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調査方法等 実施機関 国立青少年教育振興機構 BuzzHunter( 委託 ) 青少年研究センター 青少年活動振興院 調査期間 10~11 月 9~11 月 10~11 月 11 月 学校数 調査方法 集団質問紙法 有効回答数 1,850 1,560 2,518 1,833

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◆日本の高校生の主な特徴 ( )内のページ数は、本概要の掲載ページである。 〇 体験活動 「家族や親族のお墓参りをしたこと」「野菜や果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと」が あると回答した割合は高いが、「弱い者いじめやケンカをやめさせたり、注意したこと」、「体の不自 由な人、お年寄りなどの手助けをしたこと」と回答した割合は他の3か国と比べて最も低い。(P1~2) 〇 勉強の目的 「将来、希望する仕事に就くため」「社会の役に立つ人間になるため」という回答が他の3か国に 比べて高い。将来希望する学校段階については、「四年制大学まで」と回答した割合が高く、「大学院 まで」と回答した割合が他の3か国に比べて最も低い。(P5~6) 〇 親子関係 「親の期待にプレッシャーを感じる」「親を尊敬している」「どんなことをしてでも自分で親の世話 をしたい」という回答が他の3か国に比べて最も低い。(P7~8) 〇 人生の目標 「自分が幸せと感じること」と回答した割合は、他の3か国と同様に高い。「お金持ちになること」 「高い社会的地位につくこと」と回答した割合は、他の3か国に比べて少ない。(P9) 〇 社会や国に対する考え方 満足度は他の3か国に比べて最も高い。「いまの社会は貧富の差が大きい」と回答した割合は他の 3か国に比べて最も低い。一方、「国の発展は私個人の発展とつながっている」「国のために尽くすこ とは大切だ」と考えている者の割合は他の3か国に比べて最も低い。(P10) 〇 自分について(自己肯定感等) 「人並みの能力がある」「体力に自信がある」「勉強が得意な方だ」といったことに肯定する割合は 低い。また、「自分はダメな人間だと思うことがある」といった項目への肯定する割合は高い。(P11) 〇 体験活動と自己肯定感 4か国とも自然体験の豊富な者は、正義感・思いやりに基づく行動が多く、自尊感情などの意識が強 い傾向が見受けられる。また、弱い者いじめなどを注意したり、お年寄りなどの手助けをしたりするな ど、正義感・思いやりのある行動を多くした者は、自尊感情が強い傾向が見受けられる。(P12~14)

高校生の生活と意識に関する調査報告書〔概要〕

—日本・米国・中国・韓国の比較—

平成 27 年8月 28 日 【問い合わせ先】 国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センター 〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町 3-1 TEL:03-6407-7740、7742 FAX:03-6407-7689 Email kenkyu-soumu@niye.go.jp

報告書掲載ホームページ http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/98/ このたび、国立青少年教育振興機構では、平成 26 年度に高校生を対象として実施した標記の国際比較調査に ついて、その結果を取りまとめたので報告する。

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◆調査方法等

日本 米国 中国 韓国 実施機関 国立青少年教育振 興機構 BuzzHunter(委託) 中国青少年研究セ ンター 韓国青少年活動振 興院 調査期間 2014 年 10~11 月 2014 年 9~11 月 2014 年 10~11 月 2014 年 11 月 学校数 17 19 24 58 調査方法 集団質問紙法 有効回答数 1,850 1,560 2,518 1,833 回収率 92.2% 82.1% 99.7% 99.8%

◆調査結果の概要

Ⅰ 高校生の生活と意識の現状

1 体験活動⇒報告書P3~ この1年間に、「家事を手伝ったこと」が「ある」(「何度もある」と「少しある」 の合計、以下同様)と回答した者の割合は、4か国とも9割を超えている。「野菜や 果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと」が「ある」と回答した者の割合は、 日本 40.1%、米国 29.0%、中国 45.2%、韓国 26.6%となっている。 日本の高校生は、「家族や親族のお墓参りをしたこと」が「ある」と回答した者の 割合が4割を超え、他の3か国と比べて高い。一方、キャンプなどのアウトドア活動 をしたことが「ほとんどない」と回答した者が5割となっている。 また、「弱い者いじめやケンカをやめさせたり、注意したこと」、「体の不自由な人、 お年寄りなどの手助けをしたこと」といった体験も、日本は4か国中最も少ない。 「家事を手伝ったこと」は、各国とも9割を超えていて多い。日本の高校生 は、「家族や親族のお墓参りしたこと」が4か国中最も多く、「野菜や果実の栽 培や収穫などの農作業を体験したこと」といった体験も比較的多い。しかし、 「体の不自由な人、お年寄りなどの手助けをしたこと」「弱い者いじめやケンカ をやめさせたり、注意したこと」といった体験は米中韓に比べて少ない。 11

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2 図1 体験活動(「何度もある」「少しある」と回答した者の割合) 91.7 77.0 53.5 52.8 51.1 47.1 40.1 27.2 95.6 46.6 78.7 73.0 37.5 62.8 29.0 63.2 95.0 71.3 78.8 50.5 62.5 70.7 45.2 54.2 94.2 62.2 60.8 34.2 52.9 46.0 26.6 50.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 家事を手伝ったこと 家族や親族のお墓参りをしたこと 体の不自由な人、お年寄りなどの手助けをしたこと 虫を捕ったりペットを育てたりしたこと 道路や公園などに捨てられているゴミを拾ったりしたこと キャンプ、山登りやハイキングなどアウトドア活動をしたこと 野菜や果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと 弱い者いじめやケンカをやめさせたり、注意したこと 日本 米国 中国 韓国 2 3 2 3

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3 2 インターネットの利用について⇒報告書P8~ 1日にインターネットを「4時間以上利用している」という者の割合は、米国 32.6%、 日本 12.2%、中国 10.8%、韓国 7.7%である。 インターネット上だけのつきあいで、実際に会ったことがない友達が「50 人以上」 と回答した者の割合は、米国が2割を超え、日本と中国が 1 割強、韓国が1割に満た ない。 利用機能では4か国の差がなく、ともに「LINE などの SNS」と「音楽を聴く」が多 い。 「私はインターネットから離れられない」と回答した者は、日米中とも3割台であ る。また、日本、米国、中国の7割、韓国の5割は、「インターネット上で友達とい ろいろなものを共有できて楽しい」と回答している。また、「インターネット上での つきあいは危険やトラブルに巻き込まれる可能性がある」と回答した者は、日本が4 か国中最も多く、「インターネット上では、自分の言いたいことを何でも言ってよい と思う」の割合は、日本が4か国中最も低い。 図 3 インターネット上だけのつきあいで、実際に会ったことのない友達の数 4.2 17.5 5.0 2.4 8.0 15.1 5.8 5.3 29.7 30.8 16.8 21.5 33.1 20.7 29.5 32.1 20.4 10.6 25.8 27.8 4.4 4.7 16.6 10.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本 米国 中国 韓国 6時間以上 4~6時間未満 2~4時間未満 1~2時間未満 1時間未満 ほとんど使わない 図2 平日、一日インターネットを利用する時間 *無回答があるため、合計は100%にならない 44.5 27.0 45.5 63.2 19.2 21.5 23.3 18.4 9.9 12.0 8.4 6.2 14.8 16.9 9.3 6.9 3.7 8.2 4.1 2.0 7.6 13.1 8.2 3.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本 米国 中国 韓国 いない 1~4人 5~9人 10~49人 50~99人 100人以上 インターネットの利用時間もネット上だけの友人数も、米国が一番多い。米国と 日本の高校生の大多数はネットの「楽しさ」と「危険性」をともに認識している。 2 3 2 3

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4 図4 インターネットで主にしていること(上位4項目) 図5 インターネットの利用について(「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した者の割合) 82.9 55.8 50.5 35.6 68.0 60.6 49.2 22.0 72.7 47.9 37.8 30.6 65.0 50.2 32.2 45.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% LINEやTwitter、facebookなどのSNSを 利用すること 音楽を聴く 動画を見ること ゲームをすること 日本 米国 中国 韓国 90.4 73.8 36.9 20.5 15.2 7.9 86.7 72.5 39.1 18.5 38.6 9.5 56.6 74.2 33.5 28.7 31.9 13.8 58.9 54.9 18.6 11.1 44.4 11.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% インターネット上でのつきあいは危険やトラブルに巻き込まれる 可能性がある インターネット上で友達といろいろなものを共有できて楽しい 私はインターネットから離れられない インターネット上の自分と現実の自分は違う インターネット上では、自分の言いたいことを何でも言ってよいと 思う インターネット上の書き込みは信用できると思う 日本 米国 中国 韓国 4 5 音楽を聴く 動画を見ること ゲームをすること LINEやTwitter、facebookなどのSNSを 利用すること インターネット上でのつきあいは危険やトラブルに巻き込まれる 可能性がある インターネット上では、自分の言いたいことを何でも言ってよいと 思う インターネット上で友達といろいろなものを共有できて楽しい 私はインターネットから離れられない インターネット上の自分と現実の自分は違う インターネット上の書き込みは信用できると思う

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5 3 勉強について ⇒報告書P13~ 「勉強が大切だ」と考えている者の割合は4か国とも9割前後となっている。 勉強の目的は4か国とも、「将来、希望する仕事に就くため」「大学進学のため」が 上位となる。中でも、日本は「将来、希望する仕事に就くため」が6割を超えて、最 も高く、「社会の役に立つ人間になるため」と回答した者の割合も 26.5%と、4か国 の中では最も高い。 将来、希望する学校段階では、「四年制大学まで」と回答した者の割合が、日本と 韓国は5割、米国と中国は4割弱となっている。「大学院まで」(修士と博士)と回答 した者が、米国と中国の 36%に対し、日本は 4.9%と、4か国中最も低い。 41.7 58.8 32.4 28.7 51.0 35.1 59.1 56.7 5.0 3.4 6.5 12.1 1.2 1.6 1.8 2.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本 米国 中国 韓国 図6 勉強が大事だと思うか とてもそう思う まあそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 勉強の目的は4か国とも、「将来、希望する仕事に就くため」「大学進学のため」 という回答が多い。日本の高校生は「将来、希望する仕事に就くため」「社会の役 に立つ人間になるため」と回答した者が他の3か国に比べて多い。 将来、希望する学校段階では、日本の高校生は「四年制大学まで」と回答した者 が、他の3か国に比べて多く、「大学院修士まで」及び「大学院博士まで」と回答 した者は、他国と比べて少ない。 4 5 4 5

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6 62.1 44.0 26.5 20.3 16.2 4.9 1.7 0.6 3.3 6.2 40.8 41.9 16.9 28.3 15.4 11.5 3.1 3.5 16.6 3.0 45.9 36.5 21.4 27.9 26.8 17.5 9.1 1.0 2.5 4.2 53.1 45.0 14.2 27.3 31.2 10.7 4.9 0.3 8.6 1.3 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 将来、希望する仕事に就くため 大学進学のため 社会の役に立つ人間になるため 自分の人間性を高めるため 将来、より多くの収入を得るため 親の期待を叶えるため 人に尊敬されるため 先生に好かれるため その他 わからない 図7 勉強の目的(2つまで) 日本 米国 中国 韓国 13.2 10.3 2.8 51.9 3.7 1.2 5.0 11.5 4.8 3.8 9.7 37.6 21.6 14.3 0.6 6.7 3.0 7.3 37.6 21.6 14.2 4.0 11.2 6.5 3.3 8.9 50.2 7.3 5.2 8.0 10.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 高校まで 専門・専修学校まで 短大・高専まで 四年制大学まで 大学院修士まで 大学院博士まで 学歴にはこだわらない まだ考えていない 日本 米国 中国 韓国 図8 将来、どの程度の教育を受けたいか 6 7 6 7

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7 4 親子関係 ⇒報告書P20~ 「家族との関係が良好である」と回答した者の割合(「とてもそう思う」+「まあそ う思う」)は、4か国とも9割前後と高い。しかし、「親(保護者)を尊敬している」 との問に対し、「とてもそう思う」と回答した者は、米国 70.9%、中国 59.7%、韓国 44.6%であるのに対し、日本は 37.1%と少ない。 また、「親の期待にプレッシャーを感じる」と回答した者(「とてもそう思う」と「ま あそう思う」)が、米国と中国は6割を超えているが、日本は3割となっている。 親の老後の世話について、「どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい」とい う割合は、中国が9割と、最も高い。米国と韓国は5割台であり、日本は4割を切っ ている。 40.2 54.4 60.6 45.0 49.3 32.6 35.0 46.5 8.6 8.2 3.5 7.1 1.8 3.7 0.8 1.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本 米国 中国 韓国 とてもそう思う まあそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 図9 家族との関係が良好である *無回答があるため、合計は100%にならない。以下同様。 37.1 70.9 59.7 44.6 45.8 21.3 36.1 43.0 13.2 4.7 2.9 10.4 3.7 1.9 0.5 2.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本 米国 中国 韓国 とてもそう思う まあそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 図10 親(保護者)を尊敬している 家族との関係では、各国とも「家族との関係が良好である」と回答した者の割合 (「とてもそう思う」+「まあそう思う」)が、9割前後と高いが、日本の高校生は、 「親を尊敬している」「将来、どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい」と 回答した者の割合が他の3か国と比べて低い。 6 7 6 7

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8 8.4 28.5 22.0 14.0 21.1 33.5 41.6 38.2 41.8 21.8 28.2 35.6 28.6 15.1 7.3 12.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本 米国 中国 韓国 とてもそう思う まあそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 図11 親の期待にプレッシャーを感じる 37.9 21.3 3.7 31.5 5.1 51.9 19.3 2.7 17.2 8.1 87.7 6.3 0.4 2.9 1.7 57.2 7.3 26.5 7.7 1.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい 経済的な支援をするが、世話は家族や他人に頼みたい 親自身の力にまかせる わからない その他 日本 米国 中国 韓国 図12 親が高齢となり、あなたが世話をすることになった場合、どのようにしますか 8 9 8 9

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9 5 人生目標 ⇒報告書P27~ 人生目標について、「自分が幸せと感じること」「円満な家庭を築くこと」が、4か 国とも多く挙げられている。日本は「自分が幸せと感じること」「円満な家庭を築く こと」「のんびりと気楽に暮らすこと」「周囲から認められること」「お金持ちになる こと」「高い社会的地位につくこと」といった項目に対して、「とてもそう思う」と回 答した者の割合が4か国中最も低い。 図 13 人生目標(「とてもそう思う」と回答した者の割合) 74.3 59.6 50.7 47.3 41.5 36.4 31.9 20.4 12.3 89.4 78.1 59.2 86.5 33.8 42.7 56.0 51.3 26.2 74.5 71.2 53.1 57.7 41.5 52.7 31.5 38.0 23.3 77.5 68.0 56.6 70.5 38.6 41.3 42.7 35.8 20.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自分が幸せと感じること 円満な家庭を築くこと のんびりと気楽に暮らすこと 自分の趣味を生かす暮らしをすること たくさんの友達をもつこと 周囲から認められること 社会のために役立つ生き方をすること お金持ちになること 高い社会的地位につくこと 日本 米国 中国 韓国 人生の目標では、4か国とも「自分が幸せと感じること」と「円満な家庭を築 くこと」と回答した者の割合が高い。日本の高校生は「お金持ちになること」「高 い社会的地位につくこと」と回答した割合が、4か国の中で最も低い。 8 9 8 9

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10 6 社会や国に対する考え方 ⇒報告書P30~ 図 14 社会や国に対する考え方(「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した者の割合) 91.5 75.0 73.1 68.1 66.6 58.7 55.2 50.6 43.0 31.8 31.3 81.9 81.4 67.0 86.1 79.1 48.2 73.4 67.3 48.7 49.8 27.5 81.9 93.4 87.7 61.6 94.4 43.9 83.5 58.1 76.8 88.2 55.3 54.8 92.7 41.1 85.5 95.6 91.5 71.5 63.5 47.5 33.1 11.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自国で暮らすことに満足している いまの社会は貧富の差が大きい 自分の国に誇りをもっている 努力しても必ずしも報われない 自国は競争が激しい社会である お金があれば望みはかなう 国のために尽くすことは大切だ 外国の生活に憧れている 国の発展は私個人の発展とつながっている 自国の未来は明るい いまの社会は公正だ 日本 米国 中国 韓国 日本の高校生は、「自国で暮らすことに満足している」と回答した者の割合が9割 を超え、4か国中最も高い。「いまの社会は貧富の差が大きい」「自国は競争が激し い社会である」という設問に対して、「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答し た者の割合が4か国中最も低い。 一方、「国の発展は私個人の発展とつながっている」「国のために尽くすことは大 切だ」と考えている者の割合も、日本が4か国の中で最も低い。 10 11 10 11

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11 7 自分について ⇒報告書P33~ 図 15 自己評価(「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した者の割合) 55.7 43.5 23.4 67.8 57.3 71.0 63.7 72.5 88.5 76.9 65.6 83.9 80.9 63.0 47.0 45.1 90.6 76.1 65.1 80.7 75.4 48.3 58.3 56.4 67.8 52.6 31.6 82.6 58.9 78.0 73.4 35.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 私は人並みの能力がある 私は、体力には自信がある 私は、勉強が得意な方だ 自分の希望はいつか叶うと思う 私は将来に対し、はっきりした目標をもっている 私は将来に不安を感じている 周りの人の意見に影響されるほうだ 自分はダメな人間だと思うことがある 日本 米国 中国 韓国 「私は人並みの能力がある」「自分の希望はいつか叶うと思う」「私は将来に対し、 はっきりした目標をもっている」という設問に対して、「そう思う」「まあそう思う」 と回答した者の割合は各国とも5割を超えるが、日本の高校生は他の3か国と比べ て少ない。また、「自分はダメな人間だと思うことがある」と回答した者の割合は、 日本が 7 割を超え、4か国中最も高い。 10 11 10 11

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12 8 体験活動と自己肯定感の関係 ⇒報告書P40~ 図 16 自然体験と正義感・思いやりに基づく行動の関係 図 17 自然体験と自尊感情の関係 図 18 自然体験と自主自立意識の関係 2.4 5.0 9.0 29.1 22.5 31.7 41.6 41.7 24.3 24.5 22.2 17.5 50.8 38.8 27.2 11.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% (n=3342) (n=1667) (n=2100) (n=588) 2.5~3.0点 2.0~2.5点未満 1.5~2.0点未満 1.0~1.5点未満 多 い ← 自 然 体 験→ 少 な い 多い ← 正義感・思いやりのある行動 → 少ない (4か国全体) 13.1 19.2 25.5 38.9 27.1 28.7 33.4 29.7 45.9 40.3 33.5 25.0 10.5 9.0 6.2 4.7 3.3 2.8 1.3 1.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% (n=3327) (n=1655) (n=2084) (n=579) 3.4~4.0点 2.8~3.4点未満 2.2~2.8点未満 1.6~2.2点未満 1.0~1.6点未満 多 い ← 自 然 体 験→ 少 な い 強い ← 自尊感情 → 弱い (4か国全体) 29.0 35.4 40.1 51.0 44.5 40.7 41.8 35.9 22.1 20.8 15.4 10.0 3.9 2.6 2.5 2.2 0.6 0.5 0.2 0.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% (n=3317) (n=1665) (n=2079) (n=580) 3.4~4.0 2.8点~3.4点未満 2.2~2.8点未満 1.6~2.2点未満 1点~1.6点未満 多 い ← 自 然 体 験 少 な い 強い ← 自主自立意識 → 弱い(4か国全体) 結果 1 自然体験の豊富な者は、正義感・思いやりに基づく行動が多く、自尊感情 や自主自立の意識が強い傾向が見受けられる。 12 13 12 13

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13 図 19 正義感・思いやりのある行動の多寡と自尊感情の関係 図 20 正義感・思いやりのある行動の多寡と自主自立意識の関係 11.6 17.4 25.0 49.0 23.6 31.6 35.3 29.3 46.4 42.6 33.9 18.4 14.0 6.6 4.4 2.9 4.4 1.8 1.4 0.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% (n=2969) (n=1771) (n=2377) (n=516) 3.4~4.0点 2.8~3.4点未満 2.2~2.8点未満 1.6~2.2点未満 1.0~1.6点未満 多 ← 正 義 感 ・ 思 い や り の あ る 行 動→ 少 強い ← 自尊感情 → 弱い (4か国全体) 23.9 35.8 42.0 63.8 43.0 44.5 43.0 29.4 26.4 17.8 13.7 5.6 5.7 1.7 1.2 0.6 1.0 0.2 0.1 0.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% (n=2956) (n=1775) (n=2380) (n=520) 3.4~4.0点 2.8~3.4点未満 2.2~2.8点未満 1.6~2.2点未満 1.0~1.6点未満 多 正 義 感 ・ 思 い や り の あ る 行 動→ 少 強い ← 自主自立意識 → 弱い (4カ国全体) 結果2 弱い者いじめなどを注意したり、お年寄りなどの手助けをしたり、道路や 公園のゴミを拾ったりするなど、正義感・思いやりのある行動を多くした 者は、自尊感情が強く、自主自立の意識が強い傾向が見受けられる。 12 13 12 13

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14 「自然体験」項目: 問4の b. 野菜や果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと c. 虫を捕ったりペットを育てたりしたこと a. キャンプ、山登りやハイキングなどアウトドア活動をしたこと 「正義感・思いやりがある」項目: 問4の e.弱い者いじめやケンカをやめさせたり、注意したこと f. 体の不自由な人、お年寄りなどの手助けをしたこと d.道路や公園などに捨てられているゴミを拾ったりしたこと 「自尊感情」項目: 問5の b. 私は、体力には自信がある a. 私には友だちがたくさんいる d. 私は人並みの能力がある c. 私は、勉強が得意な方だ 「自主自立」項目: 問5の m. 私は将来に対し、はっきりした目標をもっている n. 自分の希望はいつか叶うと思う l. きまりやルールをきちんと守るほうだ k. 自分のことは、できるだけ自分でするようにしている j. 他人に負けないように頑張る方だ 14 15 14 15

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Ⅱ 経年比較にみる高校生の生活と意識 ⇒報告書P49~

今回の調査結果を財団法人日本青少年研究所が過去に行った調査の結果と比較し てみる。 1 将来、受けたい教育の水準 将来、受けたい教育の水準は、「四年制大学まで」の割合が、日本の普通科高校生 は、2005 年 53.0%、2011 年 63.4%、2014 年 67.3%と、年々高くなっている。一方、 「大学院まで」(修士と博士の合計)という回答は、少なくなっている。 *2011 年:「高校生の生活意識と留学に関する調査」、2005 年:「高校生の友人関係と生活意識に関する調査」 67.3 63.4 53.0 38.1 26.9 27.4 36.1 32.8 29.3 58.8 53.6 58.9 6.9 12.1 9.0 36.8 47.1 46.5 44.2 47.6 51.3 15.3 23.7 17.0 3.3 5.1 7.3 14.7 0.6 0.5 3.5 5.9 3.6 6.2 5.5 9.2 10.7 11.0 10.9 0.5 8.6 19.3 12.6 10.9 10.9 8.8 11.9 7.6 0% 50% 100% 2014年 2011年 2005年 2014年 2011年 2005年 2014年 2011年 2005年 2014年 2011年 2005年 日本 米国 中国 韓国 四年制大学まで 大学院(修士+博士)まで 学歴にはこだわらない まだ考えていない 図21 将来、どのような教育を受けたいか(普通科高校生の経年比較) 日 本 米 国 中 国 韓 国 14 15 14 15

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16 2 親子関係 「親(保護者)を尊敬している」について、「とてもそう思う」の割合が、日本は増 加している。しかし、「どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい」の回答を 10 年前と比較してみると、日本は減少している。 図 22 親(保護者)を尊敬している *2008 年:「中学生・高校生の生活と意識」 37.1 21.2 70.9 64.4 59.7 60.0 44.6 13.7 45.8 50.1 21.3 26.9 36.1 36.4 43.0 66.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2014年 2008年 2014年 2008年 2014年 2008年 2014年 2008年 日本 米国 中国 韓国 とてもそう思う まあそう思う 図 37.9 51.9 87.7 43.1 67.9 84.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 日本 米国 中国 2014年 2004年 図23 どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい *2004年:「高校生の学習意識と日常生活」 韓 国 日 本 米 国 中 国 16 17 16 17

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17 3 人生目標 人生目標について、2006 年以降の調査と比較してみると、日本は、「社会のために 役立つ生き方をする」という目標が増えているが、「高い社会的地位につく」「お金持 ちになる」「円満な家庭を築く」「自分の趣味を生かす暮らしをする」「のんびりと気 楽に暮らすこと」「たくさんの友達をもつこと」といった項目が減少の傾向にある。 図 24 社会のために役立つ生き方をすること(「とてもそう思う」と回答した者の割合) *2011 年:「高校生の生活意識と留学に関する調査」 図 25 高い社会的地位につくこと(「とてもそう思う」と回答した者の割合) *2006 年:「高校生の意欲に関する調査」、2011 年:「高校生の生活意識と留学に関する調査」。以下同様。 31.9 25.1 56.0 54.3 31.5 42.9 42.7 34.1 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 2014年 2011年 2014年 2011年 2014年 2011年 2014年 2011年 日 本 米 国 中 国 韓 国 12.3 20.0 14.1 26.2 33.2 38.2 23.3 34.0 36.2 20.2 34.9 27.3 0% 10% 20% 30% 40% 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 日本 米国 中国 韓国 韓 国 中 国 米 国 日 本 日 本 米 国 中 国 韓 国 16 2 親子関係 「親(保護者)を尊敬している」について、「とてもそう思う」の割合が、日本は増 加している。しかし、「どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい」の回答を 10 年前と比較してみると、日本は減少している。 図 22 親(保護者)を尊敬している *2008 年:「中学生・高校生の生活と意識」 37.1 21.2 70.9 64.4 59.7 60.0 44.6 13.7 45.8 50.1 21.3 26.9 36.1 36.4 43.0 66.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2014年 2008年 2014年 2008年 2014年 2008年 2014年 2008年 日本 米国 中国 韓国 とてもそう思う まあそう思う 図 37.9 51.9 87.7 43.1 67.9 84.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 日本 米国 中国 2014年 2004年 図23 どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい *2004年:「高校生の学習意識と日常生活」 韓 国 日 本 米 国 中 国 16 17 16 2 親子関係 「親(保護者)を尊敬している」について、「とてもそう思う」の割合が、日本は増 加している。しかし、「どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい」の回答を 10 年前と比較してみると、日本は減少している。 図 22 親(保護者)を尊敬している *2008 年:「中学生・高校生の生活と意識」 37.1 21.2 70.9 64.4 59.7 60.0 44.6 13.7 45.8 50.1 21.3 26.9 36.1 36.4 43.0 66.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2014年 2008年 2014年 2008年 2014年 2008年 2014年 2008年 日本 米国 中国 韓国 とてもそう思う まあそう思う 図 37.9 51.9 87.7 43.1 67.9 84.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 日本 米国 中国 2014年 2004年 図23 どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい *2004年:「高校生の学習意識と日常生活」 韓 国 日 本 米 国 中 国 16 17 16 17

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18 図 26 お金持ちになること(「とてもそう思う」と回答した者の割合) 図 27 円満な家族を築くこと(「とてもそう思う」と回答した者の割合) 20.4 31.4 33.7 51.3 43.2 54.4 38.0 50.4 61.7 35.8 51.3 44.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 日 本 米 国 中 国 韓 国 59.6 64.3 67.1 78.1 82.1 82.8 71.2 76.2 77.1 68.0 71.2 59.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 2014年 2011年 2006年 日本 米国 中国 韓国 韓 国 中 国 米 国 日 本 韓 国 中 国 米 国 日 本 18 19 18 19

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19 図 28 自分の趣味を生かす暮らしをすること(「とてもそう思う」と回答した者の割合) 4 自分について 日本は、「自分はダメな人間だと思うことがある」について、「とてもそう思う」と 回答した者の割合が、3年前より 10.5%減少している。 日本は、「私は将来に不安を感じている」については、「とてもそう思う」と回答し た者の割合が、前2回の調査に比べて減少している。 日本は、「現状を変えようとするよりも、そのまま受け入れるほうがよいと思う」 について、「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した者の割合が、2008 年と 2011 年の5割台から大きく減少している。 47.3 58.9 86.5 84.5 57.7 69.9 70.5 74.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2014年 2011年 2014年 2011年 2014年 2011年 2014年 2011年 日本 米国 中国 韓国 25.5 36.0 14.2 19.4 13.2 11.5 5.0 3.7 47.0 47.7 30.9 33.4 43.2 27.7 30.2 28.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 2014年 2011年 2014年 2011年 2014年 2011年 2014年 2011年 日本 米国 中国 韓国 図29 自分はダメな人間だと思うことがある とてもそう思う まあそう思う *2011年:「高校生の生活意識と留学に関する調査」 韓 国 中 国 米 国 日 本 韓 国 中 国 米 国 日 本 18 19 18 19

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20 *2008 年:「中学生・高校生の生活と意識」、2011 年:「高校生の生活意識と留学に関する調査」 *2008 年:「中学生・高校生の生活と意識」、2011 年:「高校生の生活意識と留学に関する調査」 26.7 32.3 32.2 30.1 22.5 27.4 14.3 13.6 16.5 28.8 21.9 27.7 44.3 45.9 45.5 32.9 38.0 33.2 34.0 32.7 41.5 49.2 51.3 51.8 0% 20% 40% 60% 80% 2014年 2011年 2008年 2014年 2011年 2008年 2014年 2011年 2008年 2014年 2011年 2008年 日本 米国 中国 韓国 図30 私は将来に不安を感じている とてもそう思う まあそう思う 6.4 11.4 14.0 13.3 26.3 19.2 11.4 20.6 11.0 5.8 5.6 7.0 29.8 45.3 41.1 29.6 38.3 30.5 26.4 33.9 28.0 34.9 32.0 37.7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 2014年 2011年 2008年 2014年 2011年 2008年 2014年 2011年 2008年 2014年 2011年 2008年 日本 米国 中国 韓国 図31 現状を変えようとするよりも、そのまま受け入れるほうがよいと思う とてもそう思う まあそう思う 韓 国 中 国 米 国 日 本 韓 国 中 国 日 本 米 国 20 20

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