序
著者 上道 直夫
雑誌名 独逸文学
巻 12
発行年 1967‑02‑20
URL http://hdl.handle.net/10112/00017911
序
関西大学独逸文学会の機関誌であるこの「独逸文学」が溌刺とした研究 意欲をもって創刊されたのは昭和33年5月であった。その第10号(昭和39 年12月)は当時の会長内藤好文教授の序文をかかげて今は亡き高尾国男教 授の古稀祝賀記念に当てられたのであった。そして今ここにこの第12号は まことにささやかではあるが,私たちは内山貞三郎,内藤好文両教授の古 稀を心からお祝い申しあげ, これを両教授の長い学究生活とその業績に対 する私たちの畏敬として捧げようとするものである。この第12号は編集委 員会の議に従って内山教授古稀記念号と内藤教授古稀記念号の2冊にわけ て編集されている。そして両教授の履歴と業績の詳細はそれぞれ別個に掲 載されると思われるので私はここではこれらにふれないし, また両教授の ドイツ文学・ ドイツ語学界にのこされた幾多の功績は今さら私の言葉など を必要とはしない。ただ特にこの機会に衷心より両教授に感謝申しあげて おきたいことは大学院文学研究科独逸文学専攻の創設とそれ以来の両教授 の絶大など尽力である。そして私たちは今後とも私たちの独逸文学会のた めにご指導ご協力を賜わるよう懇願申しあげるとともに,両教授のご健勝 を切に祈念するものである。
昭和42年1月10日
関西大学独逸文学会々長
上道直夫