Jim7 最初の一歩
ファイルの読込から画像表示まで目次
1.起動 ... 1 2.メインビュー ... 1 3.画像の読み込み ... 24.DICOM マルチスライスデータセットの表示 Image Converter ... 5
5.メインビューの操作 ... 8 6.表示に便利なショートカットキー ... 9
1.起動
“すべてのプログラム”から Jim7 を起動します。または、ディスクトップの Jim7 アイコン をダブルクリ ックして Jim7 を起動します。2.メインビュー
3.画像の読み込み
その1.メニュー→File→Load から
画像のフォーマットを選択してファイル名を選択します。
ここへファイルを ドラッグ&ドロップ
その2.ファイル読込アイコンをクリックする その3。パス指定 その4.画像表示j領域へファイルをドラッグ&ドロップ AnalyzeTM 画像の場合は".hdr" ファイルをドロップしてください。 ※読み込んだ画像ファイルは Recent Images メニューのリストに追加されます。次回からは同じファイル を選択する場合、リストから選択するだけになります。 画像形式を選択
また、どのファイルの選択パネルでも右クリックで最近使った画像ファイルを一覧から選択できます。
表示できる画像フォーマット:
- AnalyzeTM (AVWTM ではない) フォーマット(メイヨークリニック)
1ピクセル 1 ビット (binary), 8 ビット (unsigned byte), 16 ビット(signed short), 32 ビット (signed integer), 32 ビット(floating point), 64 ビット(double), complex (2×32 ビット float interleaved) , colour (3×8-bit values, ordered by colour plane) はすべてサポート。
ビックエンディアン(Sparc/SGI 形式)、リトルエンディアン (Windows/Linux PC 形式) 共に読込可能。 gzip (.gz) 圧縮形式は直接読込可能。読込後、非圧縮形式に変換されます。
- NIFTI-1 フォーマット(Neuroimaging Informatics Technology Initiative)
64 ビット unsigned, 128 ビット floats 形式を除きすべてサポート。 .hdr/.img ファイル、.nii ファイル共にサポート。
gzip (.gz) 圧縮形式は直接読込可能。読込後、非圧縮形式に変換される。
ビックエンディアン(Sparc/SGI 形式)、リトルエンディアン (Windows/Linux PC 形式) 共に読込可能。 - ノースカロライナ大学(UNC) libim フォーマット
1ピクセル 8 または 16 ビット、floating point (32/64 ビット), complex (2×32 ビット float)、colour packed (R,G,B,alpha) はすべてサポート。
こ のデータフォーマッ トは 画像情報項目が含 まれる ように David Plummer, Medical Physics and Bioengineering, University College London により変更されています。
- DICOM フォーマット
各々の DICOM 画像を直接読み込めます。しかし DICOM ファイルは主に1ファイル1スライスなのでマ ルチスライスのデータセットを一括で読み込むにはImage Converterを使用してください。
4.DICOM マルチスライスデータセットの表示
I
MAGE
C
ONVERTER
DICOM マルチスライスデータセットを表示するにはメインメニューFile→Image Converter を使用します。
で DICOM 画像をロードするか/変換して保存するかを選択します。 Select Files でファイルまたはフォルダを選択、または、Scan DICOMDIR for images で DICOMDIR ファイ ルを選択します。
Scan for images で選択した DICOM ファイルを精査しパネル下部に患者、スタディ、シリーズ...の階層 を表示します。階層はダブルクリックで展開表示されます。
一覧から表示/保存するシリーズ/画像を選択しメインビューへドラッグ&ドロップする(または、Load Result を選択している場合 をクリックする)と選択したシリーズ/画像がメインビューに表 示されます。メインビューの画像の上には、患者情報等のサマリーが表示されます。 ※ Load Result でメインビューに表示した画像は自動ではディスクに保存されません。 メニュー→File→Save As で保存すると、次回から保存したファイルをメインビューへドラッグ&ドロップ するだけで表示できます。
Save to disk をチェックしている場合は、Convert to:から変換形式 を選択し、 をクリックするとフォーマット変換が開始されディスクへ保存されます。保存されるフォルダ は Image Converter の Configure メニューの Image Storage Directory です。ファイル名は下記のように付 けられます。
“患者名_患者 ID_スタディ No._シリーズ No_ acquisition No.”
任意のスライスのみを表示/保存したい場合は、Ctrl キーまたは Shift キーを押しながらクリックします。 下記は例では Ctrl キーを押しながらシリーズ4の 1,3,5,6 の画像を選択しています。
※ Image Converter か ら 他 の ツ ー ル の 画 像 選 択 ボ ッ ク ス へ も ド ラ ッ グ & ド ロ ッ プ で き ま す 。
※ をチェックして変換すると匿名化されます。
<Image Converter の設定>
メニュー→Configure でデフォルトの設定を変更できます。
・Image Storage Directory
Save to disk の保存先フォルダを変更できます。 ・Logging
ログファイル名を指定することによりエラーメッセージ、警告メッセージが保存されます。 ・Preferences
・How to handle images with multiple time points.
DCE や fMRI など同じスキャンを時系列で収集したデータに対して保存方法を指定します。 ・What to do when a converted image already exists on disk
Save to disk を指定した時、同一ファイルが存在する場合、上書きを許可する/しないを指定します。 ・Label widths for displaying Patient/Study details
Patient name,Patient ID,Study description の表示幅を指定します(ピクセル単位)
5.メインビューの操作
・表示スライス数の選択
画像をロードすると、最初はすべての画像を表示するレイアウト(All)で表示されます。
・任意のスライスの選択 任意のスライスをダブルクリックします。選択したスライスが四角枠で囲まれます。 Layout から任意の Layout を選択すると選択したスライスから表示されます。 ※シフトキーを押しながらダブルクリックをすると1画像表示/全画像表示が切り替わります。
6.表示に便利なショートカットキー
画像レイアウト ・シフトキー+ダブルクリック: スライスの1画像表示と全画像表示が切り替わります。 ・ キー: スライスの選択 ・n または PgDn キー: 1スライス次へ・p または PgUp キー: 1スライス前へ ・N キー: 次ページ ・P キー: 前ページ ・Home キー: 最初のスライスへ ・End キー: 最後のスライスへ 拡大・縮小 ・+キー: 拡大 ・-キー: 縮小 ・=キー: 拡大率 100% 移動 ・r/R キー: 小さく/大きく右へ移動 ・l/L キー: 小さく/大きく左へ移動 ・u/U キー: 小さく/大きく上へ移動 ・d/D キー: 小さく/大きく下へ移動 ・a キー: 全スライスのを同じ拡大率と位置に整列 ※ショートカットキーはショートカットキーを実行しようとするウィンドウ(画像表示ウィンドウ)がアクティブ な場合のみ有効です。 ※ショートカットキーはメニューの User Preference でデデフォルトの設定を変更できます。