株式会社ジェイコム湘南
2014 年度 第1回 放送番組審議会 議事録
2014 年度 第 1 回の放送番組審議会は 2014 年 11 月 18 日(火)に横浜で開催された。 <放送番組審議会委員> (五十音順) ご 出 席 稲 岡 輝 雄 様 小 澤 幸 夫 様 高 見 和 恵 様 堀 由 紀 子 様 堀 江 敏 様 堀 口 す み れ 子 様 森 田 常 夫 様 山 田 秀 幸 様 事業者側から現況報告及び J:COM チャンネルの報告があった。 【質疑応答・意見交換】(森田会長による進行) (台風時のレポーター実況、イベント時のワイヤレスマイク音声の混線、ラジオ局との防災 無線の連携) 委員 台風状況の中継では、風雨の中での女性の台風レポートがあったが、危険を感じ た。やり過ぎなのでは。 藤沢市民祭りでは、パレード中継に感謝したい。 但し、商工会の会館より、放送の周波数がパレードのマイクに混線するクレームがあった。 来年度は、改善を望みたい。 防災無線端末は、レディオ湘南との連携があるのか伺いたい。 事業者 (台風時のレポーター実況) 台風中継は、民放のワイドショーのような映像を追いかけることでなく、我々はその時々の 地域の災害状況をお届けすると共に、避難所の開設、避難準備情報など行政発信の災害 情報を届けることが求められている。 災害時は、L字画面にて行政発信の情報を取り上げているが、NHK、民放にはない身近な 地元情報を発信するよう努めてまいりたい。 事業者 (ワイヤレスマイク音声の混線) 中継時、ワイヤレスマイクを使用しており、通常、何チャンネルを使用するか、実行委員会 と確認することになっているが、漏れていたようで、お詫び申し上げる。再発防止に努める。 事業者 (防災無線端末の連携に関する回答) 防災無線端末の連携については、茅ヶ崎市、藤沢市は独自に端末を開発する意向である。 ただ藤沢市は、J:COM とも別途で一緒にやれる方向を模索していただいている。 こうしたことから無線協定までは、至っていない。(新 STB に関して、カスタマーサポート対応の苦言)
委員 新しいタブレット付の STB(Smart TV BOX/黒 BOX)は、従来のブルーレイの STB に比べ使い勝手が悪くなった。 機器の性能が上がるにつれ、使い勝手が難しくなったと感じる。そのあたり、使いやすくして いただきたい。 サポート・スタッフの対応の仕方にも苦言を聞いているので、この辺も善処していただきた い。 事業者 さまざまなご迷惑をおかけし、お詫び申し上げる。 不具合の完全解決には至っていないが、バグへの対応を鋭意進めているところである。 一方、白の STB BOX はほとんど、不具合がない状況である。 カスタマー対応も教育を重ね、万全を期して取り組んでいるが、こうしたお声があることは真 摯に受け止め、本社・経営にもフィードバックし、対処したい。 (加入世帯推移、取材の事前告知、取材映像素材の提供、スマホアプリへの提案) 委員 素晴らしい会社や番組作りが着々と実現していると実感する。 逗子市の住民の間では、J:COM グループになったという認知度が低いと感じる。 出来れば、逗子、葉山の地域情報を鎌倉ケーブルエリアでも放送できれば、皆さんに喜ん でいただけるのではないか。 ザービスエリアの加入世帯推移は、数年分でもあれば、エリア拡大の様子が分かったので はないか。 『夕なび』などの中継が入る場合、誤解のないように取材先や内容を事前に周知いただき たい。 市民への取材の際は、映像資料として、取材時の粗編集素材でもご提供いただけると有難 い。 スマホを活用した定点カメラ映像サービスだが、地域の避難場所、総合的な防災情報の掲 示ができれば尚いいと思う。行政データの集積をピックアップして資料活用して欲しい。市 民が必要時にその防災データにアクセスできるようにしたらいい。 事業者 加入世帯の推移について、テレビはここ3、4年、横ばい状況が続いている。一 方でネットの加入は右肩上がりで伸長している。 『夕なび』の取材情報は、曜日毎にテーマを設けており、アンテナを広げながら 2 週間前くら いに情報を伝えたい。 地域のトピックスは、曜日に関係なく、タイムリーに取上げて放送している。引き続き、情報 提供のご協力をお願いしたい。 映像素材の提供依頼については、著作権の問題があり、一概にはお約束できないが、クリ アできれば提供が可能である。 スマホアプリについては、避難場所などの情報搭載できるよう、検討していきたい。 行政の防災データの集積活用は、反映できるよう行政にも提案したい。
(台風時のレポーター実況、「神奈川情熱アスリート」の取材対象) 委員 台風時のレポーター実況に関しては、危険度の問題は別にして、冷静沈着で、状 況説明に徹することが素晴らしかった。NHK も見習うべきと感心した。 『神奈川情熱アスリート』は、オリンピック種目だけを対象としているのか。 事業者 対象は、オリンピック、パラリンピックそれぞれの種目を半々としている。 それ以外の競技も取上げて欲しいとの要望もあり、来年度から予定している。 (緊急時には CATV 局ならではの情報提供を) 委員 加入率は、単年度ではなく過去数年の推移を資料に列挙したほうが、伸び率の変 化が分かるのではないか。 茅ヶ崎市では、独自の防災ラジオ端末が完成し、当初予算 10 百万円をかけて市民に申込 を募ったところ、反響が大きくすぐに一杯になったとのことである。市では、その後、大幅な 補正正予算を組んで、追加提供をしたようである。 機器は、常時電源に差込んであり、FM、AM ラジオが聞こえる。防災適用情報が入ると自動 的に電源が入る。停電時にもライトがついており、持ち運び可能で簡略で利用しやすい作り である。 行政によっては、これを使えないエリアでも、J:COM スマホの情報提供が機能していれば、 住民にとっては、リアルに防災情報に接することが出来て望ましい。 防災に関しては、CATV の特徴を遺憾なく発揮して欲しい。全国放送の鉄道・道路のデータ 放送では時間的にズレがあるので、地域の情報は、地元の CATV 局の映像が利用しやす いのではないか。 「公助・自助・共助」のうち、地域が活動する“共助”の役割が大きいのが CATV 局である。 昨年の審議会の中身と比べて、J:COM が努力されているのが伝わる。一層の質の向上を 期待する。 (交通渋滞情報の発信、地域イベントの特番化推進、人気番組調査) 委員 番組は、これまでで一番内容がいいと感じる。 交通情報は、特に湘南地区の場合、渋滞情報は重要である。是非、渋滞情報は取上げて いただきたい。 『浜降祭』などの特番には、知らない情報を出していただく有難さがある。地元のイベントを 番組で押し出すことは、重要である。 『高校生議会』では、これからの若者の生の声を違った角度で聞くことができて良かった。 また、人気番組のデータがあれば、お聞かせいただきたい。 事業者 次回、人気番組の調査結果をご説明したい。先日、調査会社による番組視聴調 査を実施した。その途中経過によると、地域情報の『夕なび』が最も多く視聴されている。広 報番組では、藤沢市の番組が 1 日 4 回放送していることもあり、リーチする率が高かった。 イベント系では、『浜降祭』『藤沢市民マラソン』など地域の主要イベントが支持されている。 (多様なスポーツ中継化、IT 弱者対策)
委員 スポーツ中継は、高校野球だけでなく、時代の流行に敏感であることと、あらゆるス ポーツにアンテナを張り情報収集したうえで取材を希望する。文化面も同様である。 三浦市には、J:COM に加入したいのにケーブルが敷かれていない地域がある。人口が少 ないから提供出来ないというのは不平等でもあるし、加入率とは別の側面でご考慮いただ きたい。 「2025 年と 2045 年問題」がある。「2025 年問題」とは、65 歳以上の人口が 4 人に1人となる ことであり、「2045 年問題」は、コンピューターの能力が人間を超えるだろうと言われている。 30 年後はもっと高度で便利なものが溢れてくると思われるが、J:COM にはアナログな世界 も考えていただきたい。時代に追いついていけない人のことも、会社として頭の隅でも考え ていただければ幸いである。 事業者 放送で取上げるスポーツについては、J:COM だけでなく、神奈川県下 CATV 局 の社長と話し合いを続けている。 静岡のある CATV 局では、高校中心に剣道、柔道はじめ、あらゆるスポーツ競技の準決勝 以上の試合を徹底して中継している。 1 社では、予算的にも難しいが、各社が束になったら協力しあって実現可能である。一気に は出来ないが、前向きに取り組みをしたい。 競合先の NTT と比べて、CATV 会社は、地域性と小回りが武器である。 メジャースポーツだけでなく、スポットが当たらない競技にも、対応できるのがコミュニティチ ャンネル(CATV)である。 (小学生スポーツの放送化、地域ニュースの定着) 委員 『浜降祭』『高校野球大会』『湘南国際マラソン』はじめ生中継が多くなり、番組の質 が良くなった印象がある。 スポーツ中継は、高校野球だけでなく、小学生のスポーツ大会も取上げていただきたい。 小学生のスポーツは皆で応援でき、子供だけでなく、家族で喜んでもらえる。 茅ヶ崎の「高南一周駅伝」では小学生が参加するようになって、沿道で応援するご父兄はじ め観客が増えた。皆さんが小学生を応援していることを実感する。 NHK なら何時にニュースを視る為にチャンネルを合わせるという習慣があるが、J:COM でも 地域ニュースやスポーツニュースがあったらいい。時間に合わせて、チャンネルを視聴する 習慣づけになる。 また、『浜降祭』特番で CM を出したところ、反響があったが、出稿するには、どうしたらいい か。企業としても興味があるのでは。 事業者 ご指摘の通り、小学生のスポーツ中継は、サッカー、野球大会以外にも剣道など も盛んであり、放送拡大を検討していきたい。 ニュース番組化は、『夕なび』の本放送(18:00~)、再放送(23:00~)をより定着を図ってま いりたい。旧 JCN グループの鎌倉エリアでもデイリーニュースが放送されているが、これを 湘南地域に広域化することが来年のテーマである。 『浜降祭』はここ 3 年、10ch にて全国で生放送されている。CM 出稿については、クライアン トの意向により、放送エリアを絞ることも可能である。
(一般視聴者のモニター制度) 委員 一般視聴者によるモニター制度はあるのか。多くの視聴者の声を聞く術があっても いいと感じている。 事業者 モニター制度ではなく、視聴状況調査を実施している。番組を視聴いただける環 境がある対象者に定性的な意見を伺っている。 閉 会 以上