溶接システム総合カタログ
WELDING ROBOT
V型50度開先、多層盛3パス溶接 開先幅6.9mm 開先幅4.0mm 開先幅2.3mm
■ 建設機械向け溶接システム
④バケット溶接システム
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アークマンモーション機能により、周辺軸との完全同期によ
る高品質で美しいビードが得られます。同時に、教示ポイント
を減らすことができ、ティーチング工数の削減が可能です。
天吊ロボットと一体型周辺装置の採用により、省スペース化
を図れるとともに、ワーク上方からのアプローチにより高い
適用率を実現できます。また、
ポジショナの昇降軸はワークセッ
トの作業負荷低減に大きく寄与し、自動搬送にも最適です。
<システム構成>③アーム溶接システム
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「開先幅倣い機能」の採用により、溶接中に開先幅の変動に
対しロボットがリアルタイムに追従/肉量をコントロールし、
高品質な溶接を実現しています。
「開先幅倣い機能」は溶接前のギャップセンシング時間を削減
し、タクトタイムの短縮にも大きく寄与します。
<システム構成> ロ ボ ッ ト ARCMANTM MP 2式 移 動 装 置 1軸(左右) 2式 ポ ジ シ ョ ナ 両持ち1軸(回転)2,000kg 備 考 開先幅倣い機能②スイングフレーム溶接システム
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4台ロボットの同時施工により、サイクルタイムの大幅短縮を
実現しています。
矢尻ウィービングにより、良好な立向き溶接が可能です。
これにより、従来必要であったポジショナとワーククランプ治
具が不要になりました。
レーザーセンサにより、ルートギャップの変動にも対応でき、
高品質な溶接ビードを実現しています。
<システム構成> ロ ボ ッ ト ARCMANTM MP(天吊) 4式 移 動 装 置 2軸(左右、前後) 4式 備 考 矢尻ウィービング、レーザーセンサ①ベースフレーム溶接システム
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ツール自動交換システムにより、シングルトーチとタンデムトー
チを短時間で自動持替えし、タクトタイムを阻害することなく
高い適用率を実現しています。
走行、昇降、旋回軸を持った片持ち5軸ポジショナ(KV5)が、
ワークをコンベアから搬入出させる全自動システムを実現
し、生産性の向上に寄与しています。
<システム構成> <ツール自動交換システム> <ビード外観> <ブーム傾斜時> <大電流MAGトーチ> <立向ビード外観> <ビード外観> ロ ボ ッ ト ARCMANTM XL 2式 ポ ジ シ ョ ナ 片持ち5軸(走行、旋回、昇降、傾斜、回転) 2,000kg 備 考 自動搬送装置、タンデム/シングル持替■ 建設機械向け溶接システム
⑧トラックフレーム溶接システム
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建機の下部フレームに取りつくクローラ部分の溶接です。
天吊システムにより溶接姿勢の自由度を高めています。
ケーブル内蔵型のマニピュレータを採用し、ケーブルの干渉
も最小限に抑えています。
⑦ブームドッキング溶接システム
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建機ブームのドッキング溶接を大電流MAG Processを活
用し大幅にタクトタイム短縮を図っています。
専用溶接ワイヤ FAMILIARC
TMMX-A100D(1.4mm)
と
高性能デジタル制御溶接機SENSARC
TMAB500(並列接続)、
大容量専用トーチの採用で本溶接Processを実現しています。
<システム構成> <システム構成> ロ ボ ッ ト ARCMANTM GS(天吊) 移 動 装 置 一体型2軸(左右、前後) ポ ジ シ ョ ナ 両持ち1軸(回転)、2,000kg 備 考 ケーブル内蔵型溶接ロボット: ARCMANTM GS⑥ブーム溶接システム
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溶接線が長く、傾斜姿勢を取ることが問題となるブームに対
し、両端をクランプする片持ちポジショナを採用して最適姿勢
を取るとともに、天吊のタンデムロボットで下向き高能率溶
接を実現しています。
天吊ロボットと一体型周辺装置の採用で省スペース化を図
れると同時に、面板間移動で大小のワークに対応可能です。
<システム構成> ロ ボ ッ ト ARCMANTM SR(天吊) 移 動 装 置 一体型2軸(左右、前後) ポ ジ シ ョ ナ 片両持ち3軸(回転、傾斜、上下)4,000kg 備 考 タンデム溶接(一体型トーチ)⑤丸胴(建機旋回軸)溶接システム
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タンデム溶接により、シングル溶接と比較しサイクルタイムを
40%以上削減しています。
先行/後行極の条件管理が簡便で、最適な溶接条件を作成し
やすく、コーンケーブル状の滑らかなビードと、十分な溶込み
を確保しています。
大型ロボットのXLを採用し、移動装置を省いたシンプルなシ
ステム構成を実現しています。
<システム構成> ロ ボ ッ ト ARCMANTM XL ポ ジ シ ョ ナ 片持ち2軸(回転、傾斜)2,000kg 備 考 タンデム溶接(2トーチ式) ロ ボ ッ ト 移 動 装 置 ポ ジ シ ョ ナ 備 考 ARCMANTM SR(天吊) 一体型2軸(左右、前後) 片持ち3軸(回転、傾斜、上下)2,000kg アークマンモーション機能 ロ ボ ッ ト ARCMANTM MP 移 動 装 置 1軸(前後) ポ ジ シ ョ ナ 両持ち1軸(回転)、12,000kg 備 考 大電流MAG Process 1 2■ 橋梁・水門向け溶接システム
■ 各種溶接システム
■ 鉄道車輌向け溶接システム
⑨橋梁門型パネルツイン溶接システム
ロ ボ ッ ト・
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対向する2台のロボットによるツイン溶接が可能であり、高能
率かつ高品質な溶接が可能です。また、新角巻きソフト採用
により、美麗な角巻き溶接を実現しています。
無監視連続運転の各機能で、昼夜の自動運転が可能です。
ワーク誤差はITVカメラの2点シフトにより補正可能です。
橋梁専用ソフトでFLデータを基に自動的に動作データを
作成し、パソコン上で干渉回避のチェックが可能です。
<システム構成> ARCMANTM SR 2式(天吊) 移 動 装 置 門型3軸(左右、前後、旋回) 備 考 橋梁自動プログラミングソフト、ITVカメラ⑪台車部品溶接システム
ロ ボ ッ ト・
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回転・傾斜の2軸ポジショナの採用により、溶接姿勢の自由度
を高めています。
アークマンモーション機能を適用し、3次元的な溶接線にも
高品質で美麗なビードを実現しています。
<システム構成> ARCMANTM MP 移 動 装 置 1軸(左右) ポ ジ シ ョ ナ 片持ち2軸(回転、傾斜)1,500kg 備 考⑫台車枠溶接システム
ロ ボ ッ ト・
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・
上下昇降付きの片持ちポジショナ採用により、ワークの着脱
が安全かつ容易になります。
アークマンモーション機能+開先幅倣い機能を採用すること
により、3次元的な溶接線に高品質なビードを実現しています。
オフラインソフトARCMAN
TMOff-line Teaching Systemを用いて、より
複雑で多機種なワークのティーチングデータを効率的に作成できます。
<システム構成>ARCMANTM MP 移 動 装 置 2軸(左右、前後)
ポ ジ シ ョ ナ 片持ち3軸(回転、傾斜、上下)2,500kg 備 考 ARCMANTM Off-line Teaching System
⑯標準設計活用システム
⑮建材/フレーム溶接システム
ロ ボ ッ ト・
・
大型ロボットのARCMAN
TMXLを採用し、移動装置前後軸
を省略したシンプルなシステムを構築しました。
ロボットが十分な動作エリアを確保しているため、移動装置
がなくとも最適なトーチ角度を取ることができ、溶接性を阻
害しません。同時に、ティーチングの簡略化にも大きく寄与し
ます。
<システム構成> ARCMANTM XL 備 考 ワンセット架台(ワンタッチ着脱式)⑭プレス機械/フレーム溶接システム
ロ ボ ッ ト・
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・
3次元CADデータとARCMAN
TMOff-line Teaching System
を利用してプログラミング作業を簡略化し、大型かつ一品一様の
ワークに対応可能です。
小型一体型のタンデムトーチで、最大開先深さ80mmの多層
盛溶接を実現し、溶接時間を大幅に短縮することが可能です。
最大溶着金属量は16kg/hrです(実測値)。
<システム構成> ARCMANTM SR(天吊) 移 動 装 置 3軸(左右、前後、上下) 備 考 タンデム溶接(一体型トーチ)ARCMANTM Off-line Teaching System
⑬造船/大組立溶接システム
ロ ボ ッ ト・
・
・
小型ロボットARCMAN
TMA30Sを専用キャリーに搭載する
ことで狭いブロック内の升目溶接の自動化を実現します。
CAD連係による自動プログラミングソフト
「SMART TEACHING
TM」
によりティーチング作業は不要です。
同システム専用FCW「FAMILIARC
TMDW-100R」
と新制御
機能により水平すみ肉溶接の溶接性を維持しつつ、従来ワイ
ヤ比で立向上進での溶接速度を約30%向上させました。
<システム構成> ARCMANTM A30S 専用キャリー 左右・前後位置決め機構、前後軸付き 備 考 <タンデムトーチ> <A30S+ロボットキャリー> <溶接ビード外観> <角巻きビード外観>⑩橋梁・水門コンパクト溶接システム
ロ ボ ッ ト・
・
大型ロボットのXLを採用し、走行台車全体の寸法を小さくし
た省スペース設計です。幅3mまでの主桁溶接が可能です。
2次元CADを3次元データに自動変換し、それを基にロボット
のティーチングデータを自動的に作成することが可能です。
<システム構成> ARCMANTM XL 移 動 装 置 2軸(左右、前後) 備 考 水門自動プログラミングソフト、ITVカメラARCMANTM XL mkⅡ+両持ち1軸(回転)ポジショナ ARCMANTM MP+両持ち1軸(回転)ポジショナ ARCMANTM MP+片持ち2軸(回転・傾斜)ポジショナ SMART TEACHINGTMソフト
(CAD連係自動プログラミングソフト)
アークマンモーション機能
番号 溶接指示 継手長 継手数 パス数 総パス数 (mm) (mm) (mm) 対象 継手長 ロボット 溶接可能 継手長 溶接 姿勢 溶接方法、速度(cm/min) アークタイム(min) タンデム トーチ ・ アーク タンデム トーチ ・ シングル シングル トーチ ロボット 1台の 場合 ロボット 2台の 場合 1 2 3 4 5 6 7 28 29 30 31 32 33 34 隅肉溶接:脚長10 隅肉溶接:脚長10 隅肉溶接:脚長10 隅肉溶接:脚長10 開先溶接:脚長 7 隅肉溶接:脚長 8 隅肉溶接:脚長10 突 き 合 わ せ 溶 接 隅肉溶接:脚長10 1層目-開先:脚長 2層目-隅肉:脚長 開先溶接:脚長10 開先溶接:脚長10 260 134 314 133 0 122.0 145.0 0 35.5 1007 0 778 748 0 0 2 2 0 2 2 0 0.0 71.0 2014 0.0 1556.0 1496.0 0.0 0.0 71.0 2014 0.0 1556.0 1496.0 0.0 0.00 0.49 3.37 5.06 6.27 6.03 0.00 2 1 1 2 2 4 2 2 4 4 0 60 40 25 25 0 2 2 2 2 0 2 2 1 1 2 2 1 2 2 4 4 2 520.0 268.0 628.0 266.0 0.0 244.0 291.4 520.0 268.0 628.0 266.0 0.0 0.0 291.4 1.36 0.70 4.32 1.83 0.00 0.00 0.76 1.36 0.70 4.32 0.92 0.00 0.76 15 15 38 38 38 下向 下向 下向 下向 下向 下向 下向 下向 下向 下向 下向 下向 下向 下向 フレア溶接:脚長 6 合計 7354.4 7110.4 38.38 0.64hr 0.25 3.37 5.06 6.27 0.00 23.01 0.38hr 90.2% 34 割合 15 ●
3Dモデルから自動でロボットプログラムを作成
(ティーチング作業は不要)
●マスタプログラム登録によりワーク寸法入力だけで
実行プログラムを作成(専用画面の作成も可能)
<オフラインシステム 自動パス生成画面><ARCMANTM Off-line Teaching System>
<ワークテスト後のマクロ試験例>
<ワークテストティーチング風景> <溶接材料選定>
<実ワークティーチング風景> <溶接再現風景>
<適用率試算、タクトタイム試算例>
<ARCMANTM Off-line Teaching Systemによるシステム検討例>
●
ワークテスト →テストピースによるワークテストで溶接確認。
●
最適溶接材料選定 →ワーク及びロボット化に最適な溶接材料選定・提案を実施。
●
マクロ試験、窒素分析、
UT検査等 →ワークテスト後に実施可能。
●
エキスパートによる実ワークティーチング
●
ARCMAN
TMOff-line Teaching System
溶接確認・最適溶接材料選定
溶接確認・最適溶接材料選定
システム設置・ティーチング
システム設置・ティーチング
■
ARCMAN
TMOff-line Teaching System
■
SMART TEACHING
TM■ 溶接ロボットコンサルタント
■ ソフトウェア
生産現場の「見える化」、
「生産改善」を支援
教示作業支援
教示作業の簡素化
<アークモニタ、異常値判定> <溶接ログ検索画面> <レポート出力機能><ARCMANTM Off-line Teaching Systemによる適用検討例>
●
システム構想 →お客様のニーズにマッチした最適なシステムをご提案します。
●
適用率試算 →対象ワークのロボット適用率(%)を試算。
●
タクトタイム試算 →対象ワークのアークタイムやタクトタイムを試算。
適用検討
適用検討
●システム健全性の把握
・生産情報をレポート出力
・チョコ停、溶接不良などの安定生産を阻害する要因の抽出
●サイクルタイム削減支援
・エラーが多く発生する個所を特定し、効率よく、改善活動
・センシング補正量のバラツキをモニタリング解析すること
で、
センシング命令の改善に役立てる機能も用意
●その他
・教示作業の履歴を保存しており、変更履歴が閲覧可能
・トラブルの発生日時、エラー情報を指定することでログの取出しが可能
●精度の高いオフラインティーチング
・ロボットを止めず稼働率の向上をすると共に、高所作業等を削減
・ロボットソフトを実装しており、高精度を実現
●自動パス生成
・溶接線を選択することで自動でプログラム作成が可能
●プログラム編集ツール
・プログラムシフト機能などロボットで可能な変換機能に加え、
ミラーシフトなどオフラインでしか使えない変換機能も充実
●マルチロボットシミュレーション
・最大4台までの同時シミュレーションが可能
・オフライン上で自動的に干渉チェックが可能
●その他
・新機種のロボット適用性の判断にも活用可能
・汎用CADからSTL出力することで簡単にモデリングが可能
●溶接中の状態をグラフ表示
・電流、電圧、
センシング、倣い量、
ワイヤ送給状態を表示
・しきい値を設け、設定値との差からエラー判定も可能
●溶接ログの検索
・溶接日時や再生プログラムから溶接線ログを検索可能
・溶接後にトレーサビリティが可能
① アークモニタ機能
ロボット稼働情報を収集、見える化
② 生産モニタ機能
収集した情報から生産改善へ
神戸製鋼は溶接総合メーカーとして長年培ってきました溶接
&
システム構築ノウハウを基に、最新システムを駆使しお客様の
溶接ロボット化の相談、提案にお応えして参ります。
■
AP-SUPPORT
TM安定生産支援ソフト
<ア クモニタ 異常値判定> 5 6θ1 θ2 θ3 45°
⑥
ギャップセンシング機能
⑤レーザーギャップ計測システム
⑩
往復多層盛溶接機能(タンデム溶接にも対応)
⑪データバンク機能、パスアングル設定機能
⑧
マスタプログラムシフト機能
● ● 「タンデム自動条件機能」 開先種別、板厚(脚長)を設定するだけで最適な溶接条 件を選定可能 「タンデム溶接用データバンク」「状態表示モニタ」 先行、後行極の溶接条件(電流、電圧、速度、ウィービング 条件)をデータバンクに登録、確認可能 ●デュアルアークセンサは、先行極と後行極の溶接電流変化を捉え、先行極の位置 ズレに追従しつつ、後行極のズレにも追従することが可能 →溶接品質の向上、手直し低減に直結■ 操作性を大幅に向上
■ デュアルアークセンサ機能
データバンク登録画面 状態表示モニタ <後行極狙いズレ> <デュアルアークセンサの追従方向>⑦
矢尻ウィービング機能(立向溶接機能)
● ● ● 立向溶接が適用可能 アークセンサとの併用可能 多層盛2パス目以降でも可能 溶け込み浅い 溶け込み深い 従来の波形ウィービングBy weaving pattern in the past
矢尻波形ウィービング
By arrow pattern weaving
● ● ● 独自の溶接条件を最大499種類まで 登録可 パス毎に最適なトーチ角度で設定可 教示点は初層の溶接開始/終了のみ タンデム溶接にも対応 開先種別 溶接電流 溶接電圧 溶接速度 ウィ−ビング幅 ウィ−ビング周波数 トーチ角度 左右シフト量 上下シフト量 開始点左右シフト量 開始点上下シフト量 クレータ時間 クレータ電流 倣い感度 【データバンクに設定できる条件例】 (1)1パス目 (2)2パス目 (3)3パス目 (4)4∼6パス目 すみ肉溶接 θ45° 開先部溶接 θ1→θ2 →θ3 先行極 後行極狙いズレ 後行極 先行極 後行極 先行極 後行極 教示誤差 先行極は正確に位置決めしたが、 後行極の位置は、ずれている ワイヤ曲がり 溶接中に後行極のワイヤの 曲がり癖が変わった 追従方向 (左右+上下+回転) 命令入力 実行 先行電流/電圧 後行電流/電圧 溶接速度 溶接線シフト量 ウィービング幅/回数 脚 長 開先種別
タンデム
自動条件
テーブル
②タンデムアーク溶接システム
①大電流MAG Process
■ タンデム溶接の基本機能
■ 大幅なスパッタ低減
● ● ● ● ● ● ● デジタル制御溶接機SENSARCTM AB500を採用 シングル⇔タンデム溶接切替可能 シングル⇔タンデムトーチの持替え可能 先行⇔後行極の任意切替可能 往復多層溶接機能の使用可能 コンパクトな一体型トーチ シングル2トーチ式も対応可能 ●同期振幅変調制御及び高度負荷特性制御により、 安定したアークとスパッタの大幅低減を実現 一体型トーチ 2トーチ式 先行極300A-後行極285A 溶接速度850mm/min 水平すみ肉溶接 脚長8mm 大幅な能率向上 スパッタ発生量比較(従来機比)AB500
安定したアーク 1.0mm≦ ス パ ッ タ 発生量比 (%) 溶着量(g/min)(L:300A-T:250A) (L:350A-T:300A) (L:400A-T:350A) 0 約60% 従来機 AB500 200 250 300 AB500 AB500 従来機 従来機 約70% 約30% 20 40 60 80 100 500μm≦d<710μm 710μm≦d<1.0mm MG-50R φ1.2mm 極間=15mm 溶接速度=60-80cm/min 4mmx2Hz d≦500μm 多層盛溶接線AとBをパス毎に溶接順序 の組み替えが可能 [プログラム作成イメージ] 1)多層盛プログラム作成 [利点] 1)パス毎のポジショナ角度変更が容易 2)溶接順序を簡単に変更可能 (例)① → ② → ③ → ④ 2)多層盛プログラムを各パス毎に自動分割 プログラム101 1パス目プログラム データバンク1 1パ ス 目 2パ ス 目 3パ ス 目 プログラム102 2パス目プログラム プログラム103 3パス目プログラム プログラム100 データバンク1 1パ ス 目 2パ ス 目 3パ ス 目
⑨多層盛プログラム分割機能
■溶接条件は共通化
■動作は各パス毎に変更可能
●操作簡易化
●溶接品質向上
1パス目 2パス目 多層盛溶接線A 多層盛溶接線B ③2、3パス目 ①1パス目 ②1パス目 ④2、3パス目 ●⑫アクセス制御機能
● ● ● 操作者毎に、ログイン情報で 権限レベルを指定 権限によって、操作を制限 教示データやパラメータを 誤操作から保護 【運用イメージ】 【権限レベル毎の操作制限一覧】 ※システム管理者は、権限レベル毎の操作制限を変更可能 システム管理者 特権ユーザー 一般ユーザー 限定ユーザー 無登録ユーザー ○ − − − − ○ ○ ○ − − ○ ○ − − − ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ユーザー登録 教示データ 変更 パラメータ 変更 教示データ 閲覧 パラメータ 閲覧 操作制限 権限レベル 1.システム管理者選定 2.ユーザー登録 ユーザーID、パスワード、権限レベル設定 作業前にログインし、 作業後にログアウト 3.登録されたユーザーで作業 ● ● 開先内においてルートギャップ量を検出し、溶接量を自動調整する機能 命令コードを入力するだけで簡単教示 7 8 ● ● ● アークを切らない連続施工が行えるので →スラグ巻き込みや溶け込み不良などの欠陥を防止 →スタートミスやスティックが減少することでチョコ停改善 →クレータ処理省略により処理時間の短縮 アークを切った断続施工が行えるので →水平すみ肉溶接でも往復多層が行える →スタート部分の膨らみを始終端に分散。ビード形状改善 スライダ同期などで長尺溶接線を多層盛する場合 →溶接長2m、スライダ速度15m/分 : 約10秒×パス数短縮 往復動作を行う 折返し部の 溶接条件の 設定が可能 3パス溶接線 2パス溶接線 ● ● 形状の同じ継ぎ手が複数ある部材 の場合、1個の基本プログラム(マスタ PRG)のみを教示すれば基準から の変位量を入力するだけで他の プログラムが作成される機能 ロ ボット 軸 だ け で なく、周 辺 軸 (ロボット移動装置、ポジショナ) でのシフトも可能 マスタPRG11 変位(x1、y1、z1) 変位(x1、y2、z1) 拡大⇒
プログラムイメージ プログラム呼出 PRG11 位置シフト反映 +(x1、y1、z1) マスタPRG11 呼出 位置シフト反映 +(x1、y2、z1) マスタPRG11 呼出 : : : の溶接 の溶接 の溶接 ● ● ワイヤタッチセンシングでは計測できなかった開先種別毎のギャップを計測し、 計測結果に応じて予め当社データバンクに準備した溶接条件を自動選択 計測したギャップ量に応じて、パス数選択、狙い位置変更、溶接可否判別が可能■ の主な機能
● ● 溶接中に開先幅を検出しウィ−ビング条件や溶接速度をリアル タイムに補正。センシング時間短縮によりタクトタイム短縮可能 余盛り高さが均一。仕上げ層のビ−ド幅一定可能 開先幅4.0mm V型50度開先、多層盛3パス溶接 開先幅2.3mm 開先幅6.9mm④
開先幅倣い(リアルタイムギャップセンシング)機能
(開先幅大) ウィ−ビング幅→大 溶接速度→低 (開先幅小) ウィ−ビング幅→小 溶接速度→高 パルス有 パルス無■ パルス 有/無 切替機能
●溶接中または積層毎にパルスモードと CVモードの切替が可能 パルス有 パルス無■ ワイヤ送給 負荷・速度モニタ
ワイヤ送給状態や送給モータ負荷の モニタ確認が可能③
AB500
溶接関連機能
■溶接条件自動設定機能
●開先種別、板厚(脚長)、溶接モードを設 定し、最適な溶接条件を選定可能 ■一元電圧の設定電圧表示 ●電圧一元化(%)設 定における指令電 圧(V)が表示可能 ● 命令入力 実行 電流/電圧 溶接速度 ウィービング幅/回数 パス数 溶接モード 溶接線シフト量 開先種別 下向すみ肉、水平すみ肉、 V型・レ型開先 溶接モード パルスモード CVモード 7∼25mm 板厚(脚長) AB500 自動条件 テーブル ex.設定「250A 102%」 ⇒指令電圧表示「22V」 レーザーセンサ 検出中 検出結果表示■ 大電流MAG Processの特長
■ 大電流MAG法とダンデム法の特長
● ● ● ● 溶接電源SENSARCTM AB500を並列 接続し、700A-100%出力が可能 タンデム溶接並の高溶着量を単電極溶接で実現。 専用FCW「FAMILIARCTM MX-A100D」 と最適制御により大電流領域においても、 極めて安定した溶滴移行で低スパッタ、 低ヒューム、優れた耐気孔欠陥性 深溶込みを確保 ( ) ダンデム法 大電流MAG法 従来MAG法 大電流MAG法 溶接速度=600mm/min、下向すみ肉溶接、脚長12mm 下向すみ肉 脚長15mm 1パス溶接 ● 大電流MAGプロセス MX-A100D1.4mm CTWD: 28mm 層 電流(A) 速度(mm/min) 1 600 330 AB500 デジタル通信 ロボット コントローラ ● 従来MAG法 シングル × ソリッドワイヤ 2.0 1.5 1 0.5 0 ー ー ー ー ー (g/min) ワイヤ溶融量(g/min) 200 大電流MAG法 平板溶接 流 ス パ ッ タ 発生量 7 8 デ AB500 デジタル通信 ロボット コントローラ MX-A100D ボ ト