齢
Nl
UDC ;624.
042.
7 :620.
1:53.
083 日本 建築 学 会 構造系瀚文報告集 第 378 号・
昭 和 62 年 8 月建 築
物
の
振 動
性 状
の
簡 便
な
測 定 方法
の
開発
正 会 員 正 会 員 正 会 員 正 会 員小
翠
丹松
林
川
沢
原
啓
三広
正
美
*郎
* *行
* * *芳
* * ** 1.
序 実 在 建 築物の振動性状を多 数 測 定し,
その傾 向 を統 計 的に調査す ること は,
建 築 物の耐 震 設 計や地 震被 害想定 の基礎的 資料の蓄積の た めに重 要 と考え ら れ る。
建 築 物 の振 動 性 状を知る た め に,
強 制 振 動 試 験,
自 由 振 動 試 験,
地 震 観 測,
微動 測 定 等 が行わ れてい るが, 比 較 的 大 規模 な建 築 物を対 象と し た 場合が多く,
木 造 家 屋をは じめ多 数 存 在 する小 規 模 な建 築 物の測 定は十 分な統 計結果 を得 る ほど数 多く は行わ れ て い ない。
多 数の 測 定を行おうと する場 合に は, 特別な振 動 源を 必要と し ない微動 測定がより適 当な方 法 と考え ら れ る が,
微動に よ る建 築 物の振 動 性 状の測 定を実 際に多数行 う 場 合に以下の 問題 点 が ある。1
)一
般的な測 定および解 析の作 業は,
微 動に よ る建 築物の振動を現 場で記 録し,
それ を持ち帰っ て,
記 録を 再生 し,
適当な区 間を選んで数値化し, その解析を行う という手 順と なる。 測 定は比較的簡便で は あ るもの の,
そ の後の記 録の処理の部分は他の振動 試 験 と 同様で,
そ れ 程 短い 時 間で終える ことは で きない。
し た がっ て,
あ る与え ら れ た時 間 内で処 理の で きる数は限ら れ て し ま う。
2) 解 析 結果 が複 雑でその振 動性 状を把 握する の が困 難な場 合がある。
こ の よ う な結果は低 層 建 物や平 面 形の 複雑な建 物に多く見ら れ,
こ れ は, 建 物の並 進振動,
ね じれ振 動等の各種 振 動 成 分と地 盤震動と が 混在す る た め と考えられ る。 こ の よう な場 合, 結果を確認 す る た めに,
現 場におい て再 度 測 定 を やり直す必 要 があ る。
し た がっ て,
これら の各 振 動 成分を分 離で き る よ う な測 定を行う ことが 必要で あ る。
これ らの問 題 点 を解 決す るた め に は,
各 種 振 動 成 分の 分 離に配 慮 し た 測定を行い,
現 場で直ちに解 析 を行っ て 結 果 を求め, 問題 が あ る と判 断さ れ た場 合に はその場で 測 定 を やり直す とい っ た手順 が 必要とな る。 測 定 現 場で 本 論 文の一
部は,
文献 1),
2)に発表し た も の で あ る。 ’ 東 京工業大 学 名誉教授・
工博 1# 東 京工業 大学 助手・
工博 ゜# 文 部 省文 教 施 設 課・
工 修 4#“*
清水 建設 原子力 本 部・
工 修 〔昭和6]年11月7日原稿受理) 結 果を求め る試み はすで に 田 中に よっ て行わ れて い る% 田中は,
換 振 器 と電 気回路か ら な る 固有周 期 計を 作 製し,
建 物 頂 部での微動の平均周期よ り固 有 周 期 を現 場で求め て い る。
こ の測定器は当 時 とし て は非常に簡便 なもの で はある が,
建 物 頂 部で は並 進 振 動 成 分の み が測 定され るもの と し て各振 動 成 分の 分 離を考 慮し てい ない こと,
減衰 定 数は求ま ら ない こ と, 対 象とする周 期 領 域 は そ れ ほ ど 広 く ない こと, 交 流 電 源 を必 要とすること 等 の改 良すべ き点も有し て い る。
本 論 文は
,
微 動に よ る建 築 物の振 動 測定を各 振 動 成 分 の分 離 を 配 慮しっ つ , 小 人 数で短 時 間に行い,
かつ 現 場 で結 果 を確 認で き るこ と を目的と して, 測 定 現 場で解 析 結 果ま で得られ る 簡 便 な方 法とそ の測定器を開 発し,
こ の方 法に よ り若干の実在 建 築 物の測 定 を行っ た結果につ い て報 告し たもの である。
2
.
微 動に よ る建 築 物の振動性 状の簡便な測 定 方 法 2,
1
解析 方 法建 物 頂部で微 動に よ る建築 物の振 動 を 測定すると, 複 雑な振 動が観測 さ れ
,
そ の振 動 性 状 を把 握す るこ と が困 難な場 合が あ る。
これ は,
地 盤 震 動お よび建築 物の各 振 動 成 分が混 在してい る た め と考え ら れ る。
これ らの成 分 を分 離するた めに
,
図一
1に示すご と く, 剛 な板が基 礎 固 定の柱によっ て支え ら れて い る モデルを 考え る。
基 礎 底 部に地 盤 振 動が加わっ た場 合,
建 築 物の 頂 部で の振 動は,
並 進 振 動λ1
ん(t
),
ね じ れ 振動 Xn (t) お よ び地盤震動Xg
(t
)が混 在し た形で観 測さ れる。 ただ し,実際の建 築 物の場 合に は基 礎の振動も生 ずるが,
ここ では基 礎の振動も含め た もの を 地 盤震 動と称 する。
そこ で建 物の頂 部 2点お よ び下部 1点に換 振 器 を設 置 し,1) 頂 部の記 象か ら下部
1
点の記 象 を差 し引くこと に よっ て地 盤 震 動を除 去し, 建 築 物 上 部 構 造の た わ み を抽 出す る。一
例と して,
図一
2に,
2階 建 木 造 家屋の 2階 床の動 きの ス ペ ク トル を点 線で,
そ れ から地 盤 震 動を差 し引い た建築 物の た わみ の スペ ク トル を実線で示 す。 地 盤 震 動 成 分 を差し引くことに よりス ペ ク トル の形 状が単 純になってい るこ と が わか る。
2> さ ら に観 測し た
2
点で の建 築 物のた わ み の差を と一
48
一
地 盤 振 動成 分 並 進振動 成分 十 十 Xg (t) Xh (t) a
・
Xn (t> 一 一 塵れ娠 動成分Ub ・
Xn (t ) 一_
」 x9 (t> xh (し) 図一
1 解 析用 振 動系 る ことに よっ て,
ねじれ成 分を抽 出 する。
3 ) ね じれ中 心で は並 進 振 動の みが観 測さ れ る はずで あ るので,
その点での振 幅は他の点でのそれ に比べ て小 さ く な る もの と考え られ る。
そこ で , 2点を結ぶ線 上に お け る任意の位置での建築 物のたわ み を剛 床 仮 定のもと に合成し,
各点での振幅の平均 値 をそ れ ぞ れ求め る。
そ の値が最 小と な る 点 が ね じ れ中心で あ る と し て,
この点 で のた わ み を 並進 成 分と考え る。 こ の考え方の妥 当性を 検 当す る た め ね じれ中心 が建物の中 央 部にあると考え ら れ る 平 面的に対 称な建 物 頂 部の両 端で測 定で行い,
両端 の記象か ら2点 間にある各 点で の振 幅の平 均 値の分 布を 計 算し た。 図一
3に示 すご と く振 幅は建 物の中 央で小さ く,
振 幅の最 小とな る点はねじれ中心 とほ ぼ対応 す る も の と考え ら れ る。
4> こ の よ う に して抽 出さ れ た並進成分 お よびね じ れ 成分に対 して ス ペ ク トル解 析 を行い,
その 建 築 物の固 有 周期と減衰定 数を求め る。
こ の方法に よ る結果の一
例と し て,2
階建木造家屋の 2階床で の測 定結果を 図一
4に示す。
図の (a>,
(b
)は 地 盤 震 動 成 分を除 去し た建 物 頂 部2
点 (A ,B
)で の建 築 物の た わ みの ス ペ ク トル である。A
点でのスペ ク ト ル に は 2つ の ピー
クが認め られ,
ねじれ と 並進 成 分が 混 在 し て い る もの と考え ら れ る。
B 点で の ス ペ ク トル は 単一
の ピー
ク を示 して いる が,
これ が並 進また はねじれ1
.
O
.
5
.
05
」
,
2
,
5
PERIOD
8ec
図一
2 木造家屋 2階床の動 きの パ ワー
ス ペ ク トル (点線)と そ れ か ら地 盤 震 動 成 分 を除 去し た建 築 物の た わ み の パ ワー
ス ペク トル (実線)0
50M
一A
B
.
」 Σ く1
PLAN
O
A
B
図一
3 対 称な建築 物の頂 部で の振 動の振 幅 分 布 成 分の ど ち らに対応す るのかをこ の スペ ク トル の み か ら 判 断す るの は 困難で あ る。
図の (c), (d
)に それ ぞれ 前述の方法で抽 出し た ね じ れ お よ び 並進 成分のス ペ ク ト ル を示 す。 両者ともそ れ ぞ れ異な る周期に単一
のピー
ク を示し,
それ ぞ れの成 分が分 離さ れてい ること が わ か る。
な お,
高 層 建築物 を 対 象 と す る 場 合には 通 常の場合, 建物の振 幅は地 動の振 幅に比し て十分大き く, 地 盤 震 動一 49 一
1
.
O A.
5・
2PERtOD面ξち 1
.
o B.
5 {a) 「 図一
4 1.
o cb,.
2.
5 PERIODsec
.
5 TRANSLAT )ON.
2,
3.
1 2.
3 PE団OD 6ec P匚RK )D 8ec ‘c) {d, 木 造 家 屋2階 床2点での建 築 物の たわみ の ス ペ ク トル (a,b
}と抽 出さ れ た ね じれ お よび並 進 成 分のパワー
ス ペ ク トル (c,
d> を差し引く必 要は な い と考え ら れ る の で,
建 築 物の下部 に換 振 器 を設 置して記 録する ことは行わ な く て も よい場 合が多い 。 2.
2 測 定 機器 本研 究で対 象と す る実在 建築物は,2
階建 木 造 家 屋か ら50 階建 程 度の高層ビル にまでわた り,
固有 周 期で は,
O.
1秒か ら5秒 程 度の広 い範囲にあ る。
測定 機 器を なる べ く小 型 軽 量にす る た め, 測 定 範囲を2
つ に分け, 低 層 と高 層 建 築 物 とで 2種 類の換 振 器 を使い分け ること と し たD 固 有 周 期の 短い低 層 建 築 物 用に は物 理 探 査 用に用い ら れて い る小型軽 量の換 振 器 (Geo
Space
社GS −
llD
) を用い た。
こ の換振器の 固有周期は0.
22秒である の で,
コ ンデ ンサー
で シャン ト してみ か けの 固有 周 期を 3倍 程 度に延ばし た4) 。 この換 振器を建物 頂部の両 端に 2台,
基 礎の上などの建物下部ま た は地 盤 上に 1台,
合 計3台 用い る。 比較的長い周 期の振 動が観 測さ れ る高 層 建 築 物 用につ い て は,
こ の換 振 器で は感 度が低 下す るの で,
固 有 周期 1秒の 換 振 器 (振 動 技 研MTKH−
1>をコ ンデンサー
で シャ ン ト し て見か け の固有周期を3
秒程度に ま で延ばし て使用し た。
この場合は,
換 振器は建 物 頂部の 2台の み を使 用する。
一
50
一
PiOK UP 〔1CH〕 PlCK UP (3CH} PICK UP {2CH)PRE へト鬚P PRE AMP PRE AMP
FiL丁ER FILτER FIL丁ER
SUB丁RACTOR SUBIRACTOR
1NTEGRATOR INTEGRATOR
FILTER FILT[R 岡AIN
−
AMP MAIN AMPA〆DCONVERTER 例ICRO CO閏PUTER
a} 「OR L〔淵 R【
SE
BUiLDING bレ FOR HlGH RISE BU[LDING 図一
5 回路の流れ線図・
ミ、
羣 ト ヒ ≧ ヒ ゜印弱
PERIOD sec 図一
6 測定器の総 合周期特性 換振器か らの 出 力を積 分器,
フ ィ ル ター
お よ び増 幅器 を用いて,
増 幅 する。 回 路の流れ線 図 を図一5
に示す。
低 層 用の もの は建 築 物 頂 部の記 録 (1,
2ch )か ら地 盤 上の記 録 (3ch )をそれ ぞれ差し引い てい る。 換 振 器か ら増 幅 器 までを含め た総合特性は,
図一6
に示 すご と く,
低 層 用の もの は周 期 0.
1〜O.
7秒 程 度の,
高層 用の もの は周期 0.
5〜
3秒 程 度の範囲で, 変 位に対して ほぼ平坦 であ る。 両 測 定 器に よっ て 0.
1〜
5秒 程 度まで の周期 範 囲 の振 動を測 定す ること がで き,
こ の 2台 を選 択 して使 用 す るこ とに よ り低層か ら高 層にわた る多く の建 築 物の 測 定 を 行うこと が可能と考え ら れ る。 増 幅 され た換 振 器か らの信 号を8bits
の分 解 能を持つAD
変 換器 に ょ り数 値化 し,
解析用の マ イク ロ コ ン ピュー
ター
(エ プソ ン社HC −
20 )に取 り込む。 この マ イク ロコ ンピュー
ター
は プリンター,
マイクロ・
カ セ ッ トお よ び液晶 ディスプレ イ を内蔵し,
大き さ は30cmX 20cm ×4cm で携 帯用の もの であ る。 これ らの装置の電 源はマ イクロ コ ン ピュー
ター
内蔵の 電池と単 3乾 電 池 10本 を 使 用 して いる。
こ れ ら は,
低 層 用の 場 合に は, すべ て が 1つ の ケー
ス (45c 皿 X33 cmX15 cm )に納ま る が,
高層 用の場 合に は換 振 器2
台 は別の ケー
ス (40cm ×30 cm ×15cm )に分 け て 収 納 する
。
測 定器の外 観 を写真一
1お よ び2に示す。
総垂
量は,
低 層用が 9
kg,
高層用が 20kg
であ る 。 従 来の測定用 機材に比較して運 搬は容易で あり機 動性に優 れた測定を行 うこと が可 能と なっ た
。
2.
3 解析用 プロ グラムこ の測 定 器によっ て得られ た記 録を現 場で処 理す るた
めに,
2.
1
で述べ た解 析方 法 を プログラ ム化 し た 。 プログ ラム 言 語は
,
主 プログラ ム で はBASIC
を用い,
演算時間のか か る部分 は機械 語のサブル
ー
チ ンを使用 して演算時間の短 縮 を計っ た
。
工)記 録の取 り込 み微 動に よる建築物の振 動 を定常過 程とみな す ため に は
解析す る記 録 長は ある程 度の長 さ が 必要であ る。 い くつ
か の建築 物で の記録を解 析した とこ ろ
,
その建築物の固有周期の 10倍 程度の記 録 長で は得ら れ る減 衰 定 数は安
定 し ない場 合がみ ら れ
,
記 録 長を 固有 周 期の 20 倍程 度l
にする:とお お むね安 定し た結 果 を得たの で
,
こ れ を記 録長の目安と し た。 メ モ リ
ー
容 量の制 限等か ら,
1成 分の 記 録のサ ンプル数 を1024個と固 定し,
建物 両 端の 2成 分の記 録 を計 算機に記 憶さ せ る。
前 述の記 録 長 を確 保するために, サン プリング間 隔は
,
低 層用は0.
01秒 とし,
高 層用は建物の 固有 周 期に よ り0.
02秒と0.05
秒の ど ち ら か を選 択で き るよ うに し た。
サンプリン グ時 間は,
低 層用で10.
24秒,
高 層 用で 20.
48秒ま た は51.
2秒 とな る。2
) ね じ れお よ び並 進 成分 の抽 出建築 物 頂 部の両端の記 録の差を計 算し
,
これ をね じ れ 成 分と する。
並進 成分の抽 出は以下の手 順で行う。 並 進 成分 とね じ れ成分の固 有 周 期が 近い と ね じれ中心 が建 物 の外 側に現れる場 合が あ る た め,
2 点間およびその外 側 も2点 間の距離の半分 まで の範 囲につ い て等間 隔 に合 計 33 点をと り, 各 点で の動きを 観 測 し た2
点の記 録の 直 線 補 間に よ り計算 する。
各 点で の動きに対し て,
その振 幅の絶 対 値 をとり,
その平 均 値 を計算す る 。 こ の平均値 が最 小 を示す 点で の動きを並 進 成 分 とす る。 こ の計算は 機 械 語で行っ てお り,
並進成 分 を抽 出す るの に約 1分 を 要 する。
3) パ ワ
ー
スペ ク トルの計 算抽 出さ れ た そ れ ぞ れ の 成 分 を高速 フ
ー
リエ 変 換 (FFT
)に より,
パ ワー
ス ペ ク トル を求め る。
これ を ハ ニ ング型ウィ ン ドー
により平 滑 化し た。 こ の平 滑 化を サ ンプリング間 隔に応 じ て 回数を変え て行っ た。 すなわ ち,0.
01
秒の と き は 10回,0.
02
秒の と き は6回,
0.
05
秒の と きは 4回 と した。 FFT と ウィ ン ドー
の計 算の 部 分は機械 語 を用い てお り , デー
タ数 1024個の場 合,
FFT に要 する時間は約40秒で あ る。 こ れ をBASIC
で 実 行 し た場 合に は,
あ ら か じめ三角 関 数の数 表を作っ て おい て も,
25分 程度を必 要 とす る。 _璽
凝
写 真一
1 測 定 器の外 観 (低層 用) 写 真一
2 測定器の外 観 (高 層用)4) 減 衰 定 数
、
固 有周期の求め方パ ワ
ー
ス ペ ク トル から 減衰 定 数 を求め る方 法と して,
ピー
ク の 1/2
の振 幅での ス ペ ク トル の幅から求め る,
い わ ゆ る 1/2法等がある。
い くつ か の方法を 検 討し た結果,
共 振 曲 線に あて はめ る方 法が安 定し た結 果 を与え るの で,
これ を採 用 した。
白 色 雑音に対す る 1 質点 系の応答の パ ワ
ー
スペ ク トル S (w)は,
入力の パ ワー
スペ ク トル密度 をS
。 (=一
定 ) とす れば,
・…
「
。、.
げ 、薯
、、, ω,。、・
・
…一 ・
・
…・
…・
… で表され る。 ω。 は系の固 有 円 振 動 数,h
は系の減衰 定 数で ある。
y
(ω)= ・1
/S
(ω),
X= ω2 と おけば , (1)式はY
…一
去
・2− 2
ω訌嵜
2〃)X +篶
・
…一 ・
(・) と な り,X
の 2次 関数の形に変 形で きる。 よっ て,
得一
51
一
o」5
「
二
10 α 凵 ⊃ 」 ( 〉 ト Z 凵 匡 q 趾 ( 500 a4 1.
O I.
4 PERSOD 5ec.
図一
フ 減衰定数の補正式 (サンプリング間 隔が 0.
02秒の場 合 } られ たパ ワー
ス ペ ク トル をY
(ω)=
=
aX2− bX
+ c の式 で回帰 し係 数 α,
b,
c を求め れ ば,
以 下の式か ら固有 周 期T
と減 衰 定 数h
を得ること がで きる。h−
SVE
:
iilli
;
・
一 ………・
……・
………
(・) T= 2π一 ・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一
一
・
・
・
・
・
…
(4 )回帰に用い る スペ ク トル振 幅のデ
ー
タ は,
ピー
クの振 幅の 2/3をは じ め て下回 る値ま で を使 用し た。 デー
タ数 は 5−
8個 程 度である。
(3>式か ら得ら れ る減 衰 定 数に は,
ス ペ ク トル の平 滑 化の影 響に加えて, 測定器の周 期特性が平 坦で ない場 合に は そ の影 響が含まれ てい る。
しか し,
こ こ で はピー
クを与える周 期 付 近の狭い周期 範囲の ス ペ ク トル振 幅の み を用いて減 衰 定 数 を求め てい るの で, 測 定 器の周期特 性の影響は小さい もの と考え,
そ の補 正は行っ てい ない。 平 滑 化の影 響に対す る補正は,
田中ら5)と 同様の補正表 に基づ い て行っ た。
すな わ ち, あ るh ,T
に 対 応する パ ワー
ス ペク トル密 度 関数を計算し, これ より前 述の方 法でみ かけの減 衰 定 数九’
を求め る。
この計算を適 当な 範 囲の h とT
につ いて行い, 得ら れ たh’
と与えたh
,T
との 1次 回 帰 式 を 求め, 補正式と す る。一
例と して サンプ リン グ間 隔が0.
02
秒の場 合の補 正 式 を 真の値 ん をパ ラ メー
ター
と して表し たものを 図一
7に示す。
以上の計 算を
一
と おり終え て結果を出力 するまで に要 する時 間は5
分程度で ある。
2.
4 現 場で の測定の手順 現 場で の測 定の手 順は以 下の ご と くである。1
)2
台の換 振 器を建 物 頂 部の適 切な位置に設 置し,
増幅 器に接 続す る。 低 層 用につ いては建 物 下 部に も換 振 器を設 置す る。 な お,
低 層 用と高 層 用の測 定 器の選択に つ いて は,
予 想さ れ る固 有 周 期が0.
6秒 前 後と な る鉄 筋 コ ン ク リー
ト造で 12階 程 度, 鉄 骨 造で 7,8
階 程度の建 物を境界と して いる。2
) 増 幅 器と計 算 機の電 源 を入 れ てプロ グラ ム を実 行一
52
一
丁.
1.
丁。
63 11F 宕6/99!20 t4呂27:4臼 55 卓 5e−
29 (*3.
〔}294t・
1:1・
1卜ITERUAL.
92 sec・
1⊂h E白ST 1。
らmicro.
2⊂h UEST 1.
5mi
匸ro 寡一
STORSlON MAX=
274.
77 くN卓ra!S卓S)ゴ
L
ニ
エ 2 3 (。・
6。
3) 2.
5臼臼se⊂ 3.
7% ヒ e.
498三eこ 1。
316客 ”,SAHPLI 了し犀DE R角τ10 1 2lllim
,川tl− 1,1川喇
1
M:トレb1自× 臼。
S44 1こh−
「11N S。
75m lこh−
2ch 2e.
eem 軍寧了RRNS.
卜IAX=
379.
41 (「dPtM!S:S> .ノ
L
ゴ ゴ’
’
3 (・
・
9。
3) ∈〕.
621s宅 こ 6。
27覗 臼.
6t35ec 3。
578% 14333 呂49 副 寔健 物 名等 晟「
大 振 幅 (ttm ) 齪れ振動の パ ワー
スベク トIL 捩れ振動の周 朋 捩 れ 振 動 の 減 褒 定 馼 平均 絶対 振 幅の換式 図 1chの 位置から 蕋}小点までの距 驪 2測 点罔の 距 矧 並進 振動の パワー
スベク ト ル 並進 揺 動の周 朋 並進帳貼の減 衰足融 図一
8 出 力結果の例 さ せ る。
な お,
必 要 事項の入力は すべて対 話 形 式に なっ ており,
計 算 機か ら の入力要求に従っ て デー
タ を 入力す ればよい。
3
)測定建 物 名 称,
測 定 方 向, 換 振器 間の距 離等必要 事 項を 入 力 す る。
高 層 用の場 合は予 想され る固有周 期に よ り サンプリング間 隔を 選択する。4) モニ タ
ー
画面に微動の記象が表示さ れ る の で, こ れ を見 な が ら振 幅が適当な大き さになるよ うに増 幅器の 倍 率を調節す る。5) 調節が完了し た ら
,
AD 変 換 を開始し,
デー
タ を 取 り込む。6
) 数値化 された記 象 が 画 面に表 示さ れ る。
この記象 が適 当な もの で な ければ 4)か ら や り 直 す。
7) 適 当な 記 象 が得られ た後, 使 用し た増幅器の倍率 を入 力ず る
。
8) 各チャン ネル の最 大 振幅,
並進,
ね じ れ の最 大 振 幅 を表 示 したの ち,
2.
3で述べ た手順 に従っ て ね じ れの ス ペ ク トル, 固 有周期,
減衰定数,
ね じ れ中心の位置, 並 進のスペ ク トル,
固有 周 期,
減 衰 定 数 を計 算す る。
結 果は画 面とプリンター
に出 力 される。
図一
8に出 力 結 果 の例 を示 す。
9) その後,
必 要 が あればね じ れスペ ク トル の再 計算 , 測 定し た記 象の出 力 を行い, 必要がな け れば計算を終了5
.
O Φ ω 4 32
ー(
の 凵一
〇 ⊃誘
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図
一
9 本 測 定 器 (横 軸 )および 既 往の測定結果 〔縦 軸 )に ょる 固有周期の比較 5 0 5 」 」 O(
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)図
一
10 本 測 定 器 (横 軸 )お よび既往の測 定結果 (縦 軸)に よ る減衰 定数の比 較 する。
以 上が本 測 定 方 法にお ける 1回 分の処 理である。
解 析 結 果が安 定し て得ら れる ことを確 認 する ため,
1測 定 方 向につ き数 回行う こと が望まし い。 こ れ ら の処 理 を建 築 物のは り間,
桁 行の 直交2
方向につ い て行っ て,
換 振 器 の設 置か ら回収に 至 る までの 測定に要す る時間は1
棟に つ き1時 間ない し1時 間半である。
なお,
測 定は一
人で 可 能で ある。
2.
5 本 測 定 方 法に よる結 果 と 既 往の測 定 結 果 との比 較 本 測 定 器の性 能お よび得ら れ た結 果の精 度を検 証す る ために,
既 往の測 定 結 果と本 方 法による結 果 を比 較 し た。 対 象と し た建 物は鉄 筋コ ンク リー
ト造 2階建か ら 鉄 骨 造 52階 建まで の 15棟である。
固有 周 期お よ び減 衰 定 数の 比 較 をそれぞれ図一
9および10に示す。
固 有 周 期につ い て は周 期 0.
1〜
5秒の範 囲で両 者は よく一
致する が,
減 衰 定 数に はある程 度の ばらつ きがみ ら れ る。
既 往の測 定 結 果は,
微 動に よるもの だけ で なく強 制 振 動 実 験な どによる もの が含まれ て い る こと,
解 析 記 録の サンプ リング間 隔, そ の継 続 時 間やパ ワー
スペ ク トル か ら減 衰 定 数 を求める際の方 法が同一
ではない こと,
を考 え る と,
同一
の建 築 物で も方 法の違い によ り得ら れ た減 衰定数に は ある程 度の違い は生 じ得る もの と考え られ る。
した がっ て,
本 方 法に よっ て 得られ た値は既往の結果 とお お む ね よく一
致し, 本 測 定 方 法が 0.
1〜
5秒 程 度の 固 有 周 期 を持つ建 築 物の振 動 性 状 を 評 価 する の に有 効で あるもの と考え ら れ る。
3.
開 発した測 定 器に よる実在 建 築 物の振 動 性 状 3,
1 測 定の概 要 今回開発 し た測定器に よっ て東京お よ び横浜に建つ,
低 層 か ら 高 層の建 築 物の振 動 を 測 定 し た。
測 定 し た 建 物 は1
層か ら52
層までの約70
棟で,
そ の構造 は木造,
鉄 筋コ ンク リー
ト造,
鉄骨鉄筋コン ク リー
ト造お よび 鉄 骨 造であ る。
さ らに メキ シコ地 震 被 害 調 査の際に メキ シコ 市に おい て本 測 定 器によ り,
被害を ほ と ん ど受けて いな い と考え ら れ る建築物 20 棟の振 動 測 定を行っ た。
この 測 定 は実質 4 日間で完了 し,
その結 果を 即 座に現 地の 関 係 者に 示 すこと がで き た。
測 定 結果をみ る と,
平面 形 をみ る と桁 行 方 向が極 端に 長い場合, 比較 的 低層 である場合 等に複 雑なス ペ ク トル の形状が み ら れ,
固 有 周 期や減 衰 定 数が求まらない場 合 が わずかで は あ る が み ら れ た。
また,
メキシコ 市で の測 定で は,
地 盤の振 動周期が長 く建築物の周 期に近い た め, スペ ク トル上での上 部 構 造の振 動と の 分離が 十 分で ない 場 合 がみ られ, 約 半 数の建築物で減衰定 数の決定ができ な かっ た。
3.
2
固有周期と層数の関係 東 京お よび横 浜で の建 築 物の 固有周期T
と層 数N
の 関 係を ま と め た。
図一11
に 並進 固 有 周 期と層 数の関 係 を, 図一12
に ね じ れ 固有 周 期と層 数の関 係を示す。 黒 丸 印は鉄 筋コ ン ク リー
トま た は鉄骨鉄 筋コ ンク リー
ト造 の,
四角 印は鉄 骨 造の建 築 物 を示す。
図か ら並 進固有周 期は,
鉄 骨 造で約0.
09N (sec ) , 鉄 筋 コ ン ク リー
トま た は 鉄骨鉄筋コ ンク リー
ト造で約0.
05 N (sec )の値を と る。
ね じれ 固有周期は その並進固有周 期の 80% 程度 の値と なっ てい る。 これ らの値は既往の 研 究の結 果 fi}’
T} と よ く一
致し てい る。
木 造 家 屋に つ い ては, 2階 建の 8棟での結果 か ら,
並 進お よびね じ れ 固有周期は,
そ れ ぞ れ0.
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11 並進固 有 周期と層 数 との関係 (わ が 国の場 合) 5 § 48w5 2 τORSゆN OR9 ロS o 口 口 0 o 。盥9
° 囗 000 踟・9o 10 20 ヨ0 40 50 図一
12 STORtES ね じれ固有 周 期と層 数 との関 係 (わが 国の場 合 ) げ 凵 ω 09 匡 6QTRAN5 しAlo閥 oRC,
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13 並 進 固 有周 期と 層数との関 係 (メ キ シコの場 合 ) 働 50 40(
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14ね じ れ固 有 周 期と層 数 との関 係 (メキ シコの場合 ) ト Z 国
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15 並 進 固有周期と減衰定数の関係 (わ が国の場 合 ) よび0,
15±0.
02秒が得ら れ た。 メキシコ 布に建つ 20棟にっ い て,
並進お よ び ね じ れ の 固有周期と 地 上層 数の関 係をそ れ ぞ れ 図一
13お よ び 14に示 す。
図の黒丸印は鉄 筋コ ンク リー
トま たは鉄骨 コ ンクリー
ト造の結果で,
四 角 印は鉄 骨 造の結 果である。
鉄 筋コ ンク リー
トま た は 鉄骨コ ン ク リー
ト造の並 進 固 有 周 期と層 数と の回帰 式を求め る と,T =
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〔5) を得る。 これ らをわ が 国の建築物を対 象に し た回 帰 式と 比 較すると, メキ シコ市の建築 物は同じ層 数の わ が国の 建 築 物に比べ て1
次固有周 期は2
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図一
16 並進固有 周 期と減 衰 定 数の関係 (メ キ シコの 場合) る。 地 盤との連 成 効 果 を無 視す れ ば固有 周 期は剛 性の平 方根に反 比 例す る から, メキシコ市の建 築 物の水 平 剛 性 は わが 国のそ れの 1/4程 度とい うこ と に な る。 メキ シコ 市の建 築 物に は壁 が少な く,
また そ の壁も中 空 煉 瓦を積 ん だもの が 多 く,
壁に よ る大き な剛 性は期 待で き ない こ と が,
こ の原 因の一
つ と考え ら れ る。鉄 骨 造につ い て は, 測 定例は少な いが, わ が国の結果と大き な差は ない よ う で あ る。 並進と ね じ れの固 有 周 期の比は わ が国の場 合と ほ と ん ど変ら な い。
3.
3
固有 周 期と減衰 定 数の関係 図一
15に東 京およ び 横 浜での建築物の並 進 固 有 周 期一
54
一
と 減衰 定数 との 関係を示す
。
従 来よ り 固有周期 T と減 衰定 数h
は地 盤 種 別K
(建築規準法の 旧地 盤 種 別 を 数 値と して扱っ たもので,
1か ら4の値 をと る)に よっ て 17▼
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…
一・
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・
・
・
・
・
・
…
《6) に示 され る傾向を と るこ と が報告さ れ ているs)。
今回の 結果 も,
ほ と んどの 建 物 がT ・
h =O.
Ol
ない しO.
04
程 度の値を示してい る。
ま た, メキ シコ 市で得られ た結 果を図一
16 に示す。
この図 をわが国で の傾 向と比 較す る と 全体的に減 衰 定 数 は大き めの値を示 し て いる。 これ は,
メキシコ市の地 盤 が 非 常に軟 弱な ため 地 下に逸 散す る減 衰が大と な っ た た めと考え ら れ る。 4.
結 論 建 築 物の固 有 周 期 と減 衰 定 数を簡便に測定する ための 方 法 を 開 発 した。 測 定 器は,
換 振 器・
積分増 幅器・AD
変換 器・
携 帯 用マ イクロコ ン ピュー
ター
か ら な り, 測 定 現 場で ただ ちに解 析 結 果を得るこ と ができ る。
測 定器の 総 重 量は,
低 層 建 物 用で約9kg ,
高層建物用で約 20 kg で あ り,
容 易に運 搬す るこ と がで き る。
この方 法により 得 られ た結 果は既 往の測 定 結 果とお お む ねよく一
致し た。 本 測 定 器を用いて,
東 京・
横 浜およ びメキシ コ市で測 定 を行い,
その結 果か ら, わが 国と メキシコ 市の建築 物 の剛 性に大き な相違 が ある こと を指 摘した。 謝 辞 本 測定器を作 製する に際に, 東 京工業 大 学 卒 業生 田 鎖 隆 氏 (現在, 松田平田坂 本 設 計 事 務 所 )の御 助 力を頂い た。 東京,
横浜での測 定の際に は,
東 京 電 機 大 学 朝 山秀一
助 手,
日建 設計・
大成 建 設・
三井 建 設・
東急建 設の関 係 者の方々 の御 協 力を 頂い た。
メキ シコ市で の測 定の際 に は,C .
Lomnitz 教 授 をは じ め と す る メ キ シコ 国 立自 治 大 学の方々,
東 京 工業大学瀬 尾和 大助教授,
清水建設 技 術研究 所 片岡俊一
氏の御 協 力 を 頂い た。
数 値計 算は,
東 京工業 大 学 総 合 情 報処 理 セ ンター
HITACM
280
に よ っ た。
記し て謝 意を表す る次 第であ る。
参 考 文 献 1)小 林 啓美,
丹 沢 広行,
翠 川三郎 :中 低 層 建 築 物の振 動 性 状の簡 便な測 定 方 法の開 発,
日本建 築 学 会 大 会 学 術講 演 梗 概 集 (束海),
構 造1,
pp.
467−
468,
1985.
2> 小 林 啓 美,
松 原 正 芳,
翠 川三郎:微動によ る中 高 層 建 築 物の振 動 性 状の簡 便な測 定 方 法, 日本 建 築 学 会 大 会 学術 講 演 梗 概 集 〔北 海 道 ),
構 造1,
pp,
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3) Tanaka
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T.
:An instrument forbrief
measurernent of thenatural period of a building
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Res、
Inst.
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Vol
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4)鈴木次 郎,
長 谷 川 武 司: コ ンデンサー
でシャ ン トされた 地 震 計の動 き につ い て,
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204,
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) 5 ) 6 > 7 > 8 田 中貞二,
吉 沢 静代,
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山辺克 好,
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金 井 清 :実 在 建 築 物の固 有 周 期 に関 する研究, 第4回 日本 地 震工学シンポジ ウム (1975} 講 演 集,
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1973.
syNopsgs
UDC;624.042.7/620.1:S3.083
DEVELOPMENT
OF
FOR
AMB[ENTPORMBLE
VIBRMllONswEASUREwnENT
SYSTEM
TEST
OF
BUILDllNG
byDr.H]ROYOSHI KOBmaSHI, ProfessorEmeritus,Tokyo
Instltuteof Technology, Dr, SABUROH M]DORM[AVMA,
Research Associate,Tokyo Instituteof Technology,
HMeOYuxffM4NZAWVA, Engineer,Ministryef Educatien,
Scienceand
Culture,
and MASAYOSHI MrsIrSUBARA,Engineer,ShimizuCenstructionCo, Ltd.,Members of A,LJ.
A portablemeasurement systern
for
arnbient vibration testofbuilding
hasbeen
developed,
The rnetiye of thedevelopment
is
toknow
the gereraltrends of vibration characteristics of many actualbuidings.
The
equipment of the system consists of transducers, amplifiers,AID
converter andhandheld
micro-cornputer, The advantages ofthe system are
high
portability,quick setting of the equipment, and immediate analysis of the records at thefield,
without any workin
laboratory.
The analysis givesthenatural periodsanddamping
coefficientsfor
trans-lational
and torsionalvibrations, The weight of the equipment forlow-risebuldingisonly 9kg and thatfor
high-rise