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Microsoft Word - 01_回答一覧

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衆議院選挙における「障害者福祉施策に関する公開質問状」の

回答の公開

11月20日付けで、聴覚障害者制度改革推進中央本部から第46回衆議院選挙の各立 候補者へ、公開質問状を送付することになりました。との連絡を受け、22日(木)に 自由民主党・民主党・日本共産党・社会民主党へ「公開質問状」を送付しました。その 結果、次のような回答が届きましたので、ご報告いたします。 1.障害者総合支援法について 障害者福祉は利用者負担なしで、全国共通の仕組みを作るべきだと思います。この度、 成立した障害者総合支援法には「視聴覚障害者の意思疎通支援事業」が含まれましたが、 地域間格差や不十分な予算措置等の問題は依然として残ったままです。障害者総合支援 法は施行後3 年以内に検討事項と附帯決議の具体化を決めています。 今後の障害者総合支援法の見直しや拡充に対するご見解をお聞かせください。 【自由民主党】・・・石﨑 徹 氏(第1選挙区) ・今後は、障害者総合支援法の見直し・拡充等を行って、地域間格差や不十分な予算 措置等の問題を解消するべき。 【民主党】・・・黒岩 宇洋 氏(第3選挙区) ・障がい者は、誰でもいつでもそうなる可能性があるものなので、「普通の生活」を するための出費については、国民全体が負担すべきものと考えます。その方向に向 かって総合支援法を見直して、支援を拡充する方向に向けるよう努力するつもりで す。 【民主党】・・・西村 智奈美 氏(第1選挙区) ・障害者総合支援法では、障害の定義に難病等を追加し、重度訪問介護の対象者の拡 大、ケアホームのグループホームへの一元化が実施されることになったが、残され た課題も多い。すでに見直しに向けて議論が始まっているが、当事者の参画を引き 続き得ながら進めていく必要がある。 【日本共産党】 ・障害者福祉は、利用者負担なしで全国共通のしくみを作るべきであり、生存権理念 にてらしても当然のことです。障害者総合支援法は、政府が廃止するとしていた「障 害者自立支援法」となんら変わりなく、抜本的に見直すべきです。障害者総合福祉 法を実現し、障害者予算を引き上げ、地域間格差をなくした共通のしくみを作りま す。 【社会民主党】・・・渡辺 英明 氏(第2選挙区) ・2009 年に政権交代を果たした民主党政権は、障害者自立支援法違憲訴訟団の「障

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害者自立支援法は憲法違反である」という提起を正面から受け止め、障がい者制度 改革推進会議の議論を通し、新法をつくることを約束し、平成22年6月に障害者 総合福祉法(仮称)の制定を閣議決定しました。そして昨年8月には障がい者制度 改革推進会議総合福祉部会において「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部 会の提言」がまとめられました。 しかし、障害者自立支援法にかわる障害者総合支援法案は、骨格提言がほとんど反 映されていないものとなり、訴訟上の和解において元原告と国が交わした合意を国 が無視したと言わざるを得ないものになりました。 社民党は、障害者総合支援法案には、こうした理由から反対しました。 今後は総合福祉部会が取りまとめた骨格提言を同法に反映させるよう全力で取り 組んでいきます。 2.市町村等のコミュニケーション支援事業について 市町村では、手話通訳者、要約筆記者の派遣事業が必須事業とされていますが、派遣 条件(利用条件)が自治体で異なる現状では、身体障害者手帳を持たない聴覚障害者、 聴覚に障害のあるものと意思疎通の必要のあるものなど誰でもが自由に利用できる制 度には至っておりません。また盲ろう者に対する通訳・介助者の養成、派遣事業が都道 府県でも必須化されていません。 同じ国民でありながら、居住する市町村によって受けるコミュニケーション支援の範 囲や内容が異なってしまう現状について、どのようなご見解をお持ちですか。 【自由民主党】・・・石﨑 徹 氏(第1選挙区) ・すべての国民は可能な限り同じサービスを受けられる権利を持っていると考える。 そのため、障害者の方々がどの市町村に居住していてもコミュニケーション支援の 範囲・内容を等しく受けられるよう国は整備していくべき。 【民主党】・・・黒岩 宇洋 氏(第3選挙区) ・このような取り組みが遅れている地域が多いと感じています。地方分権よって市町 村におりてきたのが、この障がい者福祉の分野です。国や県が支援をするという形 で遅れた自治体がなくなるよう努力していくことが求められると考えます。折角分 権でおりてきた分野を国に戻すことは得策ではないと考えています。 【日本共産党】 ・コミュニケーション支援は、聴覚障害者にとってなくてはならない基本的な支援で す。現在、自治体間で格差が生まれている大きな要因は、国が地域生活支援事業予 算を抑えていることにあります。身体障害者手帳を持たない方でも、支援を必要と する人が使える包括的な支援となるよう、国は十分に予算を配分すべきです。 【社会民主党】・・・渡辺 英明 氏(第2選挙区)

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・コミュニケーション支援事業は、障害者自立支援法の地域生活支援事業に含まれる ものです。この地域生活支援事業は、その内容を基本的に市町村が定めるものとな っており、そのため各自治体によってサービスの範囲や内容に違いが生じています。 社民党としては、聴覚障害者への情報提供を保障する根本的な事業であることから、 どこに住んでいても同じサービスが受けられるよう見直しを求めていきます。 3.意思疎通支援従事者(手話通訳者等)派遣事業で、派遣の連絡調整業務を遂行する コーディネーターの役割は非常に大きなものがありますが、この設置が義務化されてい ないこと、専門性の高い意思疎通支援従事者および派遣コーディネーターが市町村、都 道府県で身分保障の根幹となる報酬が保障されていない現状をどうお考えですか。 【自由民主党】・・・石﨑 徹 氏(第1選挙区) ・コーディネーターの役割を十分に認識し、設置の義務化、十分な報酬の確保を図っ ていくべき。 【民主党】・・・黒岩 宇洋 氏(第3選挙区) ・意思疎通支援従事者、派遣コーディネーターがあらゆる自治体に存在できるために は、その方々の報酬が保障されることが必要条件であると考えます。今後の見直し の中で、そのことの必要性を主張して行きたいと考えます。 【日本共産党】 ・意思疎通支援従事者やコーディネーターの役割は非常に大きなものであり、設置を 義務化すべきです。また、その専門性にふさわしく、報酬を補償すべきです。 【社会民主党】・・・渡辺 英明 氏(第2選挙区) ・手話通訳者派遣事業として通訳者が配置されていない自治体があったり、その報酬が 保障されていないということは、聴覚障害者への情報提供のみならず、生存権までも 脅かされる重大な問題だと認識しています。 各自治体において制度が充実されるよう、国としてしっかりとした支援を行っていき ます。 4.行政機関では、聴覚障害者が自分の希望するコミュニケーション手段を使ってのサ ービスの提供を受けるに至っていない現状があります。国民である以上、障害の有無に かかわらず行政のサービスを受けられるべきであり、それを提供する義務が行政機関に はあると考えます。例えば、情報アクセスのバリア解消のため、都道府県市町村の福祉 事務所等に手話で相談できるケースワーカー等の相談員の配置や地方自治体の窓口に おける筆談対応の職員研修、手話のできる職員の配置等を推進する必要があると思いま す。行政機関におけるアクセシブルな情報提供について、どのようなご見解をお持ちで す

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【自由民主党】・・・石﨑 徹 氏(第1選挙区) ・全ての国民は障害の有無に可能な限りサービスを得られる権利を持っており、行政 機関にもそれを提供する義務があるのは当然である。よって、行政機関におけるアクセ シブルな情報提供の推進を国として十分に取り組んでいくべき。 【民主党】・・・黒岩 宇洋 氏(第3選挙区) ・あらゆる方が平等に行政から情報提供を受けられるべきと考えます。地方の小さな 自治体で手話通訳者を雇用するという事はとても大変なことなので、いくつかの自 治体が広域で契約をするという形で実現できるのではないかと考えます。ぜひ実現 したいものです。 【民主党】・・・西村 智奈美 氏(第1選挙区) 質問2・3・4について ・改正障害者基本法において国および自治体に「障害者の意思疎通を仲介する者の養 成および派遣等」が図られるよう必要な施策を講じること等、情報の利用における バリアフリー化が義務付け・努力義務付けされた。自治体はこれを受けて対応する べきであるが、未だに取り組みには差異がある現状である。自治体への支援等、取 り組みを促して行く必要がある。 【日本共産党】 ・手話で相談できるケースワーカーを福祉事務所に配置すること、地方自治体の窓口 における筆談対応の職員研修、手話のできる職員配置など、いずれも不可欠な行政 機関の情報提供です。公的機関が先頭にたって、アクセシブルな情報の提供をおこ なうことは、当然実施されるべきものです。 【社会民主党】・・・渡辺 英明 氏(第2選挙区) ・行政サービスを平等にそして円滑に享受することは、国民、市民生活にとって最も基 本となるものであり、各行政機関においてそのための体制整備を図っていかなければ ならないと考えています。 国として、各自治体での体制がスムーズに整えられるよう支援していきたいと考えて います。 5.政見放送への手話通訳、字幕の挿入の義務化、選挙時の情報保障について 5-1)次回の参議院選挙比例代表に字幕付与の方針であるものの、現在は公職選挙法 により、総選挙比例代表区、参議院選挙区は字幕付与もなく、総選挙小選挙区には字幕 付与も手話通訳も政党持込みビデオで政党の任意に任されています。なお、知事選挙に は、手話通訳の付与は実現しておりますが、字幕がありません。 国民でありながら候補者を選ぶ権利、参政権を行使するための情報の入手が制限され ている状況を、貴党はどのようにお考えか、見解をお聞かせ下さい。 5-2)また、このたびの選挙において、政見放送、個人演説会、選挙公報など政見を

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訴える場面において、手話通訳、字幕、要約筆記、盲ろう者向け通訳・介助等の聴覚障 害者・盲ろう者に対する情報保障を実施されますか? 【自由民主党】・・・石﨑 徹 氏(第1選挙区) ・5-1)について 候補者を選ぶ権利、参政権を行使するための情報入手が制限されている状況はゆ ゆしき事態。自民党は手話通訳を導入しており、私の政見放送にも手話通訳を取り 入れている。 ・5-2)について 実施いたします。 【民主党】・・・黒岩 宇洋 氏(第3選挙区) ・5-1)について すべての方が情報を受け取れるように、公費で保障すべきと考えます。現状に対 しては、大変申し訳ない状況であると認識しています。 ・5-2)について 政見放送には手話通訳をつけます。個人演説会についても手話通訳を付ける方向 で考えています。盲ろう者の方々には大変申し訳ないと思いますが、どのような 方法がとれるのか、今のところ分からないのが現状です。 【民主党】・・・西村 智奈美 氏(第1選挙区) ・5-1)について 情報格差はあってはならないと考える。公選法上、不備な点があると思うので、 直していきたい。 ・5-2)について 政見放送、個人演説会では、できるだけ手話通訳をお願いしたいと考えている。 【日本共産党】 ・5-1)について 現状は極めて不十分だと認識しており、これは憲法に反する事態です。早急に公 職選挙法を改正すべきです。 ・5-2)について 日本共産党は、政見放送の全国の総選挙小選挙区の持ち込みビデオにおいて、手 話通訳と字幕の付与を実施しています。 【社会民主党】・・・渡辺 英明 氏(第2選挙区) ・聴覚障害者が正しい情報に基づき選挙を行える環境を整えることは、国としての重 大な責務と考えています。障害者差別禁止法の制定に向けた差別禁止部会の議論の 中にも、選挙における差別禁止がテーマとして上げられています。 こうした法制定に向けた動向を注視しつつ、その環境が整えられるようしっかりと

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取り組んでいきます。 社民党はこの間、政権放送において手話通訳を付けています。 6.障害者差別禁止法について 現在、障害者差別禁止法の制定についての「差別禁止部会」の提言が出されています。 提言では、社会の理解を深めるために「差別」の定義と身近な調停・相談機関の設置な ど紛争解決の仕組みが必要としています。「合理的配慮の不提供」や「不均等待遇」を 差別とするよう求めています。 障害者差別禁止法の制定についてご見解をお聞かせください。 【自由民主党】・・・石﨑 徹 氏(第1選挙区) ・「合理的配慮の不提供」、「不均等待遇」は差別であり、禁止法を制定して行くべ き。 【民主党】・・・黒岩 宇洋 氏(第3選挙区) ・差別禁止部会による提言は、実にすばらしいものであると考えています。合理的配 慮の必要性、不均等待遇をなくすことなど、ぜひ差別禁止法の中に盛り込むべきと 考えます。身近な調停・相談機関の設置により紛争を解決することも大変重要なこ とと考えます。 【民主党】・・・西村 智奈美 氏(第1選挙区) ・現在、厚生労働副大臣として、障害者差別禁止法と足並みをそろえて障害者の雇用 促進を、法改正も見据えながら議論している。いずれも障害者権利条約の批准のた め必要な国内法制をどう作るかという観点から、議論していく。 【日本共産党】 ・実効性のある障害者差別禁止法の制定が不可欠です。総合支援法では、総合福祉部 会による骨格提言がほとんど反映されず、怒りをよびました。そうした暴挙をくり かえることなく、差別禁止部会がまとめた「意見書」にもとづいた法案が提出され るよう求めていきます。 【社会民主党】・・・渡辺 英明 氏(第2選挙区) ・障害者差別禁止法の制定については、大いに期待をしていますし、積極的に推し進 めていきたいと考えています。障害者総合支援法の成立過程において、総合福祉部 会の提言がほとんど反映されなかったという政府、国会において背信的な行為があ りましたが、この件については、差別禁止部会の提言がしっかりと反映された法律 となるよう全力で取り組んでいきます。 7.情報・コミュニケーションを保障する法律・制度の必要性について 障害者福祉以外に医療、福祉全般、教育、司法、就労、放送・通信など社会のあらゆ

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る分野で障害者の情報アクセスやコミュニケーションを保障する法制度は、聴覚障害者 の生命や社会参加を保障するという重要性にも関わらず、確立していません。聴覚障害 者のみならず他の障害者を含めた全国民に必要な仕組みとして情報アクセス・コミュニ ケーション保障を定めた法律が必要であると考えます。 このことについて、どのようにお考えか見解をお聞かせください。 【自由民主党】・・・石﨑 徹 氏(第1選挙区) ・全ての障害者を含めた全国民に必要な仕組みとしての情報アクセス・コミュニケー ション保障を定めた法律を制定するべき。 【民主党】・・・黒岩 宇洋 氏(第3選挙区) ・そのような法律を制定する前にまずは、総合福祉法、差別禁止法の中でできる限り の情報アクセス・コミュニケーション保障を盛り込むべきと考えます。その上で、 そこからこぼれた部分について、新たな法律を作るべきか、見直しで拡充すること は出来ないか検討したらと思います。 【民主党】・・・西村 智奈美 氏(第1選挙区) ・現在は、差別禁止法制定に向けて議論の最中であり、優先度が高い。記載の内容の 法制定は、この先議論すべきと思うが、現時点ではまだ機が熟していないように思 う。 【日本共産党】 ・障害者権利条約第21条「表現および意見の自由ならびに情報の利用の機会」や、 さきの障害者基本法改正による付帯決議の「情報アクセス・コミュニケーションに ついて検討を加え、その結果に基づいて法制度の整備その他必要な措置を講ずるこ と」が記載されていることからも、情報アクセス・コミュニケーションを保障する 法律は必要です。 【社会民主党】・・・渡辺 英明 氏(第2選挙区) ・障害者総合支援法や差別禁止法、また現在策定中の障害者基本計画の内容や運用を検 証しながら、その必要性について多くの関係団体の皆様と議論をし、検討していきた いと考えています。 8.その他 障害者施策について、特に取り組みたいとされていることをお聞かせください。 【自由民主党】・・・石﨑 徹 氏(第1選挙区) ・一つ一つ親密に意見交換させていただきながら、今後国政に障害者の皆様の声を反 映させていきたい。 【民主党】・・・黒岩 宇洋 氏(第3選挙区)

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・無年金障がい者の事を取り組み続けてきました。直接的には学生無年金のことに深 くかかわり、特別給付金を創設させました。ところが、まだ外国人無年金が解決さ れずに残っています。また、特別給付金は、年金の半額でしかありません。年金金 額がすべての無年金障がい者に受けられるようさらに取り組んでいくつもりです。 【日本共産党】 ・応益負担はなくし、福祉や医療を無料にして、障害者のくらしと権利を守ります。 障害者権利条約の批准をすすめるためにも「基本合意」「骨格提言」にもとづく障 害者総合福祉法を制定することが必要だと思います。 【社会民主党】・・・渡辺 英明 氏(第2選挙区) ・在議論が進んでいる差別禁止法を実のあるものとして成立させ、一日も早く障害者権 利条約の批准を成し遂げたいと考えています。 【民主党】・・・田中 眞紀子 氏(第5選挙区) 質問すべてに対する回答 ・田中眞紀子代議士は平成5年初当選以来、機会ある度に地元長岡聾学校を訪問し実 際に触れ合い、また、多くの課題をお持ちになる現場の生の声を聞き続けています。 皆様のご苦労は心痛極まりなく感じております。 基本的な支援はもちろんのこと、サービス等利用計画、地域移行支援、地域定着支 援を踏まえて、聴覚障害者の皆様の社会参加と平等を図るため、促進・福祉向上に 努め各部門の検討、折衝に今後も寄与してまいります。

参照