円借款事業事後モニタリング報告書 (インドネシア)「ジャカルタ都市廃棄物処理事業」 評価者:アイ・シー・ネット(株) 笹尾 隆二郎 現地調査:2008 年 5 月 1.事業の概要 事業地域の位置図 スンテル中継基地 1.1 事業目的:車両の導入・中継基地の建設・最終処分場の整備等により、ジャカ ルタ市中央区のごみ処理システムの改善を図り、もって増加するごみ量に対応し 環境の改善に寄与する。 1.2 事業概要(借款契約概要等): 円借款承諾額/実行額 3,836 百万円 / 2,757 百万円 借款契約調印/貸付完了 1993 年 11 月/2000 年 8 月 事後評価実施 2002 年度 実施機関 公共事業省人間居住総局 本体契約(10 億円以上のみ記 載)
PT. BANGUN CIPTA KONTRAKTOR(インドネ シア)
コンサルタント契約(1 億円 以上のみ記載)
PT. INDAH KARYA( イ ン ド ネ シ ア ) ・ PT. ARKONIN ENGINEERING MANGGALA PRATAMA(インドネシア)・PT. BUMI PRADISI BI-EPSI(インドネシア)・八千代エンジニアリン グ(日) (JV)
1.3 事後モニタリングの対象となった背景・理由
水準にあり、全体としては概ね満足できる状態にある。ただし、事後評価時にお いて、スンテル中継基地でのごみ処理量が当初計画の 3 分の 1 程度にとどまって いること、ブカシ最終処分場が処理能力以上のごみの受け入れを行っていること など、有効性に関する問題が指摘された。インパクトは確認されているものの、 ブカシ最終処分場の環境影響モニタリング結果については、ジャカルタ市より情 報提供が得られず不明であるとの記述があった。さらに、本事業により整備され た施設や資機材の効果を維持するための予算が十分でないといった持続性に関 する問題も指摘された。これらの事情に鑑み、問題点や不明情報の再確認が必要 であると考え、本事業を事後モニタリングの対象案件とし、今次現地調査および その結果を評価項目別にレビューし結論を導き出した。 2.モニタリング結果 2.1 有効性(効果) (1)ごみ収集システムの改善 図1のとおり、事後評価時(2001 年)のジャカルタ市のごみ発生量は 25,600m3 /日であり、市清掃局による収集量は、うち 86.7%の 22,196 m3/日であった。そ の後、2007 年では、市のごみ発生量 27,654m3/日に対し、清掃局による収集量は、 うち 97.5%の 26,962 m3/日となっている。こうした継続的な改善の要因としては、 収集車の増加、スンテル中継基地・ブカシ最終処分場の処理量の増大等が考えら れる。 事後評価時点である程度達成された、中継基地の建設や最終処分場の整備等による ごみ処理システムの増強に加え、その後のごみ収集車両の増加や各施設でのごみ処 理量の増加により、ジャカルタ市内のごみ収集量、収集率ともに増加しており、有 効性はさらに高まっている。また、生活環境面でのインパクトとしては、事後評価 後も河川への不法投棄・悪臭などの問題は改善傾向にある。
図 1:1 日あたりごみ発生量・収集量および収集率 出所:ジャカルタ市清掃局 (2)道路清掃システムの改善 本事業以前は、大半を人手により行っていたが、道路清掃の効率化を図るため、 本事業で機械式道路清掃車 7 台を導入した。市清掃局によれば、その後 20 台が購 入され、現在 27 台の機械式道路清掃車が稼動しており、毎日早朝、ごみ収集が終 了した頃に道路清掃が実施されている。現地調査期間中に実際に幹線道路を視察 してみると、ごみは少なく道路はかなりきれいな状態であった。 (3)スンテル中継基地の建設1 中継基地では、各所から持ち込まれたごみをおよそ半分に圧縮して、コンテナ に積み替える作業が行われている。ごみ収集車の平均トリップ数は、事業実施後、 いったんは 1-2 回/日から 2.98 回/日へ増加したものの、2008 年の最新値では、 平均 2.0 回/日へと減少している。これは、主に市内の交通渋滞の悪化によるもの と思われる。 ただし、現在の状態と仮にスンテル中継基地がなかった場合とを比較すると、 運搬経費(ガソリン代)は、中継基地の存在により大幅に節約できていると思わ れる。 事後評価調査の段階では、2001 年の同基地のごみの平均処理量は、1,660 m3/ 日であったが、最新の数字では、3,447 m3 /日(2008 年)にまで増加している。 すなわち、最大処理能力(6,000m3 /日)と比べると、6 割程度の処理量にとどまっ ているものの、事後評価時に比べ状況は大幅に改善されており、実質処理能力の 上限値(4,000m3/日)に迫っている。その理由として、ジャカルタ市清掃局によ 1 事後評価時に稼働していたもうひとつの中継基地チャクンは、本調査時点では中継基地 としての役割を終え、現在、持ち込まれるごみの分別・再利用やコンポスト化(生ごみ・ 落ち葉や下水汚泥などを発酵腐熟させて堆肥にすること)を行っている。 事 業 前 事 業 後
れば、収集車両数の増加による中継基地へのごみの搬入量の増加、1 日当たり処理 量の増加2 が挙げられる。 (4)ブカシ最終処分場の整備 ブカシ最終処分場では、各所から運びこまれたごみの衛生埋立を行っているが、 同処分場の処理(埋立)量は増加し続けており、2001 年に平均 20,154 m3/日のご みをジャカルタ市より受け入れていたが、2007 年の処理量は 26,962 m3/日に達し ている3。これは、中継基地から搬入されるごみとジャカルタ市内各所から直接持 ち込まれるごみの両方が増加していることによる。図 2(次ページ)は、ごみの発 生源から最終処分場までの処理のフローを量的に分析したものである。 しかし、ごみは分別収集がなされないまま処分場に搬入されるため、スカベン ジャー4が定着し、ごみの分別・収集作業を行うことを誘発しやすい状況となって いる。このスカベンジャーの存在が円滑なごみ処理や覆土作業を困難にしており、 作業に時間がかかるため、当初予定された即日覆土ではなく、週に 1 回程度のペ ースとなってしまっている。5 また、ごみを搬入するトラックはひどいときは数時間積み降ろしを待たされる 状態であり、1 日当たりの処理量は限界に近い。 2 職員の勤務体制が、事後評価時には 1 シフト体制であったのが、今回調査時点では、2 シフト体制が実施されていた。 3 事後評価報告書に記載された処分場の設計処理能力(14,000 m3/日)をはるかに超えて いるが、処理とはいっても基本的には、ごみの埋立作業であるので、処理能力の水準は、 処分場の寿命の設定や作業時間の変更等に左右される。 4 ゴミ処分場の近くに住み、廃品の回収・販売などを行うことにより生計を立てている 人々 5 スカベンジャーによる作業は危険であり、2006 年には死亡事故が起きているなど、依然 として問題は解決されていない。
(5) 受益者による評価
事後評価後のごみ収集システムの変化を把握するため、事後評価時の調査方法 を踏襲し、本事業の主たる対象地域であるジャカルタ市中央区及び北区より選定 した 4 郡(中央区:Tanah Abang、Cempaka Putih、Johar Baru/北区:Pandemangan) にて、市清掃局の協力を得て、各郡の住民より無作為に抽出した 200 人(公務員、 会社員、自営業者、一般住民等)に対して、面接にて質問票調査を実施した。結 果の概要は、以下のとおり。 ・ ごみ収集システムの状況については、郡により程度の差はあるものの、5 割か ら 8 割程度(全体の平均は、62%)の住民が、事後評価時点からさらに「改 善した」と回答している6 。 「改善した」と回答した住民は、具体的な理由と 6 「改善した」「変わらない」「悪くなった」の 3 段階評価による。
して、「ごみ収集の頻度の向上」や「ごみ収集の日時の正確さの向上」を挙げ ている。こうした回答は、冒頭の図 1 で見たゴミ収集率の向上を裏付けるもの である。 ・ 現在のごみ収集サービスに対する満足度を尋ねたところ、「非常に満足」「満足」 「やや満足」という回答の合計が 88%を占めた。これは、事後評価時とほぼ 同水準である。 2.2 インパクト 事後評価後の環境に対するインパクトの変化について把握するため、受益者意 識調査を実施した(上記の質問票調査の一部)。概要は、以下のとおりであり、「近 隣河川の水質」を除き、全体としては改善傾向にある。 表 1:項目別の本事業によるインパクト(事後評価以降) 単位:% 項目 改善した 変わらない 悪化した 不法投棄 56 33 11 近隣河川の水質 28 42 31 害虫 42 39 20 悪臭 62 26 13 出所:質問票調査 本事業で建設・整備した施設の周辺環境に与える影響という面では、スンテル 中継基地については、最も近接している居住地で事業実施以前から住んでいる住 民に聞き取りを試みた結果、騒音や振動については問題なく、悪臭に関しても許 容範囲内であるとの印象を受けた。実施機関の環境モニタリングの結果において も、大気や騒音は許容範囲に収まっているとのことである。 ブカシ最終処分場については、事後評価時に報告されたような煙の問題はなか った。ただ、同処分場を取り巻く 3 つのコミュニティーのうち 1 つでコミュニテ ィリーダーに聞き取りを行ったところ、処分場からの悪臭や、施設の影響による 地下水汚染の可能性、また大雨の際の排水溝(施設内から近隣の水田地帯につな がっている)からの洪水による水田の汚染の可能性が指摘され、事態の改善の要 望が示された。これは、上述の通り、即日覆土作業が行えないことが主な要因に なっていると考えられる。同時に、同処分場に関連して市清掃局から受けている 便益としては、道路整備・学校建設・補償金の受領などが挙げられた。 こうした聞き取りの結果を市清掃局の担当者に伝えたところ、個々の苦情や要 請に関しては、逐一対応してきており、毎月 1 回、ジャカルタ市清掃局・ブカシ 市・地域住民の 3 者で協議を持っているとのことであった。 なお、実施機関のモニタリング報告書によれば、近隣住民の使用する地下水に ついては、一定レベルの大腸菌が検出されており、全く問題ないとはいえない状
況である。また、敷地内の処理済み浸出液の指標にも一部分、国の定める基準値 を超えるものがある。 なお、ごみ問題に関する住民の意識向上も重要であるとの観点から、事後評価時 から引き続き、住民啓発活動が展開されており、ジャカルタ市清掃局によれば、 市内の各所で 3R (Reduce/Reuse/Recycling) に関する啓発活動が始められている とのことで、具体的に活動拠点として計 24 カ所のリストが提示された。 先の質問票調査を実施した 4 郡のうち、Cempaka Putih がこの 24 カ所に含まれて いるが、清掃活動への参加及びリサイクル活動への取り組みに「参加している」 とする回答が、右郡では特に高く、啓発活動が一定程度効果を上げているものと 思われる。 また、受益者調査対象 4 郡の回答において、清掃活動へ「参加している」とする 回答率は事後評価時の 46%から 98%にまで上昇し、リサイクル活動への取り組み も 8%から 37%にまで高まっている。また、ごみ収集料金を支払っているかという 問いに対し、90%の回答者が支払っていると回答しており、ごみ収集料金の支払 い状況も事後評価時より引き続き良好である。 ただし、各所で行われている住民への啓発活動はまだ、ジャカルタ市全体の取り 組みにはなっていない。加えて、実際のごみの収集方法としては、分別収集では なく全部一括の収集であるため、ごみには再利用できたりコンポスト化できるも のも多量に含まれ、結果的に中間および最終処分場に負担がかかる形になってい る。 2.3 持続性 2.3.1 実施機関 2.3.1.1 運営・維持管理の体制 2.3.1 実施機関 2.3.1.1 運営・維持管理の体制 実施機関の名称が、事後評価時の「居住・地域インフラ省都市開発総局」か ら、それ以前の名称の「公共事業省居住総局」に戻されたのみで、組織構造そ のものは、事後評価時より変わっていない。責任体制については、ごみ収集車 及び清掃車の維持管理は各地区が、スンテル中継基地はジャカルタ市清掃局の 技術管理部が事後評価時より引き続き担当しているが、ブカシ最終処分場の運 技術・体制面では特に問題はなく、事後評価時に懸念されていた財務的な持続性も、 実施機関全体の財務体質の強化により改善されている。しかし、実施機関としては、 既存施設の処理能力の限界を認識し、既に中継基地の増設や最終処分場の機能強化 の計画を立案し、実施に向けて準備中である。
営維持管理は、同清掃局の有害廃棄物処理局(事後評価時)から技術管理部へ 変更されている。 ジャカルタ市清掃局の総職員数は、事後評価時点の 3,988 人 から 2,728 人にまで減少している。これは、最近、清掃局が職員の新規雇用を 一切控え、定年退職者の補充をしていないことによる。また、一部業務の民間 委託がなされている。清掃局によれば、外部への業務委託部分を含めて考えれ ば、現在の人員体制で業務遂行上、特に不足はない。 2.3.1.2 運営・維持管理における技術 スンテル中継基地では、本事業実施時から在籍している技術者が若い技術 者に技術移転を OJT で行っている。マニュアルも完備しているため、特別に 外部で訓練を受けさせる必要はないとのことであり、特に問題なく運営がな されているように思われた。ブカシ最終処分場では、埋め立て作業の外部委 託がかなりの程度進んでおり、民間セクターが運営の技術面を支えている。 民間委託により外部の経験のあるオペレーターが運営しており、28 人のオペ レーターのうち 20 人が外部から派遣されているとのことである。 2.3.1.3 運営・維持管理における財務 ジャカルタ市財務状況の改善(経済成長による税収増)と市当局のごみ問 題の重視姿勢により、最近 3 年間は清掃局の総予算額は増加傾向にあり、2007 年の数字で、総予算額は 2001 年の 2 倍以上に膨らんでいる。維持修繕費につ いても、同期間で倍近く伸びている7。こうした事情もあり、清掃局では、事 後評価時点に指摘されたような業務に影響する資金不足の問題はない。現在 の規模の維持管理予算は今後も維持される見込みである。 2.3.2 運営・維持管理状況 既に本事業実施から 5 年以上が経過しているため、本事業により調達された ものに限定した機材すべての維持管理状態の詳細は不明である。ただし、清掃 局保有の資機材全体の維持管理状態は良好であり、調達機材に関しても特に問 題ないものと思われる。 スンテル中継基地については、日常の機材の維持管理活動は、軽度の修理作 業が 3 カ月ごと、重度の修理作業が年 1 回程度行われている。維持管理は、メ ーカーのマニュアルにしたがって実施されており基地内の維持管理課が担当 している。 ブカシ最終処分場に関しては、機材は 100%レンタルされているため、機材 の維持管理は行っていない。業者による機材の維持管理状態は、処分場の管理 7 ジャカルタ市清掃局の経常予算実績表(使途別)によれば、2001 年の維持修繕費予算が 約 1564 億ルピアであったのが、2007 年には約 2790 億ルピアにまで増加した。
者によれば、満足できる水準にあるとのことであった。 上記のように施設の運営・維持管理については特に問題ないが、ジャカルタ 市清掃局によると、このままのペースでいくと、ブカシ最終処分場が処理でき るごみの量は 840 日分程度とのことであり(2008 年 1 月の段階)、ごみ処理施 設の能力拡充が喫緊の課題である。8 これへの対応として、ジャカルタ市清掃局は、現在機能している唯一の中継 基地であるスンテルに加え、市内に 4 つの中継基地を建設する計画を持ってお り、また唯一の最終処分場である、ブカシ最終処分場についてもごみ処理能力 の増強を図るプロジェクトを検討している。具体的には、分別によるごみの再 利用やコンポストの導入、さらにはごみの埋立面積の拡大により同処分場の稼 働期間の長期化を計画している。 3.結論及び教訓・提言 3.1 結論 ごみ収集車両の追加や十分な予算措置による維持管理体制の充実などの実施機 関の努力により、事後評価時点以降の有効性は高まり、インパクトもさらに増大 している。一方、施設の周辺環境については、スンテル中継基地については特に 問題はなかったものの、ブカシ最終処分場において即日覆土作業が行えないこと が主な要因となって、地下水汚染や大雨の際の汚水の田畑への流入の可能性を懸 念する声が地域住民から寄せられている。持続性に関しては、施設の運営・維持 管理については特に問題なく、財務面での弱さも改善されている。ただし、既存 の処分場の処理能力は限界に近づいているため、増加するごみ量への対応として、 中継基地・最終処分場とも増設や能力強化が既に計画されている。 3.2 提言 「実施機関・ジャカルタ市清掃局に対して」 1) 増加するごみ量の対応として、既にジャカルタ市清掃局が取り組んでいるごみ 処理能力向上のための中継基地の増設やブカシ最終処分場の機能の強化(ごみ の分別実施によるコンポスト化など)を着実に実施していくことが重要である。 2) ブカシ最終処分場に関しては、ネガティブなインパクトを緩和するための措置 がこれまでも講じられているものの、臭気や地下水の質に関する地域住民の不 満がある。引き続き、ジャカルタ市清掃局は彼らとの対話を続け、適切な対応 を取るとともに十分な説明を行うことが望まれる。 8 事後評価報告書では、ブカシ市によるごみ受け入れの是非が、ジャカルタ市・ブカシ市 間で政治問題化しているとの指摘があったが、現時点においては、ジャカルタ市・ブカシ 市間の協定は毎年更新されており、ブカシ市のごみ受け入れ姿勢は継続している。
3) ブカシ最終処分場にスカベンジャーが定着しないよう、また、ごみ輸送コスト の削減のためにも、既に一定の成果を収めているジャカルタ市民への啓発活動 をさらに面的に展開し、地域全体として、ごみを分別して処理するシステムを 構築することが望ましい。 4) 本事業で建設された諸施設に関しては、2008 年 5 月に制定された一般廃棄物管 理法に則った形での処分場管理が求められる。 3.3 教訓 「インドネシア各都市・固形廃棄物関連部署に対して」 3.2. 提言 3)に記載のとおり、本事業のような廃棄物処理事業を実施する際には、 最終処分場にスカベンジャーが定着しないよう、また、ごみ輸送コストの削減の ためにも、関係市民への啓発活動を展開し、地域全体としてごみを分別して処理 するシステムを構築することが望ましい。
主 要 計 画 / 実 績 比 較 項 目 計 画 実 績 ① 事 業 範 囲 1 ご み 収 集 シ ス テ ム の 改 善 1.1 収 集 車 の 調 達 1.2 コ ン テ ナ ー の 調 達 1.3 関 連 資 機 材 の 調 達 2 道 路 清 掃 シ ス テ ム の 改 善 2.1 道 路 清 掃 車 の 調 達 3 ス ン テ ル 中 継 基 地 の 建 設 4 サ ブ ワ ー ク シ ョ ッ プ の 建 設 4.1 サ ブ ワ ー ク シ ョ ッ プ の 建 設 4.2 関 連 資 機 材 の 調 達 5 ブ カ シ 最 終 処 分 場 の 建 設 5.1 最 終 処 分 場 ゾ ー ン 1 の 改 良 5.2 最 終 処 分 場 ゾ ー ン 2 の 建 設 5.3 作 業 車 両 の 調 達 6 コ ン サ ル テ ィ ン グ サ ー ビ ス 161 台 140 台 6 台 7 台 日 処 理 能 力 : 1,500 ト ン 1 箇 所 一 式 1 ゾ ー ン 12.5 ha 13 台 外 国 人 : 96M/M 現 地 人 : 243M/M 193 台 同 左 7 台 同 左 同 左 同 左 同 左 3 ゾ ー ン 7 ha 11 台 外 国 人 : 123 M/M 現 地 人 : 440 M/M ② 期 間 1 LA 調 印 2 コ ン サ ル タ ン ト 選 定 3 コ ン サ ル テ ィ ン グ サ ー ビ ス 4 調 達 5 入 札 ・ 土 木 工 事 ( 内 、 土 木 工 事 ) 1993 年11 月 1993 年 6 月 - 1994 年 5 月 1994 年 6 月 - 1997 年 5 月 1995 年 1 月 - 1997 年 3 月 1993 年 9 月 - 1997 年 5 月 (1995 年 4 月 - 1997 年 5 月) 同 左 1994 年 4 月 - 1995 年 2 月 1995 年 3 月 - 2000 年 7 月 1996 年 7 月 - 2000 年 7 月 1995 年12 月 - 2000 年 7 月 (1996 年 7 月 - 2000 年 7 月) ③ 事 業 費 外 貨 内 貨 合 計 う ち 円 借 款 分 換 算 レ ー ト 890 百 万 円 3,655 百 万 円 ( 現 地 通 貨 61,946 百 万 Rp.) 4,545 百 万 円 3,863 百 万 円 1Rp. = 0.059 円 ( 1993 年 4 月 ) 1,076 百 万 円 1,904 百 万 円 ( 現 地 通 貨 89,576 百 万 Rp.) 2,980 百 万 円 2,757 百 万 円 1Rp. = 0.021 円 ( 事 業 期 間 中 の 加 重 平 均 )