト中は、インターバル画面上に以下の図のようなグ ラフ形式のガイダンスがリアルタイムで表示されます。 0.5 km 4’35 /km グラフの上には設定目標に応じた現在の測定値が表示されま す。例えば、「インターバル速度の上限下限」を選択した場合は、 この値は「現在の速度」が表示されます。 グラフの下にはインターバル終了までの残り時間、距離、ある いはカロリーが表示されます。もし各インターバルへの移動を ラップ設定(BACK LAP ボタンを押すと次のインターバルへ移 動する)しているときには、ここは各インターバルの累積時間 になります。

(58)

左右は開始と終了を表しています。またグラフ内に引かれた線 はインターバルの限界に対する相対的な努力量を表します。 次のインターバルが始まると、次のインターバルステップの概 要が表示されます。

音声ガイダンス

スマートフォンを Suunto Ambit3 Run にペアリングしている と、インターバルワークアウト中に音声ガイダンスを聴くこと ができます。Suunto Movescout アプリと Bluetooth で接続し 作動させると、設定している言語でガイダンスを受けることが できます。 ガイダンスは以下の内容となります。 ●• インターバルの上限下限を超えたときの通知 ●• 新しいインターバルの開始 ●• インターバル限界の注意 ●• インターバル終了が間近になったときの通知

(59)

3.5.12 Autopause(オートポーズ機能)

オートポーズ機能は、時速 2km 以下に速度が下がったときに 自動的に計測を停止し、時速 3km 以上になった時に再度計測 を開始する機能です。オートポーズ中はタイム計測が一時停止 しますが、ラップは増えません。 オートポーズ機能は、ラップ間の平均を計測するときなどに効 果的です。 オートポーズ機能の ON/OFF は Movescount.com 上でのカス タムモード編集のほかに、本機上でも切り替えることができ ます。 オートポーズの ON/OFF

1

エクササイズモード中に NEXT(右中)ボタンを長押しし、 エクササイズオプションを表示します。

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して「ACTIVATE」を選択

し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

Start Stop(右上)ボタンを押して、「Autopause」に切り

替え、NEXT(右中)ボタンを押します。

4

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

(60)

3.5.13 Autoscroll(オートスクロール)

Autoscroll(オートスクロール)は、エクササイズ中の画面表 示を任意の秒数で自動的に切り替える機能です。 オートスクロールの ON/OFF は Movescount.com 上でのカス タムモード編集のほかに、本機上でも切り替えることができ ます。 オートスクロールの ON/OFF

1

エクササイズモード中に NEXT(右中)ボタンを長押しし、 エクササイズオプションを表示します

2

LIGHT LOCK(右下)ボタンを押して「ACTIVATE」を選択

し、NEXT(右中)ボタンを押します。

3

Start Stop(右上)ボタンを押して、「Autoscroll」に切り

替え、NEXT(右中)ボタンを押します。

4

START STOP(右上)ボタンもしくは LIGHT LOCK(右下)

(61)

3.6 FUSEDSPEED

TM

(ヒューズドスピード)

FusedSpeedTM とは GPS 測定と加速度センサーによる測定を組 み合わせて、より正確にランニングスピードを測定するための 方式です。GPS 信号が不安定な場合でも、加速度センサーから 得られる情報を基に速度を計測 / 補正します。 FusedSpeed GPS km/h sec 30 60 90 120 6 10 8 12 FusedSpeedTM は、ランニングやトレイルランニングなど速 度変化が重要なエクササイズの計測時にその効果を発揮しま す。街中や森林の中など一時的に GPS 信号が途切れる状況で も、安定して速度を計測表示することができます。 6 10 8 12

(62)

FusedSpeedTMは、ランニングなどの腕の振りがあるエクササ イズ向けの機能です。腕の振りがないエクササイズに使用する と、精度が低下する場合があります。 FusedSpeedTMを使用してエクササイズをしているとき、腕を 身体の前に出して静止させると、腕の振り補正が過剰に反応し、 精度が低下する場合があります。速度を確認する場合は、瞬時 に確認し、腕を静止する時間を短くすることでより正確に速度 を測定することができます。 GPS 信号の受信間隔が 60 秒であったり、受信環境が悪かった りする場合は、FusedSpeedTMが機能していても距離や速度の 誤差が大きくなることがあります。

(63)

3.7 GPS Navigation(GPS ナビゲーション)

Suunto Ambit3 Run は GPS(Global Positioning System: 全 地球測位システム)を使用し、人工衛星から発信される電波を 受信することで現在位置を測定することができます。

3.7.1 GPS 信号の受信

Suunto Ambit3 Run の GPS 機能は、ロケーションの確認やエ クササイズで距離や速度を計測するときに自動的に起動します。 初めて GPS を起動したとき、あるいは長い間 GPS を使用して いなかった場合、GPS の測定が安定するまでに時間がかかるこ とがあります。 トラブルシューティング:GPS 信号を受信できない。 ●GPS の起動時間が長い場合には、屋外など上空が開けた環境 で、本機画面下部のノーズ部分を空に向け安定させると、受 信開始が早まります。 ●建物内や水中では GPS 信号を受信することができないため、 正しく表示されない場合があります。また、屋外であっても、 周りがビルに囲まれていたり、天候の状態が悪かったりする と、GPS 信号が正常に受信できない場合があります。 ●天候や環境が整っているにもかかわらず GPS が正しく機能

参照

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