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お問い合わせ後期臨床研修プログラム作成について 三重県津市江戸橋 三重大学医学部附属病院内三重県地域医療支援センター分室電話 : FAX:

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平成26年 9月

三重県地域医療支援センター

内科専門医

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◯お問い合わせ

後期臨床研修プログラム作成について 514-8507 三重県津市江戸橋 2-174 三重大学医学部附属病院内 三重県地域医療支援センター分室 電話:059-231-5529 FAX:059-231-5114 E-mail:iryousien-c@clin.medic.mie-u.ac.jp 三重県地域医療支援センターについて 514-8570 三重県津市広明町 13 番地 三重県健康福祉部医療対策局地域医療推進課内 三重県地域医療支援センター 電話:059-224-2326 FAX:059-224-2340 E-mail:chiiryo@pref.mie.jp

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1 1 はじめに プログラム運営責任者 ○伊藤 正明 (三重大学 循環器・腎臓内科学 教授) ○片山 直之 (三重大学 血液・腫瘍内科学 教授) ○竹井 謙之 (三重大学 消化器内科学 教授) ○富本 秀和 (三重大学 神経病態内科学 教授) 2 プログラム運営委員  伊勢赤十字病院  いなべ総合病院  小山田記念温泉病院  尾鷲総合病院  紀南病院  桑名市総合医療センター  済生会松阪総合病院  市立伊勢総合病院  市立四日市病院  鈴鹿回生病院  鈴鹿中央総合病院  武内病院  遠山病院  名張市立病院  松阪市民病院  松阪中央総合病院  三重県立志摩病院  三重県立総合医療センター  三重大学医学部附属病院  三重中央医療センター  四日市羽津医療センター 3 目的 日本内科学会では、総合内科専門医の医師像として「地域医療、外来診療にあっては レベルの高い一般・総合内科専門医,病棟においては患者の診断,治療において総合的 に判断できるレベルの高いホスピタリストとして,地域医療ネットワーク,病院内の医 療チームの要として機能する一般・総合内科の指導医であり、さらに,これらを実践で きる医師の教育や方法論研究を担える能力を有する教育医・研究医・指導医である」と 詳細については後述の各病院資料参照

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2 まとめられています。本プログラムでは日本内科学会総合内科専門医の取得を基本とし て、将来、三重県の地域医療を担う内科医として、また、各内科専門領域に進む際には そのステップとしてのキャリア形成を支援します。 4 取得できる専門医資格等 日本内科学会認定内科医 (最短で卒後3年にて受験資格) 日本内科学会総合内科専門医(最短で卒後6年にて受験資格) 基盤学会としての日本内科学会認定内科医、総合内科専門医資格が取得できます。 また、日本内科学会認定内科医資格取得後、各学会(日本循環器学会、日本腎臓学会、日 本血液学会、日本臨床腫瘍学会、日本消化器病学会、日本神経学会等)が定める認定修練 施設等において、所定の修練期間ののちに専門医資格取得の認定審査を受けることがで きます。 5 目標 以下の症例経験を最低限とし、さらに本人の専攻予定領域を踏まえた希望をもとに適宜、 プログラム運営委員等の協力のもと個別に設定します。 ○日本内科学会認定内科医資格取得にあたり入院担当が必要な症例 ・内科9分野(消化器,循環器,内分泌・代謝,腎臓,呼吸器,血液,神経,アレルギー・膠 原病,感染症)からの 13 症例 ・外科転科症例2症例 ・救急室来院時から診療を担当した内科症例2症例 ・剖検を行った1症例 ・学会や研究会での口頭発表症例1症例 ○日本内科学会総合内科専門医資格取得にあたり入院担当が必要な症例 ・内科9分野(消化器,循環器,内分泌・代謝,腎臓,呼吸器,血液,神経,アレルギー・膠 原病,感染症)からの 18 症例 ・外科転科症例2症例 ・剖検症例2症例 6 特徴 大学医局のバックアップのもと、三重県下の基幹病院のみならず、地域医療・へき地 医療を担う病院を、個人の希望や適性に合わせてローテートしながら研鑽をつむことが 可能です。 個人の能力の向上はもとより、三重県での地域に根差した医療も経験することで全人 的な成長を促し、総合的な内科臨床医としての能力を身に付け社会に貢献するとともに、 個人の希望及び能力によっては各分野の専門家として先進医療を担い、また、よき指導 医として後進の教育にあたり医学の発展に寄与できる医師となることを目標とします。

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3 また、これら目標を達成するために専門医資格取得と併せて三重大学大学院への入学 や、海外、国内留学も修練状況等を考慮しながら、三重大学内科系の各講座の協力のも と可能な範囲でサポートします。 7 研修カリキュラム 2年間の初期臨床研修後に効率的に日本内科学会認定内科医に続いて日本内科学会総 合内科専門医の資格取得が可能となるよう、教育病院あるいは教育関連病院を中心に、 原則1施設1年以上のローテート研修を行い、上記受験資格に必要かつ十分な診療経験 (担当症例数等)が可能なように、プログラム委員会が本人の希望及び適性も踏まえな がらカリキュラムを制定します。 ただし、各医療機関の事情により、調整の結果、本人の希望通りとならない場合があ ります。 上記資格取得後等、本人の希望に応じ、各内科専門領域の修練が可能なように個別の カリキュラムも用意します。 また、希望に応じ教育病院および教育関連病院以外の医療機関での修練も可能です。 専門医資格取得を目指しつつ、三重大学大学院博士課程への入学も可能です。また、 カリキュラム中の三重大学内科系の各講座入局を積極的にお勧めします。この場合のロ ーテーションに関しては個人の希望や適性を踏まえつつ、各講座や所属大学院との調整 のもとに地域医療支援センターにてコーディネートを行います。 転居、出産、体調不良等にてカリキュラムの変更が必要な場合には地域医療支援セン ターにて個別にコーディネートを行います。 8 研修スケジュール 下記「研修可能な病院及び区分」を参照。 後期1~4年目(卒後3~6年目)の期間、基本的なローテーションとして、「B病 院群」→「D病院群」→「C病院群」→「A病院群」の各区分の病院で、それぞれ1年 間勤務します。 大学は後期5年目(卒後7年目)以降にローテーションできます。ただし、後期1~ 4年目(卒後3~6年目)にローテーションする場合は、「A病院群」扱いとなります。 日本内科学会の認定教育施設に含まれていない病院での地域医療研修等を希望する場 合も研修が可能な場合があります。 大学院入学の時期については、初期・後期のいずれの研修中でも可能な場合がありま すのでご相談ください。

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4 研修可能な病院及び区分 区分 施設名 認定教育施設 ●大学病院 ◎教育病院 ○教育関連病院 A病院群 (3 病院) 市立四日市病院 ◎ 三重大学医学部附属病院 ● 伊勢赤十字病院 ◎ B病院群 (7 病院) 桑名市総合医療センター ◎ 三重県立総合医療センター ◎ 鈴鹿中央総合病院 ◎ 松阪中央総合病院 ◎ 済生会松阪総合病院 ◎ 松阪市民病院 ◎ 市立伊勢総合病院 ◎ C病院群 (7 病院) いなべ総合病院 ○ 四日市羽津医療センター ○ 鈴鹿回生病院 ○ 三重中央医療センター ○ 小山田記念温泉病院 ○ 武内病院 ○ 遠山病院 ○ D院群 (4 病院) 名張市立病院 ○ 尾鷲総合病院 ○ 紀南病院 ○ 三重県立志摩病院 ○ A病院群:認定教育施設のうち500床以上の中核病院(教育病院・大学病院に限る) B病院群:認定教育施設のうちA病院群以外の教育病院 C病院群:認定教育施設のうちA病院群、B病院群、D病院群以外の病院 D病院群:専門研修ができる地域の医療機関

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5 (後期臨床研修) 1年目 (卒後 3年目) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 (例)◯◯病院 内科(B院群) 2年目 (卒後 4年目) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 (例) ◯◯病院 内科(D院群) 3年目 (卒後 5年目) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 (例)◯◯病院 内科(C院群) 4年目 (卒後 6年目) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 (例)◯◯病院(A病院群)↑内科専門医試験受験(9月頃) 5年目 (卒後 7年目) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 大学(4診療科より複数選択可) 6年目 (卒後 8年目) ~ 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 国内・海外留学、大学院、サブスペシャリティ資格取得 等

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6 9 研修病院の紹介  伊勢赤十字病院  いなべ総合病院  小山田記念温泉病院  尾鷲総合病院  紀南病院  桑名市総合医療センター  済生会松阪総合病院  市立伊勢総合病院  市立四日市病院  鈴鹿回生病院  鈴鹿中央総合病院  武内病院  遠山病院  名張市立病院  松阪市民病院  松阪中央総合病院  三重県立志摩病院  三重県立総合医療センター  三重大学医学部附属病院  三重中央医療センター  四日市羽津医療センター 10 研修病院の症例実績 病院名 症例 消化器 循環器 内分泌・代謝 腎臓 呼吸器 血液 神経 アレルギー・自己免疫性 疾患 感染症・中毒 剖検数 入院数(延べ人数) 詳細については後述の各病院資料参照 詳細については後述の各病院資料参照

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7 11 プログラム募集人員及び選考 (募集人員) 毎年度15名程度 (選考) 書類確認及び面談により決定 12 処遇 原則として各病院の常勤医として採用されます。 給与その他の処遇は、それぞれの病院の規定に従います。 13 プログラム終了後のフォローアップ プログラム終了後、県内病院への就職、サブスペシャリティ資格の取得、大学院入学、 国内・海外留学などを希望する場合は、個別に相談に応じます。 14 プログラムに関する問い合わせ窓口 三重県地域医療支援センター分室 514-8507 三重県津市江戸橋 2-174 三重大学医学部附属病院内 電話:059-231-5529 FAX:059-231-5114 E-mail:iryousien-c@clin.medic.mie-u.ac.jp

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【伊勢赤十字病院】

2 プログラム運営委員 大西孝宏 (伊勢赤十字病院 腎臓内科部長) 略歴 平成元年 三重大学医学部卒業 第一内科入局 平成2 年 山本総合病院内科 内科医員 平成3 年 4 月~6 月 茅ヶ崎徳洲会病院 内科 平成3 年 7 月~平成 8 年 12 月 三重大学附属病院 第一内科医員 平成9 年 1 月~ 山田赤十字病院(現伊勢赤十字病院) 循環器科 医員 平成20 年 4 月~ 同腎臓内科部長兼血液浄化センター長 資格 日本内科学会総合内科専門医 日本腎臓学会指導医 日本透析学会指導医 所属学会 日本内科学会 日本腎臓学会 日本透析学会 日本糖尿病学会 日本リウマチ学会 アメリカ腎臓学会 国際腎臓学会

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9 9 研修病院の紹介 研修医の先生方へ 当院は地域の基幹病院として地域完結型医療を目指し頑張っております。当院の特徴は 3 つあります。一つは高度救命救急センターを有しており非常に沢山の症例を勉強でき ること、二つ目は、内科系は各専門科に分かれておりますが、優秀な指導医のもと、非 常に多くの疾患が経験できます。また各科に分かれていますが、風通しがよくデスカッ ションしやすい環境であり、H25 年 4 月からは総合内科外来も始めました。三つ目は、 非常に熱心なコメデイカルが多くチーム医療が実践できます。当院は、先生方のキャリ ア形成に役立つ後期研修プログラムを提供させていただきますので是非伊勢の地で実力 をつけてください。お待ちしています。 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 伊勢赤十字病院 消化器 1,531 循環器 1,859 内分泌・代謝 348 腎臓 414 呼吸器 1,129 血液 312 神経 244 アレルギー・自己免疫性疾患 49 感染症・中毒 252 剖検数 8 入院数(延べ人数)内科系 6,770 入院数(延べ人数)全体 16,843 その他の内科系症例数 632 ●内科系入院のみの症例数

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【いなべ総合病院】

2 プログラム運営委員 埜村 智之 (いなべ総合病院 副院長・内科) 取得資格 総合内科専門医 消化器病専門医 肝臓病専門医 消化器内視鏡専門医 がん治療認定医 略歴 昭和59 年 名古屋市立大学卒業 名古屋市立大学第一内科入局 昭和60 年 国立恵那病院内科勤務 平成2 年 米国トーマス・ジェファーソン大学病理学教室留学 平成5 年 名古屋市立大学助手 平成6 年 消化器病専門医取得 平成6 年 消化器内視鏡専門医取得 平成8 年 医学博士取得 平成9 年 肝臓病専門医取得 平成15 年 名古屋市立大学講師 平成17 年 総合内科専門医取得 平成17 年 いなべ総合病院副院長 平成21 年 がん治療認定医取得 メッセージ どの専門医を取得するとしても、幅広い内科的知識がなくては、専門領域も深めるこ とはできないと思います。当院では垣根のない内科医で構成された、プライマリーケア もできる専門医を目指しています。専門知識があるからプライマリーが診れ、プライマ リーが診れるから、専門知識が生きる診療を目指しています。総合内科医も初期研修医 の教育に力をそそいであり、絶えず、巨視的な観点から疾患を検討できる環境が用意さ れています。

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11 9 研修病院の紹介 当院は全220 床の中規模病院で、内 85 床が内科病床です.内科医は常勤 8 名、非常勤 5 名で消化器,循環器,呼吸器専門医が常勤しており,内科学会,消化器病学会,消化器 内視鏡学会、循環器学会,呼吸器学会の研修指定を受けています.後期研修における診 療内容は内科全般に渡りますが,後期研修では,特に初期研修で培った基礎的な診断, 検査,治療能力をより専門的に高めるために,指導医の指導の下,担当患者の診察を一 人で行います.入院患者は約10 名で忙しすぎず、自分のペースで臨床研修が行えること が特徴です。高度な医療も指導医がバックアップを行い一人きりにすることはありませ ん.後期研修開始後は内科学会には入会していただき,認定内科医取得に備えてもらい ます.3 年以内には名古屋市立大学内科に入局をして,協力関係の下に症例を積み重ね ていただきます。研修修了後は名古屋市立大学もしくは関連施設における臨床、研究を していただきます。 いなべ総合病院 住所:三重県いなべ市北勢町阿下喜771 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 いなべ総合病院 消化器 40,535 循環器 24,088 内分泌・代謝 19,302 腎臓 1,529 呼吸器 39,505 血液 4,975 神経 12,804 アレルギー・自己免疫性疾患 5,467 感染症・中毒 16,480 剖検数 3 入院数(延べ人数) 24,776

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【小山田記念温泉病院】

2 プログラム運営委員 ○濱口 均(院長) 日本内科学会認定内科医 ○村嶋 正幸(副院長) 日本内科学会認定内科医 日本血液学会認定専門医・指導医 ○出口 晃(内科部長) 温泉療法専門医 日本老年医学会指導医 ○星野 賢一郎(消化器科部長) 日本内科学会認定内科医 日本消化器病学会認定専門医 ○森 恵子 日本内科学会認定内科医 日本神経学会専門医・指導医 認知症学会専門医 ○伊藤 益美 日本内科学会認定内科医 日本神経学会専門医・指導医

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13 9 研修病院の紹介 医療法人社団主体会 小山田記念温泉病院 〒512-1111 三重県四日市市山田町 5538-1 TEL 059-328-1260 FAX 059-328-1921 小山田記念温泉病院は医療法人社団主体会が運営する病院です。当医療法人は当院のほ かに、主体会病院、および二つの老人保健施設を運営しています。当院は四日市市南部、 鈴鹿山麓に位置します。病床数は390床で、その内訳は一般病床(15:1看護)1 13床、障害者施設等入院基本料病棟109床、回復期リハビリテーション病棟60床、 介護療養型医療施設108床です。それとは別に介護老人保健施設84床が病院建物内 に併設されています。病院の周囲には関連社会福祉法人が運営する特別養護老人ホーム、 介護老人保健施設、身体障害者施設、ケアハウス、グループホーム、軽費老人ホームが あります。当院の特徴と役割は、 ① 近隣の急性期病院と連携し、当院で対応可能な急性期医療、亜急性期、回復期、さ らには慢性期の医療を行います。 ② 関連福祉施設の入所者を医療面で支えます。 ③ リハビリテーションの機能の充実に努めています。リハビリテーションのセラピス トはPT,OT,ST合わせて約70名です。リハビリテーションは回復期リハビ リ病棟、一般病棟、療養病棟、外来、通所リハビリ、訪問リハビリなどを行ってお ります。 ④ 温泉を利用した医療と研究を行っています。当院専用の源泉があり、57℃のアル カリ単純泉です。温泉水は患者の入浴、リハビリ用の温水プールにも活用しており ます。 ⑤ 透析ベッドは23ベッドで入院患者、外来患者の透析治療を行っています。透析は 月水金の午前と午後、火木土の午前の3グループで行っています。

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【尾鷲総合病院】

2 プログラム運営委員 小藪 助成 (市立 尾鷲総合病院 副院長) 略歴 三重大学医学部 1990年卒業 三重大学医学部 第一内科入局 認定 総合内科専門医 循環器専門医 日本透析医学会専門医 日本抗加齢学会専門医 日本医師会認定産業医 心臓リハビリテーション指導医 日本透析医学会指導医 三重大学医学部臨床教授 所属学会 日本内科学会 日本循環器学会 日本心臓病学会 日本透析医学会 日本心臓リハビリテーション学会 日本心血管インターベンション学会 日本抗加齢医学会 施設 日本内科学会 認定教育施設 日本循環器学会 専門医研修施設 日本透析医学会 専門医教育関連施設 勤務希望される方へのメッセージ 専門医としての業務はもとより、一般医としての業務は必要です。現在確かに専門医志 向が医師にも患者にもあります。しかし医療は病気を診るのではなく、病気を持った患 者を診るといった点では、当院のように中規模な病院で働くほうが得るものが多いと思 います。病院の横に医師宿泊施設も完備しています。日常生活に関する必要品揃ってい

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15 ます。 後期研修時給与 年収 3年次 約1700万円 4年次 約1750万 9 研修病院の紹介 医師や診療科に垣根がなく、患者さんを最後まで診られる医局連携の良い病院です。 特に、東紀州医療圏は、高齢化率36%で外来患者の65%が高血圧・53%が糖尿病 であり、生活習慣病を中心に研修できる病院です。救急医療、三重大学高血圧研究地域 でもあり、幅広い分野で研修ができる病院です。 市立 尾鷲総合病院 全景 東紀州地域唯一の中核病院です。医療圏の人口は、5万人足らずですが、高齢化の為 様々な疾患、また高齢者が多いための複合疾患を持った方が多くみえます。その為、プ ライマリケアあるいは全人的に患者を診る力が養えます。 内科の医師が少人数であるがゆえ、専門性に関わらず何でも相談できるような体制を とっています。 10 研修病院の症例実績 心臓カテーテル 平成22年 393 件 平成23年 469 件 平成24年 468 件 透析患者(平成25年5月) 140 名

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【紀南病院】

2 プログラム運営委員 中井 桂司(公立紀南病院 内科 副院長) 日本内科学会総合内科専門医 1990 年 3 月 三重大学医学部医学科 卒業 1997 年 3 月 三重大学大学院医学研究科 修了 医学博士 2006 年 12 月 日本内科学会総合内科専門医 1998 年 8 月 三重大学医学部附属病院 助手(医療情報部) 2000 年 4 月 三重大学医学部附属病院 講師・医療情報部副部長 2001 年 4 月 信州大学医学部 講師・医療情報部副部長 2002 年 11 月 三重大学医学部 助手(医学・医療教育推進開発センター) 2006 年 4 月 三重大学大学院医学系研究科 講師(医学・看護学教育センター) 2010 年 8 月 特定医療法人 岡波総合病院 内科部長 2012 年 1 月 公立紀南病院 副院長 臨床研修を終えても、医師としてのさらなる修練は続きます。患者さんを全人的にとら え、患者さんの抱える問題の解決を図る能力の育成という、臨床研修制度の目標は、2 年間で完成するようなものではなく、私も、医師生涯をかけて、その目標に向かって行 きたいと思っています。ぜひ、一緒にめざしていきましょう。 9 研修病院の紹介 当院は、人口約 4 万人の紀南地域唯一の中核病院で、二次救急医療機関として 24 時間 365 日の救急患者の受け入れを行っています。小児科、産婦人科があり、また、高齢化 率の高い当地域のニーズに対応した療養病床と老人保健施設を有し、急性期から慢性期 まで幅広く患者をケアし、総合内科の後期臨床研修を行うことが可能です。三重大学だ けでなく自治医科大学の卒業生が三重県より多数派遣されており、専門にとらわれるこ となく、総合内科医として地域医療に貢献しています。当院には、三重県立地域医療研 修センターが併設されており、三重大学、東京大学など全国各地の臨床研修病院から、 年間 35 人程度の初期研修医が1−3ヶ月間の地域医療研修を行っているほか、三重大学 医学部の臨床実習も、内科、外科、小児科、産婦人科など、常時、受け入れています。 当院では、内科の後期研修医として、入院患者の管理を基本に研修を行いながら、救 急医療、内科外来、血液透析、リハビリテーション、慢性期病棟、老人保健施設、人間 ドック・健康診断事業、山間地域の付属診療所、巡回診療、訪問看護で研修を行うこと

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17 ができ、地域の医療問題について地域の住民と直に話し合うタウンミーティングなど、 病院内にとどまらず、地域包括ケアの現場に参加することもできます。初期研修医や医 学生への教育・指導も担当しながら、自ら学んでいくことができます。遠隔地にある当 院では、各自の希望に応じて、三重大学病院やその他の施設での研修に参加することも 可能です。たとえば、連続2週間程度、あるいは、週に 1 回程度など、柔軟にプログラ ム内容を各自の希望にそってオーダーメイドすることができます。 ひとりの患者とじっくり向き合い、全人的、包括的に健康問題の解決にあたる総合内 科の大切さを学ぶことが出来ます。当院での研修を通じて医療の原点を体感しながら、 総合内科専門医として成長していくことができます。 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 公立紀南病院 消化器 500 循環器 400 内分泌・代謝 200 腎臓 50 呼吸器 200 血液 50 神経 100 アレルギー・自己免疫性疾患 50 感染症・中毒 500 剖検数 1 入院数(延べ人数) 2,000

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【桑名市総合医療センター】

2 プログラム運営委員 ○市川 毅彦 日本内科学会 総合内科専門医、指導医 日本循環器学会 専門医 日本高血圧学会 指導医 日本医師会 産業医 臨床研修指導医講習終了 臨床研修指導医 ○石田 聡 日本内科学会 認定医、指導医 日本消化器学会 専門医 日本消化器内視鏡学会 専門医 日本肝臓学会 専門医 日本静脈経腸栄養学会 認定医、指導医 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医 日本人間ドック学会 認定医、健診情報管理指導士 日本医師会 産業医 日本ウイルス学会 インフェクションコントロールドクター(ICD) 臨床研修指導医講習修了 臨床研修指導医 ○大久保 節也 日本内科学会 総合内科専門医、指導医 日本循環器学会 専門医 日本医師会 産業医 臨床研修指導医講習終了 臨床研修指導医 臨床研修プログラム責任者講習修了 プログラム責任者 ○相川 竜一 日本内科学会 認定医 日本循環器学会 専門医 日本産業医学会 産業医 ○大森 茂 日本内科学会 総合内科専門医、指導医 日本消化器病学会 専門医、指導医、評議員 日本消化器内視鏡学会 専門医、指導医 日本肝臓学会 専門医、指導医、西部会評議員 臨床研修指導医講習終了 臨床研修指導医 三重大学大学院医学研究科リサーチアソシエイト

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19 ○中村 太一 日本内科学会 総合内科専門医、指導医 日本腎臓学会 専門医、指導医、評議員 日本透析学会 専門医、指導医 臨床研修指導医講習終了 臨床研修指導医 ○泉 恭代 日本内科学会 総合内科専門医 日本消化器病学会 専門医 日本消化器内視鏡学会 専門医 ○泉 道博 日本内科学会 認定医 臨床研修指導医講習修了 臨床研修指導医 ○中川 直樹 日本内科学会 認定医、総合内科専門医、指導医 日本肝臓学会 専門医、指導医 日本消化器病学会 消化器病専門医、指導医 日本消化器内視鏡学会 専門医 日本病態栄養学会 病態栄養専門医、NST コーディネーター 日本医師会 産業医 ○水谷 英夫 日本内科学会 総合内科専門医 日本循環器学会 専門医 日本心血管インターベンション治療学会 認定医 臨床研修指導医講習終了 臨床研修指導医 ○蛯原 愛子 日本内科学会 総合内科専門医、指導医 日本呼吸器学会 専門医 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医

日本感染症学会 ICD(Infection Control Doctor)

日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医 日本結核病学会 結核・抗酸菌症認定医 日本がん治療認定医機構 認定医 ○宮下 一美 日本内科学会 認定医 日本消化器内視鏡学会 専門医 日本肝臓学会 専門医 日本医師会 産業医

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20 ○小西 克尚 日本内科学会 認定医 日本循環器学会 専門医 ○千賀 通晴 日本内科学会 認定医 日本循環器学会 専門医 日本不整脈学会 専門医 ○安冨 眞史 日本内科学会 総合内科専門医 日本循環器学会 専門医 日本腎臓学会 専門医 日本透析学会 専門医 ○羽場 一直 日本内科学会 認定医 日本循環器学会 専門医 ○野尻 圭一郎 日本内科学会 認定医 ○中野 赳 日本内科学会 認定医、指導医、功労会員 日本循環器学会 専門医 日本心臓病学会 名誉会員 日本脈管学会 専門医、名誉会員 日本静脈学会 名誉会員 日本肺循環学会 顧問 日本血管内治療学会 名誉会員 日本心不全学会 名誉会員 ○松本 美富士 日本内科学会 認定医 日本リウマチ学会 専門医 日本アレルギー学会 専門医 日本腎臓病学会 専門医 ○髙場 仁 臨床研修指導医講習修了 臨床研修指導医 当科では後期研修医は病棟業務に加え、外来診療(週1~2回)、当直業務(月3~4 回)を担当します。検査・手技として、血管カテーテル検査、消化管・気管支内視鏡検 査、心・腹部エコー検査等を習得できるようにします。 初期研修医の指導を行い、カンファレンス、勉強会への出席、学会発表を行います。 研修終了後の内科学会認定専門医を目標とします。研修終了後は、スタッフとして引き

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21 続き当センターに従事することも、三重大学、その他専門施設での研修も可能です。三 重でやって行きたいという志を持っている皆様、ぜひ桑名市総合医療センターへ来てく ださい。 9 研修病院の紹介 桑名市総合医療センター 桑名市寿町三丁目 11 番地 当センターは平成 28 年春新病棟を建設し病床数 400 床、診療科 29 科規模となり桑名市 を中心とする北勢地域の中核病院として地域の医療を担っていきます。救急部門、急性期 心疾患やがん疾患への対応の強化、充実が求められ当科に求められる役割も大きなものと なりますが、後期臨床研修医にとっては指導医とスタッフが揃った環境の下、多くの症例 が診ることができ、経験を積むことができる魅力的な環境であります。また、当センター は桑名駅から徒歩 5 分、名古屋までは近鉄特急で 16 分と立地条件も良く、県内外の学会・ 研修会等に参加しやすいのも特徴です。

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22 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 桑名市総合 医療センター 消化器 455 循環器 340 内分泌・代謝 96 腎臓 79 呼吸器 340 血液 23 神経 74 アレルギー・自己免疫性疾患 29 感染症・中毒 44 剖検数 24 入院数(延べ人数) 6,491

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【済生会松阪総合病院】

2 プログラム運営委員 橋本 章(済生会松阪総合病院内科) 日本内科学会 総合内科指導医、専門医 日本消化器病学会 指導医、専門医、総会評議員 日本消化器内視鏡学会 指導医、専門医、東海地方会評議員 日本肝臓学会 専門医 日本がん治療認定医 三重大学医学部臨床教授 三重大学博士号取得 略歴 昭和 63 年三重大学医学部卒業、三重大学第一内科入局 尾鷲総合病院医員 三重大学第一内科勤務 上野総合市民病院医員 済生会松阪総合病院内科医長 三重県立総合医療センター医長 済生会松阪総合病院内科部長 済生会松阪総合病院内科の橋本 章です。当院は2次救急を担当しているため特定の 疾患ではなく、多彩な疾患を診療しています。専門分野だけではなく、総合内科医とし て全身を診療することが出来ます。疾病の内容や臓器にとらわれることなく、急性期診 療から慢性期の在宅療養、緩和医療まで連続した医療を行なうように心がけています。 やる気のある後期研修医の皆さんを指導医、職員一同お待ちしています。

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24 9 研修病院の紹介 社会福祉法人 恩賜財団 済生会松阪総合病院 〒515-8557 三重県松阪市朝日町 1 区 15 番地 6 TEL 0598-51-2626(代表) FAX 0598-51-6557(代表) 済生会松阪総合病院は循環器専門医3名、消化器専門医7名、血液専門医1名、腎臓専 門医1名、神経内科専門医3名の各専門医が常勤しています。循環器、消化器、脳卒中ホ ットラインがあり救急疾患を積極的に受け入れています。救急外来から入院した患者さん の主治医となり、各指導医と連携しつつ治療を行うことを学びます。昨今の医療は高度に 細分化し疾患の診断、治療が向上した反面、横断的に患者さんを診療する医療が希薄化し ています。患者さんには複数の疾患が同時に存在もしくは合併しています。専門性を問う あまり限られた領域の医療のみに目を奪われては、責任ある診療を行うことは困難です。 本プログラムでは幅広い疾患に対して自らが診察、検査を行い、治療プログラムを構築出 来るようになる事を目指します。 後期研修医は週1回の外来、日中救急、月 2-3 回の夜間救急を担当して頂きます。外来 は初診と、研修医自身が入院担当した患者さんの経過観察を担当します。救急に関しては、 当院では松阪市内の病院と夜間救急輪番制をとっており、連日の夜間救急担当はありませ ん。救急当番日の翌日に担当患者数に応じて主治医が振り分けられます。担当疾患は基本 的には内科全般を担当しますが、専攻科が決定した時点で専攻科に特化した症例を受け持

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25 つこととなります。全人的な診療が出来るように、少なくとも後期研修医1年目は専攻科 にとらわれることなく症例を経験して頂きます。各症例は指導医が適宜チェックをし、患 者背景を考慮しつつガイドラインに基づいた適正な診療が行われているかを検討します。 研修医は希望に応じて当初より専攻科を希望することも、循環器、消化器、腎臓、血液、 神経内科、緩和科を 6-12 ヶ月かけてローテートすることも可能です。ローテートに関し ては可能な限り研修医の要望に応じます。消化器を選択した場合は、午前中に週1~2回 の上部消化管内視鏡検査、午後に肝胆膵内視鏡検査、もしくは ESD を含む上部内視鏡検査 等を担当します。上部消化管内視鏡検査は専攻科にかかわらず、全内科志望研修医が行え ることを目指します。循環器を選択した場合は、週2回の心臓カテーテル検査を担当しま す。 内科学会認定内科医を当院研修中に必ず取得して頂きます。取得に必要な症例経験を積 むと共に症例発表等を行います。

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【市立伊勢総合病院】

2 プログラム運営委員 池田 健(市立伊勢総合病院 内科部長 副院長) 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会認定医制度研修医指導医 日本血液学会認定血液専門医・指導医 日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本がん治療認定医機構暫定教育医 略歴 1984 年 神戸大学医学部卒業、三重大学第二内科入局 1989 年 三重大学医学部大学院卒業、医学博士 1990 年~ 山田赤十字病院(現伊勢赤十字病院) 1997 年~ 県立志摩病院 1999 年~ 市立伊勢総合病院 メッセージ 専門内科領域を決めている貴方、エキスパートをめざしながらいろいろな内科症例を 経験しましょう。決めていない貴方、後期研修しながら一緒に考えましょう。いずれも お待ちしています。 9 研修病院の紹介 市立伊勢総合病院 三重県伊勢市楠部町3038番地 現在、市立伊勢総合病院は急性期疾患を中心に南勢地区の中核病院として重要な役割 を果たしています。2 次救急医療については平日昼間を毎日、夜間・祝祭日は輪番制で 6日に1度、南勢地区の救急患者が当院に運び込まれます。医師として研修が不可欠な 2次救急患者に多数、接することが出来ます。内科は循環器内科、消化器内科、血液内 科、呼吸器内科、神経内科があり、多くの専門医、有資格者が常勤していることから、 バランス良く、それぞれの分野で質の高い診断や治療を学ぶことが出来ます。

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27 職場環境については、医局内は風通しもよく、内科系、外科系の分け隔て無く家庭的 な雰囲気です。他職種の連携も良く、一体感を持って研修に望んでいただけます。 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 市立伊勢総合病院 消化器 6,145 循環器 4,014 内分泌・代謝 813 腎臓 1,244 呼吸器 8,753 血液 2,173 神経 6,176 アレルギー・自己免疫性疾患 0 感染症・中毒 971 剖検数 12 入院数(延べ人数) 70,520

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【市立四日市病院】

2 プログラム運営委員 渡邊 純二 (市立四日市病院、内科部長) 日本内科学会認定医・指導医 総合内科専門医 日本循環器学会専門医 昭和 63 年名古屋大学卒業 9 研修病院の紹介 当院は大学病院本院に準じた機能を有する病院として厚生労働省からDPCⅡ群病院 に選ばれています。平成 24 年度の救急外来受診数は 27,346 人、救急車は 6,645 台を受 け入れており、北勢地区だけでなく三重県の中でも中核的な救急医療施設となっており、 経験できる内科疾患は多岐にわたります。救急業務の円滑な運営のため、卒後3-4年 目の内科医の方には月に2-3回、ERでの救急医業務をお願いしていますが、その期 間の夜間休日の当直業務は免除しバランスをとっています。 アレルギー・膠原病と感染症を除いたほぼ内科系の全科があり、総合内科専門医受験 のための症例には困りません。 また、近鉄四日市駅周辺では医師会主催の多様な研究会・講演会が開催されるため、 医学知識のブラッシュアップも容易です。名古屋市で開催される研究会へのアクセスも 良好です。 病院選択の幅の広がった素晴らしいこの研修プログラムのもと、症例豊富で研修環境 の整った当院内科系をぜひ選択してください。

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29 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 市立四日市病院 消化器 2,348 循環器 3,213 内分泌・代謝 349 腎臓 461 呼吸器 1,800 血液 146 神経 410 アレルギー・自己免疫性疾患 137 感染症・中毒 418 剖検数 12 入院数(延べ人数) 161,110

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【鈴鹿回生病院】

2 プログラム運営委員 ○の村信介(鈴鹿回生病院 腎臓センター長) 日本内科学会専門医・指導医 日本腎臓学会専門医・指導医・評議員 日本透析医学会専門医・指導医・評議員 三重県透析研究会会長 ○岡 宏次(鈴鹿回生病院 血液内科診療部長) 日本内科学会専門医・指導医 日本血液学会専門医・指導医 日本輸血学会認定医 日本感染症学会 ICD 日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本がん治療認定医機構認定医 三重大学医学部臨床準教授 日本内科学会東海地方評議員 日本輸血細胞治療学会 東海支部評議員 ○斎藤誉宏(鈴鹿回生病院 循環器内科診療部長) 三重大学医学部臨床講師 ○多喜裕子(鈴鹿回生病院 消化器内科部長) 日本内科学会認定 日本消化器学会専門医 三重大学臨床講師 ○松浦慶太(鈴鹿回生病院 神経内科部長) 日本内科学会認定医 日本神経学会専門医・指導医 日本脳卒中学会専門医 日本臨床神経生理学会脳波分野・筋電図神経伝道分野認定医 三重大学臨床講師

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31 9 研修病院の紹介 鈴鹿回生病院 〒513-8505 鈴鹿市国府町 1-1 TEL:059-375-1212 FAX:059-375-1717 URL Http://www.kaiseihp.com 当院は平成 13 年 1 月に新築移転し、379 床の急性期病院として鈴鹿・亀山地区(人口 約 25 万人)の二次輪番を担当しています。年間の救急車搬送件数は、2216 台(平成 24 年度実績)ですが、そのうち内科の救急車搬送件数は、1059 台ですので、多くの急性期 疾患を経験することができます。プライマリーケアの経験を積めるだけでなく、当院に は次の 5 領域のサブスペシャリティーがあり、それぞれの専門医を目指すのにも適して います。 腎臓内科は、平成 24 年 4 月に設立され、診断・治療だけでなく、若い医師の教育もし っかりと行える科を目指しています。そのため、北勢地区の腎臓病のメッカとなれるよ うに設備と環境も整えています。新たに透析施設も整備し平成 24 年 9 月から稼動してい ます。腎臓病に少しでも興味のある方、大歓迎します。 血液内科は、21 床の無菌室を有しており、大変多くの血液疾患の治療を行っています。 白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などが中心となりますが、骨 髄バンクの認定施設でもあり、造血幹細胞移植などの先進的な治療を行っています。日 本臨床腫瘍学会および日本がん治療認定医機構の研修施設にも認定されていますので、 がん薬物療法専門医を目指す方も歓迎します。 循環器内科では、最新鋭の診断および治療に必要な機器が充実し、循環器専門医があ らゆる循環器科疾患の診断と治療に対応しています。また、日本循環器学会循環器専門 医研修施設に認定されていますので、さらに専門医を目指す方にもマンツーマンで指導 します。

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32 消化器内科では、上部消化管、下部消化管、肝胆膵の診断と治療を幅広く行っていま す。豊富な症例数があり、内視鏡などの腕を磨くには最適の環境です。食道、胃、十二 指腸、大腸、総胆管の内視鏡的治療も多数例に行っています。慢性肝炎に対するインタ ーフェロン治療や、肝癌に対する経皮的ラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓術などの治療も 行っています。肝疾患に興味のある方も大歓迎です。 神経内科は、脳神経外科とチームを組み、脳卒中チームとして活動を行い、年間 200 例程度の新規の脳卒中症例診察の一翼を担っています。一方で、脳炎・髄膜炎、末梢神 経障害、筋疾患、変性疾患の診療も行っており、特にパーキンソン病に対しては、脳外 科と合同で、DBS 治療(脳深部刺激療法)も手がけています。その他には ITB 療法、正 常圧水頭症に対するシャント治療なども脳外科と合同にて行っています。パーキンソン 病などに対する外科的手術を脳神経外科と合同で行っています。三重県内では唯一、当 院が DBS 治療の手術を行っている医療機関となります。 総合内科専門医の取得を当面の目標としますが、そのためには救急患者の診療やプラ イマリーケアを中心とする豊富な臨床経験を積むことが必要です。さらに専門の診療科 以外に病院内で各科横断的な領域(安全管理、感染対策、栄養管理、緩和医療など)も 経験することができ、後期研修中に医師として必要な多くの事柄を経験できるようにし ます。研修中の身分や環境も重要ですが、後期研修医は当院の常勤医師として採用しま すので、福利厚生は常勤医師と同じ処遇となります。詳細につきましては、当院人事課 にお問い合わせください。 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 鈴鹿回生病院 消化器 540 循環器 392 内分泌・代謝 87 腎臓 130 呼吸器 323 血液 174 神経 139 アレルギー・自己免疫性疾患 3 感染症・中毒 128 剖検数 3 入院数(延べ人数) 2,109

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【鈴鹿中央総合病院】

2 プログラム運営委員 森 拓也(循環器内科) 日本内科学会 総合内科専門医 日本循環器学会 専門医 日本心血管インターベンション治療学会 専門医 指導医 国立三重大学医学部 1980 年卒業 9 研修病院の紹介 一般目標 Generalist としてそごう的に内科疾患を診察する能力を身につける 研修内容 当内科は循環器、消化器、血液・腫瘍、呼吸器、神経内科 の部門がありまるが、神 経内科以外は各部門が完全に独立しているのではなく、ひとつの内科としてまとまっ て診療を行っています。部門ごとの専門病棟も設けており能率よく治療が行われてい ます。 症例も多彩であり内科全般をオールラウンドに研修するのに適しています。 したがって 3 年間幅広く内科一般を研修することも可能であり、初期は内科の種々疾 患の入院を受け持ちながら、徐々に専門性を高めていくことの可能です。 東員は救急搬送患者も多く、救急外来担当を通してのプライマリーケアー、救急対応 能力を取得できます。 初期研修医とチームを組み指導に参加し、学会発表も行っていきます。 到達目標 # 一般内科医として内科各分野の疾患を診察する能力を身につける # 2 年間の初期研修に加え、後期研修医としての 1 年間で内科認定医資格取得に必 要な症例を経験し、内科認定医を取得する # 3 年間で総合内科専門医の受験資格を取得する

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34 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 鈴鹿中央総合病院 消化器 1,404 循環器 897 内分泌・代謝 168 腎臓 268 呼吸器 567 血液 241 神経 111 アレルギー・自己免疫性疾患 8 感染症・中毒 202 剖検数 8 入院数(延べ人数) 4,251

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【武内病院】

2 プログラム運営委員 ○近藤 功 (内科、理事長) 三重大学医学部卒 日本内科学会内科認定医 日本消化器病学会指導医 「後期研修医の皆様のご来院をお待ちしています」 ○武内 秀之 (内科、院長) 川崎医科大学卒 日本内科学会内科認定医 日本透析医学会専門医、指導医 日本循環器学会専門医 「非常に働きやすい病院だと思います。一緒に学びましょう」 ○塚田 哲也 (内科部長、副院長) 三重大学医学部卒 日本内科学会総合内科専門医 日本血液学会専門医、指導医 日本消化器学会専門医 日本医師会産業医 「透析と尿路結石破砕術が特色の病院です。透析を勉強されたい方には最適な病院です」 ○武内 操 (内科、検診部長) 三重大学医学部卒 日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会専門医 日本透析医学会専門医、指導医 「腎臓内科、透析医療、泌尿器を志す方に最適な研修病院です」 ○町田 博文 (内科、人工腎センター長) 三重大学医学部卒 日本内科学会総合内科専門医 感染症管理医 「楽しく学びましょう」 ○清原 実千代 (内科) 三重大学医学部卒 日本内科学会総合内科専門医 日本腎臓病学会専門医 日本透析医学会専門医 「透析、腎臓、血液疾患等専門的に治療しています」

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36 ○宮田 恵里 (内科) 三重大学医学部卒 日本血液学会専門医 がん薬物療法専門医 ○加藤 正美 (内科) 大阪医学部卒 日本内科学会内科認定医 日本内科学会指導医 「消化器内視鏡、糖尿病治療を主に担当しておりますが自分は general physician と考 えています。」 9 研修病院の紹介 特定医療法人暲純会 武内病院 住所 �514-0031 三重県津市北丸之内82番地 診療科 内科:消火器内科、循環器内科、腎臓内科、血液内科 透析科 外科:肝胆膵外科、消化器外科 泌尿器科 整形外科 病床 一般病床 101床 医療療養病床 46床 腎臓内科では検診での異常尿所見の精査加療、腎生検(年間約 30 件)による腎疾患の診 断と治療方針の決定、慢性腎炎の治療、保存期腎不全患者の指導及び管理、透析用内シ ャント作成手術(年間 150 件)、血液透析導入(新規導入患者年間 40 名以上)を。透析 科としては日々の血液透析(現在の透析患者数約 350 名)の他に特殊血液浄化法(血漿 交換、CHD、CHDF、LDL アフェレーシス、エンドトキシン吸着療法、白血球除去療法、腹 水濾過濃縮再静注法)とバスキュラーアクセスの狭窄、閉塞に対して PTA、血栓除去術 (年間 300 件)を行っています。地域の腎臓中核病院として年 4 回の腎疾患病診連携勉 強会を行っており、紹介患者も多く疾患はバラエティに富み貴重な症例が多いです。 消化器内科では上下部消化管内視鏡検査(年間 3000 例)、腹部超音波検査(年間 1600 例)を中心にほぼ毎日検査、診療しています。 血液内科では血液の病気全般の治療をおこなっています。特に白血病、悪性リンパ腫、 多発性骨髄腫に対してはクリーンルームを使用しての化学療法に力を入れております。

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37 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 武内病院 消化器 5,600 循環器 2,500 内分泌・代謝 1,010 腎臓 13,000 呼吸器 1,500 血液 3,500 神経 1,000 アレルギー・自己免疫性疾患 750 感染症・中毒 1,500 剖検数 1 入院数(延べ人数) 30,360

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【遠山病院】

2 プログラム運営委員 ○竹内 敏明(院長) 昭和46年卒 日本内科学会指導医 日本腎臓学会専門医 日本血液学会専門医 日本透析医学会専門医 ○上野 勢津子(副院長) 昭和55年卒 日本呼吸器学会専門医 日本気管支学会専門医 日本内科学会認定医 ○青木 俊和(副院長) 昭和60年卒 日本内科学会専門医 日本循環器病学会専門医 ○水野 修 (内科部長)平成1年卒 日本内科学会専門医 日本循環器病学会専門医 ○井本 一郎(内視鏡センター長)昭和49年卒 日本消化器病学会専門医 日本内科学会認定医 ○岡 聖子 (内科部長) 昭和63年卒 日本消化器病学会専門医 日本内科学会認定医 ○三﨑 盛治(内科部長) 昭和38年卒 日本糖尿病学会指導医 日本内分泌学会指導医 日本内科学会認定医 当院の内科では総合診療、ホームドクターとしての医療を行い、プライマリー・ケア 診療を実践するとともに総合内科専門医としての能力を修得することができます。また

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39 内科の各領域の指導医・専門医もみえ循環器、消化器、糖尿病、内分泌、人工透析等多 くの症例が経験でき内科専門医として適切に実践できる能力が修得できます。是非当院 で一緒にがんばりましょう。 9 研修病院の紹介 遠山病院 住 所 津市南新町 17-22 診療科 内科、消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、外科、大腸肛門外科・乳腺外 科、放射線科 医師数 18名(内科12名 外科6名 ) 職員数 314名 当院は地域の一次、二次救急を担っています。 年間の内科新入院患者数は約1500以上であり人工透析患者は約210名の維持透析 も行っています。循環器疾患、消化器疾患、呼吸器疾患だけでなく、がんの化学療法も 外科と協力し入院・外来とも実施しています。 医療機器は128列マルチ CT 始め、MRI、血管造影装置、ハイビジョン内視鏡システム など画像診断機器は充実しています。またコメディカルも人材が豊富でチーム医療が推 進され充実している。

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40 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 遠山病院 内 科 その他 8,030 循環器 4,240 内分泌・代謝 3,430 腎臓 5,640 呼吸器 5,120 血液 690 消化器 3,770 感染症・中毒 20 剖検数 2 例 入院数(延べ人数) 30,940

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【名張市立病院】

2 プログラム運営委員 我山 秀孝 (名張市立病院 内科部長) 内科学会認定内科医 日本消化器病学会消化器病専門 所属学会 日本内科学会 日本消化器病学会 日本消化器消化器内視鏡学会 日本肝臓学会 略歴 平成1年3月11日 自治医科大学医学部卒業 平成1年5月1日 三重県立塩浜病院 平成3年4月1日 南勢町立病院 平成6年4月1日 三重県立志摩病院 平成7年4月1日 鳥羽市立神島診療所 平成9年4月1日 三重大学第一内科 平成10年7月1日 国立三重中央病院 平成13年2月1日 名張市立病院 平成16年7月1日 村瀬病院 平成18年10月1日 名張市立病院 平成19年4月1日 同院内科部長 私自身が自治医科大学卒業とのことで卒後義務年限9年(初期研修2年、僻地勤務5年、 後期研修2年)を経験しており、僻地もしくは地方病院に勤務するが故のデメリットも 十分理解しているものと考えております。当院での勤務が良い経験、キャリアアップに つながるよう病院を挙げて協力していければと考えております。

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42 9 研修病院の紹介 名張市立病院 〒518-0481 三重県名張市百合が丘西 1 番町 178 番地 TEL:0595-61-1100 FAX:0595-64-7999 Mail:hp-somu@city.nabari.mie.jp 当院は平成 9 年 4 月 21 日に開院し 16 年余りになります。以前より内科は循環器関連施 設であり、また消化器病学会関連施設でありました。さらに平成 21 年に内科認定施設認 定を取得し、当院での内科研修が認定されるものになりました。 さらに平成 24 年度より地域医療支援センターを当院に併設いただき、現在三重大学、奈 良県立医大の協力により、総合診療、消化器肝臓内科、神経内科、内分泌糖尿病内科、 腎臓内科、呼吸器内科の各専門の先生方に外来診療に来ていただき、外来、入院患者の 診療にあたっております。当初専門外来のみのつもりで始まりましたが、当院常勤医が 外来、入院を問わず患者、疾患のことで色々と専門外来の先生に相談する機会があり、 現在は常勤医全体の診療のレベルアップにも貢献してきております。 【診療体制】 現在専門外来に加え、常勤医として循環器内科3名、消化器内科3名、伊賀地域医療学 講座よりの総合診療部より2名、後期研修医5名で外来、入院診療をしております。 新患外来診療は救急と同様に一次診療、二次診療を分けて考え、救急以外基本的に初診 は紹介型とさせていただいております。これにより新規の患者様には一人一人により時 間をかけて診察、診療させていただけるようになりました。 このような診療体系で外来診療患者数、入院患者数、検査数も増加傾向にあります。平 成 24 年度外来患者数は新患 4,102 人、再診 30,645 人、救急患者受け入れ数 3,243 人、 入院患者 2,032 人でありました。 検査では平成 24 年度上部消化管検査 1,257 件、下部消化管検査 431 件、膵胆管系検査 30 件、心臓カテーテル検査 299 件、PCI 84 件でした。平成 25 年はさらに増加傾向にあ ります。 また学会発表もこの 4 年間で内科地方会だけでなく、消化器病学会地方会、消化器病学 会総会、日本循環器病学会地方会での発表もありました。 今後も出来る限り日常診療のみでなく学会活動を継続、発展させていきたいものと考え ております。

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43 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 名張市立病院 消化器 1,157 循環器 1,500 内分泌・代謝 101 腎臓 73 呼吸器 1,380 血液 66 神経 167 アレルギー・自己免疫性疾患 0 感染症・中毒 412 剖検数 3 入院数(延べ人数) 3,247

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【松阪市民病院】

2 プログラム運営委員 駒田 文彦(松阪市民病院 内科) 日本内科学会 総合内科専門医、指導医 日本血液学会 専門医、指導医 日本消化器内視鏡学会 専門医、指導医 日本消化器病学会 専門医 日本糖尿病協会 療養指導医 日本医師会 認定産業医 三重大学医学部 臨床准教授 略歴 1984 年 神戸大学医学部卒業 1990 年 三重大学医学部大学院卒業、医学博士 メッセージ 松阪市民病院 内科の駒田です。 研修医の皆様、桜で有名な日本百名城の一つ松阪城公園に隣接する三角屋根の風変わり な建物が松阪市民病院です。当院は松阪 3 病院の一つとして中南勢地区の地域医療を担 う急性期病院です。実は 3 病院の中では最も規模が小さい病院ですが、最も特色に富ん だ病院と自負しております。当院は現在各診療科の垣根を超えて臓器別診療体制を構築 しようとしております。まず 2012 年 4 月に三重大学関連診療科のご協力により呼吸器セ ンターを開設し、呼吸器内科医と呼吸器外科医が同じ診察エリアで診療に当たっており ます。さらに 2013 年 5 月には既存スペースを大幅に改築し診察室と内視鏡室を合体させ た消化器/内視鏡治療センターを構築し、消化器内科医と消化器外科医が同じ診療エリア で診療に従事しております。“それでどこが変わったの?”と患者さんにも問われます が、“百聞は一見にしかず”まずは見学にお越し下さい。恐らく他の病院ではあまり体 感できない光景かと思います。このような動きの中最近当院各科への紹介患者数が着実 に増加しています。多くの症例に接する機会があると言うことは、診療スキルをより早 く身につけることが可能となると同時に、学究的にもアドバンテージを持つことになり ます。事実内科学会地方会における優秀演題賞の受賞回数は、当院が三重県内トップで す(2012 年時点)。東海地区全体でも5位に当たり名古屋近辺のメジャー研修病院とも 肩を並べています。各学会の研修施設にも認定されており、初期研修医には最短で内科 認定医を取得できるように実績、学会発表を経験して貰っています。後期研修において も同じく皆さんの希望を最大限に把握しつつ研修計画をアレンジさせて頂きます。呼吸 器、消化器、循環器・・・何でも出来る総合内科医(研修医の頃、私自身が目指してい

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45 た)を養成することを最大の使命として指導させて頂きます。国内留学を希望される方 にも相談に乗らせて頂きます。とにかく一度見学にお越し下さい。お待ちしております。 9 研修病院の紹介 松阪市民病院 三重県松阪市殿町1550 TEL 0598-23-1515 FAX 0598-21-8751 URL http://www.city-hosp.matsusaka.mie.jp/ E-mail keisui.div@city.matsusaka.mie.jp 〈内科関連各種学会施設認定〉 日本内科学会認定医制度教育病院 日本消化器病学会専門医制度認定施設 日本消化器内視鏡学会専門医制度認定施設 日本肝臓学会認定施設 日本循環器学会認定専門医研修施設 日本呼吸器学会認定施設 日本呼吸器内視鏡学会認定施設 日本血液学会認定血液研修施設 日本静脈経腸栄養学会認定 NST 稼働施設 328 床(緩和ケア病棟 20 床含む)のこぢんまりとした病院です。スタッフは皆若く上の 写真(病院祭りの光景です)のようにとっても元気です。一同、常に最先端を目指し、 常に真摯に学び、常に患者さんに寄り添いながら一丸となって邁進しております。内科 の各領域の個性あふれる専門医が揃っております。各種認定医取得に必要な疾患の担当、 学会の発表などの実績にも心配はありません。各領域を深く専修したい、全領域を垣根

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46 無く広く研修したい、など色々なご希望に対応いたします。それでは一緒に仕事できる 日を楽しみにしています。 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 松阪市民病院 消化器 874 循環器 906 内分泌・代謝 103 腎臓 70 呼吸器 1366 血液 62 神経 48 アレルギー・自己免疫性疾患 26 感染症・中毒 168 その他の内科系疾患 165 合計 3,788 入院数(延べ人数) 87,617 剖検数 10

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【松阪中央総合病院】

2 プログラム運営委員 小林 一彦(松阪中央総合病院 診療部長:臨床研修プログラム副責任者) 日本内科学会認定専門医・指導医 日本血液学会専門医 日本消化器病学会専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医 日本がん治療認定医機構 認定医・暫定教育医 日本臨床腫瘍学暫定会指導医 MMC新医師臨床研修指導医講習会修了 プログラム責任者講習会修了 略歴 昭和 62 年 三重大学医学部卒業 昭和 62 年 三重大学医学部第二内科研修医 昭和 63 年 松阪市民病院 平成 元年 県立志摩病院 平成 5年 三重大学医学部第二内科 同 年 松阪中央総合病院 胃腸科 平成 8年 同院 胃腸科医長 平成 16 年 同院 胃腸科部長 平成 19 年 同院 診療部長 メッセージ 内科一般疾患はもとより、専門的疾患の診断と治療を行えるように指導します。多くの 専門医・指導医が在籍しており、皆さんをお待ちしています。 9 研修病院の紹介 JA三重厚生連 松阪中央総合病院 住所:三重県松阪市川井町字小望 102 番地 当院内科では内科一般疾患はもとより、専門的疾患の診断と治療を行えるように指導 します。当院でさまざまな経験を積み、卒後4年目に日本内科学会認定医、7年目に総 合内科専門医試験の受験資格を得ることを目標とします。ただ画一的な研修方法はとら

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48 ず、個々の後期研修医のニーズにある程度呼応したカリキュラムを作成します。具体的 には各人の希望に応じてスーパーローテートやストレート研修(循環器、神経内科、血 液内科、腎臓内科、消化器内科)が可能です。 技術研修(内視鏡、超音波等)も、希望者には早期より導入し、他科(外科、放射線 科など)と連携してスキルアップを図ります。 また、初期研修医、指導医が中心に主催している勉強会・文献抄読会・症例検討会・ラ ンチョンセミナーの他、症例検討会、剖検病理検討会などを定期的に開催し、積極的に 参加してもらいます。 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 松阪中央総合病院 消化器 1,177 循環器 1,222 内分泌・代謝 86 腎臓 167 呼吸器 598 血液 387 神経 379 アレルギー・自己免疫性疾患 2 感染症・中毒 33 剖検数 13 入院数(延べ人数) 4,399

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【三重県立志摩病院】

2 プログラム運営委員 ○伊藤 圭一(県立志摩病院医療技術部長兼内科科長) 日本内科学会認定内科医、指導医 日本消化器病学会専門医、指導医 日本消化器内視鏡学会専門医 臨床研修指導医 ○村田 博 (県立志摩病院 内科) 臨床研修指導医 メッセージ ぜひ県立志摩病院の後期研修医になって、医者としての腕を磨きつつ、さわやかな風 薫るリゾート地での生活も楽しんでしまいましょう。 9 研修病院の紹介 三重県立志摩病院 三重県志摩市阿児町鵜方 1257 番地 県立志摩病院内科における後期研修プログラムでは、「地域医療を今後実践すること を前提にして、独力で診断し治療方針を打ち立て、その後の経過まで見られる医師を育 てる。」ことを目標に掲げて日々の医療に取り組んでいます。都会の大病院と違って各 専門医がそろっているわけではないので、基本的にはあらゆる患者のマネージメントを 総合内科医が最初から最後までしています。外来救急対応、急変時の対応が一人でマネ ージメントできることが望ましいと考えています。手技に関しても、希望すれば基本的 には主治医が行うことがルールとしてあるので、1 年も経てば各種内科的手技(検査手 技+治療手技)が一通りできるようになると思います。 毎朝 8 時半に病棟に内科医師全員が集合して、昨日入院した全患者の検討会を 30 分間 程度しております。ここで簡潔にプレゼンテーションをすることで自分の診療行為をま とめる能力がつきます。さらにその場で上級医のアドバイスがもらえるので、自分のス テップアップになりますし、迅速な問題解決にもつながります。毎週火曜日の夕方から は、病棟の全症例に対してのカンファランスを行っており、内科としてチームですべて の患者の情報を共有するようにしています。決して一人で孤独にはしません。また、後 期研修医に対しては定期的にヒアリングを行い、研修内容を個々の希望、能力に合わせ て修正していくようにしています。 志摩地域は都会とは違い、性格が温厚な人が多く、ゆったりした雰囲気の中で研修が

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50 できます。職員も協力的な人が多く、人間関係で悩むことはまずないでしょう。すでに 結婚して家族がいる医師にとっても、家族を住まわせる環境としては最高だと思います。 海も近く、海水浴やサーフィンはいつでもできますし、リゾートホテル、老舗旅館等も 数多くあります。 10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末) 病院名 症例 三重県立 志摩病院 消化器 413 循環器 245 内分泌・代謝 79 腎臓 80 呼吸器 135 血液 22 神経 53 アレルギー・自己免疫性疾患 13 感染症・中毒 242 剖検数 0 入院数(延べ人数) 21,305

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【三重県立総合医療センター】

2 プログラム運営委員 牧野克俊(三重県立総合医療センター循環器内科診療部長) 日本内科学会専門医・指導医 日本循環器学会専門医 日本心血管インターベンション学会専門医・指導医 日本心臓病学会特別正会員(FJCC) 略歴 昭和56年三重大学医学部卒業 メッセージ 当院の後期研修プログラムとしては、主に内科系、外科系に別れていますが、期間を 決めて両者を選択ローテーションすることも可能です。また、専攻専門領域を決定され ている先生は希望専門科に所属することになりますが、決定されていない先生は希望専 門科を希望期間だけローテーションすることも可能です。当院の内科は、循環器内科、 消化器内科、呼吸器内科、神経内科から成りますが、各科の専門医を修得した指導医が おり、日常診療において専門領域および一般内科領域の診療、研修指導にあたっていま す。皆さんの熱い情熱に期待しています。 9 研修病院の紹介 地方独立行政法人 三重県立総合医療センター 三重県四日市市大字日永 5450 番の 132 当院は、三次救急、地域支援、災害指定といった種々の面から医療に貢献している病 院です。よって Common Disease から超重症、極めて稀な疾患にまで対応しており、幅 広い研修が可能です。総合病院として多数の専門科と専門医を擁し、各種研修指定病院

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