平成26年度伊勢志摩国立公園近畿自然歩道協働管理運営推進業務 仕様書 1.業務の目的 環境省は、自然公園の利用者が沿線の自然や歴史、文化とふれあうための 施設として、各地で長距離自然歩道の整備を進めている。 平成 23 年度に伊勢志摩国立公園近畿自然歩道等整備基本計画を策定し、 「伊勢志摩を歩く 240km ~Border to Border~」をテーマに公園内の自然、 歴史、文化を訪ね、地域の人々と交流できる自然歩道の整備を進めている。 自然歩道が歩ける状態か、施設の破損等がないかといった日常の維持管理 は、地元の人たちの目が行き届いている必要がある。また、利用者が地元の 人たちや地域の文化に触れるためには、立ち寄るポイントが明確になってい て、受入れ側の準備も整っている必要がある。自然歩道が地元の人たちに支 えられ、利用者も満足して通行でき、地元にもメリットが生まれるようにす るため、環境省と地元が協働して管理する体制を作ることが本業務の目的で ある。 2.業務の内容 近畿自然歩道(志摩市安乗~片田19.8km、志摩市片田~御座9.5 km)を対象に以下の業務を行う。 (1)業務計画の立案・作成 中部地方環境事務所(志摩自然保護官事務所含む。以下同じ。)担当官と調 整の上、業務の実施体制(配置する人員等)、内容、スケジュールを含む業務 計画を作成する。業務計画を変更しようとする場合には、速やかに中部地方環 境事務所の承認を受けること。本業務を指揮する業務実施責任者を配置し、本 業務終了まで変更しないこと。 下記(2)~(6)の実施方法等の詳細については中部地方環境事務所担当 官と調整を行うこと。なお、業務の実施にあたり、以下の資料を中部地方環境 事務所から貸与する。その他必要な資料があれば随時貸与する。 ・伊勢志摩国立公園近畿自然歩道等整備基本計画書(平成 24 年 3 月) ・平成 25 年度伊勢志摩国立公園近畿自然歩道協働管理運営推進業務報告書 (平成 26 年3月) (2)近畿自然歩道協働管理方針の作成 以下の内容を含む管理方針を関係者会議で合意を図り作成する。 ・自然歩道の日常点検、巡視の態勢(トレイルサポーターをどのように組織す るか)、緊急時の連絡ルート等 ・自然歩道を利用する人たちの立ち寄りスポットを選定し、地域の人たちが管 理に加わることのメリットが生じるような案内・広報
・環境省、三重県、志摩市、立ち寄りスポットの関係者などの間の役割・費用 分担 (3)近畿自然歩道協働管理推進関係者会議の設置・開催 管理方針を検討する会議を志摩市内で3回程度実施する(出席者は志摩市内 の関係者15名程度を想定)。 資料の印刷及び会議当日の司会進行を行い、写真、レコーダーなどにより記 録し、議事録を作成する。旅費は請負者が負担する。旅費は「国家公務員等の 旅費に関する法律」に準じて支給する。 (4)近畿自然歩道のPR業務 業務対象区間約 30km の魅力を利用者に伝えるため、周辺の歴史・風習・立 ち寄り処などを実際に歩きながら、ソーシャルネットワークサービスに書き込 む方法で、近畿自然歩道のPRを行う。 1日につき5km 程度をゆっくり歩き、魅力を掘り下げる。また、宿泊しな がらの形態をとり、宿泊先での魅力も伝える。 (5)マップの作成 上記(3)の会議の結果を踏まえ、鉄道の駅などの出発地点、立ち寄りスポ ット等で配布するマップを作成し、安乗~片田編、片田~御座編各 500 部、計 1,000 部を印刷物として納品する。マップは、近畿自然歩道の他の区間でも共 通の意匠として作成可能なようにする。ベース図は 1/25,000 程度の縮尺とし、 他の歩道マップなどを参考に詳細については中部地方環境事務所担当官と協 議し作成する。電子データはイラストレーター形式(CS4)で保存、納品す ること。 規格(想定):A3サイズ経本3つ折り、両面カラー、上質コート紙 (6)打合せ協議 原則として、次の時期に発注者と打合せを行う。 ○ 業務着手時 主任技師又は技師A相当若しくは同等以上の能力を有する者が出席す る。 ○ 中間打合せ(5回) 上記(3)近畿自然歩道協働管理推進連絡会議の開催回ごとに各1回。 上記(4)PR業務の企画のために2回程度。 技師A相当若しくは同等以上の能力を有する者が出席する。
○ 成果品納入時 主任技師、及び技師A相当若しくは同等以上の能力を有する者が出席す る。 (7)業務報告書の作成 上記(2)及び(6)の成果を取りまとめ、業務報告書を作成する。取りま とめの詳細については、中部地方環境事務所担当官と調整する。 3.業務履行期限 契約締結の日~平成 27 年3月 20 日(金) 4.成果物 紙媒体:報告書 25部(A4版100頁程度くるみ製本) 電子媒体:報告書の電子データを収納した電子媒体(DVD-R)2式 報告書等(業務上発生するパンフレット・冊子等の印刷物を含む。)及びそ の電子データの仕様及び記載事項は、別添によること。 提出場所 中部地方環境事務所 国立公園・保全整備課 請負者は、業務開始後速やかに業務実施計画書を提出すること。 5.著作権等の扱い (1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所 有権(以下「著作権等」という。)は、環境省が保有するものとする。 (2)請負者は自ら制作・作成した著作物に対し、いかなる場合も著作者人格 権を行使しないものとする。 (3)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物等(以下、「既 存著作物」という。)の著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとす る。 (4)納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合には、請負者が当該既 存著作物の使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続 を行うものとする。 6.情報セキュリティの確保 請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。 (1)請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策 とその実施方法及び管理体制について環境省担当官に書面で提出するこ と。 (2)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情
報の機密性の格付けに応じて適切に取り扱うための措置を講ずること。 また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当 官からの指示に応じて適切に取り扱うこと。 (3)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリテ ィ対策の履行が不十分と見なされるとき又は請負者において請負業務に係 る情報セキュリティ事故が発生したときは、必要に応じて環境省担当官の 行う情報セキュリティ対策に関する監査を受け入れること。 (4)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により 不要になった場合には、確実に返却し又は廃棄すること。 また、請負業務において請負者が作成した情報についても、環境省担当 官からの指示に応じて適切に廃棄すること。 (5)情報システムを構築・改良する業務にあっては、請負者は、環境省情報 セキュリティポリシーに準拠したシステムを構築すること。 (6)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対 策を報告すること。 (参考)環境省情報セキュリティポリシー http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf 7.その他 (1)請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生 じたとき、あるいは本仕様書に記載のない細部については、環境省担当官 と速やかに協議しその指示に従うこと。 (2)会議運営を含む業務 会議運営を含む業務にあっては、「環境物品等の調達の推進に関する基 本方針」(平成 26 年 2 月 4 日閣議決定。以下「基本方針」という。)の「会 議運営」の判断の基準を満たすこと。
(別添) 1.報告書等の仕様及び記載事項 報告書等の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 26 年 2 月 4 日閣議決定。以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を 満たすこと。 なお、「資材確認票」(基本方針 190 頁、表3参照)及び「オフセット印刷 又はデジタル印刷の工程における環境配慮チェックリスト」(基本方針 191 頁、 表4参照)を提出するとともに、印刷物にリサイクル適性を表示する必要があ る場合は、以下の表示例を参考に、裏表紙等に表示すること。 リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判 断の基準にしたがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]の みを用いて作製しています。 なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本 方針(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html) を参考に適切な表示を行うこと。 2.電子データの仕様 (1)Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。 (2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。 ・文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(2011 以下)、又は Microsoft 社 Word(ファイル形式は Word2010 以下)
・計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以 下) ・画像;BMP 形式又は JPEG 形式 ・図面:描画ソフト Adobe 社 Illustrator(ファイル形式は CS4) (3)(2)に よ る 成 果 物 に加 え 、「PDF ファイル形式」による成果物を作 成すること。 (4)以上の成果物の格納媒体は DVD-R 等とする。事業年度及び事業名称等を 収納ケース及び DVD-R 等に必ずラベルにより付記すること。 (5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこ と。 3.その他 成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は 無償で速やかに必要な措置を講ずること。